JPS624904Y2 - - Google Patents

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JPS624904Y2
JPS624904Y2 JP1982032622U JP3262282U JPS624904Y2 JP S624904 Y2 JPS624904 Y2 JP S624904Y2 JP 1982032622 U JP1982032622 U JP 1982032622U JP 3262282 U JP3262282 U JP 3262282U JP S624904 Y2 JPS624904 Y2 JP S624904Y2
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JP
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slider
electromagnetic transducer
air bearing
width
bearing surface
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JP1982032622U
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JPS57189136U (ja
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  • Adjustment Of The Magnetic Head Position Track Following On Tapes (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 最近磁気記憶装置においては記録密度及び信頼
性の向上に伴ない、浮動形磁気ヘツドは狭スペー
シング化及び軽荷重化の傾向にある。又アクセス
方式の磁気記憶装置の他に装置の簡略化及びアク
セスタイムを嫁ぐ為に1トラツク当たりに1つの
電磁変換素子を搭載した固定ヘツド方式の装置が
あるが、固定ヘツド方式の装置に使用するヘツド
は1ヘツドに多数の電磁変換素子を搭載したモノ
リシツク型浮動磁気ヘツドであり、複合加工上の
制約等からスライダーと磁気回路部は同一材質に
なつてきた。
本考案はモノリシツク型浮動磁気ヘツドのスラ
イダー面形状に関するものである。
以下図面により詳細に説明する。
第1図は従来のモノシリツクヘツドの記録媒体
面側から見たスライダーの平面図であり、第2図
はその断面図である。これはドラム装置に使用さ
れているスライダーの一例である。
スライダー1はドラム回転によつて発生する空
気流により、記録媒体面と微小隙間を介して記録
再生を行なう。この場合空気流によつて発生する
圧力、即ち浮上力は、スライダー浮上面2(以下
浮上面と称す)によつて決まる。ドラム装置で使
用するスライダー1のギヤツプ3の位置はスライ
ダー長さ6のほぼ中央あたりがギヤツプ位置調整
上好ましいとされている。記録再生出来るトラツ
クはトラツク幅5a,5b,5c,5dであり、
浮上安定性から見て、左右の復元力が大きい事が
望まれる。その為にトラツクとは別に各トラツク
上に発生する浮上力を持つダミーの浮上面を設
け、復元力を大きくしているのが通常である。又
ヘツドクラツシユ等の信頼性から負荷荷重を小さ
くする傾向にあり、第1図及び第2図においては
各トラツクを分割し浮上面積を減らして負荷荷重
を小さくしてある。その場合、溝の深さ8は浮上
力を発生しえない程度であり、例えば50μ以上必
要である。又、復元力の他に記録媒体面と浮上面
2の間に介在する空気バネの共振周波数を高くす
る事も外部振動等に対する信頼性向上の一つとさ
れている。この場合共振周波数は下式で与えられ
る。
∂w/∂hは浮動時の空気バネ常数,gは重力
加速度,mは等価重量であり、スライダー1の重
量とスライダーを支える支持機構等の等価重量の
総和である。共振周波数を高くする為には、空気
バネ常数を大きく、等価重量を小さくする必要が
あるが、負荷荷重を小さくすると空気バネ常数も
小さくなり、その分だけ等価重量を小さくしなけ
ればならない。しかしながら第1図の様にダミー
の浮上面をもつスライダーではダミーの浮上面の
体積分だけスライダー重量は増す為に不利であ
る。又ヘツド/トラツク方式のモノリシツクヘツ
ドの装置において、ヘツドのしめるコストの割合
は大きく、出来るだけヘツドを安くする必要があ
り、その為には1つのスライダーに出来るだけ多
くのトラツクを搭載した方がコストの点からは良
いと言える。しかし第1図の様にダミースライダ
ーをもつヘツドは等価重量等から余り多く出来な
い欠点がある。次にデイスク装置に使用されてい
る従来のモノリシツクヘツドの記録媒体面側から
みたスライダーの平面図を第3図に示し、その側
面図を第4図に示す。この種のスライダーは記録
媒体面(この場合はデイスク)に対して迎角をも
つて浮上し、浮上面端11が最小隙間になる様に
なつている。その為浮上面端11からギヤツプ3
迄の距離13が出来るだけ小さい方がギヤツプ位
置が最小隙間に近づく事になり、記録特性上から
好ましい。それ故面取り12をして浮上面端11
が最小隙間になる様になつている。又コンタクト
スタートストツプ(以下CSSと称す)を行なう為
にスライダー浮上面2の流入端に長さ9のテーパ
ー角10を設けてある。このスライダーについて
も、第1図及び第2図で説明した如く、搭載トラ
ツク数の割にスライダー形体が大きくなり、コス
ト及び等価重量が増える欠点がある。
本考案の目的は搭載トラツク数に対するスライ
ダー形体を小さく出来、しかも復元性の良いスラ
イダーを有する磁気ヘツドを提供するものであ
る。
本願考案の特徴とするところは、スライダー両
端部の浮上面にも電磁変換素子部を設け、電磁変
換素子部に分離溝をスライダーに食込むように入
れ、スライダー両端部の電磁変換素子の幅が他の
電磁変換素子の幅と同じになるように、且つスラ
イダーへの食込み量が前記分離溝と同じ深さとな
るようにスライダー両端部の電磁変換素子部およ
び浮上面の一部を切欠くところにある。
第5図は本考案の実施例で、デイスク装置に使
用される浮動形磁気ヘツドの記録媒体面側から見
た平面図である。第5図に示される浮動形磁気ヘ
ツドは浮上部を司るスライダー1と、電磁変換素
子部16を突合せ、電磁変換素子部16に分離溝
