JPS6253346A - 保香性オレフイン系樹脂発泡体の製造方法 - Google Patents
保香性オレフイン系樹脂発泡体の製造方法Info
- Publication number
- JPS6253346A JPS6253346A JP60192893A JP19289385A JPS6253346A JP S6253346 A JPS6253346 A JP S6253346A JP 60192893 A JP60192893 A JP 60192893A JP 19289385 A JP19289385 A JP 19289385A JP S6253346 A JPS6253346 A JP S6253346A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- perfume
- fragrance
- olefin resin
- retaining
- foaming
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Treatments Of Macromolecular Shaped Articles (AREA)
- Manufacture Of Porous Articles, And Recovery And Treatment Of Waste Products (AREA)
- Extrusion Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は、香りを有するオレフィン系樹脂発泡体の製
造方法に関する。
造方法に関する。
トイレマット、風呂マットその他の用途に用いられてい
るオレフィン系樹脂の発泡体には、香りをつけることが
好まれることがある。
るオレフィン系樹脂の発泡体には、香りをつけることが
好まれることがある。
ところで、ポリオレフィン系樹脂の架橋発泡体において
は、その製造時にアゾジカルボンアミドなどの比較的高
温で分解する発泡剤が用いられるが、香料は昇華し易く
架橋発泡時に活性化し昇華してポリオレフィン膜を通し
て飛散し易い。
は、その製造時にアゾジカルボンアミドなどの比較的高
温で分解する発泡剤が用いられるが、香料は昇華し易く
架橋発泡時に活性化し昇華してポリオレフィン膜を通し
て飛散し易い。
そこで、香料を無機多孔性粒状体に含浸・吸着させこれ
を合成樹脂発泡体に混入もしくは介在させる方法が提案
されている（特開昭５４−３０２６１号公報）。
を合成樹脂発泡体に混入もしくは介在させる方法が提案
されている（特開昭５４−３０２６１号公報）。
前記方法においては、一旦発泡体にした２枚のポリエチ
レン発泡シートの間に香料入り無機多孔性粒状体を介在
させこれを融着させるものであるから、製造が煩瑣であ
り、得られる保香性エチレン発泡体が限られる欠点があ
る。
レン発泡シートの間に香料入り無機多孔性粒状体を介在
させこれを融着させるものであるから、製造が煩瑣であ
り、得られる保香性エチレン発泡体が限られる欠点があ
る。
この発明は、一旦発泡体にしてからこれに香料を添加す
ることなく、発泡成形時に香料を逸散させることなく混
入させて経済的に保香性オレフィン系樹脂発泡体を得る
ことを目的としてなされたものである。
ることなく、発泡成形時に香料を逸散させることなく混
入させて経済的に保香性オレフィン系樹脂発泡体を得る
ことを目的としてなされたものである。
Ｃ問題点を解決するための手段〕
この発明の保香性オレフィン系樹脂発泡体の製造方法は
、予めマスターバッチ処理した香料をオレフィン系樹脂
及び発泡剤と共に押出機にて溶融混合し、これを約１２
０℃以下の温度に保持した金型から押出し、次いで電子
線を照射して押出物を架橋し、これを２５０℃以下、３
分以内で加熱発泡させることを特徴とする。
、予めマスターバッチ処理した香料をオレフィン系樹脂
及び発泡剤と共に押出機にて溶融混合し、これを約１２
０℃以下の温度に保持した金型から押出し、次いで電子
線を照射して押出物を架橋し、これを２５０℃以下、３
分以内で加熱発泡させることを特徴とする。
この発明では、香料を予めマスターバンチ処理すること
が必要であり、これをオレフィン系樹脂例えば低密度ポ
リエチレン等に添加して発泡性オレフィン系樹脂組成物
とし押出機において混合溶融して金型より押出すのであ
るが、その金型の温度は約１２０℃以下の比較的低温に
することが必要であり、用いる樹脂に応じて可及的に低
温とすることが好ましい。
が必要であり、これをオレフィン系樹脂例えば低密度ポ
リエチレン等に添加して発泡性オレフィン系樹脂組成物
とし押出機において混合溶融して金型より押出すのであ
るが、その金型の温度は約１２０℃以下の比較的低温に
することが必要であり、用いる樹脂に応じて可及的に低
温とすることが好ましい。
この発泡性オレフィン系樹脂組成物は、オレフィン系樹
脂に発泡剤及びその他必要に応じて架橋助剤などの添加
剤を混合したものであり、従来のオレフィン系樹脂架橋
発泡体の製造に用いられる発泡性オレフィン系樹脂組成
物と特に相違しない。
脂に発泡剤及びその他必要に応じて架橋助剤などの添加
剤を混合したものであり、従来のオレフィン系樹脂架橋
発泡体の製造に用いられる発泡性オレフィン系樹脂組成
物と特に相違しない。
ソシテ・オレフィン系樹脂としては、例えばポリエチレ
ンの単独重合体、エチレン−プロピレン共重合体、エチ
レン−酢酸ビニル共重合体などの共重合体もしくはこれ
らの重合体の二種以上の混合物が使用される。
ンの単独重合体、エチレン−プロピレン共重合体、エチ
レン−酢酸ビニル共重合体などの共重合体もしくはこれ
らの重合体の二種以上の混合物が使用される。
また、発泡剤としては、アゾジカルボンアミドＣＡＤＣ
Ａ＞ 、ジニトロソペンタメチレンテトラミン、ｐ−ｐ
’ オキシビス（ベンゼンスルホニル）ヒドラジド等が
用いられる。
Ａ＞ 、ジニトロソペンタメチレンテトラミン、ｐ−ｐ
’ オキシビス（ベンゼンスルホニル）ヒドラジド等が
用いられる。
・また、架橋した発泡性押出物の加熱発泡は２５０℃以
下、３分以下の短時間で行うことが必要であり、このよ
うにして香料の昇華逸散を可及的に避けることができる
。
下、３分以下の短時間で行うことが必要であり、このよ
うにして香料の昇華逸散を可及的に避けることができる
。
この発明方法では、香料を予めマスターバッチ処理した
ものを用いることと、金型温度を比較的低温にすること
並びに加熱発泡を短時間に行うことにより香料の昇華逸
