JPS6249178B2 - - Google Patents
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- JPS6249178B2 JPS6249178B2 JP58026097A JP2609783A JPS6249178B2 JP S6249178 B2 JPS6249178 B2 JP S6249178B2 JP 58026097 A JP58026097 A JP 58026097A JP 2609783 A JP2609783 A JP 2609783A JP S6249178 B2 JPS6249178 B2 JP S6249178B2
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- JP
- Japan
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- thickness
- plate
- plates
- laminate
- laminates
- Prior art date
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- Expired
Links
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Landscapes
- Laminated Bodies (AREA)
Description
本発明は、成形時に熱盤に近い所に位置する積
層板の反りを少なくすることを目的とする積層板
の製造法に関するものである。 一般に、積層板は次のように製造される。ま
ず、熱硬化性樹脂を紙、ガラス布などの基材に含
浸させ、Bステージ化したプリプレグを作製す
る。そのプリプレグを1枚ないし複数重ね合せ、
必要に応じて銅箔などを重ね合せてこれを鏡板に
挾む。この6〜8組を熱盤間に投入後、加熱加圧
して製造される。 ところで、プリント配線板製造においては、最
近、回路の設計が高密度化されると同時に加工工
程の自動化が進んでいる。従つて、これに供され
る銅箔等を貼り付けた積層板の反り抑制について
は、厳しい要求がされている。しかしながら、通
常、積層板製造においては生産性を上げるため、
鏡板に挾んだプリプレグの多数組を熱盤間に投入
しており、熱盤の近くに位置して成形された積層
板は熱盤間の中央で成形された積層板にくらべ反
りが大きくなり、このものがプリント配線板加工
の際問題となりやすかつた。 本発明は、このような問題を解決するために鋭
意研究をすすめたところ、熱盤近くに位置する鏡
板の厚さを、熱盤間の中央に位置する鏡板の厚さ
より厚くする事により、積層板全体としての特性
を低下させることなく、熱盤の近くで成形された
積層板の反りを、中央部で成形された積層板と同
等に小さくできる積層板の製造法を見い出した。
これは、熱盤の近くに位置する鏡面板に厚さの厚
いものを使用することによつて、熱盤の近くで成
形される積層板の成形圧力および熱の伝導を均一
にしているためと考えられる。 鏡板は、熱盤に最も近いものを厚くするだけで
充分であるが、熱盤に近くなるに従つて段階的に
厚くするようにしてもよい。しかし、鏡板の厚さ
が8m/mを越えると重くなり安全性、作業性の
面で問題がある。鏡板の材質は特に限定しない
が、硬度の大きいものが望ましい。通常、ステン
レス鋼板が使用される。 本発明の実施例について説明する。 実施例 熱盤に最も近い鏡板に3m/m厚のステンレス
鋼板を、他の鏡板に1.5m/m厚のステンレス鋼
板を使用した。8枚の紙−フエノールのプリプレ
グを重ね合せ、その両側に35μの銅箔を配置し鏡
板で挾んだものを、熱盤間に8組投入し、20枚の
クラフト紙クツシヨン材を使用して圧力100Kg/
cm2で、70分間加熱加圧成形した。 比較例 1 熱盤に最も近い鏡板及び他の鏡板共に1.5m/
m厚のステンレス鋼板を使用し、他は実施例と同
一の成形をした。 比較例 2 熱盤に最も近い鏡板に1m/m厚のステンレス
鋼板を、他の鏡板に1.5m/m厚のステンレス鋼
板を使用し、他は実施例と同一の成形をした。 上記実施例、比較例で得た1.6m/m厚の両面
銅張り積層板の特性を第1表に示す。
層板の反りを少なくすることを目的とする積層板
の製造法に関するものである。 一般に、積層板は次のように製造される。ま
ず、熱硬化性樹脂を紙、ガラス布などの基材に含
浸させ、Bステージ化したプリプレグを作製す
る。そのプリプレグを1枚ないし複数重ね合せ、
必要に応じて銅箔などを重ね合せてこれを鏡板に
挾む。この6〜8組を熱盤間に投入後、加熱加圧
して製造される。 ところで、プリント配線板製造においては、最
近、回路の設計が高密度化されると同時に加工工
程の自動化が進んでいる。従つて、これに供され
る銅箔等を貼り付けた積層板の反り抑制について
は、厳しい要求がされている。しかしながら、通
常、積層板製造においては生産性を上げるため、
鏡板に挾んだプリプレグの多数組を熱盤間に投入
しており、熱盤の近くに位置して成形された積層
板は熱盤間の中央で成形された積層板にくらべ反
