JPS6257801A - スピンドル支持装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は一般的に工作機械のスぜンドルに一般に使用さ
れている互いに間隔をあけた摩擦防止軸受に予負荷を維
持する装置に係るものである。

特に、本発明は軸受の予負荷レベルを変えられるよう使
用中に調節できるスピンドル軸受予負荷装置に係るもの
である。

工作機械業界では、１組の摩擦防止軸受から「振れｊす
なわち間隙を取り除きまた、たとえば、工具スピンドル
の如き機械要素に所望量の緊張を生じるため軸受の内外
レースに互いに圧接するよう予負荷をかけて、機械加工
力が予負荷に打ち勝つことがないようにし、従って、振
れがスピンドルに生じないようにすることが一般に知ら
れている。更にまた、軸受をゆるめることなく熱の増大
を処理できるよう工作機械のスぜンビルにある量の緊張
を生じさせることがしばしばある。

切削作業中スピンドルの安定性を維持するためには高レ
ベルの予負荷が有用であるが、予負荷量がスピンド５ル
にかかる切削力に調和せしめられることも望ましい。た
とえば、スピンド９ルの回転速度が高いと一般に軽い切
削力をかけ、他方スピンドルの回転速度が低いと一般だ
強い切削力がかかる。予負荷量が軸受の組のトルクに直
接影響を及ぼすので、不必要に大きい負荷は高いトルク
を生じ、トルクが高いと回転速度が高い場合疋大きな動
力を消費することになる。そのように高い動力の運転条
件では過度に熱を増大させ軸受が尚早に破損することに
なる。

従って、従来技術の実施者には低い運転温度で高低の回
転速度に適応して予負荷量を変えられるスピンドル軸受
予負荷装置を有することが望ましいと認められている。

従来の技術 いくつかの関連する適切な従来技術の米国特許がこの問
題を論じてその解決策を提示している。

すなわち、１９６５年１２月１４日付の第３，２２２，
９９１号、１９６７年１２月１４日の第３，３５２，６
１１号、１９７２年５月２３日付の第３，６６４．７１
８号、１９７４年４月の第３，９４５，６９４号および
１９８０年１０月７日付の第４，２２６，４８５号がそ
れである。

多くの軸受予負荷装置は同様に作用する。すなわち、互
いに間隔をあけた前方（スピンドルの鼻部に至近）と後
方の摩擦防止軸受がその内レースがスピンド９ルに固着
して装着され前方の軸受の外レースは中実のハウジング
肩部に圧接して位置決めされ後方の軸受の対応する外レ
ースは機械的または流体ばねによ多負荷をかけられ摩擦
防止要素がスピンドルに予負荷を伝達する際にスピンド
ルに緊張を生じる。このゴ般的使用法では、後方の軸受
の外レースはその孔内を摺動できなければならず半径方
向の間隙を必要としこの間隙はスピンドル装着部に半径
方向の振れを生じる。すなわち半径方向の精密性を失う
一因となる。通常の固定しだ予負荷装置では、すなわち
、予セットした機械的ばねが後方の軸受の外レースに後
ろ向き方向に押す場合に、熱偏倚運動によるスピンド５
ルの伸張は予負荷を維持しつつ処理できる。これら従来
の切削力は前方の軸受の肩部付き外レースが純粋に受け
る。しかしながら、機械のスピンドルがそれをハウジン
グ外にすなわち、前向き方向に引き出す傾向のある力を
かけられると、アセンブリは後方の軸受の外レースは引
っ張り負荷をかけらればねの予負荷限度までのみの運動
に抵抗できる。

この点板後は、引っ張り力が増大するに従いスピンドル
は前向き方向にある程度運動することがある。

スピンドルに装着した互いに間隔をあけである軸受を含
むある理想的軸受予負荷装置では前方の軸受の外レース
は従来技術における如く・・ウジングの肩部により堅固
に支える必要があり、まだ後方の軸受の外レースには軸
受にかかる軸線方向の負荷を均一に変える手段を設ける
必要があると本発明者には判った。しかしながら、更に
また外レースは予負荷量を増減する時に容易に可動でな
ければならずしかも組み立てた予負荷装置は軸受の半径
方向の振れ従って構成を乱すｌ因となることもある間隙
のないものでなければならない。更にまた、予負荷装置
は予負荷範囲にわたり容易に設定できしかも装置に対し
かけだ引き出し力に対し確かに予負荷量以上の負荷の程
度に対し抵抗する必要がある。

