JP3612944B2 - 光電式煙感知器及び光電式煙感知器の組み立て方法 - Google Patents

光電式煙感知器及び光電式煙感知器の組み立て方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、光電式煙感知器及び光電式煙感知器の組み立て方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の光電式煙感知器は、図7及び図8に示すように、光電式煙感知器1は、煙検知ユニット2、回路プリント基板ユニット3とを搭載したボディ4に、リング状の防虫網5を内挿したカバーユニット6を嵌合固定して構成していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上記の従来例では、図8に示すように、防虫網5はリング状になるようにリボン状の素材を接合部7で接合しており、加工が手間であった。
【0004】
また、カバー8と防虫網5を固定するのに接着剤を使用しており加工性が悪く、防虫網5の目詰まりや、接着剤から放出される悪性ガスにより光電式煙感知器1の電子回路部に悪影響がでることがあった。
【0005】
更に、光電式煙感知器1を組み立て後において、防虫網5が回転し接合部7
がカバー8の煙流入口9から見えてしまうこともあった。
【0006】
本発明は上記の問題点を解決するためになされたものであり、その目的とするところは、防虫網の組み立て加工が容易な光電式煙感知器及び光電式煙感知器の組み立て方法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
前記の課題を解決するために、請求項1記載の発明では、煙流入口を有する有底筒型のカバーの内側壁に、防虫網をリング状に内挿固定する光電式煙感知器であって、カバーの底面側に設けた突起とカバーの内側壁との間の間隙で、防虫網の端部を挟持するものであって、前記突起が内側壁との間に防虫網の厚みより大きい間隙を備えて、内側壁側に押し曲げられて内側壁にリング状に内挿された防虫網の端部を固定するように設けられる
【0008】
請求項2記載の発明では、突起に防虫網の裁断バリを収容する逃がし部を設ける。
【0009】
請求項記載の発明では、突起と内側壁が対向する部分の内側壁側に、防虫網の折曲当接部を収容する逃がし部を設ける。
【0010】
請求項記載の発明では、煙流入口を有する有底筒型のカバーの内側壁に、防虫網をリング状に内挿固定する光電式煙感知器において、カバーの底面側に設けた突起とカバーの内側壁との間の間隙に防虫網の端部を挿入し、前記突起を押圧治具で内側壁側に押し曲げて防虫網の端部を突起と内側壁で挟持する光電式煙感知器組立て方法であって、前記突起が内側壁との間に防虫網の厚みより大きい間隙を備えて、内側壁側に押し曲げられて内側壁にリング状に内挿された防虫網の端部を固定するように設けられる
【0011】
【発明の実施の形態】
本発明の一実施の形態を図1乃至図6に基づいて説明する。図1は光電式煙感知器のカバーの上面図、図2はカバーと防虫網の断面図、図3はカバーと防虫網の要部の上面図、図4はカバーと防虫網の要部の上面図、図5はカバーと防虫網を組み立てる状態を示す断面図、図6はカバーと防虫網の断面図である。
【0012】
光電式煙感知器1は、図7及び図8に示したように、ボディ4に煙検知ユニット2、回路プリント基板ユニット3とを搭載している。そしてカバー8にリング状の防虫網5を内挿してカバーユニット6としている。そしてカバーユニット6を、ボディ4に嵌合固定している。また防虫網5はリボン状の素材を、リング状に曲げてカバー3に挿入する。
【0013】
煙検知ユニット2は、図示しないが発光素子と受光素子とを有し、火災にともなう煙を検出する。
【0014】
回路プリント基板ユニット3は、煙の検出信号の信号処理を行い、火災受信機に送出する。又は光電式煙感知器1で警報音を鳴動する。。
【0015】
さて、図1に示すように光電式煙感知器1のカバー8は、有底筒状で側壁20には煙流入口9(図8参照)を有している。そしてカバー8の内底面21には、円周状に8個の突起22を形成している。
【0016】
この突起22はカバー8の内側壁23との間に間隙24を有する位置に設けてあり、前記間隙24は図2に示すように防虫網5の厚みより僅かに大きくしてある。そしてこの間隙24に防虫網5の端部30が挟持される。
【0018】
前記間隙24が防虫網5の厚みより僅かに大きいので、後工程で突起22を内側壁23側に押し曲げて、防虫網5の端部30を挟持する。
【0019】
また図3に示すように、突起22の1つは、中央で2つに分割して小突起22a,22bを形成している。この小突起22a,22bの間の部分は、防虫網5の長手方向の端部の裁断バリ31,31が収容される逃がし部25になっている。防虫網5の裁断バリ31,31の当接部分は、互いに予め溶接等で接合してもよいが、接合していない場合でも裁断バリ31,31自身が突起22の逃がし部25に入り込み当接又は当接に近い状態を保持できる。
【0020】
図4は防虫網5の折曲当接部32,32の突出部33を、カバー8の内側壁23に設けた逃がし部26に嵌まり込むようにした例である。
【0021】
この場合も防虫網5の折曲当接部32,32は予め溶接等で接合してもよいが、接合していない場合でも折曲当接部32,32自身が逃がし部26に入り込み当接又は当接に近い状態を保持できる。
【0022】
次に、カバー8と防虫網5の組み立て方法について説明する。まず組み立てに使用する圧入治具40は、加圧本体41と、位置決め部42と、防虫網押部43本体支持部44からなっている。加圧本体41は中実の円柱状に形成し、端部45で突起22を押圧する。位置決め部42の内壁46は、カバー8の外径寸法に合わせてあり、圧入治具40とカバー8の位置を合わせる。防虫網押部43は端部45が突起22を押し曲げするときに、防虫網5の浮き上がりを防止する。本体支持部44は加圧装置(図示せず)と連結して、圧入治具40を押し下げる。
【0023】
さて、上記の圧入治具40を使用して、カバー8と防虫網5の組み立て方法を説明する。まずカバー8の内側壁23と突起22の間に防虫網5を挿入する。その際、図3の防虫網5の裁断バリ31,31部分、及び図4の折曲当接部32,32の突出部33を、それぞれ逃がし部25、逃がし部26に嵌め込む。
【0024】
次に、圧入治具40をカバー8内へ加圧挿入し、各突起22をカバー8の内側壁23側へ押し曲げ、防虫網5の端部30を、突起22と内側壁23で挟持する。
【0025】
【発明の効果】
請求項1記載の発明によれば、煙流入口を有する有底筒型のカバーの内側壁に、防虫網をリング状に内挿固定する光電式煙感知器であって、カバーの底面側に設けた突起とカバーの内側壁との間の間隙で、防虫網の端部を挟持するものであって、前記突起が内側壁との間に防虫網の厚みより大きい間隙を備えて、内側壁側に押し曲げられて内側壁にリング状に内挿された防虫網の端部を固定するように設けられているので、接着剤を用いずにカバーと防虫網の固定を短時間で容易に行うことができるという効果を奏する。更に、カバーと防虫網を確実に挟持できるという効果も奏する。
【0027】
請求項記載の発明によれば、請求項1記載の発明の効果に加えて、突起に防虫網の裁断バリを収容する逃がし部を設けたので、裁断バリを逃がし部に収容して、防虫網の回転を防止することができ、また防虫網に回転止めのための手段を設ける必要がない。
【0028】
請求項記載の発明によれば、請求項1記載の発明の効果に加えて、突起と内側壁が対向する部分の内側壁側に、防虫網の折曲当接部を収容する逃がし部を設けたので、防虫網の折曲当接部を逃がし部に収容して、防虫網の回転を防止することができるという効果を奏する。
【0029】
請求項記載の発明によれば、煙流入口を有する有底筒型のカバーの内側壁に、防虫網をリング状に内挿固定する光電式煙感知器において、カバーの底面側に設けた突起とカバーの内側壁の間の間隙に防虫網の端部を挿入し、前記突起を押圧治具で内側壁側に押し曲げて防虫網の端部を突起と内側壁で挟持する光電式煙感知器の組立て方法であって、前記突起が内側壁との間に防虫網の厚みより大きい間隙を備えて、内側壁側に押し曲げられて内側壁にリング状に内挿された防虫網の端部を固定するように設けられているので、カバーと防虫網の固定を短時間で容易に行うことができるという効果を奏する。更に、カバーと防虫網の固定のための突起の押し曲げが容易に行えるという効果奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の光電式煙感知器のカバーの上面図である。
【図2】同上のカバーと防虫網の断面図である。
【図3】同上のカバーと防虫網の要部の上面図である。
【図4】同上のカバーと防虫網の要部の上面図である。
【図5】同上のカバーと防虫網を組み立てる状態を示す断面図である。
【図6】同上のカバーと防虫網の断面図である。
【図7】従来例の光電式煙感知器の分解断面図である。
【図8】従来例の光電式煙感知器の分解斜視図である。
【符号の説明】
1 光電式煙感知器
5 防虫網
7 接合部
8 カバー
21 底面
22 突起
23 内側壁
30 端部
31 裁断バリ
32 折曲当接部

