JPH069468Y2 - 電磁装置 - Google Patents

電磁装置

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JPH069468Y2
JPH069468Y2 JP1986096128U JP9612886U JPH069468Y2 JP H069468 Y2 JPH069468 Y2 JP H069468Y2 JP 1986096128 U JP1986096128 U JP 1986096128U JP 9612886 U JP9612886 U JP 9612886U JP H069468 Y2 JPH069468 Y2 JP H069468Y2
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JP
Japan
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terminal
case
electromagnetic device
hole
terminal hole
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Application number
JP1986096128U
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English (en)
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JPS633118U (ja
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紘嗣 松田
秀紀 別府
孝 小立
雄巧 片山
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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  • Insulating Of Coils (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔技術分野〕 この考案は、放電灯安定器等の電磁装置に関するもので
ある。
〔背景技術〕
両端に開口を有する筒形のケースと、このケースに固定
されて前記開口の一方を閉塞するとともに端子穴を貫通
した合成樹脂製のエンドキャップと、前記ケース内に配
設されて前記端子穴に貫通した端子を有する電磁装置本
体と、前記開口の他方より前記ケース内に充填されたコ
ンパウンドとを備えた電磁装置では、端子穴を端子を遊
嵌する大きさにすると端子穴からコンパウンドが漏れ出
たり、端子の位置精度が悪くなるという欠点があり、反
対に端子穴を端子に密着する大きさにすると端子の挿入
が困難になるという欠点がある。
〔考案の目的〕 この考案の目的は、端子を挿入しやすく、コンパウンド
の漏れがなく、また端子の位置決め精度を良好にするこ
とができる電磁装置を提供することである。
〔考案の開示〕
この考案の電磁装置は、両端に開口を有する筒形のケー
スと、このケースに固定されて前記開口の一方を閉塞す
るとともに複数の端子穴を貫通した合成樹脂製のエンド
キャップと、前記ケース内に配設されて前記端子穴に貫
通した複数の端子を有する電磁装置本体と、前記開口の
他方より前記ケース内に充填されたコンパウンドとを備
え、前記端子穴は前記端子の挿入側端部から中間部にか
けて先細となる第1の傾斜部と、前記中間部から前記端
子の突出側端部にかけて前記第1の傾斜部よりもゆるや
かに先細となる第2の傾斜部とで形成され、しかも前記
挿入側端部および中間部は前記端子を遊嵌する大きさと
し、前記突出側端部は前記端子に密着する大きさとした
ことを特徴とするものである。
この考案の構成によれば、端子穴に第1の傾斜部および
第2の傾斜部を形成したため、電磁装置本体をケースに
収納する際に電磁装置本体が多少傾いたり回動しても複
数の端子を各端子穴の第1の傾斜部にガイドして同時に
端子穴に挿入しやすく、したがって電磁装置本体をケー
スに収納することによって容易に端子を端子穴に貫通さ
せることができるので作業容易になるとともに、端子穴
の端子の突出側端部を端子が密着する大きさにしたた
め、コンパウンドの漏れがなくかつ端子の位置決め精度
を良好にすることができる。さらに端子にコイル端末の
からげ爪を突設することができ、この場合端子穴の第1
の傾斜部をからげ爪の逃げ部とすることができる。
実施例 この考案の一実施例を第1図ないし第5図に基づいて説
明する。すなわち、この電磁装置は、両端に開口1,2
を有する筒形のケース3と、このケース3に固定されて
