JPS62500665A - 窒素原子含有有機化合物による塩素原子含有熱可塑性樹脂の安定化 - Google Patents

窒素原子含有有機化合物による塩素原子含有熱可塑性樹脂の安定化

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JPS62500665A
JPS62500665A JP50334784A JP50334784A JPS62500665A JP S62500665 A JPS62500665 A JP S62500665A JP 50334784 A JP50334784 A JP 50334784A JP 50334784 A JP50334784 A JP 50334784A JP S62500665 A JPS62500665 A JP S62500665A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 窒素原子含有有機化合物による塩素原子含有熱可塑性樹脂の安定化 本発明は、窒素原子含有有機化合物を含む塩素原子含有熱可塑性樹脂、及び置換 アントラニル@2−ヒドロキシエチル−アミドの製造方法に関するものである。
塩素原子含有熱可塑性樹脂は光及び熱の有害な影響から保護しなければならなり 、)特に1成形品を製造するためのプラスチックの加工は、熱に暴露され、この ため適当な添加剤を混合しなければ暗色化及び脆化を引き起す。
この目的のために従来用いられた添加剤は、特に、有機すず化合物、金属のカル ボン酸塩及び7エナート、亜リン酸塩並びにそれらの混合物である。これらの添 加剤によって達せられる安定化は、実務上官に十分ではなく、そのため、改善さ れた安定剤、特に全域を含まない熱安定剤が全く必要である。
種々の窒素原子含有有機化合物が塩素原子含有高分子の安定化のため圧すでに提 案されている。これらの例としては、クルト チニウス(Kurt Th1ni us )著2例えば1スタビリジールング クント アルテルンク 7オンプラ ストグエルクストツフx y (Stabilisjerung undAlt erung yon Plastwerkstoffen ) ’ (%ザスタ ビライゼイシ璽ン アンド エイソング オプ グラスチックマテリフルズ(T he 5tabilisation and Ageing ofPlasti c Materials ) ’]、558〜.559頁(1969)に記載さ れているよりなフェニル尿素誘導体、ヤしてまたヨーロッパ特許出願第0048 222号に記載のような種々のアミンフェノールも挙げられる。
アミンベンゼンスルホンアミド又はアミノ安息香酸エステルもまたPvC安定剤 として東ドイツ国特許第652号に記載されている。
なかでも置換基としてカルボキクアミド基を備えた芳香族アミンがPvC安定剤 として西ドイツ国特許第871834号明細書に記載されている。
ある窒素原子含有有機化合物が、塩X原子含有熱可塑性樹脂に特に適当であり、 そして該樹脂を加工するときの熱にさらすことによって該樹脂に生じる損傷に対 して大変有効であることが今、見いだされた。
本発明は、次式I: mは0.1又は2を表わし、 口は1.2又は3を表わし、そして pは1又は2を表わし、 Yは−F、 −Cj、 −Br、−I、−(1?H,又はC,H,を表わし、又 は−NH,、−N)iC)i、、−N)IN)1.、−0CH,又は−〇〇、  H。
を表わし、そして数個置換されているとき、仮数のXは定義された範囲内で異な ることができ、凡は−H,−0H1−NH,、又は1ないし3個のHO基及び/ 又は炭素原子数1ないし4のアルコキシ基若しくはフェノキシ基によって置換さ れた炭素原子数1ないシ18のアルキル基を表わすか、又は更に ルは次式■: Z Vi−NH−又は−〇−を表わし、qは0ないし6の整数を表わし、 YlX、 m及びnは上記で定義された意味を表わす。)で表わす基を表わし、 そして pが1を表わすならば几は水素原子のみを表わす。〕で表わされる窒素原子含有 有機化合物を少なくとも一つ含む塩素原子含有熱可塑性樹脂に関するものである 。
