JPS639129Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS639129Y2 JPS639129Y2 JP1981062821U JP6282181U JPS639129Y2 JP S639129 Y2 JPS639129 Y2 JP S639129Y2 JP 1981062821 U JP1981062821 U JP 1981062821U JP 6282181 U JP6282181 U JP 6282181U JP S639129 Y2 JPS639129 Y2 JP S639129Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- coupling
- coupling circuit
- sub
- obtaining
- cutout window
- Prior art date
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- Expired
Links
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 claims description 49
- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 claims description 49
- 230000008878 coupling Effects 0.000 claims description 38
- 238000005192 partition Methods 0.000 claims description 7
- 230000005684 electric field Effects 0.000 description 3
- 239000004020 conductor Substances 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Control Of Motors That Do Not Use Commutators (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は帯域通過特性を得るための主結合回
路の他に、副結合回路を設けてなる有極形帯域通
過波器の改良に関する。
路の他に、副結合回路を設けてなる有極形帯域通
過波器の改良に関する。
従来、この種の帯域通過波器には、第1図
a,bに示す構造のものと、第2図a,bに示す
構造のものとがある。第1図において、11乃至
14は1/4波長の長さを有する共振素子、21乃至
23は帯域通過特性を得るための結合窓(主結合
回路)、3は有極特性を得るための結合ループ
(副結合回路)、4及び5は入出力接栓、6は外筐
体である。又、第2図に於いて、111乃至114
は1/4波長の長さを有する共振素子、121乃至1
23は帯域通過特性を得るための結合ループ(主
結合回路)、13は有極特性を得るための結合窓
(副結合回路)、14及び15は入出力接栓、16
は外筐体である。ここで、第1図の従来例に於い
て、電界結合をなす主結合回路(結合窓21乃至
23)を通つた信号は、磁界結合をなす副結合回
路(結合ループ3)を通つた信号と逆相になるた
め、副結合回路(結合ループ3)を通つた信号の
振幅と同じになる周波数で、互に打ち消し合い減
衰極が生じるものである。又、第2図の従来例は
主結合回路が磁界結合、副結合回路が電界結合で
あるが動作原理は第1図の従来例と同じである。
a,bに示す構造のものと、第2図a,bに示す
構造のものとがある。第1図において、11乃至
14は1/4波長の長さを有する共振素子、21乃至
23は帯域通過特性を得るための結合窓(主結合
回路)、3は有極特性を得るための結合ループ
(副結合回路)、4及び5は入出力接栓、6は外筐
体である。又、第2図に於いて、111乃至114
は1/4波長の長さを有する共振素子、121乃至1
23は帯域通過特性を得るための結合ループ(主
結合回路)、13は有極特性を得るための結合窓
(副結合回路)、14及び15は入出力接栓、16
は外筐体である。ここで、第1図の従来例に於い
て、電界結合をなす主結合回路(結合窓21乃至
23)を通つた信号は、磁界結合をなす副結合回
路(結合ループ3)を通つた信号と逆相になるた
め、副結合回路(結合ループ3)を通つた信号の
振幅と同じになる周波数で、互に打ち消し合い減
衰極が生じるものである。又、第2図の従来例は
主結合回路が磁界結合、副結合回路が電界結合で
あるが動作原理は第1図の従来例と同じである。
しかしながら、上記した各従来例に於いては、
減衰極の周波数を変えようとする場合、副結合回
路である結合ループ3(又は結合窓13)の大き
さを、その都度変更する必要があり、任意の希望
する周波数に減衰極を調整することが非常に困難
であつた。
減衰極の周波数を変えようとする場合、副結合回
路である結合ループ3(又は結合窓13)の大き
さを、その都度変更する必要があり、任意の希望
する周波数に減衰極を調整することが非常に困難
であつた。
この考案は上記実情に鑑みなされたもので減衰
極の周波数を自在に、かつ極めて容易に調整する
ことができるとともに、構造が非常に簡単な有極
形の帯域通過波器を提供することを目的とす
る。
極の周波数を自在に、かつ極めて容易に調整する
ことができるとともに、構造が非常に簡単な有極
形の帯域通過波器を提供することを目的とす
る。
以下、図面を参照してこの考案の一実施例を説
明する。第3図a,bはこの考案の一実施例を示
す帯域通過波器の内部構造を示すもので、図
中、311乃至314は長さ1/4波長の共振素子で、
通常丸棒形状を為しており、その一端は波器外
導体であるケース32に固定され、他端は開放さ
れている。331乃至333は結合ループ(主結合
回路)で、仕切板341乃至343の共振素子短絡
側に設けられている。35は減衰極を得るため、
共振素子開放端側に切欠窓(副結合窓)35Aを
設けてなる仕切板である。36は減衰極の周波数
調整用ねじ棒で、共振素子311の仕切板35の
切欠窓35Aに対応する位置に螺合されている。
37及び38は入出力接栓である。
明する。第3図a,bはこの考案の一実施例を示
す帯域通過波器の内部構造を示すもので、図
中、311乃至314は長さ1/4波長の共振素子で、
通常丸棒形状を為しており、その一端は波器外
導体であるケース32に固定され、他端は開放さ
れている。331乃至333は結合ループ(主結合
回路)で、仕切板341乃至343の共振素子短絡
側に設けられている。35は減衰極を得るため、
共振素子開放端側に切欠窓(副結合窓)35Aを
設けてなる仕切板である。36は減衰極の周波数
調整用ねじ棒で、共振素子311の仕切板35の
切欠窓35Aに対応する位置に螺合されている。
37及び38は入出力接栓である。
第3図からも明らかな如く、帯域通過特性を得
るための主結合回路は磁界結合であり、減衰極を
得るための副結合回路は電界結合である。主結合
回路(結合ループ331乃至333)を通り共振素
