JPS6259643B2 - - Google Patents

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Publication number
JPS6259643B2
JPS6259643B2 JP53112725A JP11272578A JPS6259643B2 JP S6259643 B2 JPS6259643 B2 JP S6259643B2 JP 53112725 A JP53112725 A JP 53112725A JP 11272578 A JP11272578 A JP 11272578A JP S6259643 B2 JPS6259643 B2 JP S6259643B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tube
resin tube
core
diameter
heat
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP53112725A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5539346A (en
Inventor
Takaaki Yamaguchi
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Plastics Inc
Original Assignee
Mitsubishi Plastics Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Plastics Inc filed Critical Mitsubishi Plastics Inc
Priority to JP11272578A priority Critical patent/JPS5539346A/ja
Publication of JPS5539346A publication Critical patent/JPS5539346A/ja
Publication of JPS6259643B2 publication Critical patent/JPS6259643B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Landscapes

  • Processing And Handling Of Plastics And Other Materials For Molding In General (AREA)
  • Blow-Moulding Or Thermoforming Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Shaping By String And By Release Of Stress In Plastics And The Like (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は内面に切り溝を有する熱収縮性の熱
可塑性樹脂チユーブを製造する方法に係わる。
ポリ塩化ビニル、塩化ビニル共重合体樹脂等の
熱可塑性樹脂からなるチユーブであつて、加熱に
よりその径を縮少する、所謂熱収縮性樹脂チユー
ブはよく知られている。かゝるチユーブの利用面
として、びんの口を栓と共に封緘する、所謂キヤ
ツプシールが知られている。封緘はチユーブの加
熱収縮によつて行なわれるため、チユーブはびん
の口部分及び栓の外縁付近を覆つて密着してお
り、従つて開封に便利なようにキヤツプシールに
は指で挾める位の大きさの引裂き用のつまみ片を
付けるのと同時に、このつまみ片に続くチユーブ
軸線方向に引き裂き容易な加工を施す。かゝる加
工手段として従来、(1)チユーブ軸線方向にミシン
目を入れる、(2)チユーブ表面に、軸線方向に切り
溝をつける、(3)チユーブ内面に、軸線方向に切り
溝をつける方法(特公昭45−14395号公報参照)
が知られている。しかしながら上記(1)の方法で
は、食品、医薬品分野で嫌われるゴミ、チリ等の
異物がミシン目を通してびんの頭部へ混入付着
し、またびんの蓋の封緘に当り、キヤツプシール
を加熱すると、ミシン孔が変形或いは拡大し、外
観を損なう欠点がある。次に上記(2)の方法では、
ノツチ効果の働く逆の側に切り溝が入つているた
め剥離効果が不十分であり、且つ外側に切り溝が
あるので、美観上も好ましくない。上記(3)の方法
は、(1),(2)の方法におけるような不都合はない
が、切り溝を付与する器具類が複雑であり、また
操作も繁雑である。
このような背景にかんがみ、本発明者は上記の
ような不都合を克服するため鋭意検討を重ね、本
発明を完成した。本発明は特別複雑な器具類を使
用する必要なく、操作容易に、内面に切り溝を有
する熱収縮性の熱可塑性樹脂チユーブを製造する
方法を提供することを目的とするものであつて、
