JP2001314823A - 円柱状ワークの自動清掃方法および自動清掃装置 - Google Patents
円柱状ワークの自動清掃方法および自動清掃装置Info
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Abstract
行った後、ワークの表面に付着している液体を、液槽周
辺を汚染しない程度に除去するように清掃作業を機械
化、自動化して清掃時間を短縮し、生産性の向上を図る
ことのできる円柱状ワークの自動清掃方法および自動清
掃装置を提供する。 【解決手段】 円柱状ワークの表面を自動的に清掃する
方法において、回転しながら上昇する該ワークの側面に
スクレーパ−を押し付けて、該ワークの側面に付着して
いる液体を掻き落した後、回転しながら上昇する該ワー
クの側面に、液体吸収能を有するワイパーを押し付け
て、該ワーク側面に付着している液体を吸収し、払拭す
ることを特徴とする円柱状ワークの自動清掃方法および
自動清掃装置。
Description
て例えば光ファイバ母材に対して液体中で表面処理、洗
浄その他の処理を行った後、液体から引上げた際にワー
ク表面に付着している液体を自動的に除去する清掃技術
に関する。
たり、まず第1段階として、所望の屈折率分布を有する
棒状の光ファイバ母材(プリフォーム)が製造される。
そしてその屈折率分布を測定するためにプリフォームを
液槽中に浸漬してマッチングオイルを塗布し、測定後そ
のオイルを除去することが必要であり、従来は、手作業
により布または紙で払拭していた。また、液槽内の処理
液で表面処理等を行った円柱状ワークに次の処置を施す
場合、従来は液槽に隣接する洗浄槽に移し替えて処理液
で洗浄するか、あるいは液槽から引き出したワークに付
着している処理液を人手により布または紙等で拭き取っ
ていた。
することにより、洗浄槽を設置する面積を確保するため
に他の周辺機器の設置位置が制約される上、設備が増え
コストアップにつながると共に作業も煩雑になる。引き
出したワークを拭く場合は、自動化が困難であり、寸法
が揃ったワークについてロボットを用いたとしても、布
や紙の吸収シートを無駄なく使用することは困難である
し、コスト高になる。
等の処理を行った後、液体から引上げた際、ワークに液
体が付着したままであると、その液体が床面に落下した
り、他の機器に付着したりして液槽周辺を汚染すること
になる等の欠点が多かった。
ような従来の問題点に鑑みてなされたもので、円柱状ワ
ークに液体中で表面処理等の処理を行った後、ワークの
表面に付着している液体を、作業環境周辺を汚染しない
程度に除去するように清掃作業を機械化、自動化して清
掃時間を短縮し、生産性の向上を図り、コストを著しく
改善することのできる円柱状ワークの自動清掃方法およ
び自動清掃装置を提供することを主たる目的とする。
本発明の請求項1に記載した発明は、円柱状ワークの表
面を自動的に清掃する方法において、回転しながら上昇
する該ワークの側面にスクレーパーを押し付けて、該ワ
ークの側面に付着している液体を掻き落すことを特徴と
する円柱状ワークの自動清掃方法である。
に清掃する方法において、回転しながら上昇する該ワー
クの側面にスクレーパーを押し付けて、該ワークの側面
に付着している液体を掻き落すようにすれば、円柱状ワ
ークの全長にわたって液体の付着が殆どない円柱状ワー
クを得ることができると共に、液体による環境汚染を防
止し、個人差をなくして清掃作業の安定化が図れ、清掃
時間の短縮によって生産性が向上し、コストダウンを図
ることができる。
は、円柱状ワークの表面を自動的に清掃する方法におい
て、回転しながら上昇する該ワークの側面に、液体吸収