几が−OH及び/又はアルコキシ基若しくはフェノキシ基によって置換されたア ルキル基を表わすとき、几の例トシては2−ヒドロキシエチル基、2−ヒドロキ シ−n−プロピル基% 3−ヒドロキシ−n−プロピルM、 2.5−ジヒドロ キシ−n−プロピル基、2−メトキシエチル基、2−エトキシエチル基、2−n −ブトキシエチル基、2−インプロポキシエチル基、2−7二ノキ7エチル基、 2−ヒドロキシ−1−フェノキシエテル基、3−メトキシプロピル基、2−ヒド ロキシ−5−n−ブトキシプロピル基、2−ヒドロキシ−3−フェノキシプロピ ル基、又は2−ヒドロキシ−1,1−ジー(ヒドロキシメチル)−エチル基が挙 げられる。2−ヒドロキシエチル基及び2−ヒドロキシプロピル基が好ましく、 %に、2−ヒドロキシエチル基が好ましい。
Yは好ましくは臭素原子、ヨウ素原子、フッ素原子特に、塩素原子である、ナし てmは好ましくは0または1、特に0である。nは1が好ましい。
本発明の熱可塑性樹脂は、nが11−表わし、そしてpが1を表わし、そしてm が0を表わす式Iで表わされる誘導体を含有することが好ましい。
Xが−NH,を表わし、Rが−0)1.−NH,、又は−OH及び/又は炭素原 子数1ないし4のアルコキシ基若しくはフェノキ7基によって置換された炭素原 子数2又は3のアルキル基を表わし、mが0を表わし、そしてn及びpが1を表 わす式Iで表わされる化合物を含有する熱可塑性樹脂もまた好ましい。
本発明の熱可塑性樹脂が、Xが−NH,を表わし、几が−0)1.−Ni1.又 は−〇、 l(、0)1を表わし、mが0を表わし、セしてn及びpが1を表わ す式■で表わされる化合物を含有することは非常に好ましい。
Xが−NH鵞又は−NHCHs又は−N)l−NH,又は−0CR,又は−QC ,H,、好ましくは−NH,を表わす式■で表わされる化合物が特に好ましい。
Rが一〇)1.−N)l、、又は1ないし3個のOH基及び/又は炭素原子数1 ないし4のアルコキシ基若しくはフェノキシ基によって置換された炭素原子数1 ないし18のアルキル基を表わす式1で表わされる化合物もまた好ましい。
Rが式■で表わされる基を表わす式!で表わされる化合物もまた興味深い。
式■で表わされる好ましい化せ物はま友、几が−OH又はNH冨又は−C’lH ,0)(1−表わす化合物を包含する。
2が一〇−を表わす式■で表わされる化合物もまた興味深い。
好ましい式Iで表わされる化合物は、また、几が、1又は2個の0f−1基によ って置換され、OH基は1個の炭素原子に1個のみ存在し、セしてアミドの窒素 原子に結合した炭素原子はOH基を有しない炭素原子数2ないし4のアルキル基 を表わすものである。
式Iで表わされる化合物として次のものを挙げることができる: アントラニル酸ヒドロキシルアミド、 5−クロロアントラニル酸ヒドロキシルアミド、アントラニル酸N −(17、 11ジヒドロキシメチル−2′−ヒドロキシエチル)−アミド、 アントラニルCIRN−(2’、5’−ジヒドロキシグロビル)−アミ ド、 アントラニルrRN−(2’−ヒドロキシエチル)−アミド、 5−クロロアントラニル酸N−2’−ヒドロキシエチル)−アミド、 5.5−ジクロロアントラニルfiN−(2’−ヒドロキシエチル)−アミド、 アントラニル[N−(2’−ヒドロキシ−n−プロピル)−アミド、 アントラニル酸N−(45’−ヒドロキシ−n−プロピル)−アミド、 アントラニルl[N−(2’−ヒドロキシ−2′−フェニルエチルアミド、 アントラニル酸N−(2’−ヒドロキシ−5’−n−ブト中シーn−プロピル) −アミド、 5−アミン安息香[N−(2’−ヒドロキシエチル)−アミド、 4−アミノ安息香rRN−(2’−ヒドロキシエチル)−アミド、 