JPS6253097B2 - - Google Patents

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JPS6253097B2
JPS6253097B2 JP55162366A JP16236680A JPS6253097B2 JP S6253097 B2 JPS6253097 B2 JP S6253097B2 JP 55162366 A JP55162366 A JP 55162366A JP 16236680 A JP16236680 A JP 16236680A JP S6253097 B2 JPS6253097 B2 JP S6253097B2
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JP
Japan
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signal
synchronization
pulse
clock
data
Prior art date
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JP55162366A
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English (en)
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JPS5787252A (en
Inventor
Tatsuoki Shinohara
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Fujitsu General Ltd
Original Assignee
Fujitsu General Ltd
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Publication date
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Priority to JP55162366A priority Critical patent/JPS5787252A/ja
Publication of JPS5787252A publication Critical patent/JPS5787252A/ja
Publication of JPS6253097B2 publication Critical patent/JPS6253097B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L7/00Arrangements for synchronising receiver with transmitter
    • H04L7/0079Receiver details
    • H04L7/0083Receiver details taking measures against momentary loss of synchronisation, e.g. inhibiting the synchronisation, using idle words or using redundant clocks

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はPCM信号の再生時における同期ずれ
補償方式に係り、PCM信号再生中に、同期ずれ
が検出された場合、最もデータ損失の少ない時点
でデータがずれたビツト数だけクロツク数を加減
することによりデータ信号中の同期信号間隔を正
常に保つようにしたことを目的とするものであ
る。
一般に、PCM(Pulse Code Modulation)デジ
タルオーデイオデイスクには同期信号として一定
間隔(以下、この間隔を1フレームと称す)で同
じパターン(同期パターン)が記録してあり、再
生時にはこの同期パターンを検出し、それを基準
にして信号処理を行う。そのため、再生時にはま
ず検出した同期パターンが間違いなく同期信号で
あるかどうかを確認し、これに基づいて欠落する
ことのない安定した同期パルスを作り、さらにそ
の同期検出パルスの間隔はデイスクの再生が終了
するまで一定でなければならない。
しかし、デイスクの再生信号にはドロツプアウ
ト等による信号の欠落があり、しばしば同期検出
パルスの間隔が狂つてしまうようなことが起き
る。さらに、後段の信号処理は同期検出パルスを
基準に行つているので、従来のように未処理のま
まではデータ誤り訂正回路、データ誤り検出回路