能を有するワイパーを押し付けて、該ワーク側面に付着
している液体を吸収し、払拭することを特徴とする円柱
状ワークの自動清掃方法である。このようにすると、ワ
イパーのワーク側面接触部は液体吸収能を有するので、
ワーク側面に微細な凹凸が存在してもワイパーはそこに
よく追随して液体を吸収し、払拭して液体を除去するこ
とができる。
は、円柱状ワークの表面を自動的に清掃する方法におい
て、回転しながら上昇する該ワークの側面にスクレーパ
−を押し付けて、該ワークの側面に付着している液体を
掻き落した後、回転しながら上昇する該ワークの側面
に、液体吸収能を有するワイパーを押し付けて、該ワー
ク側面に付着している液体を吸収し、払拭することを特
徴とする円柱状ワークの自動清掃方法である。
き落し、その後ワイパーでスクレーパーによる残留分を
吸収し、払拭すれば、円柱状ワークの全長にわたって液
体の付着が殆どない清浄な円柱状ワークを得ることがで
きると共に、液体による環境汚染を防止し、個人差をな
くして清掃作業の安定化が図れ、生産性が向上し、コス
トダウンを図ることができる。
うに、ワイパーの円柱状ワーク側面接触部が、常に更新
されているものとすることができる。このようにする
と、ワイパーのワーク側面接触部の液体吸収能力が飽和
する前に新しい吸収能力を持った接触部が現れるので、
残留する液体もないし、微細な凹凸面の隅々まで接触し
て液体を吸収し、払拭することができる。
円柱状ワークの軸方向の少なくとも一端を把持し、該ワ
ークを回転しつつ垂直方向に上下移動可能となるワーク
回転昇降手段と、把持された該ワークの側面に圧着、離
脱可能なスクレーパーを備えたことを特徴とする円柱状
ワークの自動清掃装置である。
清掃装置を使用して、液体で濡れている円柱状ワークの
一端の側面にスクレーパーを圧着し、ワークを回転しつ
つ垂直方向に引き上げれば、ワークの側面に付着してい
る液体は、スクレーパーによって掻き落され、ワークの
全長にわたって液体が殆ど付着しない円柱状ワークを得
ることができる円柱状ワークの自動清掃装置となる。
は、円柱状ワークの軸方向の少なくとも一端を把持し、
該ワークを回転しつつ垂直方向に上下移動可能となるワ
ーク回転昇降手段と、把持された該ワークの側面に圧
着、離脱可能で液体吸収能を有するワイパーを備えたこ
とを特徴とする円柱状ワークの自動清掃装置である。
清掃装置を使用して、液体で濡れている円柱状ワークの
一端の側面に液体吸収能を有するワイパーを圧着し、ワ
ークを回転しつつ垂直方向に引き上げれば、ワークの側
面に付着している液体は、ワイパーによって吸収、払拭
され、ワークの全長にわたって液体が殆ど付着しない円
柱状ワークを得ることができる円柱状ワークの自動清掃
装置となる。
は、円柱状ワークの軸方向の少なくとも一端を把持し、
該ワークを回転しつつ垂直方向に上下移動可能となるワ
ーク回転昇降手段と、把持された該ワークの側面に圧
着、離脱可能なスクレーパーを備え、かつ把持された該
ワークの側面に圧着、離脱可能で液体吸収能を有するワ
イパーを備えたことを特徴とする円柱状ワークの自動清
掃装置である。
清掃装置を使用して、液体で濡れている円柱状ワークの
一端の側面にスクレーパーの上にワイパーを圧着した状
態で、ワークを回転しつつ引上げれば、ワークワークの
側面に付着している液体は、先ずスクレーパーによって
掻き落され、次いでワイパーによって吸収、払拭される
ので、ワークの全長にわたって液体が殆ど付着しない清
浄な円柱状ワークを得ることができる円柱状ワークの自
動清掃装置となる。
クレーパーが、ゴム状弾性パッドと該パッドのワークの
軸方向と円周方向への移動機構から構成されたものとす
ることができる。このように、スクレーパーのパッドの
