JP4196230B2 - 組み立て式家具の支柱 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、複数本の支柱を家具を構成する構造体である棚板や棚板受け或いは筐体等に連結することにより組み立てられる組み立て式家具の支柱に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、棚板や筐体等の構造体に複数本の支柱を挟持手段をもって連結することにより組み立てられる家庭用又は業務用の組み立て式家具が公知であった。
図7は公知例として組み立て式棚を示すものであり、ここにおいては、金属製の支柱50に分割片51A、51Bから構成されるプラスチック製のスリーブ51を装着した後、貫通穴53を有する棚板(構造体)52を支柱50に外挿して、更にスリーブ51に外挿することにより、貫通穴53によりスリーブ51を支柱50の挟持方向に締め付けて支柱50に棚板52を連結していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
この場合、支柱の表面はそれが金属であることより、いかなる外力に対しても平滑を保つので、棚板に支柱を連結するに際しスリーブによる締め付けだけでは充分な保持力が期待できなかった。
そこで、従来技術においてはこれを補完するために図7に示すように支柱50の表面に等間隔で環状の溝54を刻設し、この溝54にスリーブ51内部の環状の突状を係合しており、溝54のための金属加工のコストを要した。
【0004】
【課題を解決するための手段】
この発明は以上の如き従来技術の問題点に鑑みて創作されたものであり、構造体に、支柱を挟持手段をもって連結することにより組み立てられる組み立て式家具において、支柱の金属製の芯の周囲を弾性を有するプラスチック製の外皮により被覆すると共に、外周に支柱の全長方向に渡る複数本のリブを設けることにより支柱を構成したことを特徴とする。
【0005】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の具体的実施例を添付図面に基づいて説明する。
この実施例においては家具として棚を想定している。
この棚においては、棚板に支柱を連結するのではなく、棚板を受け止める棚板受けを設け、この棚板受けをもって支柱を連結する構造体としている。
図8はこの実施例における棚の一部を示す図であり、図中符号20は構造体(この実施例においては棚板受け。以下、この実施例において構造体といった場合は棚板受けを指す。)、1はこの構造体に挟持手段をもって連結される支柱、Sはこの構造体により受け止められる棚板を指す。
この実施例では、構造体20の3方向20A、20B、20Cに3本の支柱1、1、1を連結することにより、連結された支柱及び構造体を自立可能とし、これらを複数組自立させると共にその間に棚板Sを掛け渡すことにより棚を構成している。
【0006】
図3乃至図5は上記の挟持手段の一例を示す図であり、この実施例においては支柱は構造体に嵌着されるエンド部材を介して構造体に連結される構成としている。
図中符号30は支柱1と構造体20を連結するためのエンド部材であり、ある程度の弾性を有するプラスチックにより構造体20と別体に構成される。
このエンド部材30は開放状態において支柱1が貫挿可能で、閉止状態において支柱1を挟持する一部開放の環状とすると共に、この開放両端のそれぞれに上方に向かったテーパ片TA、TBを有する張り出し部31A、31Bが一対設けられる。
図中符号21は、支柱1に外挿したエンド部材30の張り出し部31A、31Bが嵌挿されるよう構造体20に設けられる挿入穴である(図6は構造体20を下方から観察して挿入穴21の開口を示した図である。)。
この挿入穴21は構造体20の底面側を開口とすると共にエンド部材30の閉止状態における張り出し部31A、31Bの形状に対応させることにより、エンド部材の張り出し部へ挿入穴が外挿されるよう構造体を上方から落とし込んだ際に、その挿入穴内壁と張り出し部のテーパ片TA、TBとの楔作用によりエンド部材を閉止する作用を生じる。
以上のように、張り出し部31A、31Bに構造体20の挿入穴21を外挿することによりエンド部材30は構造体に嵌着されるが、この実施例においては、エンド部材の張り出し部側の外壁面32が嵌着時に当接すべき内壁面22を構造体の端部に設けると共に、この内壁の上部に外壁面32の上端が当接すべき鍔23を設けることによりエンド部材と構造体間にがたつきが生じないようにしている(図6参照)。
