JPS6246823Y2 - - Google Patents

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JPS6246823Y2
JPS6246823Y2 JP4800983U JP4800983U JPS6246823Y2 JP S6246823 Y2 JPS6246823 Y2 JP S6246823Y2 JP 4800983 U JP4800983 U JP 4800983U JP 4800983 U JP4800983 U JP 4800983U JP S6246823 Y2 JPS6246823 Y2 JP S6246823Y2
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JP
Japan
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oil
housing
bearing
oil supply
port
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JP4800983U
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JPS59154830U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、中間の軸受ハウジングとその軸方向
両側の排気タービンとコンプレツサとを備え、該
タービンと該コンプレツサとの各翼車を該ハウジ
ング内の軸受に軸支するようにしたターボチヤー
ジヤにおける該軸受の潤滑装置に関する。
従来この種装置として、例えば特開昭57−
49024号公報により、第1図又は第2図に示す如
く、軸受ハウジングaをエンジン本体bにねじ等
により取付け、軸受cへの潤滑油の給排油を行う
該ハウジングa内の給油路dと排油路eとを夫々
その端部の給油口fと排油口gとにおいて該エン
ジン本体bに備える給油用と排油用の各接続口
h,iに接続し、パイプ配管を無くして油洩れの
発生を可及的に防止し得るようにしたものは知ら
れるが、この場合該ハウジングaは第1図に示す
如くその背側面において該エンジン本体bに接合
されるものとして、該背側面の上下に該給油口f
と該排油口gとを開口させ、或いは第2図に示す
如く該ハウジングaをその背側面と下端面とにお
いて該エンジン本体bに接合させ、該背側面に該
給油口fと、該下端面に該排油口gとを開口させ
るを一般としたもので、前者によれば組付に際し
該ハウジングaを該エンジン本体bに位置ずれし
ないよう押え付けた状態でそのねじ止め作業を行
う必要があつて組付性が悪く、又後者によれば該
給油口fと該排油口gとを互に異る面に開口させ
るため加工性が悪い不都合を伴う。
そこで本考案は、かかる不都合を解消すべく、
エンジン本体を下方から支承する受座を設け、軸
受ハウジングをその下端面において該受座上に載
置してこれに接合固定し得るようにすると共に、
該受座に給油用と排油用の各接続口を形成して、
該下端面に給油口と排油口とを開口させ、組付性
と加工性とを共に向上し得るようにし、更に該給
油口と該下端面に開口させることにより生ずる不
都合、即ち該給油口が軸受の下方に位置して、エ
ンジン停止で油ポンプによる潤滑油の圧送が停止
されると、タービンとコンプレツサの各翼車の慣
性力で回転軸が回転しているにも係らず該軸受へ
の潤滑油の供給が直ちに停止されてしまうといつ
た不都合も解消し得るようにした装置を提供する
ことをその目的とするもので、以下本考案を第3
図以下に示す実施例に付説明する。
第3図を参照して、Eは自動2輪車の車体中間
部に搭載したV型2気筒エンジン、Tはターボチ
ヤージヤを示し、該ターボチヤージヤTは、第4
図に示す如く中間の軸受ハウジング1とその軸方
向両側の排気タービン2とコンプレツサ3とを備
えて、該タービン2と該コンプレツサ3との各翼
車2a,3aを該軸受ハウジング1内に備える軸
方向両側の1対の軸受4,4により軸支する回転
軸5を介して互に連結し、該タービン2に第1図
に示す如く該エンジンEのエンジン本体6に備え
る前後のシリンダ7,7からの排気ガスを導入す
る外周の排気入口2bを形成し、その軸方向の排
気マフラMに連る排気出口2cに向けて排気ガス
を流すことにより該タービン翼車2aを回転さ
せ、これに伴う該コンプレツサ翼車3aの回転に
よりエアクリーナAに連る該コンプレツサ3の軸
方向の空気入口3bからその外周の空気出口3c
に向けて空気を圧送し、該空気出口3cに連るプ
リチヤンバPを介して該各シリンダ7,7の気化
器C,Cに空気を加圧供給するようにした。
該ターボチヤージヤTは該軸受ハウジング1に
おいて該エンジン本体6に取付けられるもので、
ここで本考案によれば、該エンジン本体6に例え
ばその前面下部に位置して第5図に示す如く該ハ
ウジング1を下方から支承する受座8を設け、該
ハウジング1をその下端面9において該受座8上
に載置してこれに例えばねじ10により接合固定
自在とし、更に該ハウジング1内に形成する該軸
受4の潤滑用の比較的小径の給油路11と比較的
大径の排油路12との各端部の給油口11aと排
油口12aとを該下端面9に開口させてこれらを
該受座8に備える該エンジン本体6内の図示しな
いオイルポンプに連る給油用接続口13と図示し
ないスカベンジングポンプに連る排油用接続口1
4とに各接続するものとした。
図面で15は該下端面9に該給油口11aと該
排油口12aとの周囲に位置して形成したOリン
グ16の嵌合溝を示す。
ここで該下端面9は、油のシール性を確保すべ
く該嵌合溝15を含めてその全面に亘る精密な仕
上げ加工が必要となるが、上記した第2図に示す
従来例のものでは軸受ハウジングの背側面と下端
面との2面にかかる仕上げ加工を施す必要がある
もので、当該従来例に比し加工性は著しく向上さ
れる。
又、該ハウジング1は該受座8上に載置支承さ
