JPS625529B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS625529B2 JPS625529B2 JP56041940A JP4194081A JPS625529B2 JP S625529 B2 JPS625529 B2 JP S625529B2 JP 56041940 A JP56041940 A JP 56041940A JP 4194081 A JP4194081 A JP 4194081A JP S625529 B2 JPS625529 B2 JP S625529B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mode
- cavity
- orthogonal
- normal mode
- coupled
- Prior art date
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- Expired
Links
- 230000008878 coupling Effects 0.000 claims description 20
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 claims description 20
- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 claims description 20
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 5
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 1
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 238000013016 damping Methods 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01P—WAVEGUIDES; RESONATORS, LINES, OR OTHER DEVICES OF THE WAVEGUIDE TYPE
- H01P1/00—Auxiliary devices
- H01P1/20—Frequency-selective devices, e.g. filters
- H01P1/207—Hollow waveguide filters
- H01P1/208—Cascaded cavities; Cascaded resonators inside a hollow waveguide structure
- H01P1/2082—Cascaded cavities; Cascaded resonators inside a hollow waveguide structure with multimode resonators
Landscapes
- Control Of Motors That Do Not Use Commutators (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、マイクロ波伝送装置に関する。特
に、減衰特性を改良したマイクロ波帯の円形
TE111モード帯域通過波器に関するものであ
る。
に、減衰特性を改良したマイクロ波帯の円形
TE111モード帯域通過波器に関するものであ
る。
従来、円形TE111モード帯域通過波器で通常
の減衰特性以上に急峻な減衰特性を必要とする場
合には、第1図に示すようなデユアルモードを使
用する電気的に隣接しない共振器間の結合を利用
する有極フイルタが使用されている。
の減衰特性以上に急峻な減衰特性を必要とする場
合には、第1図に示すようなデユアルモードを使
用する電気的に隣接しない共振器間の結合を利用
する有極フイルタが使用されている。
すなわち、第1図で1,2は入出力の導波管、
3,4は空胴共振器、5,6は共振周波数調整ネ
ジ、7は結合調整ネジ、8,9,10は結合孔、
11,12は共振周波数調整ネジ、13は結合調
整ネジをそれぞれ示す。このような構成の波器
は、等価的に空胴共振器3および4がそれぞれ直
交モードの共振器と正規モードの共振器の2段縦
続接続の共振器として考えることができるので、
全体として4段の共振器により構成された波器
となる。しかも、第1図の構成では結合孔9を通
してこの1段目と4段目の共振器間を結合させ
て、第2図に示すような急峻な減衰特性を実現し
ている。
3,4は空胴共振器、5,6は共振周波数調整ネ
ジ、7は結合調整ネジ、8,9,10は結合孔、
11,12は共振周波数調整ネジ、13は結合調
整ネジをそれぞれ示す。このような構成の波器
は、等価的に空胴共振器3および4がそれぞれ直
交モードの共振器と正規モードの共振器の2段縦
続接続の共振器として考えることができるので、
全体として4段の共振器により構成された波器
となる。しかも、第1図の構成では結合孔9を通
してこの1段目と4段目の共振器間を結合させ
て、第2図に示すような急峻な減衰特性を実現し
ている。
しかし、このような波器は電気的に隣り合わ
ない共振器間を結合させているため、回路的に複
雑になり共振周波数調整ネジ5,6,11,12
および結合調整ネジ7,13をバランスよく調整
する必要があり調整が複雑になる欠点がある。
ない共振器間を結合させているため、回路的に複
雑になり共振周波数調整ネジ5,6,11,12
および結合調整ネジ7,13をバランスよく調整
する必要があり調整が複雑になる欠点がある。
また、上述の空胴共振器をこの空胴共振器のそ
れぞれはTE111共振モードとTM011共振モードの
二種類の共振モードを持ち、この空胴共振器は
TM011共振モードの結合関係を持つ空胴共振器が
提案されている(特開昭54―99547号公報)。