Claims (4)

  1. 煙流入口を有する有底筒型のカバーの内側壁に、防虫網をリング状に内挿固定する光電式煙感知器であって、カバーの底面側に設けた突起とカバーの内側壁との間の間隙で、防虫網の端部を挟持するものであって、前記突起が内側壁との間に防虫網の厚みより大きい間隙を備えて、内側壁側に押し曲げられて内側壁にリング状に内挿された防虫網の端部を固定するように設けられたことを特徴とする光電式煙感知器。
  2. 請求項1記載の光電式煙感知器において、突起に防虫網の裁断バリを収容する逃がし部を設けたことを特徴とする光電式煙感知器。
  3. 請求項1記載の光電式煙感知器において、突起と内側壁が対向する部分の内側壁側に、防虫網の折曲当接部を収容する逃がし部を設けたことを特徴とする光電式煙感知器。
  4. 煙流入口を有する有底筒型のカバーの内側壁に、防虫網をリング状に内挿固定する光電式煙感知器において、カバーの底面側に設けた突起とカバーの内側壁との間の間隙に防虫網の端部を挿入し、前記突起を押圧治具で内側壁側に押し曲げて防虫網の端部を突起と内側壁で挟持する光電式煙感知器の組立て方法であって、前記突起が内側壁との間に防虫網の厚みより大きい間隙を備えて、内側壁側に押し曲げられて内側壁にリング状に内挿された防虫網の端部を固定するように設けられたことを特徴とする光電式煙感知器の組立て方法。
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