JPS6256818A - 位置ずれ検出装置 - Google Patents

位置ずれ検出装置

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JPS6256818A
JPS6256818A JP60196783A JP19678385A JPS6256818A JP S6256818 A JPS6256818 A JP S6256818A JP 60196783 A JP60196783 A JP 60196783A JP 19678385 A JP19678385 A JP 19678385A JP S6256818 A JPS6256818 A JP S6256818A
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Japan
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diffraction grating
positional deviation
diffraction gratings
frequency
diffraction
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  • Optical Transform (AREA)
  • Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)
  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は位置ずれ検出装置に関し、例えば半導体製造装
置においてICに焼付けられたパターンの重ね合わせ精
度を測定する装置に適用して好適なものである。
〔従来の技術〕
この種の重ね合わせ精度の検出方法として従来、第1に
測定のパターンを焼付けてパターン線幅測定装置でパタ
ーンの相互間のずれを測定するものがあり、また第2に
ピッチの異なる格子をIC上に焼付けて丁度型なる格子
の部分を読み取るバーニヤ方式のものがあり、さらに第
3にIC上に細長い絶縁物を形成し、その上に抵抗体を
焼付け、絶縁物によって2分された抵抗層の各値を比較
する方法などがある。
〔発明が解決しようとする問題点〕
ところが第1のパターン線幅測定装置を用いた方法によ
ると、通常その種の装置の精度としては高々0.01 
(μm〕程度の精度しか得られず、また第2のバーニヤ
方式によっても0.04 [μm〕程度の精度しか得ら
れない問題がある。これに対して抵抗による方法は、精
度としては0.00数〔μm〕程度の高い精度を得るこ
とができるが、測定をするためにかなり複雑な処理工程
を必要とする問題があり、従って簡易かつ安価な方法で
あるとは言い得ない。
本発明は以上の点を考慮してなされたもので、簡易な手
法によって高い精度でパターンの重ね合わせ精度を測定
し得る位置ずれ検出装置を提案しようとするものである
〔問題点を解決するための手段〕
かかる問題点を解決するため本発明においては、基板2
上に第1の回折格子MAI、MA2を形成した後、当該
第1の回折格子M A 1、MA2に対して位置合わせ
をして第2の回折格子MBI、MB2を形成し、第1及
び第2の回折格子MAL、MA2及びM、B1、MB2
間の位置ずれを検出する位置ずれ検出装置において、第
1及び第2の回折格子MAI、MA2及びMBI、MB
2上に周波数差Δfをもつ2つのコヒーレント光束LL
I、LL2を互いに異なる方向から照射し、2つの光束
LLI、LL2によって周波数Δfで第1及び第2の回
折格子MAI、MA2及びMBI、MB2上を走査する
干渉縞IFを発生させる照射手段13.14.15.1
6及び13.17.18.19.20と、干渉縞IFの
走査によって第1の回折格子MAL、MA2から生ずる
回折光を受光し、周波数Δfを有する第1の光電変換信
号SA1、SA2を送出する第1の光電変換手段DAI
、DA2と、干渉縞IFの走査によって第2の回折格子
MBI、MB2から生ずる回折光を受光し、周波数Δf
