JPS6247158Y2 - - Google Patents

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JPS6247158Y2
JPS6247158Y2 JP1352781U JP1352781U JPS6247158Y2 JP S6247158 Y2 JPS6247158 Y2 JP S6247158Y2 JP 1352781 U JP1352781 U JP 1352781U JP 1352781 U JP1352781 U JP 1352781U JP S6247158 Y2 JPS6247158 Y2 JP S6247158Y2
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JP
Japan
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mounting base
diaphragm
mounting
diaphragm plate
power element
Prior art date
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JP1352781U
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JPS57127440U (ja
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  • Switches Operated By Changes In Physical Conditions (AREA)
  • Thermally Actuated Switches (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は例えば自動車のコンプレツサのガス洩
れ等を温度、圧力の変動によつて検知する温度、
圧力応動スイツチに係り、パワーエレメントの取
付構造に関する。
従来の温度、圧力応動スイツチの構成を、第1
図、第2図について説明する。
1はパワーエレメントで、中空のダイアフラム
2、ダイアフラムプレート3、このダイアフラム
プレート3をダイアフラム2に取付けるダイアフ
ラムフイツテイング4、ダイアフラム2の中空部
に連通したキヤピラリーチユーブ5、フエルール
6とより構成され、これらは抵抗溶接等によつて
互に固着され、内部にガスが封入されている。そ
してパワーエレメント1は封入されたガスが外部
の温度、圧力によつて膨張又は収縮されてダイア
フラム2を伸縮しこのダイアフラム2に固定した
接点7を進退させるようになつている。図示の状
態は接点7の進出時の状態を示す。このようなパ
ワーエレメント1を取付ねじ8を有するスタツド
9に取付ける場合は、第2図に示すようにスタツ
ド9の上面にパワーエレメント1を支持させスタ
ツド9の突縁部10をかしめ治具11で内側に折
り曲げてダイアフラムプレート3の周縁部12を
スタツド9にかしめ固定する。次にこのスタツド
9の外周の調整ねじ部13に螺着される外周が六
角形のハウジング14には、端子15をガラス封
着部16で封着した端子カラー17が銀ろう18
で固着されている。このようにしてパワーエレメ
ント1を取付けたスタツド9と、端子15を固定
したハウジング14とをある温度、圧力中に放置
した後、調整ねじ部13にハウジング14をねじ
込むことにより端子15と接点7間の距離を調整
し、はんだ付部19によつてハウジング14内を
密封している。
以上のように構成されたスイツチを例えば冷媒
ガスが封入された自動車のコンプレツサの機壁2
0等に取付ける場合は、スタツド9の取付ねじ8
を機壁20のねじ孔21に螺着するためにハウジ
ング14の六角形の外周にスパナをかけてねじ込
むものであるが、スタツド9とハウジング14は
はんだ付部19で接合して密封されているため、
過大な締付トルクを加えると、はんだ付部19が
剥離して気密もれが生じる。
このため取付ねじ8を有するスタツド9と、ス
パナをかける六角形の外周を有するハウジング1
4を一体に形成することも考えられるが、スタツ
ド9とハウジング14を一体構造にした場合は、
パワーエレメント1をスタツド9にかしめて固定
する方法では、スタツド9の形状が複雑となり、
機械加工が困難でまた検査も容易でない。又他の
方法としてパワーエレメント1をスタツド9に銀
ろう付、はんだ付することも考えられるが、パワ
ーエレメント1に対する温度の影響を考慮すると
不適当である。
本考案は以上のような問題に鑑みてなされたも
ので、取付基体の周壁部外周にスパナ係合部を形
成し、更に取付基体の一端より取付ねじを有する
取付筒部を一体に突設し、スパナ係合部と取付ね
じを一体に取付基体に形成し途中にはんだ付部等
を介在させないことによりガス洩れを防止し、又
取付基体内に固定されるダイアフラムとダイアフ
ラムプレートよりなるパワーエレメントの、前記
ダイアフラムプレートの周縁部より放射状に爪片
を突設し、この爪片を取付基体の周壁部に内接圧
着するようにし、この爪片間に形成された治具受
片によりダイアフラムプレートを取付基体内に圧
入するようにし、取付基体の構造を複雑化するこ
となく容易にパワーエレメントを固定しようとす
るものである。
次に本考案の実施例の構成を第3図ないし第7
図について説明する。
22は取付基体で、基盤51と周壁部23とよ
り一端を開口した中空筒形に形成され、この周壁
部23の外周には六角形状のスパナ係合面24が
形成されている。更に取付基体22の中心より外
方に取付筒部25が一体に突設され、この取付筒
部25の外周には取付ねじ26が形成されるとと
もに軸方向を貫通してチユーブ挿通孔27が開口
している。
取付基体22に固定されるパワーエレメント2
8は、2枚の弾性板を重ね合せて中空部29を形
成したダイアフラム30と、このダイアフラム3
0の一側にダイアフラムフイツテイング31を介
して取付けられたダイアフラムプレート32、ダ
イアフラムプレート32から突出したダイアフラ
ムフイツテイング31に挿入して固定され前記ダ
イアフラム30の中空部29に連通させたキヤピ
ラリーチユーブ33、キヤピラリーチユーブ33
に嵌着されフエルール34とより構成されこのパ
ワーエレメント28内にはガスが封入されてい
る。
前記ダイアフラムプレート32には中央に突出