等が誤動作し、出力に異常が発生してしまうとい
う欠点があつた。
本発明はこのような問題点を解決するためにな
されたもので、デイスク再生信号から同期信号を
検出し、この検出した同期信号の間隔が狂つてい
た場合、それを検出し、記憶素子を用いて同期信
号の間隔を一定にするようにしたPCM信号の同
期ずれ補償方式を提供するものである。
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明す
る。
第1図のブロツク図において、1はPCMデー
タ信号の入力端子、2はデータ信号から抽出され
たジツターを含むクロツク信号・2φの入力端
子である。3は同期パターンを検出し同期検出パ
ルスを発生するための同期検出回路、4は同期検
出パルスを1フレーム遅延させる遅延回路、5は
前記検出パルスをさらに1フレーム遅延させる遅
延回路、6は同期検出パルスの位置が3回一致す
ると3回一致パルスを出力する同期3回一致回
路、7は安定同期パルス発生回路である。また、
8は安定同期パルスの位置に3回一致パルスがあ
つたとき一致同期パルスを出力する一致同期検出
回路、9は安定同期パルスの位置に3回一致パル
スがなかつたとき抜け同期パルスを出力する抜け
同期検出回路、10は抜け同期パルス検出後に検
出されるn個目の一致同期パルスで新たにその同
期に引込むための同期引込みパルスを出力する同
期引込み信号発生回路である。本実施例ではn=
1にセツトしてある。
そして、前記各種回路4,5,6,7,8,
9,10によつて欠落のない同期パルス列すなわ
ち同期予測パルスを得るための同期保持回路10
aが構成されている。11および12は安定同期
パルスに基づいて、同期ずれを検出するための同
期ずれ検出回路および同期ずれ検出ゲート信号発
生回路である。さらに、13はクロツク数調整用
ゲート信号発生回路、14はクロツク信号・2φ
を1/2に分周する1/2分周回路、15はクロツク
信号・2φおよびφから後述のRAM
(Random Access Memory)への書込み制御用
クロツク信号・φ′を作るためのクロツク数調
整回路、17は入力データ信号を(n+1)フレ
ーム(実施例ではn=1でだから2フレーム)遅
延させるデータ遅延回路、19は直列のデータ信
号を4ビツトの並列信号に変換する直−並列変換
回路、21はジツターを含むデータ信号をジツタ
ーを含まないデータ信号に変換するための記憶素
子すなわちジツター吸収用RAM、23は4ビツ
トの並列な信号を直列信号に変換する並−直列変
換回路、24はデータ信号の出力端子である。2
5はジツターのない一定周期のクロツク信号・φ
の発振器、28はRAM21への制御信号発生
回路、31はデータ処理用クロツク信号・φ
出力端子、32は安定同期パルスの抜取り用ゲー
ト信号発生回路である。
つぎに、上記構成に基づいてその回路動作をタ
イムチヤートと共に説明する。先ず、第2図のタ
イムチヤートとの関係について述べると、いま、
PCMデータ信号の再生に際し、同期検出回路3
に対して入力端子1より後述のデータ信号が供給
され、また入力端子2よりジツターを含むクロツ
ク信号・2φが供給されると、当該回路からは
第2図の同期検出パルスaに示す如く、例えば本
発明の同期信号の位置よりも時間的に進んだ前ず
れ信号イと時間的に遅れた後ずれ信号ロを含む同
期パターンが検出される。この同期検出パルスa
は縦続接続の1フレーム遅延回路4,5に供給さ
れると、1フレーム遅延された信号bとさらに1
フレーム遅延された信号cとして出力する。
これら第2図の信号a,b,cはさらに同期3
回一致回路6に供給され、当該回路にて同期信号
の位置が3回一致すると、一致信号dが出力す
る。この一致信号すなわち3回一致パルスdは信
号a,b,cの積をとつた信号で、これは検出さ
れた同期パターンが確かに同期信号であることを
確認するために必要である。すなわち、3回一致
パルスdが現われたのは、同期検出パルスaが同
期信号と同じ間隔(1フレーム間隔)で3回検出
されたことを意味し、これは正しい同期位置にあ
ると見做すことができる。
こうして得られた一致信号dは正しい同期信号
の位置を検出したものとし、これを基準に安定同
期パルス発生回路7は、欠落のない安定同期パル
スeを発生する。この安定同期パルスeにおける
パルス列のそれぞれに対し、図示の如くハ,ニ,
ホ,ヘ,ト,チ,リ,ヌ,ル,ヲ,ワ,カと記号
を付すと、ニはハから1フレーム後の位置に発生
し、同様にホはニから1フレーム後の位置に発生
する。
それ故、この安定同期パルスeと前記3回一致
パルスdとに基づき、データ信号中に同期信号が
あつたときは、一致同期検出回路8において一致
