JPS6251465B2 - - Google Patents

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JPS6251465B2
JPS6251465B2 JP54097872A JP9787279A JPS6251465B2 JP S6251465 B2 JPS6251465 B2 JP S6251465B2 JP 54097872 A JP54097872 A JP 54097872A JP 9787279 A JP9787279 A JP 9787279A JP S6251465 B2 JPS6251465 B2 JP S6251465B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sheet
jam
copying machine
sheets
signal
Prior art date
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Expired
Application number
JP54097872A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5622449A (en
Inventor
Hideo Kikuchi
Tamaki Kaneko
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP9787279A priority Critical patent/JPS5622449A/ja
Priority to GB8023416A priority patent/GB2055086B/en
Priority to DE3027334A priority patent/DE3027334C2/de
Publication of JPS5622449A publication Critical patent/JPS5622449A/ja
Priority to US06/455,138 priority patent/US4449813A/en
Publication of JPS6251465B2 publication Critical patent/JPS6251465B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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  • Controlling Sheets Or Webs (AREA)
  • Collation Of Sheets And Webs (AREA)
  • Paper Feeding For Electrophotography (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、書類分類装置(コレータ)を備え、
必要に応じ更に自動書類取扱装置ADH(オー
ト・ドキユメント・ハンドラ)を備えた複写機に
関する。
一般にコレータは、多段のシート収納ビンを備
えており、これら一連のコピーを一枚づつ別なビ
ンに分配する丁合モードで作動する。但し、1つ
のビンに連続してコピーを収納し所定枚数が収納
されると次のビンにシートを収納する仕分けモー
ドでも動作させることが可能になつている。
コレータを備える従来の複写機は、通常、露光
が終了すると次の原稿のコピースタートを可能な
らしめている。従つて、複写機本体及びコレータ
を含むコピー搬送路が長い複写機では、紙詰り
(ジヤム)が発生した際、次のような問題があつ
た。
説明を簡単にするため、丁合すべき部数NをN
=9とし、第5ページ目についてのコピー8枚目
と9枚目がコレータの搬送路中を進行中であり、
且つ次の6ページ目のコピーは1枚目、2枚目、
3枚目の計3枚が同時に複写機本体の搬送路中を
進行中であるとする。
今、コレータ側でジヤムが発生すると、コレー
タのコピー搬送路は停止され複写機本体中の3枚
のコピーだけが臨時トレイに排出される。しかし
コレータの搬送路中のコピーはジヤムしたコピー
として取扱われ捨てられる。これは何枚のコピー
が実際に失なわれるかを正確に決定したり、これ
らの失なわれるコピーを正しいオリジナル書類と
つき合せることが非常に困難なためである。従つ
て5ページについての8枚目、9枚目のコピーは
ジヤム枚数として取扱われる。それ故、もしこの
状態で手差し又はフイーダ部を使つて、臨時トレ
イ上のコピーの丁合をコレータで行なつたり、又
は複写機本体のコピースタートさせると、コレー
タの第8番目及び第9番目のビンにおけるコピー
の積重ね順、即ちページ順が狂つてしまう。なぜ
なら、臨時トレイ上のコピー又は複写機本体から
送出されるコピーは第5ページのものではなく第
6ページのものであるからである。
このような場合、オペレータが、ジヤムしたコ
ピーが5ページ目のものか6ページ目のものかを
判断することは非常に面倒であり、コレータの構
成の仕方によつては全く判断不可能の場合もあ
る。更に、5ページ目の原稿をセツトし直してコ
ピーし且つまた6ページ目の原稿をセツトしてコ
ピーし直さなければならず、従つてオペレータの
操作が非常に複雑となる。
一方、ADHを備えた複写機では、ADHが書類
(原稿)トレイから一度に一枚の原稿をコピー位
置に供給し、そこで一枚のコピー或いは一連のコ