17を入れて独立した電磁変換素子とし、スライ
ダー1に分割溝18を入れることにより浮上面を
分割する。電磁変換素子部16の分離溝17は電
磁変換素子部16のギヤツプ3から距離15だけ
スライダー1に食込んでおり、これにより電磁変
換素子部16を完全に分離独立することと、後述
するように浮上特性を良好にする効果がある。ス
ライダー1の両端縁部の浮上面2は浮上力が発生
するように幅広4a,4bに設定されており、浮
動形磁気ヘツドの浮上部を司ることになる。この
幅広の浮上面部に設けられている電磁変換素子の
幅は他の電磁変換素子の幅と同一となるように、
前記分離溝17を入れるときに形成するか、ある
いは後工程で切欠もしくは溝加工14により形成
する。又、CSSを行うために、スライダー浮上面
2の空気流入端に長さ9のテーパを設ける。この
ようにしてスライダー1の両端縁部の浮上面にも
電磁変換素子を有する浮動形磁気ヘツドが完成す
る。第5図の浮動形磁気ヘツドは、スライダー1
に搭載されているトラツク数は4個であり、各電
磁変換素子のトラツク幅5a,5b,5c,5d
は同一の幅で形成されている。第5図の浮動形磁
気ヘツドはスライダー1の両端縁の幅広の浮上面
2を電磁変換素子と兼用しているので、スライダ
ー幅7に対し搭載トラツク数が増えている。従つ
て第1図に示される従来のスライダーと同一のト
ラツク数でありながら、スライダー幅7はかなり
小さくでき、このため振動に対する信頼性が向上
する。前述の分離溝17のスライダー1への食込
み量15は記録再生特性又は浮上特性上から決め
ることになる。分離溝17をスライダー1に食込
ませることの効果は、浮上特性に顕著に現われ
る。すなわち、記録再生のためのギヤツプ3とス
ライダー1の端面が一致している場合には、ギヤ
ツプ3部のスペーシングが浮き過ぎて挾スペーシ
ングが得られないが、ギヤツプ3位置よりスライ
ダー1に分離溝17を食込ませることにより、ギ
ヤツプ3のスペーシングをつめることが可能とな
り挾スペーシングが容易に得られる。
第6図は本考案の他の実施例で、デイスク装置
に使用される浮動形磁気ヘツドの記録媒体面側か
ら見た平面図である。復元性に対し共振周波数の
方にマージンがある場には、本図のようにスライ
ダー幅7を大きくし、搭載トラツク数を多くして
も良く、又、両端のスライダー浮上面のトラツク
形成を本図の如く行なえば搭載トラツク数に対し
スライダー巾は小さくできる。
なお、各トラツクを分割するための溝は浮上特
性上に影響を与えなければいかなる形状であつて
も本考案の主旨を逸脱するものではない。すなわ
ちスライダー浮上面は各トラツク毎に分断され、
しかも両端の浮上面巾が大きくなつていれば良
い。
【図面の簡単な説明】
第1図はドラム装置に使用されている従来のモ
ノリシツク形スライダーの平面図、第2図は第1
図の断面図、第3図はデイスク装置に使用されて
いる従来のモノリシツク形スライダーの平面図、
第4図は第3図の断面図、第5図および第6図は
本考案の実施例の平面図である。 1……スライダー、2……浮上面、3……ギヤ
ツプ、14……切欠もしくは溝、15……食込み
量。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 浮上部を司るスライダー部に電磁変換素子部が
    接合され、該電磁変換素子部は分離溝によつて
    個々の電磁変換素子に分離され、前記スライダー
    の記録媒体との対向面に前記電磁変換素子と同じ
    幅の浮上面が形成され、該スライダーの記録媒体
    との対向面の両端部は前記浮上面よりも幅の広い
    浮上面とされた浮動形磁気ヘツドにおいて、前記
    スライダーの両端部の浮上面にも電磁変換素子部
    を設け、前記分離溝が前記スライダー側に食込む
    ように入れられ、前記スライダー両端部の電磁変
    換素子の幅が前記他の電磁変換素子の幅と同じに
    なるように且つ前記スライダーへの食込み量が前
    記分離溝の深さと同じになるように前記スライダ
    ー両端部の電磁変換素子部および浮上面の一部が
    切欠かれたことを特徴とする浮動形磁気ヘツド。
JP1982032622U 1982-03-10 1982-03-10 Expired JPS624904Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1982032622U JPS624904Y2 (ja) 1982-03-10 1982-03-10

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JP1982032622U JPS624904Y2 (ja) 1982-03-10 1982-03-10

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57189136U JPS57189136U (ja) 1982-12-01
JPS624904Y2 true JPS624904Y2 (ja) 1987-02-04

Family

ID=29830022

Family Applications (1)

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JP1982032622U Expired JPS624904Y2 (ja) 1982-03-10 1982-03-10

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS49106314A (ja) * 1973-02-08 1974-10-08
JPS49121514A (ja) * 1973-03-01 1974-11-20

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS49106314A (ja) * 1973-02-08 1974-10-08
JPS49121514A (ja) * 1973-03-01 1974-11-20

Also Published As

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JPS57189136U (ja) 1982-12-01

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