材質をゴム状弾性体としてワークの表面に押し付けれ
ば、表面形状によく密着し、液体の掻き落し効果を高め
ることができると共に、ワークを傷付けることもない。
また、該パッドにワークの軸方向と円周方向への移動機
構を付加し、例えば、ワークの作動方向と反対方向に移
動させれば、液体の掻き落し効果を一層高めることがで
きるスクレーパーを備えた円柱状ワークの自動清掃装置
となる。
は、ワイパーが、液体吸収シート、該シート繰り出しロ
ール、巻き取りロール、該シートガイド板および該ロー
ルの移動機構から構成され、ワイパーの円柱状ワーク側
面との接触部の更新を、液体吸収シートを繰り出しロー
ルから巻き取りロールへ走行させて行うように構成され
ているというものである。
シートを繰り出しロールから巻き取りロールへ走行させ
ながら、両ロールの中間で液体吸収シートの背面からシ
ートガイド板を突き出して液体吸収シートをワーク側面
に押し付ければ、液体吸収シートのワーク側面接触部は
常に液体吸収能をもつ新しい面に更新されるので、ワー
ク表面の微細な凹凸面に残存する液体まで吸収、払拭す
ることができるワイパーを備えた円柱状ワークの自動清
掃装置となる。
ワイパーのロールの移動機構は、ワークの軸方向、円周
方向およびロールの軸方向の少なくとも一方向に移動す
るように構成されたものとすることができる。
軸方向と円周方向への移動機構を付加し、例えば、ワー
クの作動方向と反対方向にワイパーを移動させれば、液
体の吸収、払拭効果を一層高めることができるワイパー
となる。また、ワイパーのロールにロールの軸方向への
移動機構を付加すれば、液体吸収シートのワーク側面接
触部がシートの幅方向の両端まで拡大され、シートのほ
ぼ全面をワイパーとして活用することができるので無駄
がない。
て添付した図面に基づいて説明するが、本発明はこれら
に限定されるものではない。ここで、図1は本発明の円
柱状ワークの自動清掃装置の一例の作動状態を示す説明
図である。図2は、本発明の円柱状ワークの自動清掃装
置の一例を示す縦断面概要図である。
は、例えばワークとして光ファイバ母材があり、その屈
折率の測定に当たっては、該母材表面にマッチングオイ
ルを塗布し、測定後はオイルを除去する必要がある。ま
た、円柱状ワークに処理液槽内で表面処理や洗浄処理を
行った後、液槽から引上げる際、円柱状ワークの表面に
付着している処理液を除去する必要があり、いずれの場
合も、従来は人手によってウエスや紙等で拭き取ってい
た作業を機械化、自動化しようとするものである。この
円柱状ワークの表面清掃作業を自動化することにより清
掃作業効率を高め、コストダウンを図ると共に、ワーク
に付着していた液体による作業環境汚染を防止しようと
するものである。
装置1の作動状態を示しており、液槽9内で処理を終わ
った円柱状ワーク2は、液槽9から回転しながら引上げ
られる。この引上げられるワーク2の側面に対して先
ず、ゴム状弾性パッド5からなるスクレーパー4を押し
付けて液体を液槽9内に掻き落とす。次いで、スクレー
パー4の上方の位置で、液体が掻き落されたワーク2の
側面に液体吸収能を有するワイパー20を押し付け、そ
のままの状態でワーク2を回転しながら引上げれば、ス
クレーパーのゴム状弾性パッド5による液体掻き落し効
果とワイパー20の液体吸収、払拭効果の相乗効果によ
って液体付着が殆どない清浄な表面をもった円柱状ワー
ク2を得ることができる。ここでいうワイパー20は、
ロール21と22の間を走行する液体吸収シート23を
シートガイド板24でワーク2の側面に押し付けて液体
を吸収、払拭する作用をしている。
動状態を説明したが、目標とするワーク2表面の清浄
度、液体の特性、付着量等によっては、スクレーパー単
