JPS62501007A - シクロプロパンカルボン酸異性体の分離方法 - Google Patents

シクロプロパンカルボン酸異性体の分離方法

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JPS62501007A JP61500053A JP50005385A JPS62501007A JP S62501007 A JPS62501007 A JP S62501007A JP 61500053 A JP61500053 A JP 61500053A JP 50005385 A JP50005385 A JP 50005385A JP S62501007 A JPS62501007 A JP S62501007A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 化学反応 本発明は弐m (式中Rは1〜4個の炭素原子を有するアルキルまたはハロゲノを表わす) のシクロプロパンカルボン酸の幾何学的異性体の分離に関する。
分離された幾何学的異性体はこれらの異性体混合物と比較して非常に好ましい殺 虫性を有する新規なピレトリン類似化合物の原料物質として使用できる。
置換されているシクロプロパンカルボン酸骨格を有するかなりの殺虫性ピレトリ ン類似化合物は幾何学的および光学的異性体の混合物であることが知られている 。最近数十年の研究および開発は構造と効果との間の関係が見い出されているこ とから、さらに効果的な異性体およびそれらの製造に向けられていた。この事実 はさらに大きい生物学的活性の外に、また毒性、環境および場合により経済的要 求によって説明できる。
合成の置換シクロプロパンの異性体比率はかなシの方法で有利な数値に調整され ている、たとえばシクロプロパン環形成(付加環化)の最も慣用の合成では、メ チレン転位触媒が変えられている。中でも、銅およ2692頁(1967年〕) 、有機金属複合体(Chem。
Com、 p、 1378 (1968年) ; J、 Org、 Chem。
二、p、30(1969年) ; J、 Org、、 Chem、旦。
p、215(1970年) ; Chem、 Com、 p、 1199(19 67年) ; Che、 Com、 p、1220 (197[1年〕、J、  Org、 Chem、 22 、 C39(1970年〕が使用されていた。し かしながら、置換されている基礎骨格を形成する場合に、所望の好ましい異性体 の大量生産は工業的、技術的および経済的観点から容易なことではなく、これは またシクロプロパンカルボン酸誘導体にもあてはまる( oB−ps 1.44  (5,304、J。
Org、 Chem、 17 、381頁(1952年〕、QB−PSi、41 3.491 )。
置換されているシクロプロパンカルボン酸の立体異性体(シス、トランス)混合 物を分離する場合に、分別結晶が文献で最も広く示唆されている( Coxl。
Czech、 Chem、 Cam、 24 、2230頁(1959年〕;P e5tic、 Sci、 l 974.532頁r P8StlC、Sci。
1974.791頁)。
と八らの方法の効率および経済性は一般に満足なものではない。
溶剤選択にもとづく分離はまた適当ではない。これらの方法によれは、たとえは クリサンチミン酸およびペルメトリン酸の場合に中程度の収率が得られ、大量の ベンゼン以外に石油エーテルが再結晶に使用されるかまたは分解が生じる( C o11. Czech、 Chem、 Com。
選択にもとづくその他の方法について言うことができる( Pe5tic、 S ci、 1971.245頁; DE−O82,439,177)。
新しい、気のきいた解決方法が開示されており(DE−ps 2.800.92 2 )、この方法によれは、シクロプロパンカルボン酸ナトリウム塩2モルをラ セミ体形アルファーフェニルエチルアミン1モルと反応させ、その後シス異性体 のフェニルエチルアミン塩をトランス異性体のナトリウム塩から分離できる。し かしながら、水性相からエーテルで抽出した後の異性体純度はそれぞれ80/2 0および20/80にすぎない。この方法の欠点はまた石油エーテルからの再結 晶によりさらに高い異性体的純度を得ることができることにある。これは物質平 衡から計算して60%変換の分別結晶化を意味する。
本発明は式(11 のシクロプロパンカルボン酸の幾何学的異性体が適当な緩衝されている水性メジ タム中において式(II)の化合物を用いて生成される式(5) のそれらの塩を経ることによシ格別に大きい選択性をもって分離できるという認 識にもとづいている。
本発明は a)式(1) (式中Rは1〜4個の炭素原子を有するアルキルまたはハロゲノを表わす)のシ クロプロパンカルボ/酸から、水性または水性−有機性溶剤メジウム中で式(n )(式中R1およびR2はそれぞれ水素、1〜5個の炭素原子を有する直鎖状ま たは分枝鎖状アルキル、2〜5個の炭素原子を有する直鎖状または分枝鎖状アル ケニル、フェニル、7〜9個の炭素原子を有するアラルキルであるか、またはR 1およびR2は一緒になって4または5個の炭素原子を有する窒素または酸素含 有複素環状基を形成している)の化合物により弐〇V)(式中R,R1およびR 2は前記定義と同じ意味を有する)の化合物を製造し、而してこの形成を緩衝作 用を有する式(11) (式中BlおよびR2は前記定義と同じ意味を有し、そしてXはクロリド、プロ ミド、炭酸塩、硫酸塩、硝酸塩、リン酸塩、酢酸塩またはギ酸塩のアニオンを表 わしそしてnは1.2または3である)の塩の添加により促進させ、生成する式 (5)の塩を濾取し、場合により再結晶または混合析出させ、その復式(1)の シス−シクロプロパンカルボン酸をシス異性体含有量に相当する計算量の鉱酸ま たは有機酸に°より、または上記計算量よシ多(て10%より少ない量のこれら の酸により、それ自体既知の方法で遊離させるか、またはb)式(1) (式中Rは前記定義と同じ意味を有する)の化合物のナトリウムまたはカリウム 塩に、緩衝作用を有する式(■)(式中R”、 R2、Xおよびnは前記定義と 同じ意味を有する)の塩を100〜300モル係の量で水性メジウム中において 加え、生成する式潤 (式中R,R1およびR2は前記定義と同じ意味を有する)の塩を濾取し、場合 により再結晶させ、その後、シス−シクロプロパンカルボン酸または式(I)を シス異性体含有量に相当する計算量の鉱酸または有機酸によ、!llまたは上記 計算量より多くて10%より少ない量のこれらの酸により、それ自体既知の方法 で遊離させ、次いで 式(1)の化合物のトランス異性体を選択的酸性化、次いで濾過により単離する ことを特徴とする。
例 1 水酸化アンモニウム1.1モルを含有する水800m/中に、シス/トランスペ ルメトリン酸(40/、IS O)1モルを50〜55°Cで溶解し、次いで水 150m/中の酢酸アンモニウム2モルの溶液を加え、生成する反応混合物を1 5℃に冷却した後に濾取し、適当に冷却した酢酸アンモニウム溶液で洗浄する。
この吸引含水塩生成物t50〜55℃の水800m6に溶解し、次いで溶液のP Hをゆるやかな攪拌および冷却下に2N塩酸で1.5〜2に調整する。生成する 物質を濾取し、水で洗浄し、次いで水性メタノール混合物上記アンモニウム塩の 母液を2.5N塩酸でpH=3.5に酸性にし、生成する物質を濾取し、洗浄し 、次いで乾燥させる。10〜15%シス/85〜90%)ランスの異性体比率を 有するペルメトリンに128gが得水酸化す) IJウム1.1モルを含有する 水500mg中に、シス/トランスペルメトリン酸(40/60)1モルを45 〜50℃で溶解し、次いで水300+++l中の塩化アンモニウム2モルの溶液 を加える。生成する結晶を15°Cに冷却した後に濾取し、冷い塩化アンモニウ ム溶液で洗浄し、次いで所望により乾燥させる。
85〜90/10〜15の異性体比率を有するシスーペルメトリン酸アンモニウ ム約90gが得られる。
さらに、例1の方法に従うか、または別の酸を使用し、かくして分離された幾何 学げ9異性体を得ることができる。
別種のシクロプロパンカルボン酸の異性体混合物を同じ方法で分離できる。
国際調受報告 zu PCT/H1l 85100072

