JPS5916694B2 - 陰極線管の製造方法 - Google Patents

陰極線管の製造方法

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Publication number
JPS5916694B2
JPS5916694B2 JP8440178A JP8440178A JPS5916694B2 JP S5916694 B2 JPS5916694 B2 JP S5916694B2 JP 8440178 A JP8440178 A JP 8440178A JP 8440178 A JP8440178 A JP 8440178A JP S5916694 B2 JPS5916694 B2 JP S5916694B2
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JP
Japan
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cathode ray
ray tube
funnel
exhaust
heating furnace
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Expired
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JP8440178A
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English (en)
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JPS5510781A (en
Inventor
満幸 塩谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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  • Manufacture Of Electron Tubes, Discharge Lamp Vessels, Lead-In Wires, And The Like (AREA)
  • Vessels, Lead-In Wires, Accessory Apparatuses For Cathode-Ray Tubes (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は加熱炉中におけるガラスバルブの破損を防止
し、量産性をよくした陰極線管の製造方法に関するもの
である。
従来陰極線管の排気は次のような方法で行なわれている
すなわち、電子銃を封止した陰極線管を排気カートに載
置し排気するとともに、加熱炉内を通過させることによ
りガラスバルブを約400℃まで加熱して陰極線管内に
吸着しているガスを放出させる。
その後電子銃を高周波加熱法により約600〜800°
Cまで加熱し、電子銃部品に含まれている吸蔵ガスを放
出させる。
引き続き酸化物陰極の分解活性化を行ない、排気管を封
止するという方法が採られている。
つき゛に陰極線管のうちビデオ投写管を例にとり、その
加熱および排気方法について説明する。
ビデオ投写管は、第1図に示すように、ファンネル1の
内部に、螢光体が塗布されたアルミターゲット2、電子
ビームがこのアルミターゲット2に当たって発生される
光を反射する凹面鏡3、この凹面鏡3により反射される
光をフォーカスして投影面(図示せず)に投射するメニ
スカスレンズ4、アルミターゲート2の熱を放散するた
めの放熱片5、およびメニスカスレンズ4と凹面鏡3と
を連結支持するホルダー6が組込まれ、このファンネル
1と、フェースグレート7がフリットガラス8で封着さ
れ、ネック部9に電子銃10がステム11により溶着さ
れている。
そしてこのビデオ投写管の排気を行なうためには、まず
第2図に示すようにこの投写管バルブAを排気カート1
2上に載置し、排気管13を排気口14に装着し排気す
る。
つき゛にこの排気カート12を、第3図に示すように、
加熱炉15内を通過させることにより、ガラスバルブA
(以下フェースプレート7とファンネル1またはフェー
スプレート7とファンネル1とステム11を封着したも
のをガラスバルブAと言う。
)を約400°Cに加熱して管内の吸着ガスを排出する
そののち電子銃10の吸蔵ガスを放出させ、酸化物陰極
の分解活性化を行ない、排気管13を封止して排気が完
了する。
この加熱炉15にはラジアントチューブ16、拡散ファ
ン17、加熱炉15内の空気の対流用の壁18および網
19が取りつげられており、ラジアントチューブ16内
でガスを燃焼させ、拡散ファン17により加熱炉15内
の雰囲気を図示矢印のように撹拌して加熱炉15内の温
度上昇と温度分布をよくするようになっている。
加熱炉15中の温度は排気カート12の進行につれて上
昇し、最高温度約400℃の加熱ゾーンを過ぎると次第
に下降するように定められている。
しかしこの加熱および排気中によくフェースプレート7
や、ファンネル1にクラックが入ったり、爆縮したりす
ることがあった。
そのために温度上昇勾配、温度下降勾配を大きくするこ
とができず、加熱時間、排気時間を短縮することが困難
であった。
また作業時間も長くなり、量産性が悪く、動力費、人件
費も大きくなっていた。
この発明は以上のような従来の欠点を解消するためにな
されたもので、陰極線管のガラスバルブの破損を防止し
、量産性のよい陰極線管の製造方法を提供するものであ