させたダイアフラム支持部35と、取付基体22
の基盤51に当着される周縁部36と、この周縁
部36より放射状に突出させ夫々先端を上方に向
つて彎曲させ先端部が取付基体22の周壁部23
の内壁に圧着される多数の爪片37と、この爪片
37の間の周縁部36より上向に10゜の角度をも
つて先端が周壁部23の内壁に接触しないように
突出された多数の圧入治具受用の受片38とが形
成され、更にダイアフラム支持部35には数個の
通孔39が形成されている。
又ダイアフラム30の他側面の中心には接点片
40が突設固定されている。
以上のように構成されたパワーエレメント28
を取付基体22内に固定する場合は、第6図に示
すようにパワーエレメント28から突出したキヤ
ピラリーチユーブ33を基盤51の中心に開口し
た挿通孔27より周囲に通気間隙を介して取付筒
部25中に挿入し、上方に臨ませた圧入治具41
の突起部42をダイアフラムプレート32の夫々
の受片38上に当接してダイアフラムプレート3
2の爪片37の上向に彎曲した先端を更に深く上
向に彎曲するように変形させながら取付基体22
内に押し込むことにより第7図に示すようにダイ
アフラムプレート32が固く取付基体22内に圧
入されパワーエレメント28が固定される。
又端子43は端子カラー44にガラス封着部4
5によつて封着され、端子カラー44は蓋体46
に銀ろう付部47によつて固着されている。
以上のようにしてパワーエレメント28を固定
した取付基体22と、端子43を固定した蓋体4
6を特定の温度、圧力の雰囲気中に放置した後、
取付基体22の周壁部23の内周に形成した調整
ねじ48に、蓋体46の外周のねじ部49を螺合
し、接点片40と端子43との距離を調整し、螺
合部の外面をはんだ付し、このはんだ付部50に
よつて取付基体22内を密封する。
次に以上の実施例の作用を説明する。
取付基体22を例えばガス圧縮機等の機壁20
に取付ける場合は、周壁部23と基盤51が機壁
20の外部に突出するように取付筒部25の取付
ねじ26を機壁20のねじ孔21にねじ込み固定
するがねじ込みに際しては周壁部23の外周面の
六角形のスパナ係合面24にスパナを係合させて
回転させる。
機壁20の内側の流通ガスは、挿通孔27より
取付基体22とダイアフラムプレート36間に流
入し、更にこの通孔39より取付基体22の上部
に流入し、ダイアフラム30の外面を押圧してい
る。そして例えば圧縮機のガス洩れ等により圧縮
機内が減圧になると取付基体22内も負圧にな
り、ダイアフラム30が外方へ膨張し、第3図に
示すように接点片40が端子43と接続する。そ
して端子43に接続した警報装置等を作動させる
ことになる。
本考案によれば、周壁部外周にスパナ係合面を
形成した取付基体より、一体に取付筒部を突設
し、この取付筒部に取付ねじを形成し、前記取付
基体にパワーエレメントを固定したから、取付基
体の取付に際し、スパナをスパナ係合面に係合さ
せて取付基体に締付トルクを加えた場合、取付ね
じが途中にはんだ付部等を介在させず取付基体と
一体に形成されているから、取付基体にガス洩れ
の隙間を発生させるようなおそれがない。又取付
基体の周壁部と取付筒部を一体に形成した構成に
おいて、パワーエレメントを取付基体にかしめ固
定せず、パワーエレメントを構成するダイアフラ
ムプレートに放射状に爪片を突設し、更にこの爪
片間に治具受片を形成してこの治具受片で圧入治
具を受けてダイアフラムプレートを取付基体内に
圧入し、多数の爪片を取付基体に内接圧入し取付
基体の構造を複数化することなくパワーエレメン
トを固定させることが出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の温度、圧力応動スイツチの縦断
正面図、第2図は同上パワーエレメントの取付状
態を示す説明図、第3図は本考案の実施の一例を
示す温度、圧力応動スイツチの縦断正面図、第4
図は同上平面図、第5図は同上ダイアフラムプレ
ートの平面図、第6図、第7図は同上パワーエレ
メントの取付状態を示す説明図である。 22……取付基体、23……周壁部、24……
スパナ係合面、25……取付筒部、26……取付
ねじ、28……パワーエレメント、30……ダイ
アフラム、32……ダイアフラムプレート、37
……爪片、38……受片。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 周壁部外周にスパナ係合面を形成し一端に一体
    に突設した取付筒部の外周に取付ねじを形成した
    取付基体と、内外気圧のバランスにより伸縮する
    ダイアフラムとこのダイアフラムを支持したダイ
    アフラムプレートとより成り前記取付基体に固定
    されるパワーエレメントとより構成され、前記ダ
    イアフラムプレートの周縁部より放射状に前記取
    付基体の周壁部に内接圧着される多数の爪片を突
    設し、この爪片間に前記ダイアフラムプレートを
    前記周壁部内に圧入する治具受用の受片を突設し
    たことを特徴とする温度、圧力応動スイツチ。
JP1352781U 1981-02-02 1981-02-02 Expired JPS6247158Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1352781U JPS6247158Y2 (ja) 1981-02-02 1981-02-02

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1352781U JPS6247158Y2 (ja) 1981-02-02 1981-02-02

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57127440U JPS57127440U (ja) 1982-08-09
JPS6247158Y2 true JPS6247158Y2 (ja) 1987-12-25

Family

ID=29811602

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1352781U Expired JPS6247158Y2 (ja) 1981-02-02 1981-02-02

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