JPS6254204A - 光ケ−ブルの分岐接続工法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 加入者網のケーブル分岐には、通常の分岐接続と、後分
岐接続とがある。まずこれらについて簡単に説明すると
、次のとおり。

・通常の分岐接続： ｆｆ５ｚ図において、 １０Ａはマンホール、 ２０は光ケーブルの全体で、 ２１は使用中の回線の心線、 ２２は使用していない回線の心線（空き心線）。

３０は心線接続部、 ４０は接続箱である。

このような、接続部のあるマンホールＩＯＡの近くに、
新しい加入者が発生したときは、接続箱４０を開いて、
分岐ケーブル５０の心線５２と心！１２２とを接続する
。

これが、通常の分岐接続である。

なお、心線２２．５２とも、必要な数の心線を、　１本
の線で示した。心線２１も、非常に多数の心線を２本の
線だけで示した。

ｅ後分岐接続： 第３図のように、引通し布設の（接続部なし）マンホー
ルＩＯＨの近くで、新しい加入者が発生した場合は、外
被２４を開いて、心線２２と心線５２とを接続する。

これが、後分岐接続である。

この発明は、上記のうちの、後分岐接続に関するもので
ある。

［従来の技術とその問題点］ メタルケーブルの場合は、コネクタ接続、手ひねり接続
、はんだあげ、にしろ、接続のための余長はそれほど長
くなくてもよいから、後分岐接続が比較的容易である。

しかし、光ケーブルの場合は、メタルケーブルのように
簡単に後分岐することができない。

すなわち、現状の技術では、コネクタ接続、融着接続の
何れにしても、少なくとも１膳程度の余長が必要である
。

そのわけは、コネクタ接続の場合は、コネクタ端面を研
摩する装置まで、ファイバをもっていかなければならな
いし、また、融着接続の場合は、融着機のところまで、
ファイバをもっていかなければならないからである。

しかしながら、現在のケーブル接続部の長さ１　　は、
せいぜい５００關程度である。接続箱４０の長さもそれ
以下であるから、それ以−Ｅの長さの外被２４をはぎと
ることはできないし、したがって。

それ以上の長さの余長を得ることもできない。

なお、外被２４を１層以上にわたってはぎとるようにす
れば、必要な長さの心線余長を得ることはできるが、し
かしながら、そのようにすると。

後でかぶせる接続箱の長さも、従来の２倍以上になって
しまう。

そこで、従来は、実用的な方法として１次のようにして
いた。

すなわち、第４図のように、引通し布設のマンホールＩ
ＯＨの近くに新しい需要が発生した場合でも、そのマン
ホールＩＯＢで後分岐をすることなく、最寄りの、接続
箱４０のあるマンホールｌＯＡで、上記の通常の分岐接
続を行なう。そして、分岐ケーブル５０を、空き管路６
０があるときはそれを利用してマンホールＩＯＢまでも
ってきて、それから需要者のところまでもってゆく、と
いう具合にしていた。

したがって、分岐ケーブル５０の長さが長くなるし、数
少ない管路を占有する距離も長くなるので、最終的には
管路工事費アップという形で不経済である。

［問題点を解決するための手段１ この発明は、接続箱４０の長さを現状のままにしておい
て、しかも接続に必要な長さの余長を得られるようにし
、それにより、最寄りのマンホールｒｏｎ（ｔａ統箱４
０のないマンホール）から直接、後分岐接続できるよう
にしたものであって。

第１図のように、 （１）心線接続位置Ａから、接続に必要な心線余長の長
さだけ、加入者側に寄った位ＩＢにおいて、外被２４を
開いて、接続対会心ｋＩＡ２２を切断すること、 （２）心線接続位置Ａにおいて、切断した前記心線２２
を、たぐりよせ、かつケーブル２０の外に引っ張り出す
ことによって、必要長さの余長を得ること。

を重要な構成要件とするものである。

［その説明］ （１）第１図で、既設ケーブル２０における分岐接続位
置をＡをすると、その位置から、加入者側に向って１〜
２ｍ（すなわち必要な余長の長さ）寄った位置Ｂで、外
被２４を開く（同図（ａ））。

そして、必要な数の心線２２を切断する。

なお、そのとき開く外被２４の長さは、心線２２を切断
できればよいのであるから、ごく短くてよい。

（２）また分岐点Ａにおいても、外被２４を、心線の接
続に必要な長さだけ開き（同図（ｂ））、その開いたと
ころから、先に切断した心線２２を、たぐって、光ケー
ブル２０の外に引っ張り出す。

（３）そうすると、接続に必要な余長ができるから、そ
の後は、−に２第３図のようにして、後分岐接続を行な
うことができる。

（４）それから、Ｂ点においても、切開いた外被２４の
にに外箱４２をかぶせて、気密に復元する（同図（Ｃ）
）。

なお、この外箱４２は外被２４の代用であり、接続点で
ないから、小型化が可能である。

［ハンドホールの場合］ 以上はすべて、マンホールの場合について説明したが、
ハンドホールなどの狭いところから後分岐接続する場合
でも、その内に光ケーブル２０自体の余長がとってあれ
ば、同様な手法が適用できる。

］発明の効果】 心線接続位置から、接続に必要な心線余長の長さだけ、
加入者側に寄った位置において、外被を開いて、接続対
象心線を切断する工程と。

心線接続位置において、切断した前記心線を、たぐりよ
せ、かつケーブルの外に引っ張り出すことによって、必
要な余長を得る一Ｌ程とを備えているので。

引通し布設のマンホールＩＯＨの近くに需要が発生した
場合でも、そのマンホールＩＯＢから直接後分岐接続す
ることができる。

したがって、従来の、上記第４図のような工法をとる必
要がないから、工事費の低減が図られる。

また、接続箱の長さも、特に長くする必要がない。

【図面の簡単な説明】

第１図（ａ）〜（ｃ）は本発明の実施例の工法を１程順
に示した説明図。 第２図（ａ）（ｂ）は１通常の分岐接続の一般的説明図
、 第３図（ａ）（ｂ）は１通常の後分岐接続の一般的説明
図、 第４図は、従来の光ケーブルの後分岐接続の説明図であ
る。 １０Ａ：接続部のあるマンホール １０Ｂ：接続部のないマンホール ２０：光ケーブル　　　２１：空き回線の心線２２：使
用回線の心線　２４：ケーブル外被３０：心線接続部　
　　４ｏ：接続箱 ４２：外箱　　　　　　５ｏ：分岐ケーブル５２：分岐
ケーブルの心線

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 既設ケーブルに、分岐ケーブルを分岐接続するに際して
   、 既設ケーブルにおいて、心線接続位置から、接続に必要
   な心線余長の長さだけ、加入者側に寄った位置で、外被
   を開いて、接続対象心線を切断する工程と、 心線接続位置において、切断した前記心線を、たぐりよ
   せ、かつケーブルの外に引っ張り出すことによって、必
   要な心線余長を得る工程と、 前記余長を利用して分岐ケーブルとの接続を行なう工程
   と、 心線を切断するために開いた前記外被を気密に復元する
   工程、 とを含むことを特徴とする、光ケーブルの分岐接続工法
   。