れぞれはTE111共振モードとTM011共振モードの
二種類の共振モードを持ち、この空胴共振器は
TM011共振モードの結合関係を持つ空胴共振器が
提案されている(特開昭54―99547号公報)。
しかし、この提案も第1図に示す従来技術と同
じく一旦一方の空胴で共振モードを変換して他方
の空胴に結合した後モードを変換するものである
ため、帯域外減衰特性に極をもたない波器とな
り、その減衰特性が十分でない問題があつた。
じく一旦一方の空胴で共振モードを変換して他方
の空胴に結合した後モードを変換するものである
ため、帯域外減衰特性に極をもたない波器とな
り、その減衰特性が十分でない問題があつた。
本発明はこの点を改良するもので、円形TE111
モード帯域通過波器において、簡単に帯域通過
波器の減衰特性に減衰極を付加することができ
る円形TE111モード帯域通過波器を提供するこ
とを目的とする。
モード帯域通過波器において、簡単に帯域通過
波器の減衰特性に減衰極を付加することができ
る円形TE111モード帯域通過波器を提供するこ
とを目的とする。
本発明は、円形TE111モード空胴帯域通過波
器において、正規モードと直交モードに共振する
第一の空胴共振器と、正規モードに共振する第二
の空胴共振器とを備え、上記第一の空胴共振器が
直交モードで励振されたとき上記二つの空胴共振
器は正規モードが結合し直交モードが結合しない
結合孔により結合され、上記第一の空胴共振器に
は正規モードと直交モードの共振周波数を調整す
る手段と、正規モードと直交モードとの相互結合
を調整する手段とを備え、上記第一および第二の
空胴共振器には正規モードの共振周波数を調整す
る手段を備えたことを特徴とする。
器において、正規モードと直交モードに共振する
第一の空胴共振器と、正規モードに共振する第二
の空胴共振器とを備え、上記第一の空胴共振器が
直交モードで励振されたとき上記二つの空胴共振
器は正規モードが結合し直交モードが結合しない
結合孔により結合され、上記第一の空胴共振器に
は正規モードと直交モードの共振周波数を調整す
る手段と、正規モードと直交モードとの相互結合
を調整する手段とを備え、上記第一および第二の
空胴共振器には正規モードの共振周波数を調整す
る手段を備えたことを特徴とする。
第一の空胴共振器では第二の空胴共振器と結合
する正規モードおよび直交モードの共振が励起さ
れ、この直交モードの共振は多段波器に並列に
挿入された共振器として機能し、この直交モード
の共振により帯域外の減衰極を持たせることがで
きる。
する正規モードおよび直交モードの共振が励起さ
れ、この直交モードの共振は多段波器に並列に
挿入された共振器として機能し、この直交モード
の共振により帯域外の減衰極を持たせることがで
きる。
本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。
第3図は、本発明一実施例の要部構造図であ
る。この実施例は空胴3で正規モードと直交モー
ドとを結合するとともに空胴3と空胴4とでは正
規モードのみを結合し、直交モードは結合しない
ように構成したところに特徴がある。
る。この実施例は空胴3で正規モードと直交モー
ドとを結合するとともに空胴3と空胴4とでは正
規モードのみを結合し、直交モードは結合しない
ように構成したところに特徴がある。
すなわち、正規モードが結合し直交モードが結
合しない結合孔15を設け、空胴3に正規モード
の共振周波数調整ネジ5と直交モードの共振周波
数調整ネジ6と結合調整ネジ7とを設け、空胴4
に正規モードの共振周波数調整ネジ11とを設け
る。いま、入力導波管1より入力したマイクロ波
は結合孔8を通して空胴共振器3に結合する。1
段目の空胴共振器3は結合孔15を通して空胴共
振器4に結合し、空胴共振器4は結合孔10を通
して出力導波管2へ出力される。この場合には、
空胴共振器3,4は各々共振周波数調整ネジ5,
11により共振周波数1に同調され、2段の帯
域通過波器を形成する。
合しない結合孔15を設け、空胴3に正規モード
の共振周波数調整ネジ5と直交モードの共振周波
数調整ネジ6と結合調整ネジ7とを設け、空胴4
に正規モードの共振周波数調整ネジ11とを設け
る。いま、入力導波管1より入力したマイクロ波
は結合孔8を通して空胴共振器3に結合する。1
段目の空胴共振器3は結合孔15を通して空胴共
振器4に結合し、空胴共振器4は結合孔10を通
して出力導波管2へ出力される。この場合には、
空胴共振器3,4は各々共振周波数調整ネジ5,
11により共振周波数1に同調され、2段の帯
域通過波器を形成する。
一方、空胴共振器3内の正規モードと直交した
モードの共振周波数を調整ネジ6により共振周波
数f2に調整し、結合調整ネジ7を挿入し、正規モ
ードと空胴共振器3内で結合させる。しかし、こ
の直交モードは空胴共振器4とは結合しないため
第4図に示すように減衰特性に極を持たせること
ができる。この周波数2の共振は直交モードで
あり、隣りの空胴共振器4とは結合しないので、
帯域通過波器としての特性に大きな影響を与え
ることなく、減衰特性に極を持たせることができ
る。
モードの共振周波数を調整ネジ6により共振周波
数f2に調整し、結合調整ネジ7を挿入し、正規モ
ードと空胴共振器3内で結合させる。しかし、こ
の直交モードは空胴共振器4とは結合しないため
第4図に示すように減衰特性に極を持たせること
ができる。この周波数2の共振は直交モードで
あり、隣りの空胴共振器4とは結合しないので、
帯域通過波器としての特性に大きな影響を与え
ることなく、減衰特性に極を持たせることができ
る。
なお、上記実施例は多段帯域通過波器の一つ
の空胴に直交モード共振を付加する場合について
述べたが、二つ以上の空胴に直交モード共振を付
加して減衰極の数を増加させる場合にも同様に実
施することができる。
の空胴に直交モード共振を付加する場合について