同期パルスfが検出され、データ信号中に同期信
号がなかつたときは、抜け同期検出回路9におい
て抜け同期パルスgが検出される。この場合、一
致同期パルスfが発生している所は、少なくとも
前の3フレームは同期がずれていないことを示
し、また抜け同期パルスgを検出した所では、同
期がずれている可能性がある。但し、同期パター
ンを検出できなかつた場合にも抜け同期パルスg
が発生し、且つ同期がずれている場合には勿論抜
け同期パルスgが発生する。
そこで、前記抜け同期パルスgが発生した場合
には、一応その位置で同期がずれたものと判断
し、同期引込み信号発生回路10は当該抜け同期
パルスgの検出後のn個目の一致同期パルスf
(実施例ではn=1であるから1個目のパルスリ
およびカ)を同期引込みパルスhとして発生し、
前記安定同期パルス発生回路7から得られる安定
同期パルスeはその時点から、この同期引込みパ
ルスhを基準に1フレーム間隔で発生するので次
の安定同期パルスの発生を予測する信号として扱
われる。すなわち、この安定同期パルスeにおけ
る同期ずれはパルス列チ−リおよびヲ−カ間に発
生しているものであり、チ−リ間の場合、チを基
準に1フレームの位置に同期パルスを発生させよ
うとするが、その前に同期引込みパルスhが発生
し、安定同期パルスeはそれに引込まれる。ま
た、ヲ−カ間ではヲを基準にワを発生した後、当
該同期引込みパルスhによりカが発生し、その後
安定同期パルスはカを基準に発生する。
パルス抜取り用ゲート信号発生回路32は前記
安定同期パルスeが供給されると、当該安定同期
パルスeを1つおきに抜きとるための信号iを発
生する。このパルス抜取り用ゲート信号iは図示
の如く、信号の反転を各安定同期パルスeより1/
2フレームの所に生じ、後段の同期ずれ検出ゲー
ト信号発生回路12に供給される。それ故、前記
安定同期パルスeはこのパルス抜取り用ゲート信
号iによつて1つおきに抜取られ、当該同期ずれ
検出ゲート信号発生回路12からは、パルス抜取
り用ゲート信号iの正区間にてはハ,ホ,ト,
リ,ル,ワ,カよりなるパルスj、また負区間に
てはニ,ヘ,チ,ヌ,ヲよりなるパルスj′が発生
し、同期ずれ検出回路11に供給される。
これら一連の同期ずれ検出ゲート信号jまたは
j′が供給されることにより、同期ずれ検出回路1
1においては、同期ずれ検出のための信号処理が
次のように行われる。先ず、最初に前記パルス列
jを基準として、第2図kに示す如く、前記パル
ス列ハ,ホ,ト,リ,ル,ワ,カという1つおき
のパルスによりニ,ヘ,チ,ヌ,ヲという同期パ
ルスが、正しい同期間隔に対して前にずれている
かどうかを判定するため、パルス抜取り用ゲート
信号iにおける正信号の後縁から1/2フレームの
所までを信号区間とした信号群よりなる前ずれ検
出用のゲート信号kと、第2図lに示す如く、前
記同様な同期間隔に対してずれていないことを判
定するため、前記前ずれ検出用ゲート信号kの後
縁に位置する信号群よりなるずれなし検出用のゲ
ート信号lと、第2図mに示す如く、同様な同期
間隔に対して後にずれているかどうかを判定する
ため、前記ずれなし検出ゲート信号lの後縁から
パルス抜取り用ゲート信号iにおける正信号の前
縁までを信号区間とした信号群よりなる後ずれ検
出用のゲート信号mが作られる。
また、同様に前記パルス列jを基準として、第
2図k′に示す如く、前記パルス列ニ,ヘ,チ,
ヌ,ヲという1つおきのパルスによりハ,ホ,
ト,リ,ル,ワ,カという同期パルスが正しい同
期間隔に対して前にずれているかどうかを判定す
るため、パルス抜取り用ゲート信号iにおける負
信号の後縁から1/2フレームの所までを信号区間
とした信号群よりなる前ずれ検出用のゲート信号
k′と、第2図l′に示す如く、前記同様な同期間隔
に対してずれていないことを判定するため、前記
前ずれ検出ゲート信号k′の後縁に位置する信号群
よりなるずれなし検出用のゲート信号l′と、第2
図m′に示す如く、同様な同期間隔に対して後に
ずれているかどうかを判定するため、前記ずれな
し検出ゲート信号l′の後縁からパルス抜取り用ゲ
ート信号iにおける負信号の前縁までを信号区間
とした信号群よりなる後ずれ検出用のゲート信号
m′が作られる。
次いで、これらゲート信号k′,l′,m′と前記パ
ルス列jおよびゲート信号k,l,mとパルス列
j′間において、1フレーム毎に同期ずれ検出のた
めの信号処理が行われる。先ず、ゲート信号k,
l,mとパルス列j′との関係については、それぞ
れ両者の積をとることにより、前ずれゲート信号
kについてはnのような前ずれ検出信号、ずれな
しゲート信号lについてはoのようなずれなし検
