JPH0730278A - 電気的な切換器具 - Google Patents
電気的な切換器具Info
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- JPH0730278A JPH0730278A JP14788594A JP14788594A JPH0730278A JP H0730278 A JPH0730278 A JP H0730278A JP 14788594 A JP14788594 A JP 14788594A JP 14788594 A JP14788594 A JP 14788594A JP H0730278 A JPH0730278 A JP H0730278A
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- Japan
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- casing
- switching device
- insulating sheet
- electrical switching
- plug
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- H—ELECTRICITY
- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05K—PRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
- H05K5/00—Casings, cabinets or drawers for electric apparatus
- H05K5/0026—Casings, cabinets or drawers for electric apparatus provided with connectors and printed circuit boards [PCB], e.g. automotive electronic control units
- H05K5/0069—Casings, cabinets or drawers for electric apparatus provided with connectors and printed circuit boards [PCB], e.g. automotive electronic control units having connector relating features for connecting the connector pins with the PCB or for mounting the connector body with the housing
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R12/00—Structural associations of a plurality of mutually-insulated electrical connecting elements, specially adapted for printed circuits, e.g. printed circuit boards [PCB], flat or ribbon cables, or like generally planar structures, e.g. terminal strips, terminal blocks; Coupling devices specially adapted for printed circuits, flat or ribbon cables, or like generally planar structures; Terminals specially adapted for contact with, or insertion into, printed circuits, flat or ribbon cables, or like generally planar structures
- H01R12/70—Coupling devices
- H01R12/71—Coupling devices for rigid printing circuits or like structures
- H01R12/712—Coupling devices for rigid printing circuits or like structures co-operating with the surface of the printed circuit or with a coupling device exclusively provided on the surface of the printed circuit