2−N−メチルアミノ安息香#RN−(2’−ヒドロキシエチル)−アミド、 2−アミノ安息香酸ヒドラジド、 3−アミノ安息香酸ヒドラジド、 4−アミ7安息香酸ヒドラジド、 2−13−又は4−メトキシ安息香酸ヒドラジド、2.4−ジメトキシ安息香酸 ヒドラジド、3.4−アミノ安息香酸ヒドラジド、 5.4−ジメトキシ安息香酸ヒドラジド、3、4.5−トリメトキシ安息香酸ヒ ドラジド、2−アミノ−5−クロロ安息香酸ヒドラジド、2−アミノ−3,5− ジクロロ安息香酸ヒドラジド、2−メトキン−4−7ミノ安息香酸ヒドラジド、 アントラニル(liN−(2’−(o−アミノベンゾイルオキシ)−エチルクー アミド、 アントラニル#RN−[2’−(p−アミノベンゾイルオキシ)−エチルクーア ミド、 3−アミノ−4−クロロ安息香@N−(2’−ヒドロキシエチル)−アミド、 5−アミノ−4−クロロ安息香酸ヒドラジド、4−アミノ−2−クロロ安息香f iN−(2’−ヒドロキシエチル)−アミド、 4−アミノ−2−クロロ安息香酸ヒドラジド、4−アミノ−2−クロロ安息香酸 N−(2’−ヒドロキシエチル)−アミド、 3−アミ7安息香rIRN−(2’−ヒドロキシエチル)−アミ ド、 4−アミノ−2−クロロ安息香酸ヒドラジド、4−アミノ安息香[N−(2’− ヒドロキシエチル)−アミド、 4−クロロアントラニル酸へ−(2′−ヒドロキシエチルンーアミド、 3.5−’)クロロアントラニルrRf”J−(2−ヒドロキシエチル)−アミ ド、 4−クロロアント2ニル酸ヒドラジド、4−アミノ−3−メトキシ安息香酸へ− (2′−ヒドロキシエチル)−アミド、 4−アミノ−5−メトキシ安息香酸ヒドラジド、5.4−ジアミノ安息香[N− (2’−ヒドロキシエチル)−アミド、 3.4−ジアミノ安息香酸ヒドラジド、5.5−ジアミノ安息香dN−(2’− ヒドロキシエチル)−アミド、 3.5−ジアミノ安息香酸ヒドラジド、2、5−、2.4−、2.6−、3.4 −又は3,5−ジメトキシ安息香酸N −(2’−ヒドロキシエチル)−アミド 、2、5 +、 2.4−、2.6−、5.4−又は3,5−ジメトキシ安息香 償ヒドラジド、 2、5.4−、2.4.5−、5.4.5−又は2.4.6−)リメトキシ安息 香fiN−(2’−ヒドロキシエチル)−アミド、 2、5.4−、2.4.5 +、 S、 4.5−又は2.4.6− トリメト キシ安息香酸ヒドラジド。
式Iで表わされる化合物の大部分は知られていて、公知の方法によシ製造するこ とができる。
式■で表わされる化合物は、例えば、7ンセシス(5ynthesis ) 1 980. 516〜523ページに記載された方法又はアメリカ合衆国特許第5 551659号明細書に記載された方法により、例えばイ丈トc1N無水物誘導 体を次式m: H1N几 (2) で表わされるアミン、又はヒドラジンと反応させることKより製造できる。それ らはまた、安息香酸エステルを人出で表わされるアミン、又はヒドラジンと反応 させることによって得ることもできる。
このタイプの化合物はまたニトロベンゼンカルボン酸りロリド金式瓜で表わされ るアミンと反応させ、続いてニトロ基を還元してアミンとすることによシ製造す ることもでさる。
弐■において、基Rは上記で定義した意味t−表わす。
本発明は適当に置換したイサト酸無水物を第一級アミン几Nl(、と反応させ、 反応媒体として酢酸ブチル又は酢酸ブチル/水混合物又は反応生成物を用いるこ とによる次式■: (式中、几、Y及びmはすでに上記で定義した意味を表わすが、Rは好ましくは −C1i、−C)i雪−OHを表わす。)で表わされる化合物の製造方法にも関 する。
式Iで表わされる化合物は塩素原子含有熱可塑性樹脂に慣用の量で加えることが できる。塩素原子含有熱可塑性樹脂に対してα01ないし10重藍チ、特に10 5ないし5重f%、とりわけα02ないし2.5重量価混台することが好ましい 。式夏で表わされる化合物の混合物もまた用いることができる@ 用いられる塩X原子含有プラスチックは好ましくは塩化ビニルポリマー又は共重 合体である。