出信号、後ずれゲート信号mについてはpのよう
な後ずれ検出信号が得られる。これにより、前記
パルス列のニ,ヘ,チ,ヌ,ヲというパルス列が
正しい位置にあるかどうかの検出結果としては、
同期ずれは検出されないことが示される。
また、ゲート信号k′,l′,m′とパルス列jとの
関係についても同様に、それぞれ両者の積をとる
ことにより、前ずれゲート信号k′についてはn′の
ような前ずれ検出信号、ずれなしゲート信号l′に
ついてはo′のようなずれなし検出信号、後ずれゲ
ート信号m′についてはp′のような検出ゲート信
号が得られる。この結果、前記パルス列のハ,
ホ,ト,リ,ル,ワ,カというパルスが正しい位
置にあるかどうかの同期ずれ検出については、前
記リのパルスが前ずれとして検出され、またカが
後ずれとして検出されたことになる。
この同期ずれ検出回路11において検出された
前記同期ずれ検出信号n,o,pおよびn′,o′,
p′は、つぎにクロツク数調整用ゲート信号発生回
路13に供給され、ここでqのように位置の前ず
れに対してはクロツク数を増やすように作用する
クロツク数調整用ゲート信号およびrのように位
置の後ずれに対してはクロツク数を減らすように
作用するクロツク数調整用ゲート信号が発生す
る。そして、これらクロツク数調整用ゲートq,
rは後述のクロツク数調整回路15に供給され
る。
一方、前記同期検出回路3に供給された第3図
Aのクロツ信号・2φは、同様に1/2分周回路
14およびクロツク数調整回路15に供給され、
当該1/2分周回路14にて1/2に分周されて第3図
Bのクロツク信号・φとなる。このクロツク信
号・φは前記クロツク数調整回路15に供給さ
れる一方、当該クロツク数調整回路15に対して
は第3図Cのように同期の前ずれに対するクロツ
ク数調整用ゲート信号すなわち前記第2図qに相
当する信号、および第3図Dのように同期の後ず
れに対するクロツク数調整用ゲート信号すなわち
前記第2図に相当する信号が供給される結果、
第3図Eに示す如く、RAM21への書込み制御
用クロツク信号・φ′が出力する。このクロツ
ク信号・φ′は、前記クロツク数調整回路15
においてクロツク信号・2φ1Aとクロツク数調
整用ゲート信号Cの積をとつたものと、クロツク
信号・φ1Bとクロツク数調整用ゲート信号Dの
積をとつたものとの和、({(A)×(C)}+{(B)×(D)}

をとることにより得られる。
この場合、第3図におけるクロツク信号・φ
1Bは各パルス列が1ビツト単位にて示され、且
つこのパルス列の例えば128個を以つて前記第2
図の同期検出パルスaに対応する1フレームを形
成している。それ故、前記クロツク数調整用ゲー
ト信号Cは同期パルスの位置が例えば2ビツト前
へずれていることにより得られたゲート信号であ
り、クロツク信号・φ1Bに2ビツト分のクロツ
クを付加するための信号である。また、クロツク
数調整用ゲート信号Dは同期パルスの位置が同様
に2ビツト後へずれていることにより得られたゲ
ート信号であり、クロツク信号・φ1Bから2ビ
ツト分のクロツクを削除するための信号である。
この結果、第3図Eに示すように1ビツト単位
のクロツク信号・φのパルス列に対し、同期検
出パルスの前ずれに相当する位置には2ビツト分
のクロツク信号が付加され、また後ずれに相当す
る位置からは2ビツト分のクロツク信号が削除さ
れる。但し、この第3図C,Dのクロツク数調整
用ゲート信号は、前記第2図の同期検出パルスa
に対応するクロツク数調整用ゲート信号q,rと
の時間的な相関関係については、前記のように時
間単位が異なり同一処理時間内の信号として列記
することは困難であるので、特に当該第3図C,
Dについてはそれぞれ単独の状態にて同期ずれの
関係を示し、また第3図Eのクロツク信号・φ′
においてはそれに対応させて示している。この
同期ずれを含むクロツク信号・φ′は、次に直
−並列変換回路19および制御信号発生回路に供
給され、後段への制御信号となる。
他方、前記同期検出回路3と同様にデータ遅延
回路17に供給されたデータ信号は、当該回路に
おいて(n+1)フレームすなわち前記同様2フ
レームだけ遅延される。これは同期ずれを検出す
るのに時間がかかるため、その間のデータを損わ
ないように、同期がずれた時点と同期ずれを検出
した時点とを一致させるためである。また、この
際の入力データ信号は第4図iのような直列デー
タ信号であり、いま各データには1ビツト単位に
て、、、…と番号を付した状態を示す。
この2フレーム遅延されたデータ信号は前記直
−並列変換回路19に供給されると、クロツク信
号・φ′(第4図)により第4図,,
,に示す如く、直列データが4ビツトの並列
