JPS6255368A - タイル接着工法 - Google Patents
タイル接着工法Info
- Publication number
- JPS6255368A JPS6255368A JP19418385A JP19418385A JPS6255368A JP S6255368 A JPS6255368 A JP S6255368A JP 19418385 A JP19418385 A JP 19418385A JP 19418385 A JP19418385 A JP 19418385A JP S6255368 A JPS6255368 A JP S6255368A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- adhesive
- polymer emulsion
- lining material
- composite polymer
- tile
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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- Finishing Walls (AREA)
- Adhesives Or Adhesive Processes (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(イ)産業上の利用分野
本発明は発泡軽量コンクリート、木材等の接着基板の表
面にタイルを貼着する方法に関する。
面にタイルを貼着する方法に関する。
(ロ)従来技術
従来、タイルの接着基板への接着方法として有機接着剤
あるいはモルタルを接着剤として用し)で接着する方法
がある。
あるいはモルタルを接着剤として用し)で接着する方法
がある。
(ハ)発明が解決しようとする問題点
しかし、有機接着剤を用いる方法は、接着面あるいは内
部に水がある場合は、接着力が弱くなり、タイルが剥離
することがあった。
部に水がある場合は、接着力が弱くなり、タイルが剥離
することがあった。
また、モルタルを用いる場合は、モルタル水性が充分で
ないので接着基板を通して下方へ水が抜けることがあっ
た。
ないので接着基板を通して下方へ水が抜けることがあっ
た。
本発明はこのような従来技術が有する問題点を解決する
ことができるタイルの接着工法を提供することを目的と
する。
ことができるタイルの接着工法を提供することを目的と
する。
(二)問題点を解決するための手段
上記問題点を解決するために、本発明では、接着基板の
接着面にケレン等を用いて粗面を形成し、同粗面に、ア
クリル酸エステルを主成分としてなる複合ポリマーエマ
ルジョンを含浸し、同複合ポリマーエマルジョンと、酸
化珪素、酸化カルシウム化鉄を主成分とした主剤とを1
:3.5の割合で混合上で製造した第1ライニング材を
塗布し、タイルの接着面に、上記複合ポリマーエマルジ
ョンと主剤とを1:3.5の割合で混合して製造した第
2ライニング材を塗布し、上記タイルの接着面を接着基
板の接着面に上記複合ポリマーエマルジョンと主剤とを
1:5の割合で混合して製造した接着用ライニング材に
よって接着している。
接着面にケレン等を用いて粗面を形成し、同粗面に、ア
クリル酸エステルを主成分としてなる複合ポリマーエマ
ルジョンを含浸し、同複合ポリマーエマルジョンと、酸
化珪素、酸化カルシウム化鉄を主成分とした主剤とを1
:3.5の割合で混合上で製造した第1ライニング材を
塗布し、タイルの接着面に、上記複合ポリマーエマルジ
ョンと主剤とを1:3.5の割合で混合して製造した第
2ライニング材を塗布し、上記タイルの接着面を接着基
板の接着面に上記複合ポリマーエマルジョンと主剤とを
1:5の割合で混合して製造した接着用ライニング材に
よって接着している。
(ホ)作用及び効果
本発明では、接着基板とタイルの表面に塗布する第1及
び第2ライニング材の、複合ポリマーエマルジョンと主
剤との配合割合を、接着用ライニング材の配合割合に比
べて、複合ポリマーエマルジョンの量を大きくしている
。
び第2ライニング材の、複合ポリマーエマルジョンと主
剤との配合割合を、接着用ライニング材の配合割合に比
べて、複合ポリマーエマルジョンの量を大きくしている
。
これは、接着基板とタイルとをライニング材によって接
着する際に、これらの表面を通して内部に吸収されるエ
マルジョンの量を見越して、ライニング材を表面塗布材
と中間材とに分けて、表面塗布材は、その一部が接着基
板に吸入されてもいまだ充分な量のエマルジョンを確保
させるためある。
着する際に、これらの表面を通して内部に吸収されるエ
マルジョンの量を見越して、ライニング材を表面塗布材