れるもので、その組付け作業に際し、上記した第
1図に示す従来例の如く該ハウジング1を該エン
ジン本体6に押え付けておく必要が無く、組付性
が向上され、更に該ハウジング1を下方から支承
するため上下振動に対する該ハウジング1の取付
強度も向上される。
尚、該下端面9に該給油口11aを開口させる
と、このままでは上記の如くエンジン停止による
オイルポンプの駆動停止で該給油口11aの上方
位置に存する該軸受4への潤滑油の供給が直ちに
停止され、該回転軸5のエンジン停止後の慣性回
転に際しての潤滑を行い得なくなるため、本考案
においては、該給油口11aから上方にのびる該
給油路11を該軸受4より上方位置の迂回部を存
して該軸受4に連るものに構成し、該迂回部に油
溜り11bを形成して、エンジン停止後も該油溜
り11bから該軸受4に暫時潤滑油が供給される
ようにした。
該油溜り11bは、例えば第5図に明示する如
く該軸受4の上方位置の迂回部に該軸受4に向つ
て前下に傾斜させて形成した大径の斜孔で構成さ
れるもので、該油溜り11bの前端に第4図に明
示する如く軸方向の油孔11cを連通させ該油孔
11cを介して軸方向両側の該各軸受4に潤滑油
が供給されるようにした。
尚、該油溜り11bを構成する斜孔を第5図に
点線で示す如く該油孔11cとの連通部より更に
前方に延長して形成しても良く、これによれば潤
滑油に含まれる切粉等の異物はこの延長部11d
に流入して、該軸受4への異物の侵入が防止され
る。
この様に本考案によるときは、軸受ハウジング
をその下端面においてエンジン本体の受座上に接
合させ、該下端面に給油口と排油口とを開口させ
て、これらを該受座に備える給油用と排油用の各
接続口の接続するもので、該ハウジングへの配管
構造が簡素化されて油洩れの発生が有効に防止さ
れると共に、該ハウジングの加工性と該エンジン
本体への組付性とが共に向上され、更に該給油口
から上方にのびる該ハウジング内の給油路を軸受
より上方位置に迂回させて、この迂回部に油溜り
を形成するもので、エンジン停止後も該油溜りか
ら該軸受に潤滑油が供給され、エンジン停止後の
回転軸の慣性回転に際しての潤滑が与えられて、
該軸受の過熱が防止される効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は夫々従来例の截断側面図、
第3図は本案装置を適用するターボチヤージヤを
搭載した自動2輪車の側面図、第4図はそのター
ボチヤージヤの截断正面図、第5図は第4図の
−線截断側面図である。 1……軸受ハウジング、2……排気タービン、
3……コンプレツサ、2a,3a……翼車、4…
…軸受、5……回転軸、6……エンジン本体、8
……受座、9……下端面、11……給油路、11
a……給油口、11b……油溜り、12……排油
路、12a……排油口、13……給油用接続口、
14……排油用接続口。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 中間の軸受ハウジングとその軸方向両側の排気
    タービンとコンプレツサとを備え、該タービンと
    該コンプレツサとの各翼車を該ハウジング内の軸
    受に軸支する回転軸を介して互に連結して成るタ
    ーボチヤージヤであつて、該ハウジングをエンジ
    ン本体に取付けると共に、該油受への潤滑油の給
    排油を行う該ハウジング内の給油路と排油路とを
    夫々その端部の給油口と排油口とにおいて該エン
    ジン本体に備える給油用と排油用の各接続口に接
    続するものにおいて、該エンジン本体に該ハウジ
    ングを下方から支承する該各接続口を備えた受座
    を設け、該受座に接合される該ハウジングの下端
    面に該給油口と該排油口とを各開口させ、該給油
    口から上方にのびる該給油路を該軸受より上方位
    置の迂回部を存して該軸受に連るものに構成し、
    該迂回部に油溜りを形成して成るターボチヤージ
    ヤの潤滑装置。
JP4800983U 1983-04-02 1983-04-02 タ−ボチヤ−ジヤの潤滑装置 Granted JPS59154830U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4800983U JPS59154830U (ja) 1983-04-02 1983-04-02 タ−ボチヤ−ジヤの潤滑装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4800983U JPS59154830U (ja) 1983-04-02 1983-04-02 タ−ボチヤ−ジヤの潤滑装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59154830U JPS59154830U (ja) 1984-10-17
JPS6246823Y2 true JPS6246823Y2 (ja) 1987-12-21

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ID=30178547

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JP4800983U Granted JPS59154830U (ja) 1983-04-02 1983-04-02 タ−ボチヤ−ジヤの潤滑装置

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104024599B (zh) * 2011-11-24 2017-05-03 博格华纳公司 排气涡轮增压器及其轴承壳体

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JPS59154830U (ja) 1984-10-17

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