JPS6257106A - 磁気記録方法 - Google Patents

磁気記録方法

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JPS6257106A
JPS6257106A JP60195645A JP19564585A JPS6257106A JP S6257106 A JPS6257106 A JP S6257106A JP 60195645 A JP60195645 A JP 60195645A JP 19564585 A JP19564585 A JP 19564585A JP S6257106 A JPS6257106 A JP S6257106A
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JP
Japan
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track
signal
recording
rotary
heads
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Masato Mihara
正人 三原
Osamu Inoue
修 井上
Tsunehisa Ohira
大平 恒久
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Victor Company of Japan Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は磁気記録方法に係り、特に複数個の回転ヘッド
により2本のトラックを別々に、かつ、同時に形成する
第1の記録態様と、2個の回転ヘッドにより例えば現行
の低域変換カラー記録方式に基づく記録を行なう第2の
記録態様とを選択的に行なう方法に関する。
従来の技術 現在、1z2インチ幅の磁気テープを使用したヘリカル
スキャン方式磁気記録再生装置(VTR)は、家庭用で
は記録再生し得る帯域が比較的狭いために、カラー映像
信号から分離した輝度信号と搬送色信号のうち輝度信号
は周波数変調して被周波数変調波とし、搬送色信号は低
域変換搬送色信号とした後、上記被周波数変調輝度信号
に周波数分割多重し、この周波数分割多重信号を磁気テ
ープに記録し、これを再生する、所謂低域変換カラー記
録再生方式を採用しており、またテープ利用効率向上の
ため、相隣るトラックを記録する各回転ヘッドのアジマ
ス角度が異ならしめられたガードパンドレス記録方式を
採用している。これに対し、放送用を目的とした業務用
VTRでは、特にカメラ一体形VTRの場合、装置の小
型、軽量化及び再生カラー映像信号の高画質化を目的と
して、家庭用VTRと同じテープ幅の磁気テープに、輝
度信号と色信号とを別々の回転ヘッドで別々のトラック
に記録し、かつ、相隣るトラック間にはガートバンドを
設けて記録し、これを再生する方式を採用している。
、第12図及び第13図は夫々上記の従来のカメラ一体
形VTRで記録形成されたトラックパターンの各側を示
す。第12図において、磁気テープ1の長手方向に対し
て傾斜したトラック21゜22.23は夫々被周波数変
w4輝度信号(以下FM輝度信号という)が記録された
トラックで、他方、トラック3+ 、32..33は夫
々色差信号I。
Qで別々の搬送波を別々に周波数変調して得た第1、第
2の被周波数変調色差信号(以下、FM色、差信号とい
う)が岬波数分割多重されて記録されているトラックで
ある。トラック21と31とは同一フィールドのFM!
!i度信号とFM色差信号とが同時に、かつ、別々に記
録されたトラックで、同様にトラック22と32.23
と33は夫々同じフィールドのFM輝度信号とFM色差
信号とが同時に、かつ、別々に2督されたトラックであ
る。
更に、トラック21〜23.3+〜33を記録形成する
複数の回転ヘッドはすべて同一アジマス角度であり、相
隣るトラック間にはガートバンド(信号無記録帯)が形
成されている。なお、第12図中、41及び42は第1
.第2チヤンネルの音声信号が記録されたオーディオト
ラック、5はコントロールヘッドにより形成されたコン
トロールトラック、6はタイムコードヘッドにより形成
されたタイムコードトラックである。
他方、第13図に示す磁気テープ7上には、傾斜トラッ
ク8+ 、82.9+ 、9zと、第1.第2チヤンネ
ルのオーディオトラック10+、102と、タイムコー
ドトラック11とコントロールトラック12とが夫々記
録形成されている。記録トラック8I及び82はアジマ
ス角度−15°の第14図に示す回転ヘッド13a、1
3bによりFMlti度信号が記録されたトラックで、
記録トラック91及び92はアジマス角度+15°の第
14図に示す回転ヘッド14a、14bによりFM時間
軸圧縮色差信号が記録されたトラックである。
ここで、上記FM時間軸圧縮色差信号は、色差信号(R
−Y)及び(8−Y)の時間軸を1/2に圧縮した後そ
れらをH/2(ただし、Hは水平走査期間)毎に交互に
時分割多重し、この時分割多重信号で搬送波を周波数変
調して得た信号である。
上記のアジマス角度−15°の2個の第1の回転ヘッド
13a、13bと、アジマス角度+15゜の2個の第2
の回転ヘッド14a、14b’とにより、トラック8f
と91とを同時に、がっ、別々に記録形成した後、次の
1フイールドでトラック82と92とを同時に、かつ、
別々に記録形成し、以下同様にしてトラックが2本ずつ
記録形成されていく。更にトラック8+ 、82.9+
