JPS63551Y2 - - Google Patents

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JPS63551Y2
JPS63551Y2 JP1981056378U JP5637881U JPS63551Y2 JP S63551 Y2 JPS63551 Y2 JP S63551Y2 JP 1981056378 U JP1981056378 U JP 1981056378U JP 5637881 U JP5637881 U JP 5637881U JP S63551 Y2 JPS63551 Y2 JP S63551Y2
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JP
Japan
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engine
frame
tank
shaft
working machine
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JP1981056378U
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English (en)
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JPS57168488U (ja
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  • Auxiliary Drives, Propulsion Controls, And Safety Devices (AREA)
  • Arrangement Or Mounting Of Control Devices For Change-Speed Gearing (AREA)
  • Catching Or Destruction (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、除草剤散布機、播種機等に使用でき
る単軸自走作業車に関する。
単一駆動車軸に1又は2車輪を設けた単独自走
作業車は、実公昭33−13316号公報に示されたも
のがあり、この作業車は、フレームの前後にエン
ジンと作業機とを振分け配置し、前後中途位置に
単一駆動車軸を懸架し、且つ中途位置から後上方
へ左右1対のハンドルを延設している。
このような自走作業車を除草剤散布機又は播種
機等に応用する場合、除草剤又は種子を収納した
タンクを搭載しなければならないが、前記従来技
術では、フレームより上方に、車軸用伝動ケース
が突出し且つエンジンから伝動ケースへの伝動機
構も位置するため、大きいタンクを搭載できな
く、また、小さいタンクを搭載する場合でも、取
付台を設けるだけでなく、側方落下防止用の取付
具等を必要とし、実質的に応用し難いものであつ
た。
本考案は、このような従来の問題点に鑑み、エ
ンジンから車軸への伝動機構をフレームより下方
に配置して、フレームの前後略中央上にタンクを
配置可能にし、且つ左右1対のハンドルでタンク
の保持ができるようにした単軸自走作業車を提供
することを目的とする。
この目的を達成するための本考案の特徴は、車
輪8を有する単一駆動車軸9に支承されたフレー
ム7上の前後位置にエンジン12及び作業機33
を搭載し、前後中途位置から後上方に左右1対の
ハンドル52を延設した単軸自走作業車におい
て、 前記エンジン12から駆動車軸9へ動力を伝達
する伝動機構19をフレーム7より下方に配置
し、フレーム7上の前後略中央位置にエンジン1
2及び作業機33と略直列状にタンク65を配置
し、左右ハンドル52をタンク65の左右各側面
に近接配置した点にある。
以下、本考案の実施例を図面に基いて説明す
る。
第1図乃至第4図において、単軸自走作業車1
は中央に2本のパイプ2と、その左右に2本の筒
部材3,4を配置し、パイプ2の中途部及び筒部
材3,4の前部を固定板5で連結し、パイプ2の
後部及び筒部材3,4の中途部を固定板6で連結
して、フレーム7を形成している。
パイプ2の後部は上方突状の円弧に形成され、
駆動車輪8の外周に沿つて配置されている。車輪
8は1輪で、その単一駆動車軸9は左右1対の支
持部材10を介して筒部材3,4に支持されてい
る。尚、車輪8は車軸9の両端に2輪設けても良
い。
筒部材3,4の後端にはエンジン12が取付け
られており、その左側部のミツシヨンケース13
には2本の動力取出軸14,15が設けられてお
り、1本の軸14は1対のベベルギヤ16,17
を介して筒部材3を貫通している伝動軸18を駆
動しており、他方の軸15は巻掛伝動機構19を
介して車軸9を駆動している。
20は伝動機構19を保護している伝動ケース
で、前記フレーム7の一側下方に位置し、軸15
