JPH081333Y2 - ケースの防水構造 - Google Patents

ケースの防水構造

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Publication number
JPH081333Y2
JPH081333Y2 JP11356991U JP11356991U JPH081333Y2 JP H081333 Y2 JPH081333 Y2 JP H081333Y2 JP 11356991 U JP11356991 U JP 11356991U JP 11356991 U JP11356991 U JP 11356991U JP H081333 Y2 JPH081333 Y2 JP H081333Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
recess
case
screw
side wall
seal member
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP11356991U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0557515U (ja
Inventor
政夫 石山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Rhythm Watch Co Ltd
Original Assignee
Rhythm Watch Co Ltd
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Publication date
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  • Telephone Set Structure (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案はインターホン等の屋外に
設置される電子機器の防水ケースに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の防水ケースは防水性を保持するた
めにケース本体と裏蓋体の当接部のうち、一方に弾性を
有するシール部材を設けてある。一般的なシール部材と
してはOリングや角リングが周知であり、これらは図4
に示すように蓋体2に設けた凹部4内にシール部材6を
嵌入し、ケース本体8の凸部10を前記シール部材6に
押圧することによって防水していた。ケース本体8と蓋
体2はネジ結合であるため、ネジ結合部にもパッキンを
介在していた。
【0003】また、図5に示すネジ貫通孔12を設けた
薄板状パッキン14を蓋体とケース本体の間に介在する
防水構造も周知であった。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】Oリングや角リングを
ケース周縁部に配置する防水構造では、ネジ結合部に別
個のシール部材が必要となり、部品点数が多く結合作業
が面倒であった。
【0005】図5に示すような薄板状のパッキンを用い
た場合、位置決め用リブを設けて位置決めを行うが、ネ
ジ貫通孔12とネジ孔とが合致していない場合は、ネジ
結合がスムーズにいかないという不具合が生じる。ま
た、パッキン自体の平面積が大きいので、ネジ締め強度
を大きくしないと所望の水密性が得られないので、ネジ
結合部の寸法を小さくしたり、ネジの個数を減らすこと
ができなかった。更に、ネジ孔内においてはネジとパッ
キンとの接触面積が小さいので所望の水密性を提供でき
ないという問題があった。
【0006】本考案の目的は、比較的小さな形状の割に
はケースとの密着力が大きく、ネジ結合部におけるシー
ル部材との接触面積が大きく、また、シール部材の位置
決めが容易であり、小さな締結力にて所望の水密性が保
持できるケースの防水構造を提供したものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する為に
本考案では、周縁部に沿って環状の第1凹部が設けら
れ、該第1凹部の内側側壁の近傍にはネジ孔が設けられ
たケースと、前記第1凹部と略対向する周縁部に第2凹
部が設けられ、該第2凹部より内側近傍にはネジ挿入孔
が設けられ、前記第2凹部の外側側壁は前記第1凹部の
底面に当接可能であって、前記第1凹部の内側側壁は前
記第2凹部の底面に対向するように設定された蓋体と、
前記第2凹部に嵌入する環状部及び前記ネジ挿入孔を貫
通すると共に前記ネジ孔に結合するネジが貫通可能な中
心孔を有する筒状部を備え、両部はアーム部にて連結さ
れているシール部材と、から構成され、前記ケースと前
記蓋体がネジ結合された際に、前記第1凹部の内側側壁
先端が前記シール部材の環状部を押圧することを特徴と
する。
【0008】
【実施例】図1〜図3には本考案に係る一実施例が示さ
れている。ケース20には蓋体取付部22が設けられ、
該蓋体取付部22には第1凹部24とネジ孔26が設け
られている。一方、蓋体28には図3に示されているよ
うに、環状の第2凹部30及びシール部材36の貫通孔
32が設けられ、第2凹部30の外側側壁31は図1の
ようにケース20と結合された状態において、第1凹部
24の底面に当接するように設定されている。第2凹部
30の内側側壁34には切欠き部35が設けられてい
る。
【0009】シール部材36は図2に示すように環状部
38と筒状部40がアーム部材42にて連結された形状
を有している。シール部材36は図1に示すように蓋体
28の第2凹部30に環状部38が嵌入し、貫通孔32
に筒状部40が嵌入する。図1において、ケース20と
蓋体28が結合されると、ケース20の第1凹部24内
に蓋体28の外側側壁31が挿入され、ケース20の内
側側壁44がシール部材36の環状部38を押圧する。
シール部材36の筒状部40はその先端がネジ46によ
って押し潰され、貫通孔32の周縁部に密着される。ケ
ース20の蓋体取付部22と蓋体28の間にもアーム部
材42が押し潰される。
【0010】
【考案の効果】ケース周縁部とネジ結合部のシール部材
が一体化され、シール部材の筒状部が貫通孔に貫通して
装着されると共に環状部が蓋体の第2凹部の内側側壁と
係合しているので、シール部材自体の位置決めも確実に
容易に行える。ネジ結合部においても、ネジの長さ方向
におけるシール部材との接触面積が従来よりも広くでき
る割にはネジ締付力は小さくてすみ、総体的に結合作業
が容易となる。さらに、ケース本体の第1凹部の側壁を
蓋体の第2凹部の底面に押圧するようにしてシール部材
を押し潰すので、防水効果は従来よりも向上する。
【0011】
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る防水ケースの要部断面図。
【図2】本考案に係るシール部材の平面図。
【図3】本考案に係る蓋体の平面図。
【図4】従来の防水ケースの要部断面図。
【図5】従来のパッキンの平面図。
【符号の説明】
20 ケース 24 第1凹部 26 ネジ孔 30 第2凹部 31 外側側壁 34・44 内側側壁 36 シール部材 38 環状部 40 筒状部 42 アーム部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 周縁部に沿って環状の第1凹部が設けら
    れ、該第1凹部の内側側壁の近傍にはネジ孔が設けられ
    たケースと、前記第1凹部と略対向する周縁部に第2凹
    部が設けられ、該第2凹部より内側近傍にはネジ挿入孔
    が設けられ、前記第2凹部の外側側壁は前記第1凹部の
    底面に当接可能であって、前記第1凹部の内側側壁は前
    記第2凹部の底面に対向するように設定された蓋体と、
    前記第2凹部に嵌入する環状部及び前記ネジ挿入孔を貫
    通すると共に前記ネジ孔に結合するネジが貫通可能な中
    心孔を有する筒状部を備え、両部はアーム部にて連結さ
    れているシール部材と、から構成され、前記ケースと前
    記蓋体がネジ結合された際に、前記第1凹部の内側側壁
    先端が前記シール部材の環状部を押圧することを特徴と
    するケースの防水構造。
JP11356991U 1991-12-27 1991-12-27 ケースの防水構造 Expired - Lifetime JPH081333Y2 (ja)

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JP11356991U JPH081333Y2 (ja) 1991-12-27 1991-12-27 ケースの防水構造

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JPH0557515U JPH0557515U (ja) 1993-07-30
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP5490586B2 (ja) * 2010-03-19 2014-05-14 アイホン株式会社 電子機器ユニット
JP6945845B2 (ja) * 2017-07-25 2021-10-06 積水ポリマテック株式会社 防水用部材、蓋部材、及び防水構造
JP7378961B2 (ja) * 2019-05-16 2023-11-14 キヤノン株式会社 放射線撮影装置

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JPH0557515U (ja) 1993-07-30

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