を有する第2の光電変換信号SBI、SB2を送出する
第2の光電変換手段DBI、DB2と、第1及び第2の
光電変換信号SAI、SA2及びSBI、SB2の位相
差に基づいて第1及び第2の回折格子M A 1、MA
2及びMBI、MB2間の位置ずれ量Δyを算定する位
置ずれ算定手段33A〜33D、35とを設ける。
〔作用〕
第1及び第2の回折格子MAI、MA2及びMBl、M
B2に対して周波数差Δfをもつ2つのコヒーレント光
束LLI、LL2を異なる方向から照射すると、当該周
波数差Δfで第1及び第2の回折格子MAI、MA2及
びMHI、MB2上を走査する干渉縞IFを発生させる
ことができる。
この干渉縞は基板上に形成した回折格子MAI、MA2
、MBI、M B 2とモアレを生じ、干渉縞1Fのピ
ッチと回折格子のピッチとを適当に選ぶことにより、回
折格子から回折された光の強度が周波数Δrで変動する
ようになる。
このようにして第1の回折格子M A 1、MA2から
生じた回折光は、第1の光電変換手段DAI、DA2に
おいて周波数Δfの第1の光電変換信号SAI、SA2
に変換される。また第2の回折格子MBI、MB2から
生ずる回折光が第2の光電変換手段DBI、DB2にお
いて周波数Δfを有する第2の光電変換信号SBI、S
B2に変換される。
この第1及び第2の変換信号SAI、SA2及びSBI
、SB2は、それぞれ第1の回折格子MAl、MA2及
びMBI、MB2から発生していることにより、回折格
子MAL、MA2の位置情報を電気信号のパラメータの
1つである位相として含んでいる。
第1及び第2の光電変換信号SAI、SA2及びSBI
、SB2は位置ずれ算定手段33A〜33D、35にお
いて相対的な位相差を検出されると共に、当該位相差に
基づいて、第1及び第2の回折格子間の位置ずれ量Δy
を算定する。
このように、第1及び第2の回折格子MAI、MA2及
びMBI、MB2の位置ずれを当該回折格子から発生さ
れた回折光の位相差として検出するようにしたことによ
り、煩雑な手間を必要とすることなく、高い精度で、第
1及び第2の回折格子間の位置ずれ量すなわち重ね合わ
せ精度を容易に検出することができる。
〔実施例〕
以下図面について本発明の一実施例を詳述する。
第1図は全体として位置ずれ検出装置を示し、ステージ
1上に検出対象となるウェハ2が載置されている。ウェ
ハ2は、露光装置によって2回の焼付、現像処理がなさ
れており、かくして露光装置のマスク又はレチクル上に
形成された露光パターンがウェハ2の表面に重ね焼きさ
れている。
ウェハ2には2枚の露光パターンが焼付けられる際に、
当該露光パターンの焼付は位置を表す第2図(B)に示
すような2組の回折格子でなる回折格子MPが形成され
る。第1の回折格子MAL及びMA2は第1回口の露光
処理時に露光パターンと一緒に焼付けられ、y軸方向に
互いに距離dだけ離れた位置に形成されかつX軸方向に
延長する格子エレメントでなり、X方向に所定間隔を保
って形成されている。
これに対して、第2の回折格子MBI及びMB2は、第
2回目の重ね合わせ露光処理によって同様にしてy軸方
向に互いに距離dだけ離れた位置に形成されかつX軸方
向に延長する格子エレメントでなり、y軸方向に第1の
回折格子MAI及びM A 2の間に互い違いに挿入さ
れるように焼付けられる。
ここでy軸方向に第1及び第2の回折格子MA1、MA
2及びMBI、MB2間に位置ずれがなければ、第1の
回折格子MAL及びMA2の各格子エレメントと、第2
の回折格子MHI及びMB2の各回折格子とがX軸方向
の同一線上に並ぶように形成され、このとき第1及び第
2の露光パターンに位置ずれがないと判定し得る。これ
に対して第1及び第2の露光パターンの位置がy軸方向
にΔyだけ互いにずれれば、この位置ずれが回折格子M
AL、MA2及びMBI、MB2の対応する格子エレメ
ント間の位置ずれΔyとして現れるようになされている
第1の回折格子M A 1及びMA2と互い違いに第2
の回折格子MBI及びMB2を形成する方法としては、
予め互いにX軸方向に位置ずれさせた位置に各回折格子