 、92のうち相隣る2本のトラック間には、ガートバ
ンドが形成され、互いのクロストークを避けている。
上記の第12図及び第13図のいずれのトラックパター
ンを形成する、所謂Y/C分離記録再生方式のカラー映
像信号記録再生装置においても、輝度信号と色差信号と
を別々のトラックに記録し、これを再生するので、前記
した低域変換カラー記録再生方式のVTRにおいてFM
輝度信号と低域変換搬送色信号とを同時に非直線伝送系
の磁気テープ上の同じトラックに記録し再生するために
生ずるモアレは発生せず、また輝度信号及び色差信号の
画記録再生帯域を夫々十分に広くとることができ、また
低域変換搬送色信号をFMIi度信号によりバイアス記
録するものではないので、再生色差信号のS/N (信
号対雑音比)を改善でき、以上より低域変換カラー記録
再生方式のVTRに比し高画質の再生カラー映像信号を
得ることができる。
発明が解決しようとする問題点 しかるに、上記のY/C分離記録再生方式のVTRは前
記した低域変換カラー記録再生方式のVTRとの互換性
がなく、一般に広く普及している低域変換カラー記録再
生方式も一台の装置で任意に選択して記録再生できるよ
うにすることが望ましい。また、その場合、互いに高さ
位置の異なる複数組の回転ヘッドのうち低域変換カラー
記録方式よるトラックパターン形成時に使用する一組の
回転ヘッドの選択を誤ると、ヘッド間クロスト−りによ
り記録トラックの一部を消去してしまうことがあるとい
う問題点があった。
そこで、本発明は2本のトラックを別々に、かつ、同時
に形成する第1の記録態様とトラックを1本ずつ順次に
形成する第2の記録態様とを選択的に行ない、また第2
の記録態様時にはテープ走行方向とヘッド走査方向との
相対関係に応じて所定の一組の回転ヘッドを使用するこ
とにより、上記の問題点を解決した磁気記録方法を提供
することを目的とする。
問題点を解決するための手段 本発明になる磁気記録方法は、回転体の回転面、上の相
対向する位置に取付けられた第1及び第2の回転ヘッド
と、第1及び第2の回転ヘッドの夫々の取付は位tに対
しては該回転体の回転方向上夫々近接され、かつ、該回
転体の回転軸方向上上側の高さ位nに夫々取付けられた
第3及び第4の回転ヘッドとのうち、第1及び第3の回
転ヘッドと第2及び第4の回転ヘッドとを1トラック走
査期間毎に交互に使用して第1及び第2の情報信号が別
々に記録された2本の並列トラックを2本ずつ順次に磁
気テープ上に形成する第1の記録態様と、前記第1乃至
第4の回転ヘッドのうち相対向する位置に取付けられた
2個の回転ヘッドを1トラック走査期間毎に交互に使用
して第3の情報信号が記録されたトラックを1本ずつ順
次に磁気テープ上に形成する第2の記録態様とを選択的
に行なう磁気記録方法であって、第2の記録態様におい
て磁気テープ走行方向が前記第1乃至第4の回転ヘッド
の走査方向と大略同方向のときには下側の第1及び第2
の回転ヘッドにより前記第3の情報信号を記録し、磁気
テープ走行方向が前記ヘッド走査方向と大略逆方向のと
きには上側の第3及び第4の回転ヘッドにより前記第3
の情報信号を記録する。
作用 前記第1の記録態様時には成る1トラック走査期間は互
いに高さ位置の異なる前記第1及び第3の回転ヘッドに
より第1の情報信号の記録トラックと第2の情報信号の
記録トラックとを同時に並列に形成し、次の1トラック
走査期間は互いに高さ位置の異なる前記第2及び第4の
回転ヘッドにより第1の情報信号の記録トラックと第2
の情報信号の記録トラックとを同時に並列に形成し、以
下上記と同様の動作を繰り返す。これにより、第1及び
第2の情報信号を同じトラックに同時に記録する場合の
ような記録帯域の制限がなく、また両信号間の相互干渉
等もなくなるので高品質の記録ができる。
一方、前記第2の記録態様時には第3の情報信号は相対
向して取付けられた2個の回転ヘッドが磁気テープ上を
交互に走査して、1トラック走査期間毎に1本ずつのト
ラックを形成して記録される。ここで、磁気テープの走
行方向と回転ヘッドの走査方向とが大略同方向であり、
磁気テープが現行の家庭用VTRの標準モード時と同じ
58μlのトラックピッチが得られるような速度で走行
され、かつ、第1乃至第4の回転ヘッドの夫々のトラッ
ク幅が29μIで、第3及び第4の回転ヘッドは第1及
び第2の回転ヘッドの16μm上方に取付けられている
ものとすると、第9図に示す如く、成る1トラック走査
期間では第1の回転ヘッドにより実線T1で示す如きテ
ープ長手方向に対して傾斜した走査軌跡が描かれ、かつ
、これと同時に第3の回転ヘッドにより実11T3で示
す走査軌跡が描かれる。次の1トラック走査期間では第
2の回転ヘッドにより一点鎖線T2で示す如ぎ走査軌跡
が描かれると同時に、第4の回転ヘッドにより一点鎖線
T4で示す如き走査軌跡が描かれる。
従って、第9図かられかるように、第3の回転ヘッドの
走査軌跡T3のテープ上流側の斜線で示す幅16 (−
29−58+45)μ量の部分が、次の1トラック走査
期間に第2の回転ヘッドにより重複して走査されること
になる。このため、上側の第3及び第4の回転ヘッドを
使用して第3の情報信号の記録を行なった場合は、第3
の回転ヘッドで記録したトラックの一部を第2の回転ヘ
ッドが走査することになる(同様に第4の回転ヘッドで
記録したトラックの一部を第1の回転ヘッドが走査する
)。この場合、第1及び第2の回転ヘッドには記録Tj
流が供給さKないようにされるが、第4の回転ヘッドか
らの漏れ磁束が第2の回転ヘッドに入った場合には、こ
