JPS6260147B2 - - Google Patents

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Publication number
JPS6260147B2
JPS6260147B2 JP54084503A JP8450379A JPS6260147B2 JP S6260147 B2 JPS6260147 B2 JP S6260147B2 JP 54084503 A JP54084503 A JP 54084503A JP 8450379 A JP8450379 A JP 8450379A JP S6260147 B2 JPS6260147 B2 JP S6260147B2
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JP
Japan
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sheet
cleaning
scraping
blade
cleaning device
Prior art date
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Application number
JP54084503A
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English (en)
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JPS5527097A (en
Inventor
Nieruriku Jan
Rauowashii Iu
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SAN GOBAN HONTAMUTSUSON CO
Original Assignee
SAN GOBAN HONTAMUTSUSON CO
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by SAN GOBAN HONTAMUTSUSON CO filed Critical SAN GOBAN HONTAMUTSUSON CO
Publication of JPS5527097A publication Critical patent/JPS5527097A/ja
Publication of JPS6260147B2 publication Critical patent/JPS6260147B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29DPRODUCING PARTICULAR ARTICLES FROM PLASTICS OR FROM SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE
    • B29D7/00Producing flat articles, e.g. films or sheets
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C71/00After-treatment of articles without altering their shape; Apparatus therefor

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Cleaning In General (AREA)
  • Processing And Handling Of Plastics And Other Materials For Molding In General (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)
  • Separation, Recovery Or Treatment Of Waste Materials Containing Plastics (AREA)
  • Cleaning In Electrography (AREA)
  • Extrusion Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はプラスチツク製のシートの清掃方法及
び装置に関し、更に詳しくは、プラスチツク材料
の1層以上の層よりなる特定の又は不特定の長さ
のシート又はフイルムを清掃することに関し、特
にそのシートは透明又は半透明のシートであつ
て、積層窓ガラスを作るために使用でき良好な光
学的性質を有するシート用である。
本発明は特にそのシートを清掃する新しい方法
及び装置に関する。
建築物工業、搬送工業、レンズ製造工業等に極
めて広汎に使用される積層窓ガラスは、一般に複
数のガラス板と剛性のあるプラスチツク材料とで
作られ、その両者の間には例えばポリビニルプチ
ラール・シートのような粘着性の挿入シートが使
われる。最近に新しく改良された積層窓ガラスが
出現し、それは上述の部材に加えて、傷がつかな
いか又は自然になおる性質を有するプラスチツク
材料のシートが使用される。このシートは自動車
の風防ガラスの場合のように運転台の内部の方を
向いていて、車輛内の人を、もしも風防ガラスが
壊れたことによつて生ずるガラスの破片から保護
するようになつている。
窓ガラスが或る安全基準を満たすように、例え
ば自動車用窓ガラスに対しては、極めて良好な光
学的性質を有する必要がある。これは例えば塵の
粒で汚れるのを防止するために、その製造には特
に清浄な状態が必要とすると云う理由であり、そ
