JPS5951762B2 - 共振空洞形帯域通過ろ波器 - Google Patents
共振空洞形帯域通過ろ波器Info
- Publication number
- JPS5951762B2 JPS5951762B2 JP631178A JP631178A JPS5951762B2 JP S5951762 B2 JPS5951762 B2 JP S5951762B2 JP 631178 A JP631178 A JP 631178A JP 631178 A JP631178 A JP 631178A JP S5951762 B2 JPS5951762 B2 JP S5951762B2
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- JP
- Japan
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- resonant
- mode
- cavity
- resonance
- resonant cavity
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-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01P—WAVEGUIDES; RESONATORS, LINES, OR OTHER DEVICES OF THE WAVEGUIDE TYPE
- H01P1/00—Auxiliary devices
- H01P1/20—Frequency-selective devices, e.g. filters
- H01P1/207—Hollow waveguide filters
- H01P1/208—Cascaded cavities; Cascaded resonators inside a hollow waveguide structure
- H01P1/2082—Cascaded cavities; Cascaded resonators inside a hollow waveguide structure with multimode resonators
Landscapes
- Control Of Motors That Do Not Use Commutators (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
、こ4’4明は共振空洞形帯域通過ろ波器に関し、特に
ミリ波領域で使用する帯域通過ろ波器に関するものであ
る。
ミリ波領域で使用する帯域通過ろ波器に関するものであ
る。
衛星i載用のマイクロ波ろ波器などでは特に小形、か2
軽量であることが要求される。
軽量であることが要求される。
このような要求を満足するる波器の1種に1個の共振空
洞内で偏波面が直交する2種のTE1□1共振モードを
使用:しな2種モードろ波器がある。
洞内で偏波面が直交する2種のTE1□1共振モードを
使用:しな2種モードろ波器がある。
、第1図は従来の共振空洞形帯域通過ろ波器の一例:を
示男斜視図であって、上述の2重モードろ波器の一種を
示している。
示男斜視図であって、上述の2重モードろ波器の一種を
示している。
図において1は円形導波箸> 2は方形導波管、3は導
体板A、4は導体板B、5は結合孔A、6は結合孔B、
7は共振空洞A、ζ 8(、よ共振空洞B、9は結合ビ
スA、10は結合1WスB、11および12は周波数調
整ビスである。
体板A、4は導体板B、5は結合孔A、6は結合孔B、
7は共振空洞A、ζ 8(、よ共振空洞B、9は結合ビ
スA、10は結合1WスB、11および12は周波数調
整ビスである。
、、円形導波管1はそΩ軸方向の両端に設けられた導体
板A3によって限定され、更にその両端の中米に設(1
すられた導体板旦によって2分されて共振突才、同A7
と共振空洞B8を形成している。
板A3によって限定され、更にその両端の中米に設(1
すられた導体板旦によって2分されて共振突才、同A7
と共振空洞B8を形成している。
共振空、洞A7および共振空洞B8の軸方向の長さLは
り、モ^go/2(但しλgoは中心周波における管内
波長)に選ばれる。
り、モ^go/2(但しλgoは中心周波における管内
波長)に選ばれる。
共振空洞A7及び共振空洞B8と方形導波管2とは導体
