JPS6252421B2 - - Google Patents

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JPS6252421B2
JPS6252421B2 JP51153102A JP15310276A JPS6252421B2 JP S6252421 B2 JPS6252421 B2 JP S6252421B2 JP 51153102 A JP51153102 A JP 51153102A JP 15310276 A JP15310276 A JP 15310276A JP S6252421 B2 JPS6252421 B2 JP S6252421B2
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JP
Japan
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phosphor
pigment particles
range
sulfide
cadmium
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JP51153102A
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JPS5377167A (en
Inventor
Katsuzo Kanda
Noboru Kodera
Chihiro Yoshida
Seiji Murakami
Shusaku Eguchi
Toshiaki Hatsumi
Kazuto Iwasaki
Isao Iwamoto
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kasei Optonix Ltd
Original Assignee
Kasei Optonix Ltd
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Publication date
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Publication of JPS5377167A publication Critical patent/JPS5377167A/ja
Publication of JPS6252421B2 publication Critical patent/JPS6252421B2/ja
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    • GPHYSICS
    • G07CHECKING-DEVICES
    • G07BTICKET-ISSUING APPARATUS; FARE-REGISTERING APPARATUS; FRANKING APPARATUS
    • G07B15/00Arrangements or apparatus for collecting fares, tolls or entrance fees at one or more control points
    • G07B15/02Arrangements or apparatus for collecting fares, tolls or entrance fees at one or more control points taking into account a variable factor such as distance or time, e.g. for passenger transport, parking systems or car rental systems

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  • Business, Economics & Management (AREA)
  • Finance (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Luminescent Compositions (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
本発明はカラーテレビジヨン用ブラウン管に関
する。さらに詳しくは本発明は青色発光成分螢光
