JPS625359B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS625359B2 JPS625359B2 JP2705980A JP2705980A JPS625359B2 JP S625359 B2 JPS625359 B2 JP S625359B2 JP 2705980 A JP2705980 A JP 2705980A JP 2705980 A JP2705980 A JP 2705980A JP S625359 B2 JPS625359 B2 JP S625359B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cover
- shield plate
- frame
- waterproof gasket
- groove
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000002184 metal Substances 0.000 claims description 19
- 238000012856 packing Methods 0.000 description 6
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 5
- 238000004078 waterproofing Methods 0.000 description 5
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
- 230000003449 preventive effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Casings For Electric Apparatus (AREA)
- Shielding Devices Or Components To Electric Or Magnetic Fields (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は、シールドと防水とを必要とする筐
体において、その筐体の内部スペースを有効に利
用できる機器収容構造に関するものである。
体において、その筐体の内部スペースを有効に利
用できる機器収容構造に関するものである。
従来この種の機器収容構造として、第1図及び
第5図に示すものがあつた。図において、1は周
縁内側にパツキンを挿入するための凹状の溝が形
成されたケース、2はケース1内に収容され、電
気的導通のある金属シヤーシ、2aは金属シヤー
シ2に取り付けられ、電気回路部品が実装された
プリント基板、3はケース1の溝に挿入された防
水用パツキン、4は全周に防水用パツキン3を押
圧するための凸部をもつたカバー、5はカバー4
をケース1に固定する固定ネジ、6はバネ性を有
し、カバー4の固定時に金属シヤーシ2と接触す
る切り起こし部が全周に形成された金属シールド
板である。
第5図に示すものがあつた。図において、1は周
縁内側にパツキンを挿入するための凹状の溝が形
成されたケース、2はケース1内に収容され、電
気的導通のある金属シヤーシ、2aは金属シヤー
シ2に取り付けられ、電気回路部品が実装された
プリント基板、3はケース1の溝に挿入された防
水用パツキン、4は全周に防水用パツキン3を押
圧するための凸部をもつたカバー、5はカバー4
をケース1に固定する固定ネジ、6はバネ性を有
し、カバー4の固定時に金属シヤーシ2と接触す
る切り起こし部が全周に形成された金属シールド
板である。
次に動作について説明する。まず防水について
は固定ネジ5によつてカバー4をケース1に締め
付けた時、カバー4の全周の凸部により、ケース
1の溝に挿入された防水パツキン3が押圧されて
撓み、その防水パツキン3の復帰圧力によつて防
水効果が得られる。
は固定ネジ5によつてカバー4をケース1に締め
付けた時、カバー4の全周の凸部により、ケース
1の溝に挿入された防水パツキン3が押圧されて
撓み、その防水パツキン3の復帰圧力によつて防
水効果が得られる。
またシールドについては、防水の場合と同様
に、カバー4をケース1に締め付けた時に、カバ
ー4の内側に固定されたシールド板6の全周の切
り起こし部が金属シヤーシ2の側壁端面と接触
し、シールド板6のバネ圧力により電気的導通状
態となり、これによりシールド効果が得られる。
に、カバー4をケース1に締め付けた時に、カバ
ー4の内側に固定されたシールド板6の全周の切
り起こし部が金属シヤーシ2の側壁端面と接触
し、シールド板6のバネ圧力により電気的導通状
態となり、これによりシールド効果が得られる。