-
- H—ELECTRICITY
- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05K—PRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
- H05K9/00—Screening of apparatus or components against electric or magnetic fields
- H05K9/0007—Casings
- H05K9/0018—Casings with provisions to reduce aperture leakages in walls, e.g. terminals, connectors, cables
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
- Shielding Devices Or Components To Electric Or Magnetic Fields (AREA)
- Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ケーシングに生じる電磁妨害影響に対する構
造的に単純でかつ有効なシールドを得る。 【構成】 ケーシング１０からの差込み結合部分２２，
２６の貫通案内範囲に絶縁シート３５が配置されてお
り、該絶縁シート３５が、前記差込み結合部分２２，２
６の周面を環状に取り囲んでおり、前記絶縁シート３５
が、ケーシング１０の金属性の内面１６，１７と接触し
ている。
造的に単純でかつ有効なシールドを得る。 【構成】 ケーシング１０からの差込み結合部分２２，
２６の貫通案内範囲に絶縁シート３５が配置されてお
り、該絶縁シート３５が、前記差込み結合部分２２，２
６の周面を環状に取り囲んでおり、前記絶縁シート３５
が、ケーシング１０の金属性の内面１６，１７と接触し
ている。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、電気的な切換器具であ
って、金属性の内面を備えたケーシングが設けられてい
て、該ケーシング内に、少なくとも１つの導体路と複数
の構成素子とを支持するプリント配線板が収納されてお
り、さらに貫通案内範囲で前記ケーシングから案内され
て前記ケーシングの内部で前記プリント配線板の対応す
る導体路に接続された差込み結合部分が設けられている
形式のものに関する。
って、金属性の内面を備えたケーシングが設けられてい
て、該ケーシング内に、少なくとも１つの導体路と複数
の構成素子とを支持するプリント配線板が収納されてお
り、さらに貫通案内範囲で前記ケーシングから案内され
て前記ケーシングの内部で前記プリント配線板の対応す
る導体路に接続された差込み結合部分が設けられている
形式のものに関する。
【０００２】
【従来の技術】このような形式の切換器具はドイツ連邦
共和国特許第２７３１４１３号明細書に基づき公知であ
る。この公知の切換器具のコネクタ範囲を介して作用す
る電磁妨害影響を排除するためには、この切換器具がア
ース薄板を有している。このアース薄板はコネクタスト
リップに流し込み成形されている。このアース薄板はコ
ーム状に形成されており、この場合、このアース薄板
の、コネクタストリップから突出した接続ラグは前記切
換器具のプリント配線板の導体路（アース）に接続され
ている。さらに、コネクタストリップとアース薄板とは
金属性のケーシングにねじで取り付けられているので、
ケーシングとアース薄板との間に導電接続が生じる。前
記公知の切換器具の欠点は、アース部分とケーシングと
の間の接続が固定用構成部分を必要とし、作業に大きな
手間がかかることである。さらに、接続ラグの範囲にお
けるシールドには、すき間が存在している。なぜなら
ば、コーム状に形成されたアース薄板と、切換器具のコ
ネクタストリップを通って貫通した接続ラグとの間に
は、アース接続の危険に基づきすき間が存在しているか
らである。このすき間はアース薄板のシールド作用を低
減させている。
共和国特許第２７３１４１３号明細書に基づき公知であ
る。この公知の切換器具のコネクタ範囲を介して作用す
る電磁妨害影響を排除するためには、この切換器具がア
ース薄板を有している。このアース薄板はコネクタスト
リップに流し込み成形されている。このアース薄板はコ
ーム状に形成されており、この場合、このアース薄板
の、コネクタストリップから突出した接続ラグは前記切
換器具のプリント配線板の導体路（アース）に接続され
ている。さらに、コネクタストリップとアース薄板とは
金属性のケーシングにねじで取り付けられているので、
ケーシングとアース薄板との間に導電接続が生じる。前
記公知の切換器具の欠点は、アース部分とケーシングと
