JPS583194Y2 - 光電ユニツト - Google Patents

光電ユニツト

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Publication number
JPS583194Y2
JPS583194Y2 JP6566276U JP6566276U JPS583194Y2 JP S583194 Y2 JPS583194 Y2 JP S583194Y2 JP 6566276 U JP6566276 U JP 6566276U JP 6566276 U JP6566276 U JP 6566276U JP S583194 Y2 JPS583194 Y2 JP S583194Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cylindrical body
hollow hole
case body
press
photoelectric unit
Prior art date
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Expired
Application number
JP6566276U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS52156479U (ja
Inventor
青木俊太郎
村井清美
Original Assignee
オムロン株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by オムロン株式会社 filed Critical オムロン株式会社
Priority to JP6566276U priority Critical patent/JPS583194Y2/ja
Publication of JPS52156479U publication Critical patent/JPS52156479U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS583194Y2 publication Critical patent/JPS583194Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

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  • Photometry And Measurement Of Optical Pulse Characteristics (AREA)
  • Fire-Detection Mechanisms (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、受光素子または発光素子を実装用ケースに
収納してなる光電ユニットに関する。
例えば、発光素子から照射された光を煙を介して受光素
子で受光し、この受光量に基づいて煙を感知する光電式
煙感知器等の光電機器にかいては、発光素子または受光
素子を予めレンズ等とともに実装用ケースに組込んでユ
ニット化し、これを機器に取付けるようにすることによ
り、素子を保護するとともに取付は位置の高精度化、安
定化を計っている。
第1図は上記煙感知器等に用いられている従来の光電ユ
ニットの構造を示すもので、筒状のケース本体1の中空
穴に集光レンズ2を挿入するとともに、発光あるいは受
光素子3を収容した筒体4を上記中空穴に挿入し、蓋5
を固着している。
この構造にあっては、集光レンズ2はケース本体1の前
端鍔部と筒体4の前端との間に挾まれて固定されるとと
もに、素子3は筒体4内においてその中央鍔部に当接し
て固定されるのであるが、この場合、蓋5によって素子
3や筒体4を押圧した状態でこの蓋5をケース本体1に
熱カシメやネジで固着するか、素子3、筒体4およびケ
ース本体1を相互に接着剤で固着しなければならない。
したがって、上記いずれの固定方法であっても、各部品
の形状、寸法の多少のバラツキが、ケース本体14に対
する素子の位置および素子3と集光レンズ2との相対位
置の大きな誤差を生じ易く、光学系の不安定要素が大き
くなる。
さらに、蓋5によって素子3を押圧する固定方法では、
物理的ストレスが素子3に加わるため信頼性の低下を招
くとともに、熱カシメやネジ取めの低作業性も問題とな
る。
また接着剤を用いる固着方法では、接着剤が部品間の隙
間から侵入し、素子3の受光または発光面や集光レンズ
2表面に付着してしまう等の欠点があった。
本考案は以上の点に鑑みなされたもので、組立工程が簡
単で、各部品の寸法バラツキが吸収されて、光学系の不
安定要素が少なく信頼性の高い光電ユニットを提供する
ものである。
以下、本考案の一実施例を図面に基づいて詳細に説明す
る。
第2図は本考案に係る光電ユニットの分解斜視図で、1
1は発光ダイオード筐たはフォトトランジスタ等の円柱
状に形成された発″#、捷たは受光素子、12はスペー
サーとなる筒体、13は集光レンズ、14はケース本体
を示し、第3図および第4図はそれぞれ上記ケース本体
14訃よび筒体12の詳細を示す。
第3図に示すようにケース本体14は、先端部方向(図
の右側)に向って小径となるテーパ状の中空穴15を有
するほぼ筒状に形成されているとともに、下部には機器
への取付は用のフランジ部16が一体的に形成されてい
る。
!た、中空穴15の先端開口部には集光レンズ13を係
上するための鍔部17が形成されている。
このケース本体14はノリル樹脂等の適宜な弾性を有す
る材料で形成されるのであるが、さらに中空穴15に寸
法的な余裕を持たせるべく、中空穴15の後端側の上部
壁に中空穴15の軸方向に沿った切欠き溝18が形成さ
れている。
第4図に示すように筒体12の外径は、ケース本体14
の中空穴15とほぼ等しく形成され、先端部方向に向け
て小径のテーパ状となっているが、そのテーパの角度は
上記中空穴15のテーパより僅かに急になっている。
また筒体12の中空穴19の径は素子11の外径より僅
かに大きく形成されているとともに、この中空穴19の
中央部に素子11の前面周縁を係上するための鍔部20
が形成されている。
さらに中空穴19の後端部内周面には素子11の外周を
押えるためのリング状小突片21が形成されている。
この筒体12もノリル樹脂等の適宜な弾性を有する材料
で形成されるのであるが、中空穴19の後端部側にさら
に寸法的な余裕を持たせるべく、中空穴19の後端側の
上下の壁部にそれぞれ中空穴19の軸方向に沿った切欠
き溝22.22が形成されている。
以上の構成において、筐ず素子11を筒体12の後端開
口からその中空穴19内に挿入し、素子11の前面周縁
が鍔部20に衝合する筐で圧入する。
この際、筒体12の弾性により、素子11の周面はリン
グ状小突片21で比較的軽く押えられ、素子11は筒体
120所定位置に安定に保持される。
次に、ケース本体14の後端からその中空穴15にlj
[レンズ13を挿入するとともに、素子11をセットし
た筒体12をその先端部でレンズ13を押すように挿入
し、適宜な押圧力でこの筒体12を中空穴15内に圧入
して嵌合せしめる。
この際、中空穴15はテーパ状に形成され、筒体12の
外径はこれより多少急な角度のテーパ状に形成されてい
るとともに、ケース本体14むよび筒体12は適宜な弾
性を有し、さらに切欠き溝18および切欠き溝22,2
2が形成されているので、ケース本体14は中空穴15
の径方向に膨張する方向に弾性変形するとともに、筒体
12はその径方向に縮少する方向に弾性変形し、筒体1
2の先端部とケース本体14の鍔部1γとの間にレンズ
13を挾んだ状態で、筒体12はケース本体14の中空
穴15内に堅く嵌合される。
また同時に、上記の弾性変形による力は筒体12内の上
記素子11をその外周から強く押えつけるように作用し
、これにより素子11は筒体12内に堅く保持される。
な釦このとき、上記リング状小突片21は潰れるように
変形し、素子110局面に局部的な力が作用することは
ない。
このようにして、発光筐たは受光素子11およびIj[
ンンズ13が筒体12を介してケース本体14内に収納
されて一体化され、″#:、電ユニツユニットする。
な釦この後に、第1図の従来列と同様な蓋をケース本体
14に装着してもよいが、この蓋によって素子11を押
圧する必要はない。
また接着剤を用いて素子11の保持をさらに確実にする
ことも考えられるが、この場合でも、上述のように潰れ
たリング状小突片21によって素子11の周囲が密閉さ
れるので、従来のように接着剤が素子21の正面やレン
ズ13に付着する惧れはない。
以上の説明から明らかなように、本考案に係る光電ユニ
ットは、外径がテーパ状に形成された筒体と、この筒体
と対応するテーパ状に形成された中空穴を有するケース
本体とを設け、受光素子または発光素子を上記筒体内に
圧入するとともに、この筒体を上記ケース本体の中空穴
に圧入することにより、上記素子をケース本体内に一体
化するようにしたものであるから、素子、筒体、ケース
本体の形状、寸法の多少のバラツキは圧入時の変形によ
って吸収されるので、ケース本体に対する素子の保持位
置が正確となり、光学系の不安定要素が少なく信頼性が
向上するとともに、各部品を圧入するだけで全体を一体
化するとで、組立工程が非常に簡単となる等、様々な効
果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の光電ユニットの正断前図および側面図、
第2図は本考案に係る光電ユニットの一実施例を示す分
解斜視図、第3図は第2図におけるケース本体の正断面
図1よび側面図、第4図は第2図における筒体の正断面
図および側面図である。 11・・・発′#、昔たは受光素子、12・・・筒体、
13・・・?jfレンズ、14・・・ケース本体、15
・・・中空穴、18・・・切欠き溝、19・・・中空穴
、21・・・リング状小突片、22・・・切欠き溝。