の窓ガラスの中に塵の粒があれば、例えばゆがん
だり、レンズ効果的な光学的欠点が発生する。
積層窓ガラスがポリビニルプチラール又はより
一般的に熱可塑性材料で作られたプラスチツク材
料のシートの場合には、シートの表面に附着した
細かい塵はよく目に付く。即ち積層窓ガラスを組
立でる時に、熱可塑性材の層の中にその塵が侵入
するからである。
他方、表面が熱硬化性材料のシートを使用する
時、即ち前述の安全窓硝子のような場合には、塵
の粒は窓ガラスを組立ての時に熱硬化性材料の内
に侵入せず、そして上述の欠点とはならない。更
に極めて薄い熱可塑性プラスチツクで出来た表面
がプラスチツク材料製のシートを有している時で
あつても、塵の粒が侵入する可能性があつて、上
述の欠点の原因となる。
従つて積層窓ガラスを作る上で使用されるプラ
スチツク材料のシートに対して、完全に清掃さ
れ、粒がないことが極めて大切であり、特にシー
トが上述のタイプの内の1つである時には特に重
要である。
プラスチツク材料製のシートを清掃するために
可撓性の剛毛のブラシ、吸引ノズル及び帯電防止
部材の作用を組み合わせた装置を使用することが
既に提案されていて、その帯電防止部材は清掃域
の中のシートの周りにある静電気の帯電を中和す
る作用を有するものである。この静電気の帯電の
中和は特にシートの清掃中に塵や他の粒の埋積を
防止する。特にそのシートがプラスチツク材料製
であれば静電気現象に対して一般に極めて敏感で
あるからによる。
そのような装置は完全に満足できるものではな
い。一般の方法では特に極めて小さい粒は、特に
粘着層のような熱可塑性材料の層を含む表面より
なるシートを清掃するためにこの方法が使用され
ると、その粒がブラツシの剛毛の間を通り過ぎて
しまう危険がある。この場合には特にこの層の中
にある粒は取り除かれない。
こうした欠点をよくするために、本発明の目的
はプラスチツク材料のシートを清掃する新しい方
法を提供し、積層されたシートを製造する種々な
段階でこれを応用できる。この清掃は一般に積層
材の他のコンポーネントと組み付ける直前におい
てシートに対して一般的に施工される。又支持部
材の上でエクストルード法又はキヤスト法によつ
てシートを作つた直後に施こすこともでき、又は
すぐに使用されない時には貯蔵される前に施こさ
れる。更に1つ以上の違つた段階に応用されるこ
とも可能である。従つて好ましくはシートが作ら
れ、それが貯蔵される直後に第1の清掃を行うと
よく、所要な場合には、積層品を組付ける直前に
第2の清掃を行うとよい。
新しい清掃法は有効に総ゆる種類の粒や塵に対
して、特に1ミクロン以下の寸法であつたり、そ
の種類が何んなものでも、有効に働く。この清掃
によつて、シートには全く粒も目に見える塵もな
くなり、そして光学的欠点があるような擦過又は
かき傷のあるシートが出来ることはない。
本発明は、特定長又は不特定長のプラスチツク
材のシートを清掃する新しく改良された方法に関
する。
新しい方法では、シートの2つの面の内の少く
とも1つの面を掃い去り(スイープ);シートの
2つの面の内の少くとも一つの面を掻き取り(ス
クレープ);その掃い去りと、掻き取りによつて
自由になつた粒を吸引し、シートの静電気を放電
する操作の組み合わせである。
シートの表面を掃い去れば、シート上にあつて
弱く粘着している塵や粒は除去される。この装置
は顕微鏡的粒に対しても、極めて細い毛に対して
も特に有効に作用する。
掻き取りは2つの要求に対応するから必要であ
る。即ち一方ではシートの片面又は両面上にある
粒や塵に対して連続的に作用する1つ以上のせき
として作用し、他方ではプラスチツク材料の層か
らその上を軽く覆つている粒を切り離すという要
求である。掻き取り(スクレーピング)はまたプ
ラスチツク材料の層の中に強く埋まつている粒の
露出端に対してシヤーする効果が生ずる。掻き取
りは以下に述べるように静的でも動的でもよい。
吸引は既に掃い去られ、そして掻き取られた粒
や塵をシートの表面から除去し、他の位置の上に
それが埋積しないようにする。
好ましくは掃い去りと掻き取りと同時に粒が直
接吸引されるとよい。
シートから静電気を放電すればシートの上に新
しく粒や塵が埋積しないようになる。この放電は
例えば清掃される全体の域の中でシートの周囲の
空気をイオン化して実施できる。
全部の粒を除去するためには複数の掃い去り
と、複数の引き続きの掻き取りと、好ましくは最
後の掻き取りの後に掃い去りを行うことが望まし
い。
清掃のための各種の操作は、外層の性質に対応
してシートの表面又は両面に対して実施されると
よく、その操作は次のようである。
吸引と同時に第1の掃い去りをし、自由になつ
た粒を吸引する間に1回以上の掻き取りをなし、
最後に掃い去りをし、それによりこれらの操作を
通じて静電気がこのシートから放電された状態が
維持される。
第1の掻き取りで清掃を始めることができ、そ
れはシートの特性に応じて操作の順序は決められ
る。
本発明は特定長の又は不特定長のプラスチツク
材よりなるシートを清掃するための新しい装置に
関する。新しい装置は、積層された窓ガラス用の
取り付けラインの中等に配置できる。
新しい装置は清掃されるシートを搬送するコン
ベヤーと;コンベヤーの何かの側を支えるフレー
ムワークと;シート上の静電気を放電する装置
と;シートの片面又は両面を掃い去る装置と;シ
ートの片面又は両面を掻き取る装置と;掃い去ら
れ、掻き取られた粒を吸引するような、コンベヤ
ーの全幅に渡つて延びた装置とを含んでいる。
シート上の静電気を放電する装置は帯電防止部
材でよく、その部材はシートの周りの外気をイオ
ン化するもので、例えば高電圧が送られるか、又
