JP2572674B2 - 信号同期装置 - Google Patents

信号同期装置

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JP2572674B2
JP2572674B2 JP2224871A JP22487190A JP2572674B2 JP 2572674 B2 JP2572674 B2 JP 2572674B2 JP 2224871 A JP2224871 A JP 2224871A JP 22487190 A JP22487190 A JP 22487190A JP 2572674 B2 JP2572674 B2 JP 2572674B2
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clock signal
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雅之 伊藤
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  • Indexing, Searching, Synchronizing, And The Amount Of Synchronization Travel Of Record Carriers (AREA)
  • Management Or Editing Of Information On Record Carriers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は、信号同期装置に関し、例えば、複数のデジ
タルテープレコーダーのデジタル信号処理の基準となる
各クロック信号の時間軸を一致させること、即ち、同期
させることが可能な、例えば1台をマスター機とし、他
の1台又はそれ以上をスレーブ機とし、マスター機のク
ロック信号にスレーブ機のクロック信号を同期させる信
号同期装置に関するものである。
(従来の技術) 例えば、デジタルテープレコーダーにおいては、通常
第1及び第3のクロック信号としてワードクロック信号
を、第2及び第4のクロック信号としてグループクロッ
ク信号を内部で生成する機能を具備している。ここで、
ワードクロック信号とは、音声データを標本化する基準
となるクロック信号である。また、グループクロック信
号とは、記録データの並べ替え又はエラー訂正等の信号
処理を行う基準であり、複数のワードクロック信号の集
合であるクロック信号である。
ところで、2台以上のデジタルテープレコーダーを同
時に使用する場合、1台のデジタルテープレコーダーを
マスター機とし、それ以外のデジタルテープレコーダー
をスレーブ機とする。そして、マスター機のクロック信
号の時間軸にスレーブ機のクロック信号を一致させるこ
とにより、あたかも1台のデジタルテープレコーダーを
作動している如き状態にして使用する。
従来の複数のデジタルテープレコーダーを互いに同期
させる方法としては、以下の2つの方法が知られてい
る。
一つは、マスター機から送られてきたワードクロック
信号と、スレーブ機のワードクロック信号とをスレーブ
機内部の位相比較器によって位相比較し、その出力であ
る誤差電圧をもとに電圧制御発振器の出力周波数を変
え、その出力信号を分周器にて分周することによりマス
ター機のワードクロック信号と同期したスレーブ機のワ
ードクロック信号を生成していく方法である。
他の一つは、マスター機のグループクロック信号と、
スレーブ機のグループクロック信号との位相比較を行
い、その誤差電圧を基に電圧制御発振器,分周器を介し
て、マスター機のグループクロック信号とスレーブ機の
グループクロック信号とを同期させる方法である(特開
平2-29963号参照)。
(発明が解決しようとする課題) しかし、上述した前者の方法、すなわちワードクロッ
ク信号同士を位相比較する方法では、ワードクロック信
号同士では同期がとれるが、グループクロック信号同士
では、マスター機とスレーブ機との間でズレが生じてし
まうという不具合があった。通常は、この方法で同期を
とる前に、タイムコードによってマスター機とスレーブ
機との同期をとり、その後再度ワードクロック信号の同
期をとるが、この場合でもグループクロック信号同士は
ズレてしまう。これはタイムコードで同期をとった時の
精度が50μsec程度であるのに対しワードクロック信号
の周期が約20μsecと小さいためである。
また、後者の方法、即ち、グループクロック信号同士
を位相比較する方法では、グループクロック信号同士の
レベルでは同期がとれるが、もっと小さな単位であるワ
ードクロック信号同士のレベルでは同期がズレてしまう
ことがある。これはグループクロック信号の周期がワー
ドクロック信号のそれに比べて非常に大きいためであ
