JPS6260205A - 高充てん性、高配向性磁性鉄粉の製造方法 - Google Patents
高充てん性、高配向性磁性鉄粉の製造方法Info
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- JPS6260205A JPS6260205A JP60198645A JP19864585A JPS6260205A JP S6260205 A JPS6260205 A JP S6260205A JP 60198645 A JP60198645 A JP 60198645A JP 19864585 A JP19864585 A JP 19864585A JP S6260205 A JPS6260205 A JP S6260205A
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- Japan
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- magnetic
- iron powder
- slurry
- magnetic iron
- iron oxyhydroxide
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- Manufacture Of Metal Powder And Suspensions Thereof (AREA)
- Hard Magnetic Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、磁気記録用磁性鉄粉のgI造方法に関する。
磁気記録は高密度化が強く指向され、磁性材に対する要
求もこれに対応してますます厳しくなっている。81ビ
デオ用途について概観すると、磁気テープは出力アップ
及びノイズ低減につき改良が続けられており、磁性粉と
しては、高いσSの要求から、従来の酸化鉄系磁性粉と
異なり、高い還元度のいわゆる磁性鉄粉が使用されてい
る。
求もこれに対応してますます厳しくなっている。81ビ
デオ用途について概観すると、磁気テープは出力アップ
及びノイズ低減につき改良が続けられており、磁性粉と
しては、高いσSの要求から、従来の酸化鉄系磁性粉と
異なり、高い還元度のいわゆる磁性鉄粉が使用されてい
る。
磁性鉄粉は、一般に、針状のオキシ水酸化鉄を加熱還元
する方法によってgJl造されているが、加熱還元の際
に出発物質であるオキシ水酸化鉄が形部れしたり焼結し
たりするのを防止するための形状保持成分や最終的に得
られる磁性鉄粉の磁気特性を調整する成分を、オキシ水
酸化鉄の加熱還元の前にオキシ水酸化鉄の表面に被着さ
せる処理を行なうことが、通常行なわれている。
する方法によってgJl造されているが、加熱還元の際
に出発物質であるオキシ水酸化鉄が形部れしたり焼結し
たりするのを防止するための形状保持成分や最終的に得
られる磁性鉄粉の磁気特性を調整する成分を、オキシ水
酸化鉄の加熱還元の前にオキシ水酸化鉄の表面に被着さ
せる処理を行なうことが、通常行なわれている。
被着処理について述べると、形状保持成分としては、P
、Si、Al、B、Cr、Ti、Mn等の酸化物、水酸
化物、硝酸塩、炭酸塩等が用いられており、また、磁気
調整成分としてはNi5Cu、 C0% Zn等の酸化
物、水酸化物、硝酸塩、炭酸塩等が用いられている。こ
れらの化合物なオキシ水酸化鉄の表面に被着させる方法
としては、榴潰磯等の混練機を用いてオキシ水酸化鉄を
含水ペースト状にして前記した被着成分を添加混合する
方法、或いは、オキシ水酸化鉄をスラリー状態として該
スラリーに被着成分の水可溶塩を添加したのち苛性ソー
ダや酸でpHを調節して水可溶性塩を酸化物又は水酸化
物としてオキシ水酸化鉄の表面に沈着させる方法、或い
は、両者を組み介せた方法などが知られている。
、Si、Al、B、Cr、Ti、Mn等の酸化物、水酸
化物、硝酸塩、炭酸塩等が用いられており、また、磁気
調整成分としてはNi5Cu、 C0% Zn等の酸化
物、水酸化物、硝酸塩、炭酸塩等が用いられている。こ
れらの化合物なオキシ水酸化鉄の表面に被着させる方法