子311から314に至る信号と、副結合回路(切
欠窓35A)を通り共振素子311から314に至
る信号とは互に逆相となるため、主結合回路及び
副結合回路を通る信号の振幅が同一である周波数
に於いて減衰極を生じる。従つて副結合回路を通
る信号の振幅が変われば、それに従つて減衰極の
周波数も変化する。つまり副結合回路部に設けた
ねじ棒36を切欠窓35Aにむけて出し入れする
ことにより、副結合回路の結合度を連続的に可変
することができるため、第4図に示す曲線,,
,の如く、減衰極の周波数を自在に、且つ極
めて簡単に調整できる。
るための主結合回路は磁界結合であり、減衰極を
得るための副結合回路は電界結合である。主結合
回路(結合ループ331乃至333)を通り共振素
子311から314に至る信号と、副結合回路(切
欠窓35A)を通り共振素子311から314に至
る信号とは互に逆相となるため、主結合回路及び
副結合回路を通る信号の振幅が同一である周波数
に於いて減衰極を生じる。従つて副結合回路を通
る信号の振幅が変われば、それに従つて減衰極の
周波数も変化する。つまり副結合回路部に設けた
ねじ棒36を切欠窓35Aにむけて出し入れする
ことにより、副結合回路の結合度を連続的に可変
することができるため、第4図に示す曲線,,
,の如く、減衰極の周波数を自在に、且つ極
めて簡単に調整できる。
尚、上記実施例に於いては同軸形の共振素子4
段を用いた構成を例にとつて述べているが、段数
は4段に限定するものではなく、例えば6段、8
段等であつても良い。また共振素子の形状も同軸
形に限定せず、ヘリカル形、ストリツプライン形
等、他の形状でも良い。更に上記実施例では、結
合度調整部材にねじ棒36を用いているが、これ
に限定されるものではなく、要は切欠窓35Aの
開口面を所定の可変量をもつて塞ぐことのできる
構造のものであればよい。
段を用いた構成を例にとつて述べているが、段数
は4段に限定するものではなく、例えば6段、8
段等であつても良い。また共振素子の形状も同軸
形に限定せず、ヘリカル形、ストリツプライン形
等、他の形状でも良い。更に上記実施例では、結
合度調整部材にねじ棒36を用いているが、これ
に限定されるものではなく、要は切欠窓35Aの
開口面を所定の可変量をもつて塞ぐことのできる
構造のものであればよい。
以上詳記したように、この考案によれば、減衰
極を得るための副結合回路を切欠窓を設けた仕切
板と結合度調整部材とで構成し、前記結合調整部
材により副結合回路の結合度を任意に可変できる
構造としたことにより簡単な構成にて減衰極の周
波数を自在に且つ非常に容易に調整することの有
極形の帯域通過波器が提供できる。
極を得るための副結合回路を切欠窓を設けた仕切
板と結合度調整部材とで構成し、前記結合調整部
材により副結合回路の結合度を任意に可変できる
構造としたことにより簡単な構成にて減衰極の周
波数を自在に且つ非常に容易に調整することの有
極形の帯域通過波器が提供できる。
第1図a,b及び第2図a,bはそれぞれ従来
の有極形帯域通過波器の内部構造を示す横断面
図及び−線に沿う縦断面図、第3図a,bは
本考案の一実施例による有極形帯域通過波器の
内部構造を示す横断面図及び−線に沿う縦断
面図、第4図は上記一実施例において減衰極を可
変した場合の特性例を示す特性曲線図である。 311〜314……共振素子、341〜343,3
5……仕切板、36……ねじ棒、331〜333…
…結合ループ、37,38……入出力接栓、32
……外導体ケース。
の有極形帯域通過波器の内部構造を示す横断面
図及び−線に沿う縦断面図、第3図a,bは
本考案の一実施例による有極形帯域通過波器の
内部構造を示す横断面図及び−線に沿う縦断
面図、第4図は上記一実施例において減衰極を可
変した場合の特性例を示す特性曲線図である。 311〜314……共振素子、341〜343,3
5……仕切板、36……ねじ棒、331〜333…
…結合ループ、37,38……入出力接栓、32
……外導体ケース。
Claims (1)
- 仕切板で仕切られた複数の共振器の間を帯域通
過特性を得るための主結合回路と減衰極を得るた
めの副結合回路とで結合してなる有極形帯域通過
波器に於いて、隣接する特定の共振器の間の仕
切板に設けられた切欠窓とこの切欠窓に対応して
上記特定の共振器の少なくとも1個の共振素子に
螺合された結合度調整用のねじ棒とにより副結合
回路を構成し、上記ねじ棒の切欠窓方向への突出
量により有極形帯域通過特性の減衰極の周波数を
調整することを特徴とする帯域通過波器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1981062821U JPS639129Y2 (ja) | 1981-04-30 | 1981-04-30 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1981062821U JPS639129Y2 (ja) | 1981-04-30 | 1981-04-30 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57176701U JPS57176701U (ja) | 1982-11-09 |
JPS639129Y2 true JPS639129Y2 (ja) | 1988-03-18 |
Family
ID=29858986
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1981062821U Expired JPS639129Y2 (ja) | 1981-04-30 | 1981-04-30 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS639129Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007300171A (ja) * | 2006-04-27 | 2007-11-15 | Japan Radio Co Ltd | 帯域通過フィルタ |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS54112144A (en) * | 1978-02-22 | 1979-09-01 | Nec Corp | Band-pass filter |
-
1981
- 1981-04-30 JP JP1981062821U patent/JPS639129Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS54112144A (en) * | 1978-02-22 | 1979-09-01 | Nec Corp | Band-pass filter |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS57176701U (ja) | 1982-11-09 |
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