を中心に揺動可能であり、前記支持部材10には
軸15を中心とする円弧状のガイド溝22が形成
されており、筒部材3に固着されたボルト23は
このガイド溝22に貫通しており、このボルト2
3に螺合するナツト(図示せず)を弛めることに
より車輪8車軸9及び支持部材10はボルト23
に案内されて、軸15を中心に揺動可能であり、
これはフレーム7の高さを調整するのに使用され
る。
エンジン12の上部には燃料タンク26がエン
ジン12を覆うように配置されており、エンジン
12の下部には取付台28を介してスタンド29
が取付けられている。
32は作業機としての動力噴霧機33の取付台
で、パイプ2の前端と固定板5とに固定されてお
り、この取付台32の前上部にはパイプ製取付枠
34が固着されており、動力噴霧機33の制御部
35を保護している。
36は筒部材3の先端に設けられたギヤケース
でこのギヤケース36は1本の水平軸37を支持
し、その内部の1対のベベルギヤ38,39で伝
動軸18の回転を水平軸37に伝達している。前
記動力噴霧機33の入力軸40と水平軸37とに
プーリ41,42が設けられプーリ41,42間
にはベルト43が巻掛けられている。また、伝動
軸18はギヤケース36内部で2分割されてい
て、クラツチ44が設けられており、動力噴霧機
33への動力の断接を可能にしている。
前記エンジン12の出力はミツシヨンケース1
3を経て伝動軸18に伝えられ、伝動軸18から
水平軸37及び入力軸40を介して動力噴霧機3
3を駆動している。尚、ミツシヨンケース13に
も車輪8及び動力噴霧機33への動力の断接をす
るためのクラツチが設けられている。
51は左右の筒部材3,4に設けられているハ
ンドル取付ブラケツトであり、ハンドル52の下
端にはアングル状のガイド体53が設けられてお
り、このガイド体53の下部にはピン54を介し
て取付ブラケツト51に回動自在に連結されてい
る。55は取付ブラケツト51に形成され且つピ
ン54を中心とする円弧状に形成された長孔であ
り、56はこの長孔55を貫通し、前記ガイド体
53に螺合しているボルトであり、このボルト5
6を締結することにより、ハンドル52はフレー
ム7に対して固定であり、ボルト56を弛める
と、ピン54を中心にしてハンドル52の上端を
上下方向に位置調整可能となる。前記ハンドル5
2はパイプ材で形成されていて間隔をおいて左右
1対であり、互いに連結され、フレーム7の前後
中途位置から後上方へ延設されている。
右ハンドル52Rの上端の把持部57Rにはボ
ーデンワイヤ58を介してミツシヨンケース13
内のクラツチを断接するクラツチレバー59が設
けられ、左ハンドル52Lの上端の把持部57L
には同じくボーデンワイヤ60を介してエンジン
12のミツシヨンケース13に接続されたチエン
ジレバー61と、ボーデンワイヤ62を介してギ
ヤケース36に設けられた作業機33用クラツチ
44を断接するクラツチレバー63とが設けられ
ている。
65はエンジン12と動力噴霧機33の間でフ
レーム7上に搭載されている液タンクであり、動
力噴霧機33で散布される除草剤等の薬液が収納
されている。この液タンク65はフレーム7の前
後略中央上部で且つ左右ハンドル52L,52R
間に配置されており、第3図に示す如く、左右ハ
ンドル52L,52Rは液タンク65の左右各側
面に近接していて液タンク65が側方へ落下する
のを阻止する保持具の役目もしている。
前記動力噴霧機33の制御部35の吸入口66
はタンク65の底部と大ホース67を介して連通
され、余水口68はタンク65の中部と大ホール
69を介して連通されている。70は制御部35
の吐出口71に接結された吐出ホースで、一方の
パイプ2内を通つて後方へ延長され、切換弁72
を介して噴射ホース73に接続されている。噴射
ホース73は他方のパイプ2内を通つて前方へ延
長され、又ホース74となつて噴射パイプ75に
接続されている。
タンク65内の薬液は大ホース67を介して制
御部35に吸入され、噴霧しないときには制御部
35内のリリーフ弁64を介して大ホース69か
らタンク65へ余水として戻され、吐出口71か
ら吐出ホース70に供給される薬液は切換弁72
によつて流出が阻止される。
薬液を噴霧するときは、切換弁72を開にして
吐出ホース70から噴射ホース73への流通を可
能にし、2又ホース74を介して噴射パイプ75
のノズル76から噴射する。噴霧量の調整等によ
り液圧が過大になると、制御部35のリリーフ弁
65が作動して、薬液は大ホース69を介してタ
ンク65に戻される。
77は左右ハンドル52R,52L間に架設さ
れたブラケツトで、左右ハンドル52R,52L
を連結してその補強をしており、切換弁72を支
持している。ブラケツト77の支持部78には切
換弁72が設けられており、この切換弁72に吐
出ホース70の一端と噴射ホース73の一端とが
接続されている。
この切換弁72及び前記クラツチレバー63等