は大地に連結された金属の複数のポイントを有す
る金属バーであり、それはシートから数センチメ
ーターの距離の処で、そしてシートの上か又は下
に置かれて、その全幅に亘つた長さである。
シートの両面を掃い去る装置はシートの全幅に
亘つた長さのプラスチツクで作られた部材でよ
く、その上には紙又は各種のタイプの薄布でシー
トと接触する表面がカバーされていて、そのタイ
プとは毛羽のでないものである。例えば、不織布
も使用できViledaの商標で市販された紙が例であ
る。又ポリアミドのような合成材料製の薄布を別
個に又は組み合わせて使用することもできる。こ
の場合、平行状態で傾斜した毛を有し特にシート
の移動通路に面したナイロンベルベツトが使用さ
れ、毛が塵又は他の粒を有効に保留するようにす
る。その板部材は好ましくは、ダクトで吸引源に
連結されていて、紙の上又は薄布の毛の間で粒を
保留する助けとなり、そしてそれがシート上の他
の位置に埋積するのを防止する。
シートを掻き取る装置は磨耗に耐える少くとも
1個の剛性ブレードを有する1つ以上の装置をシ
ートの通路の上又は下に設けるとよい。一方では
シートの両面を形成している材料の性質に応じ、
そして他方ではその使用に応じて、各種のタイプ
のブレードが使われる。従つて、特に熱可塑性材
料で作られた表面を掻き取るために、数1/10乃至
数1/100ミリメーターの厚みのステンレス鋼のブ
レードを使うとよい。ステンレス鋼製のそのブレ
ードはシートの熱可塑性又は熱硬化性材料で形ら
れた特別な光学的性質を必要としない表面を掻き
取るために使用される。他方もしもそのような要
求があるならば、そしてシートは熱硬化性材料で
作られた表面を有して居れば、みがき作用で掻き
傷が出来ない此の表面に対して、みがき作用を持
たないブレードが使用される。
シートの他の面を掻き取るためにブレードがコ
ンベヤーの移動方向に対して直角で且つシートに
平行に配置され、又その清掃位置にあるシートの
掻き取られた上面の高さよりは僅かに低い高さの
処に処置され、それによつて掻き取るための接触
状態となるためである。多分にシートの下面を掻
き取るためには、ブレードはその下面と接触する
ために対象的に類似な工合に配置される。
好ましくは、掻き取りを良くするために、ブレ
ードを例えばナイロンベルベツトの薄布又は紙で
カバーされたローラの直後に、又は垂直線の処に
配置するとよく、それによつてシートがローラと
ブレードの間を通過するようにする。ブレードは
シートをその全幅に亘つて掻き取り、ブレードは
片面又は両面上に埋積した塵を保留する。シート
の掻き取り装置は、シートの移動方向に対して、
接近した上流の処に配され、ブレードの全幅に亘
つて長い吸引ノズルを含んでいてよく、層から除
去されブレードで保留された粒と塵をそれが吸引
する。
シートの幅方向の各点で良好な掻き取りをする
ために、ブレードは垂直から僅か傾斜して取り付
け、即ち搬送方向に傾斜するとよい。従つて、シ
ートの掻き取られた表面に対してその可撓性は多
くなり、そしてシートの厚みが一様でなく、張力
の相違等の理由で掻き取られた表面の高さに変動
があればそれに順応できる。
固定されたブレードの装置によつて静止した掻
き取りを行い、そしてシートの表面上に載つた粒
を保留する。ブレードは又シートの外層の中に強
く埋まつている或る粒を除去することもできる。
この除去作用をよくするために、粒の上を繰り返
しブレードを通過させて、そして1回以上の可動
ブレードを含む部材を応用するとよい。これ等の
部材は動的な掻き取りをする。従つて、清掃装置
はシートに平行な軸を有する1個以上の回転式ド
ラムを含むとよく、その表面には数列のブレード
が取り付いている。
シートとドラムとの距離は、掻き取られる表面
の性質に応じて大なり小なり判断された接触状態
となるように距離が固定される。固定ブレードを
有する装置にブレードドラムを加えると、清掃の
有効性が大きく良化され、表面の処での粒の完全
な除去が行なわれ、そして又シートの外部層の中
に特に埋まつた粒が除去される。ブレードドラム
は更に、その外層の中に強く埋まり込んだ粒の露
出端を切断するかみそりとしての作用がある。ブ
レードが繰り返し作用するからして、これ等の粒
の除去は接触作用のない状態で実施される。その
接触作用はブレードとシートとの間では大き過ぎ
るものであり、シートを損傷し例えば引つ掻き傷
が出来る危険がある。
好ましくはこの装置はシートの片面又は両者の
上に少くとも1個の固定ブレード部材と少くとも
1つの可動ブレード部材が配置されるとよい。
又固定ブレード装置に対して、シートの通路方
向に直角に取り付いて前後に動くように動かされ
た1個以上の振動式平行ブレードを有する1個以
上の部材を加えることができる。振動ブレードを
有する部材は極めて有効な工合に、シートの外層
の中に部分的に埋まり込んだ粒に対して作用す
る。
本発明の装置は特に塵や粒のないシートとする
から特に有効である。その効率をより増すため
と、そしてシートを清浄状態に維持するために特
に望ましいことは、この装置をフイルターされた
大気の中に配置することである。従つて好ましく
は、例えば塵や粒をフイルターできるガラス繊維
の壁のようなフイルター壁がある場所にこの装置
を置くことが好ましく、その塵や粒の大きさが例
えば0.3μmよりも大きい寸法を有する時はその
壁を通ることが防止される。更に例えば水銀柱で
数ミリメーターの高圧とするとよい。それは外部
から大気を守るためである。この装置の塵や他の
不潔な媒体からの隔離を良くするために、この装
置をフイルターされた大気中にある囲いの中に置
くことも可能である。
シートの清掃は60%の湿度で20℃乃至25℃の周
囲の温度に調節された大気の中で一般に実施され