従来の構造では、ケースの周縁に凹状の溝を設
け、そこに防水パツキンを挿入しているので、ケ
ース側壁の厚みはパツキンの外径と溝側壁の肉厚
寸法が絶対寸法として必要となつて厚くなり、又
金属シヤーシの側壁端面とシールド板の切り起こ
し部とを接触させるようにしているので、ケース
内に金属シヤーシの板厚寸法が必要となり、その
結果実質電気回路部品を実装するプリント基板の
外形寸法は制約を受けて上記必要な寸法を除いた
ものにしかならなかつた。
け、そこに防水パツキンを挿入しているので、ケ
ース側壁の厚みはパツキンの外径と溝側壁の肉厚
寸法が絶対寸法として必要となつて厚くなり、又
金属シヤーシの側壁端面とシールド板の切り起こ
し部とを接触させるようにしているので、ケース
内に金属シヤーシの板厚寸法が必要となり、その
結果実質電気回路部品を実装するプリント基板の
外形寸法は制約を受けて上記必要な寸法を除いた
ものにしかならなかつた。
この発明は上記のような従来のものの欠点を除
去するためになされたもので、金属製フレームと
カバーとで筐体を構成し、シールド板の一部を金
属製フレームと接触させるとともに、該一部をカ
バーの一部として利用してパツキン挿入用の溝を
形成することにより、基板の外形寸法を大きくと
ることのできる機器収容構造を提供することを目
的としている。
去するためになされたもので、金属製フレームと
カバーとで筐体を構成し、シールド板の一部を金
属製フレームと接触させるとともに、該一部をカ
バーの一部として利用してパツキン挿入用の溝を
形成することにより、基板の外形寸法を大きくと
ることのできる機器収容構造を提供することを目
的としている。
以下、本発明の実施例を図について説明する。
第2図、第3図及び第6図は本発明の一実施例
による機器収容構造を示す。図において、21は
電気的導通のある金属製フレーム、22はフレー
ム21に収容固定され、電気回路部品の実装され
たプリント基板、23はフレーム21の側壁端面
部分と接触する防水パツキン、24は全周に防水
パツキン23を挿入するための断面L状の段部が
形成された表カバー、24aは表カバー24のイ
ンサートボス、25は固定ネジ、26はインサー
トボス24aに取り付けられ、バネ性を有し且つ
電気的導通の良好な表面処理を施された金属製シ
ールド板で、その周縁には略直角に折り曲げられ
カバー24の段部とともにパツキン挿入用の凹状
の溝を構成する曲成部が形成されている。26a
はシールド板26の曲成部に設けられ、該曲成部
とフレーム21を確実に接触させるための半円の
打ち出し、27はプリント基板22をフレーム2
1に取り付けるための基板固定ネジ、28は表カ
バー24と同様に全周に断面L状の段部が形成さ
れ、固定ネジ25の通る穴を有する裏カバー、2
9は裏カバー28に取り付けられ、シールド板2
6と同様な構造の金属製シールド板、29aはシ
ールド板29の曲成部に設けられた打ち出し、3
0は裏カバー28の全周に固定された防水パツキ
ンである。
による機器収容構造を示す。図において、21は
電気的導通のある金属製フレーム、22はフレー
ム21に収容固定され、電気回路部品の実装され
たプリント基板、23はフレーム21の側壁端面
部分と接触する防水パツキン、24は全周に防水
パツキン23を挿入するための断面L状の段部が
形成された表カバー、24aは表カバー24のイ
ンサートボス、25は固定ネジ、26はインサー
トボス24aに取り付けられ、バネ性を有し且つ
電気的導通の良好な表面処理を施された金属製シ
ールド板で、その周縁には略直角に折り曲げられ
カバー24の段部とともにパツキン挿入用の凹状
の溝を構成する曲成部が形成されている。26a
はシールド板26の曲成部に設けられ、該曲成部
とフレーム21を確実に接触させるための半円の
打ち出し、27はプリント基板22をフレーム2
1に取り付けるための基板固定ネジ、28は表カ
バー24と同様に全周に断面L状の段部が形成さ
れ、固定ネジ25の通る穴を有する裏カバー、2
9は裏カバー28に取り付けられ、シールド板2
6と同様な構造の金属製シールド板、29aはシ
ールド板29の曲成部に設けられた打ち出し、3
0は裏カバー28の全周に固定された防水パツキ
ンである。
次に作用効果について説明する。本構造に組立
てる場合、まずプリント基板22を基板固定ネジ
27にてフレーム21に固定し、又カバー24,
28にシールド板26,29と防水パツキン2
3,30とを取り付け、両カバー24,28をフ
レーム21の開口部分に配置し、両カバー24,
28を固定ねじ25で相互に締め付け固定する。
てる場合、まずプリント基板22を基板固定ネジ
27にてフレーム21に固定し、又カバー24,
28にシールド板26,29と防水パツキン2
