JPS6247156A - 絶縁ゲ−ト型半導体装置 - Google Patents

絶縁ゲ−ト型半導体装置

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JPS6247156A
JPS6247156A JP60187008A JP18700885A JPS6247156A JP S6247156 A JPS6247156 A JP S6247156A JP 60187008 A JP60187008 A JP 60187008A JP 18700885 A JP18700885 A JP 18700885A JP S6247156 A JPS6247156 A JP S6247156A
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正毅 佐藤
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の技術分野] この発明は絶縁ゲート型トランジスタにより構成される
半導体装置に係り、特に微細化されたトランジスタを使
用する絶縁ゲート型半導体装置に関する。
[発明の技術的背景とその問題点] 半導体装置の分野において、MO8型集積回路の素子の
微細化には目覚ましいものがある。特に、MOSトラン
ジスタのスイッチング速度の改善の観点からチャネル長
の縮小化が図られている。しかしながら、チャネル長が
縮小されるのに伴い、素子特性の面から次のような問題
が生じている。
まず、一つにはチャネル長が減少するにつれて短チヤネ
ル領域でのトランジスタの閾値電圧が浅くなる、いわゆ
るショートチャネル効果が生じる。
具体的には、ゲートチャネル長しと閾値電圧vthとの
関係を示す第6図の特性曲線図のように、類チャネル領
域でトランジスタのW41m電圧vthが急激に低下し
、素子の製造工程での僅かな変化によって閾値電圧が大
幅に変動する。これはソース、ドレイン領域間の間隔が
短くなるため、チャネル領域おいて、ソース、ドレイン
領域の近傍に生じる空乏層の影響が無視できなくなり、
その結果、実効的にチャネル領域表面を反転させるに要
するゲート電圧が低くなることにより説明される。一般
に、チャネル領域を形成する基板の電位はソース領域の
電位と等しいか、もしくは非常に近いので、ソース、ド
レイン領域間の電界は集中的にドレイン領域近傍のチャ
ネル領域表面で強くなる。従って、閾値電圧の低下に及
ぼす影響もこの部分で最も強くなる。
また、チャネル長が減少するにつれ、ソース、ドレイン
領域間に印加される電圧によりチャネル領域に生じる電
界が強くなり、その結果、チャネル電流によりインパク
トアイオニゼーションの起こる確率が大きくなる。この
インパクトアイオニゼーションで発生ずるニレクロンま
たはホールの一部は半導体基板とゲート絶縁物間のエネ
ルギー障壁を越えてゲート絶縁物の中に飛込み、グーミ
ル電極に流れ出してゲート電流を生じさせるが、その一
部はゲート絶縁物内にトラップされて溜る。
これによりトランジスタの閾値電圧の変動、あるいはチ
ャネルコンダクタンスの変化等、トランジスタの動作特
性が変化し、デバイスの信頼性を損う大きな原因となる
。しかるにソース、ドレイン領域間の電界は集中的にド
レイン領域近傍のチャネル領域で強くなるため、インパ
クトアイオニゼーションは主としてこの領域で起こる。
このようなことから、第7図の断面図に示すように、ド
レイン領域を形成する不純物領域のうちチャネル領域に
近い領域に不純物濃度が比較的低い領域を設けたLDD
 (ライトリ−・ドープド・ドレイン)構造のMOSト
ランジスタが開発されている。すなわち、第7図におい
て80は例えばP型の半導体基板であり、この基板80
中のフィールド絶縁II!81で分離された島領域には
ソース領域となるN型不純物拡散領域82と83、ドレ
イン領域となるN型不純物拡散領域84と85が互いに
分離して設けられている。ここでソース、ドレイン領域
を構成するN型不純物拡散領1ii282ないし85の
うち、領域82と84とは比較的不純物濃度が高いN+
型領領域あり、その濃度は例えば〜1020/cm3程
度にされている。これに対して領域83と85とは比較
的不純物濃度が低いN−型領域であり、その濃度は例え
ば〜1o18/Cm3程度にされている。これらソース
