JPS625533A - 陰極線管の製造方法 - Google Patents
陰極線管の製造方法Info
- Publication number
- JPS625533A JPS625533A JP14186585A JP14186585A JPS625533A JP S625533 A JPS625533 A JP S625533A JP 14186585 A JP14186585 A JP 14186585A JP 14186585 A JP14186585 A JP 14186585A JP S625533 A JPS625533 A JP S625533A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ray tube
- metal band
- cathode
- implosion
- heating
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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- Manufacture Of Electron Tubes, Discharge Lamp Vessels, Lead-In Wires, And The Like (AREA)
- Vessels, Lead-In Wires, Accessory Apparatuses For Cathode-Ray Tubes (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、テレビジョン受像管、端末ディスプレイ装置
等に用いられる陰極線管の製造方法に係わる。
等に用いられる陰極線管の製造方法に係わる。
本発明は、陰極線管に対する爆縮防止の処理を管体内を
高真空度化する排気処理後の実質的急冷過程で発生する
爆縮を回避する。
高真空度化する排気処理後の実質的急冷過程で発生する
爆縮を回避する。
(従来の技術〕
管内が高真空度に排気される陰極線管においては、殆ん
ど大気圧に相当する大きな圧力が外部から与えられてい
るために何らかの原因で異常な外力が加わったり、管体
に傷が発生したりすると、急激に管体が圧縮し、管体が
衝撃的に破損することによってガラスが飛散するという
極めて大きな危険を伴う。そこで、通常この種の陰極線
管においては、全体的に掛る外気圧による応力が、特に
外方に向って集中して生ずる管体前方のコーナ一部を外
周から締めつける。つまりパネル部の周囲に金属バンド
、いわゆるテンションバンドを緊締して、管体の気密性
が破れた場合においても、ガラスが飛散するような爆縮
の発生を回避する工夫がなされている。
ど大気圧に相当する大きな圧力が外部から与えられてい
るために何らかの原因で異常な外力が加わったり、管体
に傷が発生したりすると、急激に管体が圧縮し、管体が
衝撃的に破損することによってガラスが飛散するという
極めて大きな危険を伴う。そこで、通常この種の陰極線
管においては、全体的に掛る外気圧による応力が、特に
外方に向って集中して生ずる管体前方のコーナ一部を外
周から締めつける。つまりパネル部の周囲に金属バンド
、いわゆるテンションバンドを緊締して、管体の気密性
が破れた場合においても、ガラスが飛散するような爆縮
の発生を回避する工夫がなされている。
通常この防爆手段は、陰極線管の組立排気後に施されて
いるものであるが、実際上陰極線管の製造過程における
排気は、例えば、400 ’C程度の加熱炉中での高温
加熱下で行われるので、この排気処理後に、管体を過熱
炉より取出した状態で、管体は、急冷される。これがた
め、このとき、管体に傷が生していたり、或いは、外部
から機械的に衝撃が与えられた場合には、爆縮が起る。
いるものであるが、実際上陰極線管の製造過程における
排気は、例えば、400 ’C程度の加熱炉中での高温
加熱下で行われるので、この排気処理後に、管体を過熱
炉より取出した状態で、管体は、急冷される。これがた
め、このとき、管体に傷が生していたり、或いは、外部
から機械的に衝撃が与えられた場合には、爆縮が起る。
特に、昨今、陰極線管が、益々大型化し、且つフラット
パネル化されるに伴い、このような事故は、増加の一途
をたどっている。