る。
そこで本発明は、マスター機のワードクロック信号と
グループクロック信号との双方に各々同期したスレーブ
機のワードクロック信号とグループクロック信号とを生
成可能な信号同期装置を提供することを目的とするもの
である。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) 上記課題を解決するために、本発明では、第1のクロ
ック信号と、前記第1のクロック信号の整数倍の周期を
もつ第2のクロック信号とを外部へ出力するマスター機
と、電圧によって周波数を変えて信号を出力する電圧制
御発振器と、前記電圧制御発振器の出力信号を分周し、
第3のクロック信号と前記第2のクロック信号の整数倍
の周期をもつ第4のクロック信号とを出力する分周器
と、前記第1のクロック信号と前記第3のクロック信号
との位相を比較し、その比較結果を電圧に変換して前記
電圧制御発振器へ出力する位相比較器とを備えたスレー
ブ機とを有し、前記位相比較器の位相比較結果に基づき
前記電圧制御発振器の出力信号を制御するとともに前記
第2のクロック信号により前記分周器をリセットして、
前記第1のクロック信号と前記第2のクロック信号とに
各々同期した第3のクロック信号と第4のクロック信号
とを生成するようにしたものである。
(作用) 以下に本発明の作用を説明する。
マスター機は、音声データを標本化する基準となる第
1のワードクロック信号と、標本化されたデータを信号
処理する基準となる第1のグループクロック信号とを外
部へ出力する。
マスター機によって制御されるスレーブ機では、電圧
制御発振器から任意の周波数の信号が、分周器へ出力さ
れる。これを受けた分周器は、信号を分周して位相比較
器へ出力する。位相比較器は、分周器からの信号とマス
ター機から出力されてきた第1のワードクロック信号と
を位相比較し、その比較結果としての誤差を電圧に変え
て電圧制御発振器へ出力する。
電圧制御発振器は、前記電圧に応じた周波数の出力信
号を分周器へ出力する。分周器はこの出力信号を分周す
るが、ここでマスター機から出力されてきた第1のグー
ルプクロック信号によって一旦分周器はリセットされ、
電圧制御発振器からの信号を最初から分周し始める。分
周後、分周器は第2のワードクロック信号と第2のグル
ープクロック信号とを出力する。この両信号が、マスタ
ー機の第1のワードクロック信号と第1のグループクロ
ック信号との両方に同期した、スレーブ機の動作即ちテ
ープ走行、デジタル信号処理及び音声データの標本化の
基準となる第2のワードクロック信号と第2のグループ
クロック信号とになる。
(実施例) 以下に本発明の実施例について図面を参照して説明す
る。
まず、第2図を参照して、本発明の目的であるワード
クロック信号とグループクロック信号との時間軸を一致
させた状態の原理的説明を行う。
同図に示すワードクロック信号Aは、音声データを標
本化する基準となるクロック信号であり、例えば、48kH
zの周波数をもっている。
また、グールプクロック信号Bは、例えば、250Hzで
あり、ワードクロック信号Aの192倍の周期をもってい
る。
同図に示す二つのテープC,Dは、それらのテープ面に
データが記録された状態を表わしている。
ここで、1ワードは、音声データを標本化した単位で
あり、ワードクロック信号の1周期に対応する。また、
1グループは、記録データの並べ替え又はエラー訂正等
の信号処理を行う単位であり、グループクロック信号の
1周期に対応する。
第2図では、テープCとテープDとの時間軸におい
て、1ワードと1グループの両方が一致している。すな
わち、ワードクロック信号とグループクロック信号の双
方の同期がとれている。この状態にすることが本発明の
目的である。
以下に上述したような各信号の同期状態を実現するた
めの信号同期装置について第1図を参照して説明する。
同図において、1はマスター機である第1のデジタル
テープレコーダーである。2はスレーブ機である第2の
デジタルテープレコーダーである。
第1のデジタルテープレコーダー1は、第1のクロッ
ク信号である第1のワードクロック信号と第2のクロッ
ク信号である第1のグループクロック信号とを第2のデ
ジタルテープレコーダー2へ出力するようになってい
る。
前記第2のデジタルテープレコーダー2は、第1のデ
ジタルテープレコーダー1により動作を制御されるよう
になっている。
第1図中、3は電圧制御発振器であり、入力された電
圧に応じて周波数を変えつつ出力信号を送出する。ま
た、4は分周器であり、電圧制御発振器3の出力信号を
分周する。5は位相比較器であり、第1のデジタルテー
プレコーダー1から出力される第1のワードクロック信
号と、分周器4からの出力信号との位相を比較し、その
比較結果としての誤差を電圧に変えて電圧制御発振器3