板A3に設けられた結合孔A5によって結合され、共振
空洞A7と共振空洞B8とは導体板B4に設けられた結
合孔B6によって相互に結合される。
板A3に設けられた結合孔A5によって結合され、共振
空洞A7と共振空洞B8とは導体板B4に設けられた結
合孔B6によって相互に結合される。
また、共振空洞A7と共振空洞B8における共振モード
としては偏波面が互に直交する2種のTEI 11共振
モードを用いており、方形導波管2の中における偏波面
と同一方向の偏波面を有する共振モードを仮に垂直共振
モードと称し、この垂直共振モードの偏波面に直角な偏
波面を有する共振モードを仮に水平共振モードと称する
と、共振空洞A7と共振空洞B8とはそれぞれ管軸方向
の中央でかつ円周方向では垂直共振モードの偏波面に対
し45度の位置に結合ビス9と10とを備え上記垂直共
振モードの電磁波と上記水平共振モードの電磁波とを相
互に結合する。
としては偏波面が互に直交する2種のTEI 11共振
モードを用いており、方形導波管2の中における偏波面
と同一方向の偏波面を有する共振モードを仮に垂直共振
モードと称し、この垂直共振モードの偏波面に直角な偏
波面を有する共振モードを仮に水平共振モードと称する
と、共振空洞A7と共振空洞B8とはそれぞれ管軸方向
の中央でかつ円周方向では垂直共振モードの偏波面に対
し45度の位置に結合ビス9と10とを備え上記垂直共
振モードの電磁波と上記水平共振モードの電磁波とを相
互に結合する。
また共振空洞A7と共振空洞B8とはこれぞれ管軸方向
の中央でかつ円周方向では垂直共振モードと水平共振モ
ードのそれぞれの偏波面に対し平行な方向に共振周波数
調整ビス111と12とが設けられており、これらのビ
スはそれぞれ独立に調整できる構造になっていて、それ
ぞれの共振モードにおける共振周波数がすべて等しくな
るように調整することができる。
の中央でかつ円周方向では垂直共振モードと水平共振モ
ードのそれぞれの偏波面に対し平行な方向に共振周波数
調整ビス111と12とが設けられており、これらのビ
スはそれぞれ独立に調整できる構造になっていて、それ
ぞれの共振モードにおける共振周波数がすべて等しくな
るように調整することができる。
□第2図は第1図のる波器における電波の偏波
面を示す断面図であって、同図aは共振空洞A7に接続
される方形導波管2の電界の方向を示し、同図すは共振
空洞A7内の電界の方向、同図Cは共振空洞B8内の電
界の方向を示し、同図dは共振空洞B8に接続される方
形導波管2内の電界の方向を示す。
面を示す断面図であって、同図aは共振空洞A7に接続
される方形導波管2の電界の方向を示し、同図すは共振
空洞A7内の電界の方向、同図Cは共振空洞B8内の電
界の方向を示し、同図dは共振空洞B8に接続される方
形導波管2内の電界の方向を示す。
以下第1図と第2図についてこのろ波器の動作を説明す
る。
る。
方形導波管2から共振空洞A7に入射する電磁波が第2
図aに示すような垂直偏波であるとすると、入射波は結
合孔A5によって共振空洞A7内の垂直共振モード(第
2図すの21)を励振する。
図aに示すような垂直偏波であるとすると、入射波は結
合孔A5によって共振空洞A7内の垂直共振モード(第
2図すの21)を励振する。
この垂直共振モードは共振空洞A7内で特定の周波数で
共振し、結合ネジ9によって水平共振モード(第2図す
の22)に結合される。
共振し、結合ネジ9によって水平共振モード(第2図す
の22)に結合される。
この結合ネジ9は共振空洞A7内で垂直共振モードの偏
波面(第2図すの21)に対して円周方向で45度の位
置に設けられているため、水平共振モードの偏波面は垂
直共振モードの偏波面に対して90度回転している。
波面(第2図すの21)に対して円周方向で45度の位
置に設けられているため、水平共振モードの偏波面は垂
直共振モードの偏波面に対して90度回転している。
(第2図すの22)結合孔A5の長軸方向は水平共振
モードの偏波面と一致しており導体板3は水平共振モー
ドに対して反射板として作用するから水平共振モードの
電磁波は方形導波管2内の電磁波とは結合しない。
モードの偏波面と一致しており導体板3は水平共振モー
ドに対して反射板として作用するから水平共振モードの
電磁波は方形導波管2内の電磁波とは結合しない。
また共振空洞A7と共振空洞B8とを結合する結合孔B