の磁束を得た第2の回転ヘッドにより、先に第3の回転
ヘッドで形成したトラックの一部をわずかながらも消去
してしまうことになる。これに対し、下側の第1及び第
2の回転ヘッドを使用した場合は、たとえ漏れ磁束によ
って第3及び第4の回転ヘッドにより信号が記録されて
も、その後に第1及び第2の回転ヘッドが第3の情報信
号の記録を行なうので、上記の漏れ磁束によって記録さ
れた部分のうち第1及び第2の回転ヘッドが走査する部
分を消すことができ、し、かも第3の情報信号記録トラ
ックは消去されることはない。従って、第2の記録態様
時には下側の第1及び第2の回転ヘッドにより前記第3
の情報信号の記録が行なわれる。
また、磁気テープ走行方向が前記ヘッド走査方向と大略
逆方向のときく第9図の磁気テープ走行方向と逆方向の
とき)には、上記とは逆にF側の回転ヘッドの走査軌跡
上の一部をその後に上側の回転ヘッドが走査するので、
上側の第3及び第4の回転ヘッドにより前記第3の情報
信号の記録が行なわれる。
実施例 以下、本発明の実施例について第1図乃至第11図の図
面と共に説明する。
第1図は本発明方法を実現する記録装置の一実施例のブ
ロック系統図を示す。同図中、切換スイッチSW+ 、
SW2及びSW3はY/C分離記録方式による記録を行
なうとき(第1の記録態様時)は接点a側に接続され、
他方、低域変換カラー記録方式による記録を行なうとき
(第2の記録態様時)は接点す側に切換接続される。ま
た、後述するFM変m器39L、39Rの搬送波周波数
及び帯域フィルタ40 L e 40 Rの通過特性は
切換スイッチSW+−8Waの切換えに応じて夫々所定
値に変化せしめられる構成とされている。まず、Y/C
分離記録方式による記録を行なう場合について説明する
に、第1図中、入力端子15に入来した複合カラー映像
信号はデコーダ16に供給され、ここで周波数選択及び
復調等を行なわれて、輝度信号Yと2種の色差信号R−
Y及びB−Yとされる。輝度信号Yは低域変換カラー記
録再生方式で記録される輝度信号よりも広帯域であり、
低域フィルタ17.プリエンファシス回路18.ホワイ
ト・ダーク(W/D)クリップ回路19を夫々通してF
M変WA器20に供給され、ここで周波数変調されて搬
送波偏移帯域が5MHz〜68H2程度の被周波数変:
II[度信号(FM輝度信号)に変換される。このFM
ii度信号は記録アンプ21を通してスイッチSW2の
接点a及び回転ヘッドHM2に供給される。なお、従来
の低域変換カラー記録再生方式とは異なり、FM変調器
2oの出力側には高域フィルタは必要ない。FM1度信
号のみが1本のトラックに記録されるからである。
他方、上記の色差信号R−Y、B−Yは低域フィルタ2
2,23.クランプ回路24.25、プリエンファシス
回路26.27、ホワイト・ダーククリップ回路28.
29を通してFM変調器30.31に供給される。これ
により、FM変調器30からは第1のFM色差信号が取
り出され・FM変調器31からは第2のFM色差信号が
取り出される。これらの第1及び第2のFM色差信号は
高域フィルタ32.低域フィルタ33を通して加算器3
4に供給され、ここで周波数分割多重された後、記録ア
ンプ35を通してスイッチS W 3の接点a及び回転
ヘッドHs+ に供給される。
また、前記入力複合カラー映像信号は、従来記録回路3
6に供給され、ここで従来より周知の低域変換カラー記
録再生方式の記録信号処理を受けてFM輝度信号と低域
変換搬送色信号とよりなる第3の周波数分割多重信号に
変換された後スイッチSW2の接点す及びスイッチSW
3の接点すに供給される。
また入力端子37Lに入来した左チヤンネル音声信号及
び入力端子37Rに入来した右チヤンネル音声信号は、
プリエンファシス回路38L。
38R,FM変調器39L、39R及び帯域フィルタ4
0L、40Rを通して加算器41に供給され、ここで周
波数分割多重される。第1及び第2の被周波数変調音声
信号(FM音声信号)からなる第1の周波数分割多重信
号はスイッチS W +の共通接点に供給される。
ここで、スイッチS W +〜SW3はY/C分離記録
時には前記したように接点aに接続されているから、上
記の第1の周波数分割多重信号はスイッチS W +を
通して加算器34に供給され、ここで前記した第1及び
第2のFM色差信号に夫々周波数分割多重されて第2の
周波数分割多重信号を生成する。この第2の周波数分割
多重信号は記録アンプ35を通して回転ヘッドHs+に
供給される一方、スイッチSW3を通して回転ヘッドH
92に供給され仝。また記録アンプ21より取り出され
たFMIi度信号は回転ヘッドHM2に供給される一方
、スイッチSW2を通して回転ヘッドHMIに供給され
る。
次に本発明における回転ヘッドの配置等について更に詳
細に説明するに、第2図は本発明における回転ヘッドの
配置等の一実施例を示す。同図に示すように、第1の回
転ヘッドHMIと第2の回転ヘッドHS2とは夫々回転
ドラム等の回転体の回転面上180°対向する位置に取
付けられており、また第3の回転ヘッドHs+ と第4
の回転ヘッドHM2とは上記回転面上180°対向する
位置に取付けられ、かつ、回転ヘッドHMI 、Hsz
に対して距離Cだけ回転方向に後行する位置で、かつ、
上記回転体の回転軸方向上回転ヘッドHM l 1H3
2の下端より45μ膳だけ高い位置に取付けられている
。これらの回転ヘッドHMI * Hs+ 。
8M2及びH92のトラック幅は夫々29μmと等しく
、またそれらのアジマス角度は現行の低域変換カラー記
録再生方式のVTRにおいて規格化されている回転ヘッ