この点に関して、サスベンジBy及びバルクポリマー、及び洗浄によって抽出さ れた、すなわち低乳化剤含量のエマルジ盲ンポリマーが好ましい。次のものは、 共重合体のコーモノマーとして可能なものの例である:酢酸ビニル、ffl化1 :’ニリテン、トランスジクロロエチレン、エチレン、プロピレン、ブチレン、 マレイ酸、アクリル酸。
フマル酸又はイタコン酸。更に適当な塩素原子含有熱可塑性樹脂は後塩素化Pv C及び塩素化ポリオレフィン、及ヒPvCのEV人(エチレン/酢酸ビニル)と Mn2(メチルアクリレート/ブタジェン/スチレン)のグラフトポリマーであ る。
本発明に従って安定化した熱可塑性樹脂の製造は公知の方法によシ行う。式■で 表わされる安定剤は、慣用の装置で加工する前に、安定化すべき塩2原子含有熱 可塑性樹脂に混合する。例えば、二本ロール混合機によシ150ないし210℃ で均一に混合することができる。
式lで表わされる本発明の化合物は、また、少なくとも一つの、従来のPvC安 定剤及び/又は他’D’FA加剤、例えばエポキシ化合物、好ましくはエポキシ 化脂肪酸エステル例えばエポキシ化大豆油、ホスフィツト、金属カルボキシレー ト及び周期表の第■族主族及び亜族の金属の金属フェネート、又は周期表の第■ 族亜族の金搗の無機塩例えばZnCJN、又は更に、有機すず化合物、特に、モ ノオルガノすず化合物、又はジオルガノすず化合物、アンチモントリメルカプト カルボン酸エステル及び酸化防止剤と、慣用の量で混合して用いるも有利である 。
共安定剤は全組成物に対してα05ないし5重ikチ、%K111ないし5重1 にチ混合することが好ましい。
適当な慣用のホスフィツトは一般式V及び■:(式中、几2、几3及び几4は同 −又は異なって、炭素原子数6ないし18のアルキル基、未置換又は炭素原子数 1ないし9のアルキル基若しくは炭素原子数1ないし9のアルコキシ基によって 置換されたフェニル基、又は炭素原子数5ないし7のシクロアルキル基を表わし 、ル1は炭素原子数6なめし18のアルキル基を表わす。)で表わされるホスフ ィトである。
炭素原子数6ないし18のアルキル基として、イ、♂、几4及び几1は例えばn −ヘキシル基、n−オクチル基、n−ノニル基、デシル基、ドデシル基、テトラ デシル基、ヘキサデシル基又はオクタデシル基を表わす。8ないし12個の炭素 原子を有するアルキル基が好ましい。
置換フェニル基として、凡8、几1及びル4は、例えはトシル基、エテルフェニ ル基、キシリル基、ノニル基、シミャ基、クレジル基、4−メトキシフェニル基 、2.4−ジメトキシフェニル基、エトキシフェニル基、ブトキシフェニル基、 p−n−、tりfルフェニ#基又#″tp−n−ノニルフェニル基を表わす。
非常に適当なホスフィツトはトリオクチル、トリデシ、トリドデシル、トリテト ラデシル、トリステアリル、トリオレイル、トリフェニル、トリクレジル、トリ ス−p−/ニルフェニル又ハトリシクロへ中クルホスツイットであり、そしてア リールジアルキルホスフィツト及びアルキルジアリールホスフィツトが特に好ま しく、例えばフェニルジデシル、ノニルフェニルジブクルs(L’−ジー第三ブ チルフェニル)−ジドデシル及び(2,6−ジー第三ブチルフェニル)−ジドデ シルホスフィツトである。
金属カルボキシレートの例は、6ないし20個の炭素原子を有し、そして飽和、 不飽和又はヒドロキシル基によって置換された脂肪族カルボン酸、例えばヘキサ ン酸、ヘプタン酸、オクタン醒、2−エチルヘキサン酸、ウンデカン酸、ラウリ ル酸、ミリスチン酸、パルミチン散、ステアリン酸、12−ヒドロキシ−ステア リン酸、オレイン酸、リルン酸、ワシルイン酸の金属塩である。
芳香族カルボン酸の全域塩1例えば炭XyX子数1ないし8のアルキル基によっ て置換されたベンゾエートはまた、興味深い。