6の長軸方向を第1図に示すように結合(LA5の長軸
方向に対して90度になるように選ぶと、導体板4は垂
直共振モードに対して反射板として作用するから水平共
振モードだけが共振空洞B8に電磁結合される。
6の長軸方向を第1図に示すように結合(LA5の長軸
方向に対して90度になるように選ぶと、導体板4は垂
直共振モードに対して反射板として作用するから水平共
振モードだけが共振空洞B8に電磁結合される。
(第2図Cの23)さらに、共振空洞B8に水平共振
モードの偏波面に対して45度の位置に設けられた結合
ビス10により水平共振モードは垂直共振モード(第2
図Cの24)に結合する。
モードの偏波面に対して45度の位置に設けられた結合
ビス10により水平共振モードは垂直共振モード(第2
図Cの24)に結合する。
この垂直共振モードの電磁波は入射波の場合と同様に結
合孔A5を介して方形導波管2内を伝播する電磁波に結
合され第2図dに示す偏波面を有する電磁波が方形導波
管2中を伝播する。
合孔A5を介して方形導波管2内を伝播する電磁波に結
合され第2図dに示す偏波面を有する電磁波が方形導波
管2中を伝播する。
なお共振空洞A7および共振空洞B8における各共振モ
ードの共振周波数は周波数調整ビス11と12とによっ
て同一の所望周波数に調整される。
ードの共振周波数は周波数調整ビス11と12とによっ
て同一の所望周波数に調整される。
以上の説明で明らかなように2重モードで共振する2個
の共振空洞7及び8を縦続接続することにより単一モー
ドで共振する4個の共振空洞を縦続接続したのと等価の
る波器を構成することができる。
の共振空洞7及び8を縦続接続することにより単一モー
ドで共振する4個の共振空洞を縦続接続したのと等価の
る波器を構成することができる。
したがって2重モードで共振する共振空洞を用いるる波
器は単一モードで共振する共振空洞を用いたる波器の1
72の共振空洞数で構成できるため、小形で軽量なる波
器を必要とする場合に用いられている。
器は単一モードで共振する共振空洞を用いたる波器の1
72の共振空洞数で構成できるため、小形で軽量なる波
器を必要とする場合に用いられている。
しかし、第1図に示す従来の2重モードろ波器では基本
モードの偏波面を直交させて構成しているため、ミリ波
領域のように周波数が高くなると損失が大きくなること
と、共振空洞A7および共振空洞B8を構成する円形導
波管1の形状が小さくなって加工が困難となるという欠
点があった。
モードの偏波面を直交させて構成しているため、ミリ波
領域のように周波数が高くなると損失が大きくなること
と、共振空洞A7および共振空洞B8を構成する円形導
波管1の形状が小さくなって加工が困難となるという欠
点があった。
この発明は従来の共振空洞形ろ波器における上述の欠点
を除去することを目的とし、そのためにこの発明では2
重モード共振のうちの一つめモードとしてオーバサイズ
共振空洞の共振モードを用いるものであり、以下図面に
ついて詳細に説明する。
を除去することを目的とし、そのためにこの発明では2
重モード共振のうちの一つめモードとしてオーバサイズ
共振空洞の共振モードを用いるものであり、以下図面に
ついて詳細に説明する。
第3図はこの発明の一実施例を示す斜視図であって、第
1図と同一符号は同−又は相当部分を示し、たパ共振空
洞A7と共振空洞B8:とは基本モード以外の共振モー
ドが発生できる大きさの断面寸法を有するオーバサイズ
共振空洞であるとする。
1図と同一符号は同−又は相当部分を示し、たパ共振空
洞A7と共振空洞B8:とは基本モード以外の共振モー
ドが発生できる大きさの断面寸法を有するオーバサイズ
共振空洞であるとする。
またこの明細書では仮に共振空洞A7を第1の共振空洞
と称し、共振空洞B8を第2の共振空洞と称:し、方形
導波管2と第1の共振空洞7との結合孔A5を入力部と
称し、第1の共振空洞7に設けられる結合ビスA9を第
1の結合部9と称し、第1の共振空洞7と第2の共振空
洞8との結合孔B6を第2の結合部と称し、第2の共振
空洞8と方形導波管2との結合孔A5を出力部と称する
ことにする。
と称し、共振空洞B8を第2の共振空洞と称:し、方形
導波管2と第1の共振空洞7との結合孔A5を入力部と
称し、第1の共振空洞7に設けられる結合ビスA9を第
1の結合部9と称し、第1の共振空洞7と第2の共振空
