JPS6257446A - 耐熱性にすぐれた熱可塑性樹脂組成物の製法 - Google Patents
耐熱性にすぐれた熱可塑性樹脂組成物の製法Info
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- JPS6257446A JPS6257446A JP19571085A JP19571085A JPS6257446A JP S6257446 A JPS6257446 A JP S6257446A JP 19571085 A JP19571085 A JP 19571085A JP 19571085 A JP19571085 A JP 19571085A JP S6257446 A JPS6257446 A JP S6257446A
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- Japan
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- weight
- component
- monomer
- copolymer
- maleimide
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Links
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は耐熱性、難燃性、耐衝撃性、成形性にすぐれた
塩ビ・ABS系熱可熱可塑性樹脂組成物造方法に関する
。
塩ビ・ABS系熱可熱可塑性樹脂組成物造方法に関する
。
従来の技術
ポリ塩化ビニル樹脂は本来難燃性であり、しかも他のプ
ラスチックと比較して安価であるため多くの用途に用い
られている。しかし塩化ビニル樹脂は脆く、特に低温に
おける耐衝撃性が低いという大きな欠点がある。
ラスチックと比較して安価であるため多くの用途に用い
られている。しかし塩化ビニル樹脂は脆く、特に低温に
おける耐衝撃性が低いという大きな欠点がある。
かかるポリ塩化ビニルの欠点を改良する手段としてAB
S、熱可塑性ポリウレタン、ニトリルゴム、エチレン−
酢酸ビニル共重合体などを溶融混練して用いることが提
案されている。ABSとポリ塩化ビニルの配合物は其実
、難燃ABS樹脂としてテレビや、OA機器、キャッシ
ュレジスター、オーディオ製品等の各種電気機器の難燃
性のハウジングとして使われているが、軟化温度が低い
為、使用中に熱変形を起したり、輸出時に船倉でやはり
変形したりする危険性がある為、使用が制約されていた
。
S、熱可塑性ポリウレタン、ニトリルゴム、エチレン−
酢酸ビニル共重合体などを溶融混練して用いることが提
案されている。ABSとポリ塩化ビニルの配合物は其実
、難燃ABS樹脂としてテレビや、OA機器、キャッシ
ュレジスター、オーディオ製品等の各種電気機器の難燃
性のハウジングとして使われているが、軟化温度が低い
為、使用中に熱変形を起したり、輸出時に船倉でやはり
変形したりする危険性がある為、使用が制約されていた
。
発明が解決しようとする問題点
本発明は、耐熱性、難燃性、#衝撃性にすぐれ、且つ射
出成型、押出加工、真空成形等の如き成形加工が容易な
塩ビ・ABS系熱可熱可塑性樹脂組成物適な製造方法を
提供するものである。
出成型、押出加工、真空成形等の如き成形加工が容易な
塩ビ・ABS系熱可熱可塑性樹脂組成物適な製造方法を
提供するものである。
本発明に係る組成物は、上記耐熱性、難燃性。
耐衝撃性を改善するため後記する軟化点の大きく離れた
成分を混練して組成物とするが、これを通常の1軸押出
機で混練すると、均一な混合が得られず上記諸性質が改
善されない問題点があった。
成分を混練して組成物とするが、これを通常の1軸押出
機で混練すると、均一な混合が得られず上記諸性質が改
善されない問題点があった。