の間の接続が固定用構成部分を必要とし、作業に大きな
手間がかかることである。さらに、接続ラグの範囲にお
けるシールドには、すき間が存在している。なぜなら
ば、コーム状に形成されたアース薄板と、切換器具のコ
ネクタストリップを通って貫通した接続ラグとの間に
は、アース接続の危険に基づきすき間が存在しているか
らである。このすき間はアース薄板のシールド作用を低
減させている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、冒頭
で述べた形式の電気的な切換器具を改良して、ケーシン
グに生じる電磁妨害影響に対する構造的に単純でかつ有
効なシールドが得られるような切換器具を提供すること
である。
で述べた形式の電気的な切換器具を改良して、ケーシン
グに生じる電磁妨害影響に対する構造的に単純でかつ有
効なシールドが得られるような切換器具を提供すること
である。
【０００４】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明の構成では、ケーシングからの差込み結合部分
の貫通案内範囲に絶縁シートが配置されており、該絶縁
シートが、前記差込み結合部分の周面を環状に取り囲ん
でおり、前記絶縁シートが、ケーシングの金属性の内面
と接触しているようにした。
に本発明の構成では、ケーシングからの差込み結合部分
の貫通案内範囲に絶縁シートが配置されており、該絶縁
シートが、前記差込み結合部分の周面を環状に取り囲ん
でおり、前記絶縁シートが、ケーシングの金属性の内面
と接触しているようにした。
【０００５】
【発明の効果】本発明による電気的な切換器具は従来の
ものに比べて次のような利点を持っている。すなわち、
アース薄板の代わりに、内部に埋め込まれた、酸化され
た金属粒子を有する絶縁シートが使用される。この絶縁
シートはケーシングの（金属性の）内面と、切換器具の
接続ラグの周面に射出成形された絶縁体との間に形状接
続的に配置されているので、絶縁シートとケーシングの
カバーとの間に大面積の確実な結合が得られる。前記絶
縁シートが接続ラグの外輪郭を環状に取り囲んでいるの
で、外部から進入する電磁妨害影響に対しても、外部に
作用する電磁妨害影響に対しても、特に良好なシールド
が得られる。前記絶縁シートに基づき、切換器具はファ
ラデーケージ（Ｆａｒａｄｙｓｃｈｅｒ Ｋａｆｉｇ）
と同様の特性を有し、このファラデーケージからはたん
に切換器具の接続ラグが外方に突出しているに過ぎな
い。絶縁シートのシールド作用には、注入された金属粒
子の数、この金属粒子の材料および寸法に基づき所望の
影響を与えることができる。個々の金属粒子がプラスチ
ックによって互いに電気的に絶縁されているので、ケー
シングに対する接続ラグのアース接続の危険は生じな
い。さらに特に、前記絶縁シートが全ての形式の切換器
具において小さな個数でも経済的に使用可能となるので
有利である。なぜならば、組付けのためには接続ラグの
ための絶縁シートに切込み部を形成すれば済むからであ
る。したがって、たとえばアース薄板を製造するための
手間のかかる工具を不要にすることができる。さらに別
の利点としては、切換器具が接続ラグの範囲で、この接
続ラグを取り囲む絶縁シートによって同時に有効にシー
ルされる点に認められる。
ものに比べて次のような利点を持っている。すなわち、
アース薄板の代わりに、内部に埋め込まれた、酸化され
た金属粒子を有する絶縁シートが使用される。この絶縁
シートはケーシングの（金属性の）内面と、切換器具の
接続ラグの周面に射出成形された絶縁体との間に形状接
続的に配置されているので、絶縁シートとケーシングの
カバーとの間に大面積の確実な結合が得られる。前記絶
縁シートが接続ラグの外輪郭を環状に取り囲んでいるの
で、外部から進入する電磁妨害影響に対しても、外部に
作用する電磁妨害影響に対しても、特に良好なシールド
が得られる。前記絶縁シートに基づき、切換器具はファ
ラデーケージ（Ｆａｒａｄｙｓｃｈｅｒ Ｋａｆｉｇ）
と同様の特性を有し、このファラデーケージからはたん
に切換器具の接続ラグが外方に突出しているに過ぎな
い。絶縁シートのシールド作用には、注入された金属粒
子の数、この金属粒子の材料および寸法に基づき所望の
影響を与えることができる。個々の金属粒子がプラスチ
ックによって互いに電気的に絶縁されているので、ケー
シングに対する接続ラグのアース接続の危険は生じな
い。さらに特に、前記絶縁シートが全ての形式の切換器
具において小さな個数でも経済的に使用可能となるので
有利である。なぜならば、組付けのためには接続ラグの
ための絶縁シートに切込み部を形成すれば済むからであ
る。したがって、たとえばアース薄板を製造するための
手間のかかる工具を不要にすることができる。さらに別
の利点としては、切換器具が接続ラグの範囲で、この接
続ラグを取り囲む絶縁シートによって同時に有効にシー