る。湿度の多過ぎる大気中では、酸化するような
装置中の部材に対して厄介なことである。他方余
り乾燥した大気では、シートが静電気を帯びやす
く、それがために極めて多数の粒や塵が附着する
ことになる。
清掃中にシートの温度は約20℃乃至40℃であ
る。シートの余り低い温度であれば、或る場合に
機械的性質上で悪い影響があり、従つてこの装置
の動的部材に対してシートが一層敏感となり、例
えば引つ掻き傷が起き易くなる。他方もし清掃が
例えば60℃のシートに加えられると、このシート
に高温で粘着性のある熱可塑性材料である表面が
あれば、この場合にはその熱可塑性表面は粒や塵
をより強烈に保留するに至る。
以下図面に従つて本発明を詳述する。
第1図及び第2図にはプラスチツク材料の不確
定長を有するシート1を清掃するために使用され
る装置の1態様を図面に示している。そのシート
1の上表面2は粘着性があるが外気の温度下では
はり付かない熱可塑性ポリウレタンのような熱可
塑性の表面であるが、下面3はフランス特許番号
第2251608号に開示されたポリウレタンのような
自分で元に戻り、傷が付かない性質を有する熱硬
化性ポリウレタンのような熱硬化性プラスチツク
の表面である。そのようなシートは車輛の風防ガ
ラスの表面層等に使用され、そして又ベルギー特
許番号第856398号にも開示されている。
この例では、外気温度が20゜で、湿度が約60%
の外気の場所でほこりとか他の不潔な粒子から完
全に隔離した場所の中において、積層窓ガラス用
の取付ラインの始めの処に、装置は置かれる。そ
のために、そうした場所の壁は、例えば
SOFILTRA会社からFILTRE ABSOLUと云う
名称で市販されたパネルのような、ガラス繊維か
ら作られる。この所で0.3μmよりは大径のあら
ゆる粒子が通過しないようなフイルターパネルが
使用される。
外気温度にされたシートはコンベヤーの上に置
かれ、そのコンベヤーは、熱硬化表面に対する機
械的な変化を避けるために完全に滑らかであるか
又はナイロンベルベツト型のような薄い織物で被
覆されたローラ4を含む。
このシートはその製造時から使用時迄の間は、
例えばロール巻きの状態で、貯蔵されたものであ
る。
シートの下であり、シートから数センチメータ
ーの距離の処に、第1の帯電防止金属バー5がこ
の装置にあつて、そのバー5には100のオーダー
の多数の金属ポイント6がある。バーには数千ボ
ルトの電圧が掛けられている。そのバーはフラン
スのSIMCO会社でP―SHとしく市販された帯電
防止バーが使用でき、それには8000ボルトの直流
の電圧が掛けられる。静電防止バーの下流には2
本の板状部材7と8がシート1を挾んで接触状態
で位置し、その全幅に亘つた巾を有している。2
板の板状部材は、シートと接触する面の上に対し
て不織布紙Vileda9で覆われている。その不織布
紙にはフランスのJULLIARD社で315003号の
Vileda Kuchと云う名称で市販された紙を使用で
きる。Vileda紙は充分な可撓性があり、それを透
して吸気が実施されるように充分な多孔性のある
材料10で覆われている。板状部材の詳細は以下
に示す。Videda紙は1ミクロン以下の直径の粒
子や極めて細かい塵とか細かい髪等を保留する機
能がある。
板状部材の下流には、第1のバーと類似した第
2の帯電防止バー5がシートから僅かの距離をお
いて同じ工合に配置される。帯電防止バーはシー
トの上か又は下に又は両側に設けてもよい。
更に、この装置は第1の固定ブレード装置を含
む。この装置は中空のシリンダー11の形をして
いて、そのシリンダー11の上には厚みが1.5mm
のステンレス鋼で作られた金属のブレード12が
固定され、そのブレードはシートの全幅に亘つて
長く、そしてそのブレードの幅と同じ長さの狭い
開口を有する吸引ノズル13がそれより上流にあ
る。ノズル13の溝はシリンダーの孔の最下点よ
りは高い15で示す高さの処でシリンダー11の
孔14の中へと開口している。孔14の端は吸引
源に連結されていて、その吸引源は全部の吸引部
材に共通でもよい。そこに発生する圧力の低下
は、水銀柱で120mmのオーダーである。固定ブレ
ード装置はベヤリングで支承され、ブレード12
はシート1と接触装置にある。その接触力はステ
ム18の上において重錘17を移動させて調節さ
れる。この力は例えば直線1cmに対して1乃至2
ニユートン(N)のオーダーである。ブレード1
2は約12゜だけシートの通過の方向に傾いてい
て、シートの厚みの変動に対して可撓性がある。
この装置は下記の理由からローラ19の上であり
且つ僅かに下流の処に設けられる。そのローラ1
9は、コンベヤー用のローラであり、熱硬化性表
面を清掃するために、以下に述べるような例えば
ナイロンベルベツトの清掃薄布20で被覆されて
いる。
この固定ブレードがある装置の下流の装置には
1ダースの可撓性のステンレス金属製ブレードで
ある複数の金属ブレード22が取り付いている円
筒形ドラム21を含んでいる。そのドラムは回転
される。そのドラムの上には、シートの上表面と
接触し直線cm当り約1〜2ニユートン(N)の力
でシートに係合するブレードが取り付いている。
そのドラムの周囲は鉄板カバー23で覆われてい
て、そのカバーの上流部24は溝27を構成する
ために2枚の板25,26で構成されている。こ
の溝27及びカバー23とドラム21との間に設
けられた空洞28はダクト29及び30によつて
吸引源に連結される。このドラムは浮き上り部材
31の上に取り付けられる。
更にブレードドラムの下流には、第2の固定ブ
レード装置32があり、それは第1の装置に類似
である。好ましくは、ブレード33の厚みは約5/