前記開口1,2の一方を閉塞するとともに複数の端子穴
4を貫通した合成樹脂製のエンドキャップ5と、前記ケ
ース3内に配設されて前記端子穴4に貫通した複数の端
子6を有する電磁装置本体7と、前記開口1,2の他方
より前記ケース3内に充填されたコンパウンド26とを
備え、前記端子穴4は前記端子6の挿入側端部4aから
中間部4bにかけて先細となる第1の傾斜部8と、前記
中間部4bから前記端子6の突出側端部4cにかけて前
記第1の傾斜部8よりもゆるやかに先細となる第2の傾
斜部9とで形成され、しかも前記挿入側端部4aおよび
中間部4bは前記端子6を遊嵌する大きさとし、前記突
出側端部4cは前記端子4に密着する大きさとしてい
る。
前記ケース3は折曲加工により形成された鋼板製の角筒
を実施例としている。29は取付孔である。
前記エンドキャップ5は、熱可塑性樹脂たとえばポリプ
ロピレンを実施例とし、周縁部に折返し部10を形成し
て、折返し部10をケース3の内面に密着状態に弾接し
ている。エンドキャップ5を固定するため、ケース3に
ストッパ爪11を切起こしている。またエンドキャップ
5は内側に電磁装置本体7を支持するボス24を突出し
ている。
前記電磁装置本体7は、安定器要素12およびコンデン
サユニット13からなり、安定器要素12は直列2灯用
のラピッドスタート型安定器を実施例とし、第2図に示
すように鉄心14,コイル枠15,1次コイル16,2
次コイル17、鉄心クランパ27およびコイル枠15に
設けられた前記端子6を含む端子23を有する。28は
渡り線である。またコンデンサユニット13は、第3図
に示すように支持台21,進相用コンデンサ18,始動
用コンデンサ19,雑音防止用コンデンサ20,端子板
22および図示しない放電抵抗等を有する。29は進相
用コンデンサ18等を端子板22に接続するはんだであ
る。端子板22と端子23とが第1図のように接続され
一体として、ケース3内に挿入され、安定器要素12が
ボス24に支持される。
前記端子6を含む端子23は帯状板の導電金具を実施例
とし、付根部に1次コイル16や2次コイル17の端末
等をからげ結線するからげ爪25を形成している。
前記端子穴4は、穴形状が端子6の挿入方向に直角な断
面形状に略相似である。このうち第5図に示すように、
とくに第1の傾斜部8において端子6のからげ爪25を
有する側の傾斜面30の傾斜角度θを反対側の傾斜面
31の傾斜角度θよりも大きくしている。これは端子
6がからげ爪25にコイル端末をからげ結線するときに
からげ爪25と反対側に端子6が倒れやすいため、傾斜
角度θを急勾配にすることにより端子穴4の突出側端
部4cに進入しやすくするものである。また傾斜面30
側はからげ爪25の逃げとなる。端子6は電磁装置本体
7をケース3内に装着するときに端子穴4に挿入され
る。このとき、端子6は第1の傾斜部8にガイドされて
第2の傾斜部9に進入し、さらに端子6を圧入すること
により端子穴4の突出側端部4cが端子6に樹脂弾性に
より密着する。これにより、端子6が挿入時に位置ずれ
していても第1の傾斜部8により端子穴4の内部に誘導
することができるとともに、第2の傾斜部9がゆるやか
な先細となる傾斜であるため端子6への密着範囲が比較
的広く、端子6の保持が確実で位置精度が確保でき、と
くに端子6が板厚方向に遊びがある状態にコイル枠15
に取付けられていても、端子穴4に圧入されることによ
り位置が確保できる。また端子6が複数ある場合にこの
効果が顕著になる。
前記コンパウンド26は前記開口1から注入されて硬化
することにより充填している。
この実施例によれば、端子穴4に第1の傾斜部8および
第2の傾斜部9を形成したため、電磁装置本体7をケー
ス3に収納する際に電磁装置本体7が多少傾いたり回動
しても複数の端子6を各端子穴4の第1の傾斜部8にガ
イドして同時に端子穴4に挿入しやすく、したがって電
磁装置本体7をケース3に収納することによって容易に
端子6を端子穴4に貫通させることができるので作業容
易になるとともに、端子穴4の端子6の突出側端部4c
を端子6が密着する大きさにしたため、コンパウンド2
6の漏れがなくかつ端子6の位置決め精度を良好にする
ことができる。さらに端子6にコイル端末のからげ爪2
5を突設することができ、この場合端子穴4の第1の傾
斜部8をからげ爪25の逃げ部とすることができる。
第6図は端子6の変形例であり、先端部6aを先細とな
るテーパに形成して、端子穴4への挿入をさらに容易に
なるようにしたものである。
なお、前記エンドキャップ5のケース3への固定手段は
前記実施例に限定されず、また電磁装置本体7の固定手
段も前記実施例に限定されず、それぞれ他の手段を適用