又、成分中に塩ビ系樹脂を含むと混練中の高温で熱分解
による脱塩酸、組成物の劣化が起るので、混練の終った
ポリマーが押出機内に長期残留せず、且つセルフクリー
ニング性の良い製造法が望まれていた。
による脱塩酸、組成物の劣化が起るので、混練の終った
ポリマーが押出機内に長期残留せず、且つセルフクリー
ニング性の良い製造法が望まれていた。
本発明はかかる問題点を一挙に解決する製造法を提供す
るものである。
るものである。
問題点を解決するための手段
本発明は、下記a成分10〜70重量%、b成分10〜
50重量%、C成分0〜50重量%、及びd成分20〜
80重量%から成る熱可塑性樹脂組成物を、完全かみ合
い型同方向回転2軸押出機を用いて製造する方法である
。 − C成分:α−メチルスチレンまたは少量のスチレンを含
む、α−メチルスチレン50〜90重量%。
50重量%、C成分0〜50重量%、及びd成分20〜
80重量%から成る熱可塑性樹脂組成物を、完全かみ合
い型同方向回転2軸押出機を用いて製造する方法である
。 − C成分:α−メチルスチレンまたは少量のスチレンを含
む、α−メチルスチレン50〜90重量%。
シアン化ビニル単量体5〜40重量%、および次式(A
)で表されるマレイミドまたはマレイミド誘導体30−
40重量%を共重合して得られた共重合体。
)で表されるマレイミドまたはマレイミド誘導体30−
40重量%を共重合して得られた共重合体。
易
(ただし式中のRは水素原子、または1〜3個の炭素原
子を有する直鎖または分枝アルキル基、またはシクロア
ルキル基、またはアリール基、または置換アリール基を
示す。) b成分:ポリブタジェンまたはブタジェンを50重量%
以上含有するブタジェン共重合体100重量部存在下に
、芳香族ビニル単量体50〜30重量%。
子を有する直鎖または分枝アルキル基、またはシクロア
ルキル基、またはアリール基、または置換アリール基を
示す。) b成分:ポリブタジェンまたはブタジェンを50重量%
以上含有するブタジェン共重合体100重量部存在下に
、芳香族ビニル単量体50〜30重量%。
シアン化ビニル巾驕体10〜40重量%、及び(A)式
で表されるマレイミドまたはマレイミド誘導体0〜40
重祉%から成る単量体混合物40〜200重量部をグラ
フト共重合して得られたグラフト共重合体。
で表されるマレイミドまたはマレイミド誘導体0〜40
重祉%から成る単量体混合物40〜200重量部をグラ
フト共重合して得られたグラフト共重合体。
C成分:芳香族ビニル単量体50〜85重量%、シアン
化ビニル単量体5〜40重量%およびこれらと共重合可
能なメタクリル酸エステル単量体0〜20重量%を共重
合して得られた共重合体。
化ビニル単量体5〜40重量%およびこれらと共重合可
能なメタクリル酸エステル単量体0〜20重量%を共重
合して得られた共重合体。
d成分二 0〜20重量%の共重合成分を含むポリ塩化
ビニル樹脂。
ビニル樹脂。
作用
以下本発明の構成要件を作用と共に説明する。
先ずC成分はマレイミド共重合体で、組成物中に10〜
70wt%含有され、組成物の軟化点を向上させる。マ
レイミド共重合体はα−メチルスチレン50〜90%、
シアン化ビニル5〜40%、マレイミド30〜40%の
共重合体で、シアン化ビニル単量体としてはアクリロニ
トリル、メタシクロニトリル。
70wt%含有され、組成物の軟化点を向上させる。マ
レイミド共重合体はα−メチルスチレン50〜90%、
シアン化ビニル5〜40%、マレイミド30〜40%の
共重合体で、シアン化ビニル単量体としてはアクリロニ
トリル、メタシクロニトリル。
α−クロロアクリaニトリル等が用いられる。
又、式(A)で示されるマレイミド系単延体としては、
例えばマレイミド、N−メチルマレイミド、N−エチル
マレイミド、N−プロビルマレイミド、N−イソプロピ
ルマレイミド、N−シクロへキシルマレイミド、N−フ