としては、榴潰磯等の混練機を用いてオキシ水酸化鉄を
含水ペースト状にして前記した被着成分を添加混合する
方法、或いは、オキシ水酸化鉄をスラリー状態として該
スラリーに被着成分の水可溶塩を添加したのち苛性ソー
ダや酸でpHを調節して水可溶性塩を酸化物又は水酸化
物としてオキシ水酸化鉄の表面に沈着させる方法、或い
は、両者を組み介せた方法などが知られている。
オキシ水酸化鉄もしくは被着処理を施したオキシ水酸化
鉄の加熱還元処理について述べると、オキシ水酸化鉄も
しくは被着処理を施したオキシ水酸化鉄を水素を用いて
300〜500℃で1u接還元しても良いが、水素によ
る還元の前に非週元性雰囲下でオキシ水酸化鉄もしくは
被着処理を施したオキシ水酸化鉄を300〜900 ’
Cで焼成したα−Fe2esを主成分とする酸化物にし
てから水素を用いて300〜500℃で還元する方法が
焼きしまった磁性鉄粉を得やすいために好まし+11゜
磁性鉄粉としでは、テープの出力アップの要請に対応し
で、高い配向性、充てん性を有すること、即ちテープに
した時に高いBr値と高いBr/Bm値をもたらす様な
粉が要求されている。また、テープの低ノイズ化の要請
に対応して、磁性鉄粉の微細化も要求されている。これ
を磁性鉄粉の比表面積で表わすと、現在の市販8+am
?−ブには約50曽”/gの磁性鉄粉が使用されている
が、低ノイズ化の要求から60w2/g前後の微細な磁
性鉄粉が望まれている。また、低ノイズ化のためには、
微細化するだけでは十分でなく、微細化した磁性鉄粉を
高い充てん度でテープの磁性層に充てんせねばならない
。
鉄の加熱還元処理について述べると、オキシ水酸化鉄も
しくは被着処理を施したオキシ水酸化鉄を水素を用いて
300〜500℃で1u接還元しても良いが、水素によ
る還元の前に非週元性雰囲下でオキシ水酸化鉄もしくは
被着処理を施したオキシ水酸化鉄を300〜900 ’
Cで焼成したα−Fe2esを主成分とする酸化物にし
てから水素を用いて300〜500℃で還元する方法が
焼きしまった磁性鉄粉を得やすいために好まし+11゜
磁性鉄粉としでは、テープの出力アップの要請に対応し
で、高い配向性、充てん性を有すること、即ちテープに
した時に高いBr値と高いBr/Bm値をもたらす様な
粉が要求されている。また、テープの低ノイズ化の要請
に対応して、磁性鉄粉の微細化も要求されている。これ
を磁性鉄粉の比表面積で表わすと、現在の市販8+am
?−ブには約50曽”/gの磁性鉄粉が使用されている
が、低ノイズ化の要求から60w2/g前後の微細な磁
性鉄粉が望まれている。また、低ノイズ化のためには、
微細化するだけでは十分でなく、微細化した磁性鉄粉を
高い充てん度でテープの磁性層に充てんせねばならない
。
以上の様に、磁性鉄粉に対する高配向性、商売−ζん性
賦与はテープ性能の向」二にとってbわめて重要な特性
である。
賦与はテープ性能の向」二にとってbわめて重要な特性
である。
3一
本発明者は、磁性鉄粉に高配向性、商売てん性を賦与す
べく鋭意検討して、本発明を完成させた。
べく鋭意検討して、本発明を完成させた。
本発明によれば、洗浄したオキシ水酸化鉄の粒子表面に
磁気調整成分及び/又は形状保持成分な被着させたのち
水素を用いて還元する磁性鉄粉のgi遣方法に於いて、
被摘操作の前段階で、直径0゜1〜2amのクリアラン
スを保ちつつ高速回転する回転板とステータを有する分
散機を用ν1て洗浄したオキシ水酸化鉄のスラリーに機
械的せん断力を加える処理を施すことを特徴とする磁性
鉄粉の製造方法が提供される。
磁気調整成分及び/又は形状保持成分な被着させたのち
水素を用いて還元する磁性鉄粉のgi遣方法に於いて、
被摘操作の前段階で、直径0゜1〜2amのクリアラン
スを保ちつつ高速回転する回転板とステータを有する分
散機を用ν1て洗浄したオキシ水酸化鉄のスラリーに機
械的せん断力を加える処理を施すことを特徴とする磁性
鉄粉の製造方法が提供される。
磁気調整成分としては、Ni%Cu、Co、Znの各々
の元素に対応する酸化物、水酸化物、硝酸塩、炭酸塩の
うちの1種もしくは2種以上を組合せて用いればよく、
形状保持成分としては、P、Si。
の元素に対応する酸化物、水酸化物、硝酸塩、炭酸塩の