3,30とを取り付け、両カバー24,28をフ
レーム21の開口部分に配置し、両カバー24,
28を固定ねじ25で相互に締め付け固定する。
そして本構造では防水については、カバー2
4,28の溝の深さ寸法を防水パツキン23,3
0の外径寸法より少し短くし、固定ネジ25を締
め付けることによりカバー24,28の溝底面と
フレーム21との間で防水パツキン23,30が
押圧されて撓み、その撓みの復帰圧を利用して防
水効果を得ている。
4,28の溝の深さ寸法を防水パツキン23,3
0の外径寸法より少し短くし、固定ネジ25を締
め付けることによりカバー24,28の溝底面と
フレーム21との間で防水パツキン23,30が
押圧されて撓み、その撓みの復帰圧を利用して防
水効果を得ている。
ところで従来の構造では、ケースの防水パツキ
ン用の溝が凹状であつたので、防水パツキンの逃
げは考えられなかつたが、本構造では、カバー2
4,28に防水パツキンを保持する段部を形成し
ているので、防水パツキンの逃げが考えられる。
そこでその防止策として、シールド板26,29
をカバー24,28に取り付けた時にシールド板
26,29の曲成部によつてカバー24,28の
段部を凹状の溝とし、これにより防水パツキン2
3,29の逃げを防止している。
ン用の溝が凹状であつたので、防水パツキンの逃
げは考えられなかつたが、本構造では、カバー2
4,28に防水パツキンを保持する段部を形成し
ているので、防水パツキンの逃げが考えられる。
そこでその防止策として、シールド板26,29
をカバー24,28に取り付けた時にシールド板
26,29の曲成部によつてカバー24,28の
段部を凹状の溝とし、これにより防水パツキン2
3,29の逃げを防止している。
またシールドについては、プリント基板22を
基板固定ネジ27にてフレーム21に固定してお
り、固定ネジ27を介してプリント基板22とフ
レーム21が電気的接続状態になり、また固定ネ
ジ25によりカバー24,28及びフレーム21
を固定した時にカバー24,28内のシールド板
26,29の半円状の打ち出し26a,29aを
設けた曲成部がフレーム21の側面と接触し、シ
ールド板26,29とフレーム21とが電気的接
続状態になり、これによりシールド効果を得てい
る。
基板固定ネジ27にてフレーム21に固定してお
り、固定ネジ27を介してプリント基板22とフ
レーム21が電気的接続状態になり、また固定ネ
ジ25によりカバー24,28及びフレーム21
を固定した時にカバー24,28内のシールド板
26,29の半円状の打ち出し26a,29aを
設けた曲成部がフレーム21の側面と接触し、シ
ールド板26,29とフレーム21とが電気的接
続状態になり、これによりシールド効果を得てい
る。
以上のような本実施例の機器収容構造では、シ
ールド板の一部を利用してパツキン挿入用の溝を
形成しているので、カバーの肉厚自体を薄くで
き、従来に比して筐体の内部スペースを大きくで
き、これによつてプリント基板の有効面積を大き
くとることができる。また金属製フレームを用
い、これとシールド板とを接触させてシールドを
確保するようにしているので、従来のような金属
シヤーシを用いる必要がなく、筐体の内部スペー
スを有効に利用してこれによつてもプリント基板
の有効面積を増大でき、また低コスト化を達成で
きる。
ールド板の一部を利用してパツキン挿入用の溝を
形成しているので、カバーの肉厚自体を薄くで
き、従来に比して筐体の内部スペースを大きくで
き、これによつてプリント基板の有効面積を大き
くとることができる。また金属製フレームを用
い、これとシールド板とを接触させてシールドを
確保するようにしているので、従来のような金属
シヤーシを用いる必要がなく、筐体の内部スペー
スを有効に利用してこれによつてもプリント基板
の有効面積を増大でき、また低コスト化を達成で
きる。
なお、上記実施例においてはフレームの防水パ
ツキン及びシールド板の接触する肉厚部の断面形
状について触れていないが、断面形状を第4図の
ように中央部で厚く、端面側で薄くなる適当な傾
斜にすることによりシールド板の半円状の打ち出
しをなくすこともできる。また上記実施例ではシ
ールド板の曲成部をスリツトを入れることにより
防水パツキンの逃げ防止とフレームとの接触用と
に区別しているが、スリツトをなくし両方の作用
を同時にさせることもできる。
ツキン及びシールド板の接触する肉厚部の断面形
状について触れていないが、断面形状を第4図の
ように中央部で厚く、端面側で薄くなる適当な傾
斜にすることによりシールド板の半円状の打ち出
しをなくすこともできる。また上記実施例ではシ
ールド板の曲成部をスリツトを入れることにより