パネル化されるに伴い、このような事故は、増加の一途
をたどっている。
本発明は上述した爆縮事故を効果的に解決することが出
来るようにした陰極線管の製造方法を提供するものであ
る。
来るようにした陰極線管の製造方法を提供するものであ
る。
本発明は、加熱排気工程を有する陰極線管の製造方法に
おいて、その加熱排気工程前に管体の前方外周に爆縮防
止用金属ハンドを緊締する。この金属バンドの緊締に当
っては、これに先き立ってこの金属バンドの配置部に耐
熱性断熱材を巻装する。
おいて、その加熱排気工程前に管体の前方外周に爆縮防
止用金属ハンドを緊締する。この金属バンドの緊締に当
っては、これに先き立ってこの金属バンドの配置部に耐
熱性断熱材を巻装する。
〔作用]
上述したように本発明においては、加熱排気前に金属ハ
ンドの緊締、すなわち防爆の手段を施すものであるので
、排気後の放置状態で、或いは、その取扱い状態で、爆
縮事故が発生するを回避でき、この爆縮に伴う危険を排
除することができる。
ンドの緊締、すなわち防爆の手段を施すものであるので
、排気後の放置状態で、或いは、その取扱い状態で、爆
縮事故が発生するを回避でき、この爆縮に伴う危険を排
除することができる。
図面を参照して本発明の1実施例を説明する。
第1図に示すように、例えば、内面にカラー螢光面が形
成されたガラスパネル部(11を、ファンネル部(2)
にフリットシールして成る管体(3)を構成して後に、
このネック部(4)内に電子銃構体(5)を挿入し、こ
の電子銃構体(5)の基部に設けられているガラスステ
ム(6)をネック部(4)の端部に融着して後に、パネ
ル部(1)のスカートの周囲、或いはパネルNi1)と
ファンネル部(2)とのフリットシール部上において全
周をめぐって耐熱性断熱材(7)、例えば、ガラスクロ
ステープを貼る。この耐熱性断熱材(7)は、その両面
に粘着剤が塗布された両面接着型のものを用いることが
できる。このように両面接着テープを耐熱性断熱材(7
)として用いることによって、この耐熱性断熱材(7)
の管体へのとりつけを容易に行うことができる。そして
、この耐熱性断熱材(7)上に金属バンド(8)を緊締
するものであるが、この場合、金属バンド(8)は、金
属帯の両端を溶接してあらかじめこの金属バンド(8)
を施すべき部分の管体の外周形状、大きさに応じたリン
グ状に形成して置く。そして、このリング状の金属バン
ド(8)を耐熱性断熱材(7)上にはめこむ。この場合
、そのはめこみを円滑に行うために、この金属ハンド(
8)のはめこみに先立って耐熱性断熱材(7)上の金属
バンド(8)による緊締圧が特に大きく加わる部分の例
えば、第3図に示すように、パネル部(1)のコーナ一
部近傍と、金属バンド(8)の端部の溶接部に相当する
部分とに金属バンド(8)との摩擦抵抗の小さい薄片(
9)、例えばスチールテープを耐熱性断熱材(7)上と
これより前方に突出して粘着して置く。この場合、上述
したように、耐熱性断熱材(7)として両面接着テープ
を用いるときは、この薄片(9)の耐熱性断熱材(7)
へのとりつけも容易に行うことができる。
成されたガラスパネル部(11を、ファンネル部(2)
にフリットシールして成る管体(3)を構成して後に、
このネック部(4)内に電子銃構体(5)を挿入し、こ
の電子銃構体(5)の基部に設けられているガラスステ
ム(6)をネック部(4)の端部に融着して後に、パネ
ル部(1)のスカートの周囲、或いはパネルNi1)と
ファンネル部(2)とのフリットシール部上において全
周をめぐって耐熱性断熱材(7)、例えば、ガラスクロ
ステープを貼る。この耐熱性断熱材(7)は、その両面
に粘着剤が塗布された両面接着型のものを用いることが
できる。このように両面接着テープを耐熱性断熱材(7
)として用いることによって、この耐熱性断熱材(7)
の管体へのとりつけを容易に行うことができる。そして
、この耐熱性断熱材(7)上に金属バンド(8)を緊締
するものであるが、この場合、金属バンド(8)は、金
属帯の両端を溶接してあらかじめこの金属バンド(8)
を施すべき部分の管体の外周形状、大きさに応じたリン
グ状に形成して置く。そして、このリング状の金属バン
ド(8)を耐熱性断熱材(7)上にはめこむ。この場合
、そのはめこみを円滑に行うために、この金属ハンド(
8)のはめこみに先立って耐熱性断熱材(7)上の金属
