JPS6252812A - 電磁波シ−ルド層付き並立配線体の製造方法 - Google Patents
電磁波シ−ルド層付き並立配線体の製造方法Info
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- JPS6252812A JPS6252812A JP19248885A JP19248885A JPS6252812A JP S6252812 A JPS6252812 A JP S6252812A JP 19248885 A JP19248885 A JP 19248885A JP 19248885 A JP19248885 A JP 19248885A JP S6252812 A JPS6252812 A JP S6252812A
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- electromagnetic shielding
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- shielding layer
- electromagnetic
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、樹脂ベースに電磁波シールド性を有する粒子
材料を分散せしめた組成物により形成された電磁波シー
ルド層を有する並列配線体の製造方法に関するものであ
る。
材料を分散せしめた組成物により形成された電磁波シー
ルド層を有する並列配線体の製造方法に関するものであ
る。
近年、電子機器の電磁波障害が問題視され、この対策と
して電磁波シールド技術が検討されている。絶縁被覆を
施した絶縁電線を並列に並べて一体化した、リボン状の
並列配線体に於いても、並列配線体を構成する夫々の絶
縁電線の外面に電磁波シールド層を形成する技術が検討
されている。
して電磁波シールド技術が検討されている。絶縁被覆を
施した絶縁電線を並列に並べて一体化した、リボン状の
並列配線体に於いても、並列配線体を構成する夫々の絶
縁電線の外面に電磁波シールド層を形成する技術が検討
されている。
電磁波シールド層を形成する方法としては、絶縁電線の
外面に電磁波シールド性を有する塗料組成物を塗布する
方法がある。かかる塗料組成物としては、常温又は加熱
下で硬化反応が進む化学反応型の樹脂ベースに電磁波シ
ールド性を有する粒子材料を分散させた塗料組成物を塗
布し、化学反応により硬化せしめて成るものが用いられ
る。
外面に電磁波シールド性を有する塗料組成物を塗布する
方法がある。かかる塗料組成物としては、常温又は加熱
下で硬化反応が進む化学反応型の樹脂ベースに電磁波シ
ールド性を有する粒子材料を分散させた塗料組成物を塗
布し、化学反応により硬化せしめて成るものが用いられ
る。
しかるに、かかる塗料組成物を塗布して形成した電磁波
シールド層で゛は、絶縁電線を並列に並べて一体化し、
リボン状の並列配線体を形成する時、シールド層に接着
性がないために、別途何等かの接合処理が必要であった
。
シールド層で゛は、絶縁電線を並列に並べて一体化し、
リボン状の並列配線体を形成する時、シールド層に接着
性がないために、別途何等かの接合処理が必要であった
。
本発明者らは、電磁波シールド性の塗料組成物によって
形成された電磁波シールド層を有する並列配線体の製造
に於ける如上の問題点を解決するために鋭意研究を進め
た。
形成された電磁波シールド層を有する並列配線体の製造
に於ける如上の問題点を解決するために鋭意研究を進め
た。
研究の結果、熱溶融性の放射線反応性樹脂に電磁波シー
ルド性を有する粒子材料を分散せしめた組成物によって
絶縁電線の外面に電磁波シールド層を形成し、並列配線
体の形成時に、該シールド層を相互に当接して熱溶融接
着せしめ、次いで放射線を照射して、そのシールド層を
硬化せしめることによって、構成する夫々のシールド層
付きの絶縁電線を一体に接合し得ることを見出しな。
ルド性を有する粒子材料を分散せしめた組成物によって