防水パツキンの逃げ防止とフレームとの接触用と
に区別しているが、スリツトをなくし両方の作用
を同時にさせることもできる。
以上のように、本発明に係る機器収容構造によ
れば、金属製フレームとカバーとで筐体を構成
し、シールド板の一部を金属製フレームと接触さ
せるとともに、該一部をカバーの一部として利用
してパツキン挿入用の溝を形成するようにしたの
で、筐体の内部スペースを有効利用でき、基板の
外径寸法を大きくとることができる効果がある。
れば、金属製フレームとカバーとで筐体を構成
し、シールド板の一部を金属製フレームと接触さ
せるとともに、該一部をカバーの一部として利用
してパツキン挿入用の溝を形成するようにしたの
で、筐体の内部スペースを有効利用でき、基板の
外径寸法を大きくとることができる効果がある。
第1図は従来の機器収容構造の斜視図、第2
図、第3図はこの発明の一実施例による機器収容
構造の斜視図、第4図はこの発明の他の実施例を
示す断面図、第5図は従来の構造の断面図、第6
図はこの発明の一実施例構造を示す断面図であ
る。 21……フレーム、22……基板、23,30
……防水パツキン、24,28……カバー、2
6,29……シールド板。なお図中同一符号は同
一又は相当部分を示す。
図、第3図はこの発明の一実施例による機器収容
構造の斜視図、第4図はこの発明の他の実施例を
示す断面図、第5図は従来の構造の断面図、第6
図はこの発明の一実施例構造を示す断面図であ
る。 21……フレーム、22……基板、23,30
……防水パツキン、24,28……カバー、2
6,29……シールド板。なお図中同一符号は同
一又は相当部分を示す。
Claims (1)
- 1 基板に収容すべき機器が実装され、該基板は
金属製フレーム内に取付けられ、該フレームの開
口はカバーによつて閉塞され、該カバーの周縁内
側には段部が形成されるとともに、該カバー内に
は金属製シールド板が取付けられ、該シールド板
の周縁には略垂直に折り曲げられ上記フレームと
その一部が接触する曲成部が形成され、上記シー
ルド板の曲成部と上記カバーの段部とによつて凹
状の溝が形成され、該溝内に防水用パツキンが挿
入されていることを特徴とする機器収容構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2705980A JPS56124299A (en) | 1980-03-03 | 1980-03-03 | Device containing structure |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2705980A JPS56124299A (en) | 1980-03-03 | 1980-03-03 | Device containing structure |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS56124299A JPS56124299A (en) | 1981-09-29 |
JPS625359B2 true JPS625359B2 (ja) | 1987-02-04 |
Family
ID=12210485
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2705980A Granted JPS56124299A (en) | 1980-03-03 | 1980-03-03 | Device containing structure |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS56124299A (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS56161397U (ja) * | 1980-04-30 | 1981-12-01 | ||
JPS5787594U (ja) * | 1980-11-17 | 1982-05-29 | ||
JPH066558Y2 (ja) * | 1986-11-17 | 1994-02-16 | 宇呂電子工業株式会社 | テレビ共聴用機器 |
JPS63124794U (ja) * | 1987-02-04 | 1988-08-15 |
-
1980
- 1980-03-03 JP JP2705980A patent/JPS56124299A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS56124299A (en) | 1981-09-29 |
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