ピーが作成される。コピー後当該原稿は原稿トレ
イへ自動的に返送され、もし次の原稿があるなら
ばその原稿がコンタクトガラス上のコピー位置に
供給されて一連のコピーが作成される。
従来の複写機においては、高速でコピーをとり
続けるため、コンタクトガラス上の原稿は、その
最後のコピーがコレータのビンに入る前に原稿ト
レイに戻され、次の原稿がコンタクトガラス上に
セツトされるようになつている。従つて、例えば
コレータが第1ページ目の丁合を実施している途
中で紙詰り(ジヤム)を生じた場合には、ジヤム
により破棄されるコピー枚数だけ第1ページ目の
コピーが不足する状態、即ち第1ページ目の原稿
を再びコピーして埋合せなければならない状態で
あるにも拘わらず、ADHは既に第1ページ目の
原稿を第2ページ目の原稿と交換し終つている。
それ故、この第2ページ目の原稿を再び第1ペー
ジ目の原稿と交換し直すことが行なわれている。
このように、ジヤム発生時にADHにより自動
的に原稿をリターンさせる方法は、貴重な原稿を
傷めることになるとともに、ドキユメント・ハン
ドラの機構自体を複雑なものにする。
本発明は上記欠点を除去することを目的とし、
同一ページについての一連のコピーの最終コピー
がコレータのビンに収納されたことを確認後、ま
たジヤムした場合にはジヤム枚数を埋め合せた
後、原稿を次のページのものに交換するようにし
たものである。
以下図示の実施例について本発明を詳細に説明
しよう。
第1図において、複写機本体1に隣接して第1
コレータ2、第2コレータ3が配置され、複写機
本体のコンタクトガラス4上には自動書類取扱装
置ADHが載置されている。
複写機本体1は感光体ドラム5の周りに、除電
チヤージヤ6、帯電チヤージヤ7、除電ランプ
8、現像ユニツト9、転写チヤージヤ10、分離
チヤージヤ11、分離爪12、クリーニングユニ
ツト13を有する。14はスリツト露光装置のス
キヤナとしてのハロゲンランプである。感光体ド
ラム5の表面は、まず帯電処理される。ハロゲン
ランプ12が移動してコンタクトガラス4上の原
稿を照明し、その反射光が第1ミラー15、第2
ミラー16で反射され、スルーレンズ17を通
り、第3及び第4ミラー18,19で反射され
て、感光体ドラム表面をスリツト露光する。露光
処理を受け潜像の形成された感光体ドラム表面
は、次いで現像ユニツト9によりトナーで顕像化
される。これに先立ち下給紙コロ21により給紙
部20より送り出されレジストローラ23で待期
していたシートが、レジストローラ23よりタイ
ミングよく給紙され、トナー像に重ねられる。転
写チヤージヤ10によりトナー像がシートに転写
され、シートは分離チヤージヤ11及び分離爪1
2によつて感光体ドラム表面より分離され、搬送
タンク24により定着ユニツト25に送られる。
定着されたシートは排出ローラ26を経て機外へ
排出され、第1コレータ2へ引渡される。感光体
ドラム表面はクリーニングユニツト13によりク
リーニングされ、再使用される。
レジストローラ23のシート銜え込み側の近傍
には、シートの給紙を監視する給紙部シート検出
器22が設けられている。
自動書類取扱装置ADHは、コンタクトガラス
4上でスキヤナのホームポジシヨン側に駆動ロー
ラ36を他端側に従動ローラ36′を有し、両ロ
ーラ間には原稿を搬送するための搬送ベルト38
が巻掛けられている。37はこの搬送ベルト38
の駆動ローラ駆動用電磁クラツチである。この搬
送ベルト38の上方には原稿トレイ40が配置さ
れており、トレイ上の原稿40′は互いに対接す
る給紙コロ30と固定の分離ローラ32とによつ
て一度に一枚だけ取出される。この取出しは、給
紙コロ駆動用電磁クラツチ31によつて制御され
る。そして取出された原稿は、給紙コロ30から
搬送ベルト38の入口までの通路44の途中に設
けられたレジストローラ対33,34の位置で待
期する。この待期位置にある原稿は、レジストロ
ーラ駆動用電磁クラツチ35によりレジストロー
ラ34が回転始動されたとき、通路44に沿つて
搬送ベルト38に送り込れる。そしてクラツチ3
7に制御される搬送ベルト38により、該ベルト
とコンタクトガラス間を移動し、コンタクトガラ
ス他端に在るストツプ爪39′に当接し静止す
る。次の原稿交換時には、ストツプ爪駆動ソレノ
イド39が作動してストツプ爪39′を解除し、
コンタクトガラス上の原稿が原稿トレイ40に戻
るのを許す。41はレジストローラ部のシート検
出器(レジスト原稿検出器)、42は原稿排出検
出器、そして43は原稿トレイ40上の原稿検出
器である。
第1コレータ2は、用紙整置部A、その下方に
位置するフイーダ部B、コピーを所要のビンに送
り込むための上下動可能な偏向装置C、この偏向
装置を担持しかつ上記用紙整置部A又はフイーダ
部Bよりのコピーを上記偏向装置へ搬送する搬送
部D、複数のシート収納手段としてのビン列E、
モータMを備えている。
第1図および第2図に於て、複写機本体より排
出されるコピーは矢印P方向に第1コレータ2に
入り、シート受入検出器45により監視されなが
ら受入ローラ対46によりくわえ込まれ、ついで
ガイド板ソレノイド47の制御をうける受入ガイ
ド板48の位置に従つて、排出ローラ対49を経
て臨時トレイ50へ排出されるか、又は丁合、仕
分けを行う場合そのまま水平に前進せしめられて
斜向ローラ51へ送られる。
この斜向ローラ51の作用によりコピーは図示
してない基準板に寄せられ、この基準板によつて
定位置、定姿勢に配置され、中間ローラ対52へ
送り出される。ついでフイーダ部Bにあるコレー
タ分岐板54が図の実線位置に在るときは搬送部
Dへ、又分岐板54が点線位置に在るときは送り
出しローラ対55を経て第2コレータ3へ送り出
される。中間ローラ対52の後方に中間ローラ部
シート検出器53が配置されている。斜向ローラ
部以後の部分でのコピージヤム又は故障の場合、
受入れローラ対46と排出ローラ対49の回転を
除いて、他のローラの回転はすべて停止され、か
つ受入ガイド板48は実線の位置となり、連続し
て送られるコピーは全部臨時トレイ50に送り込
まれる。
第2図に示す一点鎖線部Fは手差し部であり、
下ガイド板56,57に沿つて用紙を矢印方向に
挿入する。手差し用紙検出センサ58が用紙を検
出すると、手差し可能な条件下であれば手差し部
ローラー59は、手差し部ローラーに装備したク
ラツチ(図示されず)が作動することにより、回
転を開始する。更に用紙を進ませると、手差し部
ローラ59に達し、手差し部ローラー59は用紙
を受入ローラー対46に送り込む。フイーダ部B
と用紙整置部Aとは、奥側で互いにヒンジ結合さ
れており、用紙整置部Aは手前から上方へ持ち上
げられるようになつている。それによつて、搬送
路上でジヤムした紙の除去と、給紙台60上への
コピー束のセツトを容易に行い得る。61は給紙
台60上の紙の有無を検知するフイーダ部シート
検出器である。
搬送部Dには、駆動ローラ62及び従動ローラ
63に搬送ベルト64が掛けられており、駆動ロ
ーラ62は電磁クラツチ65を介してモータMに
より駆動される。
第3図において、搬送ベルト64は駆動ローラ
62および従動ローラ63に掛けられ、駆動ロー
ラ62の軸に固定したスプロケツト66および従
動ローラ63の軸に遊着したスプロケツト67に
第1チエーン68が掛けられている。この場合、
スプロケツト66の径は駆動ローラ62の径より
は小さいので、チエーン68の速度は搬送ベルト
のそれよりも遅くなつている。更にチエーン68
は、搬送部に設けた各スプロケツト69および偏
向装置Cに設けたスプロケツト70,71,7
2,73に掛けられている。
偏向装置Cは、上昇するチエーン68と偏向装
置のスプロケツトを固定するとき上昇し、下降す
るチエーンと偏向装置を固定するとき降下するよ
うになつている。このため、偏向装置の固定軸に
装着したスプロケツト70にスプリングクラツチ
74が付設されている。このクラツチ74は、上
昇用ソレノイド75によりレバー76を介して制
御されており、ソレノイド75を付勢することに
よりクラツチ74は解除されてスプロケツト70
がフリーとなり、チエーン68のみが回動し偏向
装置Cは移動しない。上昇用ソレノイド75が脱
勢されるとレバー76がばね作用で戻り、スプロ
ケツト70がその固定軸にクラツチ74を介して
ロツクされ、よつてスプロケツト70従つて偏向
装置Cが上昇するチエーン68に連行される。偏
向装置Cは、停止すべき最上位の位置まで上昇す
るとホームポジシヨンスイツチ85(第6図)を
作動し、このスイツチによりソレノイド75を付
勢し、クラツチ74の解除により偏向装置Cはチ
エーン68との接続を断たれ上昇を停止する。
偏向装置Cの下降運動は、上述せる上昇運動と
基本的には同じであるが、正確に決められた量だ
け下降しなければならない点が重要である。この
ため、第4図に示すように、チエーン68と噛合
うスプロケツト73、このスプロケツトに付設の
スプリングクラツチ77、このスプリングクラツ
チ77と軸78との間に設けられた電磁クラツチ
79、前記スプリングクラツチの接断を行う下降
用のソレノイド80、このソレノイドのプランジ
ヤに結合されたレバー81、このレバーの1端と
係脱するための欠き部82aを具備し上記スプリ
ングクラツチ77の接断制御を行うカムスリーブ
82が設けられている。軸78には、第5図に示
すように、別のスプロケツト83が固定されてお
り、このスプロケツト83は搬送部に固定され従
つて不動の第2チエーン84と噛合つている。
下降用ソレノイド80の脱勢時、レバー81の
係合端はカムスリーブ82の欠き部82aに係合
してスプリングクラツチ77を断とし、従つてス
プロケツト73がチエーン68により回動させら
れても軸78は回動せず、偏向装置Cは停止して
いる。下降用ソレノイド80を付勢すると、レバ
ー81の係合端がカムスリーブの欠き部82aよ
り外れ、スプリングクラツチ77が接状態とな
り、チエーン68によるスプロケツト73の回転
は通常オンしている電磁クラツチ79を介して軸
78は伝達され、よつて別のスプロケツト83が
軸78と共に回動するが、これはスプロケツト8
3が不動の第2チエーン84に沿うて転動するこ
とになり、結局偏向装置Cが下降する。下降用ソ
レノイド80は、レバー81の係合端がカムスリ
ーブの欠き部82aより外れた後直ちに再び脱勢
されるので、レバー81の係合端は係合状態を保
持しつつカムスリーブ82の周面に沿うて滑り、
その半周後に別の欠き部82aに係合してカムス
リーブ82を停止させる。よつて、スプリングク
ラツチ77は再び断状態となり、軸78およびこ
れに固定のスプロケツト83に従つて偏向装置C
は停止する。このように、偏向装置Cはその下降
時カムスリーブ82の半周分に相対する距離だけ
正確に下降するが、この距離は隣接配置している
ビンの間隔に相当する。
第6図に於て、駆動ローラ62と従動ローラ6
3とに掛けられた搬送ベルト64の両走行辺の間
に真空室87が配置されており、ブロアー88に
より常時負圧に保持されている。真空室87のビ
ン列と対置する壁部にして搬送ベルトの接触位置
には、多数の吸引孔が列をなして設けられ、これ
に対し搬送ベルト64にも吸引孔が配置されてい
る。86は偏向装置の下降に対するエンド検出ス
イツチである。真空室の吸引孔と搬送ベルトの吸
引孔とが合致したところにコピーが来ると、コピ
ーは搬送ベルトに吸引され、その移動に連行され
て偏向装置Cに達し、ここで第7図に示す偏向カ
ム89によつて偏向され所定のビン内へ送り込ま
れる。
第7図に於て、搬送ベルト64により偏向装置
Cに送られて来たコピーは、各ビンに付設された
偏向カム89のうちコピーを送り込むべく偏向装
置が停止しているビンに対応する案内カムが搬送
ベルト64より突出した位置にあるため、この案
内カムの彎曲面で搬送ベルト64の面より離隔せ
しめられ、偏向装置64の担持する案内板90,
91を経て排出ローラ対92でくわえられてビン
中に排出される。
偏向カム89は、偏向装置Cに装備した偏向カ
ム駆動レバー93を実線位置にロツクすることに
より、搬送ベルト64の面より突出した位置に保
持される。この偏向カム駆動レバー93は、偏向
装置の下降時には実線位置にあつて所要の案内カ
ムを搬送ベルト面より突出させるが、偏向装置の
上昇時は破線で示す位置へ移動し、各案内カムに
接触しないようにされる。このレバー93の制御
は上述の上昇用ソレノイド75によつて行なわれ
る。即ち上昇用ソレノイド75がOFFのときは
レバー75が第7図の破線位置に在る状態で偏向
装置Cが上昇し、逆にソレノイド75がONして
いるときはレバー93は第7図の実線位置に在り
且つ偏向装置Cは下降用ソレノイド80がONさ
れるのを期待している状態にある。94はシート
排出検出器としての偏向部シート検出器であり、
ビン列Eのシート入口近くに位置することにな
る。
第8図は、上述のADH及びコレータの制御回
路を示したものであり、破線で囲つた部分は
ADH制御部を示す。
ADH制御部100において、SW1はADHセ
レクトスイツチ、131は給紙コロ駆動用電磁ク
ラツチ31のクラツチ制御回路、135はレジス
トローラ駆動用電磁クラツチ35のクラツチ制御
回路、137は搬送ベルト駆動ローラ駆動用電磁
クラツチ37のクラツチ制御回路、139はスト
ツプ爪駆動ソレノイド39のソレノイド制御回路
である。
原稿検出器43がADHにセツトされた原稿4
0′を検出している場合には、ADHセレクトスイ
ツチSW1がONされると、該スイツチに接続さ
れたインバータIN1からADHセレクト信号S1
が出力され、フリツプフロツプ101がセツトさ
れる。フリツプフロツプ101の出力は3入力
ANDゲート102の第1入力端子に入力され
る。このANDゲート102の第2入力端子はイ
ンバータIN3を通してレジスト原稿検出器41
を接続されている。最初はADHのレジストロー
ラ対33,34に原稿が存在しない。従つてレジ
スト原稿検出器41が原稿を検出していないの
で、インバータIN3の出力即ちANDゲート10
2の第2入力は“1”である。またANDゲート
102の第3入力端子はインバータIN2を通し
てANDゲート108の出力端子と接続されてい
るが、後述するようにANDゲート108の出力
は“0”即ちレジストローラ駆動信号S4が出て
ないので、インバータIN2の出力即ちANDゲー
ト102の第3入力も“1”である。従つて
ANDゲート102はスイツチSW1がONすると
同時に給紙コロ駆動信号S2をクラツチ制御回路
131に出力する。これにより、電磁クラツチ3
1が入り、ADHの給紙コロ30が回転し、原稿
40′の最上位の一枚が固定分離ローラ32との
協動により分離されて送出される。
原稿がレジストローラ対33,34に送られ、
レジスト原稿検出器41の位置に到達すると、該
検出器が当該原稿を検出する。従つてインバータ
IN3の出力は“0”となり、ANDゲート102
の給紙コロ駆動信号S2は消失し、給紙が停止さ
れる。よつて原稿はレジストローラ対33,34
の位置に停留し、レジストローラ対が回転するの
を期待する状態に保持される。
一方、上記ADHセレクト信号S1は搬送時間
発生回路106にも入力される。この搬送時間発
生回路106は、上記原稿がレジストローラ対3
3,34より送出されてコンタクトガラス上の搬
送ベルト38に入り、該ベルトにより搬送されて
ストツプ爪39′により停止されるまでの原稿搬
送時間T0を発生させる回路である。この搬送時
間発生回路106の出力(搬送時間信号S3)
は、搬送ベルト38の駆動ローラ駆動用電磁クラ
ツチ37の制御回路137と、ANDゲート10
8の第2入力端子と、そして遅延回路107に入
力される。
制御回路137は搬送時間信号S3が入力され
ると搬送ベルト駆動ローラ36の電磁クラツチ3
7をONする信号を出力する。電磁クラツチ37
が作動すると、駆動ローラ36が回転し、これと
連結された搬送ベルト38が移動し始める。この
場合、ストツプ爪39′はストツプ爪駆動ソレノ
イド制御回路139に前置されたフリツプフロツ
プ105が、上記ADHセレクト信号S1により
ORゲート104を通してリセツトされているた
め、突出した位置に在る。
搬送ベルト38が移動し始めた後、遅延回路1
07の働きにより少し遅れた時点で搬送時間信号
S3がANDゲート108の第1入力端子に入力
される。従つて、ANDゲート108にレジスト
ローラ駆動信号S4が発生し、クラツチ制御回路
135とインバータIN2に入力される。クラツ
チ制御回路135はレジストローラ駆動用電磁ク
ラツチ35をONする信号を出力する。電磁クラ
ツチ35がONすることにより、レジストローラ
対33,34が回転し始める。従つてレジストロ
ーラ対に待機していた原稿が送り出され、通路4
4を通つて搬送ベルト38に引渡される。原稿は
搬送ベルト38によりコンタクトガラス上をスト
ツプ爪39′へと送られる。
原稿がストツプ爪39′の位置に到達する時刻
において搬送時間発生回路106が出力信号を
OFFする。搬送時間信号S3が消失すると、搬
送ベルト駆動ローラ36の電磁クラツチ37が
OFFして搬送ベルト38が停止する。従つて1
枚目の原稿は、その先端がストツプ爪39′に当
接した位置で、コンタクトガラス4上にセツトさ
れる。尚、レジストローラ対33,34も、その
駆動信号S4が信号S4の消失により消失するの
で、同時に停止する。
上記のコンタクトガラス上にセツトされた原稿
は、第8図に破線で囲まずに示したコレータ制御
部によつて作られる原稿交換信号S8により、自
動的に次の2枚目のものと交換される。同時にま
た複写機本体に対する給紙スタート許可信号S9
も発生される。両信号S8,S9は、コレータの
ビンEに、同一原稿についての最終コピーが収納
されたことが確認されたときに発生される。
第8図のコレータ制御部において、147は受
入ガイド板48の駆動ソレノイド47の駆動回
路、165は搬送ベルト64の電磁クラツチ65
の駆動回路、180は偏向装置Cの上昇用ソレノ
イド75及び下降用ソレノイド80を制御する偏
向部移動回路である。109はシート受入検出器
45で検知されるシートのシート受入カウンタ、
110は偏向部シート検出器94のシート検出信
号と該信号を若干遅延させ且つ反転させた信号と
の論理積からパルスの形でシート後端信号S5を
取り出すシート後端検出回路である。111は上
記シート後端信号S5に基づき、偏向装置Cから
ビンEへ排出され終つたシートの枚数を計数する
シート排出カウンタである。112はジヤム検出
回路であり、シートがシート受入検出器45で検
出されてから偏向部シート検出器94で検出され
るまでのシート搬送時間T1+δと、そして偏向
部シート検出器94がシートを検出してから同検
出器94を通過し終るまでの搬送時間T2+δを
作成するタイマ回路として構成されている。この
ジヤム検出回路は上記所定の時間が経過してもリ
セツトされないときはジヤム検出信号S6を発生
する。113は比較・演算回路であつて、複写機
本体1からラインを通し予じめ指令されるコレ
ートすべき部数Nとシート排出カウンタ111の
内容とを比較し一致した場合に、偏向装置上昇信
号S7及び原稿交換信号S8を出力すると共に、
給紙スタート許可信号発生回路114を通して複
写機本体1に対し給紙スタート許可信号S9を発
生する。またこの比較・演算回路113は、ジヤ
ム検出信号S6が発生した場合、シート受入カウ
ンタ109からシート排出カウンタ111の内容
を減算して、ジヤムによりコレータ内で失なうこ
とになる枚数(ジヤム枚数)nを算出し、複写機
本体1にラインを通してその旨の情報を出力す
る。従つてここでは、ジヤム枚数nは、シート受
入検出器45から偏向装置の排出ローラ92まで
の間に存在する枚数を意味する。
さて、複写機本体1が始動し、一連の複写プロ
セスが終了して、排出ローラ26よりコピーシー
トが排出されると、このシートはコレータの受入
ローラ対46,46にくわえられる。シート受入
検出器45によりシートが検出され、その出力は
シート受入カウンタ109とジヤム検出回路11
2に入力される。シート受入検出器109は、シ
ート先端を検知し且つシート後端を検知したとき
+1の計数を行なう。ジヤム検出回路112は偏
向部シート検出器94までのシート搬送時間T1
+δの計測を開始する。
シートは斜向ローラ部を通り中間ローラ対52
を経て搬送ベルト64に送り込れる。搬送ベルト
64により搬送されたシートは、偏向カム89の
彎曲で搬送ベルト64の面から離れ、排出ローラ
対92でくわえられ、ビン中に排出される。この
時、排出されるシートは偏向部シート検出器94
で検出され、その出力はシート後端検出回路11
0と、シート排出カウンタ111と、そしてジヤ
ム検出回路112へ送られる。上述のシート搬送
時間T1+δを計測しているジヤム検出回路11
2のタイマ回路は、この検出器94のシート先端
検出によりリセツトされ、ジヤム検出信号S6は
発生しない。
第10図は、回路要素109〜112及び18
0の部分の詳細を示したものである。
偏向部シート検出器94の反射形光学センサ9
5により、偏向装置Cを通過しビンに送られるシ
ートが検出されると、フオトトランジスタが導通
状態となり、オペアンプ210の反転入力信号が
非反転入力信号よりも大きくなる結果、Lレベル
の信号がオペアンプ210より出力され、インバ
ータ211を通して反転されて第11図に示すよ
うな信号211′として取り出されそしてNORゲ
ート333、オープンコレクターバツフア330
及びNANDゲート212に入力される。バツフア
330にはCR遅延回路331が後続されてい
る。この遅延回路331を通ることによつて、イ
ンバータ211の出力信号は少し遅れた信号とな
り、インバータ332により反転されて第11図
に示すような信号332′として取り出され、
NORゲート333及びNANDゲート212のそ
れぞれ他方の入力信号となる。従つて第11図に
示すように、NANDゲート212からはシートの
先端検出信号212′がまたNORゲート333か
らはシートの終端検出信号333′,S5がパル
スの形で取り出される。
NANDゲート212からの先端検出信号21
2′によりジヤム検出回路112のタイマ回路が
トリガされT2+δの時間計測を開始する。次い
でシートが無事にビンに排出されると、NORゲ
ート333の回路論理が成立して、シート終端検
出信号333′が出力され、ジヤム検出回路11
2のリセツト入力端子に加えられる。ジヤム検出
回路は所定のタイマ時間に至る前にリセツトさ
れ、従つてこの場合ジヤム検出信号S6は出力さ
れない。しかし、もし所定のタイマ時間T2+δ
までにシート終端が検出されないと、ジヤム検出
回路112はリセツトされないので、回路112
よりジヤム検出信号S6が出力される。
一方、NORゲート333からの後端検出信号
333′はシート排出カウンタ111及び単安定
マルチ回路340に入力される。カウンタ111
は+1をカウントし、単安定マルチ回路340
は、CR回路341で定められる時間幅のパルス
を発生する。このパルスは後続のオープンコレク
ターバツフア342、トランジスタ343を介し
て、1ビン下降用のソレノイド80(第4図)を
作動させる。これにより、カムスリーブ82が半
周して偏向装置Cが1ビン下降し、次のビンの位
置に固定される。
上記と同様にして次のシートが偏向部シート検
出器94のチエツクを受けながら次のビンに排紙
される。以下同様に順次次のビンに移る。
偏向装置Cが順次下降して行き、比較・演算回
路113は予じめ複写機本体のコントロール回路
から入力された指定部数Nとシート排出カウンタ
111の内容をその都度比較する。両者が一致し
た場合比較・演算回路113は、ADH制御部の
搬送時間発生回路106に原稿交換信号S8を出
力すると共に、偏向部移動回路180のインバー
タ310に偏向装置上昇信号S7を出力する。
この偏向装置上昇信号S7が発生された場合、
又はコレータ1のビン総数のコレートが終了し、
エンドスイツチ86(第6図)がONされた場合
には、次のようにして偏向装置Cが最上位の第1
ビンの位置に戻される。
エンドスイツチ86がONされると、インバー
タ310の入力がLレベルとなり、インバータ3
10により反転されて、JKフリツプフロツプ3
45のJ入力端子及びインバータ344の入力信
号となる。このときJKフリツプフロツプ345
の直接リセツト入力はHレベルに在り、また
クロツク入力もインバータ344の出力で充電
されたコンデンサCの電圧でHレベルに在る。こ
のためアース電位に接続されたK入力により初め
リセツト状態にあつたフリツプフロツプ345
は、J入力が印加されると、T入力がLレベルに
変化する時にセツトされ、Q出力がHレベルにな
る。このJKフリツプフロツプ345の出力信号
はオープンコレクターインバータ346,348
に入力される。これらのインバータにそれぞれ後
続されているトランジスタ347,349が
OFFし、上昇用ソレノイド75(第3図)及び
電磁クラツチ79(第4図)がそれぞれOFF状
態となる。電磁クラツチ79がOFFすることに
よりスプロケツト73が軸78に対して回転自由
となり、また上昇用ソレノイド75がOFFする
とスプロケツト70がその回転軸とロツクされる
ので、偏向装置Cが上昇を始める。
偏向装置Cが上昇して行つてホームポジシヨン
スイツチ85(第6図)の位置に到達し、同スイ
ツチをONさせると、インバータ300の入力が
Lレベルとなる。インバータ300により反転さ
れた出力信号はNANDゲート301、オープンコ
レクターバツフア302、NORゲート305の
入力信号となる。NORゲート305の出力信号
がJKフリツプフロツプ345のリセツト入力
となり同フリツプフロツプをリセツトさせる。こ
れによりトランジスタ347,349がON状態
となり、上昇用ソレノイド75及び電磁クラツチ
79が作動する。上昇用ソレノイド75によりス
プリングクラツチ74が解除されて偏向装置Cは
最上位の第1ビンに固定される。一方、上記バツ
フア302より出力された信号はRC遅延回路3
03を通つて少し遅れ、インバータ304により
反転された後、NANDゲート301の他方の入力
信号となり、該ゲート301を禁止する。従つて
NANDゲート301は、ホームポジシヨンスイツ
チ85がONすると一定時間のパルスを出力す
る。このパルスによりシート検出カウンタ111
がリセツトされる。
かくして最初の状態に戻る。
上記のようにして、同一ページの原稿について
の最終コピーがビンに収納されたことが確認され
た後、初めて原稿交換信号S8及び給紙スタート
許可信号S9が発生される。
原稿交換信号S8が発生されると、ADH制御
部のフリツプフロツプ105がセツトされ、スト
ツプ爪駆動ソレノイド39が作動する。また原稿
交換信号S8を入力された搬送時間発生回路10
6は、搬送時間信号S3を出力し、前述の場合と
同様にして、まず電磁クラツチ37が入つて搬送
ベルト38が移動し始め、次いで電磁クラツチ3
5が入る。従つて、コンタクトガラス4上の1枚
目の原稿は搬送ベルト38により排出され、次の
2枚目の原稿が搬送ベルト38に送り込れる。コ
ンタクトガラス上から排出される1枚目の原稿は
原稿排出検出器42で検出され、原稿後端検出回
路103が1枚目の原稿の後端を検出すると、そ
の出力によりORゲート104を介してフリツプ
フロツプ105がリセツトされる。従つて、スト
ツプ爪駆動ソレノイド39がOFFして2枚目の
原稿がストツプ爪39′の位置で停止する。
この2枚目の原稿に対するコレータ動作の仕方
は前の1枚目の原稿のときと同じである。
次に、コレータにおいてジヤムが発生した場合
の動作について説明する。
シート受入検出器45がシートを検出してから
所定時間T1+δを経過しても偏向部シート検出
器94がシートを検出しない場合、並びに偏向部
シート検出器94がシート先端を検出してから所
定時間T2+δを経過しても同検出器がシート後
端を検出しない場合、ジヤム検出回路112から
ジヤム検出信号S6が発生される。この信号S6
は受入ガイド板駆動ソレノイド回路147、クラ
ツチ駆動回路165、及び比較・演算回路113
に入力される。クラツチ駆動回路165はコレー
タの搬送ベルトの電磁クラツチ65をOFFにす
る。これにより受入ローラ対46と、臨時トレイ
への排出ローラ対49の回転に除いて、他の回転
は停止される。また同時に、受入ガイド板駆動用
ソレノイド47がONされるため、ジヤム発生後
コレータに入るシートは全て臨時トレイ50に排
出される。
比較・演算回路113は、ジヤム検出信号S6
が入力されると、ジヤムした旨をラインを通し
て複写機本体1に出力すると共に、ジヤム枚数n
を算出するため、シート受入カウンタ109から
シート排出カウンタ111の内容を減算し、得ら
れた計算結果(ジヤム枚数n)をラインを通し
て複写機本体1に出力する。
本体1は、ジヤム発生のない正常動作時には、
指定部数Nに対応する枚数の一連のコピーシート
を1サイクルとして連続的に送り出しているが、
このジヤム枚数nの情報が入ると、ジヤム枚数n
を加算したコピーを送り出す。従つて臨時トレイ
50に排紙されるシートは、このジヤム枚数nを
加味した枚数である。
臨時トレイ50に排紙されたコピーシートは、
手差し部F(第2図)又はフイーダ部B(第1
図)を用いて、丁合される。
第9図はこのフイーダ部Bの制御回路を示した
ものである。シートをフイーダ部の給紙台60に
セツトしてフイーダ部給紙スタートスイツチSW
2をONする。フイーダ部シート検出器61がシ
ート検出信号をANDゲート114に出力してい
るので、スイツチSW2に接続されたインバータ
IN4からのON信号は、ANDゲート114及び
ORゲート116を通してフリツプフロツプ11
7に入り、これをセツトする。フリツプフロツプ
117のセツト出力により、クラツチ制御回路1
96が作動する。このクラツチ制御回路196
は、第1図に示すようにフイーダ部Bに固定分離
ローラ97と対接して設けた給紙ローラ96の電
磁クラツチ98をONさせる。クラツチが働き給
紙ローラ96が回転を始め、コピー束の最上位の
1枚を送り出す。コピーシートが中間ローラ対5
2に達すると、中間ローラ部シート検出器53で
検出され、同検出器の出力は、第10図の場合と
同様に構成されたシート先端検出回路118及び
シート後端検出回路119に入力される。シート
先端検出信号が回路118より出力されると、同
信号によりフリツプフロツプ117がリセツトさ
れ、フイーダ部の給紙ローラ96は回転を停止す
る。シート後端検出回路119からのシート後端
検出信号は、遅延回路120により一定時間遅ら
された後、ANDゲート115及びORゲート11
6を通してフリツプフロツプ117に入り、再び
フリツプフロツプをセツトする。
フリツプフロツプ117がセツトされると、給
紙ローラ96が回転し、次のシートが送り出され
る。フイーダ部の給紙台60上のシートがすべて
送り出され、フイーダ部シート検出器61がシー
トを検出しなくなると、ANDゲート114及び
115の出力が“0”となり、フイーダ部により
給紙は終了となる。
この場合、偏向装置Cは最初はジヤム時と同一
ビンに停止しているので、その次のビンの位置か
らフイーダ部Bよりのシートを丁合して下降して
いく。シート受入カウンタ109とシート排出カ
ウンタ111の内容が等しくなれば、正常動作の
ときと同様に、比較・演算回路113から原稿交
換信号S8が出され、自動的に原稿の交換が行な
われると共に、偏向装置Cはホームポジシヨンに
戻される。
上記の動作でジヤム時の丁合処理は終了し、複
写機本体及びコレータ共に正常時の動作に入るこ
とになる。
上記の実施例では、コレータ内で失つたジヤム
枚数を補正する手段として、まずジヤム枚数nを
算出し、このジヤム枚数nを埋合せた枚数を複写
機本体より続けて給紙せしめ、臨時トレイ内のシ
ートを手差し又はフイーダ部を使つて丁合せしめ
た。しかしジヤム補正手段はこれに限定されるも
のではない。
例えば、ジヤム枚数nを算出することはせず、
比較・演算回路113内にゲート回路(図示せ
ず)を設けておき、ジヤムが発生した場合、コレ
ータ及び複写機本体を停止する一方、ジヤム検出
信号S6でこのゲート回路を開き、このゲート回
路を通してシート排出カウンタ111の内容をジ
ヤム枚数nの代りにラインより送出せしめ、複
写機本体に予め設けられていて、複写機によつて
所定枚数のコピーが作られるようにコピー枚数を
制御する複写枚数制御手段を構成する給紙カウン
タ(図示せず)の内容(例えば10枚)をこの排出
カウンタ111の内容(例えば8枚)で置換せし
めてもよい。置換した結果、給紙カウンタの内容
は指定部数N即ちセツト枚数(例えばN=15)よ
り当然に小さい値となるので、複写機本体1はこ
の給紙カウンタの内容がセツト枚数(N=15)に
なるまで給紙を続行することになる。従つて臨時
トレイ50には、やはりジヤム枚数を埋合せたシ
ートが排出され、先の例と同様にフイーダ部Bを
使つて丁合し得る。尚、上記ゲート回路は、例え
ばこの丁合終了後に発生される給紙スタート許可
信号S9によつて閉じればよい。
本発明の複写機は、複写機本体より連続して送
られてくる同一ページの最終コピーがビンに収納
されたことが確認された後、給紙スタート許可信
号及び原稿交換信号が発生される。これらの信号
は、ジヤム発生の際には、ジヤム補正が終了した
後初めて出されるので、原稿を次のものに交換し
てしまうことがなく、原稿を傷める度合が少な
い。またADHを使用する場合でも、ADHの構造
は簡単なものでよい。しかも通常の原稿交換は、
コレータの偏向装置がホームポジシヨンに戻る間
に行なわれるので、時間時ロスもない。
【図面の簡単な説明】
第1図は書類取扱装置ADHとコレータを備え
た本発明の複写機の概略説明図、第2図はコレー
タの用紙整置部の説明図、第3図はコレータの搬
送部と偏向装置との協動作用を示す説明図、第4
図はその偏向装置下降用のクラツチ制御機構を示
す図、第5図は偏向装置の階段送りの説明図、第
6図は搬送部の説明図、第7図は偏向装置と偏向
カムの協動作用を示す説明図、第8図はADH及
びコレータの制御回路を示すブロツク図、第9図
はコレータのフイーダ部の制御回路を示すブロツ
ク図、第10図はコレータ制御回路の一部を示す
詳細図、そして第11図はシート先端及び後端検
出の仕方を示すタイミング図である。 1……複写機本体、2,3……コレータ、4…
…コンタクトガラス、22……給紙部シート検出
器、30……ADHの給紙コロ、33,34……
レジストローラ、31,35,37……電磁クラ
ツチ、38……搬送ベルト、39……ストツプ爪
駆動ソレノイド、40……原稿トレイ、41,4
2,43……検出器、45……シート受入検出
器、48……受入ガイド板、50……臨時トレ
イ、52……中間ローラ、53……中間ローラ部
シート検出器、60……給紙台、61……フイー
ダ部シート検出器、64……搬送ベルト、65…
…電磁クラツチ、85……ホームポジシヨンスイ
ツチ、86……エンドスイツチ、92……排出ロ
ーラ、94……偏向部シート検出器、96……フ
イーダ部給紙ローラ、98……電磁クラツチ、1
00……ADH制御部、109……シート受入カ
ウンタ、110……シート後端検出回路、111
……シート排出カウンタ、112……ジヤム検出
回路、113……比較・演算回路、114……給
紙スタート許可信号発生回路、147……受入ガ
イド駆動用ソレノイド回路、165……クラツチ
駆動回路、180……偏向部移動回路。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 複写機本体から送られて来る一連のシートを
    複数のシート収納手段に指定部数分だけ丁合する
    複写機において、 上記の各シート収納手段のシート入口の近くに
    配置されていてシートが各シート収納手段へ排出
    されたことを検出するシート排出検出器と、 該シート排出検出器によつて検出されるシート
    の枚数を計数するシート排出カウンタと、 上記シート収納手段に排出されるまでにシート
    がジヤムした場合、そのジヤムを検知するジヤム
    検知手段と、 該ジヤム検知手段によつてジヤムが検知された
    時、ジヤムしたシートとして捨てられる枚数分の
    シートを追加して給送するジヤム補正手段と、 上記シート排出カウンタの内容が指定部数と一
    致した時、給紙許可信号を発生する比較・演算回
    路とを有することを特徴とする複写機。 2 上記のジヤム補正手段が、上記ジヤム検知手
    段によつてジヤムが検知された時に上記シート排
    出カウンタの内容を複写機本体の複写枚数制御手
    段へ出力する手段を有し、それ以降の複枚数が上
    記シート排出カウンタの内容を基準として決めら
    れることを特徴とす特許請求の範囲第1項に記載
    の複写機。 3 上記のジヤム補正手段が、上記ジヤム検知手
    段によつてジヤムがされた時にジヤムしたシート
    の枚数を検出してこのジヤム枚数信号を複写機本
    体へ出力するジヤム枚数検出手段を有し、上記複
    写機本体が上記ジヤム枚数検出手段によつて検出
    されたジヤム枚数分だけシートを追加して送り出
    すことを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載
    の複写機。 4 上記シート収納手段とは別に設けられる臨時
    トレイと、上記複数のシート収納手段へ至るシー
    ト搬送路と上記臨時トレイへ至るシート搬送路と
    の間でシート搬送路を切換えることのできる受入
    ガイド板とを有し、上記ジヤム検知手段によつて
    ジヤムが検知された時、上記受入ガイド板を臨時
    トレイへのシート搬送路が開かれる方へ切換えて
    シートを臨時トレイへ排出することを特徴とする
    特許請求の範囲第1項に記載の複写機。
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