MAL、MA2及びMBI、MB2を形成させてなる第
1及び第2のマスク又はレチクルを用いても良く、又は
全く同じ位置に第1及び第2の回折格子MAI、MA2
及びM B 1、MB2を形成させた第1及び第2のマ
スク又はレチクルを用意し、一方のマスク又はレチクル
を露光する際、マスク(またはレチクル)とウェハとを
相対的にX軸方向に一定値だけずらせて焼付けるように
しても良い。
そこで第2図(B)に示すような構成の回折格子MP上
にコヒーレント光束、例えばレーザ光を2方向から照射
し、第2図(A)に示すような干渉縞IFを回折格子M
P上に形成する。そしてこの干渉縞IFのピッチが、回
折格子MPの各格子を構成する格子エレメントのピッチ
dの1/2倍のピッチd/2になるように、該レーザ光
の入射方向(入射角度)を定める。
第1図の位置ずれ検出装置は、回折格子MPに対して互
いに周波数の異なる2つのコヒーレント光束LLI及び
LL2を照射し、かくしてそれぞれのコヒーレント光束
LLI及びLL2によって第2図(A)に゛ついて上述
した干渉縞IFを回折格子MP上に発生させる。ここで
第1のコヒーレント光束LLIの反射光として、第3図
に示すように、・・・・・・−1次、0次、+1次、+
2次、+3次・・・・・・の回折光IFI  (−1)
 、IFI  (0)、IFI  (+1) 、IFI
  (+2) 、IFI  03)・・・・・・が発生
し、また第2のコヒーレント光束■−1L2の反射光と
して、・・・・・・−3次、−2次、−1次、0次、+
1次の回折光IF2 (−3) 、IF2 (−2) 
、IF2 (−1)、IF2 (0) 、1F2(+1
)・・・・・・が発生ずる。
第1及び第2のコヒーレント光束LLI及びLl2の回
折格子MPへの入射方向は互いに異なるように選定され
、例えば第3図に示すように、第1のコヒーレント光束
LLIの1次回折光IFI(+1)の反射方向と、第2
のコヒーレント光束LL2の一1次の回折光IF2(−
1)の反射方向とが一致するように選定され、その方向
はウェハ2の表面に対してほぼ垂直方向になるように選
定されている。
かくして回折格子MPによって発生された回折光IFI
  (+1)及びIF2(−1)は互いに干渉し、対物
レンズ3、絞り4を通り、さらにハーフミラ−5を通っ
て光電変換素子列6に入射する。
またハーフミラ−5は、絞り4を通った回折光を接眼鏡
7に折り返して干渉縞を観察し得るようになされ、これ
により、干渉縞IFを各格子エレメントの延長方向にで
きるだけ一致させるように、コヒーレント光束の入射方
向を調整できるようにされている。
光電変換素子列6は、第4図に示tように、回折格子M
P(第2図(B))を構成する各回折格子MAI、MB
I、MA2、MB2に対応する光電変換素子DAI、D
BI、DA2、■)132を有し、各光電変換素子DA
I、DBI、DA2、DB2は、回折光夏Fl  (+
1)及びIF2(−1)のうち、回折格子MAI、MB
I、MA2、MB2によってそれぞれ発生された回折光
部分に対応するX軸方向の位置に位置決めされ、かくし
て各光電変換素子DAI、DBI、DA2、DB2はそ
れぞれ回折格子MAI、MBI、M A 2、MB2の
格子エレメントの位置を表す情報をそれぞれ受けること
ができるようになされている。
ここで第1及び第2のコヒ・−シフト光束L L 1及
びLl2の周波数f、及びf2は周波数差Δfをもつよ
うな値に予め選定されており、これにより干渉縞IFは
、周波数差Δfで回折格子MP」=を走査するように周
期的に変動する。そして同時に、回折光rF1  (+
1)は周波数f、をもぢ、回折光IF2(−1)は周波
数f2をもぢ、ぞの結果各光電変換素子上でΔ「の周波
数の光強度変化が生じる。この強度変化の位相は、干渉
縞IFに対する各回折格子M A 1、MA2、MBI
、MB2のy軸方向の相対的位置によって決まる。
従って対物レンズ3から光電変換素子列6に入射された
回折光IFI  (+1)及びIF2(−1)の光の強
さは、差の周波数Δfで周期的に変化することになり、