りが大きくなり、このものがプリント配線板加工
の際問題となりやすかつた。 本発明は、このような問題を解決するために鋭
意研究をすすめたところ、熱盤近くに位置する鏡
板の厚さを、熱盤間の中央に位置する鏡板の厚さ
より厚くする事により、積層板全体としての特性
を低下させることなく、熱盤の近くで成形された
積層板の反りを、中央部で成形された積層板と同
等に小さくできる積層板の製造法を見い出した。
これは、熱盤の近くに位置する鏡面板に厚さの厚
いものを使用することによつて、熱盤の近くで成
形される積層板の成形圧力および熱の伝導を均一
にしているためと考えられる。 鏡板は、熱盤に最も近いものを厚くするだけで
充分であるが、熱盤に近くなるに従つて段階的に
厚くするようにしてもよい。しかし、鏡板の厚さ
が8m/mを越えると重くなり安全性、作業性の
面で問題がある。鏡板の材質は特に限定しない
が、硬度の大きいものが望ましい。通常、ステン
レス鋼板が使用される。 本発明の実施例について説明する。 実施例 熱盤に最も近い鏡板に3m/m厚のステンレス
鋼板を、他の鏡板に1.5m/m厚のステンレス鋼
板を使用した。8枚の紙−フエノールのプリプレ
グを重ね合せ、その両側に35μの銅箔を配置し鏡
板で挾んだものを、熱盤間に8組投入し、20枚の
クラフト紙クツシヨン材を使用して圧力100Kg/
cm2で、70分間加熱加圧成形した。 比較例 1 熱盤に最も近い鏡板及び他の鏡板共に1.5m/
m厚のステンレス鋼板を使用し、他は実施例と同
一の成形をした。 比較例 2 熱盤に最も近い鏡板に1m/m厚のステンレス
鋼板を、他の鏡板に1.5m/m厚のステンレス鋼
板を使用し、他は実施例と同一の成形をした。 上記実施例、比較例で得た1.6m/m厚の両面
銅張り積層板の特性を第1表に示す。
【表】
尚、耐半田性、絶縁抵抗はJIS C6481に準拠し
て測定した。また、反り量は、400×400m/mの
試験片を全面エツチングし、150℃、30分間加熱
後の反りをJIS C6481に準拠して測定した。 第1表から明らかなように、本発明によれば従
来と同等の耐熱性、電気絶縁性を有し、しかも熱
盤の近くに位置して成形される積層板の反りを小
さく抑えることができる点、その工業的価値は極
めて大なるものである。
て測定した。また、反り量は、400×400m/mの
試験片を全面エツチングし、150℃、30分間加熱
後の反りをJIS C6481に準拠して測定した。 第1表から明らかなように、本発明によれば従
来と同等の耐熱性、電気絶縁性を有し、しかも熱
盤の近くに位置して成形される積層板の反りを小
さく抑えることができる点、その工業的価値は極
めて大なるものである。
Claims (1)
- 1 1枚ないし複数枚のプリプレグを重ね合せこ
れを鏡板に挾んだものの複数組を熱盤間で加熱加
圧する積層板の製造において、熱盤の近くに位置
する鏡板の厚さを熱盤間の中央に位置する鏡板の
厚さより厚くすることを特徴とする積層板の製造
法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58026097A JPS59152858A (ja) | 1983-02-18 | 1983-02-18 | 積層板の製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58026097A JPS59152858A (ja) | 1983-02-18 | 1983-02-18 | 積層板の製造法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59152858A JPS59152858A (ja) | 1984-08-31 |
JPS6249178B2 true JPS6249178B2 (ja) | 1987-10-17 |
Family
ID=12184090
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP58026097A Granted JPS59152858A (ja) | 1983-02-18 | 1983-02-18 | 積層板の製造法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59152858A (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5215566A (en) * | 1975-07-28 | 1977-02-05 | Shin Kobe Electric Machinery | Moulding of laminated plate |
-
1983
- 1983-02-18 JP JP58026097A patent/JPS59152858A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS59152858A (ja) | 1984-08-31 |
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