と中間材とに分けて、表面塗布材は、その一部が接着基
板に吸入されてもいまだ充分な量のエマルジョンを確保
させるためある。
これによって、その後表面塗布材同士を中間材によって
接着することによって、接着基板にタイルを強力に接着
することができる。
接着することによって、接着基板にタイルを強力に接着
することができる。
なお、主材中の酸化珪素の粒子は、接着面積を増大する
ことができるので、接着力をさらに向上できる。
ことができるので、接着力をさらに向上できる。
(へ)実施例
以下、添付図に示す実施例に基づいて、本発明を詳説す
る。
る。
第1図において、(1)は浴場等の基礎床面を形成する
コンクリート(ALC,PC)からなるの接着基板であ
る。
コンクリート(ALC,PC)からなるの接着基板であ
る。
また、同図において、(2)は高圧洗浄或いは電動はつ
り工具等によって接着基板(11の表面に形成した粗面
であり、これによって、アクリル酸エルテルを主成分と
する複合ポリエマルジョンの含浸を向上する、即ち、な
じみ性を良くすることができる。
り工具等によって接着基板(11の表面に形成した粗面
であり、これによって、アクリル酸エルテルを主成分と
する複合ポリエマルジョンの含浸を向上する、即ち、な
じみ性を良くすることができる。
なお、ここで、アクリル酸エルテルとしては、例えば、
メタクリル酸シクロヘキシルが好ましい。
メタクリル酸シクロヘキシルが好ましい。
また、複合ポリエマルジョンはその他の成分としてカル
ボキシ変性スチレンやスチレンからなるスチレンラテッ
クスや水を配合するものである。
ボキシ変性スチレンやスチレンからなるスチレンラテッ
クスや水を配合するものである。
また、第1図において、(4)および(5)は、上記接
着基板(2)とタイル(6)の表面に塗布される第1、
第2ライニング材であり、ががるライニング材(4)。
着基板(2)とタイル(6)の表面に塗布される第1、
第2ライニング材であり、ががるライニング材(4)。
(5)は、ともに、上記複合ポリマーエマルジョンと、
酸化珪素、酸化カルシウム、酸化鉄を主成分とした主剤
とを1:3.5の割合で混合して製造したものである。
酸化珪素、酸化カルシウム、酸化鉄を主成分とした主剤
とを1:3.5の割合で混合して製造したものである。
また、(7)は接着用ライニング材であり、同接着用ラ
イニング材(7)は、第1ライニング材(4)と第2ラ
イニング材(5)とを接着するために用いるものである
。
イニング材(7)は、第1ライニング材(4)と第2ラ
イニング材(5)とを接着するために用いるものである
。
かかる接着用ライニング材(7)は、上記複合ポリマー
エマルジョンと主剤とを1:5の割合で混合することに
よって製造したものである。
エマルジョンと主剤とを1:5の割合で混合することに
よって製造したものである。
また、上記構成において、複合ポリマーエマルジョンは
、例えば、以下の成分構成とすることができる。
、例えば、以下の成分構成とすることができる。
アクリル酸エステル 30 %スチレン
ラテックス 20 %水
50 %或いは、特
願昭57−33499号において開示したように、複合
ポリマーエマルジョンを、以下の成分構成とすることも
できる。
ラテックス 20 %水
50 %或いは、特
願昭57−33499号において開示したように、複合
ポリマーエマルジョンを、以下の成分構成とすることも
できる。
カルボキシ変性スチレンブタジェン 45 %メタクリ
ル酸シクロヘキシル 24 %メタノール
5 %脂肪酸ソーダ石鹸
1 %水
25 %また、ライニング材(41,
(51及び(7)は、上記成分構成を有する複合ポリマ
ーエマルジョン(3)を、以下の組成を有する主剤と混
合することによって製造することができる。
ル酸シクロヘキシル 24 %メタノール
5 %脂肪酸ソーダ石鹸
1 %水
25 %また、ライニング材(41,
(51及び(7)は、上記成分構成を有する複合ポリマ
ーエマルジョン(3)を、以下の組成を有する主剤と混
合することによって製造することができる。
白色セメント 28.0 %
珪砂(S i 02 ) 71.6
%鉄粉(F e203 ) 0.
2 %亜鉛華(ZnO) 0.
1 %チタン白(Ti02) 0.
1 %かかる複合ポリマーエマルジョン(3)及び
ライニング材+41. (5)、 f6)は、ともにす
ぐれた物理及び化学特性を有するものであり、特に、そ
の有する付着力及び引張強度によって、第2図に示すよ
うに、タイル(6)を接着基板(1)に強力に接着する
ことができる。
珪砂(S i 02 ) 71.6
%鉄粉(F e203 ) 0.
2 %亜鉛華(ZnO) 0.
1 %チタン白(Ti02) 0.