洞8との結合孔B6を第2の結合部と称し、第2の共振
空洞8と方形導波管2との結合孔A5を出力部と称する
ことにする。
但し上述の各部の呼称においては電磁波は第3図の左か
ら右の方へ伝播することを仮定しているが、第3図に示
すようなる波器では電磁波を図面の右から左の方へ伝播
さ、−?ることもでき、この場合は共振空洞B8を第1
.0共振空洞とし、共振空洞A7を第2の共振空洞とし
、入力部と出力部の呼称を入れかえ、かつ第1の結合部
と第3の結合部の呼称を入れかえるだけで第3図の右方
へ伝播する電磁波に対する記述を第3図の左方へ伝播す
る電磁波に対しても適用することができるので、以下の
記述においては電磁波は第3図の左方から右方へ伝播す
るものと仮定する。
ら右の方へ伝播することを仮定しているが、第3図に示
すようなる波器では電磁波を図面の右から左の方へ伝播
さ、−?ることもでき、この場合は共振空洞B8を第1
.0共振空洞とし、共振空洞A7を第2の共振空洞とし
、入力部と出力部の呼称を入れかえ、かつ第1の結合部
と第3の結合部の呼称を入れかえるだけで第3図の右方
へ伝播する電磁波に対する記述を第3図の左方へ伝播す
る電磁波に対しても適用することができるので、以下の
記述においては電磁波は第3図の左方から右方へ伝播す
るものと仮定する。
また第3図に示す実施例では第1の共振空洞7と第2の
共振空洞8内の共振モードは基本モードのTEl、□と
オーバサイズ共振空洞の共振モードの1種であるTMo
□1共振モードであって、仮にTE1□1共振モードを
第1の共振モードと称し、TMO11共振モードを第2
の共振モードと称することにする。
共振空洞8内の共振モードは基本モードのTEl、□と
オーバサイズ共振空洞の共振モードの1種であるTMo
□1共振モードであって、仮にTE1□1共振モードを
第1の共振モードと称し、TMO11共振モードを第2
の共振モードと称することにする。
□第4図は第3図のる波
器における共振モードを示す断面図であって、同図aは
横断面図、同図すは縦断面図を示し、13は電界の方向
j 14は磁界の方向を示す。
器における共振モードを示す断面図であって、同図aは
横断面図、同図すは縦断面図を示し、13は電界の方向
j 14は磁界の方向を示す。
方形導波管2から入力部5によって紹1の共振空洞7内
に第1の共振モードの電磁波を励振することは第1図に
ついて説明したと同様セ゛ある。
に第1の共振モードの電磁波を励振することは第1図に
ついて説明したと同様セ゛ある。
第1の共振空洞7の管軸方向中央の管壁からこの第1の
共振モードの偏波面と平行に結合ビスA9(一般的には
第1の結合部)を挿入すると第1の共振モードの電磁波
は第2の共振モードの電磁波(第4図参照)に結合され
る。
共振モードの偏波面と平行に結合ビスA9(一般的には
第1の結合部)を挿入すると第1の共振モードの電磁波
は第2の共振モードの電磁波(第4図参照)に結合され
る。
第1の共振空洞7と第2の共振空洞8との間には第2の
結合部である結合孔B6を有する導体板B4が設けられ
ており、結合孔B6を第3図に示すような形状にすれば
第2の共振モード(TMOI□共振モード)の電磁波だ
けが第2の共振空洞8に結合される。
結合部である結合孔B6を有する導体板B4が設けられ
ており、結合孔B6を第3図に示すような形状にすれば
第2の共振モード(TMOI□共振モード)の電磁波だ
けが第2の共振空洞8に結合される。
この結合された第2の共振モードの電磁波は第2の共振
空洞8の管軸方向中央管壁に設けられた第3の結合部す
なわち結合ビスBIOにより、偏波面が垂直なTEl、
1共振モードすなわち上記第1の共振モードの電磁波に
結合され、この第1の共振モードの電磁波は第2の共振
空洞8と方形導波管2の間に設けられた出力部すなわち
結合孔A5により方形導波管2に結合される。
空洞8の管軸方向中央管壁に設けられた第3の結合部す
なわち結合ビスBIOにより、偏波面が垂直なTEl、
1共振モードすなわち上記第1の共振モードの電磁波に
結合され、この第1の共振モードの電磁波は第2の共振
空洞8と方形導波管2の間に設けられた出力部すなわち
結合孔A5により方形導波管2に結合される。
第2の共振モードすなわちTMo1□共振モードの電磁
波は第2の共振空洞8と方形導波管2との境界の導体板
A3により反射される。