絶縁電線の外面に電磁波シールド層を形成し、並列配線
体の形成時に、該シールド層を相互に当接して熱溶融接
着せしめ、次いで放射線を照射して、そのシールド層を
硬化せしめることによって、構成する夫々のシールド層
付きの絶縁電線を一体に接合し得ることを見出しな。
本発明は上記の知見に基づいて成されなものであって、
その要旨とするところは、熱溶融性の放射線反応性樹脂
及び電磁波シールド性を有する粒子材料を主成分として
含む組成物を絶縁電線の外面に塗布して形成した電磁波
シールド層を、相互に当接して熱溶融接着せしめ、次い
で放射線を照射して、そのシールド層を硬化せしめるこ
とを特徴とする電磁波シールド層付き並列配線体の製造
方法にある。
その要旨とするところは、熱溶融性の放射線反応性樹脂
及び電磁波シールド性を有する粒子材料を主成分として
含む組成物を絶縁電線の外面に塗布して形成した電磁波
シールド層を、相互に当接して熱溶融接着せしめ、次い
で放射線を照射して、そのシールド層を硬化せしめるこ
とを特徴とする電磁波シールド層付き並列配線体の製造
方法にある。
本発明に於いて用いる組成物のベースとなる樹脂は常温
で半固形成は固形を呈し、加熱することによって溶融し
液状体となる熱溶融性を有し、かつ電子線等の放射線に
よって重合反応を起こして硬化しうる放射線反応性を有
するものである。かかる熱溶融性放射線反応性樹脂とし
ては、例えばエポキシアクリレート系樹脂やウレタンア
クリレート系樹脂等がある。
で半固形成は固形を呈し、加熱することによって溶融し
液状体となる熱溶融性を有し、かつ電子線等の放射線に
よって重合反応を起こして硬化しうる放射線反応性を有
するものである。かかる熱溶融性放射線反応性樹脂とし
ては、例えばエポキシアクリレート系樹脂やウレタンア
クリレート系樹脂等がある。
本発明に於いて用いる電磁波シールド性を有する粒子材
料とは、樹脂ベースに分散せしめてシールド層と成した
時電磁波シールド性を発現し得る性質を有するものであ
る。粒子材料の材質としては、銀、銅、ニッケル、フェ
ライト、カーボン、グラファイト等通常の電磁波シール
ド性の塗料組成物に使用されるものである。粒子材料の
形状や粒度は特に限定されないが、シールド特性や塗布
作業性等を考えると、フレーク状或は塊状の形状を有す
る平均粒度が０，１〜１０μｍ程度の微細粒子が好まし
い。塗料組成物に於ける粒子材料の配合率は、シールド
層の所要特性や粒子材料の種類に応じて任意に決め得る
。例えば銀粉の場合については、樹脂ベース１００ 重
量部に対して１００〜５００ 重量部、例えばフェライ
ト粉の場合では、１００〜６００ 重量部、例えばニッ
ケル粉の場合では５０〜５００重量部程度添加する。添
加量が少ないと十分なシールド特性を得ることができず
、また多過ぎる場合はシールド特性は良好となるが、塗
布作業性や塗膜の仕上がり状況が悪くなる傾向にある。
料とは、樹脂ベースに分散せしめてシールド層と成した
時電磁波シールド性を発現し得る性質を有するものであ
る。粒子材料の材質としては、銀、銅、ニッケル、フェ
ライト、カーボン、グラファイト等通常の電磁波シール
ド性の塗料組成物に使用されるものである。粒子材料の
形状や粒度は特に限定されないが、シールド特性や塗布
作業性等を考えると、フレーク状或は塊状の形状を有す
る平均粒度が０，１〜１０μｍ程度の微細粒子が好まし
い。塗料組成物に於ける粒子材料の配合率は、シールド
層の所要特性や粒子材料の種類に応じて任意に決め得る
。例えば銀粉の場合については、樹脂ベース１００ 重
量部に対して１００〜５００ 重量部、例えばフェライ
ト粉の場合では、１００〜６００ 重量部、例えばニッ
ケル粉の場合では５０〜５００重量部程度添加する。添
加量が少ないと十分なシールド特性を得ることができず
、また多過ぎる場合はシールド特性は良好となるが、塗
布作業性や塗膜の仕上がり状況が悪くなる傾向にある。
本発明に於いては、電磁波シールド性の塗料組成物の塗
布作業性や塗膜の仕上がり状態を整えるために、該組成
物中に放射線反応性稀釈剤、溶剤、レベリング剤、界面
活性剤、表面処理剤等の助剤を添加することも可能であ
