JPS625341A - レ−ザプロ−ブ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はたとえば経内視鏡的に体腔内に導入して患部を
レーザ光で治療するレーザプローブに関する。

〔従来の技術〕

近年、内視鏡の観察下で体腔内の患部をレーザ光で治療
することができるようになりた（特表昭５７−５０２１
８７号公報参照）。この場合、使用するレーザプローブ
は内視鏡に形成された挿通チャンネルを通じて体腔内に
導入される。そして、レーザガイドを通じて伝送されて
−きたレーザ光は先端チップを通じて出射するようにな
っている。

〔発明が解決しようとする問題点〕

ところで、上記レーザプローブの出射先端面から出射す
るレーザ光はどうしても拡がるため、目的とする照射部
位のみならず、その周辺の正常な組繊−までにも不用に
照射して影響を与えていた。

また、従来の先端チップはそれ自体が中実構造であるた
め、そのレーザグローブの軸方向への送気や送水が困難
であり、冷却が不充分で高出力のレーザ光を出射すると
、破損する可能性がありた。

さらに、出射先端面を照射目標物に向けてもその間の距
離が定めにくく生体組織に対するレーザ光の照射量が変
シやすく不安定であった。

本発明は上記事情に着目してなされたもので、その目的
とするところは目標部位に安定した正確なＡワー密度で
レーザ光を照射できるとともに＼先端チップや導光体な
どの冷却および清浄も容易に可能なレーザプローブを提
供することにある。

〔問題点を解決するための手段〕

プローブの先端に先端チップ４を設け、レーザ光用導光
体２の先端に光学的に対向するとともに送気送水可能な
貫通孔５を設けたものである。

〔作用〕

先端チップ４を照射目標部位に当て位置決めしなからレ
ーザ光を照射する。貫通孔５を通じて送気または送水す
れば、その先端テップや導光体２を冷却し、また、先端
チップ４に付着したごみや粘液等を吹き飛ばす。

〔実施例〕

第１図は本発明の第１の実施例を示すものである。これ
はレーザプローブの先端部付近を示している。すなわち
、同図中１はそのシースであり、このシース１内にはレ
ーザ光用導光体を構成するファイバ導光体２が挿通され
ている。

シース１の先端には筒状の把持部材３を介して先端チッ
ｆ４が取付は固定されている。

この先端チップ４には上記ファイバ導光体２と同軸上に
形成した貫通孔５を形成してなり１、全体として肉厚な
円筒形である。そして、貫通孔５はファイバ導光体２の
出射先端６−に対して光学的に対向している。また、貫
通孔５の内径はその出射先端６の有効出射径以上の大き
さに形成されている。さらに、貫通孔５の内面には金メ
ッキを施すことにより鏡面７に仕上げられている。

一方、シース１内においてこれとファイバ導光体２との
間には隙間が形成されていて、これにより上記貫通孔５
に連通する通路８を構成している。そして、この通路８
を通じて送気または送水を行なうようになっている。

しかして、上記レーザプローブを使用するとぎにはこれ
を内視鏡の挿通チャンネルを通じて体腔内に導入し、そ
の内視鏡による観察下で第１図で示すように照射目標部
位９に先端チップ４を当てる。そして、ファイバ導光体
２を通じル−プ光を送り込むと、その出射先端６から出
射したレーザ光は貫通孔５内を通り、照射目標部位９に
照射するが、拡がったレーザ光はその貫通孔５内面の鏡
面７により反射され、これを繰シ返して進み、照射目標
部位９に照射する。

なお、特に、上記鏡面７は金メッキとしたので、赤外光
をさらに効率よく伝達できる。つまシ、レーザ光はその
貫通孔５の径と等しい径で集束され、高密度で照射目標
部位９に照射する。したがって、周辺の他の正常組織に
まで不用に照射することがなく、安全である。なお、上
記貫通孔５をよシ小さくすれば、よシ微細な特定部位へ
の照射が可能である。

また、先端テラｆ４の先端を組織部位に尚てているので
、その先端チップ４のずれがないとともに、出射先端６
と照射目標部位９との距離も一定に決まる。このため、
安定した正確なパワー密度で確実に照射できる。