波は第2の共振空洞8と方形導波管2との境界の導体板
A3により反射される。
この場合、周波数調整ビス11によって第1の共振空洞
7及び第2の共振空洞8における第1の共振モードと第
2の共振モードの共振周波数が一致するように調整する
。
7及び第2の共振空洞8における第1の共振モードと第
2の共振モードの共振周波数が一致するように調整する
。
このように、この発明によるろ波器では従来の2重共振
モードろ波器と同様に2重共振モードろ波器として動作
し、ろ波器の小形軽量化を図ることができると同時に、
ろ波器の共振空洞にオーバサイズ共振空洞を用いている
ため、ミリ波領域でも損失が少なくかつ工作が容易なろ
波器が得られる。
モードろ波器と同様に2重共振モードろ波器として動作
し、ろ波器の小形軽量化を図ることができると同時に、
ろ波器の共振空洞にオーバサイズ共振空洞を用いている
ため、ミリ波領域でも損失が少なくかつ工作が容易なろ
波器が得られる。
なお、第3図に示す実施例では共振空洞を2個縦続して
いるが、共振空洞番31個以上縦続する場合にもこの発
明を用いることができることは明らかである。
いるが、共振空洞番31個以上縦続する場合にもこの発
明を用いることができることは明らかである。
第2の共振空洞8に方形導波管を接続するかわりに第3
の共振空洞を縦続する場合には第2の共振空洞から第3
の共振空洞に対し第2の共振モードの電磁波を出力する
出力部を設ければよい。
の共振空洞を縦続する場合には第2の共振空洞から第3
の共振空洞に対し第2の共振モードの電磁波を出力する
出力部を設ければよい。
また第3図に示す実施例では共振空洞を円形導波管によ
り構成し、したがってこのろ波器の通過すべき周波数帯
域の波長に対しオーバサイズ導波管を用いたが、共振空
洞をどのような形状にしてもよいことは明らかであり、
たとえば方形断面の共振空洞を用いてもよく、一般的に
はオーバサイズ共振空洞の共振モードとなる第2の共振
モードを利用するということができる。
り構成し、したがってこのろ波器の通過すべき周波数帯
域の波長に対しオーバサイズ導波管を用いたが、共振空
洞をどのような形状にしてもよいことは明らかであり、
たとえば方形断面の共振空洞を用いてもよく、一般的に
はオーバサイズ共振空洞の共振モードとなる第2の共振
モードを利用するということができる。
以上のように、この発明ではオーバサイズ共振空洞の共
振モードとなる第2の共振モードを利用しているので、
従来の2重共振モードろ波器に比してミリ波帯で工作容
易なかつ低損失な共振空洞形帯域通過ろ波器を得ること
ができる。
振モードとなる第2の共振モードを利用しているので、
従来の2重共振モードろ波器に比してミリ波帯で工作容
易なかつ低損失な共振空洞形帯域通過ろ波器を得ること
ができる。
第1図は従来の共振空洞形帯域通過ろ波器の一例を示す
斜視図、第2図は第1図のる波器における電波の偏波面
を示す断面図、第3図はこの発明の一実施例を示す斜視
図、第4図は第3図のろ波器における共振モードを示す
断面図である。 図において1は円形導波管、2は方形導波管、3は導体
板A、4は導体板B、5は結合孔A、6は結合孔B、7
は第1の共振空洞、8は第2の共振空洞、9は結合ビス
A、10は結合ビスBで、第1の共振空洞7に設けられ
る結合孔A5は入力部、第2の共振空洞8に設けられる
結合孔A5は出力部、結合ビスA9は第1の結合部、結
合孔B6は第2の結合部、結合ビスBIOは第3の結合
部をそれぞれ構成する。 なお各図中同一符号は同−又は相当部分を示すものとす
る。
斜視図、第2図は第1図のる波器における電波の偏波面
を示す断面図、第3図はこの発明の一実施例を示す斜視
図、第4図は第3図のろ波器における共振モードを示す
断面図である。 図において1は円形導波管、2は方形導波管、3は導体
板A、4は導体板B、5は結合孔A、6は結合孔B、7
は第1の共振空洞、8は第2の共振空洞、9は結合ビス
A、10は結合ビスBで、第1の共振空洞7に設けられ
る結合孔A5は入力部、第2の共振空洞8に設けられる
結合孔A5は出力部、結合ビスA9は第1の結合部、結
合孔B6は第2の結合部、結合ビスBIOは第3の結合
部をそれぞれ構成する。 なお各図中同一符号は同−又は相当部分を示すものとす
る。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 第iの共振モードとこの第1の共振モニドに結合し
