JPS624795Y2 - - Google Patents

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JPS624795Y2
JPS624795Y2 JP1981033586U JP3358681U JPS624795Y2 JP S624795 Y2 JPS624795 Y2 JP S624795Y2 JP 1981033586 U JP1981033586 U JP 1981033586U JP 3358681 U JP3358681 U JP 3358681U JP S624795 Y2 JPS624795 Y2 JP S624795Y2
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JP
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peripheral wall
branch hole
main pipe
cylindrical lid
chips
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JP1981033586U
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JPS57145892U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、液体の輸送を中断することなく液体
輸送用の本管に枝管を接続するために、液体が流
れている状態の本管に分岐孔を穿設する切削装
置、詳しくは、仕切弁を備えた弁付筒体と、前記
弁付筒体の一端側の開口部に連通接続される筒状
蓋体と、前記筒状蓋体に対して貫通状態で内装さ
れ、かつ、前記弁付筒体の軸芯方向に出退自在な
回転式切削具とからなり、前記弁付筒体の他端側
の開口部を液体輸送用の本管に対して密封状態で
固定し、前記回転式切削具を前記弁付筒体内を挿
通して本管の外周面に当て付け、分岐孔を穿設す
るように構成してある分岐孔穿設用切削装置に関
する。
冒記した分岐孔穿設用切削装置によれば、本管
の切削によつて生じる切粉が分岐孔の貫通にとも
なつて本管内を流れる液体に混入し、これらの切
粉が本管内部下流へと流されることにより、本管
途中に介装の流量計などの機器に詰まつて故障の
原因になるとか、カラン、コツク等の先端弁から
切粉が流出して種々の弊害を生じるとかの問題、
或いは、弁付筒体内の内圧が液体の圧力よりも低
い場合には仕切弁の方にまで切粉が詰まつて仕切
弁の締切り性能が低下するという問題があつた。
そこで、たとえば実開昭51−134816号公報、或
いは、特開昭50−153316号公報に記載されている
ように、筒状蓋体に予め筒体としての枝管を接続
してある場合には、この枝管を通じて液体ととも
に切粉を排出させることもできるが、第4図で示
すように、これらの枝管10はいずれも、取付作
業が容易な筒状蓋体の軸芯に向う姿勢でその周壁
に取付けられているため、切粉の排出が円滑に行
えず、完全に排出するためには長時間に亘つて多
量の液体を連続的に排出し続けなければならない
という問題があつた。
つまり、筒状蓋体内を流れる液体の流動方向と
枝管内を流れる液体の流動方向とがほぼ直交して
いるために、筒状蓋体内で乱流が生じて切粉が筒
状蓋体の周壁に沿つて逆流し易く、切粉が長時間
に亘つて筒状蓋体内に滞留して円滑に排出でき
ず、しかも、液体の枝管からの排出を停止する
と、枝管内に向つて移動させる運動エネルギーを
切粉に与えることができず、切粉が本管内に流入
するおそれがあるので、切粉が完全に排出される
まで流体を枝管から排出し続ける必要があること
から、切粉の排出に時間がかかり、従つて、その
間に損失する流体の量が多いという問題があつ
た。
本考案は上記実情に鑑み、回転式切削具を回転
させると液体の粘性によつて流体を筒状蓋体の周
壁に沿つて旋回しながら流動させることができる
点に着目し、筒状蓋体に対する筒体の取付け姿勢
を工夫することにより、切粉の排出を円滑に行え
るようにするとともに、この切粉の排出にともな
う流体の損失量を極力抑制することを目的とす
る。
上記目的を達成するための本考案の特徴構成
は、冒記した分岐孔穿設用切削装置において、前
記回転式切削具を筒状蓋体の軸芯位置に沿つて装
着するとともに、筒状蓋体の周壁の上端部分に切
粉流出口を形成し、前記切粉流出口に周壁の内周
面接線方向に沿う、又は、ほぼ沿う姿勢で筒体を
連設してある点にあり、かかる構成から次の作用
効果を奏する。
即ち、分岐孔の貫通に伴つて筒状蓋体内に流入
した液体の流れは切粉をも同時に搬送する状態で
回転切削具の回転によつて旋回流となり、切粉も
円運動をはじめる。
そして、比較的重い切粉は筒状蓋体の周壁に向
つて移動して周壁に沿つて旋回しながら筒状蓋体
の上端部に移動し、又、筒状蓋体の上端面に衝突
した切粉は上端面に沿つて周壁方向に旋回しなが
ら移動し、筒状蓋体の上端側周壁に沿つて旋回す
るようになる。
従つて、筒状蓋体の周壁の上端部分に形成した
切口流出口に、周壁の内周面接線方向に沿う、又
は、ほぼ沿う姿勢で筒体を連設してあるので、流
体の筒体内への流入方向と、周壁に沿つて旋回運
動している切粉が受ける周壁の内周面接線方向へ
移動させようとする力の方向がほぼ一致すること
になるので、切粉が流体とともに筒体内に流入し
易く、円滑に排出することができる。
つまり、本考案の分岐孔穿設用切削装置によれ
ば、切粉を円滑に排出できるだけでなく、これに
よつて、切粉の排出にともなう流体の損失量をも
極力抑制することができるに至つた。