Ba、Sr%Ca%M2及びZnの系列から選ばれる金属が好ましい。好ましい 金属カルボキシレートの例はステアリンrRca%Ba若しくはzn、又はオレ イン酸Ca、 Ba若しくはZnである。
可能な金属7エネートは、特に、6ないし20個の炭素原子を有するフェノール 、例としてはアルキルフェノール例えばp−第三ブチルフェノール、p−オクチ ルフェノール、p−ノニルフェノール又はp−ドデシルフェノールの金属塩であ る。
有機すず化合物の例は、(高分子の〕有機すず識化物又は硫化物、例えばブチル すず酸及びブナルテオすず酸、有機すずカルボキシレート例えばジブチルすずジ ラウレート、有機すずアルコレート及びフェネート、有機すずメルカプチド例え ばジブチルすずジドデシルメルカプチド、又は有機すずメルカプトカルボン酸エ ステル?IJ、tばジ−n−オクチルすずジー(チオグコール酸2−エチルヘキ シルエステル)又はジ−n−ブチルすずジー(メルカプトグロピオン酸n−ドデ シルエステル)である。これらの中でモノオルガノすずチオグリコール醗エステ ル及びジオルガノすずチオグリコレール酸エステル及びそれらのエステルの混合 物が特に好ましい。
酸化防止剤の例は、アルキル化モノフェノール及びヒドロキシル、ヒドロキシル 化チオジフェニルエーテル、1.4−アルキリデンビスフェノール、ベンジル化 合物、アシルアミノフェノール、β−(3,5−ジー第三ブチル−4−ヒドロキ シフェニルンプロビオン酸のエステル又はアミド及びβ−(5−第三ブチル−4 −ヒドロキシ−3−メチルフェニル)−プロピオン酸のエステルである。
好ましい酸化防止剤はアルキル化モノフェノール、アルキリデンビスフェノール 及びフェニル置換グロビオン酸エステルであシ、特に、2.6−ジー第三ブチル −p−クレゾール、2.2−ビス−(4′−ヒドロキシフェニル)−プロパン及 びn−オフタデクルβ−(3,5−ジー第三フチルー4−ヒドロキシフェニル) −プロピオネートである。
式!で表わされる化合物はまた、他の窒素原子含有有機安定剤と一緒に用いるこ とができる。これらの例としては、シアナミド、ジシアンジアミド、グアナミン 、例えばベンゾグアナミン、インドール、例えばフェニルインドール、ビロール (例えばヨーロッパ特許第22087号明細書に詳説されている)、ピラゾール (例えば英国特許第866956号明細:tに記載されている)%尿素及びチオ 尿素、例えばモノフェニル尿素及びジフェニルチオ尿素、アミノクロトン酸エス テル、β−ジケトン、例えばステアロイルベンゾイルメタン、及びポリオール、 例えはペンタエリトリトールが挙げられる。これに関して、尿素化合物、特にジ シアンジアミドが好ましい。粒径10μm以下のジシアンジアミドが非常KIE −ましい。
本発明によって安定化した熱可塑性樹脂の予定の使用方法によるが、安定剤の混 合前又は混合中に他の添加剤を混合することもまたできる。その例としては滑剤 (好ましくはモンタンワックス又はグリセロールエステル)、脂肪酸エステル、 パラフィン、可塑刑、充てん剤、カーボンブラック、アスベスト、カオリン、メ ルク、ガラス繊維、改質剤(例えば強化剤)、ケイ光増白剤、顔料、光安定剤、 UV吸収剤、防炎加工剤、静電防止剤が挙けられる。
本発明の熱可塑性樹脂は慣用の成形方法例えば押し出し、射出成形又はカレンダ ーによって加工して成形品を得ることができる。プラスチゾルとしてそれらの使 用もまた可能である。
本発明で検討された熱可塑性樹脂において本発明の安定剤によって達成された熱 安定化は非常に良好である。
次の実施例によシ本発明を詳説する。これらの例において、部及びパーセントは 、特記しない限シ、重量による。
実施例1: 4℃6部とそれに続いてメチルアントラニレ−)45.2部を冷却しながら少し ずつ加える。室温で3日間放置したのち、溶液を濃縮し、そして生じた残量に、 pH6になるまで濃塩酸を加える。ろ過し、そしてエタノールで洗浄したのち、 アントラニル酸ヒドロキシルアミドが、140〜142℃の融点を有する無色の 結晶の形で、85チの収ぷで得られる。
