JPS6258064A - ラジアルピストン機械 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、ケーシングに固定されたリング状のカムディ
スクと、軸を中心にしてカムディスクに対して相対的に
回転可能に支承されているシリンダブロックと、該シリ
ンダブロックの回転軸線に関して半径方向に配設された
多数の孔と、該孔の内部に摺動可能に支承されているピ
ストンと、シリンダブロックの回転軸線に対して平行に
延びる軸線を有する、前記ピストンをカムディスクに支
持するための円筒形のローラとから成るラジアルピスト
ン機械に関する。

従来技術 前記形式のラジアルピストン機械はコンパクトで経済的
な構造でありしかも高圧力を提供できるという点で優れ
ている。Ｐイツ連邦共和国特許出願公開第３２１６００
７号明細書および英国特許第１４１３１０８号明細書に
相当する従来の技術によれば、ピストンを支持するロー
ラは、ピストンの投影面内でピストン孔内に配設されて
いる。公知の装置では、ローラの外径を最大にしようと
する場合に、ローラの最大長さは、理論的にピストン外
径の０．７０７倍にしがならない。

発明の課題 本発明の課題は、従来の技術から公知であるのと同様に
コンパクトな構造であるラジアルピストン機械において
、ローラとカムディスクとの間に接触電圧（ヘルツ電圧
）が生じるのを回避してラジアルピストン機械の耐用寿
命を延ばすために、ローラの長さを非常に長くするよう
に改良することである。

課題を解決するための手段 前述の課題を解決するために本発明では、ピストンを受
容する、シリンダブロックの孔が、ローラの行程範囲に
おいてローラ区分を受容するための切欠きを、ローラの
両方の端面に有しているようにした。

発明の効果′ 本発明のラジアルピストン機械によれば、ローラの長さ
を長くすることにより、ローラとカムディスクとの間の
接触電圧（ヘルツ電圧）が回避されてそれに伴なって機
械の耐用寿命が延びる。

実施態様 本発明の有利な実施態様が特許請求の範囲の従属項に記
載されている。

特許請求の範囲の第４項によれば、ローラのための側方
のガイドリングを省略することカテきるという利点を有
する。

実施例 第１図の一方のケーシング半部は符号１を付されており
、他方のケーシング半部は符号２を付されている。これ
ら２つのケーシング半部の間にはカムディスク３が配設
されている。固定ねじ４によって２つのケーシング半部
は、カムディスク４と共に結合されて１つの不動なユニ
ットを形成している。ケーシング半部１内には軸５が、
球軸受６，７によって支承されている。

軸のケーシング側の端部８はスプライン軸として形成さ
れていて相応する切欠き９を介してロータ１０を支持し
ている。ロータＩＱはシリンダブロックとして形成され
ていて、その周囲上に均等に分配された孔１１（第２図
）を有しており、該孔はビストシ１２を受容するのに用
いられる。ピストン１２は半径方向の外側部分に、支承
ざら１３と円筒形のローラ１４とを受容するための切欠
き１２ｄを備えている。ローラ１４はカムディスク３の
カム面１７に支持されている。ピストンはその半径方向
の下側部分に、リング状の溝１２Ｃ内にシール部材どし
てピストンリング２ｏを有している。孔１１により形成
されるピストン室は、軸方向に延びる孔２１を介して、
ケーシング半部２内に収容されている不動の制御スリー
ブ２４の、やはり軸方向に延びる制御孔２２．２３と作
用接続する。制御スリーブ２４はリング状の制御室２５
．２６を制限し、該制御室は圧力媒体源またはタンクの
ための詳、シ＜は図示されていない接続部と接続されて
いる。制御孔２２．２３に対するピストン室１１の位置
に応じて、これらのピストン室は圧力媒体源か又はタン
クと接続されて、そのためトルクがロータ１０に発生し
、該ロータはこのトルクをスプライン結合を介して駆動
軸５へ、もしくは被駆動軸へと外側にさらに案内する。

第３図、第４図、第５図によるとピストン１２を受容す
る、ロータの孔１１はローラ区分１４ａを受容するため
に外径を越えて外側へと延びる４つの切欠き１１ａを有
している。切欠き１１ａはロータ１０のリング状の溝１
５によって生せしめられ、従って溝１５の一部である。

溝１５の外側の堺界壁１５ａがローラの端面１４ｂの軸
方向のガイドを形成する。ローラは原則的には任意に長
くすることができる。ローラが長ければ長い程、溝の両
側の係合幅もより大きくあらねばならない。ローラの縦
の長さがピストンの直径の約０．９〜ｏ、９５倍に選ば
れると構造的にもかなり妥協できる。この場合には機械
の耐用寿命は従来の技術と比較して５０％から６０％ま
で延びる。ローラの一部は現存のピストン孔に侵入でき
るのでリング状の溝１５の係合深さは減らされる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明のラジアルピストン機械の軸方向縦断面
図、第２図は、左半分を第１図の、ＩＩａ−■ａ線に沿
って断面して示し、右半分を第１図の、ｕｂ−ｕｂ線に
沿って断面して示す図、第３図はローラを有するピスト
ンとロータす図、第５図はローラを有するピストンを真
上から見た図である。 １・・・ケーシング半部、２・・・ケーシング半部、３
・・・カムディスク、牛・・・固定ねじ、５・・・軸、
６゜７・・・球軸受、８・・・端部、９・・・切欠き、
１０・−・ロータ、１１・・・孔、１１ａ・・・切欠き
、１２・・・ピストン、１２Ｃ・・・溝、１３・・・支
承ざら、１４・・−ローラ、１４ａ・・・ローラ区分、
１４ｂ・・・端面、１７・・・カム面、２１・・・孔、
２２．２３・・・制御孔、２４・・・制御スリーブ、２
５．２６・・・制御室第２図 １Ｑ・−シリシゲブロシ １１・一孔 ！１０−切欠き １２・−ピストン １３−　支承ざら １４−　ローラ １５−−・溝

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、ケーシングに固定されたリング状のカムディスク（
   ３）と、軸を中心にしてカムディスク（３）に対して相
   対的に回転可能に支承されているシリンダブロック（１
   ０）と、該シリンダブロックの回転軸線に関して半径方
   向に配設された多数の孔（１１）と、該孔の内部に摺動
   可能に支承されているピストン（１２）と、シリンダブ
   ロックの回転軸線に対して平行に延びる軸線を有する、
   前記ピストンをカムディスク（３）に支持するための円
   筒形のローラ（１４）とから成るラジアルピストン機械
   において、ピストン（１２）を受容する、シリンダブロ
   ック（１０）の孔（１１）が、ローラ（１４）の行程範
   囲においてローラ区分（１４ａ）を受容するための切欠
   き（１１ａ）を、ローラの両方の端面（１４ｂ）に有し
   ていることを特徴とするラジアルピストン機械。 ２、前記切欠き（１１ａ）が、ピストンの外径の０．９
   倍〜０．９５倍のローラ長さに相応している特許請求の
   範囲第１項記載のラジアルピストン機械。 ３、切欠き（１１ａ）がロータ（１０）の外周のリング
   状の溝（１５）によつて形成されていて、該溝がピスト
   ンの孔（１１）の半径方向の外側部分と部分的に又は全
   体的に交差する特許請求の範囲第１項または第２項記載
   のラジアルピストン機械。 ４、切欠き（１１ａ）の外側軸方向の制限部が、ローラ
   （１４）を両方の端面（１４ｂ）で少なくとも部分的に
   ガイドするように設計されている特許請求の範囲第１項
   から第３項までのいずれか１項記載のラジアルピストン
   機械。