体および赤色発光成分螢光体として顔料粒子で表
面を被覆された螢光体(以下顔料付螢光体と称す
る)を用いたカラーテレビジヨン用高コントラス
トブラウン管に関する。 従来実用されているカラーテレビジヨン用ブラ
ウン管の螢光膜には青、赤、緑色発光成分螢光体
として、青色には銀付活硫化亜鉛螢光体(ZnS:
Ag)赤色にはユーロピウム付活酸硫化イツトリ
ウム螢光体(Y2O2S:Eu)緑色には銅およびア
ルミニウム付活硫化亜鉛螢光体(ZnS:Ca,Al)
もしくは銅およびアルミニウム付活硫化亜鉛カド
ミウム螢光体〔(Zn,Cd)S:Cu,Al〕が用い
られている。周知のように上記カラーテレビジヨ
ン用ブラウン管の青色発光成分螢光体および赤色
発光成分螢光体の粒子表面にそれぞれ青色顔料粒
子と赤色顔料粒子を付着させるとそれらの顔料粒
子のフイルター効果によつて発光スペクトルのう
ちの一部の可視域がカツトされて発光色が鮮明と
なり、さらに螢光膜の顔料着色による外光の吸収
効果によつて反射光が減少するため映像のコント
ラストが飛躍的に向上する(特開昭50−56146
号)。 上述のカラーテレビジヨン用高コントラストブ
ラウン管の螢光膜には、外光に対する反射率は低
く、かつ各色輝度および白色輝度は充分高いこと
が要求される。すなわち外光に対する反射率を低
くするためには青色および赤色顔料粒子付着量を
多くして青色および赤色発光成分螢光体の表面被
覆率を高める必要があり、この場合当然青色輝
度、赤色輝度および白色輝度は低下するわけであ
るが、この輝度の低下ができるだけ小さいことが
要求される。換言すれば比反射率が一定である場
合各色輝度および白色輝度ができるだけ高いこと
が要求される。 現在、カラーテレビジヨン用高コントラストブ
ラン管に用いられる青色顔料付ZnS:Ag螢光体
および赤色顔料付Y2O2S:Eu螢光体において
は、青色および赤色顔料粒子としてそれぞれコバ
ルトブルーおよび硫セレン化カドミウムが考えら
れている。このコバルトブルー青色顔料粒子を付
着せしめたZnS:Ag螢光体、硫セレン化カドミ
ウム赤色顔料粒子を付着せしめたY2O2S:Eu螢
光体およびZnS:Cu,Al螢光体もしくは(Zn,
Cd)S:Cu,Al螢光体をそれぞれ青、赤および
緑色発光成分螢光体とする螢光膜は上述の要求を
ある程度満たすものである。しかしながらカラー
テレビジヨン用ブラウン管の高輝度化にともなつ
て、比反射率が同一である螢光膜を比較した場
合、各色輝度および白色輝度がより一層高いカラ
ーテレビジヨン用高コントラストブラン管が望ま
れている。 本発明は比反射率が同一である螢光膜を比較し
た場合、上記コバルトブルー青色顔料付ZnS:
Ag螢光体、硫セレン化カドミウム赤色顔料付
Y2O2S:Eu螢光体および(Zn,Cd):Cu,Al螢
光体をそれぞれ青、赤および緑色発光成分螢光体
とする従来公知の螢光膜を有するカラーテレビジ
ヨン用高コントラストブラン管よりも青色輝度お
よび白色輝度の高いカラーテレビジヨン用高コン
トラストブラン管を提供することを目的とするも
のである。 本発明者等は上記目的を達成するため特に
ZnS:Ag螢光体に付着せしめるコバルトブルー
にかわる青色顔料粒子について種々の検討を行な
つた。その結果、青色顔料粒子として特定の反射
スペクトルを有する群青を用い、これをAg付活
量が特定範囲内にあるZnS:Ag螢光体に適当量
付着せしめて青色顔料付螢光体とし、この青色顔
料付螢光体と硫セレン化カドミウム赤色顔料付
Y2O2S:Eu螢光体と(Zn,Cd)S:Cu,Al螢光
体とを組合せて螢光膜を構成すれば上記目的が達
成されることを見出し本発明に至つた。すなわち
本発明によるカラーテレビジヨン用高コントラス
トブラウン管は群青青色顔料付ZnS:Ag螢光
体、硫セレン化カドミウム赤色顔料付Y2O2S:
Eu螢光体および(Zn,Cd)S:Cu,Al螢光体を
それぞれ青、赤および緑色発光成分螢光体とする
螢光膜を有し、前記ZnS:Ag螢光体のAg付活量
がZnS1グラムに対して10-5乃至10-3グラムの範
囲、前記群青青色顔料粒子付着量が前記ZnS:
Ag螢光体の0.1乃至10重量%の範囲、記Y2O2S:
Eu螢光体のEu付活量がY2O2S1モルに対して0.04
乃至0.066グラム原子の範囲、前記硫セレン化カ
ドミウム赤色顔料粒子付着量が前記Y2O2S:Eu
螢光体の0.1乃至2.0重量%の範囲、前記(Zn,