独、ワイパー単独で作動させても良い。
一例を図2に基づいて説明する。円柱状ワーク2は、そ
の一端をチャック3で把持され、シャフトまたはワイヤ
11を介してワーク回転昇降手段10に接続され、垂直
方向に上下移動可能、軸周りに回転自在になっている。
ワーク2の直下には液槽9が備えられ、ワーク2のほぼ
全長を浸漬できる液深を持った処理槽とする場合もある
し、スクレーパーで掻き落される液体を受ける受槽とす
る場合もある。
パッド移動機構7から構成され、パッド移動機構7は不
図示の駆動源によりスクレーパー支持軸8の周りに回転
自在であり、パッド5の前後進(圧着、離脱)、上下移
動を自在にしている。また、支持軸8は、ワーク2の軸
を中心とする同心円環上に立てられ、該円環をスクレー
パー走行レール12上でスクレーパー走行駆動手段13
によりワーク2の円周に沿ってスクレーパー4を移動で
きるようにしている。尚、ゴム状弾性パッド5とパッド
移動機構7との間にスプリング或は油圧ダンパーからな
るパッド緩衝器6を設けてパッド5のワーク2側面に対
する圧着力を調整することができる。ゴム状弾性パッド
5の材質は、SBR、NBR等の耐油性、耐溶剤性の高
い合成ゴムがよく、耐摩耗性に優れ、適度のゴム弾性を
有するものがよい。
転速度と引上げ速度、液体の粘度等の特性、目標として
いるワーク表面の清浄度等を考慮して決められるもので
あり、最も簡単なものは1台でも液体の掻き落し効果を
挙げることができる。高い清浄度を求める場合には、図
3に示したように少なくとも3台とすれば、回転・上昇
するワーク2をバランスよく保持すると共にパッド5の
圧着面積が増加し、圧着状態がより一層安定化するので
高い清浄度を得ることができる。
液体吸収能を有するワイパー20で拭き取られる。付着
液量が少ない場合はスクレーパー4を使用せず、ワイパ
ー20を単独で作動させても良い。図4にワイパー20
の詳細を示した。このワイパー20は、液体吸収シート
23、該シート繰り出しロール21、巻き取りロール2
2、該シートガイド板24および該ロールの移動機構2
6から構成され、ロール21、22の軸がワーク2の軸
と直交する方向にワイパー支持軸41によって支持され
ている。
1から供給され、使用後巻き取りロール22に巻き取ら
れるまでの間、弾力を持ったシートガイド板24で回転
しながら上昇するワーク2の側面に押し当てられ、液体
を吸収し、拭き取るように作動する。液体を吸収・払拭
中、液体吸収シート23は巻き取り走行を停止し、ロー
ル21、22と共にロールの軸方向左右にロールトラバ
ース機構27によりトラバースさせ、液体吸収シート2
3の両端まで十分液体を吸収させた後、若干吸収シート
23をロールにより巻き取り走行させて新しい面をワー
ク2の側面に接触させて吸収、払拭を繰り返す。勿論、
液体吸収シート23の巻き取り走行とロールの軸方向へ
のトラバースを同時に連続的に行ってもよく、要は、吸
収シート23のワーク側面接触部の液体吸収能力が飽和
する前に常にシートの新面に更新されているようにすれ
ばよい。また、シートガイド板24のシート側側面にワ
ーク2の円周に沿った円弧状の凹部を形成したものとし
て吸収シート23をワーク2の側面に圧着すれば、シー
ト23の接触面積が増加し、液体の吸収、払拭効率を高
めることができる。
構26は、シートガイド板24と共に不図示の駆動源に
よりワイパー支持軸41の周りに回転自在であり、ロー
ルおよびシートガイド板の前後進(シートの圧着、離
脱)、上下移動を自在にしている。また、ワイパー支持
軸41は、ワーク2の軸を中心とする同心円環上に立て
られ、該円環をワイパー走行レール42上でワイパー走
行駆動手段43によりワーク2の円周に沿ってワイパー