前記に列挙した特許の予負荷装置を以下の如く論じるこ
とは価値あることと思う。

発明が解決しようとする問題点 、米国特許第３，２２２，９９１は機械のスピンドル用
の後方の軸受の組に可調節に予負荷する機構を教示し、
この機構では後方の軸受の組の外レースに向けた負荷リ
ングに装着した複数のピストンが液圧が変えられる時ピ
ストンに可変の後ろ向き推力をかける作用を行う。負荷
リングすなわちプランジャはピストンを支持し予負荷可
能な軸受の組の外レースを支持している摺動部材が一体
に形成されている。プランジャはそれ用の間隙を設けた
シリンダ孔内を摺動し、このプランジャは一体にした壁
厚の薄い環状の室を有し、この室内に液圧流体を導入で
きる。流体圧力を室内に導入すると、室は膨張してシリ
ンダ壁にかけた半径方向の力による摩擦で錠止めすなわ
ち捕捉する傾向がある。膨張可能な室の半径方向の力は
シリンダ壁に垂直の力を生じ、合成した軸線方向の摩擦
力はスピンドルに「前向き」方向の引き出し力をかける
時スピンドル用き出し力に抵抗する作用を行う。この特
許の発明の変形例では半径方向に並べた個別のピストン
はスピンドルと同軸の１個の中心ピストンを取替えるこ
とができる。

以上説明した構造に伴う欠点は、たとえば、複数の液圧
管路を使用する必要があるということで、１つの管路は
負荷ピストンに所望の予負荷圧力を供給し第２の非常に
高圧の管路は負荷プランジャの環状の膨張可能な空所内
に向ける必要がある。

スピンドルの引き出しに抵抗するには大きな半径方向の
力のほんの一部分（摩擦係数）しか使用できない。更に
また、摺動プランジャのまわシの半径方向間隙は後方の
軸受の組の半径方向位置を恐らく乱すことがある。軸線
方向に堅く装着すると共に半径方向にできるだけ堅く装
着することが好ましいので、プランジャを移動さぜた後
アセンブリは半径方向の間隙を事実環めるため液圧張力
を生じる。更にまた高圧管路により行う液圧締付けは低
圧管路を介した予負荷を変えることが望ましい場合には
高圧管路により解除する必要がある。

米国特許第３，３５２，６１１号には外レース支持体に
かけた機械的ばね負荷により後方の組のスヒ０ンビル軸
受を後方に押すスピンドル軸受予負荷装置が示してある
。外レース支持体は軸線方向に容易に運動せしめられる
よう直線的ポールブッシングに装着されている。最大の
予負荷量はばねの圧縮により決まり、ばね力はスピンド
ルの後端に支持され遠心力の下にはずむようにした複数
のフライボールにより打ち勝つことができる。半径方向
にはずむ力は外レース支持体の斜面て向けられ従って。

ばね負荷力に打ち勝てる軸線方向の力として伝達される
。従って、高速度では軸受にかかる予負荷は弱められる
。

この特許に示した基本的機構はスピンドルのまわりに配
列してある複数の圧縮した軸線方向ばねてより最大の予
負荷を生じる。軸線方向の負荷解除力に変えるに必要な
半径方向の負荷を生じるに適当な速度にまで回転速度を
変えるにはフライボールは摩擦的抑圧作用に依存する。

更にまた、図示した形式の直線形ポールブッシング、す
なわち、非循環軸受はボールに関係する内方部材と外方
部材とを互いにきつくはめてボールが両方の部材に相対
的に回転しないようにする必要がある。しかしながら、
実際にはボールに接触する内面と外面とを互いに平行に
維持することは困難で、ボールとボールケージとは一般
に装置の一端にまではうすなわち歩き勝ちである。その
ような場合に、直線的摩擦防止運動はボールが横すベシ
することによυ無効にされる。

米国特許第３，６６４．７１８号は後方の軸受の組の外
レースを支持するのにスリーブを使用する後方の軸受の
組用の予負荷装置を教示している。スＩＪ−ブは予負荷
量を変えるだめ可変の圧力をかけられる円形のピストン
面を有している。この特許の装置ではまたスリーブは軸
線方向に自由に運動できるよう複数の液圧ポケットに支
持されている。この装置は予負荷を維持する錠止め手段
を有していないで、従ってピストンと可変の液圧力とが
引き出し力に反動する流体弾力を生じる。