、ドレイン領域間の基板80上にはゲート絶縁膜86を
介してゲート電極87が設けられている。そして全面に
層間絶縁膜88が設けられていると共に、この絶縁膜8
8にはコンタクトホール89を介して、前記ソース、ド
レイン領域82.84それぞれと接続するアルミニュー
ムによる配線90が設けられている。
このような構造のMOSトランジスタでは、チャネル領
域に接する部分のドレイン領域が不純物濃度の低いN型
不純物拡散領域85にされているので、ソース、ドレイ
ン間に印加される電圧の一部をこの部分で受は持つこと
ができ、ドレイン領域近傍のチャネル領域に集中してい
た電界を弱めることができる。従って、上記のようなチ
ャネル長の減少による閾値電圧の変動やデバイスの信頼
性を改善することができる。
しかしながら、第7図のような構造のMOSトランジス
タにあっては、チャネル領域に接するソース、ドレイン
領域が低濃度不純物拡散領域で構成されているため、必
然的にその部分の抵抗値が高くなる。このため、トラン
ジスタのスイッチング速度が低下し、高速性を損う原因
となる。このトランジスタのソース、ドレイン領域の低
濃度化による抵抗値の増大現象は、特にトランジスタが
何段にもわたって直列接続された場合に著しく動作速度
を低下させることになる。すなわち第8図は上記のよう
にソース、ドレイン領域それぞれが高濃度拡散領域と低
濃度拡散領域とで構成された2個のエンハンスメント型
NチャネルMO8l−ランジスタ 101および102
と、負荷用のデプレッション型NチャネルMOSトラン
ジスタ 103を用いて2人力のNAND回路を構成し
た場合の素子構造を示す断面図である。図において11
0はP型半導体基板、111および112は一方のMo
8 l〜ランジスタ 102のソース領域を構成する高
濃度および低濃度のN型不純物拡散領域、113および
114はこのMoSトランジスタ 102のドレイン領
域を構成する高濃度および低濃度のN型不純物拡散領域
、115はこのMOSトランジスタ 102のゲート電
極、116および117は他方のMOSトランジスタ 
101のソース領域を構成する高濃度および低濃度のN
型不純物拡散領域、118および119はこのMOSト
ランジスタ 101のドレイン領域を構成する高濃度お
よび低濃度のN型不純物拡散領域、120はこのMo8
 t−ランジスタ 101のゲート電極、121は負荷
用のMOSトランジスタ 103のソース領域であるN
型不純物拡散領域、122はこのMOSトランジスタ 
103のドレイン領域であるN型不純物拡散領域、12
3はこのMOSトランジスタ 103のチャネル拡散領
域、124はゲート電極である。そして上記N型不純物
拡散領域122は高電位の電源電圧VDDに、N型不純
物拡散領域111は低電位の電源電圧Vnsにそれぞれ
接続され、ゲート電極120.115には入力信号A1
、A2がそれぞれ入力され、N型不純物拡散領域113
と116が共通接続され、さらにゲートN極124とN
型不純物拡散領域121および118が共通接続されて
ここから上記入力信号A1、A2に応じた論理の出力信
号VOutが取り出されるようになっている。
このような素子構造を持つ2人力NAND回路の等何回
路を第9図に示す。第9図において、MOSトランジス
タ 101.102のソース、ドレインに三角印を付し
た箇所が上記のような低濃度N型不純物拡散領域を持つ
構造にされ、この部分で抵抗値が高くなっている。この
2人力NAND回路では、入力信号A1、A2として例
えば゛0″レベルまたは“1°°レベルの論理レベルに
対応してVssまたはVDDの電圧が入力され、出力信
号voutとして肉入力信号Al、A2のNAND論理
信号が出力される。すなわち、電源電圧VDD、Vss
として例えば通常の5VおよびOvが使用される場合、
信号A1をゲート入力とするエンハンスメント型MO8
i−ランジスタ 101のドレイン領域側には、デプレ
ッション型MOSトランジスタ 103を介して5Vの
電圧が印加され、入力信号AI、A2の論理レベルに応
じてMOSトランジスタ 101.102が導通制御さ
れ、MOSトランジスタ 101.102が共に導通し
た場合には出力信号y outとしてOvが出力され、
MOSトランジスタ 101.102のうちいずれか一
