JPH041670Y2 - - Google Patents

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JPH041670Y2
JPH041670Y2 JP1985165666U JP16566685U JPH041670Y2 JP H041670 Y2 JPH041670 Y2 JP H041670Y2 JP 1985165666 U JP1985165666 U JP 1985165666U JP 16566685 U JP16566685 U JP 16566685U JP H041670 Y2 JPH041670 Y2 JP H041670Y2
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groove
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【考案の詳細な説明】 (1) 考案の目的 〔産業上の利用分野〕 本考案は、電気コネクタに関し、特にプリント
回路基板へ電気コネクタのソケツトハウジングを
取付固定するための基板取付構造に関する。
〔従来の技術〕
従来この種の電気コネクタの基板取付構造とし
ては、第3図に示すごとく、プリント回路基板2
00に取付けられたソケツトハウジング100の
一端面に穿設されたプラグハウジング(図示せ
ず)の挿入のための環状凹溝114の内周面に筒
状のシールド体500をを配設し、前記シールド
体500の一部をプラグハウジングの挿入方向に
若干延長したのち固定脚部501として前記ソケ
ツトハウジング100の凹溝151に沿つて前記
プリント回路基板200方向にほぼ直角に弯曲し
かつ前記プリント回路基板200の貫通孔211
に挿通し、前記固定脚部501を半田付けにより
前記プリント回路基板200に固定することによ
りソケツトハウジング100をプリント回路基板
200に取付けていた。
〔解決すべき問題点〕
上述した従来の電気コネクタの基板取付構造に
は、ソケツトハウジング100の一端面から固定
脚部501までの距離Lが比較的に大きくまたソ
ケツトハウジング100の環状凹溝114の開口
縁にはプラグハウジングの挿入引抜を容易とする
ためテーパが形成されているので、プラグハウジ
ングの挿入あるいは引抜時に矢印F方向の力が印
加されることがあつてソケツトハウジング100
の一端面がプリント回路基板200から浮上する
欠点があり、ひいては固定脚部501のプリント
回路基板200への取付部に大きな応力が印加さ
れる欠点があつた。従つて従来の電気コネクタの
基板取付構造は、長期の反復使用により固定脚部
501の取付部に金属疲労に伴なうクラツクが生
じ破断を招来する欠点があつた。
(2) 考案の構成 〔問題点を解決するための手段〕 上述した従来の電気コネクタの基板取付構造の
問題点を解決すべく、本考案は、プラグハウジン
グの挿入あるいは引抜時にプラグハウジングがプ
リント回路基板から浮上することを回避しまたプ
リント回路基板への固定脚部の取付部に大きな応
力が印加されることを回避する新規な構成の電気
コネクタの基板取付構造を提供せんとするもので
ある。
(a) ソケツトハウジングのプリント回路基板への
載置面に隣接する周面に、相手方プラグハウジ
ングの挿入端近傍まで反対側より上記プリント
回路基板の面に平行に延長穿設された第1の凹
溝と、該第1の凹溝に対しほぼ直角方向に延
び、該第1の凹溝を前記載置面に連通せしめる
第2の凹溝と、プラグハウジングの挿入端とは
反対側に開口し、挿入端方向に延びるシールド
用の第3の凹溝及び第4の凹溝の四つの凹溝が
形成されたソケツトハウジングと、 (b) 前記第1の凹溝に対して配置されかつプラグ
ハウジングのソケツトハウジングに対する挿入
あるいは引抜に伴なう力を分散して負担する挿
入固定片の自由端部と、前記第2の凹溝に対し
て配置されかつ前記プリント回路基板の貫通孔
に対して挿入固定される固定脚部とを同一平面
内に包有する平板より成形されている固定部材
とを有し、 (c) 前記固定部材は、前記第3の凹溝に挿入され
かつ挿入固定片に対して連結されたシールド用
の接触片と、前記第4の凹溝に圧入されかつ挿
入固定片およびシールド用の接触片に連結され
た圧入固定片とを包有し、 (d) シールド用の接触片の基部近傍に第3の凹溝
の側面に係合する抜止突部が形成され、 (e) 固定脚部と挿入固定片の自由端部と基部との
中心部に形成されてなる、 電気コネクタの取付構造を提供するものであ
る。
〔実施例〕
次に本考案の電気コネクタの基板取付構造につ
いて実施例を挙げ図面を参照しつつ具体的に説明
する。
第1図は、本考案の電気コネクタの基板取付構