米国特許第３，８０４．４７７号には互いに間隔をあけ
た１対の軸受を締め付は合わせる最大の設定予負荷を取
り除く装置が示してある。ナツト部材のスラスト面が軸
受の内レースに向けられ他方外レースはあらかじめ設定
した間隔寸法に保持され、ナツト部材はそのスラスト面
にダイヤフラムを有している。複数の重錘がナツト締付
は部材内に形成した内部室においてダイヤフラムに取り
付けてあシ、高い回転速度では重錘は遠心的にはねてダ
イヤフラムを内レースの予負荷スラ・スト面から遠ざか
り後方に僅かにねじれ勝ちになる。

この装置は非常に複雑なナツト部材を使用する必要があ
り、このナツト部材は機械加工され恐らくは溶接されて
ディスク状要素の中空面がダイヤフラム面でおおわれる
ようにする。ダイヤフラムにはその内部孔のまわりに複
数の重錘が取り付けてあり予負荷量は作業中に随意に変
えられない。

設定した予負荷は種々の速度でのみまた生じた遠心力て
応じてのみ軽減できる。従って、予負荷は予想される切
削力に調和するよう変えられない〇更にまた、この機構
は鋺またはストッパなしで機械的ダイヤフラムの弾力で
後方の軸受に負荷をかけ、従って、スピンドルに作用す
る引出し力が予負荷装置の機械的ばね力にさからい直接
引っ張る。

・米国特許第３，９４５，６９４号にはスピンド８ル軸
受の組の後方の外レース支持体はスピンドルの熱による
伸びに順応できる複数の機械的ばねによシ後方に押され
る。更にまた、この装置は後方の軸受レース支持体が適
当な孔内に位置決めされ摺動力を極減するよう摩擦防止
転勤アセンブリを形成する複数列の円筒形ローラを有し
ていると教示している。

この装置は円筒形のローラがそれに生じることのある半
径方向の振動すなわち間隙を吸収するため良く釣合わせ
る必要がある点で一般に複雑である。更にまた最大限の
力がスピンドルのまわりに円形に並べて位置決めされ外
レース支持体の後端におけるスラスト面に向けた複数の
圧縮ばねによシ生じる。従って、装置の予負荷は負荷に
適するよつ変えられずスピンドルの伸張のみ処理される
。

付随して、スピンドルの伸張により圧縮ばねの作用高さ
を増大しばね負荷を減少する。ばねに作用する引出し力
はスピンドルの後部における予負荷ばねにより直接抵抗
される。

米国特許第４．２２６，４８５はある熱アダプタを具体
化しスピンドルの伸張と軸受要素の半径方向伸張とに適
用するため使用する熱物理学を教示する軸受アセンブリ
を教示している。一般的前えはローラと内外レースとい
った如き軸受要素を釣り合わせまた生じた熱を前後の軸
受における特に設計した熱バリヤにより制御して軸受要
素が分離したり「振動」したりしないようにすることで
ある。この特許において興味あることは第１図に単一の
ダイヤスラムリングに装着したアセンブリの後方軸受が
示してあり第６図には１対のダイヤフラムリングに装着
され円形に並べた軸線方向ピストンにより外し・−スに
軸線方向に負荷をかけた後方の軸受が示してあるという
事実である。図示してないが、この！特許はまた円形に
並べたピストンをスピンドル軸線に中心法めした単一の
環状ピストンに代えることにも係る。

この特許には錠止め機構は示してなく、引出し負荷は液
圧弾力を有効に生じる液圧ピストンに直接向けられる。

従って、弾力が打ち負かされると、スピンドルは引出し
負荷の下に前方向に移動できる。更にまた５この装置が
後方のスピンドル軸受に締め付けるねじがカバーを第１
図と第６図とにおいて共に示しだ如く軸受支持ダイヤフ
ラムに機械加工した間隙を通過していることを注目する
必要がある。すぐれた設計上の慣習により屈折が予想さ
れるダイヤフラムに円形知配列して形成した孔が破損１
だは割れが進行する応力立上がり管を形成する傾向があ
る４、ことは明かである。