することができる。
〔考案の効果〕
この考案の電磁装置によれば、端子穴に第1の傾斜部お
よび第2の傾斜部を形成したため、電磁装置本体をケー
スに収納する際に電磁装置本体が多少傾いたり回動して
も複数の端子を各端子穴の第1の傾斜部にガイドして同
時に端子穴に挿入しやすく、したがって電磁装置本体を
ケースに収納することによって容易に端子を端子穴に貫
通させることができるので作業容易になるとともに、端
子穴の端子の突出側端部を端子が密着する大きさにした
ため、コンパウンドの漏れがなくかつ端子の位置決め精
度を良好にすることができる。さらに端子にコイル端末
のからげ爪を突設することができ、この場合端子穴の第
1の傾斜部をからげ爪の逃げ部とすることができるとい
う効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例の断面図、第2図は安定器
要素の斜視図、第3図はコンデンサユニットの斜視図、
第4図は外観斜視図、第5図は端子穴を示す拡大断面
図、第6図は端子の変形例の部分側面図である。 1,2……開口、3……ケース、4……端子穴、4a…
…挿入側端部、4b……中間部、4c……突出側端部、
5……エンドキャップ、6……端子、7……電磁装置本
体、8……第1の傾斜部、9……第2の傾斜部、25…
…からげ爪、26……コンパウンド
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 小立 孝 兵庫県姫路市西延末404−1 池田電機株 式会社内 (72)考案者 片山 雄巧 兵庫県姫路市西延末404−1 池田電機株 式会社内 (56)参考文献 実開 昭51−75949(JP,U) 実公 昭30−2076(JP,Y1) 実公 昭55−18988(JP,Y2)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】両端に開口を有する筒形のケースと、この
    ケースに固定されて前記開口の一方を閉塞するとともに
    複数の端子穴を貫通した合成樹脂製のエンドキャップ
    と、前記ケース内に配設されて前記端子穴に貫通した複
    数の端子を有する電磁装置本体と、前記開口の他方より
    前記ケース内に充填されたコンパウンドとを備え、前記
    端子穴は前記端子の挿入側端部から中間部にかけて先細
    となる第1の傾斜部と、前記中間部から前記端子の突出
    側端部にかけて前記第1の傾斜部よりもゆるやかに先細
    となる第2の傾斜部とで形成され、しかも前記挿入側端
    部および中間部は前記端子を遊嵌する大きさとし、前記
    突出側端部は前記端子に密着する大きさとしたことを特
    徴とする電磁装置。
JP1986096128U 1986-06-24 1986-06-24 電磁装置 Expired - Lifetime JPH069468Y2 (ja)

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JP1986096128U JPH069468Y2 (ja) 1986-06-24 1986-06-24 電磁装置

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JP1986096128U JPH069468Y2 (ja) 1986-06-24 1986-06-24 電磁装置

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Publication Number Publication Date
JPS633118U JPS633118U (ja) 1988-01-11
JPH069468Y2 true JPH069468Y2 (ja) 1994-03-09

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ID=30961531

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JP1986096128U Expired - Lifetime JPH069468Y2 (ja) 1986-06-24 1986-06-24 電磁装置

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5175949U (ja) * 1974-12-12 1976-06-15
JPS5518988U (ja) * 1978-07-26 1980-02-06

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