ドのアジマス角度と同一角度に選定されており、よって
回転ヘッドHMI及びHs+のアジマス角度は夫々例え
ば+6°1回転ヘッドHM2及びH92のアジマス角度
は夫々−6mに選定されている。
また、回転ヘッドHMIに対して回転方向上75°先行
する位置で、かつ、回転ヘッドHMI及びH32の下端
より27.5μm高い位置に音声専用回転ヘッドHA2
が取付けられている。また、回転ヘッドH^2と同じ高
さ位置で、かつ180゜対向する位置に、音声専用回転
ヘッドHAIが取付けられている。従って、回転ヘッド
HAIは回転ヘッドHMIに対して回転方向上255°
先行する位置に取付けられている。音声専用回転ヘッド
HAI及びHA2は夫々トラック幅が27μlで、HA
Iのアジマス角度は+30’、HA2のそれは一30’
に夫々選定されている。
第3図(A)は回転ヘッドHs+ とHMI とを、摺
動面からみたより詳細な図で、それらの距離Cは後述す
る如くH並び記録できるような値に設定される。回転ヘ
ッドHs+ とHMIは第3図(B)に示す如く、単一
のへラドベース44の先端部に接着されている(回転ヘ
ッドHszと8M2も同様)。
これにより、磁気テープ43上には第4図に示す如きト
ラックパターンが形成される。同図中、磁気テープ43
の上端部にテープ長手方向に沿って2本のオーディオト
ラック45+及び452が形成され、またテープ下端部
にはテープ長手方向に沿って一定周期(例えば1フレー
ム)のコントロールパルスが記録されたコントロールト
ラック46が形成される。また、TYI、TY2及びT
v3は第1の情報信号である輝度信号が周波数変調され
て1フイ一ルド分ずつ(実際にはこれにオーバーラツプ
記録期間弁が加算される)記録されたトラック、Tc+
、Tcz及びTe3は第2の情報信号である、前記第2
の周波数分割多重信号が1フイ一ルド分ずつ(実際には
これにオーバーラツプ記録期間弁が加算される)記録さ
れたトラックで、夫々テープ長手方向に対して傾斜して
形成されている。トラックTYI とTc+は第1の回
転ヘッドHMIと第3の回転ヘッドHs+ とにより別
々に、かつ、同時に幅広のガートバンドG1を介して形
成され、次の1フイ一ルド期間はトラックTczとTY
2とが第2の回転ヘッドH82と第4の回転ヘッドHM
2とにより別々に、′かつ、同時に幅広のガートバンド
G2を介して形成される。更に次の1フイ一ルド期間は
トラックTv3とTe3とが上記回転ヘッドHMI と
Hs+ とにより別々に、かつ、同時に幅広のガートバ
ンドG3を介して形成される。また、トラックTY2と
TY3との間、及びTc+ とTe3との間にはガート
バンドは形成されない(又は極めて小なるガートバンド
が形成される)。
第4図は回転ヘッドHM1.H3lがトラックTY1.
TCIの終端部分に孝だとき、回転ヘッドH32,HM
2が次のトラックTC2,TY2の始端部分に位置する
とぎの状態を示す。
ここで、現行の低域変換カラー記録再生方式の家庭用V
TRでの互換再生を考慮すると、回転ヘッドH,Ml 
、8M2 、Hs+及び+32が取付けられ、かつ、磁
気テープが180゛強の角度範囲に亘って斜めに巻回さ
れる回転体の直径は上記家庭用VTRの回転体の直径と
同一にする必要があり、また磁気テープの走行を停止し
たときの回転ヘッドの走査トラック軌跡のテープ長手方
向に対する角度(スチル傾斜角)も上記家庭用VTRの
それと同一とする必要がある。これらの条件を満足して
も、第4図図示トラックパターンを形成するために、家
庭用VTRの標準モード時のテープ走行速度よりもテー
プ走行速度を速くし、かつ、H並び記録しようとすると
、記録時間が成る特定の値になってしまい、逆に記録時
間を所望の時間になるようにすると、H並び記録できな
い。しかし、上記の如くテープ走行速度を速くした場合
においても、前記した上側の回転ヘッドHs+又は8M
2と下側の回転ヘッド1」Ml又は+92との距離Cを
選定することにより、H並び記録することが可能である
例えば、1806対向して取付けられた回転ヘッドHM
+及びHs 21又はHs+及び8M2により1フイー
ルド毎に順次に形成されたトラックのうち、成る1フイ
ールドで記録されたトラックの始端が、次の1フイール
ドで記録されるトラックの始端から28(ただし、Hは
水平走査期間)目の所にトラック幅方向上位置する場合
(以下、これをr2Hずれたパターン」という)におい
て、1 前記路111cを+0.5Hに選定した場合の
トラックパターンは第5図に示す如くになり、隣接する
2本の同一の情報信号が記録されたトラック同士、すな
わちTc+及びTe3あるいはTY2及びTY3の水平
同期信号記録位置(第5図に実線で示す)がトラック幅
方向に整列するH並び記録ができ、また、隣接する2信
号(例えばC1とC2゜YlとYl )は互いに1フィ
ールド+1.5Hの時間間隔を有する信号である。
これに対し、上記2日ずれたパターンが形成される場合
において、前記距離Cを−0,51−1に選定した場合
、すなわち上側の回転ヘッドHs+。
8M2を下側の回転ヘッドHM1.H92よりも0.5
8だけ回転方向に先行さゼた場合は、第6図に示す如き
トラックパターンが形成され、隣接する2本の同一の情
報信号が記録されたトラックにおいてH並び記録ができ
るが、隣接する2信号Y1とYl、あるいはC1と02
の時間間隔は1フィールド+2.5Hとなり、第5図に
示したトラックパターンの場合よりも1日時間間隔が大
となる。再生時にフィールド相関性を利用したクロスト
ークキャンセルを行なうためには、隣接すヤ2信号はよ