造の一実施例の部分破断分解斜視図である。第2
図は、第1図の実施例の組立部分断面図である。
100は絶縁材製のソケツトハウジングで、絶
縁材製の外筒部110の内周面111と内部にソ
ケツト端子(図示せず)の配設されたソケツト端
子孔112を有する絶縁材製の内筒部113との
間に開口端周縁において外方へ向けてテーパ付け
された環状凹溝114が形成されている。外筒部
110には、一端側すなわち前記環状凹溝114
の開放端側に短形状の鍔部115が設けられてお
り他端側すなわち前記環状凹溝114の閉鎖端側
に前記ソケツト端子から導出されたリード部材1
16が突出されている。リード部材116は突出
されたのち弯曲され前記ソケツトハウジング10
0の載置されたプリント回路基板200の貫通孔
210に挿通されかつ半田付により固定されてい
る。内筒部113の周面には一端側すなわち前記
環状凹溝114の開放端側に開放されかつ他端側
すなわち前記環状凹溝114の閉鎖端側に開放さ
れた凹溝117が穿設されている。外筒部110
の他端側には前記凹溝117の開放位置と異なる
位置で開放する他の凹溝118が穿設されてい
る。外筒部110の前記プリント回路基板200
への載置面に隣接する周面には他端側から一端側
へ向けて延長された凹溝119が穿設されてい
る。凹溝119は前記凹溝117と同程度まで延
長されており、外筒部110の一端側の端部12
0と他端側の開放部との中央部において前記プリ
ント回路基板200への載置面に向けて開放され
た凹溝121に連通されている。
300は金属工板をプレスにより成形された固
定部材で、前記凹溝117に前記内筒部113の
他端側より挿入されるシールド用の接触片310
と、前記接触片310の基部311に対し基部3
21が連設されかつ前記凹溝118に挿入される
圧入固定片320と、前記圧入固定片320の基
部321に基部331が連設されかつ前記凹溝1
19に挿入される挿入固定片330とを包有して
いる。接触片310の自由端部312は前記凹溝
117に挿入されたとき前記環状凹溝114から
離間しかつ前記凹溝117の底面に係合するよう
弯曲されている。前記凹溝117へ挿入された状
態で前記弯曲された自由端部312によつて容易
に接触片310が前記環状凹溝114に向けて弯
曲突出するようになつておりまた接触片310の
中央部にはスリツト313が穿設されている。接
触片310の基部311の近傍には抜止突部31
4が形成されており、前記凹溝117の側面に対
して係合し接触片310の前記凹溝117からの
脱落を防止する。圧入固定片320の自由端部近
傍には抜止突部322が形成されており、前記凹
溝118の側面に対して係合し圧入固定片320
の前記凹溝118からの脱落を防止する。挿入固
定片330の自由端部332と基部331との中
央部には前記凹溝121に係入されかつ前記プリ
ント回路基板200の貫通孔211に挿入される
固定脚部333が上記自由端部332と同一平面
内で形成されている。固定脚部333は貫通孔2
11に挿入された状態で半田付によりプリント回
路基板200に対して固定される。400は前記
ソケツトハウジング110の環状凹溝114に挿
入されるプラグで、前記環状凹溝114に挿入さ
れる絶縁材製のプラグハウジング401と、前記
プラグハウジング401の内周面に配設されたシ
ールド用の金属フード402とを包有している。
金属フード402の内周面は露出しており、プラ
グハウジング401をソケツトハウジング110
の環状凹溝114に挿入したとき固定部材300
のシールド用の接触片310に接触される。プラ
グハウジング401にはソケツト端子孔112に
挿入されるプラグ端子も配設されているが図示さ
れていない。
而して上述した本考案の電気コネクタの基板取
付構造の一実施例の機能を以下に詳述する。
プラグ400のプラグハウジング401をソケ
ツトハウジング100の環状凹溝114に挿入す
れば、金属フード402の内周面が固定部材30
0のシールド用の接触片310に接触される。こ
のときプラグハウジング401のプラグ端子(図
示せず)もソケツトハウジング100の内筒部1
13のソケツト端子孔112に挿入されソケツト
端子(図示せず)に接触される。これによりプラ
グハウジング401のプラグ端子はソケツト端子
を介してソケツトハウジング100のリード部材
116に接続される。
環状凹溝114の開口端周縁のテーパなどによ
りプラグハウジング401のソケツトハウジング
100への挿入あるいは引抜に際して矢印F方向
の力がソケツトハウジング100に作用しても固
定部材300の挿入固定片330の自由端部33
2により前記矢印F方向の力を受けている。従つ
て仮にソケツトハウジング100の外筒部110