一方、その貫通孔５に通じる通路８を通じて送気または
送水すれば、先端チップ４およびファイバ導光体２の冷
却を行なうことができる。

さらに、この送気または送水により先端チップ４につい
たごみや粘液等を吹き飛ばしたり洗い流したりすること
ができる。

なお、上記構成において、金メッキはその貫通孔５の内
面に形成したが、先端チッｆ４の外周表面に施こしても
よい。

第２図−は本発明の第２の実施例を示すものである。こ
の実施例はレーザ光−の集束を高めるため、貫通孔５を
テーパ状に形成するとともに、その細径側を先端側に配
置したものである。

第３図は本発明の第３の実施例を示すものである。この
実施例は先端チップ４に透光性セラミックを使用するこ
とで、レーザ光を屈折透過させて必要な目的部位の範囲
内に広く照射するようにした。なお、この実施例では先
端チップ４の内外表面とも鏡面としない。

第４図は本発明の第４の実施例を示すものである。この
実施例は第３の実施例における先端チッｆ４の内外面の
少なくとも一方を粗面としたもので、これによシレーザ
光を散乱させて広く照射するようにした。

第５図は本発明の第５の実施例を示すものである。この
実施例は先端チップ４の先端縁に切欠き溝１１を形成し
たものである。そして、この切欠き溝１１は先端チップ
４の先端を組織部位に当ててもその先端チップ４の内外
を連通ずる。したがって、レーザ照射中でも送気送水を
中断せず、これより冷却効果を維持できる。

第６図は本発明の第６の実施例を示すものである。この
実施例は先端チップ４の内面または外面の少なくとも一
方にレーザ光吸収着色（黒色）することでレーザ光の広
がりを防ぐようにしたものである。

第７図は本発明の第７の実施例を示すものである。この
実施例はシース１の外側にさらに可撓性の外套管１２を
被嵌してなり、この外套管１２とシース１との間の隙間
を吸引用通路１３とした。そして、この吸引用通路１３
を通じて体腔内の気体液体等を吸引し、あるいは上記送
気送水したものを吸引して外部に排除する。

第８図は本発明の第８の実施例を示すものである。この
実施例の先端チップ４はその中心軸方向に沿う貫通孔５
を複数個設けたものである。

一方、第９図ないし第１３図は先端−チップ４の各種形
状例をそれぞれ示すものである。第９図は貫通孔５をテ
ーパ状に形成するとともに、その大径側を先端側に配置
する形状とした。

第１０図はその余長にわたり等径の貫通孔５を形成する
一方、その外周をテーパ状に形成し、先端側を大径にし
た。

第１１図はその全長にわたシ等径の貫通孔５を形成する
一方、その外周を先端側が小径のテーノ臂状に形成した
。

第１２図は先端チッｆ４の露出外周面を球状に形成した
。

第１３図は先端チップ４の突当て用先端縁を丸みを付け
たものである。

ところで、この各種形状は前記各実施例のものに適用で
きる。また、各先端チツｆ４は着脱交換できるようにす
ることによシその照射目標部位９等の状況に適合したも
のを選択使用できる。

〔発明の効果〕

以上説明したように本発明によればその先端チップを照
射目標部位に当てなからレーザ照射を行なうことができ
る。したがって、一定した正確なノ卆ワー密度でレーザ
光を照射できる。さらに、貫通孔を通じて送気送水を行
なうことが可能で、このため、先端チップや導光体等の
冷却ができ、その耐久性を向上できるとともに、先端チ
ップに付着したごみや粘液等を吹き飛ばすことができる
。

【図面の簡単な説明】

第１図ないし第７図は本発明の第１ないし第７の実施例
のそれぞれの先端部付近の側断面図、第８図は本発明の
第８の実施例における先端チップの正面図、第９図ない
し第１３図はそれぞれ各種形状の先端チップを示す側断
面図である。 １・・・シース、２・・・ファイバ導光体、４・・・先
端チップ、５・・・貫通孔、６・・・出射先端、７・・
・鏡面、８・・・通路、９・・・照射目標部位。 出願人代理人　　弁理士　坪　井　　　淳第１１ｉｉ！ 第２ｍｌ！ 第３１ｉ１ 第４図 第５１ａ 第６図 第７図 第８図 り 第９１！ｌｌ 第１０図 第１１　ＷＡ ム 第１２図 第１３図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. レーザ光用導光体を内装したシースの先端に先端チップ
   を設け、この先端チップには上記導光体の先端に対して
   光学的に対向するとともに上記シース内の通路に連通す
   る貫通孔を形成してなることを特徴とするレーザプロー
   ブ。