JPS6245979Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6245979Y2
JPS6245979Y2 JP668081U JP668081U JPS6245979Y2 JP S6245979 Y2 JPS6245979 Y2 JP S6245979Y2 JP 668081 U JP668081 U JP 668081U JP 668081 U JP668081 U JP 668081U JP S6245979 Y2 JPS6245979 Y2 JP S6245979Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
axle
center
engine
gravity
liquid tank
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP668081U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS57120179U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP668081U priority Critical patent/JPS6245979Y2/ja
Publication of JPS57120179U publication Critical patent/JPS57120179U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS6245979Y2 publication Critical patent/JPS6245979Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Catching Or Destruction (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、例えば除草剤散布等に使用される単
軸式自走車の改良に関し、液タンク内の液量が変
化しても、車輌バランスの悪化を最小限に食止め
るようにすることを目的とする。
従来、単軸式自走車は、シヤーシの中途下方に
駆動車輪を支持し、シヤーシの車輪より前部に動
力噴霧機及び液タンクを配置し、その後部にエン
ジンを配置し、シヤーシの中途部から後上方にハ
ンドルを延設しており、液タンクはその略全体が
車輪の中心より前方に位置している。そのため、
車輌重心は車輪中心より前方にあり、常にハンド
ルを押下げながら作業をしている。前部に重心が
あると自走車の操作は良好であるが、それにも限
度があり、特に液タンクに薬液等が充満されてい
る場合は、強力な力でハンドルを押下げていなけ
ればならず、逆に操作困難になり、車輌バランス
は悪化している。
本考案は、このような従来の欠点を、液タンク
内の収納液が充満状態から中間状態まで減少する
に従つて、車輌重心が車軸の後方から前方へ移行
するように液タンクの形状を形成することにより
解消しようとするものであり、その特徴とすると
ころは、シヤーシの中途部に単一の車軸を支持
し、シヤーシに支持される作業機とエンジンとを
車軸の前方と後方とに夫々配置し、前記作業機と
エンジンとの間に作業機用液タンクを搭載した単
軸式自走車において、前記液タンクの下部の前後
方向中心は車軸より前方に位置し、且つその上部
は下部より後方向に突出してエンジンの上方を覆
つており、上部の前上面は前端へ漸次低く形成さ
れている点にある。
以下、本考案の実施例を図面に基いて説明す
る。
第1図乃至第3図において、自走車1は中央に
2本のパイプ2と、その左右に2本の筒部材3,
4を配置し、パイプ2の中途部及び筒部材3,4
の前部を固定板5で連結し、パイプ2の後部及び
筒部材3,4の中途部を固定板6で連結して、シ
ヤーシ7を形成している。
パイプ2の後部は上方突状の円弧に形成され、
駆動車輪8の外周に沿つて配置されている。車輪
8は1輪で、その車軸9は左右1対の支持部材1
0を介して筒部材3,4に支持されている。尚、
駆動車輪8は1軸2輪であつても良く、単一車軸
であれば良い。
筒部材3,4の後端にはエンジン12が取付け
られており、その左側部のミツシヨンケース13
には2本の動力取出軸14,15が設けられてお
り、1本の軸14は1対のベベルギヤ16,17
を介して筒部材3を貫通している伝動軸18を駆
動しており、他方の軸17は巻掛伝動機構19を
介して車軸9を駆動している。
20は巻掛伝動機構19を保護している伝動ケ
ースで、軸21を中心に揺動可能であり、前記支
持部材10には軸21を中心とする円弧状のガイ
ド溝22が形成されており、筒部材3に固着され
たボルト23はこのガイド溝22に貫通してお
り、このボルト23に螺合するナツト(図示せ
ず)を弛めることにより車輪8車軸9及び支持部
材10はボルト23に案内されて、軸21を中心
に揺動可能であり、これはシヤーシ7の高さを調
整するのに使用される。
エンジン12の上部には燃料タンク26がエン
ジン12を覆うように配置されており、27は燃
料タンク26の注入口キヤツプである。エンジン
12の下部には取付台28を介してスタンド29
が取付けられており、30は不安定切換えのスプ
リングで、スタンド29の使用用時は第1図実線
位置で保持され、作業時は仮想線で示す位置に退
避させておく。
32は作業機としての動力噴霧機33の取付台
で、パイプ2の前端と固定板5とに固定されてお
り、この取付台32の前上部にはパイプ製保護枠
34が固着されており、動力噴霧機33の制御部
35を保護し噴霧管(図示せず)の取付けにも利
用されることがある。
36は筒部材3の先端に設けられたギヤケース