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.式 ▲数式、化学式、表などがあります▼ (式中Rは1〜4個の炭素原子を有するアルキルまたはハロゲンを表わす) のシクロプロパンカルボン酸の幾何学的異性体の分離方法であって、 a)式(I) ▲数式、化学式、表などがあります▼(I)(式中Rは1〜4個の炭素原子を有 するアルキルまたは八ロゲンを表わす)のシクロプロパンカルボン酸から水性ま たは水性−有機性溶剤中で式(II)▲数式、化学式、表などがあります▼(I I)(式中R1およびR2はそれぞれ水素、1〜5個の炭素原子を有する直鎖状 または分枝鎖状アルキル、2〜5個の炭素原子を有する直鎖状または分枝鎖状ア ルケニル、フェニル、7〜9個の炭素原子を有するアラルキルであるか、または R1およびR2は一緒になって4または5個の炭素原子を有する窒素または酸素 含有複素環状基を形成している)の化合物を用いて、式(IV)▲数式、化学式 、表などがあります▼(IV)(式中R、R1およびR2は前記定義と同じ意味 を有する)の化合物を生成させ、而してこの生成を緩衝作用を有する式(III ) ▲数式、化学式、表などがあります▼(III)(式中R1かよびR2は前記定 義と同じ意味を有し、そしてXはクロリド、プロミド、炭酸塩、硫酸塩、硝酸塩 、リン酸塩、酢酸塩またはギ酸塩のアニオンを表わし、そしてnは1、2または 3である)の塩の添加により促進させ、生成する式(IV)の塩を濾取し、場合 により再結晶または混合析出させ、その後式(I)のシスーシクロプロパンカル ボン酸をそれ自体既知の方法でシス異性体含有量に相当する計算量の鉱酸または 有機酸により、または上記計算量より多くて10%より少ない量のこれらの酸に より、遊離させるか、またはb)式(I) ▲数式、化学式、表などがあります▼(I)(式中Rは前記定義と同じ意味を有 する)の化合物のナトリウムまたはカリウム塩に緩衝作用を有する式(III) (式中R1、R2、Xおよびnは前記定義の意味を有する)の塩を水性メジウム 中で100〜300モル%の量で加え、生成する式(IV) ▲数式、化学式、表などがあります▼(IV)(式中R、R1、R2は前記定義 と同じ意味を有する)の塩を濾取し、次いで場合により再結晶させ、その後式( I)のシスーシクロプロパンカルボン酸をシス異性体含有量に相当する計算量の 鉱酸または有機酸により、または上記計算量より多くて10%より少ない量のこ れらの酸により、それ自体既知の方法で遊離させ、次いで 式(I)の化合物のトランス異性体を選択的酸性化、次いで濾過により単離する 、 ことを含む方法。
  2. 2.水性−有機溶剤メジウムとして水性−エタノール性または水性−アセトン性 メジウムを使用することを含む請求の範囲1による方法。
  3. 3.緩衝作用を有する式(III)(式中R1、R2、Xおよびnは請求の範囲 1の定義と同じ意味を有する)の塩を200〜300モル%の量で使用すること を含む請求の範囲1b)による方法。
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