JPS6249609A - 静止誘導電器鉄心 - Google Patents

静止誘導電器鉄心

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JPS6249609A
JPS6249609A JP18855785A JP18855785A JPS6249609A JP S6249609 A JPS6249609 A JP S6249609A JP 18855785 A JP18855785 A JP 18855785A JP 18855785 A JP18855785 A JP 18855785A JP S6249609 A JPS6249609 A JP S6249609A
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JP
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core
induction electric
stationary induction
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Yoshito Ebisawa
海老沢 義人
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Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明は静止誘導電器鉄心に係り、特に電力用変圧器の
鉄心抜板構成の改良に関する。
〔発明の技術的背景とその問題点〕
一般に変圧器やりアクドルのような静止誘導電器鉄心例
えば電力用変圧器鉄心(以下鉄心と略記する)は、額縁
形の薄板けい素鋼帯(以下鉄心抜板と称す)を積み重ね
て、はぼ円形に近い断面を構成し、主脚、側脚、継鉄と
いわれる部分で磁路を形成している。
また、主脚と継鉄等の接合部は夫々の鉄心抜板を適宜に
ラップさせて接合させている。
第6図に示すように2つの主脚1と夫々の主脚1を磁気
結合するための上部継鉄3と下部継鉄4で構成される。
主脚1、上部継鉄3.下部継鉄4は、夫々積み重ねられ
た鉄心抜板の周囲を熱硬化特性をもつガラス繊維を基材
とした締付テープ5によって鉄心抜板間である一定の締
付圧が得られるように締付けられている。また、主脚1
と上下部継鉄3,4の抜板ラップ接合部10は鉄心抜板
が数枚毎に一定の幅でラップして形成される。
第7図において、主脚1の断面は数種類の幅の異なる鉄
心抜板が積み重ねられ1円に内接するような断面形状と
なっている。このように主脚1と上下部継鉄3,4の抜
板ラップ接合部10において鉄心抜板をラップさせて接
合させるためには、鉄心抜板の構成に工夫を要する。
第8図及び第9図は第6図の単相2脚鉄心を構成する鉄
心抜板構成の一例を示すものである。継鉄用の鉄心抜板
7と主脚用の鉄心抜板8が額縁状につき合され、第8図
及び第9図に示されるような2種類の額縁形の鉄心抜板
構成となっている。
第10図は第6図の単相2脚鉄心の組立状態を示す、ま
ず、主脚1が第8図及び第9図の鉄心抜板の構成パター
ンに従って主脚部分の鉄心抜板が積み重ねられて、締付
テープ5によって締付固定される0次に下部継鉄用の鉄
心抜板7を数枚ずつ順次主脚1の端面に挿入して下部継
鉄4を組立て、主脚1に図示しないコイルを挿入した後
、上部継鉄用の鉄心抜板7を下部と同様に数枚づつ挿入
して上部継鉄3を構−成している。このとき上下部継鉄
3,4の組立は、前述したように鉄心抜板を数枚ずつ作
業者によって手作業で主脚1の端面に挿入するため、組
立時間を多く必要とするばかりか、作業者の熟練技術を
要するものである。
第11図は第6図のXI−XI線矢視断面図を示し、鉄
心抜板がラップしている接合部における磁凍の流れを示
す、第11図において例えば2枚ずつの鉄心抜板が一定
の幅でラップして接合している。第8図及び第9図でも
、鉄心抜板は夫々台形状に切断されて額縁形状に互につ
き合されている。しかし、つき合せ部は、鉄心抜板の切
断寸法精度や主脚間隔の組立精度等によって完全なつき
合せとはならず、鉄心抜板間にわずかに空隙が存在して
いるのが実際である。