【0007】
図1及び図2はこの発明の支柱を示す図である。
この支柱1は金属製の芯2(この実施例においては筒状としている。)の周囲を弾性を有するプラスチック製の筒状の外皮3により被覆し、この外皮の表面に全長方向に渡る複数本のリブ4を設けることにより構成される。
よって、支柱1の表面は弾性を有するプラスチック製の外皮3により被覆され、更にリブ4が施されているので、エンド部材30の挟持により外皮部分が変形し、更にリブも変形する結果、摩擦効果も相まって高い保持効果が生じる。
一方、家具の分解時にエンド部材30による挟持を開放し、支柱1から外す際にも外皮3のリブ4が変形状態から復帰しようとするので外しやすい作用を生じる。
仮に、リブ4がなく外皮3だけの場合は、エンド部材30により外皮3を長期間挟持することにより、エンド部材が外皮に深く食い込んで外し難い事態も想定し得る。
【0008】
又、この実施例においては、支柱1の外皮3の一部のリブ4に所要間隔をもって突起5を施すと共に、エンド部材30の内壁にこの突起5が係合する溝34(図1参照)を施すことにより、構造体20の連結高さを一定させるためにエンド部材を支柱の所定箇所に位置させる位置決め作用を実現している。
尚、上記の突起5の機能はあくまでも位置決めにあり、支柱1と構造体20の固定はあくまでも挟持力によっていることはいうまでもない。
一方、この突起5は突起を施すリブを他のリブより高く成形し、このリブの一部を熱加工により押し潰すことにより容易に施すことができる。
【0009】
ところで、金属はそれを支柱として使用する場合には他の素材に比し高い剛性を有するものであり、細身の支柱でも実用上問題がない剛性を得られるので、コスト面からは少しでも細い支柱を使用することが有利である。
しかしながら、使用者の立場から見た場合には支柱が細いと視覚的に強度が不十分ではないかとの不安感を与え、又、デザイン上もバランスが悪く、やむを得ず強度とは無関係に太い支柱を使用せざるを得ず、コストを要した。
この発明によれば、支柱の金属製の芯2を所定の剛性を得られる最低限の太さのものとしても、その周囲にはプラスチック製の外皮3が被覆され一定の太さが保たれているので、デザイン上のバランスを崩さない作用を得られる。
そして、この場合、外皮3を透明又は半透明とすれば、これに接した使用者の芯は丈夫な金属製であることを視認した印象と、外皮により得られた太さより得られる印象の相乗効果により強度上の不安感が払拭される作用を生じる。
【0010】
尚、この発明の支柱1は前記の挟持手段を有する組み立て式家具のみならず、従来の技術の項で詳説した図7に示す挟持手段を有する組み立て式家具にも使用できることは勿論である。
又、以上の実施例において構造体20として棚板受けを例示したが、構造体はこれに限られず棚板、天板や筐体或いは他の部材であってもよいことは勿論である。
【0011】
【発明の効果】
以上の構成よりなるこの発明によれば、支柱と構造体の連結に際し、外皮及びリブの変形により高い保持作用を生じるので、従来技術のように係合により保持力を補完するために金属性の支柱の表面に環状の溝を刻設することが不要となり、加工コストを軽減することが可能となる。
【0012】
又、リブを有するプラスチック製の外皮を金属製の芯に被覆するので、芯を細くしてもデザイン上のバランスを崩すことがないので、金属製の芯を可及的に細くすることが可能となり、材料コストを軽減することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の支柱の断面図。
【図2】同上、一部切り欠き斜視図。
【図3】この発明の支柱を実施した組立式家具の挟持部の分解斜視図。
【図4】同上、組み立て途中の斜視図。
【図5】同上、組み立て状態の斜視図。
【図6】同上、構造体を底面方向から観察した斜視図。
【図7】従来技術の支柱の斜視図。
【図8】この発明の支柱を実施した家具の斜視図。
【符号の説明】
1 支柱
2 芯
3 外皮
4 リブ
20 構造体

Claims (1)

  1. 構造体(20)に、支柱(1)をその周囲を挟持する挟持手段をもって連結することにより組み立てられる組み立て式家具において、金属製の芯(2)の周囲を弾性を有する透明又は半透明のプラスチック製の外皮(3)により被覆すると共に、外皮(3)の外周に全長方向に渡る複数本のリブ(4)を設けることにより支柱(1)を構成したことを特徴とする組み立て式家具の支柱。
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