JPH0749274A - 半導体式圧力センサ - Google Patents

半導体式圧力センサ

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JPH0749274A
JPH0749274A JP19348093A JP19348093A JPH0749274A JP H0749274 A JPH0749274 A JP H0749274A JP 19348093 A JP19348093 A JP 19348093A JP 19348093 A JP19348093 A JP 19348093A JP H0749274 A JPH0749274 A JP H0749274A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
stem
case
hexagonal
pressure sensor
fitting
Prior art date
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Pending
Application number
JP19348093A
Other languages
English (en)
Inventor
Takahiro Kawakami
川上隆博
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Marelli Corp
Original Assignee
Kansei Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kansei Corp filed Critical Kansei Corp
Priority to JP19348093A priority Critical patent/JPH0749274A/ja
Publication of JPH0749274A publication Critical patent/JPH0749274A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ステムとケースとの結合力と、圧力センサの
着脱作業性を向上せしめる。 【構成】 ステムとケースとの嵌合係止部の外形を六角
形にした。 【効果】 圧力センサを圧力測定対象に着脱する作業が
狭まい空間であっても容易であり、またステムとケース
との結合力が増大し、さらには圧力センサ全体を小型化
し、しかもステムの製作経済性が向上する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、圧力検出対象にねじ込
まれるねじ部を有するステムと、このステム上に取付け
られている圧力検出素子を密閉する密閉ケースを有する
圧力センサに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の圧力センサ構造として図
1及び図2に示す如き構造のものがある。すなわち、1
は圧力センサ素子であり、その内部に半導体拡散型歪ゲ
ージ(図示せず)を内装している。この圧力センサ素子
1は、中央部に圧力導入孔2を有するステム3上に、ス
ペーサ4を介して位置決めされており、さらに押圧板5
及び取付ねじ6によって、ステム3に固定されている。
7はステム3上に被着されるケースであって、このケー
ス7の下側に開口部7Aは、ステム3の周縁に設けられ
ている鍔部8に加締め固定されている。なお9は前記ス
ペーサ4上に支持されているプリント基板、10はケー
ス7の内側とスペーサ4との間に位置される枠部材、1
1はケース7の上端に貫通される接続端子12を内装す
るコネクタであって、このコネクタ11はケース7と一
体にインサート成形されている。13は、上記プリント
基板9上に形成されている回路パターンと、接続端子1
2とを電気的に接続するスプリング、14、15は、ス
テム3と、圧力センサ素子1から支出される圧力導入パ
イプ1Aとの間に介在されるシールリング16はOリン
グを示す。
【0003】そしてかかる構造の圧力センサを、不図示
である圧力検出対象に取付けるには、ステム3に形成さ
れている雄ねじ部3Aを、圧力検出対象に形成されてい
るねじ孔内にねじ込み、さらにステム3の外周に形成さ
れている六角部3B(図2参照)にスパナ等の締付工具
を当てがって、この圧力センサを圧力検出対象に締着
し、使用するものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところがかかる構造の
圧力センサにあっては、ステム3に形成されている六角
部3B外周がその鍔部8の外周より小さく形成されてい
るために、この圧力センサを圧力測定対象にねじ締めす
る際、六角部3Bをくわえ得るスパナを使用しなければ
なら締付け工具に制限がある。またスパナを回動せしめ
るための作業スペースを必要とすることから、その圧力
センサの取付部周辺には、空間的余裕が必要であって、
例えば車エンジンルーム等の狭まい個所では、上記圧力
センサの取付けが困難であるという不具合もあった。さ
らに従来の圧力センサでは、スパナ嵌合のための六角部
3Bの形成が必要であることから、この六角部3Bを形
成するために、圧力センサの全高が大きくなってしまう
という欠点もあった。さらに従来の圧力センサ構造で
は、その圧力センサを圧力測定対象にねじ付ける作業者
がケース7の外周部を持って過剰な力で回動させてねじ
込もうとすると、ケース7とステム3の加締め部が緩ん
でケース7が空回りしてしまい、これが原因で接続端子
12と、スプリング13との位置ずれが生じて、接触不
良を起すという問題点もあった。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明はかかる従来の問
題点に着目してなされたもので、圧力センサの圧力測定
対象への取付(ねじ締め)作業性を容易ならしめ、さら
には、その圧力センサの小型化を図ることができる圧力
センサを提供することにある。
【0006】さらに本発明を具体的に述べるならば、圧
力センサのステムに形成する鍔部形状を六角形状とする
と共に、この鍔部に加締められるケースの開口部をその
鍔部形状に対応する六角形状となして、圧力センサの上
部より上記六角部に被せ得るソケットレンチ等の工具を
用いて圧力センサの圧力測定対象へのねじ付け作業を容
易ならしめ、さらには圧力センサの小型化を可能とする
圧力センサを提供するものである。
【0007】