各光電変換素子DAI、DBI、DA2、DB2から出
力される光電変換信号SA1、SBI、SA2、SB2
は、信号Δfで変動すると共に、その位相はそれぞれ対
応する回折格子MAL、MBI、M A 2、MB2の
位置によって決まることになる。
コヒーレント光束LLI及びLl2は、共通のレーザ1
1に基づいて形成される。すなわちレーザ11において
発生されたレーザ光は、コリメータレンズ系12A及び
12Bを通って分路器(ビームスプリッタ)13に入射
される。分路器13は、レーザ光を2つに分けて、第1
のレーザ光を超音波変調器14によって変調信号S1に
よってその周波数「、だけ周波数をシフト変調させた後
、ミラー15.16によって折り曲げなからウェハ2の
回折格子MP上に第1のコヒーレント光束■。
Llとして照射させる。
また分路器13は、第2のレーザ光をミラー17を介し
て超音波変調器18に入射し、変調信号S2によってそ
の周波数f2だけ周波数シフトさせた後ミラー19.2
0によって折り曲げながらコヒーレント光束LL2とし
てウェハ2上に照射させる。
このように第1のコヒーレント光束1、L Lは、超音
波変調器16においてレーザ11から得1トれるレーザ
光の周波数r0に対して変調信号S1の周波数r1だけ
シフトした周波数をもっているので、コヒーレント光束
LLIの周波数fL[、l は次式、 fLt+ =fx +f+       −・” (1
)によって表すことができる。
同じようにして第2のコヒーレント光束1.、 L 2
によって周波数fLLZば次式 fLL2 ”” fx +f2       ・・・・
、−(2)によって表すことができる。
ここで変調信号S2の周波数f2は、変調信号S1の周
波数f1に対して次式 %式%(3) で表すように、変調信号S1の周波数f、に対して基準
信号f。だけの差をもった周波数に予め選定される。
その結果筒1及び第2のコヒーレント光束LL1及びL
L2の周波数差Δfは Δ[−+[tt+   rtt、z =   (f  X  4−f、   )   −(f
  、  −ト f  1     fo)−10・・
・・・・(4) 光電変換素子列6を構成する各光電変換素子DA1、D
BI、DA2、DB2の光電変換信号SA1、SBI、
SA2、SB2でなる電気的検出信号は位置ずれ検出制
御回路25に供給される。
位置ずれ検出制御回路25は、光電変換信号SA1、S
BI、SA2、SB2をそれぞれ前置増幅回路31A、
31B、31C13】I〕を通じてP L L (ph
ase 1oeked 1oop )回路32A、32
B、32C132Dに入力し、かくしてPLL回路32
A、32B、32C,32Dの出力端に光電変換信号S
AI、SBI、SA2、SB2の位相にロックされた位
相信号SFA、、SFB、SFC,SFDをそれぞれ得
る。
ここで光電変換素子DAI、DBI、DA2、DB2に
照射される反射光の回折光IF(+1)及びIF(−1
>は、第2図(B)について上述したように回折格子M
AL、MBI、M A 2、MB2の位置に対応する位
相をもっており、従って位相信号SFA、、SFB、S
FC,、SFDの位相は、回折格子MAR5MBI、M
A2、M B 2のy軸方向の位置を表している。従っ
て第1の回折格子MAL及びMA2に対応する位相信号
SFA。
及びSFCの位相と、第2の回折格子MBI及びMB2
に対応する位相信号SFB及びSFDの位相との位相差
を検出すれば、第1及び第2の回折格子MA l 、 
MA 2及びMBI、MB2間の位置ずれを検出するこ
とができる。
かかる位置ずれを検出するため、位置ずれ検出制御回路
25は、基準信号発振回路34において基本周波数f。
の基準信号SOを送出する。この基準信号SOは位相比
較回路33A〜33Dに与えられ、この基準信号SOの
位相と、位相信号5FA−3FDの位相との位相差を表
す位相差出力P HA〜PHDを位置ずれ算定回路35
に与える。
位置ずれ算定回路35は、位相差出力P L(A〜PH
Dに基づいて、ウェハ2上の各回折格子MA1、MBI