散を少ないものとし、従来の製造工程とそう変わらない
工程により、付番性オレフィン系樹脂の架橋発泡体を製
造できる。
ものを用いることと、金型温度を比較的低温にすること
並びに加熱発泡を短時間に行うことにより香料の昇華逸
散を少ないものとし、従来の製造工程とそう変わらない
工程により、付番性オレフィン系樹脂の架橋発泡体を製
造できる。
下記の発泡性樹脂組成物（含む比較例）について、金型
温度を１１５°Ｃとした押出機よりシート状に押出し、
これに電子線を照射して架橋させた後、これらのシート
それぞれについて加熱発泡させた。加熱発泡条件は、２
００ ”ＣＸ ６分、２５０℃×３分及び２６０″ｃＸ
６分（比較例）の３とおりに行って、得られた発泡体の
保香性を官能試験により判定した。その結果は表に示す
とおりであり、この発明方法によるものは保香性を有し
ていることが確かめられた。
温度を１１５°Ｃとした押出機よりシート状に押出し、
これに電子線を照射して架橋させた後、これらのシート
それぞれについて加熱発泡させた。加熱発泡条件は、２
００ ”ＣＸ ６分、２５０℃×３分及び２６０″ｃＸ
６分（比較例）の３とおりに行って、得られた発泡体の
保香性を官能試験により判定した。その結果は表に示す
とおりであり、この発明方法によるものは保香性を有し
ていることが確かめられた。
（以下余白）
（発泡性樹脂組成物） （部は重量部を示す）（成
形結果） 注）○：保香性良好、×：保香性無し 〔発明の効果〕 この発明方法によれば、発泡性オレフィン系樹脂組成物
の加熱発泡時或いは加熱溶融時、架橋特待に、香料をマ
スターハツチ化し、押出金型の温度を１２０°Ｃ以下に
すると共に加熱発泡条件を特定した短時間で処理するこ
とにより、香料が昇華逸散するのを抑えることができ、
保香性オレフィン系樹脂発泡体を容易に提供できる。
形結果） 注）○：保香性良好、×：保香性無し 〔発明の効果〕 この発明方法によれば、発泡性オレフィン系樹脂組成物
の加熱発泡時或いは加熱溶融時、架橋特待に、香料をマ
スターハツチ化し、押出金型の温度を１２０°Ｃ以下に
すると共に加熱発泡条件を特定した短時間で処理するこ
とにより、香料が昇華逸散するのを抑えることができ、
保香性オレフィン系樹脂発泡体を容易に提供できる。
Claims (1)
- １、予めマスターバッチ処理した香料をオレフィン系樹
脂及び発泡剤と共に押出機にて溶融混合し、これを約１
２０℃以下の温度に保持した金型から押出し、次いで電
子線を照射して押出物を架橋し、これを２５０℃以下、
３分以内で加熱発泡させることを特徴とする保香性オレ
フィン系樹脂発泡体の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60192893A JPS6253346A (ja) | 1985-08-30 | 1985-08-30 | 保香性オレフイン系樹脂発泡体の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60192893A JPS6253346A (ja) | 1985-08-30 | 1985-08-30 | 保香性オレフイン系樹脂発泡体の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6253346A true JPS6253346A (ja) | 1987-03-09 |
Family
ID=16298727
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60192893A Pending JPS6253346A (ja) | 1985-08-30 | 1985-08-30 | 保香性オレフイン系樹脂発泡体の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6253346A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5382391A (en) * | 1990-08-28 | 1995-01-17 | Viskase Corporation | Method for producing transferable modifier-containing film |
| WO1998030621A1 (en) * | 1997-01-10 | 1998-07-16 | Antonio Campagnoli | Scented plastics |
| EP0873711A2 (en) * | 1997-04-24 | 1998-10-28 | Luppi, Daniela | A bath sponge made of perfumed polyethylene net |
| JP2019047852A (ja) * | 2017-09-07 | 2019-03-28 | 株式会社サンエイプラテック | 香りのでるシャワーヘッド |
-
1985
- 1985-08-30 JP JP60192893A patent/JPS6253346A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5382391A (en) * | 1990-08-28 | 1995-01-17 | Viskase Corporation | Method for producing transferable modifier-containing film |
| WO1998030621A1 (en) * | 1997-01-10 | 1998-07-16 | Antonio Campagnoli | Scented plastics |
| EP0873711A2 (en) * | 1997-04-24 | 1998-10-28 | Luppi, Daniela | A bath sponge made of perfumed polyethylene net |
| EP0873711A3 (en) * | 1997-04-24 | 1999-06-09 | Luppi, Daniela | A bath sponge made of perfumed polyethylene net |
| JP2019047852A (ja) * | 2017-09-07 | 2019-03-28 | 株式会社サンエイプラテック | 香りのでるシャワーヘッド |
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