る。塗料組成物のベースとなる樹脂に粒子材料を添加し
て組成物を作るには、通常塗料を調整する方法、例えば
ロール混合により、均一に十分混練することによって得
ることができる。塗料組成物を絶縁電線の外面に塗布す
る方法としては、ダイスコーティング法等がある。
布作業性や塗膜の仕上がり状態を整えるために、該組成
物中に放射線反応性稀釈剤、溶剤、レベリング剤、界面
活性剤、表面処理剤等の助剤を添加することも可能であ
る。塗料組成物のベースとなる樹脂に粒子材料を添加し
て組成物を作るには、通常塗料を調整する方法、例えば
ロール混合により、均一に十分混練することによって得
ることができる。塗料組成物を絶縁電線の外面に塗布す
る方法としては、ダイスコーティング法等がある。
本発明ｔζ於いては、塗料組成物の樹脂ベースとして、
常温で半固形成は固形を呈する樹脂を用いているので、
絶縁電線の外面に塗布して形成されたシールド層は常温
では僅かに表面タッフを有するか、或は非粘着性である
。並列配線体の形成に於いては、絶縁電線の外面に塗布
した電磁波シールド層を相互に接触、或は圧着せしめ、
該シールド層が溶融する温度にシールド層を加熱して熱
溶融接着せしめる。加熱の温度は組成物の樹脂ベースの
溶融温度によって決めるが、１００〜１５０℃程度が好
ましい。加熱の方法としては、熱盤と接触させる方法等
がある。
常温で半固形成は固形を呈する樹脂を用いているので、
絶縁電線の外面に塗布して形成されたシールド層は常温
では僅かに表面タッフを有するか、或は非粘着性である
。並列配線体の形成に於いては、絶縁電線の外面に塗布
した電磁波シールド層を相互に接触、或は圧着せしめ、
該シールド層が溶融する温度にシールド層を加熱して熱
溶融接着せしめる。加熱の温度は組成物の樹脂ベースの
溶融温度によって決めるが、１００〜１５０℃程度が好
ましい。加熱の方法としては、熱盤と接触させる方法等
がある。
電磁波シールド層は熱溶融接着せしめた後、放射線を照
射して硬化せしめる。放射線照射は電子線やｒ線を用い
る。照射数量としては２〜５０メガラッド程度が望まし
い。本発明に於いては、シールド層の硬化を放射線を照
射して行なうので、シールド層が硬化過程で変形するこ
とがない。
射して硬化せしめる。放射線照射は電子線やｒ線を用い
る。照射数量としては２〜５０メガラッド程度が望まし
い。本発明に於いては、シールド層の硬化を放射線を照
射して行なうので、シールド層が硬化過程で変形するこ
とがない。
図面は本発明によって得られた電磁波シールド層付並列
配線体の横断面図でｌａ、ｌｂ、ｌｃ、ｌｄ。
配線体の横断面図でｌａ、ｌｂ、ｌｃ、ｌｄ。
１ｅは絶縁電線、２は電磁波シールド層である。
リポキシ樹脂ＶＲ−６０８０重量部
（エポキシアクリレート、昭和高分子−製品商品名）リ
ポキシ樹脂ＶＲ−８０２０重量部 （同 上 ） ニッケル粉末 ２００
重量部表面処理剤 ３
重量部レベリング剤
６重量部酢酸ブチルエステル（溶剤）
８０重ｆｔ部を三本ロールで混練して電磁
波シールド性を有する塗料組成物を作成した。この組成
物をポリ塩化ビニル絶縁電線の外面に１００μｍの厚さ
で塗布し溶剤を自然乾燥せしめて電磁波シールド層を形
成した。得られたシールド層は常温では非粘着性であっ
た。
ポキシ樹脂ＶＲ−８０２０重量部 （同 上 ） ニッケル粉末 ２００
重量部表面処理剤 ３
重量部レベリング剤
６重量部酢酸ブチルエステル（溶剤）
８０重ｆｔ部を三本ロールで混練して電磁
波シールド性を有する塗料組成物を作成した。この組成
物をポリ塩化ビニル絶縁電線の外面に１００μｍの厚さ
で塗布し溶剤を自然乾燥せしめて電磁波シールド層を形
成した。得られたシールド層は常温では非粘着性であっ
た。
次いで、電磁波シールド層を形成した絶縁電線を、該シ
ールド層の面で１００°Ｃの熱ロールに接触せしめて、
同じ方法で加熱した他のシールド層付き絶縁電線と夫々
がシールド層で接するように圧着せしめて熱溶融接着せ
しめた。次いで該シールド層に電子線を２０メガラツト
照射してシールド層を硬化せしめた。