り近似した信号内容となるよう、1フイールドにできる
だけ近いことが望ましく、よって前記Cの値は−0,5
日よりも+0.5Hの方が望ましい。すなわち、下側の
回転ヘッドHMI及び+92を上側の回転ヘッドHs+
及び8M2よりも回転方向上先行する位置に取付けた方
が、H並び記録及びクロストークキャンセルの上で有利
となる。
また、2Hずれたパターンが形成される場合において、
前記距離Cを+5.5Hに選定した場合のトラックパタ
ーンは第7図に示す如くになり、H並び記録ができ、ま
た相隣るトラックの隣接する2信号C1及びC2、Y+
及びY2は互いに1フィールド+3.5Hの時間間隔を
有する信号となる。
なお、第5図乃至第7図に示す各トラックパターンにお
いて、各トラックの幅は27μ誦、トラックピッチは7
7μm、同種の情報信号記録トラック間には3μmと僅
小・なガートバンドが形成されるのに対し、異なる情報
信号記録トラック間(例えばTYIとTe1lTC2と
TY2.TY3とTc5)には16μ惟と幅広のガート
バンドが形成される。
本実施例によれば、隣接する異なる情報信号記録トラッ
ク間には幅広のガートバンドが設けられるので、それが
同一のアジマス角度のギャップを有する回転ヘッドHM
I及び891%あるいは8M2及び+92により同時に
、かつ、別々に記録形成されたトラックであっても、隣
接トラックからのクロストークは殆ど再生信号に混入し
ない。
一方、隣接する同種の情報信号記録トラック間にはガー
トバンドが極めて小又はガートバンドがないが、それら
は互いに異なるアジマス角度のギャップを有する回転ヘ
ッドHMI及び8M2゜あるいはHs+及びHszによ
り形成されたものであり、アジマス損失効果によりクロ
ストークは殆ど生ぜず、しかもH並び記録によりクロス
トークの低減ができ、更に隣接トラック間にはフィール
ド相関性のある近似した信号(輝度信号2色差信号)が
記録されているから、フィールド相関性を利用したクロ
ストーキャンセルができ、以上よりASTを使わなくと
もクロストークは問題とならないようにできる。
なお上記のY/C分離記録方式に基づく記録を行なう場
合は、第2図に示した音声専用回転ヘッド1−IAI及
びHA2は使用されない。
次に、低域変換カラー記録方式に基づく記録を行なう場
合について説明する。現行の家庭用VTRにおける標準
モード時又は長時間モード時と同一の走行速度で磁気テ
ープを走行させつつ、前記した理由から下側の回転ヘッ
ドHMI及びHszにより記録を行なう。また、このと
きは回転ヘッドHAI及びHA2も使用される。
第1図において、低域変換カラー記録方式に基づく記録
を行なう場合には、前記したようにスイッチSW+ 、
SW2及びS W 3は夫々接点すへ切換接続される。
また、これと同時に記録アンプ21及び35は夫々非動
作とされ、回転ヘッドHs+及び8M2への信号供給を
阻止する。また、この場合の記録には標準モードと長時
間モードとがあり、使用者の意図に応じてどちらか一方
が選択される。標準モード時には磁気テープ43が現行
の家庭用VTRの標準モード時と同一の、例えばトラッ
クピッチが58μ■となるような所定の走行速度で走行
せしめられ、長時間モード時には例えばトラックピッチ
が19.3μ園と現行の家庭用VTRの長時間モード時
と同一の走行速度で走行せしめられる。また、従来記録
回路36より取り出された前記第3の周波数分割多重信
号がスイッチSW3を通して回転ヘッドHMI に供給
される一方、スイッチS W 3を通して回転ヘッドH
32に供給される。
一方、加算器41からは第1のFM音声信号と第2のF
M音声信号とよりなる第4の周波数分割多重信号が取り
出されて、スイッチS W +及び記録アンプ42を夫
々通して回転ヘッドHAI及びHA2に夫々供給される
第8図(A)は標準モード時におけるトラックパターン
を示す。同図(A)中、磁気テープ50はトラックピッ
チが58μ雪となるような所定の速度で走行せしめられ
る。被周波数変調輝度信号とその低域側の空いている周
波数領域を占有する低域変換搬送色信号とよりなる第3
の周波数分割多重信号の1フイ一ルド分がまず回転ヘッ
ドH32により幅29μ−のトラック(ビデオトラック
)Ts+に記録され始め、回転ヘッドH32が75゜回
転した時点より、その直前に回転ヘッド1−IAIによ
り既に被周波数変調音声信号(第4の周波数分割多重信
号)が記録されである幅21μ蹟のオーディオトラック
TAI上を走査してオーディオトラックTAI上にトラ
ックTs+を形成して記録′される。ここで、オーディ
オトラックTA+には第4の周波数分割多重信号が比較
的低周波数であるところから磁性層の深層部分にまで記
録されているのに対し、上記被周波数変調輝度信号は高
周波数であり、かつ、低域変換搬送色信号は未飽和記録
であるから、磁性層の表層部分にしか記録されない。従
って、両トラックTs+及びTAIをテープ上の同じ位
置に共存させることができる。
回転ヘッドH32が105°回転した時点より回転ヘッ
ドHA2によるオーディオトラックTA2の記録が開始
され、回転ヘッドH92が180゛回転した時点より回
転ヘッド)IM+により前記第3の周波数分割多重信号
の次の1フイ一ルド分の記録が開始される。回転ヘッド
H’M +はトラックTAz上に幅29μmのトラック
Ts2を形成する。
以下、上記と同様にして回転ヘッドHMI。
Hsz、)IAI及びH42によりトラックピッチ58
μmで周波数分割多重信号記録トラック及びオーディオ
トラックが順次に形成されていく。