データに変換され、一方当該クロツク信号・φ′
により制御信号発生回路28が駆動されて
RAM21への書込み用指令信号が発生し、これ
により前記直−並列変換されたデータ信号はその
形でRAM21に書込み記憶される。尚、この直
−並列変換に際しデータ信号の変換過程について
は、既知の方法によつて行うことができるので具
体的な説明は省略する。また、この場合における
クロツク信号・φ′(第4図)は前記クロツ
ク信号・φと同じく、一定周期で同期ずれのな
い正常なものを示している。
このRAM21への書込みが終了すると、それ
に基づく出力により、書込まれたデータを読出す
ための切換操作が引続き行われ、クロツク発振器
25から出力する第4図のような一定周期のク
ロツク信号・φが、前記制御信号発生回路28
および並−直列変換回路23に対し供給される。
但し、このクロツク信号・φの周波数は、ジツ
ターを含むクロツク信号・φ′の周波数の平均
値に等しいものとする。この結果、制御信号発生
回路28からの読出し指令信号に基づき、RAM
21に記憶されているデータの読出しが行われ、
並−直列変換回路23に供給されて前記4ビツト
の並列データを直列データに変換するための信号
処理が行われ、第4図に示す如く、クロツク信
号・φに同期して並−直列変換されたデータ信
号が得られる。
すなわち、前記クロツク信号・φと同じ同期
のクロツク信号・φ′にてRAM21へ書込んだ
場合には、入力データと出力データは全く同じも
のとなる。これらの出力データは出力端子24を
介し、後段の信号処理回路へと送出され、また前
記クロツク発振器25からのクロツク信号・φ
は出力端子31を介して、同じく後段の信号処理
回路へデータ処理用のクロツク信号として送出さ
れる。
これに対し、前記クロツク数調整回路15から
出力するクロツク信号・φ′について、第4図
に示す如く、例えば前記クロツク信号・φ′
(第3図E)と同様に各2ビツトの同期前ずれお
よび後ずれが検出されている場合、入力データ信
号(第4図は直−並列変換回路19において、
第4図,,,に示す如く当該クロ
ツク信号・φ′(第4図)に同期して直列デ
ータが4ビツトの並列データに変換され、同期前
ずれに相当する部分については2ビツト分のデー
タ、が2重にRAM21に書込まれ、また同
期後ずれに相当する部分については2ビツト分の
データ〓、〓がRAM21への書込みから削除さ
れる。
そして、この同期ずれを含むデータ信号の
RAM21への書込みが終了すると、前記同様そ
れに基づく出力により、書込まれたデータを読出
すための切換操作が行われ、クロツク発振器25
からの第4図のような一定周期のクロツク信
号・φにて前記RAM21に記憶されているデ
ータの読出しを行い、並−直列変換回路23にお
いて前記4ビツトの並列データを直列データに変
換するための信号処理が行われる。この結果、第
4図に示す如く、前記クロツク信号・φ
同期してデータが並−直列変換され、データ、
以降の全データが後へ2ビツトシフトして2ビ
ツト分の位置の前ずれが解消されると共に、且つ
データ〓、〓以降の全データが前へ2ビツトシフ
トして2ビツト分の信号の後ずれも解消されたデ
ータ信号が得られる。これにより、前記同期前ず
れおよび後ずれを含むジツターのあるデータ信号
は、RAM21を介し、ジツターがなく且つ同期
に前ずれおよび後ずれのないデータ信号に変換さ
れたことになる。以下、この出力データおよびク
ロツク信号・φは、それぞれ出力端子24,3
1を介して後、前記同様に後段の信号処理回路へ
と送出される。
尚、前記実施例にてはRAM21からデータを
読出す際に用いる一定周期のクロツク信号とし
て、クロツク発振器25によるクロツク信号・φ
を挙げたが、これは前記PCM信号から分離生
成したクロツク信号に同期し且つ時間的変動分が
前記PCM信号から分離生成したクロツク信号よ
り少ないクロツク信号の一例を示すものである。
またこの実施例において用いられた前記クロツク
信号・φは、ジツターを除去するためのもので
あつて、単に同期ずれのみ補償するためのもので
あればデータから抽出したクロツク信号・φ
用いてもよい。要するに、データから抽出したク
ロツク信号・φのクロツク数をφ′に調整
し、RAM21の書込み用アドレスとすることに
より同期ずれを解消することができる。
本発明は以上の如く、PCMデータ信号の再生
に際し同期信号の間隔にずれが生じている場合に
はそれを検出し、その検出された信号に基づき、
最もデータ損失の少ない時点でデータがずれたビ
ツト数だけクロツク数を調整したクロツク信号に
て記憶素子に当該データを書込み、それを調整し
ていないクロツク信号にて読出して同期ずれを補