でこのギヤケース36は1本の水平軸37を支持
し、その内部の1対のベベルギヤ38,39で伝
動軸18の回転を水平軸37に伝達している。前
記動力噴霧機33の入力軸40と水平軸37とに
はプーリ41,42が設けられプーリ41,42
間にはベルト43が巻掛けられている。
前記エンジン12の出力はミツシヨンケース1
3を経て伝動軸18に伝えられ、伝動軸18から
水平軸37及び入力軸40を介して動力噴霧機3
3を駆動している。尚、ミツシヨンケース13に
は車輪8及び/又は動力噴霧機33を切換え駆動
するためのクラツチが設けられている。
51は左右の筒部材3,4に設けられているハ
ンドル取付ブラケツトであり、ハンドル52の下
端にはアングル状のガイド体53が設けられてお
り、このガイド体53の下部にはピン54を介し
て取付ブラケツト51に回動自在に連結されてい
る。55は取付ブラケツト51に形成され且つピ
ン54を中心とする円弧状に形成された長孔であ
り、56はこの長孔55を貫通し、前記ガイド体
53に螺合しているボルトであり、このボルト5
6を締結することにより、ハンドル52はシヤー
シ7に対して固定であり、ボルト56を弛める
と、ピン54を中心にしてハンドル52の上端を
上下方向に位置調整可能となる。
左右ハンドル52の上端の把持部57には夫々
アクセル、クラツチ及びブレーキ等の操作部が配
置されている。
60はエンジン12と動力噴霧機33の間でシ
ヤーシ7上に搭載されている液タンクであり、動
力噴霧機33で散布される除草剤等の薬液が収納
されている。この液タンク60の下部61の底面
62は車輪8の外周に沿つた形状に形成されてお
り、下部61の中心A(下部61のみの仮想重
心)及びその略全体は車軸9より前方に位置し、
液タンク60の上部63は下部61の上端から後
方に延設されており、上部63の中心B(上部6
3のみの仮想重心)は車軸9より後方に位置して
いる。上部63はエンジン12及び燃料タンク2
6の上方を覆うように配置されており、上部63
の後端は燃料タンク26への燃料注入の障害にな
らないように、キヤツプ27の上方だけが切欠さ
れており、液注入部64は上部63の後部に形成
されている。上部63の前上端部から下部61の
前上端にかけては傾斜面65が形成されている。
即ち、燃料タンク26の上部の前上面は前端へ漸
次低く形成されている。
Cは車軸9の中心を通る垂線であり、前記エン
ジン12、動力噴霧機33を含む自走車1の全重
量の重心Dは、前記液タンク60内に液がないと
き、垂線Cより前方(重心D1)にあり、作業者は
ハンドル52を押下げながら操作し、収納液が中
位以下(下部61の上端以下)のときも同様に重
心D2は垂線Cより前方に位置し、従来と同様に
自走車1を容易に操作でき、液タンク60内に収
納液が下部61の上端よりも高く充満していると
き、垂線Cより若干後方(重心D3)にあり、作業
者はハンドル52を引上げながら操作し、収納液
の液面が液タンク60の例えば下部61の上端よ
りも若干高位置であるときに、重心Dが垂線Cの
上に位置するように設定されている。重心Dは燃
料タンク26の前上面が下向き傾斜しているた
め、重心D3からD2へはなめらかに移行し、且つ
上後部の突出量が少なくとも重心D3を垂線Cか
ら後方へ確実に離しておくことができる。尚、重
心D3が垂線Cの後方に離れているといえども少
し離れるだけであるので、ハンドル52の引上げ
力は小さくて良い。
以上、詳述した本考案によれば、液タンクの下
部の前後方向中心は車軸より前方に位置し、且つ
その上部は下部より後方向に突出してエンジンの
上方を覆つており、上部の前上面は前端へ漸次低
く形成されているので、収納液が充満状態から中
間状態(充満状態の例えば約半分量)まで減少す
るに従つて、車輌重心は車軸の後方から前方へゆ
るやかに移行し、収納液が略中位以下のときは従
来と同様に前方重心で車輌の操作性は良く、収納
後が上位まであるときでも、重心が若干後方にな
るだけで、車輌のバランスを略良好に保つことが
でき、操作性は良く、従来のような収納液を充満
することによる車輌バランスの悪化は防止でき、
また、燃料タンクの後上部でエンジンの上部を保
護することができ、且つ前後長さをコンパクトに
設計できる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示しており、第1図は
側面図、第2図は平面図、第3図は作業機の図示
を省略した正面図である。 1……自走車、7……シヤーシ、8……駆動車
輪、9……車軸、12……エンジン、26……燃
料タンク、33……動力噴霧機、60……液タン
ク、61……下部、63……上部、A……下部中
心、B……上部中心、C……垂線、D……重心。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. シヤーシの中途部に単一の車軸を支持し、シヤ
    ーシに支持される作業機とエンジンとを車軸の前
    方と後方とに夫々配置し、前記作業機とエンジン
    との間に作業機用液タンクを搭載した単軸式自走
    車において、前記液タンクの下部の前後方向中心
    は車軸より前方に位置し、且つその上部は下部よ
    り後方向に突出してエンジンの上方を覆つてお
    り、上部の前上面は前端へ漸次低く形成されてい
    ることを特徴とする単軸式自走車。
JP668081U 1981-01-20 1981-01-20 Expired JPS6245979Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP668081U JPS6245979Y2 (ja) 1981-01-20 1981-01-20