うちの1種もしくは2種以上を組合せて用いればよく、
形状保持成分としては、P、Si。
A I SB 、 Cr、 Mn、T iの各々(r)
元素に対応する酸化物、水酸化物、硝酸塩、炭酸塩のう
ちの1種もしくは2種以上を組合せて用V)ればより1
゜本発明で用いる分散機は、基本的には、0.1〜2m
mのクリアランスを保って相対する回転板とステータと
を持ち、この間隙に処理液を通過させる際に高いせん断
力な処理液に加えることができるものである。′ 例えば、表面に凹凸を施した回転板と、この回転板と0
.1〜2mmのクリアランスを保って相対する様に回転
板の凹凸に対応する表面形状を持つ部分を有するステー
タとから成り、回転板を1500〜3600 rpmで
高速回転させるものが有効である。具体的には、特殊機
化工業製のT、に、ホモミックスラインミルが挙げられ
る(これを、タイプIの機械と呼ぶ)。
元素に対応する酸化物、水酸化物、硝酸塩、炭酸塩のう
ちの1種もしくは2種以上を組合せて用V)ればより1
゜本発明で用いる分散機は、基本的には、0.1〜2m
mのクリアランスを保って相対する回転板とステータと
を持ち、この間隙に処理液を通過させる際に高いせん断
力な処理液に加えることができるものである。′ 例えば、表面に凹凸を施した回転板と、この回転板と0
.1〜2mmのクリアランスを保って相対する様に回転
板の凹凸に対応する表面形状を持つ部分を有するステー
タとから成り、回転板を1500〜3600 rpmで
高速回転させるものが有効である。具体的には、特殊機
化工業製のT、に、ホモミックスラインミルが挙げられ
る(これを、タイプIの機械と呼ぶ)。
或いは1500回転以上で高速回転すると攪拌翼により
吸い込んだ液をステータをタービン翼とのクリアランス
が0.1〜2mmになる様に設定した間隙に20〜50
va/ secの大きな線速度で通過させることによ
り高いせん断力を処理液に加えることができるものが有
効である。具体的には、特殊磯化工製の’r 、 K
、ホモミクサーが挙げられる(これを、タイプ■の機械
と呼ぶ)。
吸い込んだ液をステータをタービン翼とのクリアランス
が0.1〜2mmになる様に設定した間隙に20〜50
va/ secの大きな線速度で通過させることによ
り高いせん断力を処理液に加えることができるものが有
効である。具体的には、特殊磯化工製の’r 、 K
、ホモミクサーが挙げられる(これを、タイプ■の機械
と呼ぶ)。
本発明で用いる分散機は、高粘度はどスラリー中のオキ
シ水酸化鉄に+l’l械的せん断力がかかりやすいが、
スラリーの粘度が高くなると、タイプIの81械では、
ポンプによる送液が困難となり、また、タイプIIの機
械では、処理スラリーの偏流による処理ムラや機械の摩
耗が大きくなって問題である。適性粘度はデーサイトの
形状、粒度で多少の相違はあるが、両タイプの機械とも
50〜10ooocp位が良好である。50CP以下で
は、スラリー中のオキシ水酸化鉄に機械的せん断力が十
分満足に伝わらず、本発明の効果を発揮できない。−力
10000CPを越えると、先に述べた様な不都合が生
じる。従って、オキシ水酸化鉄スラリーの粘度は50〜
100OOCP位が適当である。
シ水酸化鉄に+l’l械的せん断力がかかりやすいが、
スラリーの粘度が高くなると、タイプIの81械では、
ポンプによる送液が困難となり、また、タイプIIの機
械では、処理スラリーの偏流による処理ムラや機械の摩
耗が大きくなって問題である。適性粘度はデーサイトの
形状、粒度で多少の相違はあるが、両タイプの機械とも
50〜10ooocp位が良好である。50CP以下で
は、スラリー中のオキシ水酸化鉄に機械的せん断力が十
分満足に伝わらず、本発明の効果を発揮できない。−力
10000CPを越えると、先に述べた様な不都合が生
じる。従って、オキシ水酸化鉄スラリーの粘度は50〜
100OOCP位が適当である。
本発明の方法により磁性鉄粉の充てん性及び配向性が若
しく向上することは、以下の実施例をみる通りである。
しく向上することは、以下の実施例をみる通りである。
以下、実施例にて本発明を貝1体的に説明する。
実施例 1
(1) デーサイト合成
F’eSO4・7 N20 50kgを水10004!