てオーバサイズ共振空徊の基振モードとなる第2の共振
モードとを有する第1の共振空洞、この第1の共振空洞
の側壁の一部を構成する導体板を介してこの第1の共振
空洞に縦続され上、起第1の共振モードと上記第2の共
振子−ドを有する第2の共振空洞 上記第1の共振空洞
に設けられ上記第1の共振空洞に上記第1の共振モード
e電磁波を励振する入力部、上記第19共振空洞:(こ
設けられ上記第1の共振モードの電磁波を上記第2の共
振モードの電磁波に結合、する第1の結合、部、上記導
体板に設けられ上記第・1の共振空洞から上記第2の共
振空洞へ上記第2の共振モードの電磁波を結合する第2
の結合部、上記第2の共振空洞に設けられ上記第2の共
振モードの電磁波を上記第1の共振モ・−ドの電磁波に
結合する第3の結合部、上記第2の共振空洞に設けられ
上記第2の共振空洞から上記第1又は上記第2の共振モ
ードの電磁波を出力する出力部を備えたことを特徴とす
る共振空洞形帯域通過ろ波器。 2 第1の共振空洞と第2の共振空洞とは円形導波管の
両端とその中央とに上記導波管の軸に直角な導体板を設
けることによって構成され、上記第1の共振モードはT
E1□□共振毛−ドであり1.上記第2の共振モードは
TMo1□共猿モードであることを特徴とする特許請求
の範囲第1′項記載の共振空洞形帯域通過ろ波器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP631178A JPS5951762B2 (ja) | 1978-01-24 | 1978-01-24 | 共振空洞形帯域通過ろ波器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP631178A JPS5951762B2 (ja) | 1978-01-24 | 1978-01-24 | 共振空洞形帯域通過ろ波器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5499547A JPS5499547A (en) | 1979-08-06 |
JPS5951762B2 true JPS5951762B2 (ja) | 1984-12-15 |
Family
ID=11634816
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP631178A Expired JPS5951762B2 (ja) | 1978-01-24 | 1978-01-24 | 共振空洞形帯域通過ろ波器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5951762B2 (ja) |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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IT1163520B (it) * | 1983-06-15 | 1987-04-08 | Telettra Lab Telefon | Filtri dual-mode |
CA1218122A (en) * | 1986-02-21 | 1987-02-17 | David Siu | Quadruple mode filter |
EP0395888B1 (de) * | 1989-04-29 | 1995-03-01 | ANT Nachrichtentechnik GmbH | Koppelblende |
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ES2109184B1 (es) * | 1995-12-29 | 1998-07-01 | Alcatel Espacio Sa | Filtro de cavidades bimodo. |
-
1978
- 1978-01-24 JP JP631178A patent/JPS5951762B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5499547A (en) | 1979-08-06 |
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