このように鉄心抜板のつき合せ部に空隙12が存在した
場合の磁束の流れが矢印15である。(第11図参照)
薄い1枚の鉄心抜板11の中を流れて、また磁束は空隙
12に達すると、空隙12の磁気抵抗が大きいため、こ
の空隙12を迂回して隣の鉄心抜板11に流れ込んでし
まうにのとき磁束の流れは鉄心抜板に対して垂直な成分
を発生するため、磁束が鉄心抜板11に対して平行に流
れる場合に比べ多くのうず電流損失を発生することにな
る。また磁束が流れ込まれた側の鉄心抜板11内でも元
来一定の磁束量を有しているため1局部的に磁束密度が
上昇して損失の増大につながっている。
また、従来より輸送重量、輸送寸法等の制限がきびしい
場合、鉄心、コイル、タンク及び他のものを別々に輸送
して現地で変圧器を組立てる分解輸送の考え方がある。
しかし前述したように鉄心の組立に際して継鉄部分の組
立に時間を要し、その間コイルなどの絶縁物が吸湿して
しまい、絶縁特性に悪影響を与えるため、中身組立後、
現地にて特別の乾燥処理を行う必要があった。
〔発明の目的〕
本発明は上記の点を考慮してなされたもので、その目的
とするところは、組立が容易な鉄心構造を得るとともに
、鉄心の接合部で発生する損失を低減させることのでき
る静止誘導電器鉄心を提供することにある。
〔発明の概要〕
かかる目的を達成するために本発明によれば、主脚、側
脚及び継鉄などを夫々単独に締付テープによって締付け
て形成し、これらの端面は互に接合されるときに、夫々
の鉄心抜板が均一につき合されるように鉄心抜板の端面
がそろえられて積み重ねられ、かつ互に接合されたとき
に垂直となるように適宜鉄心抜板の切断角度及び形状が
決められている。また主脚、@脚及び継鉄などを接合す
るに際して、その接合面に互いの面を接着するための接
着物質を介在させて接合して変圧器鉄心を構成し、組立
が容易で接合部における損失が低減することを特徴とす
る。
[発明の実施例〕 以下1本発明の静止誘導電器鉄心の一実施例を第1図及
び第2図を参照して説明する。第10図及び第11図と
同一部分は同符号を付しである。変圧器やりアクドルの
ような静止誘導電器鉄心、例えば変圧器鉄心の内鉄形単
相2脚鉄心は、2つの主脚1と上部継鉄3.下部継鉄4
とからなっている。
主脚1、上部及び下部継鉄3,4は夫々を構成する鉄心
抜板の端面をそろえて締付テープ5によって締付固定さ
れている。また各々の接合面は互に接合させたときに垂
直となるように抜板形状が決定されている。
変圧器鉄心の組立に際しては、単独に組立られた主脚1
.上部継鉄3.下部継鉄4を接着物質13を介して接着
面6において接合する。この接着物質は例えばシートに
接着剤を塗布又は含浸させたものである。また、熱硬化
性の接着シートでもよく、さらに常温で接着効果を有す
る接着剤、あるいは、空気に比べ高い透磁率を有する接
着剤などである。そして、第1図には図示されていない
が、従来の鉄心構造と同様鉄心の接合部の機械的強度を
向上させるため、鉄心の周囲にはいわゆるクランプや当
て板などの鉄心締付金具を有している。
鉄心締付金具は必要により、締付テープによって、鉄心
抜板を締付ける際に鉄心抜板とともに組合せた後、その
外周を締付固定することも可能である。
次に本発明の他の実施例を第3図ないし第5図を参照し
て説明する。第1図と同一部分は同符号を付しである。
第3図は本発明の他の第1の実施例を示す、すなわち単
相3脚鉄心において、締付テープ5によって独立して個
別に締付固定された主脚1.側脚2、上部継鉄3.下部
継鉄4が接着物質を介して接着面6において接合されて
いる。
また第4図は本発明の他の第2の実施例を示す。
すなわち3相3脚鉄心において、中央の主脚1はV字形
に切り欠いた鉄心抜板を積み重ねて形成した上部及び下
部継鉄3,4に接着物質を介して接着面6で接合されて
いる。
さらに第5図に本発明の他の第3の実施例を示す。すな
わち、3相5脚鉄心において中央の3本の主脚1はV字
形に切り欠いた鉄心抜板を積み重ねて形成した上下部継
鉄3,4に接着物質を介して接着面6で接合されている
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明によれば、静止誘導電器鉄心