エチルp−アミノベンゾニー)L6!Ih2i&エタノールアミン150部に溶 解し、そしてエタノールを160℃で留去する。次いで揮発性成分を真空除去し 、そして生じた残量をイングロパノールから再結晶する。116℃の融点を有す るp−アミ7安息香散β−ヒドロキシエチルアミドが得られる。
実施例3: a)96−%イサト酸無水物1039部をエタノールアミン41[15部とH! 02000部の溶液に室温で少しずつ加える;Co1の放出が完了したとき、混 合物を60℃で更に%時間攪拌する。生じた茶色の溶液を濃縮して残量にし、残 量をC)icJ、にとシ、付着水を共沸によシ除去し、そして混合物を再び濃縮 して残量にし、90〜92℃の融点を有するアントラニル酸β−ヒドロキシエチ ルアミドfc得る。融点9Q−92℃、’H−NMR(DM80中;’I’MS  K対してppm ) : &5. &7.7.1.7.5 (4)1) ;五 3及び五s (+)i、 、’zC)it) ; 4.7 (1H,−0)i)  ;&4 (2)1.−N)i、)及ヒa1 (IH,−NH−)。
b)イサト酸無水物8!i6部をブチルアセテート500部と水12部の溶液に 懸濁する。エタノールアミン3(16部を40ないし50℃で攪拌しながら(0 03が発生する)滴下し、そして混合物を更に、30分間100℃で反応させる 。有機相を分嘔し、そして揮発性成分を除去したのち、最終生成物69.7部が 得られる。水相を爽に10部の水で希釈し、OCに冷却し、そしてろ過し、そし て生成物をろ過することによって更に9.0部が得られ、その結果、最終生成物 のせ計収率は理論値の88%である。
C) イ丈)#R無水物85.6部をブチルアセテ−)25Gd中に40℃で懸 濁させる。エタノールアミン5α5部とブチルアセテート50部の混合物を攪拌 しながら滴下する。混合物を還流温度に1時間保って反応を完了させる。ろ過助 剤10部を加えたのち、生成物を減圧ろ過し、そして温ブチルアセテ−)40部 ですすぐ。ろ欣を0℃に冷却し、そして反応生成物をろ過によシ除去し、そして 乾燥する。ろ液を更に4回、上記の操作を繰り返す。最終収率は理論値の82% である。
d)イサト酸無水物52−6部を、アントラエル@N−(2’ヒドロキシエチル )−アミド540部とエタノールアミ712.2部のメルトに110℃で少しず つ加える。この混合物を115℃に1時間保つ。ブチルアセテート250部とろ 過助剤10部を加え、そして混合物を100℃で1時間攪拌する。ろ過し、そし て揮発成分を除去し、残量として理論値の96チの収率で反応生成物′t−得る 。
的 下記の表1に挙げた式Iで表わされる他の化合物を、上記の実施例3aに示 した方法に幸似した方法で製造する。
使用例: 下記の配合で示した組成物からなる乾燥混合物を混合ロール180°にで5分間 混練する。α3鰭の厚さのシートの試験片を得られたラフシートからとる。シー トの試料をオープン中で180℃に加熱し、そして試料の黄色度指数(YI)f tAsTM D 1925〜70 に記載されたようにして10分ととに測定す る。結果を下記の表Hにまとめステアリン酸Ca CL55f ステアリン酸Zn IIL159 レオプラスト(助。oplst■)39(エポキシ化大豆油) hatイルガス タブ(Irgastab■)CH300(ジデシルフェニルホスフィツト) α 55f 式■の化合物 2.5mm0J 初期の色に関して特に、本発明の式Iで表わされる安定剤の添加によって起こさ れる基本配合(安定剤を除く)における改善がこれらの試験結果によってはつき シ示さ100部、o キシオー ル(boxiol■)O812,0部及び二酸 化チタ7RN57■(Titangesellschaft )5部をアントラ ニル酸エタノールアミド(実施例45a)0.5部と混合し、そして生成物を使 用実施例8に記載したように静的加熱試験に供し、そして試料の黄色化の程度を A8TM D 1925〜70に記載されたように黄色度指数(YI)によって 5分ごとに測定する。結果を衣用に示す。