ェニルマレイミド、N−トルイルマレイミド、N−キシ
リールマレイミド、N−ナフチルマレイミド等が挙げら
れるが、好ましくはN−フェニルマレイミドである。
例えばマレイミド、N−メチルマレイミド、N−エチル
マレイミド、N−プロビルマレイミド、N−イソプロピ
ルマレイミド、N−シクロへキシルマレイミド、N−フ
ェニルマレイミド、N−トルイルマレイミド、N−キシ
リールマレイミド、N−ナフチルマレイミド等が挙げら
れるが、好ましくはN−フェニルマレイミドである。
C成分はたとえば特開昭59−135210、特開昭5
9−135245号公報に示された方法で製造すること
ができる。
9−135245号公報に示された方法で製造すること
ができる。
次にb成分はいわゆるABS系のグラフトの共重合体で
あり、組成物に主として耐衝撃性を付与するもので、組
成物中にlθ〜50重量%配合される。10重量%未満
であると衝撃強さが低下し、50重量%を超えると耐熱
性が低下し、本発明の目的に添わなくなる。
あり、組成物に主として耐衝撃性を付与するもので、組
成物中にlθ〜50重量%配合される。10重量%未満
であると衝撃強さが低下し、50重量%を超えると耐熱
性が低下し、本発明の目的に添わなくなる。
b成分はたとえば特開昭59−135245、特開昭5
9−184243号公報に示された方法で製造すること
ができる。
9−184243号公報に示された方法で製造すること
ができる。
すなわち、芳香族ビニル50〜90wt%、シアン化ビ
ニル10〜40wt%及びマレイミド系単量体O〜40
wt%から成る重量体温合物40〜200重量部をブタ
ジェン共重合体100重量部にグラフト共重合せしめて
製造される。
ニル10〜40wt%及びマレイミド系単量体O〜40
wt%から成る重量体温合物40〜200重量部をブタ
ジェン共重合体100重量部にグラフト共重合せしめて
製造される。
芳香族ビニル単量体としてはスチレンの他にたとえばα
−メチルスチレン、ビニルトルエン。
−メチルスチレン、ビニルトルエン。
し−ブチルスチレン、ハロゲン置換スチレン、などが用
いられる。
いられる。
又シアン化ビニル、及びマレイミド系単量体は前記のC
成分において例示したものと同様である。
成分において例示したものと同様である。
ブタジェン系共重合体としてはポリブタジェン又はブタ
ジェンを50重量%含有するもので、スチレン/ブタジ
ェン共重合体ゴム(SBR)およびアクリロニトリル/
ブタジェン共重合体ゴム(NBR)などのジエン系ゴム
、ポリアクリル酸ブチルなどのアクリル系ゴムおよびエ
チレン−プロピレン−非共役ジエン系ゴム(EPPM)
などが用いられる。
ジェンを50重量%含有するもので、スチレン/ブタジ
ェン共重合体ゴム(SBR)およびアクリロニトリル/
ブタジェン共重合体ゴム(NBR)などのジエン系ゴム
、ポリアクリル酸ブチルなどのアクリル系ゴムおよびエ
チレン−プロピレン−非共役ジエン系ゴム(EPPM)
などが用いられる。
C成分はいわゆるAs系共重合体で、前記グラフト共重
合体と共に用いて全体の系を好ましい流動性に調節する
ために用いられる。
合体と共に用いて全体の系を好ましい流動性に調節する
ために用いられる。
C成分はたとえば特開昭59−135245号公報に示
された方法で製造することができる。
された方法で製造することができる。
組成物中C成分の配合割合は0〜50wt%で、5゜%
を超えると耐熱性、耐衝撃性が低下する。
を超えると耐熱性、耐衝撃性が低下する。
C成分中、芳香族ビニル、シアン化ビニル系単量体は、
前記a、b成分の例示と同様である。
前記a、b成分の例示と同様である。
またメタクリル酸エステル単量体としては、メタクリル
酸メチル、メタクリル酸エチル、メタクリル酸プロピル
、メタクリル酸ブチルなどが用いられる。
酸メチル、メタクリル酸エチル、メタクリル酸プロピル
、メタクリル酸ブチルなどが用いられる。