【実施例】以下に本発明を図面に示す実施例に基いて詳
細に説明するが、本実施例の構造と、従来例で説明した
構造との同一部分は、従来例で使用した符号を付してそ
の同一構造部分の構造説明は省略する。
【0008】すなわち、本発明ではステム及びこのステ
ム上に被着されるケースに特長を有するものであって、
他の構造部は従来例で述べたものと変りない。
【0009】本発明の第1実施例におけるステムは、図
3及び図4に示すように、そのステム20に、圧力導入
孔21の周囲に六角形状の鍔部22を形成し、この六角
鍔部22より下方に支出されるねじ部23、すなわち圧
力測定対象に螺着される雄ねじ部を一体形成しているも
のである。このねじ部23の中心には、上記圧力導入孔
21と連通する圧力導入孔が穿設されていることは、従
来例のものと変りない。
【0010】24は、ステム20上に被着される筒状の
ケースであって、このケース24の下側開口部には、上
記ステム20の六角鍔部22に被着される六角形状の嵌
合部25が形成されているものである。
【0011】この実施例にあっては、上記形状のステム
20とケース24とを有するものであって、ステム20
にケース24を被着するときは、そのステム20の六角
鍔部22にケース24の六角嵌合部25を嵌合させ、次
いでその六角嵌合部25の開口縁を加締ることでステム
20とケース24は結合し、ケース24のステム20へ
の取付けが完了される。
【0012】かくしてステム20に被着されたケース2
4は、六角部との係合によりステム20に対して回動さ
れることなく強固に位置決め結合し、さらにこのステム
20及びケース24を有する圧力センサを圧力測定対象
に取付けるとき、又は圧力測定対象から取外すときは、
ケース24の六角嵌合部25に、ソケットレンチ等の工
具を係合せしめることによりその圧力センサの着脱作業
性が著しく向上される。
【0013】またソケットレンチ等を圧力センサの上部
からその圧力センサに対して係合できることから、圧力
センサの周囲空間が余裕の少ない狭まい個所であって
も、圧力センサの着脱が容易である。
【0014】またステム20とケース24とは六角鍔部
で嵌合係止されていることから、そのステムとケースと
の周方向結合力が確実であって、測定ケース24を過大
な力で回動してもステムに対してケース24が空回りす
るようなことはなく、これによって、スプリングと接続
端子との接続位置がずれるといった不具合が未然に防止
できる。
【0015】さらにステム20において、鍔部22はケ
ース24の被着部と、ソケットレンチ等の工具係合部と
して兼用す構造となしたものであるから、そのステムの
特に全高を小さくすることができ、これによって圧力セ
ンサ全体を小型化することができ、さらにはそのステム
のコストを低減せしめることができる。
【0016】図5は本発明の他の実施例を示すものであ
って、この実施例にあっては、ケース24の胴部26
と、六角嵌合部25との境を、テーパ27に形成して、
ケース24をプレス成形加工するときの応力集中を緩和
せしめ、これによって各部に亀裂を生じて耐人性が損な
われたり製品不良を起すことを未然に防止するものであ
る。
【0017】このケースを使用する場合、ステムには、
そのテーパ27に対応する段差28を形成することが望
ましい。なお30は六角嵌合部25の辺縁に形成した加
締用の爪片である。
【0018】図6はケース24の六角嵌合部25の各辺
にステム20の六角鍔部22に圧入せしめるための突条
29を設け、さらにその六角嵌合部25の辺縁に加締用
の爪片30を形成したものである。
【0019】従ってこの実施例によれば、上記ケース2
4をステム20に圧入固定することができるので、ケー
ス24がステム20に対してガタなく嵌着され、これに
よってスプリングと接続端子との接続が確実に維持でき
るという効果がある。
【0020】
【発明の効果】以上のように本発明は、測定流体の圧力
を電気信号に変換する圧力素子1と、該圧力素子が装着
されると共に、圧力測定対象に設けられているねじ孔内
に螺着されるねじ部23を有するステム20と、該ステ
ムの外周部に嵌合する嵌合部を有すると共に、前記ステ
ム20上に固定されているスプリング13と電気的に接
続される接続端子12を貫通固定したケース24とを有
する圧力センサにおいて、上記ステム20とケース24
の嵌合部が六角形状であるようにした圧力センサである
から、これによればステム20に被着されたケース24
は、六角部との係合によりステム20に対して回動され
ることなく強固に位置決め結合し、さらにこのステム2
0及びケース24を有する圧力センサを圧力測定対象に
取付けるとき、又は圧力測定対象から取外すときは、ケ
ース24の六角嵌合部25に、ソケットレンチ等の工具
を係合せしめることによりその圧力センサの着脱作業性
が著しく向上される。しかもこの圧力センサによれば、
該圧力センサを脱着するに使用するソケットレンチ等を
圧力センサの上部からその圧力センサに対して係合でき
ることから、圧力センサの周囲空間が余裕の少ない狭ま
い個所であっても、圧力センサの着脱が容易である。
【0021】またステム20とケース24とは六角鍔部
で嵌合係止されていることから、そのステムとケースと
の周方向結合力が確実であって、測定ケース24を過大
な力で回動してもステムに対してケース24が空回りす
るようなことはなく、これによって、スプリングと接続
端子との接続位置がずれるといった不具合が未然に防止
できる。
【0022】さらにステム20において、鍔部22はケ
ース24の被着部と、ソケットレンチ等の工具係合部と
して兼用す構造となしたものであるから、そのステムの
特に全高を小さくすることができ、これによって圧力セ
ンサ全体を小型化することができ、さらにはそのステム
のコストを低減せしめることができるという効果を有す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の圧力センサ構造を示した説明図。
【図2】従来例のステムとケース形状を示した斜視図。
【図3】本発明実施例よりなる圧力センサの構造説明
図。
【図4】本発明実施例のステムとケース形状を示した斜
視図。
【図5】本発明他の実施例のステムとケース形状を示し
た斜視図。
【図6】本発明のさらに他の実施例のケースを示す斜視
図及び底面図。
【符号の説明】 20…ステム 21…圧力導入孔 22…六角鍔部 23…ねじ部 24…ケース 25…嵌合部 26…胴部 27…テーパ 28…段差 29…突条 30…爪片