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP668081U JPS6245979Y2 (ja) 1981-01-20 1981-01-20

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57120179U JPS57120179U (ja) 1982-07-26
JPS6245979Y2 true JPS6245979Y2 (ja) 1987-12-09

Family

ID=29804959

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP668081U Expired JPS6245979Y2 (ja) 1981-01-20 1981-01-20

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6245979Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS57120179U (ja) 1982-07-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5964082A (en) Power mower with riding platform for supporting standing-operator
US6322151B2 (en) Power buggy
US4263977A (en) Carrier vehicle for a motor-driven rotary mower
US3982697A (en) Spraying apparatus
JPS6245979Y2 (ja)
US6405515B1 (en) Power mower with riding platform for supporting standing-operator
JPS6222145Y2 (ja)
JPS6213479Y2 (ja)
JPS6142376Y2 (ja)
JPS6327804Y2 (ja)
JPS63551Y2 (ja)
JP2813273B2 (ja) 乗用型田植機の苗掬い板保持装置
JPH081603Y2 (ja) 管理作業車
JPH0441960Y2 (ja)
JP2963060B2 (ja) 施肥装置付き乗用型田植機
JP2694852B2 (ja) 前部作業機装着車輌
JPS6330513Y2 (ja)
JP3221432B2 (ja) 散布作業車
JPS6115987Y2 (ja)
JP2964991B2 (ja) 散布作業車
JPH0220151Y2 (ja)
JPS6230950Y2 (ja)
JPS6218278Y2 (ja)
JPS6129553Y2 (ja)
JPH11308957A (ja) 散布作業車