次にd成分のポリ塩化ビニル樹脂は、塩ビホモポリマー
又は20重量%迄の他成分を含む共重合体を指す。上記
他成分としては、酢酸ビニル、塩化ビニリデン、オレフ
ィン等が代表的である。ポリ塩化ビニル樹脂は市販のも
のを使用することができる6組成物中20〜80心量%
配合し、難燃性を付与するものである。
又は20重量%迄の他成分を含む共重合体を指す。上記
他成分としては、酢酸ビニル、塩化ビニリデン、オレフ
ィン等が代表的である。ポリ塩化ビニル樹脂は市販のも
のを使用することができる6組成物中20〜80心量%
配合し、難燃性を付与するものである。
前記組成物の各ポリマー成分の軟化点は、荷重5kgの
場合ビカット軟化温度で示すと、例えばC成分
約150℃ b成分 室温以下 C成分 約 85℃ d成分 約 75℃ と各々大きく異っており、かつ大きく離れている。
場合ビカット軟化温度で示すと、例えばC成分
約150℃ b成分 室温以下 C成分 約 85℃ d成分 約 75℃ と各々大きく異っており、かつ大きく離れている。
これらの成分同志の混合を通常の1軸押出機で行なうと
、先にb成分やC成分の如き低軟化点成分が溶融してし
まい媒体が低粘度になる為、C成分には剪断がかからず
、溶けないままとなる為、均一な混合物が得られない。
、先にb成分やC成分の如き低軟化点成分が溶融してし
まい媒体が低粘度になる為、C成分には剪断がかからず
、溶けないままとなる為、均一な混合物が得られない。
従って得られた組成物の耐熱性が不充分であり、耐衝撃
性も低く、実際の成型時には、未溶融物に起因するフラ
ッシュも発生した。
性も低く、実際の成型時には、未溶融物に起因するフラ
ッシュも発生した。
そこでこれらの混合方法について種々検討した結果、フ
ィードロから投入されたパウダー混合物のうち、低軟化
点成分が完全に溶融して了う前に、つまりフィードロの
すぐ后で半ゲル化の状態で強力に混練して了う事により
、均一な混合物が得られる事がわかった。
ィードロから投入されたパウダー混合物のうち、低軟化
点成分が完全に溶融して了う前に、つまりフィードロの
すぐ后で半ゲル化の状態で強力に混練して了う事により
、均一な混合物が得られる事がわかった。
一方、木系には塩化ビニル系樹脂を含んでいる力<18
化ビニル樹脂は従来より良く知られている如く高温、例
えば200℃以上では短時間でも熱分解による脱塩酸が
起り、劣化して了い、200 ’C以下でも長時間放置
しておけば劣化がおこる。
化ビニル樹脂は従来より良く知られている如く高温、例
えば200℃以上では短時間でも熱分解による脱塩酸が
起り、劣化して了い、200 ’C以下でも長時間放置
しておけば劣化がおこる。
従って、混線が終ったポリマーは、如何なる所にも残留
せず、速やかに押出機外に出されないと、塩ビ樹脂の劣
化が起って了う。
せず、速やかに押出機外に出されないと、塩ビ樹脂の劣
化が起って了う。
従って本発明の混合機は、セルフクリーニング性が良好
である必要もある。
である必要もある。
以北のフィードロ直后での強力な混練の可能性と、セル
フクリーニング性が良好で、押出機内での長期滞留がな
いという2つの条件を満足する機種について種々検討し
たところ、完全かみ合い型の同方向回転2軸押出機が好
ましいとわかった。
フクリーニング性が良好で、押出機内での長期滞留がな
いという2つの条件を満足する機種について種々検討し
たところ、完全かみ合い型の同方向回転2軸押出機が好
ましいとわかった。
完全かみ合い型の同方向回転2軸押出機であればセグメ
ント方式のもの、例えば東芝TEN押出機、池貝PCM
押出機でも、セグメント方式でないもの、例えば池貝G
T−110機でもよい。
ント方式のもの、例えば東芝TEN押出機、池貝PCM
押出機でも、セグメント方式でないもの、例えば池貝G
T−110機でもよい。
以下実施例を挙げて本発明を説明する。なお、実施例中