その要旨とするところは環状ダイから押出成形さ
れた熱可塑性樹脂チユーブを、環状ダイの芯金部
に固定された拡径用中子により、軟化点以上、流
動点以下の温度において拡径延伸し、しかる後、
冷却して熱収縮性の樹脂チユーブを製造するに当
り、前記拡径用中子の外面上であつて、この外面
上を移動する樹脂チユーブが軟化点以下の温度に
冷却されるよりも前の位置に切り刃を設け、この
切り刃によつて樹脂チユーブの内面に切り溝を付
与することを特徴とする、内面に切り溝を有する
熱収縮性樹脂チユーブの製造法に存する。
熱収縮性樹脂チユーブを製造する方法として
は、(1)押出機によつて一旦熱可塑性樹脂チユーブ
を製造し、しかる後、その樹脂の軟化温度以上、
流動点以下の温度に加熱し、空気などの不活性ガ
スでもつてチユーブの径を拡大し、冷却する方
法、(2)押出機の環状ダイの芯金部に径拡大用の中
子を設け、この中子には温度を調整する手段を設
けておき、押出機より押出し成形された熱可塑性
樹脂のチユーブを樹脂の軟化点以上、流動点以下
の温度に調整し、上記拡径用の中子を通過させて
チユーブの内径を拡大し、次いで冷却、固定する
方法が知られている。本発明は上記(2)の方式によ
る熱収縮性樹脂チユーブの製造方法において、チ
ユーブ内面に切り溝を付与する方法に係わるもの
である。
以下、本発明方法の実施態様を添付図面によつ
て説明する。
第1図は本発明方法の実施態様を示すものであ
つて、理解し易いよう樹脂チユーブのみを縦断面
で示す正面略図であり、第2図は本発明方法によ
つて製造された樹脂チユーブの一例の斜視図であ
る。
第1図において、1は押出機の環状ダイであ
り、2は環状ダイの芯金部、3は拡径用の中子、
4は中子3を芯金部2を固定する心棒、5は押出
成形された樹脂チユーブ、6は樹脂チユーブの引
取りロール、7は中子3の外面に設けられた切り
刃である。
環状ダイ1から押出された樹脂チユーブ5は矢
印Aの方向に進み、中子3により径を拡大され、
引取りロール6で引取られながら連続的に熱収縮
性の樹脂チユーブが生産される。中子3の拡径部
(円錐状部)を通過している樹脂チユーブは、そ
の樹脂の軟化点以上、流動点以下の範囲内の温度
に保持するため、図面には示していないが、中子
3内に温度調節用の媒体を通すことができるよう
な構造にしておく。又は樹脂チユーブの外面にヒ
ーターを設け、あるいは適温の空気を吹きつける
等の手段を構ずることができる。又はこれらの手
段を組合せて併用してもよい。そして円錐状部で
拡径が終了したチユーブは円筒状部で適宜の冷却
手段(図示せず)により冷却され、中子3を出る
前に軟化点以下となるが、中子3を出た後さらに
完全に冷却してもよい。かくして熱収縮性のチユ
ーブが得られる。
本発明方法では、上記中子3に切り刃7を付設
し、チユーブ内面に切り溝をつける。なお図面で
は発明の内容を理解し易いよう、チユーブ5の厚
み、切り刃7を設ける箇所は中子3の外面上であ
つて、この中子3の外面上を移動している樹脂チ
ユーブが軟化点以下の温度に冷却されるよりも前
の位置(押出機の環状ダイに近い側)とする。こ
のようにするときは、チユーブは軟化点以上、流
動点以下の範囲内の温度にあり、樹脂チユーブは
比較的柔軟であるので、切り刃7による切りこみ
が容易であり、切り溝の深さが安定しており、更
に切り刃の損粍が少ないなどの有利性がある。そ
して中子上において、樹脂チユーブが軟化点以下
の温度に冷却されるよりも以前の位置であつて
も、例えば中子の円錐部で、しかも環状ダイ1に
一層近い位置に切り刃7を設けるときは、この箇
所では樹脂チユーブの延伸がそれほど進んでおら
ず、従つて樹脂チユーブの厚みが相対的に大きい
ところに当るので、切り溝深さの調整が行ない易
い。
切り刃7は通常、2枚並列して設けるのがよ
い。即ち第2図に示すように、得られる加熱収縮
性チユーブ8は通常2本平行して切り溝9が設け
られる。これはキヤツプシールにする場合、2本
の切り溝9の上位に切り裂き用のつまみ片が形成
されるようチユーブは個々のキヤツプシールに裁
断され、びんの頭部をこれで封緘した後、開封す
るに当つてはこのつまみ片を引張り、細いテープ
状に引裂きを行なうためである。
中子3の横断面は円形に限られず楕円形であつ
てもよい。
以上のようにして、本発明方法によれば、本書
の冒頭に述べた従来の(1),(2)及び(3)の方法におけ
るような欠点が解決されるが、その他に、次のよ
うな利点を有している。
(1) 環状ダイより押出された樹脂チユーブは延伸
工程(拡径工程)において、拡径用中子の小径
部から大径部まで、その外周に、樹脂チユーブ
の内面を常に圧接しながら進行する。このため
拡径用の中子の外面に設けた切り刃に対し、チ
ユーブ内面を良好に当接した状態に保つことが
できるので、極めて安定的に、一定の深さでチ
ユーブ内面に切り溝を付与することができる。
(2) 拡径用中子は、環状ダイの芯金部に固定され
ており、押出された樹脂チユーブの進行中に拡