ルされる点に認められる。
【０００６】本発明の別の利点および有利な改良形は、
請求項２以下に記載されている。
請求項２以下に記載されている。
【０００７】
【実施例】以下に、本発明の実施例を図面につき詳しく
説明する。
説明する。
【０００８】図示の電気的な切換器具はパン形のケーシ
ング１０を有している。このケーシングはカバー１２に
よって閉鎖される。このカバーは、たとえばねじ結合部
１３によってケーシング１０に結合されている。ケーシ
ング１０全体が金属、たとえばダイカストから成ってい
ると有利であるが、しかし少なくともケーシングの内面
１６，１７は金属性に構成されている。カバー１２はつ
ば状の収容区分１８を有しており、この収容区分は自体
公知の対応コネクタ（図示しない）を収容するための収
容部を形成している。この対応コネクタは、たとえばワ
イヤハーネスの端部に当接されている。収容区分１８に
よって制限されたコネクタ範囲１９には、カバー１２に
３列の貫通孔２１が形成されている。これらの貫通孔を
通って、３列の扁平形コネクタ２２が貫通している。こ
の扁平形コネクタはケーシング１０の内室で下方に曲げ
られており、この場合、２つの接続部列２３，２４が形
成される。この接続部列２３，２４はコネクタ接続ラグ
２６でプリント配線板２８のろう接開口２７を貫通し
て、このろう接開口にろう接されている。位置適正な対
応関係を保証して、コネクタ接続ラグ２６の不都合な曲
がりを阻止するためには、このコネクタ接続ラグが、各
コネクタ接続ラグ２６のための円錐状の各１つの貫通孔
３１を備えたガイドエレメント２９を貫通している。
ング１０を有している。このケーシングはカバー１２に
よって閉鎖される。このカバーは、たとえばねじ結合部
１３によってケーシング１０に結合されている。ケーシ
ング１０全体が金属、たとえばダイカストから成ってい
ると有利であるが、しかし少なくともケーシングの内面
１６，１７は金属性に構成されている。カバー１２はつ
ば状の収容区分１８を有しており、この収容区分は自体
公知の対応コネクタ（図示しない）を収容するための収
容部を形成している。この対応コネクタは、たとえばワ
イヤハーネスの端部に当接されている。収容区分１８に
よって制限されたコネクタ範囲１９には、カバー１２に
３列の貫通孔２１が形成されている。これらの貫通孔を
通って、３列の扁平形コネクタ２２が貫通している。こ
の扁平形コネクタはケーシング１０の内室で下方に曲げ
られており、この場合、２つの接続部列２３，２４が形
成される。この接続部列２３，２４はコネクタ接続ラグ
２６でプリント配線板２８のろう接開口２７を貫通し
て、このろう接開口にろう接されている。位置適正な対
応関係を保証して、コネクタ接続ラグ２６の不都合な曲
がりを阻止するためには、このコネクタ接続ラグが、各
コネクタ接続ラグ２６のための円錐状の各１つの貫通孔
３１を備えたガイドエレメント２９を貫通している。
【０００９】扁平形コネクタ２２を導線に関連した電磁
妨害影響に対してシールドするためには、前記扁平形コ
ネクタが妨害防止コンデンサと連結されている。このた
めには、たとえば各コネクタ接続ラグ２６に妨害防止コ
ンデンサ（図示しない）が連結されている。この妨害防
止コンデンサはチップコンデンサとして形成されてい
て、ろう接開口２７の範囲でプリント配線板２８に配置
されている。
妨害影響に対してシールドするためには、前記扁平形コ
ネクタが妨害防止コンデンサと連結されている。このた
めには、たとえば各コネクタ接続ラグ２６に妨害防止コ
ンデンサ（図示しない）が連結されている。この妨害防
止コンデンサはチップコンデンサとして形成されてい
て、ろう接開口２７の範囲でプリント配線板２８に配置
されている。
【００１０】プリント配線板２８はアース接続の目的で
少なくとも１つの板ばね部材３２を有している。この板
ばね部材３２はプリント配線板２８に設けられた、アー
ス電位に接続された対応する導体路にろう接されてい
て、切換器具１０の閉じられた状態においてカバー１２
の内面１７に接触する。
少なくとも１つの板ばね部材３２を有している。この板
ばね部材３２はプリント配線板２８に設けられた、アー
ス電位に接続された対応する導体路にろう接されてい
て、切換器具１０の閉じられた状態においてカバー１２
の内面１７に接触する。
【００１１】この内面１７には、収容区分１８の範囲で
絶縁シート３５が配置されている。この絶縁シート３５
は金属性の内面１７に面接触している。絶縁シート３５
は支持材料、たとえばゴム、シリコーンまたはポリイミ
ドから成っており、この支持材料には、酸化された金属
粒子が均一に埋め込まれている。金属粒子の材料として
は、たとえば約１〜５０μｍの粒度を有する銅、鋼、ア
ルミニウム、タンタルまたはバリウムを使用することが
できる。絶縁シート３５は扁平形コネクタ２２の範囲に