の部はいずれも重量部を示す。
の部はいずれも重量部を示す。
実施例
(1)a成分の共重合体の製法
攪拌機付のオートクレーブ中に窒素ガスを吹き込みなが
ら表1の物質を添加した。
ら表1の物質を添加した。
表 1
オートクレーブを加熱し、内容物を温度70℃に昇温さ
せた後過硫酸カリウム0.1部添加し、重合を開始した
。また同量の過硫酸カリウムを6時間後にも添加した。
せた後過硫酸カリウム0.1部添加し、重合を開始した
。また同量の過硫酸カリウムを6時間後にも添加した。
重合開始1時間後の重合率は12.3重量%であった。
この時点より微量定量ポンプを用い、アクリロニトリル
10.8部にフェニルマレイミド5部を混合した単量体
混合物の全碕を6時間かけて重合系中に添加した0重合
反応の進行は、オートクレーブ中より乳化液をサンプル
し残存単量体をガスクロマトグラフィーで分析すること
により追跡した。残存単量体総量から重合率を求め重合
率87%以上となった時点で重合を停止した。
10.8部にフェニルマレイミド5部を混合した単量体
混合物の全碕を6時間かけて重合系中に添加した0重合
反応の進行は、オートクレーブ中より乳化液をサンプル
し残存単量体をガスクロマトグラフィーで分析すること
により追跡した。残存単量体総量から重合率を求め重合
率87%以上となった時点で重合を停止した。
本実施例における重合時間は10時間30分であった。
このようにして得られた重合乳化液を111化マグネシ
ウムにより凝固させ、洗浄、脱水、乾燥させて白色粉末
状の共重合体を得た。
ウムにより凝固させ、洗浄、脱水、乾燥させて白色粉末
状の共重合体を得た。
(2)b成分のグラフト共重合体の製法a成分共重合体
の製造に用いたと同様の反応缶に、窒素ガスを吹き込み
ながら表2の割合でポリブタジェンラテックス、純水、
レドックス系触媒を仕込み、攪拌しながら50℃に昇温
した。内温が50℃に達した時、表2の@量体混合物の
遂次添加を開始し、5時間を要して仕込みを完結した。
の製造に用いたと同様の反応缶に、窒素ガスを吹き込み
ながら表2の割合でポリブタジェンラテックス、純水、
レドックス系触媒を仕込み、攪拌しながら50℃に昇温
した。内温が50℃に達した時、表2の@量体混合物の
遂次添加を開始し、5時間を要して仕込みを完結した。
上記の単量体混合物仕込み完了後1反応缶の内温を70
°Cに上げ、更に?時間重合反応を継続し重合を完結さ
せた。このようにして得られた重合乳化液に、酸化防止
剤を添加したものを塩化マグネシウムにより凝固させ、
洗浄、脱水、乾燥させて白色粉末状の重合体を得た。
°Cに上げ、更に?時間重合反応を継続し重合を完結さ
せた。このようにして得られた重合乳化液に、酸化防止
剤を添加したものを塩化マグネシウムにより凝固させ、
洗浄、脱水、乾燥させて白色粉末状の重合体を得た。
(以下余白)
表 2
草 平均粒径0.35ILのものを使用富章 平均
粒径0.15gのものを使用(なお、平均粒径とは重−
賃平均粒子径を意味する。
粒径0.15gのものを使用(なお、平均粒径とは重−
賃平均粒子径を意味する。
他の箇所においても同様である。)
(3)C成分の共重合体の製法
容量5文のオートクレーブ中に窒素ガスを吹き込みなが
ら、純水100部、第3リン酸カルシウム0.8部を加
え、 350rp鵬で攪拌し1次いでスチレン44部、
アクリロニトリル24部、ベンジルパーオキサイド0.
1部、E−ドデシルメルカプタン0.2部を加えて密閉
した。昇温を始めて95℃になった時点からスチレンを
6.4部/時の速度で連続的に5時間添加した。95℃
で6時間維持し1次いで125℃に上昇し3時間保持し
た後、冷却し、常法に従い中和、脱水、乾燥し、ビーズ
状の重合体を得た。
ら、純水100部、第3リン酸カルシウム0.8部を加
え、 350rp鵬で攪拌し1次いでスチレン44部、
アクリロニトリル24部、ベンジルパーオキサイド0.