次に長時間モード時には磁気テープがトラックピッチが
例えば19.3μ量となるような低速度で走、行せしめ
られる点グ上記標準モードと異なるだけで、第1図中の
スイッチS W +〜S W 3はいずれも標準モード
時と同じように接点すに接続される。
この長時間モード時には第8図(B)に示す如ぎトラッ
クパターンが形成される。同図(B)中、磁気テープ5
1上には前記第3の周波数分割多重信号が、回転ヘッド
HS2によりトラックTLIを形成して記録された後、
回転ヘッドHMIにより次のトラックT1..2を形成
して記録される。ここで、回転ヘッドH52は幅が29
μ■であるのに対し、トラックピッチが19.3μmな
ので、幅29μ■のトラックが形成されても、そのテー
プ上流側の幅9.1μm  (=29−19.3)の部
分は次のトラックTL2によって消去され、TL2が残
るから、結局幅19.3μmの周波数分割多重信号記録
トラックがガートバンドなく順次に形成される。なお、
トラックT’L +は既に回転ヘッドHA2により磁性
層の深層に形成されている幅1963μ−のオーディオ
トラックTA+@上の磁性層の表層に形成され、トラッ
クTL2は既に回転ヘッドHAIにより磁性層の深層に
形成されているオーディオトラックTan上の磁性層の
表層に形成される。
次に本発明により記録された磁気テープ上の情報信号の
再生系について説明する。第10図はこの再生系の一例
のブロック系統図を示す。同図中、切換スイッチSW4
 、SWs及びSWaはY/C分離記録トラックパター
ン再生時(第1の再生態様時)は接点a側に接続され、
他方、低域変換カラー記録方式で記録されたトラックパ
ターン再生時(第2の再生態様時)は接点す側に切換接
続される。まず、第4図に示した如きY/C分離記録ト
ラックパターンの磁気テープの再生動作につき説明する
に、このときはスイッチSWa〜SWsは上記の如く接
点aに接続され、また磁気テープは記録時と同一の所定
の高速度で走行される。第10図において、成る1フイ
一ルド期間では回転ヘッドHMIによりトラックTYI
を走査して得た再生FMli度信号がプリアンプ53+
及びスイッチSWsを通してスイッチ56に供給され、
次の1フイ一ルド期間では回転ヘッドHM2によりトラ
ックTY2を走査して得た再生FM輝度信号がプリアン
プ532を通してスイッチ56に供給される。以下、上
記と同様にして回転ヘッドHM1及び8M2により1フ
イールド毎に交互にFM輝度信号が再生される。
スイッチ56は1フイールド毎にプリアンプ53電及び
532よりの再生FMlli度信号を交互に選択出力し
て高域フィルタ60.第1リミツタ61を通して第2リ
ミツタ及びFMtl調V!A62に供給する。なお高域
フィルタ60は省略しても差し支えない・第2リミツタ
及びFM復調器62より取り出された広帯域の再生輝度
信号は低域フィルタ63.ディエンファシス回路64及
ヒノイスキヤンセラ65を夫々通して後述するマトリク
ス回路66に供給される。
また、回転ヘッドHs+及びHS2から1フイールド毎
に交互に取り出された第2の周波数分割多重信号は、ロ
ータリートランス(図示せず)を通してプリアンプ54
+ 、542に供給され、更にこれよりプリアンプ54
2の出力信号はスイッチSWsを通して1フイールド毎
に切換わるスイッチ57に供給され、ここでプリアンプ
541の出力信号と1フイールド毎に交互に切換えられ
た後高域フィルタ67及び低域フィルタ68に夫々供給
される。高域フィルタ67により分離P波された再生第
1のFM色差信号は、第1リミツタ69、第2リミツタ
及びFM復調器70を通して再生色差信MR−Yに復調
され、更にこれより低域フィルタ71でキャリアを除去
され、ディエンファシス回路72で前記プリエンファシ
ス回路26と相補的な高域減衰特性を付与された後ノイ
ズキャンセラ回路73でH相関を利用したノイズ低減処
理を受けてマトリクス回路66に供給される。
他方、低域フィルタ68により分離P波された再生第2
のFM色差信号は、第1リミツタ74によりレベル変動
を除去された後キャリアシフタ75に供給され、ここで
復調信号と帯域が重ならないよう高域へ周波数変換(キ
ャリアシフト)された後第2リミツタ及びFMIIII
i器76に供給されてもとの再生色差信号B−Yに復調
される。この再生色差信号は低域フィルタ77、ディエ
ンファシス回路78及びノイズキャンセラ79を夫々通
してマトリクス回路66に供給される。マトリクス回路
66は再生輝度信号及び2種の再生色差信号R−Y及び
B−Yをマトリクスして赤(R)。
緑(G)及び青(B)の各原色信号を出力端子80.8
1及び82へ出力すると共に、出力端子83へ複合同期
信号を出力する。なお、輝度信号と色差信号との記録時
間のずれは垂直帰線消去期間内に許容されるずれである
ため、再生時この期間内でスイッチングポイントを考慮
することにより、輝度信号及び色差信号の同時化を図る
ことができる。
次に第8図(A>に示したトラックパターンを有する磁
気テープ50を再生する場合は、磁気テープ50が記録
時と同一の走行速度で走行せしめられると共に、前記し
たようにスイッチSW4゜S W s及びSW6が接点
すに切換接続されるため、下側の回転ヘッドHMI及び
HszによりトラックTS+、TS2等を走査して得た
再生信号がプリアンプ53+ 、542 、スイッチS
Ws。
SWs、1フイールド毎に切換ねるスイッチ58を夫々
通して従来再生回路84へ供給される。この従来再生回
路84はFM輝度信号と低域変換搬送色信号とよりなる