、MA2、MB2の位置を換算し、第1の回折格子MA
L、M A 2と、第2の回折格子M B 1、M B
 2との位置ずれを算定する。この算定結果は表示装置
36に表示される。
位置ずれ検出制御回路25は、周波数f、の周波数出力
S1を発生する発振回路37を有し、この周波数出力S
i′4i:超音波変調器14(第1図)に変調信号とし
て供給する。
周波数出力S1は基準出力SOと共に周波数変換回路3
8に供給され、周波数f、及びf。の和の周波数((3
)式)を有する周波数出力S2を超音波変調器18に変
調信号として供給する。
以上の構成において、ウェハ2上の回折格子MPに照射
された2つのコヒーレント光束L L 1 及びLL2
の反射光のうち、回折光IFI(+1)及びIF2(−
1)が互いに干渉し合いながら対物レンズ3を通り、さ
らに絞り4、ハーフミラ−5を通って光電変換素子列6
1に照射される。ここで回折光IFI(+1)及びIF
2  (−1)の周波数は、超音波変調器14及び18
によって周波数f、及びf2だけシフトされていること
により、その差の周波数Δr(=f、   rz)の周
波数をもつ電気的検出信号が光電変換素子列6から位置
ずれ検出制御回路25に送出される。
この電気的検出信号に含まれている光電変換信号SAI
、SBI、SA2.SB2の位相は、これらの光電変換
信号を送出する光電変換素子DA1、DBI、DA2、
DB2に入射している回折光の発生源である対応する回
折格子M A 1、MBl、MA2、MB2のy軸方向
の位置に対応して変化する。例えば第1の回折格子MA
I及びMA2に対して第2の回折格子MBI及びM B
 2の位置ずれ量Δyが、1/2ピツチすなわちd/2
になると、光電変換信号SAI、SA2に対する光電変
換信号SBI、SB2の位相は2πだけ変化する。
光電変換信号SAI、SBI、SA2、SB2の位相は
、PLL回路32A、32B、32C。
32Dにおいてそれぞれ位相ロックされ、ノイズを除去
した周波数Δf(=fO)の位相出力SFA、SFB、
SFC,SFDが得られる。この位相出力SFA、SF
B、SFC,SFDの位相が基準周波数出力SOの位相
と比較され、かくして位置ずれ算定回路35はその位相
差出力PHA、PHB、PHC,PHDに基づいて位置
ずれ量Δyを、次式 %式%(5) によって演算する。
ここでα、β、γ、δはそれぞれ周波数信号SFA、、
SFB、SFC,SFDの基準信号soに対する位相差
を表す。またdは、対応する回折格子MAL、MBl、
MA2、MB2のピッチを表す。回折格子MAI、MB
I、MA2、MB2の基準位置からの位置ずれ量をRA
 、Rm 、Rc、R,とすれば、この位置ずれ量Ra
 、Rm 、Rc、RDは次式 %式% 従って(6)弐〜(9)式を(5)式に代入すれば ・・・・・・(10) となり、かくして各回折格子M A 1、MBI、MA
2、MB20基準位置からの位置ずれ量にょって、第1
の回折格子MAL、MA2と第2の回折格子MHI、M
B2との位置ずれ量Δyを求めることができる。
因に(10)式は次のようにして求めることかできる。
今、第6図に示すように、各回折格子MPの格子パター
ン列MAI、MBI、MA2、MB2の配列方向に対し
て、干渉縞IFが正しく直交せずに、斜めに交差するよ
うな状態になったとすると、各回折格子MAL、MBI
、M A 2、M B 2に対して干渉縞IFの各回折
格子に対応する部分のy軸方向の位置は、回折格子MA
Lを基準として順次P、2P、3Pだけずれている。こ
のずれ量を加味して格子パターン列MAL、MBI、M
A2、MB2の位置RA 、R++ 、Rc 、RDを
求めると、回折格子MAIを基準として考えれば ・・・・・・(12) ・・・・・・(14) のように、干渉縞IFの傾きに基づく位置ずれ量Pと、
第1及び第2の回折格子MAI、MA2及びMBI、M
B2の位置ずれ■Δyとの和として、 表すことができ
る。
ここで回折格子MBl及びMA2間、MB2及びMA1
間の位置ずれ量を求めれば、 R,−R,−Δy−p      ・・・・・・(15