1部、E−ドデシルメルカプタン0.2部を加えて密閉
した。昇温を始めて95℃になった時点からスチレンを
6.4部/時の速度で連続的に5時間添加した。95℃
で6時間維持し1次いで125℃に上昇し3時間保持し
た後、冷却し、常法に従い中和、脱水、乾燥し、ビーズ
状の重合体を得た。
(4)ペレット化、物性測定
実施例のa成分、b成分、C成分、並びにd成分として
は電気化学工業■製、塩化ビニル樹脂「デンカビニル5
s−Y(ffi合重合870)Jを用い、添加剤と共に
次の量比(重量比) a成分 20部 す成分 25部 C成分 5部 d成分 50部 オクチルスズマレート(勝山化工製、TM−188J)
1.5部 複合滑剤(ヘンケル社製、GH−4) 1.0部
滑剤 (ヘキスト社製、OP Wax) 0.2
部オクタデシル3−(3,5−ジターシャリ−ブチル4
−ヒドロキシフェニルプロピオネート)0.2部 でヘンシェルにて混合し、下記表−3の押出機でペレッ
ト化し物性を測定した。
は電気化学工業■製、塩化ビニル樹脂「デンカビニル5
s−Y(ffi合重合870)Jを用い、添加剤と共に
次の量比(重量比) a成分 20部 す成分 25部 C成分 5部 d成分 50部 オクチルスズマレート(勝山化工製、TM−188J)
1.5部 複合滑剤(ヘンケル社製、GH−4) 1.0部
滑剤 (ヘキスト社製、OP Wax) 0.2
部オクタデシル3−(3,5−ジターシャリ−ブチル4
−ヒドロキシフェニルプロピオネート)0.2部 でヘンシェルにて混合し、下記表−3の押出機でペレッ
ト化し物性を測定した。
(以下余白)
発明の効果
以北示したとおり、本発明は、適正な組合せ及び配合剤
の組成物の製造において、特定の押出機を用いることに
より、バランスよくすぐれた耐熱性、衝撃強度、難燃性
を有する組成物を製造することができ、発明の効果は顕
著である。
の組成物の製造において、特定の押出機を用いることに
より、バランスよくすぐれた耐熱性、衝撃強度、難燃性
を有する組成物を製造することができ、発明の効果は顕
著である。
Claims (1)
- (1)下記a成分10〜70重量%、b成分10〜50
重量%、c成分0〜50重量%、及びd成分20〜80
重量%から成る熱可塑性樹脂組成物を、完全かみ合い型
同方向回転2軸押出機を用いて製造する方法。 a成分:α−メチルスチレンまたは少量のスチレンを含
む、α−メチルスチレン50〜90重量%、シアン化ビ
ニル単量体5〜40重量%、および次式(A)で表され
るマレイミドまたはマレイミド誘導体30〜40重量%
を共重合して得られた共重合体。 (A) ▲数式、化学式、表等があります▼ (ただし式中のRは水素原子、または1〜3個の炭素原
子を有する直鎖または分枝アルキル基、またはシクロア
ルキル基、またはアリール基、または置換アリール基を
示す。) b成分:ポリブタジエンまたはブタジエンを50重量%
以上含有するブタジエン共重合体100重量部存在下に
、芳香族ビニル単量体50〜90重量%、シアン化ビニ
ル単量体10〜40重量%、及び前記(A)式で表され
るマレイミドまたはマレイミド誘導体0〜40重量%か
ら成る単量体混合物40〜200重量部をグラフト共重
合して得られたグラフト共重合体。 c成分:芳香族ビニル単量体50〜95重量%、シアン
化ビニル単量体5〜40重量%およびこれらと共重合可
能なメタクリル酸エステル単量体0〜20重量%を共重
合して得られた共重合体。 d成分:0〜20重量%の共重合成分を含むポリ塩化ビ
ニル樹脂。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19571085A JPS6257446A (ja) | 1985-09-06 | 1985-09-06 | 耐熱性にすぐれた熱可塑性樹脂組成物の製法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19571085A JPS6257446A (ja) | 1985-09-06 | 1985-09-06 | 耐熱性にすぐれた熱可塑性樹脂組成物の製法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6257446A true JPS6257446A (ja) | 1987-03-13 |
Family
ID=16345684
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19571085A Pending JPS6257446A (ja) | 1985-09-06 | 1985-09-06 | 耐熱性にすぐれた熱可塑性樹脂組成物の製法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6257446A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63191853A (ja) * | 1987-02-04 | 1988-08-09 | Ube Saikon Kk | 難燃性樹脂組成物 |
JPH0577105A (ja) * | 1991-09-18 | 1993-03-30 | T I Ii:Kk | 板材切断装置 |
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1985
- 1985-09-06 JP JP19571085A patent/JPS6257446A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPS63191853A (ja) * | 1987-02-04 | 1988-08-09 | Ube Saikon Kk | 難燃性樹脂組成物 |
JPH0577105A (ja) * | 1991-09-18 | 1993-03-30 | T I Ii:Kk | 板材切断装置 |
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