のような例えば変圧器鉄心を組立てる際に、主脚、側脚
を組立てた後、上下部継鉄を組立てるため鉄心抜板を数
枚ずつ主脚及び側脚に挿入する作業は必要なくなる。す
なわち、予め組立てられ一括された上部及び下部継鉄を
主脚及び側脚と簡単に接合することが可能であり、大幅
に組立作業を簡素化することが可能である。また、接合
面は強力な接着力を有する接着物質により接合されるた
め、十分な機械的強度が得られるばかりでなく磁気的吸
引力のために生じる振動や騒音を低減する効果を有する
第2図に示すように、鉄心抜板11は端面がそろえられ
て接着物質13を介して接合され接着面6が形成されて
いる。図中の矢印16は鉄心抜板11内の磁束の流れを
示している。このようにつき合わされた鉄心抜板11間
で磁束がスムーズに流れていることがわかる。
従って、本発明によれば、鉄心抜板の接合部で磁束の流
れの乱れによる損失の増加を招くことがなく、接合部に
おける損失の低減が可能である。
また、変圧器の輸送制限がきびしく、変圧器中身をコイ
ル及び鉄心などに分解して輸送し、現地にて中身を組立
てる分解輸送を実施する場合、主脚、継鉄などの主要構
成部分を予め単独に組立てたものを現地まで輸送し1個
々の部分を適宜組立せて鉄心を構成するため、現地にお
ける鉄心組立て時間を大幅に短縮することが可能である
。鉄心組立てに多くの時間を要しないため、コイルなど
の絶縁物が吸湿する割合も少なく、絶縁特性に与える影
響も少ない。従って現地にて大掛りな乾燥処理を行なう
必要がない。
さらに、本発明による変圧器鉄心は鉄心抜板の接合部に
わずかではあるが、空隙を生ずるため、磁束が流れる磁
路の磁気抵抗が多少上昇することになる。このことは、
直流送電に使われる変換器用変圧器にとって大きなメリ
ットになる。このような変換器用変圧器では、直流側の
巻線にわずかに直流成分をもった電流が流れることから
鉄心の中に直流磁束が発生して、磁束密度の上昇を招い
ている。本発明の変圧器鉄心では、鉄心の磁気抵抗が大
きいことから直流電流による直流磁束の発生を低減させ
ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の静止誘導電器鉄心の組立の平面図、第
2図は第1図の鉄心抜板の接合部における磁束の流れを
示す説明図、第3図ないし第5図はそれぞれ本発明の他
の実施例の平面図、第6図は従来の単相2脚鉄心の平面
図、第7図は第6図の■−■線矢視断面図、第8図及び
第9図は第6図の鉄心抜板の組立を示すそれぞれ平面図
、第10図は従来の変圧器鉄心の組立の平面図、第11
図は第10図の鉄心抜板の接合部における磁束の流れを
示す説明図である。 1・・・主脚、     2・・・側脚。 3・・・上部継鉄、   4・・・下部継鉄、5・・・
締付テープ、  6・・・接着面、7.8.11・・・
鉄心抜板。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)薄板けい素鋼帯を額縁状につき合せた鉄心抜板構
    成を有する静止誘導電器鉄心において、鉄心抜板をつき
    合せて接合する接合面で、接合する双方すべての鉄心抜
    板が均一につき合され、かつ垂直に接合されるように双
    方の額縁状鉄心抜板形状を設定し、主脚、側脚及び上下
    部の継鉄の鉄心抜板を単独に積み重ねて、締付テープに
    より締付固定した後、適宜前記主脚、側脚及び上下部の
    継鉄の接合面を接着物質を介在させてつき合せ接合した
    ことを特徴とする静止誘導電器鉄心。
  2. (2)主脚と上下部の継鉄との接合面が、前記上下部の
    継鉄の鉄心抜板をV字形に切り欠き、前記主脚との接合
    面がV字形となる特許請求の範囲第1項記載の静止誘導
    電器鉄心。
  3. (3)接合面に介在する接着物質が熱硬化特性を有する
    接着シートからなる特許請求の範囲第1項記載の静止誘
    導電器鉄心。
  4. (4)接着物質が空気に比べて高い透磁率を有する特許
    請求の範囲第1項記載の静止誘導電器鉄心。
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