10mm以下である。この好ましい形では、より剛性
のある固定ブレードがある第1の装置にはローラ
があり、そのローラは熱可塑性層の中に埋まるよ
うな粒を取り除くか又は幾分もろくするローラで
あつて、第2の装置は仕上作用がある細かい掻き
取り操作を得るために、剛性の少いブレードを有
するローラがある。固定ブレードを有する第2の
装置は又ナイロン薄布35で覆われたローラ34
の垂直線の位置に大体位置している。
この装置の下流には更に、第3の帯電防止バー
5があり、その後には第2の掃い去り装置があ
り、その掃い去り装置はその全幅に亘つてシート
の何ちらかの側にある2枚の板状部材36,37
を有している。そしてその板状部材はナイロンベ
ルベツトの薄布38で覆われ、その薄皮はシート
に接触する。例えば西独のNIEDICK A.G.会社で
66008黒450の品質のナイロンベルベツトとして市
販された薄布が使用される。吸引ノズル39と4
0はこの板状部材の背の処に取り付いていて、上
流の方向に向いたナイロンベルベツトの毛は、こ
の装置の前の部材で掻き取られた全部の粒又は塵
を有効に保留する。ナイロンベルベツトの毛がシ
ートから送られて来た全部の荒い部分に突きささ
る。ナイロンベルベツトの役目は、特に粘着性リ
ボンであり相互に継ながれた限定長のシートの連
続してなる連続シートを清掃する上で特に重要性
がある。この場合、その継み目では粘着性リボン
の余分の厚みのために、シートにはエツジがあ
る。塵や粒は特に掻き取り用ブレードの下を通過
する間にこのエツジの中にたまる。シートの厚み
の変動にならうことのできるナイロンベルベツト
の毛はこれらの粒を除去する。Vileda形の不織布
紙ではこの作用を正しく実行できない。特に弱化
してしまう紙や、粒を遊離させる危険のある紙は
清掃の始めの処で使用するとよい。
この装置には更に前のバーに類似な帯電防止バ
ー5があり、シートの近くにある空気をイオン化
する。この装置に使用される帯電防止バーの数に
は限度がないし、しかしシートの上に対してこす
り作用により静電気が帯電する危険のある装置の
部材のすぐ近くに対して、これらのバーを配置す
るのが好ましい。一般に帯電防止バーはこれらの
部材の内の最后の部材の下流に対して配置される
必要がある。
全部の清掃部材及び帯電防止バーはこの装置の
全幅に長くなつていて、その端は図示してないフ
レームワークに固定されている。
第3図に1つの掃い去り部材を示し、その部材
はシートの両側の上に無頓着に取り付けることが
できる。この部材は装置の全幅に長い幅を有して
いて、この場合Vileda紙又はナイロンベルベツト
42で下の部分が覆われている板部材41を含ん
でいる。紙又は薄布は板支持部材44に固定され
たロツド43によつて、板部材41の下の位置で
紙又は薄布が引つ張られて保持される。板部材用
の支持部材自体が輪郭部材45の上に固定され、
その部材45の2つの端はこの装置のフレームワ
ークの上に固定されている。金属板囲み46がこ
の板部材と輪郭部材用の支持部材を包囲してい
る。紙やナイロンベルベツトの作動表面は約20cm
程度の幅であることもできる。
掃い去り部材に吸引部材があれば、その吸引は
板部材を横切つて、掃い去られるか又は紙薄布の
処で板部材を横切つて実施される。このことは、
図に示したようにこの板状部材がフオームのよう
な多孔性材料の板とされている理由である。この
場合、板部材と板支持部材との間には隙間47が
設けられ、この隙間の中で低圧空気が作動し、そ
の隙間はダクト48によつて輪郭部材の内部49
に連結され、それ自身はダクト50によつて吸引
源に連結されている。又多孔性でない材料の板も
使用でき、その板は薄布又は掃い去り用紙と接触
する全表面に亘つて配分されている孔を貫通して
いるか、又は第4図に示したように、例えばゴム
の板41であつて、薄布又は紙と接触する表面の
上には数多くの溝があり、その溝を通つて吸引が
実施される。
第4図には紙や薄布で覆われた側から見た板4
1の平面を示す。この側はダクト48によつて真
空源に連結された主体の溝51がある。その主体
の溝の何れかの側には第2の溝52があり、それ
から幅の狭い第3の溝53が延びている。この方
法で吸引は板の全表面に亘つて実施され、発生し
た圧力の減少値は実質的に板の全作動表面に上で
一定である。
上から見た第5図と輪郭を示す第6図は、有利
的に使用されるナイロンベルベツトの例を示す。
このナイロンベルベツトは地布101と、その上
に極めて多数の小さい房102とで構成され、そ
の各房は2〜3mm長の約30本の極めて細い毛10
3よりなる。房は千鳥り状に配置され、その間隔
は大体2mmの距離にある。毛は特に同じ方向に傾
斜している。この薄布で覆われた板状部材の中に
部材を取り付ける時に、その部材の配置は、毛が
矢印で示したように、シートの進路方向に対して
反対の方向に向いているようにする。
この方法で清掃中にシート上に載つた粒及び塵
104は毛によつて保留されそして房状に拘束さ
れる。
第7図、第8図、第9図には特に熱可塑性のシ
ートの表面を掻き取るための固定ブレードを有す
る部材を示す。
第7図及び第8図にはこの部材がシートの上の
位置にある時を示し、第9図はそれを横に見た図
である。この部材はこの装置の全幅に亘つて長い
中空シリンダー54を含み、そのシリンダーは各
端の処でニードルベヤリング105によつて、実
質的に垂直なステム107によつてナツト108
に連結されたクレードル106の上に載つてい
て、そのナツト108はステム110によつてフ
レームワーク109の上部分にと連結される。シ
リンダー54の上にはブレード支持部材55が固
定され、その部材は補強材として作用し、ネジ5