に溶解し、液温を40℃に調整した(これを溶液Iとす
る)、マた、NaOI−145kgを水500Aに溶解
し、液温を35℃に調整した(これを溶液■とする)。
に溶解し、液温を40℃に調整した(これを溶液Iとす
る)、マた、NaOI−145kgを水500Aに溶解
し、液温を35℃に調整した(これを溶液■とする)。
攪拌機付き内容積3M’の反応器に溶液■を仕込み、次
いで溶液■を一括投入し、5分間攪拌混合して中和反応
を完結させた後、12M3/論inの供給速度で空気を
吹込み酸化を行なうことにより、黄褐色のデーサイトが
沈澱粒子として得られた。
いで溶液■を一括投入し、5分間攪拌混合して中和反応
を完結させた後、12M3/論inの供給速度で空気を
吹込み酸化を行なうことにより、黄褐色のデーサイトが
沈澱粒子として得られた。
該デーサイトを水洗、濾過し、濾過ケーキの一部を分取
して分析したところ、該デーサイトは軸比14、比表面
積’15vn”7gの針状粒子であった(該デーサイト
をGIと呼3ζ)。
して分析したところ、該デーサイトは軸比14、比表面
積’15vn”7gの針状粒子であった(該デーサイト
をGIと呼3ζ)。
(2)デーサイトの機械的せん断処理
デーサイ)GIの濾過ケーキに水を添加して型の攪拌部
を有する攪拌部(vf殊機化工業製、T。
を有する攪拌部(vf殊機化工業製、T。
K、オートホモミクサー)でスラリーを均一に攪拌混合
した。該スラリーの粘度をB型回転式粘度計で測定した
ところ、約1000CPであった。また、pHは9.5
であった。
した。該スラリーの粘度をB型回転式粘度計で測定した
ところ、約1000CPであった。また、pHは9.5
であった。
0.1〜2mmm+6のクリアランスを保ちつつ高速回
転する回転板とス、テークを有する分故槻である特殊磯
化工業製T 、 K 、ホモミックスラインミル(MO
DEL S)に、クリアランスを0 、5 mmとし
て且つ回転板を1800rpmで高速回転させながら、
該スラリーを30//分の速度で供給し、これを10回
繰り返した。
転する回転板とス、テークを有する分故槻である特殊磯
化工業製T 、 K 、ホモミックスラインミル(MO
DEL S)に、クリアランスを0 、5 mmとし
て且つ回転板を1800rpmで高速回転させながら、
該スラリーを30//分の速度で供給し、これを10回
繰り返した。
(3)被着処理
上記(2)の機械的せん断処理を施したスラリー100
1を攪拌部を有する容器に投入した。次に、■メタリン
酸ソーダ52gを水1βに溶解させた水溶液、 ■3号水ガラス原液1.13kgを水51に溶解させた
水溶液、 ■N1(No、)26H201,57kgを水5!に溶
解させた水溶液、 ■1規定のNn、OH水酸液、及び ■1規定のHN O、水溶液 を用意し、」二記スラリーに、まず■を添加し次に■と
■を同時に各々1時間かけて添加した。■と■の添加の
際は液のpi−Iが8を下廻らない様に適宜■を添加し
た。最終的に■または■でスラリーのp I−1を8に
′I14整した後、該スラリーを水洗して乾燥した。
1を攪拌部を有する容器に投入した。次に、■メタリン
酸ソーダ52gを水1βに溶解させた水溶液、 ■3号水ガラス原液1.13kgを水51に溶解させた
水溶液、 ■N1(No、)26H201,57kgを水5!に溶
解させた水溶液、 ■1規定のNn、OH水酸液、及び ■1規定のHN O、水溶液 を用意し、」二記スラリーに、まず■を添加し次に■と
■を同時に各々1時間かけて添加した。■と■の添加の
際は液のpi−Iが8を下廻らない様に適宜■を添加し
た。最終的に■または■でスラリーのp I−1を8に
′I14整した後、該スラリーを水洗して乾燥した。
乾燥粉の一部を分取して分析したところ、該被着粉は重
量比でNi/Fe=9.6/100、P/Fe=0.4
5/100、S i/ Fe= 4 、7 / 100
であった。
量比でNi/Fe=9.6/100、P/Fe=0.4
5/100、S i/ Fe= 4 、7 / 100
であった。
(4)31元
上記(3)の被着粉を空気中650℃で4時間加熱焼成
した。焼成粉の4.5 kgを計量して攪拌流動床方式
の反応器に仕込み、N2を15ONm3/Hで供給しつ
つ反応器内の温度を400℃に昇温しで3時間維持した
後、〃スをN2に切換えて大気温度まで冷却した。次に
、還元粉を回収してトルエン中に浸漬した後、平皿上に
展開して空気と接触せしめ、還元粉末の表面に酸化被膜
を形成させで安定化し、最終的にドライの磁性鉄粉的3
kgを得た。
した。焼成粉の4.5 kgを計量して攪拌流動床方式
の反応器に仕込み、N2を15ONm3/Hで供給しつ
つ反応器内の温度を400℃に昇温しで3時間維持した