径用中子外面の切り刃が移動、動揺することが
ないので、チユーブ内面における切り溝の位
置、溝深さの変動がない。従つて2次加工工程
において、チユーブを裁断してキヤツプシール
に仕上げる場合、キヤツプシール引裂き用のつ
まみ片と切り溝との位置を合わせる作業が容易
且つ確実に行なえる。
(3) 熱収縮性樹脂チユーブの製造工程中に切り溝
付与工程が組みこまれるので、作業が簡素化さ
れ、生産コストが低廉になる。
(4) 切り刃は、中子の外面上であつて、この外面
上を移動する樹脂チユーブが、軟化点以下の温
度に冷却されるよりも前の位置に設けられるの
で、この切り刃設置箇所を通過する樹脂チユー
ブは、末だ比較的柔軟であるため、切り刃によ
る切りこみが容易であり、切り溝の深さが安定
しており、更に切り刃の損粍が少ない利点があ
る。
なお上に説明し、図面に示したところは本発明
の理解を助けるための代表的例示であり、本発明
はこれらの例に制限されるものではなく、発明の
要旨内でその他の変更、変形例をとることができ
るものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明方法の実施態様を示すものであ
つて、理解し易いよう、樹脂チユーブのみを縦断
面で示す正面略図であり、第2図は本発明方法に
よつて製造された樹脂チユーブの一例の斜視図で
ある。 図中、1は押出機の環状ダイ、2は環状ダイの
芯金部、3は拡径用の中子、5は押出成形された
樹脂チユーブ、6は引取りロール、7は中子3の
外面に設けられた切り刃、8は加熱収縮性の樹脂
チユーブ、9は樹脂チユーブ8の内面に形成され
た切り溝である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 環状ダイから押出成形された熱可塑性樹脂チ
    ユーブを、環状ダイの芯金部に固定された拡径用
    中子により、軟化点以上、流動点以下の温度にお
    いて拡径延伸し、しかる後、冷却して熱収縮性の
    樹脂チユーブを製造するに当り、前記拡径用中子
    の外面上であつて、この外面上を移動する樹脂チ
    ユーブが軟化点以下の温度に冷却されるよりも前
    の位置に切り刃を設け、この切り刃によつて樹脂
    チユーブの内面に切り溝を付与することを特徴と
    する、内面に切り溝を有する熱収縮性樹脂チユー
    ブの製造法。
JP11272578A 1978-09-13 1978-09-13 Production for heat-shrinking resin tube having kerf on its inside Granted JPS5539346A (en)

Priority Applications (1)

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JP11272578A JPS5539346A (en) 1978-09-13 1978-09-13 Production for heat-shrinking resin tube having kerf on its inside

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JPS5539346A JPS5539346A (en) 1980-03-19
JPS6259643B2 true JPS6259643B2 (ja) 1987-12-11

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ID=14593964

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JP11272578A Granted JPS5539346A (en) 1978-09-13 1978-09-13 Production for heat-shrinking resin tube having kerf on its inside

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0295640A (ja) * 1988-09-30 1990-04-06 Omron Tateisi Electron Co 紙葉類スキュー補正装置

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4533905Y1 (ja) * 1969-04-02 1970-12-24
JPS49109461A (ja) * 1973-02-21 1974-10-17

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JPS5539346A (en) 1980-03-19

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