JPS6246281Y2 - - Google Patents

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JPS6246281Y2
JPS6246281Y2 JP1986050000U JP5000086U JPS6246281Y2 JP S6246281 Y2 JPS6246281 Y2 JP S6246281Y2 JP 1986050000 U JP1986050000 U JP 1986050000U JP 5000086 U JP5000086 U JP 5000086U JP S6246281 Y2 JPS6246281 Y2 JP S6246281Y2
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photocoupler
light
transparent resin
light emitting
emitting element
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、発光素子と受光素子を組合せた光結
合素子、すなわちホトカプラに関し、特に発光素
子よりの発光を受光素子に伝える伝達部に透明樹
脂を用い、かつその外側を不透明な樹脂でモール
ドして成るホトカプラに関する。
ホトカプラは入力側すなわち発光素子の発光
を、出力側、すなわち受光素子で受けて信号を伝
達する素子であり、入力側と出力側を電気的に分
離し得る利点がある。このためには、入力側と出
力側は完全に電気的に絶縁されるべきであり、入
出力間には高い絶縁耐圧が要求される。第1図b
に示す上記構造のホトカプラで、入出力間に電圧
を印加し、徐々に電圧を上げると、透明樹脂14
と不透明樹脂15との界面で絶縁破壊を起こす。
このことは、実際にホトカプラが絶縁破壊を起こ
す電圧が、透明樹脂14の絶縁耐圧でなく、入力
側フレーム11より出力側フレーム11までの透
明樹脂14と不透明樹脂15との界面距離1(第
1図b参照)によつて決まることを示す。
従来の構造のホトカプラは、透明樹脂14と不
透明樹脂15の境界面は、第1図bのように曲面
であるため、入力側フレーム11と出力側フレー
ム11との間の界面上の距離が、実際のフレーム
間の間隔よりも、さほど長くなく入出力間の絶縁
耐圧が比較的低い。入出力間の絶縁耐圧を高める
方法として発光素子12と受光素子22との間隔
を広くするなどの方法があるが、この方法では発
光面から受光面までの間隔が広くなるので受光面
に到達する発光素子12から発せられた光が弱く
なり出力電流が小さくなるので、入力電流Iinと
出力電流Ioutとの比である電流伝達率Iout/Iinが
小さくなるという欠点がある。したがつて従来の
ホトカプラは定められた電流伝達率を確保するた
めには、発光素子12と受光素子22との間隔を
ある程度以上広げることができず、そのため入出
力間の絶縁耐圧に限界があるという欠点がある。
本考案の目的は、従来のホトカプラにおける前
記欠点をとり除き、発光素子と受光素子との間隔
を広げることなく、入出力間の絶縁耐圧の高いホ
トカプラを提供することである。
本考案の前記目的は、発光素子と受光素子との
間隔を広げることなく、発光側フレームから受光
側フレームに至る透明樹脂と不透明樹脂との界面
上の距離を長くすることにより達成される。すな
わち、本考案のホトカプラは透明樹脂と不透明樹
脂との界面を複数のくびれを形成するひだ状にし
たことを特徴とする。本考案によれば発光面と受
光面との間の間隔が広がらないので受光面に到達
する光は弱くならず、したがつて電流伝達率を低
くすることなく発光側フレームより受光側フレー
ムまでの透明樹脂と不透明樹脂との界面上の距離
を長くすることが可能となり、入出力間の絶縁耐
圧が高いホトカプラが得られる。
次に本考案を実施例に従つて第2図〜第4図を
参照して説明する。
本考案によるホトカプラは別々のリードフレー
ム上に、発光素子ペレツト11、受光素子ペレツ
ト22をそれぞれマウントし、ボンデイング線1
3として金線をボンデイングする。次に第2図a
に示すように透明樹脂と離型性が良く。透明樹脂
の1部で、発光素子11から発せられた光が通過
する部分が、少なくとも1つのひだ状の外輪を有
する中細りの円柱形になるよう中空部分を有する
型24を用いて、発光側フレーム11、受光側フ
レーム11のそれぞれに、上記型24をペレツト
12,22が中空部分にはいるように置き、その
中にペースト状の透明樹脂34を流し込み終つた
状態が第2図bである。
次に透明樹脂34が固まらないうちに第3図a
に示すように発光部12受光部22が正対するよ
うに組合せ、透明樹脂34の面どおしを密着さ
せ、キユアして透明樹脂34を固めた後、型24
をとりはずし、(第3b)、不透明樹脂15でモー
ルドしてパツケージングを行なう。第4図に、上
記のように製作されたホトカプラの内部構造図を
示す。
以上のように製作されたホトカプラの入出力間
の耐圧試験を行なつた。その結果、本考案によ
る、透明樹脂34と不透明樹脂15の界面が複数
のくびれを形成するひだ状の形状を有するホトカ
プラは、発光側フレーム11と受光側フレーム1
1との間隔が、上記本発明によるホトカプラと同
じで、透明樹脂34と不透明樹脂15との界面が
ひだ状の形状を有しない従来のホトカプラよりも
入出力間の絶縁耐圧が約20%高いという結果にな
り、著しい改善が認められた。さらに本考案の主
旨からは第5図のように、透明樹脂44のひだの
数を多くすることによつて入出力間の絶縁耐圧を
さらに上げることも可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図aは通常のホトカプラの外形図。第1図
bは従来のホトカプラの内部構造を示す断面図。
第2図a,b、第3図a,bは本考案の一実施例
の途中の工程での断面図。第4図は、本考案の実
施例の断面図。第5図は本考案の他の実施例を示
す断面図。 11……リードフレーム、12……発光素子ペ
レツト、13……ボンデイング線、14,34,
44……透明樹脂、15……不透明樹脂、22…
…受光素子ペレツト、24……型。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 発光素子と受光素子とを中細りの円柱形透明樹
    脂の両端に配置し、外周を不透明な樹脂でモール
    ドした二重モールド構造のホトカプラにおいて、
    前記発光素子と受光素子との間に延在する前記透
    明樹脂の側面と前記不透明樹脂との界面が、複数
    のくびれを形成するひだ状の形状を有することを
    特徴とするホトカプラ。
JP1986050000U 1986-04-03 1986-04-03 Expired JPS6246281Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1986050000U JPS6246281Y2 (ja) 1986-04-03 1986-04-03

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JP1986050000U JPS6246281Y2 (ja) 1986-04-03 1986-04-03

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JPS61164057U JPS61164057U (ja) 1986-10-11
JPS6246281Y2 true JPS6246281Y2 (ja) 1987-12-12

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ID=30567719

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JP1986050000U Expired JPS6246281Y2 (ja) 1986-04-03 1986-04-03

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Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5721337Y2 (ja) * 1975-12-01 1982-05-08

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Publication number Publication date
JPS61164057U (ja) 1986-10-11

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