Cd)S:Cu,Al螢光体の母体である(Zn,Cd)
S1モル中のCdSの量が0.11モル以下、前記(Zn,
Cd)S:Cu,Al螢光体のCuおよびAl付活量が
(Zn,Cd)S1グラムに対してそれぞれ5×10-6
至5×10-4グラムおよび5×10-6乃至2×10-3
ラムの範囲にあり、また前記群青青色顔料粒子の
反射率が400nm、450nm、500nm、550nm、
600nm、650nmおよび700nmの波長の光に対し
て、それぞれ酸化マグネシウム拡散板の反射率を
100%とした時、30乃至65%、45乃至80%、10乃
至35%、15%以下、10%以下、15%以下および30
%以下であることを特徴とするものである。 以下本発明を詳しく説明する。 本発明のカラーブラウン管の螢光膜を構成する
青色発光成分螢光体に用いられる群青青色顔料粒
子としては、一般に市販されているものが使用さ
れる。一般に群青は硫黄を含むナトリウム―アル
ミノシリケートとして示されるものである。すな
わち群青は二酸化珪素(SiO2)、酸化アルミニウ
ム(Al2O3)、酸化ナトリウム(Na2O)および硫
黄(S)を主成分とするものであり、その製造方
法、粒子径、前記各成分含有量等によつて体色が
異なるものであるが、本発明に用いられる群青青
色顔料粒子は、酸化マグネシウム拡散板の反射率
を100%とした時、可視領域の反射率すなわち
400nm、450nm、500nm、550nm、600nm、
650nmおよび700nmにおける反射率がそれぞれ下
表の範囲にあるものである。
【表】 第1図は本発明に用いられる群青青色顔料粒子
の反射スペクトルをコバルトブルー青色顔料粒子
と比較して例示するものである。曲線aが群青青
色顔料粒子の反射スペクトル、曲線bがコバルト
ブルー青色顔料粒子の反射スペクトルであつて、
縦軸の反射率は酸化マグネシウム拡散板の反射率
を100%とした相対値で示してある。また本発明
に用いられる群青青色顔料粒子は平均粒子径が
3.0μ以下のものが好ましい。平均粒子径が3.0μ
より大きい群青を用いた場合は、顔料粒子が大き
すぎるために付着強度が充分でなく、従つて一定
の着色度を得るのにより多くの顔料粒子を必要と
し、得られる青色発光成分螢光体の発光輝度が著
しく低下する。群青青色顔料粒子のより好ましい
平均粒子径は0.2μ乃至1.5μである。 一方本発明のカラーブラウン管の螢光膜を構成
する青色発光成分螢光体においては、上記群青青
色顔料粒子を付着せしめる青色発光成分螢光体と
してZnS:Ag螢光体が用いられるが、このZnS:
Ag螢光体のAg付活量はZnS1グラムに対して10-5
グラム乃至10-3グラムであり、好ましくは8×
10-5グラム乃至5×10-4グラムである。また
ZnS:Ag螢光体の好ましい平均粒子径は3μ乃
至15μであり、より好ましくは4μ乃至12μであ
る。 上記ZnS:Ag螢光体表面に付着せしめられる
上記群青青色顔料粒子の量はZnS:Ag螢光体の
Ag付活量および粒子径、群青青色顔料粒子の種
類および粒子径等によつて異なるが一般にZnS:
Ag螢光体の0.1重量%乃至10重量%であり好まし
くは0.5重量%乃至5重量%である。群青青色顔
料粒子付着量が0.1重量%より少ない場合はコン
トラスト効果が少なく、10重量%より多い場合は
青色輝度が低下し、ひいては白色輝度が低下す
る。 次に上記青色発光成分螢光体と共に本発明のカ
ラーブラウン管の螢光膜を構成する赤色発光成分
螢光体および緑色発光成分螢光体について説明す
る。 本発明のカラーブラウン管の赤色発光成分螢光
体としては、高コントラストカラーブラウン管の
赤色発光成分螢光体として従来公知の硫セレン化
カドミウム赤色顔料付Y2O2S:Eu螢光体が用い
られる。硫セレン化カドミウム赤色顔料粒子は
Cd(S1x,Sex)なる組成を有するが、本発明
に用いられる硫セレン化カドミウム赤色顔料粒子
としては、一般に市販されているものが使用され
る。第2図に本発明に用いられる硫セレン化カド
ミウム赤色顔料粒子の反射スペクトルを例示す
る。なお第2図の縦軸の反射率は酸化マグネシウ
ム拡散板の反射率を100%とした相対値で示して
ある。本発明に用いられる硫セレン化カドミウム
赤色顔料粒子は平均粒子径が1μ以下のものが好
ましい。平均粒子径が1μより大きい硫セレン化
カドミウム赤色顔料粒子を用いた場合は顔料粒子