へ出力するようになっている。
次に上述した信号同期装置の動作を説明する。
第1のデジタルテープレコーダー1は、第1のワード
クロック信号と第1のグループクロック信号とを第2の
デジタルテープレコーダー2へ出力する。
第2のデジタルテープレコーダー2では、電圧制御発
振器3から任意の周波数の出力信号が分周器4へ送出さ
れる。
前記出力信号を取り込んだ分周器4は、その信号を分
周して位相比較器5へ出力する。位相比較器5は、分周
器4の出力信号と第1のデジタルテープレコーダー1か
ら出力されてきた第1のワードクロック信号とを位相比
較し、その誤差を電圧に変えて電圧制御発振器3へ出力
する。
電圧制御発振器3は、前記電圧に応じた周波数の出力
信号を分周器4へ出力する。分周器4はこの出力信号を
分周するが、ここで第1のデジタルテープレコーダー1
から出力されてきた第1のグループクロック信号によて
分周器4はリセットされ、電圧制御発振器3からの出力
信号が最初から分周し始める。分周後、分周器4は第3
のクロック信号である第2のワードクロック信号と、第
4のクロック信号である第2のグループクロック信号と
を出力する。
この両信号が、第2図にように、第1のデジタルテー
プレコーダー1の第1のワードクロック信号と第1のグ
ループクロック信号との両方に各々同期した第2のワー
ドクロック信号と第2のグループクロック信号、即ち、
第2のデジタルテープレコーダー2のテープ走行とデジ
タル信号処理及び音声データの標本化の基準となる第2
のワードクロック信号と第2のグループクロック信号と
なる。
本発明は、上述した実施例に限定されるものではなく
その要旨の範囲内で種々の変形が可能である。
例えば、実施例としてデジタルテープレコーダーにつ
いて記載したが、デジタルテープレコーダー以外の装置
でも、本発明のシステムによってクロック信号を同期さ
せることができる。
また、2種類のクロック信号についてはワードクロッ
ク信号とグループクロック信号として記載したが、一方
が他方の整数倍の周期をもつ信号であれば、本発明装置
によって、2種類のクロック信号の両方に同期したクロ
ック信号を生成することができることは明白である。
[発明の効果] 本発明では、以上のような構成であるため、マスター
機とスレーブ機とにおける対応する各クロック信号同士
を各々確実に同期させることができる信号同期装置を提
供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例装置の構成を示すブロック図、
第2図は本発明の同期状態を説明するための説明図であ
る。 1……第1のデジタルテープレコーダー、2……第2の
デジタルテープレコーダー、3……電圧制御発振器、4
……分周器、5……位相比較器。

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1のクロック信号と、前記第1のクロッ
    ク信号の整数倍の周期をもつ第2のクロック信号とを外
    部へ出力するマスター機と、 電圧によって周波数を変えて信号を出力する電圧制御発
    振器と、前記電圧制御発振器の出力信号を分周し、第3
    のクロック信号と前記第2のクロック信号の整数倍の周
    期をもつ第4のクロック信号とを出力する分周器と、前
    記第1のクロック信号と前記第3のクロック信号との位
    相を比較し、その比較結果を電圧に変換して前記電圧制
    御発振器へ出力する位相比較器とを備えたスレーブ機と
    を有し、 前記位相比較器の位相比較結果に基づき前記電圧制御発
    振器の出力信号を制御するとともに前記第2のクロック
    信号により前記分周器をリセットして、前記第1のクロ
    ック信号と前記第2のクロック信号とに各々同期した第
    3のクロック信号と第4のクロック信号とを生成するよ
    うにしたことを特徴とする信号同期装置。
  2. 【請求項2】前記マスター機及び前記スレーブ機が各々
    デジタルテープレコーダーである請求項1記載の信号同
    期装置。
  3. 【請求項3】前記第1のクロック信号及び前記第3のク
    ロック信号が各々音声データを標本化する基準となるワ
    ードクロック信号であり、前記第2のクロック信号及び
    前記第4のクロック信号が各々標本化されたデータを信
    号処理する基準となるグループクロック信号である請求
    項1又は2記載の信号同期装置。
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JPH04106777A JPH04106777A (ja) 1992-04-08
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