問題を解決するための手段 本発明者はアセンブリの後方の軸受を支持する・軸線方
向に可撓でしかも半径方向には剛性の要素、たとえば１
円形のダイヤスラムを使用し摺動要素すなわちローラを
使用しないのでダイヤフラムに負荷をかけ次いで後方の
軸受の外レースを運動させることによりスピンドル軸線
に対する同心性を乱さない独特なスピンドル軸受予負荷
装置を提供することにより従来技術に固有の欠点を回避
した。

更にまた、選択的に変えだ液圧をダイヤフラム面に向け
てスピンドル軸線と同軸の大きい作用ピストンを形成す
る。更にまた、本発明では軸線方向に動かされるダイヤ
フラム支持体と１列に並べて確実な停止面を設け、それ
によりスピンド゛ルの所定の最大緊張すなわち予負荷に
対応して外レースが所定の運動を行うと、軸受の組の予
負荷量を増大せずに非常に大きい保持力が生じることに
なる。

従って、このようにして最も望ましい時、すなわち、低
速で比較的に高い予負荷において、保持力をスピンドル
にかかる予想される引出し力すなわち反対向きの力に抵
抗するに十分な高いシ・イルに引き」二げできる一方ス
ビンドル軸受は異常に高い予負荷力で運転する際にこう
むる影、背を受けない。

本発明（づ２スビ゛ンｉ゛ルの回転軸線を中心として回
転可能なスピンドルを支持するハウジングを有する工作
機械に具体化して示してある。第１の摩擦防止軸受がハ
ウジングの適当な孔内に固定され、スピンドル軸ル＠線
に沿い可撓であるダイヤフラムの如き軸受支持体がその
外周でハウジングにスピンドル軸線に沿い第１の軸線か
ら間隔をあけた個所で取り付けである。第２の摩擦防止
軸受が第１の・軸線と同心にダイヤフラムの内周に装着
され、スピンドル軸 ね、ている。軸受はその摩擦要素を当初の値に予負荷す
るに適当な間隔距離になるよう要素を適当に寸法決めす
ることとより予セットされる。ハウジングは第１の軸受
の軸線方向運動を制限するストッパ手段を備え、液圧の
如き手段を供給してダイヤフラムを次にその軸線に沿い
屈折させてダイヤフラムと軸受とをストッパ手段に圧接
させて軸受をその間隔に従い予負荷し他方軸受を互いに
更に予負荷をかけさせずにスピンドルの引き出しに抵抗
する高い保持力を生じる。ストッパ手段はまた予負荷さ
れた軸受をスピンドル Ｌ（−れによりスピンドルに作用する過度の回転モーメ
ントに抵抗する。

実施例 第１図には本発明の譲受人たるンンンナテイ・ミラクロ
ン・インコーホレイテッドが製造した形式の工作機械１
０が示してある。工作機械１０は金属切削工具１２等を
支持する回転可能なスピンドル］−１を有していて、ス
ピンドル１１は・・ウジング延長部１４を有する可動の
スピンド゛ル支持体１３に一部分が支持されている。

第２図は第１図のスピンド゛ル１と・・ウジング延長部
１４とを通り切断して示す側部立面断面図であり、この
図にはハウジング延長部１４がそれをスヒ０ンドル支持
体１３にボルト留めするフランジ１５を有するほぼ管状
の部材として示してあり、支持体１３と延長部１４とを
互いに締め付は合わせるため複数の押さえねじ１６が設
けである。ハウジング延長部１４は装着管１８を支持す
る中心孔１７を有している。

装着管】８はハウジング延長部１４の後部から延び延要
部１４の前端の少し手前で終っている。延長部の孔１７
の後部は装着管１８の拡大したフランジ２０を収容する
座ぐり孔１９を有している。７ランジ２０は延長部１４
にボルト留めされてアセンブリを固定する。

装着管１８はその中心を貫通して機械加工により形成し
た間隙孔２１を有していて、管１８には前方の軸受用座
ぐり孔２２が設けてあり１対の角形接触玉軸受２４の背
中合わせにした外レース２３を収容している。設計者の
選択により種々の数と組合わせとにして種々の摩擦防止
軸受を使用できることは認識する必要がある。ハウジン
グ延長部の孔１７は軸受錠止めキャップ２５を収容し、
このキャップは軸受の外レース２３の外端に圧接され複
数の押さえねじ２６によシ装着管１８に固定されている
。工作機械の回転可能なスピンドル１１は前方の軸受の
組２４の内レース２８の孔２７を貫通して収容され前方
の肩部２９と水と油とを飛ばすため肩部と同じ直径の部
分に設けたシール溝３０とを有している。ハウジング延
長部１４の前部は押さえねじ３２によりボルト留めされ
孔１７に収容されたパイロン）３３により案内される前
方のシールキャップ３１を収容している。シールキャッ
プ３１の内部孔３４はスピンドル１１の肩部四にきつく
はまり内部孔３４内には入り組んだ飛散用溝３５が設け
である。工具スピンドル１１は切削工具１２を支持し駆
動する。スピンドル１１はそれに摺動可能に受けられた
スペーサ管３７により前方の軸受の組２４から間隔をあ
けた後方の軸受の組３６を貫通して後方に延びている。