方が非導通の場合には出力信号Voutとして5Vが出
力される。ここで上記両MO8)−ランジスタ 101
.102はそれぞれLDD構造にされているので、各ソ
ース、ドレイン領域部分でそれぞれ高い抵抗値を持つこ
とになる。そしてこれら抵抗は信号Voutの出力端子
とVssとの間に直列接続されることになり、これらの
抵抗はVOutを5VからOvに放電する際の放電動作
を妨げる。従って、このNAND回路の動作速度は著し
く低下することになる。この速度低下は、信号vout
の出力端子とVssとの間に直列接続されるMOSトラ
ンジスタの数が増加するのに伴って増す。このようなこ
とはデプレッション型の負荷用MO8t−ランジスタを
使用する回路のみならず、高電位の電源電圧VDD側に
PチャネルMO8l−ランジスタを設けるようにした0
MO8構造の回路でも同様である。
[発明の目的] この発明は上記のような事情を考慮してなされたもので
ありその目的は、微細化された絶縁ゲート型トランジス
タを使用する半導体装置において、各トランジスタの特
性を損うことなしに動作速度の向上を図ることができる
絶縁ゲート型半導体装置を提供することにある。
[発明の概要] この発明では、出力端子に直接に接続されたNチャネル
トランジスタのドレイン領域の一部を不純物濃度が比較
的低い拡散領域で構成し、このNチャネルトランジスタ
のソース領域を不純物m度が比較的高い拡散領域のみで
構成し、このNチャネルトランジスタと低電位との間に
接続される他のNチャネルトランジスタのドレイン領域
およびソース領域それぞれを不純物濃度が比較的高い拡
散領域のみで構成するようにしている。すなわち、微細
化された絶縁ゲート型トランジスタにおいて、インパク
トアイオニゼーションが問題となるのはドレイン領域に
高電位である電源電圧が直接印加される部分のみである
ことに着目し、高電位の電源電圧が直接印加される位置
である出力端子に直接に接続されたNチャネルトランジ
スタのドレイン領域の一部を不純物濃度が比較的低い拡
散領域で構成することにより、出力端子と低電位の電源
との間に挿入される抵抗の値を大幅に減少させ、これに
より回路の動作速度を向上させるJ:うにしている。
[発明の実施例] 以下、図面を参照してこの発明の詳細な説明する。
第1図はこの発明に係る絶縁ゲート型半導体装置の一実
施例による素子構造を示す断面図あり、この発明を2人
力NAND回路に実施したものである。図において10
はP型半導体基板である。この基板10はフィールド絶
縁膜11で分離され、三箇所の島領域12.13.14
が形成されている。このうち一つの島領域12には不純
物濃度が比較的高くされ、MOSトランジスタのソース
、ドレイン領域となる一対のN型不純物拡散領域15お
よび16が互いに分離して形成されている。これら領域
15および16間の基板10上には図示しないゲート絶
縁膜を介してゲート電極17が設けられている。島領域
13には、不純物濃度が比較的高くされ、MOSトラン
ジスタのソース、ドレイン領域となる一対のN型不純物
拡散領!#118および19が互いに分離して形成され
、さらにトレイン領域となる一方のN型不純物拡散領域
19のチャネル領域側にはこの領域19と接するように
、ドレイン領域の一部となり不純物濃度が比較的低くさ
れたN型不純物拡散領域20が形成されている。そして
上記領域18および20間の基板10上には図示しない
ゲート絶縁膜を介してゲート電極21が設けられている
。さらに残りの島領域14には、不純物濃度が比較的高
くされ、Mo8 t−ランジスタのソース、ドレイン領
域となる一対のN型不純物拡散領域22および23が互
いに分離して形成されている。上記両頭域22と23間
の基板10には、基板と同一導電型、すなわちP型の不
純物拡散領域24が形成されている。また領域22およ
び23間の基板10上には図示しないゲート絶縁膜を介
してゲート電極25が設けられている。ここで上記N型
不純物拡散領域のうち不純物濃度が比較的高くされてい
る領域はその濃度が例えば〜1020/Cm3程度にさ
れ、不純物濃度が比較的低くされている領域はその濃度
が例えば〜1018/Cm3程度にされている。
そして上記N型不純物拡散領1IFli23は高電位の
電源電圧VDDに、N型不純物拡散領域15は低電位の
電源電圧Vssにそれぞれ接続され、ゲート電極21.