第3の周波数分割多重信号を供給され、これを従来より
周知の手段でもとの再生カラー映像信号に変換処理する
回路であり、出力端子85へ再生カラー映像信号を出力
する。
他方、回転ヘッドHAI及びHA2により1フイールド
毎に交互に第8図(A)に示したトラックT A I 
I T Az等から再生された前記第4の周波数分割多
重信号はロータリートランス(図示せず)、プリアンプ
55+ 、552.1フイールド毎に切換わるスイッチ
59及びスイッチSW4を通して帯域フィルタ86L、
86Rに夫々供給される。帯域フィルタ86Lから取り
出された第1のFM音声信号と帯域フィルタ86Rから
取り出された第2のFM音声信号は夫々別々にFM復調
回路87L、87Rに供給されてFM復調された復、低
域フィルタ・ディ127797回路88L。
88Rを通して出力端子89Lへ左チャンネルの再生音
声信号として、また出力端子89Rへ右チャンネルの再
生音声信号として出力される。このようにして、標準モ
ード再生が行なわれる。
次に第8図(B)に示したトラックパターンを有する磁
気テープ51を再生する場合は、磁気テープ51が記録
時と同一の低速度で走行せしめられると共に、前記した
ようにスイッチSW4゜SWs及びSWeが夫々接点す
に切換接続されるため、標準モードで使用したと同じ下
側の回転ヘッドHMI及びH82によりトラックTLI
TL2等を交互に走査して得た再生信号がプリアンプ5
3+ 、542 、スイッチSWs 、SWs及びスイ
ッチ58を夫々通して従来再生回路84へ供給され、こ
こで上記の再生処理を受けて再生カラー映像信号に戻さ
れて出力端子85へ出力される。なお、回転ヘッドHA
I及びHA2により前記第4の周波数分割多重信号が再
生され、標準モード再生時と同様にして分離・復調され
て出力端子89L、89Rへ再生音声信号が取り出され
る。
なお、本発明により上記の標準モード又は長時間モード
で記録された磁気テープ又は現行の家庭用VTRで記録
された磁気テープを、第2図等に示した本発明における
ヘッド構成の回転ヘッドを使用して再生することもでき
、その場合スチルモーション再生あるいは高速サーチ時
には、回転ヘッドHs+及びHMl、あるいは8M2及
びH92は第11図にH+ 、H2→H+ ’ 、H2
’→H1“ H2LJなる走査軌跡を描き、相隣る2本
のトラックを走査するので、2つの回転ヘッドのうち再
生出力レベルの大なる方の回転ヘッドの再生信号を選択
するように切換えることができ、よってこれによりノイ
ズの少ない再生信号を得ることができる。この場合、自
回転ヘッドの間隔(前記したC)がHの倍数でない場合
には、一方の再生信号を遅延することにより、特殊再生
時での画像のブレを防ぐことができる。
なお、本発明は上記の実施例に限定されるものではなく
、例えば第4図に示すトラックパターン度信号で他方は
2種の色差信号として説明したが、■一方が輝度信号で
他方は2種の色差信号と音声信号を夫々別々に周波数変
調して得た信号からなる周波数分割多重信号、■一方が
輝度信号で他方が2種の色差信号を別々に周波数変調し
て得た信号にPCM又は4相DPSK変調又は4相PS
K変調して得た音声信号を周波数分割多重した信号。
■一方が複合カラー映像信号で他方が音声信号。
■一方が輝度信号で他方が周波数変調された時間間軸圧
縮線順次色差信号に被変調音声信号を周波数分割多重し
た信号等々各種の組合せのいずれでもよい。また、回転
ヘッドHMI と8M2゜Hs+ とH32とを共に入
れ替えてもよい。更に、各回転ヘッドのトラック幅は実
施例のものに限定されるものではないことは勿論である
発明の効果 上述の如く、本発明によれば、第1及び第3の回転ヘッ
ドと第2及び第4の回転ヘッドとを1トラック走査期間
毎に交互に使用して第1及び第2の情報信号が別々に記
録された2本の並列トラックを2木ずつ順次に磁気テー
プ上に形成する第1の記録態様と、上記の第1乃至第4
の回転ヘッドのうち回転体の回転面上相対向する位置に
取付けられた2個の回転ヘッドを1トラック走査期間毎
に交互に使用して第3の情報信号が記録されたトラック
を1本ずつ順次に磁気テープ上に形成する第2の記録態
様とを選択的に行なえ、また第2の記録態様のときには
回転ヘッド走査方向がテープ走行方向と大略同方向のと
きには下側の第1及び第2の回転ベッドを使用し、大略
逆方向のときには上側の第3及び第4の回転ヘッドを使
用するようにしたので、1トラック走査期間に形成した
記録トラックの一部が次の1トラック走査期間で消去さ
れてしまうことがなく、また1トラック走査期間前に本
来使用していない回転ヘッドが漏れ磁束によって形成し
た不要なトラックを次の1トラック走査期間でのトラッ
クの形成時に消去できる等の特長を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明方法を実現する記録装置の一実施例を示
すブロック系統図、第2図は本発明方法における回転ヘ
ッドの配@関係等の一実施例を示す図、第3図(A)、
(B)は夫々近接する2つの回転ヘッドの構成の一例を
示す図、第4図乃至第7図は夫々本発明により記録形成
されるトラックパターンの各実施例を示す図、第8図(
A)。 (B)は夫々本発明方法による標準モード時及び長時間
モード時のトラックパターンを示す図1、第9図は本発
明による標準モード時の各ヘッド走査軌跡の一例を示す
図、第10図は本発明により記録されたトラックパター
ンを有する磁気テープを再生する再生装置の一例を示す
ブロック系統図、第11図は特殊再生時のヘッド走査軌