償するようになしているので、データ信号中の同
期信号間隔は正常な状態に保たれる。
さらに、本発明においては実施例による同期ず
れのみならず、同期信号が欠落していて検出でき
ない場合にも、信号処理過程において強制的に同
期信号の同期引込みを行うので、常に安定した同
期信号を得ることができる。
また、同期信号の検出に際して同期検出回路と
2つの1フレーム遅延回路とを組合わせ、同期3
回一致回路にて前記各回路からの出力の積をと
り、等間隔(1フレーム間隔)で同期パターンを
3回検出した場合にはそれを同期信号とするよう
になしたので、もし前記同期検出回路単独による
信号処理にてはデータ信号中に同期パターンと同
じパターンが現われた時、それを同期信号として
検出するという誤まりを防止することができ、同
期信号の検出精度を高めると共に且つ再生データ
の品質を高めることができる。尚、遅延回路を多
く設けるほど同期検出は正確になるが、しかし遅
延回路を多く持つことは回路が大きくなる割にそ
の検出精度が上がらないし、検出に時間がかかる
ので、実際には3回の一致で実用上問題はない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るPCM信号の同期ずれ補
償方式を説明するためのブロツク図、第2図a乃
至rは前記第1図における各回路からの出力信号
の相互関係を示すタイムチヤート、第3図A乃至
Eは前記同期ずれ発生時におけるゲート信号とク
ロツク信号の相互関係を示すタイムチヤート、第
4図乃至は前記同期ずれ発生時におけるデ
ータ信号のRAMへの書込み/読出し処理につい
てクロツク信号との相互関係を示すタイムチヤー
トである。 図面中、1……データ信号入力端子、2……ク
ロツク信号入力端子、3……同期検出回路、4,
5……1フレーム遅延回路、6……同期3回一致
回路、7……安定同期パルス発生回路、8……一
致同期検出回路、9……抜け同期検出回路、10
……同期引込み信号発生回路、10a……同期保
持回路、11……同期ずれ検出回路、12……同
期ずれ検出ゲート信号発生回路、13……クロツ
ク数調整用ゲート信号発生回路、14……1/2分
周回路、15……クロツク数調整回路、17……
データ遅延回路、19……直−並列変換回路、2
1……ジツター吸収用RAM、23……並−直列
変換回路、24……データ信号出力端子、25…
…クロツク発振器、28……制御信号発生回路、
31……データ処理用クロツク信号出力端子、3
2……パルス抜取り用ゲート信号発生回路。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 PCM信号から検出された複数個の同期信号
    を基にして正しい同期信号の位置を検出し、この
    検出信号に基づいて安定同期信号を生成し、前記
    検出信号と安定同期信号に基づいて一致同期信号
    と抜け同期信号を生成し、前記一致同期信号と抜
    け同期信号に基づいて同期引込信号を生成し、こ
    の同期引込信号と前記安定同期信号に基づいてク
    ロツク数調整用ゲート信号を生成し、このクロツ
    ク数調整用ゲート信号で前記PCM信号から分離
    生成したクロツクパルスの同期を調整し、この調
    整されたクロツクパルスを用いて前記PCM信号
    を記憶素子に書き込み、しかる後一定周期のクロ
    ツクパルスで読み出す事を特徴とするPCM信号
    の同期ずれ補償方式。 2 同期信号のずれを検出するに必要な時間だけ
    前記PCM信号を遅延した後記憶素子に書き込む
    ようにした特許請求の範囲第1項記載のPCM信
    号の同期ずれ補償方式。 3 記憶素子からPCM信号を読み出す際に用い
    る一定周期のクロツクパルスとして、前記PCM
    信号から分離生成したクロツクパルスに同期し且
    つ時間的変動分が前記PCM信号から分離生成し
    たクロツクパルスより少ないクロツクパルスを用
    いるようにした特許請求の範囲第1項記載の
    PCM信号の同期ずれ補償方式。
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JPS5967746A (ja) * 1982-10-12 1984-04-17 Fujitsu Ltd 多点監視フレ−ム同期パタ−ン検出回路
JPS6128246A (ja) * 1984-07-18 1986-02-07 Nec Corp 時分割多元接続装置の受信時間軸更新回路

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