ベス ト リ ト (Vestolit■)E 6507 100 部を ジ  − 2− エチルへキシル7タレート40部で可塑化し、二酸化チタン5sで着 色し、そして実施例9で用いた式lの化合物14部で安定化する。下記表■は実 施例9に従って180℃で行った静的加熱試験の結果を表わす。
表■ : ベストリト(vestolit■)E 6507 100部、ロキシオール(B oxiol@) GS 155部及び本発明に従って有機すず安定剤(ジブチル すずビス−インオクチルチオグリコレ−))I159、アントラニル酸エタノー ルアミド(実施例5a) 15部、エポキシ化大豆油ZO部及びモノフェニルジ デシルホスフィツトα5部の組み合わせを実験室ロールばル上で190℃にて耐 久混練試験に供し、シート片([13部厚)を5分ごとにとシ、そしてこれらの 試料の黄色化の程度をASTM D 1925〜70に記載されたように黄色度 指数(YI)によって決定する。この結果を表■実施例12: 式■で表わされる本発明の他の化合物を、実施例8に記載した方法に従って下記 の配合で190℃にで試験した。
結果を第4表に示す。
A ヘストリ) (Vestolit■)E 6507(100部) ; O− 1,’オー/l/ (I、oxiol■)osl(z部);Ties(’部); 式夏の安定剤(18部) A1 ベストリド(Vesto1it■)6507(100部);ロキシオール (Loxiol■)osBz部); Ti01 (a部);式lの安定剤(16 部) B ヘス) !J ) (’Vesto1it■)E8019(100部):パ yり、x、 (Wachs■) E (Hoechs を社、14部);式Iの 安定剤(cL6部) Cホスタリト(Hostalit■)E 207B(100部);パックス(W achs■)OP(0,4部);レオプラスト(几heoplast”)39( 2部);式■の安定剤(118部)実施例26: 式Iで表わされる本発明の他の化合物を、実施例8に従って200℃(オーブン 温度)にて下記の配合について試験した(混練時間180℃にて10分間)。
ベストリド(Vestol i t■)E 8019(+oo部);パックス( Wachs■) 8 (Hoechst社、4部);式lの安定剤(16部)結 果を下記表■に示す。
表■: 光’vt (続き ) : 表■(続き): アルカリで予備安定化したエマルシヨンPvC〔ベストリド(Vestolit ■)E6507) f00部、ジイソオクチルフタレート(DOP)40部、二 酸化チタン3部〔クロノス(Krono5■)几N 57p ) 及びジシアン ジアミド70重量部とアントラニル酸エタノールアミド(実施例45 a )  30重量部からなる安定剤混合物(14部を混合し、そしてこの混合物を使用実 施例8に従って180℃で静的加熱試験に供する。試料の黄色化の程度はAST MD1925〜70に記載されたように黄色度指数(Yl)によって5分ごとに 測定する。結果を表1に示す。
表■: 実施例38: PvCCホ ス に’ IJ ト (1−1ostalit■)E207B)  100 部 、2くツクス(Wachs ) E 4部及びアントラニル改エタ ノールアミド(実施例A 3 a ) 70重量部とジシアンジアミド30重量 部とからなる安定剤混合物16部を混合し、そしてこの混合物を実施例8に従っ て200℃で静的加熱試験に供する。試料の黄色化の程度はASTM D 19 25〜70 に記載したように黄色度指数(YI)Kよ95分ごとに測定する。
この結果を表■に示す。
補正書の翻訳文提出書 (特許法第184条の7第1項) 昭和61年5月12日