の一端側から挿入固定片330の固定脚部333
までの距離Lが比較的に大きくても挿入固定片3
30の自由端部332により前記矢印F方向の力
を分散して受けることができる。すなわち挿入固
定片330の自由端部332が凹溝119の側面
特にプリント回路基板200側の側面で前記矢印
F方向の力を分担できる。これによりソケツトハ
ウジング100の一端面がプリント回路基板20
0から浮上することを回避でき、固定脚部333
のプリント回路基板200への取付部に大きな応
力が与えられない。
上述した本考案の第1図実施例においては所望
に応じて固定部材300から圧入固定片320を
除去してもよい。
(3) 考案の効果 上述より明らかなごとく、本考案は固定部材の
挿入固定片がプラグハウジングの挿入端近傍まで
延長された凹溝に配設されているので、ソケツト
ハウジングに対するプラグハウジングの挿入ある
いは引抜に伴なう力を前記挿入固定片で分散して
負担できる効果を有し、ひいては併せてソケツト
ハウジングに対するプラグハウジングの挿入ある
いは引抜に伴なつてソケツトハウジングがプリン
ト回路基板から浮上することを回避できる効果を
有する。また、本考案は固定脚部に対する応力集
中を回避でき寿命の遷延を図ることができる効果
を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の電気コネクタの基板取付構造
の一実施例の部分破断分解斜視図、第2図は第1
図の実施例の組立部分断面図、第3図は従来の電
気コネクタの基板取付構造を示す部分断面図であ
る。 100……ソケツトハウジング、110……外
筒部、111……内周面、112……ソケツト端
子孔、113……内筒部、114……環状凹溝、
115……鍔部、116……リード部材、11
7,118,119……凹溝、120……端部、
121……凹溝、200……プリント回路基板、
210……貫通孔、300……固定部材、310
……接触片、320……圧入固定片、330……
挿入固定片。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (a) ソケツトハウジングのプリント回路基板への
    載置面に隣接する周面に、相手方プラグハウジ
    ングの挿入端近傍まで反対側より上記プリント
    回路基板の面に平行に延長穿設された第1の凹
    溝119と、該第1の凹溝に対しほぼ直角方向
    に延び、該第1の凹溝を前記載置面に連通せし
    める第2の凹溝121と、プラグハウジングの
    挿入端とは反対端に開口し、挿入端方向に延び
    るシールド用の第3の凹溝117及び第4の凹
    溝118の四つの凹溝が形成されたソケツトハ
    ウジング100と、 (b) 前記第1の凹溝119に対して配置されかつ
    プラグハウジングのソケツトハウジングに対す
    る挿入あるいは引抜に伴なう力を分散して負担
    する挿入固定片330の自由端部332と、前
    記第2の凹溝121に対して配置されかつ前記
    プリント回路基板の貫通孔に対して挿入固定さ
    れる固定脚部333とを同一平面内に包有する
    平板より成形されてなる固定部材300とを有
    し、 (c) 前記固定部材は、前記第3の凹溝117に挿
    入されかつ挿入固定片330に対して連結され
    たシールド用の接触片331と、前記第4の凹
    溝118に圧入されかつ挿入固定片330およ
    びシールド用の接触片331に連結された圧入
    固定片320とを包有し、 (d) シールド用の接触片310の基部近傍に第3
    の凹溝117の側面に係合する抜止突部314
    が形成され、 (e) 固定脚部333と挿入固定片330の自由端
    部332と基部との中心部に形成されてなる、 ことを特徴とする電気コネクタの基板取付構造。
JP1985165666U 1985-10-30 1985-10-30 Expired JPH041670Y2 (ja)

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JPS6274770U JPS6274770U (ja) 1987-05-13
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JPS5743341U (ja) * 1980-08-26 1982-03-09
JPS5947985B2 (ja) * 1980-03-21 1984-11-22 日本特殊塗料株式会社 板金部材の防振処理方法

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