6によつて例えばブレード57を垂直から僅かに
傾斜した位置に保持する。一定の断面を有する斜
めにされていないブレードは数1/10又は数1/100
のmm程度の厚みを有していて、その厚みは装置の
中における部材の占める位置に応じて変えること
ができ、又作られる材料に応じて変えることがで
きる。ブレード支持部材55の一側に金属板58
がシリンダーに固定されて、ブレード支持部材5
5とで溝59が作られ、その溝59は孔60の最
低点62よりは高い高さ61の処でシリンダーの
孔60の中に開口している。それは塵や吸引粒1
04がシートの上に再度落下しないようにするた
めである。真空源に連結された吸引カバー111
によつて孔の1端が吸引を実施する。シリンダー
の上には1個以上のステム63があり、その上を
1個以上の重錘64が移動し、それにより、金属
板によつてシートの上に加わる力の精密な調節が
出来、その力は直線cm当り数ニユートン(N)の
オーダーである。2枚のシリンダー54に固定さ
れた板112,113を使つてこの装置の横の位
置を定めている。
掻き取る装置ではブレード57の先はローラ6
5から少し下流の方に移動していて、そのローラ
65は例えば装置の下部の処に固定されているス
テム115の上に取り付いているベアリング11
4によつてその端が回転式に支承され案内されて
いる。ブレードの位置をローラの下流に位置させ
ることにはローラの垂直線上に位置させるに比べ
て種々の利点がある。一方このようにして清掃さ
れるシートに対してブレードの可撓性は増加され
る。他方シートが汚れる危険が少くなり、希望し
ない工合にそれを切断又は少くとも印しを付けた
り、又はシートの速度と牽引力を変えて、そのリ
スクを減少できる。ローラ65はナイロンベルベ
ツト66で被覆されてもよい。従つてそのローラ
は2重の役目をはたす。即ち支持作用に加えて同
時にシートの下面3を清掃する。
金属ブレードの代りとして、上述の熱硬化性ポ
リウレタンの表面をひつかいたり磨損しないよう
な硬度の少い合成材料のブレードが使うと云う条
件の下で、シートの熱硬化性表面を掻き取るため
に上述のブレード装置を使用することができる。
第10図と第11図には回転ドラムの部材を示
す。第10図はシート1の上を掻き取る位置にあ
る部材を示している。この部材にはドラム21が
あり、そのドラム21は装置の全幅に亘つて延び
た幅を有している。ネジでドラムの外周に固定さ
れたブラケツト67上には、好ましくはステンレ
ス鋼製であり厚みが数1/10mmのブレード22があ
る。一方ではシートの掻き取られた域の隣りの域
には、粒が突出しないようにそして又他方では安
全と云う立場から、ドラムを取り囲んだ鉄板製の
カバー23がある。そのカバーの上流の処には装
置の全幅に亘る溝27を構成するために2枚のシ
ート25と26がある。吸引ダクト30はドラム
とシートカバーとの間に出来た空洞28を吸引源
と連結する。他の吸引ダクト29は溝27の上に
設けられている。作動位置において、カバーの下
端68にシートから僅かの距離の処に位置され
る。ドラムは浮き上り水平部材31の垂直線の位
置に取り付けられる。浮き上り部材はステンレス
製で、例えばナイロンベルベツト69で覆われ、
そして例えばゴム製のダンピング部材70の上に
載置され、そしてこの装置のフレームワーク73
の中にあるボールベアリング72で案内された1
つ以上の垂直軸71の頭の上にそれは固定されて
いる。
回転ドラム部材は例えば1打のブレードを有し
ていてもよい。そのブレードの端の直径は20cm程
度である。
ドラムは掻き取られるシートの移動とは反対の
方向に一般に回転運動をする。回転速度は実施さ
れる掻き取り作用に対応して変更できる。例えば
毎秒10回の速度でドラムは回転できる。それ以上
の速度では自動吸引が発生し、そのことはある場
合には吸引装置に連結しなくて済む。
ドラムの回転をコントロールする装置は人為的
でも自動的でもよい。電動機も使用できよう。
第11図にはカバーのない回転ドラムの部材の
軸方向の断面図を示す。ドラム21は中空円筒体
116の形であつて、その上には金属ブレード2
2を支えている図示してないブラケツトがある。
円筒本体の端の上には2枚の金属板が固定され、
その板には円板部117,118と軸119,1
20とがある。これら軸は装置のフレームワーク
109に載置されたボールベアリング121,1
22で支承されている。その軸と一体のピニオン
123は歯車124に噛み合つていて、その歯車
124は図示してないクランクで動かされて、ピ
ニオン123を介して回転をドラム又はブレード
に伝達する。
回転ドラム部材をダンピング方式の上に取り付
けることも可能である。
第12図と第13図は可動ブレード部材を示
し、それは前述の回転ブレードドラムの代りの違
つた装置に使用される。この部材はシートの移動
方向へ前後に動かされる。即ちこの装置の全幅に
亘つた長さの金属本体74を含み、それは、吸引
源にその端が連結された輪郭部材80に固定され
た底79に対して、その上に取り付いてなる4枚
の垂直板75,76,77,78で形成されてい
る。2枚の垂直板75と76との間には、約5mm
の間隔で金属デイスク84で相互に分けられた平
行の金属ブレード83を2個の水平軸81,82
によつて支持している。例えば数が12であるブ
レード83はこの部材の全幅に亘つて長く延びて
いる。これ等は好ましくは数1/10mm厚みのステン
レス鋼で作られるとよい。本体74の他側の上に
は、板に連結された耳部材85と86が水平ステ
ム87,88によつて水平に移動し、そのステム
は装置のフレームワーク91に取り付いているベ
アリング89,90の中を摺動し、それによつて