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. (1) 外径がテーパ状に形成された筒体と、この筒
    体と対応するテーパ状に形成された中空穴を有するケー
    ス本体とを設け、発光素子または受光素子を上記筒体内
    に圧入するとともに、この筒体を上記ケース本体の中空
    穴に圧入することによう、上記素子を上記ケース本体内
    に一体化してなる光電ユニット。
  2. (2)上記ケース本体の上記中空穴の外周に上記筒体の
    圧入方向に沿って切欠き溝を形成したことを特徴とする
    実用新案登録請求の範囲第1項記載の光電ユニット。
  3. (3)上記筒体の外周に上記素子の圧入方向に沿って切
    欠き溝を形成したことを特徴とする実用新案登録請求の
    範囲第1項または第2項記載の光電ユニット。
  4. (4)上記筒体の上記素子の圧入部内周面にリング状小
    突片を形成したことを特徴とする実用新案登録請求の範
    囲第1項または第3項記載の光電ユニット。
JP6566276U 1976-05-22 1976-05-22 光電ユニツト Expired JPS583194Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6566276U JPS583194Y2 (ja) 1976-05-22 1976-05-22 光電ユニツト

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JP6566276U JPS583194Y2 (ja) 1976-05-22 1976-05-22 光電ユニツト

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS52156479U JPS52156479U (ja) 1977-11-28
JPS583194Y2 true JPS583194Y2 (ja) 1983-01-20

Family

ID=28530874

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6566276U Expired JPS583194Y2 (ja) 1976-05-22 1976-05-22 光電ユニツト

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JPS52156479U (ja) 1977-11-28

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