17には入力信号AI、A2がそれぞれ入力され、N型
不純物拡散領域16と18が共通接続され、さらにゲー
ト電極25とN型不純物拡散領域23および19が共通
接続されてここから上記入力信号A1、A2に応じた論
理の出力信号■Outが取り出されるようになっている
第2図は上記実施例半導体装置の等価回路図である。図
においてMOSトランジスタ31は前記島領域13に形
成され、ゲートに信号A1が供給されるエンハンスメン
ト型のものであり、同様にMOSトランジスタ32は前
記島領域12に形成され、ゲートに信号A2が供給され
るエンハンスメント型のものであり、さらにMoSトラ
ンジスタ33は前記島領域14に形成され、ゲートがソ
ースに接続された負荷用のデプレッション型のものであ
る。
このような2人力NAND回路において、図中丸印を付
して示すように、出力信号voutの端子に直接接続さ
れているNチャネルMOSトランジスタ31のドレイン
のみが上記のような高!1度と低濃度のN型不純物拡散
領域を持つ構造にされ、この部分でのみ抵抗値が高くな
っている。このため、信号voutの出力端子とVss
との間に接続される抵抗はこの抵抗の一つになり、yo
utを5VからOVに放電する際の放電速度を従来より
も十分に速くすることができる。従って、動作の高速化
を達成することができる。
またトランジスタの微細化によるドレイン領域近傍での
インパクトアイオニゼーションによる特性の劣化が最も
問題になる出力信号voutに直接接続されたMOSト
ランジスタ31については、そのドレイン領域がLDD
構造にされているのでホットキャリアの発生による信頼
性の低下を防止することができる。
第3図は上記実施例の装置を3人力NAND回路に実施
した場合の等価回路図である。この実施例による回路で
は、前記第2図回路において信号A2がゲートに供給さ
れるMOSトランジスタ32とVssとの間に、ソース
、ドレイン領域がMo8 t−ランジスタ32と同様に
高濃度のN型不純物拡散領域のみで構成されたエンハン
スメント型のNチャネルMOSトランジスタ34を挿入
し、このMo3 l−ランジスタ34のゲートに入力信
号A3を供給するようにしたものである。この場合にも
信号youtの出力端子とVssとの間に接続される抵
抗はMOSトランジスタ31のドレイン部分のみになり
、voutを5VからOVに放電する際の放電速度を従
来よりも十分に速くすることができ、これにより動作の
高速化を達成することができる。
さらにトランジスタの微細化によるドレイン領域−近傍
でのインパクトアイオニゼーションによる特性の劣化に
ついても、この問題が最も大きい出力信号youtに直
接に接続されたMoSトランジスタ31については、そ
のドレイン領域がLDD構造にされているのでホットキ
ャリアの発生による信頼性の低下を防止することができ
る。
第4図はこの発明に係る絶縁ゲート型半導体装置の他の
実施例による素子構造を示す断面図あり、この発明を2
人力の0MO8−NAND回路に実施したものである。
この実施例装置でもP型半導体基板40が使用され、こ
の基板40にはNウェル領域41が形成されている。P
型の基板40にはフィールド絶縁11Q42で分離され
た三箇所の島領域43.44が形成されている。このう
ち一つの出頭lT!143には不純物濃度が比較的高く
され、MOSトランジスタのソース、ドレイン領域とな
る一対のN型不純物拡散領域45および46が互いに分
離して形成されている。これら領域45および46間の
基板40上には゛′図示しないゲート絶縁膜を介してゲ
ート電極47が設(プられている。もう一つの島領域4
4には、不純物濃度が比較的高くされ、MoSトランジ
スタのソース、ドレイン領域となる一対のN型不純物拡
散領域48.49および基板40に対してコンタク1〜
を1qるためのN型不純物拡散領域50がそれぞれ分離
して形成され、さらにドレイン領域となる上記N型不純
物拡散領域49のチャネル領域側にはこの領域49と接
するように、トレイン領域の一部となり不純物濃度が比
較的低くされたN型不純物拡散領1成51が形成されて
いる。そして上記領域48および51間の基板40上に
は図示しないゲート絶縁膜を介してゲート電極52が設
けられている。そしてこの場合にも上記N型不純物拡散
領域のうち不純物濃度が比較的高くされている領域はそ
の濃度が例えば〜1020/am3程度にされ、不純物
濃度が比較的低くされている領域はその濃度が例えば〜
1018/cm3程度にされている。
=17− Nウェル領域41にはフィールド絶縁膜42で分離され
た三箇所の出頭[53,54が形成されている。
このうち一つの出頭Vi53にはMOSトランジスタの
ソース、ドレイン領域となる一対のP型不純物拡散領域
55.56およびNウェル領域41に対してコンタクト
を得るためのP型不純物拡散領域57がそれぞれ分離し
て形成されている。上記領域55および56間のNウェ
ル領域41上には図示しないグー1へ絶縁膜を介してグ
ー1〜電極58が設けられている。
もう一つの島領域54にもMOSトランジスタのソース
、ドレイン領域となる一対のP型不純物拡散領域59お
よび60が互いに分離して形成されている。
そして上記領域59および60間のNウェル領M41上
には図示しないゲート絶縁膜を介してゲート電極61が
設けられている。