)Ro  Ra−Δy−t−3p     ・・・・・
・(16)となる。(15)弐及び(16)式から位置
ずれIP消去すると 3 (R11−Rc ) + (RD −RA ) =
4Δy・・・・・・(17) の関係があることが分かり、これを位置ずれ量Δyにつ
いて解けば、 ・・・・・・(18) が得られ、かくして(10)式の関係があることが分か
る。
このように上述の構成によれば、(18)式から分かる
ように、位置ずれ量Δyを回折格子MAI、MA2及び
MBI、MB2に対して干渉縞IFが斜めに発生ずるよ
うな状態になったとしても、その影響を受けることなく
位置ずれ量Δyを演算により求めることができる。
以上の構成によれば、オペレータに対して煩雑な手間及
び時間をかけさせることなく高い精度で回折格子の位置
ずれ量を検出し得る位置ずれ検出装置を得ることができ
る。
第7図は本発明の他の実施例を示すもので、第5図の場
合の位置ずれ検出制御回路25は、基準信号SOXを発
振回路34において発生ずるようにしたが、第7図の場
合はこれに代え、基準信号SOXをPLL回路32A〜
32Dから得られる位相信号5FA−3FDのうちの1
つ例えばPLL回路32Dの位相信号SFDを遅延回路
4Iを介して所定の位相だけ遅延させた後、基準信号S
0Xとして送出するようになされている。
第7図のように構成すれば、回折格子MPから得た回折
光に基づいて基準信号SOXを得てこれを基準にして相
対的な位相差信号を得るようにする。
このようにしても上述の場合と同様にして第1及び第2
の回折格子MAL、MA2及びMBI、MB2間の位置
ずれを確実に検出することができる。
なお上述においては、位置ずれを検出すべき2つの回折
格子としてそれぞれ2列の回折格子MA1、MA2及び
MBI、MB2を互い違いになるように焼付けるように
した場合について述べたが、これに代え、第2の回折格
子MDI及びMB2のうちの一方例えばMB2を省略し
ても、上述の場合と同様の効果を得ることができる。
この場合には、上述の(11)弐〜(14)式のうち(
11)弐〜(13)式を用いて位置ずれ暦Δyを演算に
より求めるようにする。すなわち(11)弐〜(13)
式から次式 2Rs=2Ra+2Δy ”、  2 P   ・・・
・・・ (19)RA十Rc ” 2 RA + 2 
P    ””” (20)の関係を求め、これら(1
9)式及び(20)式から位置ずれ12Pを消去すれば
、 2RB −(RA +RC)、=2Δy・・・・・・(
21)の関係が得られる。ここで(21)弐から位置ず
れ看Δyを求めれば、 となる。
従ってこのようにしても、2列の回折格子M A■及び
MA2と、1列の回折格子MI31を用いて第1及び第
2の回折格子の位置ずれを演算により求めることができ
る。
ここで4列の回折格子を用いた第2図の場合と比較して
、3列の回折格子を用いた場合には、位置ずれ量Δyの
演算結果における誤差に変化かある。因に上述の4列の
場合には、各回折格子から得られる位相情報にノイズN
が含まれているとずれば、誤差ERR,は次式 のようにノイズ成分Nに対して(5/4)””倍のノイ
ズ成分の影響が現れることになるのに対して、3列の回
折格子パターン列を用いた場合には、(22)式に基づ
いて発生する誤差ERR,は+(−N)Z  ) I/
2 =N(”  )I/Z    ・・・・・・(24)で
示すようにノイズ成分Nの(6/4)””倍になり、(
23)式の場合と比較して僅かにノイズ成分が増えるこ
とになる。しかしその他の効果については上述の場合と
同様の効果を得ることができる。
また上述の実施例においては、回折格子MP上に発生し
た干渉縞IFが回折格子に対して傾斜している場合につ
いて述べたが、かかる傾斜がない場合には、第1及び第
2の回折格子としてそれぞれ1列で構成した場合にも、
上述の場合と同様の効果を得ることができる。
この場合の位置ずれ璽Δyの演算は、第1の回折格子に
ついて の関係があり、かつ第2の回折格子についてRB  =
RA +Δy          ・・・・・・ (2