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.次式I: ▲数式、化学式、表等があります▼(I)〔式中、 mは0、1又は2を表わし、 nは1、2又は3を表わし、そして pは1又は2を表わし、 Yは−F、−Cl、−Br、−I、−CH3又はC2H5を表わし、Xは−NH 2、−NHCH3、−NHNH2、−OCH3又は−OC2H3を表わし、そし て数個置換されているとき、複数のXは定義された範囲内で異なることができ、 Rは−H、−OH、−NH2、又は1ないし3個のHO基及び/又は炭素原子数 1ないし4のアルコキシ基若しくはフェノキシ基によって置換された炭素原子数 1ないし18のアルキル基を表わすか、又は更にRは次式II: ▲数式、化学式、表等があります▼(II)(式中、 Zは−NH−又は−O−を表わし、 qは0ないし6の整数を表わし、 Y、X、m及びnは上記で定義された意味を表わす。)で表わす基を表わし、そ して Pが1を表わすならばRは水素原子のみを表わす。〕で表わされる窒素原子含有 有機化合物を少なくとも一つ含む塩素原子含有熱可塑性樹脂。
  2. 2.式Iにおいて、n及びpが1を表わし、そしてmが0を表わすことを特徴と する請求の範囲第1項記載の塩素原子含有熱可塑性樹脂。
  3. 3.式Iにおいて、Xが−NH2を表わし、Rが−OH、−NH2、又は−OH 及び/又は炭素原子数1ないし4のアルコキシ基若しくはフェノキシ基によって 置換された炭素原子数2又は3のアルキル基を表わし、mが0を表わし、そして n及びpが1を表わす化合物を少なくとも一つ含むことを特徴とする請求の範囲 第1項記載の塩素原子含有熱可塑性樹脂。
  4. 4.式Iにおいて、Xが−NH2を表わし、Rが−OH、NH2又は−C2H4 OHを表わし、mが0を表わし、n及びpが1を表わす化合物を少なくとも一つ 含むことを特徴とする請求の範囲第1項記載の塩素原子含有熱可塑性樹脂。
  5. 5.アントラニル酸エタノールアミド化合物を含む請求の範囲第1項記載の塩素 原子含有熱可塑性樹脂。
  6. 6.少なくとも一つの、式Iで表わされる化合物を塩素原子含有熱可塑性樹脂に 対して0.01ないし10重量%の重で含むことを特徴とする請求の範囲第1項 記載の塩素原子含有熱可塑性樹脂
  7. 7.塩素原子含有熱可塑性樹脂がエマルジョンポリ塩化ビニル樹脂であることを 特徴とする請求の範囲第1項記載の塩素原子含有熱可塑性樹脂。
  8. 8.尿素化合物を含むことを特徴とする請求の範囲第1項記載の塩素原子含有熱 可塑性樹脂。
  9. 9.ジシアンジアミドを含むことを特徴とする請求の範囲第1項記載の塩素原子 含有熱可塑性樹脂。
  10. 10.ジシアンジアミドの粒径が10μm以下であることを特徴とする請求の範 囲第9項記載の塩素原子含有熱可塑性樹脂。
  11. 11.アントラニル酸エタノールアミド30重量部とジシアンジアミド70重量 部からなる安定剤混合物を含むことを特徴とする請求の範囲第9項記載の塩素原 子含有熱可塑性樹脂。
  12. 12.アントラニル酸エタノールアミド70重量部とジシアンジアミド30重量 からなる安定剤混合物を含むことを特徴とする請求の範囲第9項記載の塩素原子 含有熱可塑性樹脂。
  13. 13.適当に置換したイサト酸無水物を第一級アミンR−NH2と反応させ、反 応媒体として酢酸ブチル又は酢酸ブチル/水混合物又は反応生成物を用いること により次式IV: ▲数式、化学式、表等があります▼(IV)(式中、R、Y及びmはすでに請求 の範囲第1項で定義した意味を表わす。)で表わされる化合物を製造する方法。
  14. 14.Rが−CH2−CH2−OHであることを特徴とする請求の範囲第13項 記載の方法。
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