跡の一例を示す図、第12図及び第13図は夫々従来記
録方法によるトラックパターンの各側を示す図、第14
図は第13図図示トラックパターンを形成する回転ヘッ
ド配置構成を示す図である。 1訃・・複合カラー映像信号入力端子、16・・・デコ
ーダ、20.30.31.39L、39R・・・FM変
調器、34.41・・・加算器、36・・・従来記録回
路、37L、37R・・・音声信号入力端子、43゜5
0.51・・・磁気テープ、HMI・・・第1の回転ヘ
ッド、H92・・・第2の回転ヘッド、Hs+・・・第
3の回転ヘッド、HN3・・・第4の回転ヘッド、HA
l、HA2・・・音声専用回転ヘッド、S W ’+〜
SWs・・・切換スイッチ、TVI〜TY3・・・輝度
信号記録トラック、Tc+〜Tcs・・・色差信号記録
トラック、Ts+ 、TS2 * TLI + TL2
−ビデオトラック1TAI 、TA2 、TAI@、T
AI+・・・オーディオトラック、■1〜T4・・・走
査軌跡。 特許出願人 日本ビクター株式会社 Ji!3図 !!4図 #r12図− 1−1璽3図 第14図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 回転体の回転面上の相対向する位置に取付けられた互い
    に異なるアジマス角度のギャップを有する第1及び第2
    の回転ヘッドと、該回転体の回転面上の相対向する位置
    に取付けられると共に、該第1及び第2の回転ヘッドの
    夫々の取付け位置に対しては該回転体の回転方向上夫々
    近接され、かつ、該回転体の回転軸方向上上側の高さ位
    置に夫々取付けられた互いに異なるアジマス角度のギャ
    ップを有する第3及び第4の回転ヘッドとのうち該第1
    及び第3の回転ヘッドと該第2及び第4の回転ヘッドと
    を1トラック走査期間毎に交互に使用して第1及び第2
    の情報信号が別々に記録された2本の並列トラックを2
    本ずつ順次に磁気テープ上に形成する第1の記録態様と
    、該第1乃至第4の回転ヘッドのうち相対向する位置に
    取付けられた2個の回転ヘッドを1トラック走査期間毎
    に交互に使用して第3の情報信号が記録されたトラック
    を1本ずつ順次に磁気テープ上に形成する第2の記録態
    様とを選択的に行なう磁気記録方法であって、該第2の
    記録態様において磁気テープ走行方向が該第1乃至第4
    の回転ヘッドの走査方向と大略同方向のときには下側の
    該第1及び第2の回転ヘッドにより前記第3の情報信号
    をテープ長手方向に対して傾斜したトラックを形成して
    記録し、磁気テープ走行方向が前記ヘッド走査方向と大
    略逆方向のときには上側の該第3及び第4の回転ヘッド
    により前記第3の情報信号をテープ長手方向に対して傾
    斜したトラックを形成して記録することを特徴とする磁
    気記録方法。
JP60195645A 1985-08-23 1985-09-04 磁気記録方法 Granted JPS6257106A (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60195645A JPS6257106A (ja) 1985-09-04 1985-09-04 磁気記録方法
US06/899,544 US4725896A (en) 1985-08-23 1986-08-22 Magnetic recording apparatus for recording two kinds of mutually different information signals on independent tracks of a magnetic tape
EP86306580A EP0224321B1 (en) 1985-08-23 1986-08-26 Magnetic recording apparatus for recording two kinds of mutually different information signals on independent tracks of a magnetic tape
DE8686306580T DE3679785D1 (de) 1985-08-23 1986-08-26 Magnetisches aufzeichnungsgeraet zur aufzeichnung zweier arten von unterschiedlichen informationssignalen auf unabhaengige spuren eines magnetbandes.
DE198686306580T DE224321T1 (de) 1985-08-23 1986-08-26 Magnetisches aufzeichnungsgeraet zur aufzeichnung zweier arten von unterschiedlichen informationssignalen auf unabhaengige spuren eines magnetbandes.

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JPS6257106A true JPS6257106A (ja) 1987-03-12
JPH0466070B2 JPH0466070B2 (ja) 1992-10-22

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