1 %かかる複合ポリマーエマルジョン(3)及び
ライニング材+41. (5)、 f6)は、ともにす
ぐれた物理及び化学特性を有するものであり、特に、そ
の有する付着力及び引張強度によって、第2図に示すよ
うに、タイル(6)を接着基板(1)に強力に接着する
ことができる。
また、上記構成において、第1及び第2ライニング材(
41,(51の複合ポリマーエマルジョンと主剤との配
合割合を1:3.5としたのは、主剤に対する複合ポリ
マーエマルジョンの配合量を大きくすることによって、
ライニング材(4)、 (51の乾燥にともなる接着力
の低下を防止するためである。
41,(51の複合ポリマーエマルジョンと主剤との配
合割合を1:3.5としたのは、主剤に対する複合ポリ
マーエマルジョンの配合量を大きくすることによって、
ライニング材(4)、 (51の乾燥にともなる接着力
の低下を防止するためである。
第1図は本発明に係るタイルの接着工法の工程説明図、
第2図は上記工法によって接着されたタイルの断面正面
図である。 図中、 (1):接着基板 (2):粗面 (3):複合ポリマーエマルジョン (4):第1ライニング材 (5):第2ライニング材 (6):タイル (7):接着用ライニング材
第2図は上記工法によって接着されたタイルの断面正面
図である。 図中、 (1):接着基板 (2):粗面 (3):複合ポリマーエマルジョン (4):第1ライニング材 (5):第2ライニング材 (6):タイル (7):接着用ライニング材
Claims (1)
- 1、接着基板の接着面にケレン等を用いて粗面を形成し
、同粗面にアクリル酸エステルを主成分としてなる複合
ポリマーエマルジョンを含浸し、同複合ポリマーエマル
ジョンと、酸化珪素、酸化カルシウム、酸化鉄を主成分
とした主剤とを1:3.5の割合によって混合して製造
した第1ライニング材を塗布し、タイルの接着面に、上
記複合ポリマーエマルジョンと主剤とを1:3.5の割
合によって混合して製造した第2ライニング材を塗布し
、上記タイルの接着面を接着基板の接着面に、上記複合
ポリマーエマルジョンと主剤とを1:5の割合によって
混合して製造した接着用ライニング材によって接着する
ことを特徴とするタイル接着工法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19418385A JPS6255368A (ja) | 1985-09-02 | 1985-09-02 | タイル接着工法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19418385A JPS6255368A (ja) | 1985-09-02 | 1985-09-02 | タイル接着工法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6255368A true JPS6255368A (ja) | 1987-03-11 |
JPH0555670B2 JPH0555670B2 (ja) | 1993-08-17 |
Family
ID=16320318
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19418385A Granted JPS6255368A (ja) | 1985-09-02 | 1985-09-02 | タイル接着工法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6255368A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0219565A (ja) * | 1988-07-05 | 1990-01-23 | Aisin Seiki Co Ltd | 自動襞折り装置 |
JPH0289137U (ja) * | 1988-12-28 | 1990-07-16 | ||
JPH0439374A (ja) * | 1990-06-02 | 1992-02-10 | Yoshiyuki Ogushi | 接着剤及び表面塗布剤 |
JPH11335629A (ja) * | 1998-05-26 | 1999-12-07 | Haseko Corp | 建築物用無機系水性接着剤及びそれを用いた建築物の施工法 |
JP2016169568A (ja) * | 2015-03-13 | 2016-09-23 | 清水建設株式会社 | 仕上げ材接着方法及び仕上げ材接着構造 |
JP2017190583A (ja) * | 2016-04-12 | 2017-10-19 | 清水建設株式会社 | 仕上げ材接着方法 |
-
1985
- 1985-09-02 JP JP19418385A patent/JPS6255368A/ja active Granted
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0219565A (ja) * | 1988-07-05 | 1990-01-23 | Aisin Seiki Co Ltd | 自動襞折り装置 |
JPH0289137U (ja) * | 1988-12-28 | 1990-07-16 | ||
JPH0439374A (ja) * | 1990-06-02 | 1992-02-10 | Yoshiyuki Ogushi | 接着剤及び表面塗布剤 |
JPH11335629A (ja) * | 1998-05-26 | 1999-12-07 | Haseko Corp | 建築物用無機系水性接着剤及びそれを用いた建築物の施工法 |
JP2016169568A (ja) * | 2015-03-13 | 2016-09-23 | 清水建設株式会社 | 仕上げ材接着方法及び仕上げ材接着構造 |
JP2017190583A (ja) * | 2016-04-12 | 2017-10-19 | 清水建設株式会社 | 仕上げ材接着方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0555670B2 (ja) | 1993-08-17 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees | ||
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113 |
|
R360 | Written notification for declining of transfer of rights |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360 |
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R370 | Written measure of declining of transfer procedure |
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