によつて作業機33の操作部80が形成されてお
り、この操作部80はクラツチレバー59及びチ
エンジバー61等を有するエンジン12の操作部
81の近傍に位置しており、操作部80,81は
共にハンドル52の上端に配置され、手元操作部
となつている。
左右1対の噴射パイプ75は、夫々フレーム7
の前部に固定された取付枠34にホルダ83を介
して取付けられており、各噴射パイプ75はホル
ダ83に対して起伏自在であり、ホルダ83は取
付枠34に対して上下位置調整自在である。
前記動力噴霧機33とエンジン12とは液タン
ク65を挾んでその前後に配置されており、略直
列になつており、全体の重心Gは略幅方向中心線
C上に位置し、且つ車軸9上に位置する。
これによつて作業車1は左右バランス及び前後
バランスが良好になつている。
尚、液タンク65の前にエンジン12を、後に
動力噴霧機33を搭載しても良く、その場合でも
前後、左右バランスを良好に保つことはできる。
また、液タンク65の後に配置されるエンジン1
2又は動力噴霧機33はそれ自体、ハンドル52
の上端部の近傍に位置し、それらの操作部80,
81をハンドル52に設けなくともオペレータは
手元操作可能であるので、液タンク65の前に位
置するエンジン12又は動力噴霧機33の操作部
80,81のみをハンドル52の上端部に設けて
手元操作可能にしても良い。更に、作業機として
播種機を使用する場合は、動力噴霧機33の代り
に種子繰出装置を、液タンク65の代りに種子タ
ンクを夫々配置する。
以上詳述した本考案によれば、エンジンから駆
動車軸へ動力を伝達する伝動機構をフレームより
下方に配置しているので、伝動機構に妨害される
ことなくフレーム上にタンクを配置することがで
き、タンクをフレーム上の前後略中央位置にエン
ジン及び作業機と略直列状に配置しているので、
作業車の前後バランスが良好となり、操縦性が良
くなり、且つ幅方向がコンパクトになつて作物間
の通過が容易であり、しかも左右ハンドルをタン
クの左右各側面に近接させているので、ハンドル
にタンク保持の役目をさせることができ、取付台
及び保持具等を省略することができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示しており、第1図は
側面図、第2図は平面図、第3図は正面図、第4
図は作業機の手元操作部の一部を示す斜視図であ
る。 1……単軸自走作業車、7……フレーム、8…
…車輪、9……車軸、12……エンジン、33…
…動力噴霧機、52R,52L……左右ハンド
ル、65……タンク、72……切換弁、80……
作業機操作部、81……エンジン操作部、G……
全体重心、C……中心線。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 車輪8を有する単一駆動車軸9に支承されたフ
    レーム7上の前後位置にエンジン12及び作業機
    33を搭載し、前後中途位置から後上方に左右1
    対のハンドル52を延設した単軸自走作業車にお
    いて、 前記エンジン12から駆動車軸9へ動力を伝達
    する伝動機構19をフレーム7より下方に配置
    し、フレーム7上の前後略中央位置にエンジン1
    2及び作業機33と略直列状にタンク65を配置
    し、左右ハンドル52をタンク65の左右各側面
    に近接配置したことを特徴とする単軸自走作業
    車。
JP1981056378U 1981-04-17 1981-04-17 Expired JPS63551Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1981056378U JPS63551Y2 (ja) 1981-04-17 1981-04-17

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1981056378U JPS63551Y2 (ja) 1981-04-17 1981-04-17

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57168488U JPS57168488U (ja) 1982-10-23
JPS63551Y2 true JPS63551Y2 (ja) 1988-01-07

Family

ID=29852886

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1981056378U Expired JPS63551Y2 (ja) 1981-04-17 1981-04-17

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JPS57168488U (ja) 1982-10-23

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