上記P型不純物拡散領域61.55および57はそれぞ
れ高電位の電源電圧■DDに、N型不純物拡散領域45
および50はそれぞれ低電位の電源電圧Vssにそれぞ
れ接続され、ゲート電極61および52には入力信号A
1が、ゲート電極58および47には入力信号A2がそ
れぞれ入力され、さらにN型不純物拡散領域46と48
が共通接続され、N型不純物拡散領域49とP型不純物
拡散領域56と60が共通接続されここから上記入力信
号A1、A2に応じた論理の出力信号■Outが取り出
される。
第5図は上記実施例半導体装置の等価回路図である。図
においてMOSトランジスタ71は前記島領域44に形
成され、ゲートに入力信号A1が供給されるエンハンス
メント型でNチャネルのものであり、MOSトランジス
タ72は前記出頭1d43に形成され、ゲートに入力信
号A2が供給されるエンハンスメント型でNチャネルの
ものであり、さらにMOSトランジスタ73は前記島領
域54に形成され、ゲートに入力信号A1が供給される
エンハンスメント型でPチャネルのものであり、MOS
トランジスタ74は前記島領域53に形成され、ゲート
に入力信号A2が供給されるエンハンスメント型でPチ
ャネルのものである。
このような2人力NAND回路において、図中丸印を付
して示すように、出力信号youtの端子に直接接続さ
れているNチャネルMO8I−ランジスタフ1のドレイ
ンのみが上記のように高濃度と低濃度のN型不純物拡散
領域とから構造にされ、この部分でのみ抵抗値が高くな
っている。従って、この実施例でも、信号VOutの出
力端子とVssとの間に接続される抵抗はこの抵抗の一
つになり、■outを5VからOVに放電する際の放電
速度を従来よりも十分に速くすることができ、動作の高
速化を達成することができる。
またトランジスタの微細化によるドレイン領域近傍での
インパクトアイオニゼーションによる特性の劣化につい
ては、出力信号Voutに直接接続され、最も問題とな
るMOSトランジスタ71のトレイン領域がLDD構造
にされているので、ホットキャリアの発生による信頼性
の低下を防止することができる。
なお、この実施例装置の場合にも、信号Voutの出力
端子とVsaとの間のNチャネルMOSトランジスタの
段数が多くなるにつれ、その効果は従来に比べて大きく
なる。
[発明の効果] 以上説明したようにこの発明によれば、微細化された絶
縁ゲート型トランジスタを使用する半導体装置において
、各トランジスタの特性を損うことなしに動作速度の向
上を図ることができる絶縁ゲート型半導体装置を提供す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明に係る絶縁ゲート型半導体装置の一実
施例による素子構造を示す断面図、第2図は上記実施例
半導体装置の等価回路図、第3図は上記実施例の装置を
3人力NAND回路に実施した場合の等価回路図、第4
図はこの発明に係る絶縁ゲート型半導体装置の他の実施
例による素子構造を示す断面図、第5図はその等価回路
図、第6図はMOSトランジスタにおけるゲートチャネ
ル長と閾値電圧との関係を示す特性曲線図、第7図はL
DD構造のMOSトランジスタの断面図、第8図は従来
のNAND回路の素子構造を示す断面図、第9図はその
等価回路である。 10・・・P型の半導体基板、15.16.18.19
.22゜23・・・高濃度のN型拡散領域、20・・・
低mvのN型拡散領域、17.21.25・・・ゲート
電極。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)複数個の絶縁ゲート型トランジスタからなり入力
    信号に対応して所望の論理値を出力端子から出力信号と
    して出力する絶縁ゲート型半導体装置において、上記出
    力端子に直接接続されたNチャネルトランジスタのドレ
    イン領域の一部を不純物濃度が比較的低い拡散領域で構
    成し、このNチャネルトランジスタのソース領域を不純
    物濃度が比較的高い拡散領域で構成し、このNチャネル
    トランジスタと低電位との間に接続される他のNチャネ
    ルトランジスタのドレイン領域およびソース領域それぞ
    れを不純物濃度が比較的高い拡散領域のみで構成するよ
    うにしたことを特徴とする絶縁ゲート型半導体装置。
  2. (2)前記出力端子と高電位との間にNチャネルの負荷
    トランジスタが挿入されている特許請求の範囲第1項に
    記載の絶縁ゲート型半導体装置。
  3. (3)前記出力端子と高電位との間にはゲートに入力信
    号が供給されるPチャネルトランジスタが挿入されてい
    る特許請求の範囲第1項に記載の絶縁ゲート型半導体装
    置。
JP60187008A 1985-08-26 1985-08-26 絶縁ゲ−ト型半導体装置 Granted JPS6247156A (ja)

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JPS6247156A true JPS6247156A (ja) 1987-02-28
JPH0255950B2 JPH0255950B2 (ja) 1990-11-28

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