後、〃スをN2に切換えて大気温度まで冷却した。次に
、還元粉を回収してトルエン中に浸漬した後、平皿上に
展開して空気と接触せしめ、還元粉末の表面に酸化被膜
を形成させで安定化し、最終的にドライの磁性鉄粉的3
kgを得た。
(5)磁性鉄粉の評価
〔粉体物性〕
粉体物性として、磁気特性及び比表面積にっ熱測定して
次の値を得た。尚、磁気特性は振動試料型磁力計(VS
M)を用いて測定磁界10KOeにて測定した。
次の値を得た。尚、磁気特性は振動試料型磁力計(VS
M)を用いて測定磁界10KOeにて測定した。
Hc 1565 0e
σs 126 emu/gσr/σs
0.51 比表面積 55 1112/g 〔シート物性の測定〕 磁性鉄粉300部、V A G H(塩・酸ビ系垂合体
、UCC社製商品名)45部、トルエン175部及びメ
チルイソブチルケトンコア5部からなる混合物をボール
ミル中で24時間攪拌分散した後、さらにタケネートL
−1007(ウレタンプレポリマー、弐91薬品製商品
名)2部、トルエン15部及びメチルイソブチルケトン
15部をボールミル中に加え、1時間攪拌分散して磁性
塗料を調製した。
0.51 比表面積 55 1112/g 〔シート物性の測定〕 磁性鉄粉300部、V A G H(塩・酸ビ系垂合体
、UCC社製商品名)45部、トルエン175部及びメ
チルイソブチルケトンコア5部からなる混合物をボール
ミル中で24時間攪拌分散した後、さらにタケネートL
−1007(ウレタンプレポリマー、弐91薬品製商品
名)2部、トルエン15部及びメチルイソブチルケトン
15部をボールミル中に加え、1時間攪拌分散して磁性
塗料を調製した。
得られた磁性塗料を、厚さ16μ論のポリエステルフィ
ルムに乾燥厚が3μmとなる様に塗布し、磁界中で金属
粉末の配向を行なったのち乾燥し、次いで磁性層表面を
カレンダー処理により鏡面加工し、所定の幅に裁断して
検体を得た。
ルムに乾燥厚が3μmとなる様に塗布し、磁界中で金属
粉末の配向を行なったのち乾燥し、次いで磁性層表面を
カレンダー処理により鏡面加工し、所定の幅に裁断して
検体を得た。
該検体なVSMにて測定磁界10KOeで測定しで、次
のシート物性を得た。
のシート物性を得た。
He 1460 0e
Br 2350 GaussBr/Bm
0.77 実施例 2 デーサイ)GIの濾過ケーキに水を添加して型の攪拌部
を有する攪拌機(特殊機化工業波、T。
0.77 実施例 2 デーサイ)GIの濾過ケーキに水を添加して型の攪拌部
を有する攪拌機(特殊機化工業波、T。
K、オートホモミクサー)でスラリーを均一に攪拌混合
した。該スラリーの粘度をは約1000CPであった。
した。該スラリーの粘度をは約1000CPであった。
該スラリーを、タイプ]Iの分散機として約0゜51の
クリアランスを持つ特殊化工業製のT、K。
クリアランスを持つ特殊化工業製のT、K。
ホモミクサー 1(V−82型を用いて、3600rp
粕の速度で1時間高速攪件した。この場合、該スラリー
は約500127分の速度で総断面積的20m2の0
、5 +na+のクリアランスをもつ間隙を通過するた
め、該スラリーの間隙の通過速度は約40m/seeで
ある。機械分散処理後のスラリー粘度は約1600CP
であった。
粕の速度で1時間高速攪件した。この場合、該スラリー
は約500127分の速度で総断面積的20m2の0
、5 +na+のクリアランスをもつ間隙を通過するた
め、該スラリーの間隙の通過速度は約40m/seeで
ある。機械分散処理後のスラリー粘度は約1600CP
であった。
以下、該処理スラリーを用いて実施例1と同様な操作を
実施して、磁性鉄粉を得た。
実施して、磁性鉄粉を得た。
該磁性鉄粉の粉体特性は、
Hc 1570 0e
σ3 123 e+ou/H
σr/σs 0.51
比表面積 55!I12/g
であり、シート物性は、
He 1460 0e
Br 2370 GaussBr/Bm
0.77 であった。
0.77 であった。
実施例 3
(1) デーサイト機械的せん面処理においでGIの濾
過ケーキに水を添加してデーサイト/デーサーブ水溶液
を添加して鋸歯型の攪拌部を有する攪拌機でスラリーを
均一に攪拌混合して該スラリーの粘度を約1000CP
に調整したこと、並びに、(2)被着処理において機械
的せん面処理を施したスラリー5(Mと水507を攪拌
機を有する容器に投入したこと、の2点以外は実施例1
と同様な操作をして磁性鉄粉的3kgを得た。尚、被着
粉の組成は、重量比でNi/Fc=9.4/100、P
/Fe=0.50/100、S i/ Fe= 4 、
8 / 100であった。
過ケーキに水を添加してデーサイト/デーサーブ水溶液