6)の関係があるので、位置ずれ量Δyは Δy=Ra  RA       ・・・・・・(27
)によって演算することができる。
さらに上述の実施例においては、第2図に示す4列の回
折格子を用いて(15)式及び(16)式で表される関
係があることに着目して、(18)弐の位置ずれ量Δy
を演算するようにしたが、これに代え、(11)弐〜(
I4)式から次式R,1−RA−Δy+p      
・・・・・・(28)RC−RA=2P       
 ・・・・・・(29)Ro  RA−Δ、y+3P 
    ・・・・・・(30)の関係を得、(29)式
及び(30)弐の左辺及び右辺を互いに加算することに
よって (Re     RA )   +  (Ro    
 RA )=  Δ y +5P・・・・・・(31) の関係を求め(28)弐及び(31)弐から位置ずれ量
Δyを ・・・・・・(32) として演算するようにしても良い。この場合ノイズNに
対する誤差ERR,は として求めることができる。かくすれば誤差が僅かに増
えることを除いてその他の効果については上述の場合と
同様の効果を得ることができる。
なお上述においては、第1の回折格子M A 1、MA
2と、第2の回折格子MB]、、MB2.とを互い違い
に配列するようにしたが、配列の順序はこれに限らず変
更しても良い。
また」二連においては、本発明はウェハ上に形成した回
折格子から生ずる回折光を用いて位置ずれを検出するよ
うにしたが、これに限らず広く5、基板上に形成した回
折格子に適用するようにし得る。
〔発明の効果〕
以上のように本発明によれば、同等煩雑な手間を必要と
することなく、2回の処理によって形成された格子パタ
ーン列の位置ずれ量を高い精度でかつ容易に検出するこ
とができる位置ずれ検出装置を実現し得る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による位置ずれ検出装置の一実施例を示
すブロック図、第2図はその回折格子MPの構成を示す
路線図、第3図は回折格子MP上の回折光の説明に供す
る路線図、第4図は回折格子上に形成された干渉縞と光
電変換素子列の関係を示す路線図、第5図は第1図の位
置ずれ検出制御回路25の詳細構成を示すブロック図、
第6図は位置ずれ量の算定の説明に供する回折格子と干
渉縞との関係を示す路線図、第7図は本発明の他の実施
例を示すブロック図である。 1・・・・・・ステージ、2・・・・・・ウェハ、3・
・・・・・対物レンズ、4・・・・・・絞り、6・・・
・・・光電変換素子列、11・・・・・・レーザ、13
・・・・・・分路器、14.18・・・・・・超音波変
調器、25・・・・・・位置ずれ検出制御回路、IF・
・・・・・干渉縞、MAI、MA2、M2B5、MB2
・・・・・・回折格子。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 基板上に第1の回折格子を形成した後、当該第1の回折
    格子に対して位置合わせをして第2の回折格子を形成し
    、上記第1及び第2の回折格子間の位置ずれを検出する
    位置ずれ検出装置において、上記第1及び第2の回折格
    子上に周波数差Δfをもつ2つのコヒーレント光束を互
    いに異なる方向から照射し、上記2つの光束によつて周
    波数Δfで上記第1及び第2の回折格子上を走査する干
    渉縞を発生させる照射手段と、 上記干渉縞の走査によつて上記第1の回折格子から生ず
    る回折光を受光し、周波数Δfを有する第1光電変換信
    号を送出する第1の光電変換手段と、 上記干渉縞の走査によつて上記第2の回折格子から生ず
    る回折光を受光し、周波数Δfを有する第2の光電変換
    信号を送出する第2の光電変換手段と、 上記第1及び第2の光電変換信号の位相差に基づいて上
    記第1及び第2の回折格子間の位置ずれ量を算定する算
    定手段と を具えることを特徴とする位置ずれ検出装置。
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