切込み部３６を有している。この切込み部３６を通っ
て、扁平形コネクタ２２がコネクタ範囲１９に突入して
いるので、絶縁シート３５は扁平形コネクタ２２の周面
を環状に取り囲んでいる。切込み部３６は最も単純には
スリット形または孔形に形成されているが、しかし場合
によっては扁平形コネクタ２２の正確な外輪郭に合わせ
て成形されていてもよい。
絶縁シート３５が配置されている。この絶縁シート３５
は金属性の内面１７に面接触している。絶縁シート３５
は支持材料、たとえばゴム、シリコーンまたはポリイミ
ドから成っており、この支持材料には、酸化された金属
粒子が均一に埋め込まれている。金属粒子の材料として
は、たとえば約１〜５０μｍの粒度を有する銅、鋼、ア
ルミニウム、タンタルまたはバリウムを使用することが
できる。絶縁シート３５は扁平形コネクタ２２の範囲に
切込み部３６を有している。この切込み部３６を通っ
て、扁平形コネクタ２２がコネクタ範囲１９に突入して
いるので、絶縁シート３５は扁平形コネクタ２２の周面
を環状に取り囲んでいる。切込み部３６は最も単純には
スリット形または孔形に形成されているが、しかし場合
によっては扁平形コネクタ２２の正確な外輪郭に合わせ
て成形されていてもよい。
【００１２】絶縁シート３５には、内面１７とは反対の
側でプラスチック体３７が配置されている。このプラス
チック体３７は絶縁シート３５を少なくとも部分的に面
状にカバーしている。絶縁シート３５とプラスチック体
３７との間の結合は緩く行なわれても、たとえば接着に
より行なわれてもよい。プラスチック体３７は扁平形コ
ネクタ２２の周面における射出成形により形成されるの
で、この扁平形コネクタ２２はプラスチック体３７内に
固定されている。プラスチック体３７は絶縁シート３５
に面した側に、扁平形コネクタ２２への移行範囲で隆起
した隆起個所３８を有していると有利である。プラスチ
ック体３７は、カバー１２に設けられた収容区分１８の
外部に配置されている固定ねじ３９によって、カバー１
２の内面に固く結合されているので、絶縁シート３５は
プラスチック体３７とカバー１２との間に圧入されてお
り、特にカバー１２の内面との良好な接触が確保されて
いる。
側でプラスチック体３７が配置されている。このプラス
チック体３７は絶縁シート３５を少なくとも部分的に面
状にカバーしている。絶縁シート３５とプラスチック体
３７との間の結合は緩く行なわれても、たとえば接着に
より行なわれてもよい。プラスチック体３７は扁平形コ
ネクタ２２の周面における射出成形により形成されるの
で、この扁平形コネクタ２２はプラスチック体３７内に
固定されている。プラスチック体３７は絶縁シート３５
に面した側に、扁平形コネクタ２２への移行範囲で隆起
した隆起個所３８を有していると有利である。プラスチ
ック体３７は、カバー１２に設けられた収容区分１８の
外部に配置されている固定ねじ３９によって、カバー１
２の内面に固く結合されているので、絶縁シート３５は
プラスチック体３７とカバー１２との間に圧入されてお
り、特にカバー１２の内面との良好な接触が確保されて
いる。
【００１３】切換器具を電磁妨害影響に対してさらにシ
ールドするためには、内面１６，１７の移行範囲で、カ
バー１２に固定されたばね薄板４１が設けられている。
択一的に、図３に示したように、溝４２に配置された金
属弾性的なシールリング４３も可能である。また、この
シールリング４３はこの場所で、場合によっては生じる
湿分からケーシング１０を保護している。
ールドするためには、内面１６，１７の移行範囲で、カ
バー１２に固定されたばね薄板４１が設けられている。
択一的に、図３に示したように、溝４２に配置された金
属弾性的なシールリング４３も可能である。また、この
シールリング４３はこの場所で、場合によっては生じる
湿分からケーシング１０を保護している。
【００１４】絶縁シート３５が大面積に形成されている
ことに基づき、コネクタ範囲１９の確実なシールドが保
証される。扁平形コネクタ２２が絶縁シート３５によっ
て周面で完全に環状に取り囲まれていることに基づき、
ギャップもしくはすき間は回避される。絶縁シート３５
のシール作用は、たとえば絶縁シート３５に埋め込まれ
た、酸化された金属粒子の数または金属粒子の材料によ
って変化させることができるが、ただしこの場合、扁平
形コネクタ２２の表面とカバー１２とが絶縁シート３５
を介して導電接続されることが回避されなければならな
い。支持面として働くプラスチック体３７により、隆起
個所３８と、カバー１２との固定ねじ３９とを用いて、
扁平形コネクタ２２における絶縁シート３５の確実な接
触およびカバー１２における絶縁シート３５の確実な接
触が生ぜしめられる。
ことに基づき、コネクタ範囲１９の確実なシールドが保
証される。扁平形コネクタ２２が絶縁シート３５によっ