を添加して鋸歯型の攪拌部を有する攪拌機でスラリーを
均一に攪拌混合して該スラリーの粘度を約1000CP
に調整したこと、並びに、(2)被着処理において機械
的せん面処理を施したスラリー5(Mと水507を攪拌
機を有する容器に投入したこと、の2点以外は実施例1
と同様な操作をして磁性鉄粉的3kgを得た。尚、被着
粉の組成は、重量比でNi/Fc=9.4/100、P
/Fe=0.50/100、S i/ Fe= 4 、
8 / 100であった。
該磁性鉄粉の粉体特性は、
He 1575 0e
σ5 128 e+ou/g
σr/σs O,50
比表面M 55 m27g
であり、シート物性は、
Hc 1465 0e
Br 2340 GaussBr/B+n
O,76S であった。
O,76S であった。
比較例 1
実施例1のうち(2)のデーサイトの機械的せん断処理
を省略した以外は実施例1と同条件で処理して、磁性鉄
粉的3kgを得た。
を省略した以外は実施例1と同条件で処理して、磁性鉄
粉的3kgを得た。
該磁性鉄粉の粉体特性は、
He 1575 0e
σs 126 emu/g
σr/σs O,49
比表面@ 55 m2/g
であり、シート物性は、
Hc 1495 0e
Br 2050 GaussBr/Bm
O,72 であった。
O,72 であった。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、洗浄したオキシ水酸化鉄の粒子表面に磁気調整成分
及び/又は形状保持成分を被着させたのち水素を用いて
還元する磁性鉄粉の製造方法に於いて、被着操作の前段
階で、0.1〜2mmのクリアランスを保ちつつ高速回
転する回転板とステータを有する分散機を用いて洗浄し
たオキシ水酸化鉄のスラリーに機械的せん断力を加える
処理を施すことを特徴とする磁性鉄粉の製造方法。 2、磁気調整成分としてNi、Cu、Co、Znの各々
の元素に対応する酸化物、水酸化物、硝酸塩、炭酸塩の
うちの1種もしくは2種以上の組み合せを用い、形状保
持成分としでP、Si、Al、B、Cr、Ti、Mnの
各々の元素に対応する酸化物、水酸化物、硝酸塩、炭酸
塩のうちの1種もしくは2種以上の組合せを用いる特許
請求の範囲第1項記載の磁性鉄粉の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60198645A JPS6260205A (ja) | 1985-09-10 | 1985-09-10 | 高充てん性、高配向性磁性鉄粉の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60198645A JPS6260205A (ja) | 1985-09-10 | 1985-09-10 | 高充てん性、高配向性磁性鉄粉の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6260205A true JPS6260205A (ja) | 1987-03-16 |
Family
ID=16394654
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60198645A Pending JPS6260205A (ja) | 1985-09-10 | 1985-09-10 | 高充てん性、高配向性磁性鉄粉の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6260205A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5185093A (en) * | 1990-04-06 | 1993-02-09 | Kao Corporation | Process for producing magnetic metal powder and coating for magnetic recording medium |
-
1985
- 1985-09-10 JP JP60198645A patent/JPS6260205A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5185093A (en) * | 1990-04-06 | 1993-02-09 | Kao Corporation | Process for producing magnetic metal powder and coating for magnetic recording medium |
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