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 測定流体の圧力を電気信号に変換する圧
    力素子(1)と、該圧力素子が装着されると共に、圧力
    測定対象に設けられているねじ孔内に螺着されるねじ部
    (23)を有するステム(20)と、該ステムの外周部
    に嵌合する嵌合部を有すると共に、前記ステム(20)
    上に固定されているスプリング(13)と電気的に接続
    される接続端子(12)を貫通固定したケース(24)
    とを有する圧力センサにおいて、上記ステム(20)と
    ケース(24)の嵌合部が六角形状であることを特徴と
    する半導体式圧力センサ。
JP19348093A 1993-08-04 1993-08-04 半導体式圧力センサ Pending JPH0749274A (ja)

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JP19348093A JPH0749274A (ja) 1993-08-04 1993-08-04 半導体式圧力センサ

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002055012A (ja) * 2000-08-11 2002-02-20 Saginomiya Seisakusho Inc 圧力センサ・スイッチおよび圧力センサ・スイッチのかしめ結合方法
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JP2005531012A (ja) * 2002-06-22 2005-10-13 ローベルト ボツシユ ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツング 圧力測定のための装置
KR20190015260A (ko) * 2016-05-31 2019-02-13 로베르트 보쉬 게엠베하 나사식 개구 내로 나사 체결되는 부품용 렌치 너비 어댑터

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