次に本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。第1図は、本管1に対し、仕切弁2を備えた
弁付筒体3aの一端側の開口を、本管1に外套固
定される割T字管3を介して密封状態に固定し、
弁付筒体3aの他端側の開口部2aに筒状蓋体4
を連通接続し、前記筒状蓋体4の天板4aに装着
した穿孔機5の回転切削具としての回転ホールソ
ー6を、仕切弁2の開弁姿勢において前記天板4
aを通して割T字管3内に挿入し、ホールソー6
を回転させて液体が流れている状態で本管1に分
岐孔1aを形成した状態を示し、前記筒状蓋体4
の周壁4bの上端部に切粉流出口4cを形成し、
この切粉流出口4cに、第2図、第3図のように
この周壁4bの内周面接線方向に沿う又はほぼ沿
う姿勢で、一端側に開閉弁7を連設した筒体4d
を接続してある。
この筒体4dは図示の如き角筒の他、円筒でも
良い。
周壁4bは、その内周面を真円状又はほぼ真円
状とするのが一般的であるが、楕円状その他滑ら
かな彎曲面のものであれば実施可能である。
周壁4bの軸芯延長線が本管1の軸芯に直角に
交差又は極近接する状態とするのが一般的である
が、斜めに交差する場合、又は芯ずれ状態の場合
もあり得る。
本管1は通常、水道水などの輸送管である。
又、本管1の材料としては、鋳鉄管、鋼管の場合
でも、塩ビなど合成樹脂管の場合でもよい。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案に係る分岐孔穿設用切削装置の実
施例を示し、第1図は使用状態の縦断正面図、第
2図はその横断平面図、第3図は要部の縦断側面
図であり、第4図は従来例の横断平面図である。 1……本管、1a……分岐孔、2……仕切弁、
2a……開孔部、3a……弁付筒体、4……筒状
蓋体、4b……周壁、4c……切粉流出口、4d
……筒体、6……回転式切削具、7……開閉弁。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 仕切弁2を備えた弁付筒体3aと、前記弁付
    筒体3aの一端側の開口部2aに連通接続され
    る筒状蓋体4と、前記筒状蓋体4に対して貫通
    状態で内装され、かつ、前記弁付筒体3aの軸
    芯方向に出退自在な回転式切削具6とからな
    り、前記弁付筒体3aの他端側の開口部を液体
    輸送用の本管1に対して密封状態で固定し、前
    記回転式切削具6を前記弁付筒体3a内を挿通
    して本管1の外周面に当て付け、分岐孔1aを
    穿設するように構成してある分岐孔穿設用切削
    装置において、前記回転式切削具6を筒状蓋体
    4の軸芯位置に沿つて装着するとともに、筒状
    蓋体4の周壁4bの上端部分に切粉流出口4c
    を形成し、前記切粉流出口4cに周壁4bの内
    周面接線方向に沿う、又は、ほぼ沿う姿勢で筒
    体4dを連設してあることを特徴とする分岐孔
    穿設用切削装置。 前記周壁4bの内周面が真円状又はほぼ真円
    状に形成されている実用新案登録請求の範囲第
    項に記載の分岐孔穿設用切削装置。 前記周壁4bの軸芯延長線が前記本管1の軸
    芯に交差又は極近接する状態に取付け使用され
    るものである実用新案登録請求の範囲第項又
    は第項に記載の分岐孔穿設用切削装置。 前記筒体4dに開閉弁7が設けられている実
    用新案登録請求の範囲第項乃至第項のいず
    れかに記載の分岐孔穿設用切削装置。
JP1981033586U 1981-03-11 1981-03-11 Expired JPS624795Y2 (ja)

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JP1981033586U JPS624795Y2 (ja) 1981-03-11 1981-03-11

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Publication Number Publication Date
JPS57145892U JPS57145892U (ja) 1982-09-13
JPS624795Y2 true JPS624795Y2 (ja) 1987-02-03

Family

ID=29830926

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6228596A (ja) * 1985-07-26 1987-02-06 コスモ工機株式会社 水道管路の不断水分岐施工方法
JP5486910B2 (ja) * 2009-10-22 2014-05-07 コスモ工機株式会社 管接続装置
JP5714307B2 (ja) * 2010-11-18 2015-05-07 コスモ工機株式会社 管接続装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS50153316A (ja) * 1974-06-01 1975-12-10

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JPS51134816U (ja) * 1975-04-23 1976-10-30

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JPS50153316A (ja) * 1974-06-01 1975-12-10

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