部材の前後運動の案内をしている。ステム87,
88は更に交互運動を発生させるモータ装置92
に連結される。モーター装置は例えば電動機で駆
動される装置であつて、回転運動を往復運動に変
えるためのリンクとエキセンよりなる伝達システ
ムよりなる。
振動している部材は好ましくは上述の水平型で
ある浮き上り部材93の垂直線内に取り付いてい
るとよい。
第8図に示したようにシート1を清掃中に部材
は毎秒10サイクルの程度で前後に動かされる。掻
き取られた粒の吸引は矢印のようにブレード間で
行なわれ、そして底79と輪郭部材80との間の
開口94で行なわれる。
上述の振動式ブレード部材の効率は回転ブレー
ドドラムに匹敵する。一定の方向に掻き取りがド
ラムを使つて実施されるがこれに有利性があり、
前後のサイクル毎にその傾斜が反対となるよう働
く振動ブレードの使用するのに比べて、シートを
損なう危険が少い。更にドラムを使えば装置の他
の部材に振動が伝わらないと云う利点がある。
上述の実施態様では熱硬化性ポリウレタンの下
面用の掻き取り部材を含んでない。これらの部材
は材料の表面を変えないような条件を除外するも
のではない。
清掃部材及びその数は本発明の主旨がある限り
改良可能である。例えば、ブレードを有する回転
ドラムを固定ブレード部材の上流に置くことがで
き、そして掃い去り部材の上流に置くこともでき
る。又概してナイロンベルベツト型の毛羽となら
ない薄布を有するように後者の掻き取り部材の下
流に固定ブレード部材を置くこともできる。
この装置の変化として振動ブレードを使つた部
材に回転ドラムを付加することもできる。
本発明の装置は各種の寸法のシートを清掃する
目的に使える。特にシートが毎分数メーターの程
度に前進される時に有効である。この場合本体に
積層窓ガラスの型に対応したシートの表面の場合
その窓ガラスは清掃前は約60粒でカバーされてい
る時には、経験からこの装置を使用した後に、絶
対的に又は充分に観察される粒が実際的になくな
る。
【図面の簡単な説明】
第1図はプラスチツク材料のシートを清掃する
装置の説明的側面図、第2図はその装置の平面
図、第3図と第4図はシートを掃い去るために使
用される部材の断面図と平面図、第5図と第6図
は方向が揃つた粒を有するナイロンベルベツトの
薄布片を示す平面図と断面図、第7図、第8図、
第9図は掻き取るための固定ブレードを有する部
材の側面図及び平面図、第10図と第11図は回
転式ブレード部材の側面的断面図、第12図と第
13図は振動式ブレードを有する部材の説明的断
面図と平面図をそれぞれ示す。 尚1はシート、2,3は表面、5帯電防止バ
ー、6は金属ポイント、7,8は板状部材、9は
不織布Vileda、10は中空シリンダー、11,2
2,33,83は金属ブレード、13,39,4
0は吸引ノズル、17は重錘、20,38は清掃
薄布、21は円筒形ドラム、23は鉄板カバー、
27は溝、28は空洞、29,30は吸引ダク
ト、31,93は浮き上り部材、35,42,6
6,69はナイロンベルベツト、36,37は
板、44,55は板支持部材、45は輪郭部材、
46は金属板囲み、51は主体の溝、101は他
布、102は小さい房、103は毛、106はク
レードル、111は吸引カバー、116は中空円
筒本体、119,120は軸をそれぞれ示す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 プラスチツク製のシートを清掃して高い光学
    的品質のプラスチツク製シートを得るための清掃
    方法であつて、 シート上の静電気を放電し; シートの2つの表面の内の少なくとも1つの表
    面を掃い去り(スイープ); シートの2つの表面の内の少なくとも一つの表
    面を掻き取り(スクレープ); 掃い去りと掻き取りによつて遊離した塵埃粒子
    を吸引することを特徴とするプラスチツク製のシ
    ートの清掃方法。 2 掃い去りと掻き取りの凡ての操作中における
    シート上の静電気の放電はシートの周囲の空気を
    イオン化することにより行う特許請求の範囲第1
    項に記載の清掃方法。 3 掃い去りと掻き取りと同時に塵埃粒子が吸引
    される特許請求の範囲第1項又は第2項に記載の
    清掃方法。 4 清掃操作は、 遊離した塵埃粒子を同時に吸引しながら最初の
    掃い去りをなし; 遊離した塵埃粒子を同時に吸引しながら2つの
    表面の内の少くとも1つの表面を少くとも1回掻
    き取り; 遊離した塵埃粒子を同時に吸引しながら最終的
    な掃い去りを行い、これ等の全部の操作中はシー
    ト上の静電気が放電された侭に維持するようにし
    た特許請求の範囲第1項乃至第3項の内の何れか
    の項に記載の清掃方法。 5 シートの少くとも1つの表面は静的掻き取り
    と動的掻き取りとの組み合わせで数度掻き取られ
    る特許請求の範囲第1項乃至第3項の何れかに記
    載の清掃方法。 6 表面が熱可塑性材料よりなり、他の表面は熱
    硬化性材料よりなり、且つ良好な光学的品質を有
    するプラスチツク材料製の透明な又は半透明なシ
    ートに対して清掃が行なわれる特許請求の範囲第
    1項乃至第5項の内の何れかの項に記載の清掃方
    法。 7 掻き取り操作は熱可塑性材料の表面だけに実
    施される特許請求の範囲第6項に記載の清掃方
    法。 8 温度が約20〜40℃のシートに対して実施され
    る特許請求の範囲第1項乃至第7項の内の何れか
    の項に記載の清掃方法。 9 プラスチツク製のシートを清掃して高い光学
    的品質のプラスチツク製シートを得るための清掃