20を移動できるようにしている。尚、シートガイド板
24とロール移動機構26との間にスプリング或は油圧
ダンパーからなるガイド板緩衝器25を設けて吸収シー
ト23およびシートガイド板24のワーク2側面に対す
る圧着力を調整することができる。
液体吸収能、ワーク2の回転速度と引上げ速度、液体の
粘度等の特性、目標としているワーク表面の清浄度ある
いはスクレーパーとの併用等を考慮して決められるもの
であり、最も簡単なものは1台でも液体の吸収、払拭効
果を十分に挙げることができる。より高い清浄度を目標
とし、吸収シートの押し当て力のバランスを採るために
複数台設置してもよい。
不織布、フェルト、発泡プラスチックシート等から選択
される1種、あるいは2種以上からなる積層シートを、
吸収する液体の性質、液体吸収能力あるいは目標とする
清浄度によって選ぶことになる。使用後のシートは廃棄
されるか、あるいは洗浄後再使用される。
ワイパー30は、繰り出しロール31、巻き取りロール
32の軸をワーク2の軸と平行に置き、液体吸収シート
33をワーク2の軸に対して横方向に走行させる方式で
ある。シートガイド板34、ガイド板緩衝器35および
ロール移動機構36の作用、機構は上記ワイパー20の
場合と同じである。この場合ロールとシートのロール軸
方向へのトラバース機構は不要で、吸収シート33のワ
ーク2側面に対する広い接触面積が容易に得られる。
ものではない。上記実施形態は、例示であり、本発明の
特許請求の範囲に記載された技術的思想と実質的に同一
な構成を有し、同様な作用効果を奏するものは、いかな
るものであっても本発明の技術的範囲に包含される。
ファイバ母材を取り挙げたが、本発明はこれらに限定さ
れず、円柱状のワークであればいずれのものであっても
適用できることは言うまでもない。
円柱状ワークの処理は、直立し、垂直方向に移動するも
のとして説明したが、本発明が適用される前のワークの
処理は、原則としてどのようなものでもよく、円柱状ワ
ークの設置、移動方向に関わらず適用できるものであ
り、例えば水平に設置して処理した後、本発明の方法、
装置を適用することができる。
円柱状ワークの表面を濡らしている液体を自動的に掻き
落し、あるいは液体吸収シートに吸収させ、拭き取るこ
とが可能となり、従来の人手による拭き取りと比較し
て、目標としている清浄度が安定的に得られ、生産性と
清掃コストの大幅な改善を図ることができる。
パー、ワイパーの台数、作動範囲、作動条件を、目標と
している円柱状ワークの清浄度等に応じて適宜に調整す
ることができるので、円柱状ワークの側面に付着してい
る液体の除去状態を任意に選択することができる。例え
ば、円柱状ワークを液中で表面処理した後の工程に移送
する際に、別の液や塵埃による汚染が予想される場合、
徹底的にワークに付着した液を除去して再汚染を防ぐの
は非効率的であり、コストアップにもなるが、本発明に
よれば付着した液を周囲を汚染しないための最小必要限
の清掃に留めることができると共に、これを自動的にか
つ効率よくしかも安価に行うことができる。従って円柱
状ワークの生産性が向上し、コストダウンを図ることが
できる。
態を示す説明図である。
示す縦断面概要図である。
横断面図である。
(a)縦断面図、(b)横断面図。
る。(a)斜視図、(b)横断面図。
…チャック、4…スクレーパー、5…ゴム状弾性パッ
ド、6…パッド緩衝器、7…パッド移動機構、8…スク
レーパー支持軸、9…液槽、10…ワーク回転昇降手
段、11…シャフトまたはワイヤ、12…スクレーパー
走行レール、13…スクレーパー走行駆動手段、20、
30…ワイパー、21、31…繰り出しロール、22、