て周面で完全に環状に取り囲まれていることに基づき、
ギャップもしくはすき間は回避される。絶縁シート３５
のシール作用は、たとえば絶縁シート３５に埋め込まれ
た、酸化された金属粒子の数または金属粒子の材料によ
って変化させることができるが、ただしこの場合、扁平
形コネクタ２２の表面とカバー１２とが絶縁シート３５
を介して導電接続されることが回避されなければならな
い。支持面として働くプラスチック体３７により、隆起
個所３８と、カバー１２との固定ねじ３９とを用いて、
扁平形コネクタ２２における絶縁シート３５の確実な接
触およびカバー１２における絶縁シート３５の確実な接
触が生ぜしめられる。
【００１５】しかし構造を簡単にするためには、コンタ
クト確実性に関する要求が比較的小さな場合に、隆起個
所３８と固定ねじ３９とを不要にすることができる。そ
の場合には、扁平形コネクタ２２の接続部列２３，２４
の適宜な前曲げにより、ケーシング１０へのカバー１２
の組付け時に絶縁シート３５が所定の接触圧でカバー１
２の内面１７に押圧されることが確保されていなければ
ならない。これにより、絶縁シート３５とカバー１２と
の一層確実でかつ大面積のコンタクトが保証されてい
る。
クト確実性に関する要求が比較的小さな場合に、隆起個
所３８と固定ねじ３９とを不要にすることができる。そ
の場合には、扁平形コネクタ２２の接続部列２３，２４
の適宜な前曲げにより、ケーシング１０へのカバー１２
の組付け時に絶縁シート３５が所定の接触圧でカバー１
２の内面１７に押圧されることが確保されていなければ
ならない。これにより、絶縁シート３５とカバー１２と
の一層確実でかつ大面積のコンタクトが保証されてい
る。
【図１】本発明による切換器具のカバーの範囲の横断面
図である。
図である。
【図２】図１のＩＩ−ＩＩ線に沿った断面図である。
【図３】図１に示した実施例の変化実施例を示す断面図
である。
である。
１０ ケーシング、 １２ カバー、 １３ ねじ結合
部、 １６，１７ 内面、 １８ 収容区分、 １９
コネクタ範囲、 ２１ 貫通孔、 ２２ 扁平形コネク
タ、 ２３，２４ 接続部列、 ２６ コネクタ接続ラ
グ、 ２７ ろう接開口、 ２８ プリント配線板、
２９ ガイドエレメント、 ３１ 貫通孔、 ３２ 板
ばね部材、 ３５ 絶縁シート、 ３６ 切込み部、
３７ プラスチック体、 ３８ 隆起個所、 ３９ 固
定ねじ、 ４１ ばね薄板、 ４２ 溝、 ４３ シー
ルリング
部、 １６，１７ 内面、 １８ 収容区分、 １９
コネクタ範囲、 ２１ 貫通孔、 ２２ 扁平形コネク
タ、 ２３，２４ 接続部列、 ２６ コネクタ接続ラ
グ、 ２７ ろう接開口、 ２８ プリント配線板、
２９ ガイドエレメント、 ３１ 貫通孔、 ３２ 板
ばね部材、 ３５ 絶縁シート、 ３６ 切込み部、
３７ プラスチック体、 ３８ 隆起個所、 ３９ 固
定ねじ、 ４１ ばね薄板、 ４２ 溝、 ４３ シー
ルリング
フロントページの続き (72)発明者 ゲオルク ハウプナー ドイツ連邦共和国 ベルク ルートヴィヒ シュトラーセ １ (72)発明者 ハルトムート ツェーブル ドイツ連邦共和国 フュルト モストシュ トラーセ 25
Claims (8)
- 【請求項１】 電気的な切換器具であって、金属性の内
面（１６，１７）を備えたケーシング（１０）が設けら
れていて、該ケーシング（１０）内に、少なくとも１つ
の導体路と複数の構成素子とを支持するプリント配線板
（２８）が収納されており、さらに貫通案内範囲で前記
ケーシング（１０）から案内されて前記ケーシング（１
０）の内部で前記プリント配線板（２８）の対応する導
体路に接続された差込み結合部分（２２，２６）が設け
られている形式のものにおいて、ケーシング（１０）か
らの差込み結合部分（２２，２６）の貫通案内範囲に絶
縁シート（３５）が配置されており、該絶縁シート（３
５）が、前記差込み結合部分（２２，２６）の周面を環
状に取り囲んでおり、前記絶縁シート（３５）が、ケー
シング（１０）の金属性の内面（１６，１７）と接触し
ていることを特徴とする、電気的な切換器具。 - 【請求項２】 前記絶縁シート（３５）が、ゴム、シリ
コーンまたはポリイミドのような弾性支持材料から成っ
ており、該弾性支持材料に銅、鋼、アルミニウム、タン
タルまたはバリウムのような酸化された金属粒子が埋め
込まれている、請求項１記載の電気的な切換器具。 - 【請求項３】 埋め込まれた金属粒子の粒度が、約１〜
５０μｍである、請求項２記載の電気的な切換器具。 - 【請求項４】 前記絶縁シート（３５）の厚さが、約
０．１〜１ｍｍである、請求項１から３までのいずれか
１項記載の電気的な切換器具。 - 【請求項５】 前記絶縁シート（３５）が、前記差込み
結合部分（２２，２６）のための貫通案内部（３６）を
有している、請求項１から４までのいずれか１項記載の