が大きすぎるために付着強度が充分でなく、従つ
て一定の着色度を得るのにより多くの顔料粒子を
必要とし、得られる赤色発光成分螢光体の発光輝
度が著しく低下する。硫セレン化カドミウム赤色
顔料粒子のより好ましい平均粒子径は0.2μ乃至
0.5μである。 一方上記硫セレン化カドミウム赤色顔料粒子を
付着せしめる赤色発光螢光体としてY2O2S:Eu
螢光体が用いられるが、このY2O2S:Eu螢光体
のEu付活量はY2O2S1モルに対して0.04グラム原
子乃至0.066グラム原子であり、好ましくは0.044
グラム原子乃至0.06グラム原子である。また
Y2O2S:Eu螢光体の好ましい平均粒子径は3μ
乃至15μであり、より好ましくは4μ乃至12μで
ある。 上記Y2O2S:Eu螢光体表面に付着せしめられ
る上記硫セレン化カドミウム赤色顔料粒子の量は
Y2O2S:Eu螢光体のEu付活量および粒子径、硫
セレン化カドミウム赤色顔料粒子の種類および粒
子径等によつて異なるが、一般にY2O2S:Eu螢
光体の0.1重量%乃至2.0重量%であり、好ましく
は0.3重量%乃至1.0重量%である。硫セレン化カ
ドミウム赤色顔料粒子付着量が0.1重量%より少
い場合はコントラスト効果が少なく、2.0重量%
より多い場合は赤色輝度が低下し、ひいては白色
輝度が低下する。 また本発明のカラーブラウン管の緑色発光成分
螢光体としては、従来カラーブラウン管の緑色発
光成分螢光体として実用されている(Zn,Cd)
S:Cu,Al螢光体が用いられる。この(Zn,
Cd)S:Cu,Al螢光体の母体(Zn,Cd)S1モ
ル中のCdS量は0.11モル以下、好ましくは0.03モ
ル乃至0.07モルであり、またCu付活量およびAl
付活量は(Zn,Cd)S1グラムに対してそれぞれ
5×10-6グラム乃至5×10-4グラムおよび5×
10-6グラム乃至2×10-3グラムであり、好ましく
は10-5グラム乃至2×10-4グラムおよび10-5グラ
ム乃至8×10-4グラムである。また(Zn,Cd)
S:Cu,Al螢光体の好ましい平均粒子径は3μ
乃至15μであり、より好ましくは4μ乃至12μで
ある。 なお本発明に用いられる群青青色顔料付ZnS:
Ag螢光体および硫セレン化カドミウム赤色顔料
付Y2O2S:Eu螢光体を製造する方法としては、
例えば特開昭50−56146号に記載されているよう
な従来の顔料付螢光体の製造方法を採用してもよ
い。特開昭50−56146号では、ポリビニルピロリ
ドン等の適当な水溶性樹脂液中に分散させた顔料
粒子と、ゼラチン溶液中に分散させた螢光体を混
合し撹拌し、生成した沈澱物を乾燥することによ
り顔料付螢光体を製造している。しかしながら顔
料付螢光体を製造するにあたつては、顔料粒子を
螢光体表面に均一に、しかも強固に付着せしめる
ことが重要である。螢光体表面に顔料粒子をより
均一に、しかもより強固に付着せしめる方法とし
ては、本出願人が先に特許出願した静電塗布法に
よる製造方法(特願昭51−49436号)、懸濁重合法
による製造方法(特願昭51−49437号)共重合法
による製造方法(特願昭51−77469号)およびゼ
ラチンとアラビアゴムの混合物を接着剤とする製
造方法(特願昭51−80296号)が推奨される。 本発明のカラーブラウン管の構成は螢光膜をの
ぞいては従来のカラーブラウン管と同じである。
また本発明のカラーブラウン管の螢光膜はカラー
ブラウン管の螢光膜作成方法として一般に採用さ
れている光印刷法によつて形成される。 群青青色顔料付ZnS:Ag螢光体、硫セレン化
カドミウム赤色顔料付Y2O2S:Eu螢光体および
(Zn,Cd)S:Cu,Al螢光体を青、赤、および
緑色発光成分螢光体とする本発明のカラーブラウ
ン管の螢光膜は、比反射率が同一である螢光膜を
比較した場合、コバルトブルー青色顔料付ZnS:
Ag螢光体、硫セレン化カドミウム赤色顔料付
Y2O2S:Eu螢光体および(Zn,Cd)S:Cu,Al
螢光体を青、赤および緑色発光成分螢光体とする
従来公知の螢光膜よりも青色輝度および白色輝度
が高い。第3図は本発明のカラーブラウン管の螢
光膜における比反射率と青色輝度との関係を上記
従来公知の螢光膜における比反射率と青色輝度と
の関係と比較して例示するものであり、また第4
図は本発明のカラーブラウン管の螢光膜における
比反射率と白色輝度との関係を上記従来公知の螢
光膜における比反射率と白色輝度との関係と比較