バンド(8)による緊締圧が特に大きく加わる部分の例
えば、第3図に示すように、パネル部(1)のコーナ一
部近傍と、金属バンド(8)の端部の溶接部に相当する
部分とに金属バンド(8)との摩擦抵抗の小さい薄片(
9)、例えばスチールテープを耐熱性断熱材(7)上と
これより前方に突出して粘着して置く。この場合、上述
したように、耐熱性断熱材(7)として両面接着テープ
を用いるときは、この薄片(9)の耐熱性断熱材(7)
へのとりつけも容易に行うことができる。
このうようにして配置した薄片(9)上にパネル部(1
1の前方から金属バンド(8)を滑りこませるように耐
熱性断熱材(7)上に金属バンド(8)を緊締する。こ
の時の金属バンド(8)の緊締の度合は、この金属バン
ド(8)を緊締しない場合における排気時に生ずるパネ
ル部(1)の変形量の20〜50%程度の変形量となる
ように選定する。
1の前方から金属バンド(8)を滑りこませるように耐
熱性断熱材(7)上に金属バンド(8)を緊締する。こ
の時の金属バンド(8)の緊締の度合は、この金属バン
ド(8)を緊締しない場合における排気時に生ずるパネ
ル部(1)の変形量の20〜50%程度の変形量となる
ように選定する。
その後、排気処理を行う。この排気処理は、ガラスステ
ム(6)に貫通して設けられた排気細管いわゆるチップ
オフ管QOIより行い、排気後これをチップオフするこ
とによって気密的に封止する。この排気は通常のように
管体(3)を加熱炉中に入れた状態で、例えば400℃
の加熱下で行うものである。
ム(6)に貫通して設けられた排気細管いわゆるチップ
オフ管QOIより行い、排気後これをチップオフするこ
とによって気密的に封止する。この排気は通常のように
管体(3)を加熱炉中に入れた状態で、例えば400℃
の加熱下で行うものである。
排気後においては、管体(3)を加熱炉から取出す。
その後、金泥バンド(8)から突出している薄片(9)
を切りとる。
を切りとる。
因みに、排気処理時には、高温加熱状態にあるので金属
バンド(8)は、熱膨張によってこれが伸張していてこ
れによる緊締効果はないが、このような高温加熱状態で
は、爆縮は起きにくいものであり、また仮にこのとき爆
縮が生じても管体は加熱炉中に存在しているのでガラス
の飛散による人身。
バンド(8)は、熱膨張によってこれが伸張していてこ
れによる緊締効果はないが、このような高温加熱状態で
は、爆縮は起きにくいものであり、また仮にこのとき爆
縮が生じても管体は加熱炉中に存在しているのでガラス
の飛散による人身。
器物等への危害は生じない。
尚、上述した例では、電子銃の配置を行って後に金属バ
ンド(8)の緊締を行った場合であるが、成る場合は、
電子銃の配置を行う前に、金属バンド(8)を上述した
手順をもって緊締することもできる。
ンド(8)の緊締を行った場合であるが、成る場合は、
電子銃の配置を行う前に、金属バンド(8)を上述した
手順をもって緊締することもできる。
また、上述した例では、パネル部(1)をファンネル部
(2)にフリットシールして後に金属バンド(8)の緊
締を行った場合であるが、成る場合は、あらかじめパネ
ル部(11の周囲に金属バンド(8)を上述した手順を
もって緊締して置いてその後このパネル部(1)をファ
ンネル部(2)にフリットシールすることもできる。
(2)にフリットシールして後に金属バンド(8)の緊
締を行った場合であるが、成る場合は、あらかじめパネ
ル部(11の周囲に金属バンド(8)を上述した手順を
もって緊締して置いてその後このパネル部(1)をファ
ンネル部(2)にフリットシールすることもできる。
上述したように本発明においては、排気処理に先立って
金属バンドの緊締すなわち防爆処理を施すものであるか
ら、冒頭に述べたような排気処理後の実質的急冷・に基
ずく爆縮事故を回避でき、作業の安全性を高めることが
できる。
金属バンドの緊締すなわち防爆処理を施すものであるか
ら、冒頭に述べたような排気処理後の実質的急冷・に基
ずく爆縮事故を回避でき、作業の安全性を高めることが
できる。
尚、金属バンド(8)は、これを加熱伸張させた状態で
管体の前方外周にはめ込むものであるが、この時金属バ
ンド(8)と管体のガラス面との間には耐熱性断熱材(
7)が介在されているので、この熱によって管体に熱歪