る。
以下この発明の実施例を図について説明する。
この発明の一実施例は第4図に示すように、フェスプレ
ート7とファンネル1との封着部に、この部分を覆うよ
うにして厚さ2〜5朋のアスベストテープまたはガラス
クロステープ等のテープ20を被着し、これを排気カー
ト12上に載置して加熱及び排気を行なうものである。
加熱炉15中でのガラスバルブAの破損はガラスバルブ
Aの外面21と内面22の温度差によって生ずる歪が原
因であり、温度上昇勾配または温度下降勾配が大きくな
ればなるほどガラスバルブの内、外面の温度差は大きく
なり破損しやすくなる。
このガラスバルブの破損源はフェースプレート7とファ
ンネル1の封着部23に多く見られる。
したがって熱変化に対して弱いこの封着部21を、アス
ベストテープまたはガラスクロステープ等のテープ20
で覆うように被着することによって封着部23のガラス
バルブ内、外面の温度差を小さくすることが可能となり
、ガラスバルブの破損を少くすることができた。
第5図に加熱炉15中のガラスバルブ内、外面の温度す
、aおよび炉内の雰囲気温度Cの変化を示す。
同図aは本発明の方法によシ封着部をアスベストテープ
で覆った場合を示し、同図すは従来の方法による場合を
示す。
従来の方法ではガラスバルブの封着部の内、外面の温度
差は最大約15〜20℃であったが、本発明では最大1
0°C以下になっており、ガラスバルブの破損率も従来
に比し約115〜1/10 に減少し、また温度上昇勾
配、下降勾配を従来より大きくすることができて加熱お
よび排気時間を30〜40%短縮することができ、量産
性が非常によくなった。
なお、前記実施例ではフェースプレート1とファンネル
1との封着部をテープで覆うように被着する場合につい
て説明したが、第6図に示すように封着部およびフェー
スプレート全体を覆うようにしてもよく、またその他破
損しやすい個所、すなわちファンネルに溶着された高圧
供給端子の溶着部や電子銃溶着部をも覆うように被着す
ることによっても、あるいは該高圧供給端子の溶着部又
は電子銃溶着部のみを覆うように被着することによって
もガラスバルブの破損を少なくすることができる。
また前記実施例では陰極線管の一部に耐熱材料を被着し
たのち加熱炉中で加熱するとともに管内を排気する場合
について述べたが、排気をせず加熱だけをする場合もこ
の発明の範囲に含まれる。
以上のようにこの発明の陰極線管の製造方法によれば、
陰極線管のフェースプレートとファンネルとの封着部あ
るいはファンネルに溶着された高圧供給端子溶着部又は
電子銃溶着部を覆うように耐熱材料を被着し、該陰極線
管を加熱することによってガラスバルブの破損率を大幅
に減少し、また加熱および排気時間を大幅に短縮し、か
つ動力費、人件費も減少できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はビデオ投写管の構造を示す断面図、第2図はビ
デオ投写管を排気カートに取付けたときの正面図、第3
図は排気カートを加熱炉中を通過させるときの一部切断
正面図、第4図はこの発明の一実施例を説明するための
封着部をアスベストテープで覆ったビデオ投写管の一部
断面図、第5図a 、bは加熱・排気時間に対するパル
プ内、外面温度および炉内雰囲気温度の特性図、第6図
はこの発明の他の実施例を説明するためのビデオ投写管
の一部断面図である。 11・・・陰極線管としての、ビデオ投写管のガラスバ
ルブ、15・・・加熱炉、18・・・耐熱材料としての
テープ。 なお図中、同一符号は同一、または相当部分を示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 陰極線管のフェースプレートとファンネルとの封
    着部あるいはファンネルに溶着された高圧供給端子溶着
    部又は電子銃溶着部を覆うように耐熱材料を被着し、前
    記陰極線管を加熱炉中で加熱するようにしたことを特徴
    とする陰極線管の製造方法。
JP8440178A 1978-07-10 1978-07-10 陰極線管の製造方法 Expired JPS5916694B2 (ja)

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JPS5510781A JPS5510781A (en) 1980-01-25
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61193687A (ja) * 1985-02-22 1986-08-28 株式会社 ダイナコンピユ−タサ−ビス テレビゲ−ム
JPS61193688A (ja) * 1985-02-22 1986-08-28 株式会社 ダイナコンピユ−タサ−ビス テレビゲ−ム
JPH0288695U (ja) * 1988-12-27 1990-07-13

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NL8101263A (nl) * 1981-03-16 1982-10-18 Philips Nv Werkwijze voor het vervaardigen van een beeldbuis.
JPS58216336A (ja) * 1982-06-09 1983-12-16 Mitsubishi Electric Corp 陰極線管の製造方法

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