32…巻き取りロール、23、33…液体吸収シート、
24、34…シートガイド板、25、35…ガイド板緩
衝器、26、36…ロール移動機構、27…ロールトラ
バース機構、41…ワイパー支持軸、42…ワイパー走
行レール、43…ワイパー走行駆動手段。
Claims (10)
- 【請求項1】 円柱状ワークの表面を自動的に清掃する
方法において、回転しながら上昇する該ワークの側面に
スクレーパ−を押し付けて、該ワークの側面に付着して
いる液体を掻き落すことを特徴とする円柱状ワークの自
動清掃方法。 - 【請求項2】 円柱状ワークの表面を自動的に清掃する
方法において、回転しながら上昇する該ワークの側面
に、液体吸収能を有するワイパーを押し付けて、該ワー
ク側面に付着している液体を吸収し、払拭することを特
徴とする円柱状ワークの自動清掃方法。 - 【請求項3】 円柱状ワークの表面を自動的に清掃する
方法において、回転しながら上昇する該ワークの側面に
スクレーパ−を押し付けて、該ワークの側面に付着して
いる液体を掻き落した後、回転しながら上昇する該ワー
クの側面に、液体吸収能を有するワイパーを押し付け
て、該ワーク側面に付着している液体を吸収し、払拭す
ることを特徴とする円柱状ワークの自動清掃方法。 - 【請求項4】 前記ワイパーの円柱状ワーク側面接触部
が、常に更新されていることを特徴とする請求項2また
は請求項3に記載した円柱状ワークの自動清掃方法。 - 【請求項5】 円柱状ワークの軸方向の少なくとも一端
を把持し、該ワークを回転しつつ垂直方向に上下移動可
能となるワーク回転昇降手段と、把持された該ワークの
側面に圧着、離脱可能なスクレーパーを備えたことを特
徴とする円柱状ワークの自動清掃装置。 - 【請求項6】 円柱状ワークの軸方向の少なくとも一端
を把持し、該ワークを回転しつつ垂直方向に上下移動可
能となるワーク回転昇降手段と、把持された該ワークの
側面に圧着、離脱可能で液体吸収能を有するワイパーを
備えたことを特徴とする円柱状ワークの自動清掃装置。 - 【請求項7】 円柱状ワークの軸方向の少なくとも一端
を把持し、該ワークを回転しつつ垂直方向に上下移動可
能となるワーク回転昇降手段と、把持された該ワークの
側面に圧着、離脱可能なスクレーパーを備え、かつ把持
された該ワークの側面に圧着、離脱可能で液体吸収能を
有するワイパーを備えたことを特徴とする円柱状ワーク
の自動清掃装置。 - 【請求項8】 前記スクレーパーが、ゴム状弾性パッド
と該パッドのワークの軸方向と円周方向への移動機構か
ら構成されていることを特徴とする請求項5または請求
項7に記載した円柱状ワークの自動清掃装置。 - 【請求項9】 前記ワイパーが、液体吸収シート、該シ
ート繰り出しロール、巻き取りロール、該シートガイド
板および該ロールの移動機構から構成され、ワイパーの
円柱状ワーク側面との接触部の更新を、液体吸収シート
を繰り出しロールから巻き取りロールへ走行させて行う
ように構成したことを特徴とする請求項6または請求項
7に記載した円柱状ワークの自動清掃装置。 - 【請求項10】 前記ワイパーのロールの移動機構は、
ワークの軸方向、円周方向およびロールの軸方向の少な
くとも一方向に移動するように構成されていることを特
徴とする請求項9に記載した円柱状ワークの自動清掃装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2000138550A JP4355425B2 (ja) | 2000-05-11 | 2000-05-11 | 光ファイバ母材の自動清掃方法および自動清掃装置 |
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