して例示するものである。第3図および第4図い
ずれにおいても曲線aが本発明のカラーブラウン
管の螢光膜、曲線bが従来公知の螢光膜である。
なお第3図および第4図において本発明のカラー
ブラウン管の螢光膜および従来公知の螢光膜を構
成する硫セレン化カドミウム赤色顔料付Y2O2S:
Eu螢光体および(Zn,Cd)S:Cu,Al螢光体は
全く同じ螢光体であり、横軸の比反射率および縦
軸の青色、白色輝度はZnS:Ag螢光体、硫セレ
ン化カドミウム赤色顔料付Y2O2S:Eu螢光体お
よび(Zn,Cd)S:Cu,Al螢光体を青、赤およ
び緑色発光成分螢光体とする螢光膜の反射率およ
び青色、白色輝度を100とした相対値で示すもの
である。第3図および第4図から明らかなように
本発明のカラーブラウン管の螢光膜は比反射率が
同一である螢光膜の比較において、従来公知螢光
膜よりも常に青色輝度および白色輝度が高い。本
発明のカラーブラウン管の螢光膜において、比反
射率と青色輝度および白色輝度との関係は、群青
青色顔料粒子の種類およびその粒子径等によつて
異なるものであるが、本発明者等の実験によれ
ば、本発明のカラーブラウン管の螢光膜は比反射
率が同一である螢光膜を比較した場合、ZnS:
Ag螢光体に付着せしめる青色顔料粒子としてコ
バルトブルー青色顔料粒子を用いた従来公知の螢
光膜より高い青色輝度および白色輝度を示すこと
が判明した。 上述のように、本発明のカラーブラウン管は比
反射率が同一である螢光膜を比較した場合、従来
公知の高コントラスト螢光膜よりも青色輝度およ
び白色輝度が高いものであつてその工業的利用価
値は非常に大きい。 次に実施例によつて本発明を説明する。 実施例 1
【表】 上記3種の螢光体をそれぞれ青、赤および緑色
発光成分螢光体とする螢光膜を有する本発明のカ
ラーブラウン管を通常の製造方法によつて製造し
た。 次に上記群青青色顔料付ZnS:Ag螢光体のか
わりに下記のコバルトブルー青色顔料付ZnS:
Ag螢光体を用いること以外は上述と全く同様に
して従来公知のカラーブラウン管を製造した。
【表】 別表に示されるように、得られた本発明のカラ
ーブラウン管の螢光膜と従来公知のカラーブラウ
ン管の螢光膜とは比反射率がほぼ同じであり、青
色輝度および白色輝度は本発明のカラーブラウン
管の方が高かつた。 実施例 2
【表】 上記3種の螢光体をそれぞれ青、赤および緑色
発光成分螢光体とする螢光膜を有する本発明のカ
ラーブラウン管を通常の製造方法によつて製造し
た。 次に上記群青青色顔料付ZnS:Ag螢光体のか
わりに下記のコバルトブルー青色顔料付ZnS:
Ag螢光体を用いること以外は上述と全く同様に
して従来公知のカラーブラウン管を製造した。
【表】 別表に示されるように、得られた本発明のカラ
ーブラウン管の螢光膜と従来公知のカラーブラウ
ン管の螢光膜と比反射率がほぼ同じであり青色輝
度および白色輝度は本発明のカラーブラウン管の
方が高かつた。 実施例 3
【表】
【表】 上記3種の螢光体をそれぞれ青、赤および緑色
発光成分螢光体とする螢光膜を有する本発明のカ
ラーブラウン管を通常の製造方法によつて製造し
た。 次に上記群青青色顔料付ZnS:Ag螢光体のか
わりに下記のコバルトブルー青色顔料付ZnS:
Ag螢光体を用いること以外は上述と全く同様に
して従来公知のカラーブラウン管を製造した。
【表】 別表に示されるように、得られた本発明のカラ
ーブラウン管の螢光膜と従来公知のカラーブラウ
ン管の螢光膜とは比反射率がほぼ同じであり、青
色輝度および白色輝度は本発明のカラーブラウン
管の方が高かつた。
【表】
【表】 【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のカラーブラウン管の螢光膜を
構成する青色発光成分螢光体に用いられる群青青
色顔料粒子の反射スペクトルをコバルトブルー青
色顔料粒子と比較して例示するものであり、曲線
aが群青青色顔料粒子の反射スペクトル、曲線b
がコバルトブルー青色顔料粒子の反射スペクトル
である。第2図は本発明のカラーブラウン管の螢
光膜を構成する赤色発光成分螢光体に用いられる
硫セレン化カドミウム赤色顔料粒子の反射スペク
トルを例示するものである。第3図は本発明のカ
ラーブラウン管の螢光膜における比反射率と青色
輝度との関係を従来公知の螢光膜における比反射
率と青色輝度との関係と比較して例示するもので
あり、曲線aが本発明のカラーブラウン管の螢光