軸受２４　、３６の内レース２８゜３８はすべて後方の
軸受３６の後部においてスピンドル１１にねじ受けされ
た錠止めナツト３９により一緒に錠止めされている。後
方の組の軸受３６の外レース４０は可動の軸受支持体に
支持され、この軸受支持体は外レース４０を前方の肩部
４５に圧接して収容するよう穿孔された前後の・・ブ４
３　、４４を備えている本体４２と外レース４２を固定
するため本体４２内にねじ受けされた内部の錠止めナツ
ト４６とを有しているダイヤフラム４１の如きものであ
る。本体４２の外レース４２ａはスピンドル１１の軸線
１１ａと同軸に保持されている。本体Ｃは半径方向知延
びているディスク状の中心ウェブ４７を有していてこの
薄くしたウェブ４７はダイヤフラム４１の外側部分のま
わりで比較的に厚い締付はリム招にまで拡大している。

装着管１８の７ランジ２０はそれとウェブ４７の前面と
の間に小さい伸縮可能な室４９を形成するよう凹ませで
ある。前方のハブ４３は装着管１８に設けたきつくはま
る座ぐり孔５０に摺動可能に収容されていてシール５１
が設けである。複数の押さえねじ５２がリム４８のまわ
りに円形のボルトのパターンで収容されリム４８をハウ
ジング延長部１４の７ランジ１５に固定している。

停止板５３がリム４８に装着されリムと同じ外径を有し
ている。複数の押さえねじ５４が停止板５３、ダイヤフ
ラム４１およびハウジング延長部１４を貫通して円形の
ボルトのパターンで収容され要素を部分アセンブリに一
緒に固定している。停止板５３とリム４８との外周はス
ピンドル支持体１３に設けたきつくはまる孔５５に受け
られ最終組立て時に部分アセンブリを案内する。取付は
ワッシャ５６がハウジング延長部１４とスピンドル支持
体１３との間に収容され延長部１４とそれに関係した部
品とを正確に組み合わせる。停止板５３はその外周から
この板に設けた間隙孔５８にまで半径方向に延びている
後面５７を有していて、停止板の前面５９にはダイヤフ
ラム４１のウェブ４７のほぼ始端の直径の深い座ぐり孔
６０が設けである。座ぐり孔６０は内面６１にまで延び
、この内面は停止板５３の後面５７に平行でスピンドル
の　　　゛ゝ軸線Ｕａと同軸で、この内面６１はダイヤ
フラムのハブ４４の端部から約０．００１インチ離れる
ような寸法にしてある。装着管１８の７ランジ２０、ス
ピンドル支持体１３およびハウジング延長部１４のフラ
ンジ１５を貫通して連通孔が穿ってあり、従って、加圧
流体を適当な供給源（図示せず）からダイヤフラムのウ
ェブ４７の前面だ設けた室４９にまで流れることができ
る。ダイヤフラムのウェブ４７が薄くしてあり十分な弾
性を有する材料で作られ、従って、ウェブはスピンドル
の軸線に沿い一方向に偏倚できるがしかも軸受３６を半
径方向に関しては剛的に制御する。当初のアセンブリで
はスペーサ管３７は軸受２４　、３６に僅かの緊張すな
わち当初の軽い予負荷をかけ反動負荷が軸受３６の摩擦
要素を通る両端矢印の方向に生じるようにする。

スピンド９ル１１が熱効果により後方に伸張することが
あり、この伸張が軸線方向に屈折したダイヤフラムによ
り処理されることが判る。

切削負荷がスピンドル１１と工具１２とにかかる際：Ｃ
所定の時点で軽い予負荷を追加の負荷を加えることによ
り増大できる。室４９内の軽い圧力によるこの比較的に
軽い切削負荷はスピンドル１１が比較的に高い回転速度
の際に生じ、従って、軸受２４゜３６に過度の熱で生じ
るというような好ましくない影響を及ぼさない。

更に他の時点に、高い切削力と低い回転速度とを使用す
ることが望ましい場合には室４９内の圧力を軸受２４　
、３６に一層高い予負荷をかけるよう一層高いレベルに
引き上げることができる。

軸受２４　、３６に最大の予負荷をかけるとすると、ウ
ェブ４７を偏倚させるに十分な高い圧力をかけ、従って
、ダイヤフラム本体４２と軸受３６の外レース４０とを
後方に７・ブ４４の端面４２ａが停止板５３に当るまで
押す。端面４２ａはスピンドル軸線１１ａと直角に機械
加工されていて、端面４２ａが停止板に接触すると、流
体圧をさらに増大しても軸受２４　、３６にはそれ以上
予負荷がかからない。次に流体圧を、切削工具に生じる
ことがありスピンド９ルを第２図から見て左方（すなわ
ち、前向き方向）に動かす傾向のある引き出し力に抵抗
する保持力を生じる非常に高いレベルにまで増大できる
。従って、室４９内の予負荷力は通常ではスピンドルの
引き出しに抵抗する保持力レイルであるので、本体４２
が停止板５３に強く圧接されているため保持力は軸受２
４゜３６にずっと低い予負荷を維持しつつたとえばｔ　
ｏ、ｏ　ｏ　ｏないし１５．０００　＃？ンビの非常に
高い値に増大できる。

第３図の略図には当初のアセンブリにおいてウェブ４７
を偏倚させ軸受２４　、３６に軽い当初の予負荷をかけ
、この予負荷をかけるのに液圧を利用しない状態が示し
てある。ダイヤフラム本体４２と停止面６１との間の間
隙は明示するため拡大してある。

第４図にはスピンドルの低い速度で激しい切削作業を行
うのに有用な最大の設定軸受予負荷状態が示してある。

ダイヤフラムの本体４２は停止板５３と接触して後方に
動かされ、従って、アセンブリによる軸受の拡がりは軸
受２４　、３６の最大予負荷に相等する。しかしながら
、室４９内の圧力レベルはダイヤフラム４１のウェブ４
７に非常に高い軸線方向の力をかけるよう引き上げられ
ていてスピンドルの鼻部にかけた前向きの力によるスピ
ンドルの引き出しに抵抗する大きい支え力となるがしか
もこの大きい支え力を使用することにより軸受の予負荷
をそれ以上増大しない。スピンドルに半径方向の負荷と
過度回転モーメントとがかけられても軸受２６の姿勢は
維持される、すなわち、軸受は軸線と同軸に保持される
。これらの負荷と過度の回転モーメントとに軸受３６を
上にそらせ従って軸受の破損の１因となりかねない。

上向きのそりに抵抗すると作業条件の下に軸受２６の「
丸味」を維持する。

第５図のグラフはＸ軸に沿う偏倚（スピンドルの応力疋
相等しかつ軸受の組２４　、３６の予負荷量に直接相等
する）対ダイヤフラム４１の負荷の近似作図を示す。当
初の予負荷から停止板５３に当るまでの運動範囲にわた
り軸受２４　、３６の予負荷が正比例してグラフの角度
的斜の部分６２を生じることが判る。しかしながら、停
止板に当る位置に相等する寸法ｒＸＪでは増大した液圧
によりダイヤフラム４１のウェブ４７にかかる更に増大
した負荷は軸受全体がスピンドルの引き出しに抵抗する
支え力部分６３としてのみ見られる。

従って、図示したアセンブリにより、スピンド９ルの高
低回転速度において予想される切削負荷に釣り合うため
には所定の方法で比較的に安全な作業負荷をかけること
が望ましい。後方の軸受の組における調節したパッケー
ジの「支え」すなわち「錠止め」力は軸受の予負荷量を
変えずに所望のレベルの力で行える。

第６図にはアセンブリに後部から予負荷をかけるよう後
方の軸受３６の配置を前記具体例におけるのとは逆にし
だ本発明の変形例が示し７である。この変形例では、ノ
・ブ４４の端面４２ａはノ・ウジンタ゛の７ランジ１５
に機械加工した停止内面６１ａに圧接するよう前向きに
押される。その他はすべての面に関してこの変形例は前
記した如く作用する。

リング状端面４２ａと停止面６１　、６１　ａとは連続
状にして示してあるが、後方の軸受３６をまつ直ぐに立
つため共働するある複数の端部接触点に代えられること
は当業者には理解できよう。

同様に、停止面６１　、　ｆｉｌ　ａが１つの位置に示
してあるが、この停止面を可調節に位置決めできる停止
要素に形成できることもまた理解できよう。

本発明を好ましい具体例に関連して説明したが、本発明
はこの具体にのみ限定するものではなく本発明は前記特
許請求の範囲に入るすべての変形例も含むものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明のスピンドル予負荷装置を具体化する工
作機械の斜視図、第２図は第１図の工作機械の軸線方向
断面図、第３図は当初の軽い軸受予負荷を生じるアセン
ブリを示す第２図の要素の略図、第４図はある軸受予負
値と・・ウジングの停止要素に軸受支持体を締め付ける
比較的に高い保持力とを生じるためかけだ液圧を示す略
図、第５図は軸受予負荷および保持力対スピンドルの変
形のグラフ、第６図は後方のスピンドル軸受に反対方向
に負荷をかける変形例の略図である。 １１・・・スピンドル　　　１４・・・ハウジング２４
　、３６・・・軸受　　　　４１・・・支持手段４７１
．・ウェブ　　　　　４９・・・力手段５３・・・停止
手段 （外５名） ＦＩＧ、３ ＦＩＧ、４ ＦＩＧ、６ ＦＩＧ、５

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １）回転可能なスピンドルをハウジング内に支持する互
   いに間隔をあけた第１および第２の軸受を有し、第１の
   軸受がスピンドルとハウジングとに対して軸線方向に固
   定してあるスピンドル支持装置において、第２の軸受を
   第１の軸受に相対的に第１の負荷レベル位置と第２の負
   荷レベル位置との間を軸線方向に運動させる支持手段と
   、第２の軸受の軸線方向運動を確実に停止し第２の軸受
   手段の姿勢を維持する停止手段と、 第２の軸受手段を第１および第２の位置間に運動させ第
   ２の軸受を第２の負荷レベルより大な力負荷レベルで前
   記姿勢に保持する力付与手段とを備えている軸受間に軸
   線方向の負荷レベルを生じる改良された装置を設けたこ
   とを特徴とするスピンドル支持装置。 ２）支持手段が半径方向には比較的に剛性で軸線方向に
   は比較的に可撓である屈折部材を含んでいる特許請求の
   範囲第１項の装置。 ３）停止手段が軸線方向に可調節である特許請求の範囲
   第１項の装置。 ４）力付与手段が流体作動の伸縮可能な室要素を含んで
   いる特許請求の範囲第１項の装置。 ５）屈折部材がハウジングに取り付けた外周と第２の軸
   受に固定された内周と内外周間の軸線方向に屈折するウ
   ェブとを有するダイヤフラムを備えている特許請求の範
   囲第２項の装置。 ６）ハウジング内に回転可能なスピンドルを支持する互
   いに間隔をあけた第１および第２の軸受を有し、第１の
   軸受がスピンドルとハウジングとに軸線方向に固定であ
   るスピンドル支持装置において、 外周がハウジングに固定され内周が第２の軸受に固定さ
   れ第２の軸受を第１のハウジングに相対的に軸線方向に
   可動とする軸線方向に屈折するダイヤフラムと、 ハウジングに固定されダイヤフラム支持部材の軸線方向
   運動を制限し第２の軸受の姿勢を維持する停止要素と、 ダイヤフラムを屈折させる力付与手段とを備え、それに
   よりダイヤフラムが選択的に屈折せしめられて第２の軸
   受を停止要素に圧接するよう運動させ軸受負荷レベルを
   所定量増大させると共に軸受負荷レベルを越える保持力
   を生じることを特徴とする軸受間に軸線方向の負荷レベ
   ルを生じる改良された装置を備えていることを特徴とす
   るスピンドル支持装置。 ７）ダイヤフラムを屈折させる力付与手段がハウジング
   内に設けられダイヤフラムと流体連通している封印され
   た流体室と流体圧力源とを備え、それによりダイヤフラ
   ムがその屈折面にかけた均一な圧力の下に屈折する特許
   請求の範囲第６項の装置。 ８）停止要素とダイヤフラム支持部材とが複数の面接触
   点を介して共働する特許請求の範囲第６項の装置。