を発生させることを回避できる。
管体の前方外周にはめ込むものであるが、この時金属バ
ンド(8)と管体のガラス面との間には耐熱性断熱材(
7)が介在されているので、この熱によって管体に熱歪
を発生させることを回避できる。
また、この金属バンド(8)のはめ込みに当って上述し
た薄片(9)を配置するときは、そのはめ込みを円滑に
行うことができるので、耐熱性断熱材(7)を引き破っ
て直接的にガラス面に接触して、擦傷による機械的損傷
や、熱的破損を回避することができる。
た薄片(9)を配置するときは、そのはめ込みを円滑に
行うことができるので、耐熱性断熱材(7)を引き破っ
て直接的にガラス面に接触して、擦傷による機械的損傷
や、熱的破損を回避することができる。
第1図は本発明による陰極線管の製造方法の説明に供す
る陰極線管の正面図、第2図はその側面図、第3図はそ
の要部の1部を断面とした側面図である。 (1)はパネル部、(2)はファンネル部、(3)は管
体、(7)は耐熱性断熱材、(8)は金属バンド、(9
)は薄片である。
る陰極線管の正面図、第2図はその側面図、第3図はそ
の要部の1部を断面とした側面図である。 (1)はパネル部、(2)はファンネル部、(3)は管
体、(7)は耐熱性断熱材、(8)は金属バンド、(9
)は薄片である。
Claims (1)
- 加熱排気工程を有する陰極線管の製造方法において、上
記加熱排気工程前に管体の前方外周に爆縮防止用金属バ
ンドを緊締する工程と、この金属バンドの緊締工程前に
、この金属バンドの配置部に耐熱性断熱材を巻装する工
程とを有する陰極線管の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14186585A JPH061665B2 (ja) | 1985-06-28 | 1985-06-28 | 陰極線管の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14186585A JPH061665B2 (ja) | 1985-06-28 | 1985-06-28 | 陰極線管の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS625533A true JPS625533A (ja) | 1987-01-12 |
JPH061665B2 JPH061665B2 (ja) | 1994-01-05 |
Family
ID=15301961
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14186585A Expired - Lifetime JPH061665B2 (ja) | 1985-06-28 | 1985-06-28 | 陰極線管の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH061665B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02168544A (ja) * | 1988-12-21 | 1990-06-28 | Hitachi Ltd | 補強型陰極線管 |
KR20030022479A (ko) * | 2001-09-10 | 2003-03-17 | 삼성에스디아이 주식회사 | 음극선관을 이용한 화상 표시장치 |
-
1985
- 1985-06-28 JP JP14186585A patent/JPH061665B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02168544A (ja) * | 1988-12-21 | 1990-06-28 | Hitachi Ltd | 補強型陰極線管 |
KR20030022479A (ko) * | 2001-09-10 | 2003-03-17 | 삼성에스디아이 주식회사 | 음극선관을 이용한 화상 표시장치 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH061665B2 (ja) | 1994-01-05 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |