JPS62501638A - 交通信号等の支柱 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 交通信号等の支柱 本発明は、地盤に固定された基礎と支柱部分とを含み、支柱部分がそれを地盤へ の固定から本質的に分離することなく外部の衝撃エネルギによってＭ礎から解放 され、それにより支柱部分が継手を介して基礎に適応するようにした、交通信号 、標識、情報表示等の支柱に関する。

前文に述べた種類の支柱は、例えば、米国特許第４゜１５４．０３７号および英 国特許第２．０７８．８２９号により周知されている。本発明の目的は、車両が この種支柱と無意識的に衝突する際に生ずる身体的な損傷の危険を減少させるた め、この種の交通支柱を改良することにある。本発明の目的は、より軽微な衝突 の場合に原則として支柱が大きく変形しないままでいるように、また車両が余り に損傷し若しくは支柱が放り出されることなく、支柱における一種のｉ撃吸収を も達成することにある。更に強い衝突の場合は基礎が損傷し若しくは地盤から分 離することなしに支柱が基礎から分離されることになっている。従って本発明を 以てすれば、支柱ならびに基礎の双方を作り直しまたは取り付は直さねばならな い代りに、新しい継手と、恐らくは新しい支柱とをＭ′ｇ７ｉ上で取り替えねば ならないだけであるので、支柱をその元の位置に復旧させる費用も省かれる。本 発明によればまた、支柱が置かれた場所への車両による衝突の際に生じ得る衝突 エネルギに、継手のエネルギ吸収能力を適応させることもできる。従って、より 低い速度の車両は、周知のごとく、より高い速度の車両よりも低い衝突エネルギ を有する。この事実への適応は本発明によって行うことかできる。更にまた本発 明は、支柱の種々の重」に適応させることができ、本発明による支柱は、情報標 示、例えば「頭上」標示のような交通信号に有用である。

本発明の目的は、後段の請求の城囲に訳述される諸特徴により達成される。

本発明を、添付図面を参考として若干の実施例について更に詳細に説明する。

第１図は支柱部分の一部と基礎とを示す本発明による支柱の側面図を示し、 第２図は継手を延伸位置とした第１図と同一のものを示し、 第３図は第１図の線■−■についての断面を示し、第４図は継手の縦断面を示し 、 第５図は第４図の線ｖ−■に沿っての継手の横断面を示し、 第６図は本発明による支柱と衝突する車両を略図で示し、 第７図は継手の別の実施例の縦断面を示し、第１図には、１１を適宜且つ周知の 方法で地盤に固定して示す。基礎は円筒状の空所２を含み、その中にスリーブ３ が挿入され、例えばスリーブ３と空所２との間のｗ擦による抵抗に抗して空所２ 内で旋回可能である。

その代りに、あるいはそれに加えて、スリーブ３の上方部分と空所２の底部との 間にねじつばね４を挿入することができる。空所内にスリーブ３を備える構成は 、従って、空所２内にスリーブ３の回転に抗して若干の抵抗を生成するようにさ れる。

スリーブ３の上方部分には継手が配設される。継手は二つの伸縮自在に相まって 作動する部分から成り、且つ継手は支柱の縦の延長に対して垂直に置かれる。以 下第４図および第５図に関連して継手を実施例につき更に詳細に説明する。継手 の一方の部分はこのようにスリーブ３の上方部分に適応され、継手の他方の部分 は、その下方部分６を第１図および第２図に示す支柱部分に適応されている。従 って継手は、伸縮自在な継手の移動の方向へ、ある力によってこれを延伸させる ことができる。

第２図は、図の左方からある力が支柱部分６を打った場合、その延伸された位置 にある継手を示す。この場合、その力は、伸縮自在に相まって作動する部分によ りそれらの間の摩擦力を介して衝撃エネルギが吸収され得るよりも大きくはなか った。

ここで継手は挿入された状態にある。

衝突に際しての支柱の開化は、次の如く簡単に説明することができる。衝突の際 支柱は先ず、継手が衝突方向と一線になるように、基礎内で回転される。その後 継手内の伸縮自在に相まって作！！ｌＩする８１ｉ分が引きｉｔされ、これらは 一種のブレーキとして職能する。この時に車両が停止していなければ、継手の部 分は完全に引き離され、それにより支柱６ならびにその継手の付属部分は前方へ 車両に追従する。基礎１ならびにその付属部分は、依然としてその当初の地盤へ の固定のままである。

ここで第４図および第５図に関連して、継手の好適な実施例を説明する。第４図 は従ってこれの縦断面を示し、第５図は横断面を示す。この継手は方形横断面を 有する並置された５個の箱形ビームを含む。箱形ビームそれぞれ７．８．９は、 底板１０に締結される。底板１０はスリーブ３の上方部分に締結される。箱形ビ ーム１１．１２は、箱形ビームのパッケージを部分的に囲むケーシング１３に適 合される。かくてケーシング１３は、箱形ビームのパッケージのための一種の案 内を形成する。゛従ってケーシング１３と底板１０とは、箱形ビームが移動する 際、互いに相対的に移動する。箱形ビームのパッケージはなるべくなら、移動す る際にｗｍ力が箱形ご−ムの側面間に発生するように、まとまっていることが望 ましい。しかし、前述の様態に配列された箱形ビームのパッケージは、温度条件 に対しかなり敏感で、例えば低温である場合、箱形ビーム間のＩ！ｊ′ｃ！Ａ力 は大き過ぎる可能性がある。何れにせよ、充分な精度を以て摩擦力をａｉｌｌ　 １１１することはできない。静止時の摩擦力が衝突する重両ゐ備え得る衝撃エネ ルギを超えてはならないことは明白であるが、それは、このような場合、継手が その衝ジ吸収殿構としての機能を失うからである。更にまた箱形ビームの長さは 、継手内に存在するエネルギ吸収能力にとり重要である。

継手には、別の、または代りのエネルギ吸収機構が存在する。これには、並置さ れた５個のくさび形プレート１４．１５，１６．１７．１８が含まれる。これら のプレートが今度は箱形ビームに適合される。従ってプレート１４とプレー１へ １６とプレート１８とは、底板１ｏに適合された箱形ビーム７．８．９にそれぞ れ付属する。

くさび形プレート１５．１７はケーシング１３に適合されている箱形ビーム１１ ．１２に締結される。くさび形プレートはわずかにくさび形をなしている。この くさび形状は、継手に対して、延伸の方向にくさび作用を増大させるように構成 される。こうして、第４図において、ケーシング１３が右方に移動すると、増大 するくさび作用と共にプレート１５．１７がそれぞれプレート１４゜１６．１８ に対して押圧される。これにより摩擦力は、継手または伸縮自在に相まって作用 する部分に対する延伸良さと共に増大する。継手の更に細かい説明をせずに、箱 形ビームが前述の移動機能を備えるように、ボルト接合および／または溶接接合 により、それぞれの箱形ビームの各々が底板またはケーシング１３と接合される 、ということを述べるべきである。

第６図には、本発明による支柱が、車両との衝突に際していかに反応するかを臥 略的に示しである。前述の如く、継手は車両からＷｉ撃エネルギを吸収する。支 柱の基礎は、それが車両に衝突されないように低く配設されていることに注目す べきである。支柱が第１図および第２図に示す態様で基礎に締結され且つスリー ブ３を介して基礎内で継手を回転させる可能性を含んでいるならば、継手は先ず 、移動の方向が衝突する車両の突進方向と合致するような方向へ、伸縮自在に相 まって作用する部分が持ち来されるように回転する。支柱の回転は、スリーブ３ と基礎内の空所２との間のｙｌ擦により、または別の方法で、結局は減速される 。更にまた、第１図に示すねじりばねも、回転中のｍ撃エネルギを吸収できる。

回転が完了した時、または回転の可能性に乏しい場合には、継手が衝突する車両 からＩｌｉ撃エネルギを吸収する。従って第一に、衝突する車両からの力に関連 して継手が延伸されることになる。若し継手の最大延伸後も尚且つ車両が停止す るに至らなければ、継手は二つの部分に分離され、支柱は基礎から離脱される。

その後支柱は車両が停止するまで車両と共に持ち来される。衝撃の力に依る頁傷 を支柱が受けるので、基礎は損傷を受けない。支柱が他に損傷を引き起しながら 押しのけられることは、最大限に＠避される。

第７図および第８図は、請求の範囲第４項による別の実施例を示す。この継手は 、互いに相対的に移動可能な外側箱形ビーム１１０と内側箱形ビーム１１３とを 含む。

エネルギ吸収装置は、継手の分離に際して延時可能なたわみ性のプレートまたは ロンド２０の形をなしている。

あるいはまた、ピストン状の装置を用いることもでき、更にまた、プレートが互 いに相対的に移動する際にプレートの一方が、第ニブレート内に挿入された礪素 により分断されるようにした２枚のプレート間の協働を含むこともできる。従っ て伸縮自在に相まって作用する部分は、前述のくさびプレートによって付与され る、即ち継手の延伸の際にエネルギを吸収する機能を満足させる各種形状の「ブ レーキ礪構」を有しまたは含むことができる。

更にまた、継手の二つの部分は、それぞれ基礎および支柱から多少離脱自在に適 応させることができ、従って、実際的に全ての延伸可能性が利用された場合には 、基礎に固定された部分が離脱されるか、または支柱に固定された部分が離脱さ れる。

ＦＩＧ、Ｉ　ＦＩＧ、２ 国際調査報告

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １．地盤に固定された基礎と支柱部分とを含み、支柱部分がそれを地盤への固定 から本質的に分離することなく外部の衝撃エネルギによって基礎から解放され、 それにより支柱部分が継手を介して基礎に適応するようにした、交通信号、標識 、情報標示等の支柱において、継手（５）が水平に配設され且つ一方が基礎（１ ）に、他方が支柱部分（６）に固定されるようにした少なくとも二つの伸縮自在 に相まって作用する部分（１０），（１３）から成り、その部分（１０），（１ ３）が支柱の縦方向軸線に垂直な協働する移動の方向を有し、その伸縮自在の部 分が相まって作用する装置（７）〜（１２），（１４）〜（１８）により構成さ れ、それにより、前記部分の相対的移動運動の際に生成されるエネルギ吸収力が 、支柱と衝突する、支柱の位置周辺で通常とされる速度を有する車両によって生 成されるそれよりも少ないようにしたことを特徴とする支柱。 ２．請求の範囲第１項に記載の支柱において、伸縮自在に相まって作用する部分 が、互いに隣接して平行に配設された複数のビーム（７）〜（１２）から成り、 ビームが、ビームの移動を案内するケーシング（１０），（１３）内に少なくと も部分的に囲まれるようにしたことを特徴とする支柱。 ３．請求の範囲第１項または第２項に記載の支柱において、相まって作用する面 が、交互のくさび形状を備え且つくさび部分間のくさび作用が継手の正常な位置 からその延伸された位置への移動の方向に増大するようにくさび形状を構成した 、わずかにくさび形の細長い柱（１４）〜（１８）の側面を含むようにしたこと を特徴とする支柱。 ４．請求の範囲第１項または第２項に記載の支柱において、継手の相まって作用 する部分（１１０），（１１３）が例えば折れた鋼の断面（２０）のような変形 可能な金属材料により、相対的な移動を抑止されるようにしたことを特徴とする 支柱。 ５．請求の範囲第１項または第２項に記載の支柱において、継手の相まって作用 する部分（１０），（１３）が、ピストンおよびシリンダ状の装置により、相対 的な移動を抑止されるようにしたことを特徴とする支柱。 ６．請求の範囲第１項から第５項の何れか一つの項に記載の支柱において、伸縮 自在に相まって作用する部分（１０），（１３）を、二つの部分を互いに離隔さ せて引き離し得るようにしたことを特徴とする支柱。 ７．請求の範囲第１項から第６項の何れか一つの項に記載の支柱において、継手 （１０），（１３）が、支柱（６）の縦方向軸線に平行ながらそれに従った軸線 の周りに回転できるように基礎に取り付けられ、それにより揺動運動が抑止され るようにしたことを特徴とする支柱。 ８．請求の範囲第７項に記載の支柱において、揺動運動の抑止が摩擦力によって 生起されるようにしたことを特徴とする支柱。 ９．請求の範囲第７項または第８項に記載の支柱において、揺動運動の抑止がね じりばね（４）によって生起されるようにしたことを特徴とする支柱。