電気的な切換器具。 - 【請求項６】 前記絶縁シート（３５）の、ケーシング
（１０）の内面（１６，１７）とは反対の側にプラスチ
ック体（３７）が配置されており、該プラスチック体
（３７）が、少なくとも部分的に前記絶縁シート（３
５）と面状に結合されている、請求項１から５までのい
ずれか１項記載の電気的な切換器具。 - 【請求項７】 前記プラスチック体（３７）が、前記差
込み結合部分（２２，２６）の貫通案内部の範囲に、隆
起個所（３８）を有している、請求項６記載の電気的な
切換器具。 - 【請求項８】 前記プラスチック体（３７）が、結合部
分（３９）によってケーシング（１０）の内面（１７）
に固定されている、請求項６または７記載の電気的な切
換器具。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| DE4321719.2 | 1993-06-30 | ||
| DE19934321719 DE4321719C1 (de) | 1993-06-30 | 1993-06-30 | Elektrisches Schaltgerät |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0730278A true JPH0730278A (ja) | 1995-01-31 |
Family
ID=6491577
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14788594A Pending JPH0730278A (ja) | 1993-06-30 | 1994-06-29 | 電気的な切換器具 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0730278A (ja) |
| DE (1) | DE4321719C1 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100822924B1 (ko) * | 2000-08-17 | 2008-04-16 | 지멘스 악티엔게젤샤프트 | 차폐 장치 |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE29617238U1 (de) * | 1996-10-04 | 1996-11-21 | Man Roland Druckmaschinen Ag, 63069 Offenbach | Steckverbindung für eine unterhalb einer Abdeckung befindliche Baugruppe |
| DE19809808B4 (de) * | 1997-03-07 | 2008-01-31 | Ackermann Patent Gmbh | Schirmwand |
| DE102011080175A1 (de) * | 2011-08-01 | 2013-02-07 | Robert Bosch Gmbh | Elektronikanordnung |
| DE102014216765A1 (de) * | 2014-08-22 | 2016-02-25 | Zf Friedrichshafen Ag | Mediendichtes Gehäuse |
Family Cites Families (1)
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|---|---|---|---|---|
| DE3731413A1 (de) * | 1987-09-18 | 1989-03-30 | Bosch Gmbh Robert | Elektrisches schaltgeraet |
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1993
- 1993-06-30 DE DE19934321719 patent/DE4321719C1/de not_active Expired - Fee Related
-
1994
- 1994-06-29 JP JP14788594A patent/JPH0730278A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100822924B1 (ko) * | 2000-08-17 | 2008-04-16 | 지멘스 악티엔게젤샤프트 | 차폐 장치 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| DE4321719C1 (de) | 1994-10-06 |
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