    装置であつて、 清掃すべきシートを搬送するコンベヤーと; シートの静電気を放電するための装置と; シートの少なくとも1つの表面を掃い去る装置
    と; シートの少なくとも1つの表面を掻き取る装置
    と; 掃い去られ掻き取られた塵埃粒子を吸引してシ
    ートから除去する吸引装置とを含んでなることを
    特徴とするプラスチツク製のシートの清掃装置。 10 シートの静電気を放電する装置は帯電防止
    バー5である特許請求の範囲第9項に記載の清掃
    装置。 11 シートの掃い去り装置には不織布紙が使わ
    れてなる特許請求の範囲第9項又は第10項に記
    載の清掃装置。 12 不織布紙はViledaである特許請求の範囲第
    11項記載の清掃装置。 13 シートを掃い去る装置には毛羽のない薄布
    が含まれている特許請求の範囲第9項又は第10
    項に記載の清掃装置。 14 毛羽のない薄布は一つの方向を向いた毛を
    有するナイロンベルベツトである特許請求の範囲
    第13項に記載の清掃装置。 15 ナイロンベルベツトはシートの搬送方向と
    は反対の方向に毛が向くような工合に取り付けら
    れている特許請求の範囲第14項に記載の清掃装
    置。 16 この装置は異なるタイプの掃い去り装置を
    含んでなる特許請求の範囲第9項乃至第15項の
    内の何れかの項に記載の清掃装置。 17 この装置はViledaを備えた掃い去り装置
    と、ナンロンベルベツトを備えた掃り去り装置と
    を含んでなる特許請求の範囲第16項に記載の清
    掃装置。 18 掻き取り装置は固定ブレード特にステンレ
    ス鋼製のブレードを含んでなる特許請求の範囲第
    9項乃至第17項の内の何れかの項に記載の清掃
    装置。 19 掻き取り装置は少くとも1つの可動ブレー
    ドを含んでなる特許請求の範囲第9項乃至第18
    項の内の何れかの項に記載の清掃装置。 20 可動ブレードを使用した掻き取り装置はそ
    の外周に複数のブレード22を備えた回転式ドラ
    ム21である特許請求の範囲第19項に記載の清
    掃装置。 21 ブレードはステンレス鋼製であつて、その
    断面が一定である特許請求の範囲第20項に記載
    の清掃装置。 22 可動ブレードを使用した掻き取り装置は少
    くとも1個のブレード83を備えた少くとも1個
    の振動部材を含んでなる特許請求の範囲第19項
    乃至第21項の内の何れかの項に記載の清掃装
    置。 23 この装置は固定ブレードと可動ブレードの
    2つのタイプの掻き取り装置を含んでなる特許請
    求の範囲第9項乃至第22項の内の何れかの項に
    記載の清掃装置。 24 各々の掻き取り装置は、遊離した塵埃粒子
    を吸引する吸引源に連結されてなる特許請求の範
    囲第9項乃至第23項の内の何れかの項に記載の
    清掃装置。 25 固定ブレードを有する掻き取り装置はブレ
    ード57の上流に吸引ノズル59があり、そのノ
    ズルは孔の最下部の高さ62よりは高い位置61
    で孔60の中に開口してなり、吸引された粒が掻
    き取り済みのシートの上に再び落下しないように
    してなる特許請求の範囲第24項に記載の清掃装
    置。 26 各々の掃い去り装置は遊離された塵埃粒子
    を吸引する吸引ノズルを備えてなる特許請求の範
    囲第9項乃至第25項の内の何れかの項に記載の
    清掃装置。 27 この装置には帯電防止バーが含まれ、シー
    トの少くとも1方の側には、掃い去り装置と、掻
    き取り装置と、ナイロンベルベツトを備えた掃い
    去り装置と、帯電防止バーとがシート搬送方向に
    順序を追つて配置されてなる特許請求の範囲第9
    項乃至第26項の内の何れかの項に記載の清掃装
    置。 28 掻き取り装置は、シートの搬送方向にシー
    トの少くとも1側に順次に配置された、固定ブレ
    ード部材と、可動ブレード部材と、第1の固定ブ
    レード部材のブレード厚みよりは薄い厚みの第2
    の固定ブレード部材とを含んでなる特許請求の範
    囲第27項に記載の清掃装置。 29 固定ブレードはその装置の下流方向に傾斜
    してなる特許請求の範囲第9項乃至第28項の内
    の何れかの項に記載の清掃装置。 30 フイルター壁を有する場所の中にこの装置
    が配置されてなる特許請求の範囲第9項乃至第2
    9項の内の何れかの項に記載の清掃装置。 31 この装置は高圧大気である場所の中に配置
    されてなる特許請求の範囲第9項乃至第30項の
    内の何れかの項に記載の清掃装置。 32 この装置は温度が20〜25℃の場所の中に配
    置されてなる特許請求の範囲第9項乃至第31項
    の内の何れかの項に記載の清掃装置。 33 この装置は空気の湿度が約60%である場所
    に配置されてなる特許請求の範囲第9項乃至第3
    2項の内の何れかの項に記載の清掃装置。 34 この装置は積層ガラスを組立てる域よりは
    すぐ上流位置に配置されてなる特許請求の範囲第
    9項乃至第33項の内の何れかの項に記載の清掃
    装置。
JP8450379A 1978-07-05 1979-07-05 Method of cleaning sheet in plastic and its device Granted JPS5527097A (en)

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