述べたが、二つ以上の空胴に直交モード共振を付
加して減衰極の数を増加させる場合にも同様に実
施することができる。
上述のように本発明によれば、円形TE111モー
ド空胴帯域通過波器において、波器を構成す
る空胴内に正規モードと直交するモードとの内部
結合調整機構および、直交モードの周波数調整機
構を設けるとともに、この空胴と他の空胴とは正
規モードで結合させることとした。したがつて減
衰特性に上記直交モード共振周波数での極をもた
せることができる。このため、波器の減衰域立
上り特性を従来のものより急峻にすることができ
る。しかも、各調整ネジによりバランス調整を単
純に行うことができるので調整が簡単化される効
果がある。
ド空胴帯域通過波器において、波器を構成す
る空胴内に正規モードと直交するモードとの内部
結合調整機構および、直交モードの周波数調整機
構を設けるとともに、この空胴と他の空胴とは正
規モードで結合させることとした。したがつて減
衰特性に上記直交モード共振周波数での極をもた
せることができる。このため、波器の減衰域立
上り特性を従来のものより急峻にすることができ
る。しかも、各調整ネジによりバランス調整を単
純に行うことができるので調整が簡単化される効
果がある。
第1図は従来例の要部構造図。第2図は上記従
来例の減衰特性図。第3図は本発明一実施例の要
部構造図。第4図は上記実施例の減衰特性図。 1…入力導波管、2…出力導波管、3,4…空
胴共振器、5,6,11,12…共振周波数調整
ネジ、7,13…結合調整ネジ、8,9,10,
15…結合孔。
来例の減衰特性図。第3図は本発明一実施例の要
部構造図。第4図は上記実施例の減衰特性図。 1…入力導波管、2…出力導波管、3,4…空
胴共振器、5,6,11,12…共振周波数調整
ネジ、7,13…結合調整ネジ、8,9,10,
15…結合孔。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 円形TE111モード空胴帯域通過波器におい
て、 正規モードと直交モードに共振する第一の空胴
共振器と、 正規モードに共振する第二の空胴共振器と を備え、 上記第一の空胴共振器が直交モードで励振され
たとき上記二つの空胴共振器は正規モードが結合
し直交モードが結合しない結合孔により結合さ
れ、 上記第一の空胴共振器には正規モードと直交モ
ードの共振周波数を調整する手段と、正規モード
と直交モードとの相互結合を調整する手段と を備え、 上記第一および第二の空胴共振器には正規モー
ドの共振周波数を調整する手段を備えた ことを特徴とする帯域通過波器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4194081A JPS57155802A (en) | 1981-03-23 | 1981-03-23 | Band pass filter |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4194081A JPS57155802A (en) | 1981-03-23 | 1981-03-23 | Band pass filter |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57155802A JPS57155802A (en) | 1982-09-27 |
JPS625529B2 true JPS625529B2 (ja) | 1987-02-05 |
Family
ID=12622206
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4194081A Granted JPS57155802A (en) | 1981-03-23 | 1981-03-23 | Band pass filter |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS57155802A (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0831722B2 (ja) * | 1986-12-18 | 1996-03-27 | 三菱電機株式会社 | 帯域通過フイルタ |
ES2109184B1 (es) * | 1995-12-29 | 1998-07-01 | Alcatel Espacio Sa | Filtro de cavidades bimodo. |
WO2004088785A1 (ja) * | 2003-03-28 | 2004-10-14 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | 高周波回路素子 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5499547A (en) * | 1978-01-24 | 1979-08-06 | Mitsubishi Electric Corp | Resonant cavity type band pass filter |
-
1981
- 1981-03-23 JP JP4194081A patent/JPS57155802A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5499547A (en) * | 1978-01-24 | 1979-08-06 | Mitsubishi Electric Corp | Resonant cavity type band pass filter |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS57155802A (en) | 1982-09-27 |
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