膜、曲線bが従来公知の螢光膜である。第4図は
本発明のカラーブラウン管の螢光膜における比反
射率と白色輝度との関係を従来公知の螢光膜にお
ける比反射率と白色輝度との関係と比較して例示
するものであり、曲線aが本発明のカラーブラウ
ン管の螢光膜、曲線bが従来公知の螢光膜であ
る。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 銀付活硫化亜鉛螢光体の表面に群青青色顔料
    粒子を付着させてなる顔料付青色発光成分螢光体
    と、ユーロピウム付活酸硫化イツトリウム螢光体
    の表面に硫セレン化カドミウム赤色顔料粒子を付
    着させてなる顔料付赤色発光成分螢光体と、銅お
    よびアルミニウム付活硫化亜鉛カドミウム螢光体
    からなる緑色発光成分螢光体とを備えた螢光膜を
    有し、前記銀付活硫化亜鉛螢光体の銀付活量が硫
    化亜鉛1グラムに対して10-5〜10-3グラムの範
    囲、前記群青青色顔料粒子付着量が前記銀付活硫
    化亜鉛螢光体の0.1〜10重量%の範囲、前記ユー
    ロピウム付活酸硫化イツトリウム螢光体のユーロ
    ピウム付活量が酸硫化イツトリウム1モルに対し
    て0.04〜0.066グラム原子の範囲、前記硫セレン
    化カドミウム赤色顔料粒子付着量が前記ユーロピ
    ウム付活酸硫化イツトリウム螢光体の0.1〜2.0重
    量%の範囲、前記銅およびアルミニウム付活硫化
    亜鉛カドミウム螢光体の母体である硫化亜鉛カド
    ミウム1モル中の硫化カドミウム量が0.11モル以
    下、前記銅およびアルミニウム付活硫化亜鉛カド
    ミウム螢光体の銅およびアルミニウム付活量が硫
    化亜鉛カドミウム1グラムに対してそれぞれ5×
    10-6〜5×10-4グラムおよび5×10-6〜2×10-3
    グラムの範囲にあり、前記群青青色顔料粒子の反
    射率が、400nm、450nm、500nm、550nm、
    600nm、650nmおよび700nmの波長の光に対し
    て、それぞれ酸化マグネシウム拡散板の反射率を
    100%とした時、30〜65%、45〜80%、10〜35
    %、15%以下、10%以下、15%以下および30%以
    下であることを特徴とするカラーテレビジヨン用
    ブラウン管。 2 前記銀付活量が8×10-5〜5×10-4グラムの
    範囲、前記群青青色顔料粒子付着量が0.5〜5重
    量%の範囲、前記ユーロピウム付活量が0.044〜
    0.06グラム原子の範囲、前記硫セレン化カドミウ
    ム赤色顔料粒子付着量が0.3〜1.0重量%の範囲、
    前記硫化カドミウム量が0.03〜0.07モルの範囲、
    前記銅およびアルミニウム付活量がそれぞれ10-5
    〜2×10-4グラムおよび10-5〜8×10-4グラムの
    範囲にあることを特徴とする特許請求の範囲第1
    項記載のカラーテレビジヨン用ブラウン管。 3 前記銀付活硫化亜鉛螢光体、ユーロピウム付
    活酸硫化イツトリウム螢光体および銅およびアル
    ミニウム付活硫化亜鉛カドミウム螢光体の平均粒
    子径がいずれも3〜15μの範囲にあり、前記群青
    青色顔料粒子の平均粒子径が3μ以下であり、前
    記硫セレン化カドミウム赤色顔料粒子の平均粒子
    径が1μ以下であることを特徴とする特許請求の
    範囲第1項または第2項記載のカラーテレビジヨ
    ン用ブラウン管。 4 前記銀付活硫化亜鉛螢光体、ユーロピウム付
    活酸硫化イツトリウム螢光体および銅およびアル
    ミニウム付活硫化亜鉛カドミウム螢光体の平均粒
    子径がいずれも4〜12μの範囲、前記群青青色顔
    料粒子の平均粒子径が0.2〜1.5μの範囲、前記硫
    セレン化カドミウム赤色顔料粒子の平均粒子径が
    0.2〜0.5μの範囲にあることを特徴とする特許請
    求の範囲第3項記載のカラーテレビジヨン用ブラ
    ウン管。
JP15310276A 1976-12-20 1976-12-20 Color braun tube Granted JPS5377167A (en)

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