ールド層の面で１００°Ｃの熱ロールに接触せしめて、
同じ方法で加熱した他のシールド層付き絶縁電線と夫々
がシールド層で接するように圧着せしめて熱溶融接着せ
しめた。次いで該シールド層に電子線を２０メガラツト
照射してシールド層を硬化せしめた。
硬化後、接着部分の状況を調べた結果、接着界面は一体
化して十分接着していることが確認された。
化して十分接着していることが確認された。
上述の如（、本発明に基づく電磁波シールド層付き並列
配線体の製造方法に於いては、熱溶融性の放射線反応性
樹脂及び電磁波シールド性を有する粒子材料とを主成分
として含む組成物を絶縁電線の外画に塗布して形成した
電磁波シールド層を相互に当接して熱溶融接着せしめ、
次いで放射線を照射して、そのシールド層を硬化せしめ
るので特別な接合処理を構じることなく、容易にシール
ド層を接着することができ、信頼性の高い電磁波シール
ド層付き並列配線体を得ることができる。
配線体の製造方法に於いては、熱溶融性の放射線反応性
樹脂及び電磁波シールド性を有する粒子材料とを主成分
として含む組成物を絶縁電線の外画に塗布して形成した
電磁波シールド層を相互に当接して熱溶融接着せしめ、
次いで放射線を照射して、そのシールド層を硬化せしめ
るので特別な接合処理を構じることなく、容易にシール
ド層を接着することができ、信頼性の高い電磁波シール
ド層付き並列配線体を得ることができる。
図面は本発明によって得られた電磁波シールド層付き並
列配線体の横断面図である。
列配線体の横断面図である。
Claims (1)
- （１）熱溶融性の放射線反応性樹脂及び電磁波シールド
性を有する粒子材料を主成分として含む組成物からなる
電磁波シールド層を絶縁電線の外面に設けてなる２以上
の電磁波シールド層付き絶縁電線を、相互に当接して前
記電磁波シールド層を熱溶融接着せしめ、次いで放射線
を照射して、そのシールド層を硬化せしめることを特徴
とする電磁波シールド層付き並列配線体の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19248885A JPS6252812A (ja) | 1985-08-31 | 1985-08-31 | 電磁波シ−ルド層付き並立配線体の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19248885A JPS6252812A (ja) | 1985-08-31 | 1985-08-31 | 電磁波シ−ルド層付き並立配線体の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6252812A true JPS6252812A (ja) | 1987-03-07 |
Family
ID=16292133
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19248885A Pending JPS6252812A (ja) | 1985-08-31 | 1985-08-31 | 電磁波シ−ルド層付き並立配線体の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6252812A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010135205A (ja) * | 2008-12-05 | 2010-06-17 | Hitachi Cable Ltd | 同軸ケーブル及びその製造方法 |
-
1985
- 1985-08-31 JP JP19248885A patent/JPS6252812A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010135205A (ja) * | 2008-12-05 | 2010-06-17 | Hitachi Cable Ltd | 同軸ケーブル及びその製造方法 |
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