JPS6222145Y2 - - Google Patents
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- JPS6222145Y2 JPS6222145Y2 JP1981056383U JP5638381U JPS6222145Y2 JP S6222145 Y2 JPS6222145 Y2 JP S6222145Y2 JP 1981056383 U JP1981056383 U JP 1981056383U JP 5638381 U JP5638381 U JP 5638381U JP S6222145 Y2 JPS6222145 Y2 JP S6222145Y2
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- JP
- Japan
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- frame
- rear side
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- work machine
- shaft
- Prior art date
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Links
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Landscapes
- Catching Or Destruction (AREA)
- Vehicle Cleaning, Maintenance, Repair, Refitting, And Outriggers (AREA)
- Arrangement Of Transmissions (AREA)
- Special Spraying Apparatus (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は防除作業等に使用される農用自走作業
車に関し、作業者が作業を容易に行えるようにす
ると共に、作業者の労力を軽減して、作業者の向
上を図ることを目的とする。
車に関し、作業者が作業を容易に行えるようにす
ると共に、作業者の労力を軽減して、作業者の向
上を図ることを目的とする。
従来、防除作業等に使用される農用自走作業車
では、通常車軸が単一とされて、フレームの前後
方向中間部に備えられ、該車軸に1輪又は2輪の
駆動車輪が備えられると共に、フレームに、作業
機用タンクを挾んでエンジンと作業機とが配備さ
れて、全体の重心が前記車軸より後方側に位置す
るようにされ、しかも、操作ハンドルの把持部が
フレームの後部側に配置されて、該把持部に走行
系操作部と作業機操作部が備えられている。とこ
ろで、上記従来作業車による作業時には、作業者
は作業車の重量を駆動車輪と協働して常時支承し
つつ、走行系操作部と作業機操作部とを操作しな
ければならず、作業を容易に行えないと共に、作
業の労力もかなりのものであつて、作業性が悪か
つたのが実情である。
では、通常車軸が単一とされて、フレームの前後
方向中間部に備えられ、該車軸に1輪又は2輪の
駆動車輪が備えられると共に、フレームに、作業
機用タンクを挾んでエンジンと作業機とが配備さ
れて、全体の重心が前記車軸より後方側に位置す
るようにされ、しかも、操作ハンドルの把持部が
フレームの後部側に配置されて、該把持部に走行
系操作部と作業機操作部が備えられている。とこ
ろで、上記従来作業車による作業時には、作業者
は作業車の重量を駆動車輪と協働して常時支承し
つつ、走行系操作部と作業機操作部とを操作しな
ければならず、作業を容易に行えないと共に、作
業の労力もかなりのものであつて、作業性が悪か
つたのが実情である。
本考案は上記問題を解決したものであつて、そ
の特徴とする処は、フレームが、前後方向に配設
される左右一対の筒体を有し、フレームの前後方
向中間部を単一の駆動車輪により支承し、フレー
ムの前部と後部の一方に、エンジン、他方に、作
業機を夫々配設すると共に、フレームの前後方向
中間部に、駆動車輪の上方側に位置する作業機用
タンクを配設して、全体の重心を駆動車輪の車軸
より後方側に位置させ、エンジンの動力を駆動車
輪と作業機に夫々伝達する駆動車輪用動力伝達手
段と作業機用動力伝達手段とを作業機用タンクの
側部下方側に配設し、作業機用動力伝達手段は、
フレームの一側の筒体内に配設される伝動軸を有
し、フレームの後部側に、該後部側を支承する補
助車輪を、地面上を転動可能な使用位置と、フレ
ームの後部側に収納状とされる収納位置とに位置
変更自在に備えると共に、フレームの後部側に、
該後部側を支承するスタンド部材を、接地するス
タンド位置と、フレームの後部側に収納状とされ
る収納位置とに位置変更自在に備え、フレームの
後部側に、操作ハンドルの把持部を配設した点に
ある。
の特徴とする処は、フレームが、前後方向に配設
される左右一対の筒体を有し、フレームの前後方
向中間部を単一の駆動車輪により支承し、フレー
ムの前部と後部の一方に、エンジン、他方に、作
業機を夫々配設すると共に、フレームの前後方向
中間部に、駆動車輪の上方側に位置する作業機用
タンクを配設して、全体の重心を駆動車輪の車軸
より後方側に位置させ、エンジンの動力を駆動車
輪と作業機に夫々伝達する駆動車輪用動力伝達手
段と作業機用動力伝達手段とを作業機用タンクの
側部下方側に配設し、作業機用動力伝達手段は、
フレームの一側の筒体内に配設される伝動軸を有
し、フレームの後部側に、該後部側を支承する補
助車輪を、地面上を転動可能な使用位置と、フレ
ームの後部側に収納状とされる収納位置とに位置
変更自在に備えると共に、フレームの後部側に、
該後部側を支承するスタンド部材を、接地するス
タンド位置と、フレームの後部側に収納状とされ
る収納位置とに位置変更自在に備え、フレームの
後部側に、操作ハンドルの把持部を配設した点に
ある。
以下、本考案の一実施例を第1図乃至第4図の
図面に基き説明すれば、農用自走作業車1には、
幅方向中央部に左右一対の内側筒体2が前後方向
に配置されると共に、その左右に一対の外側筒体
3が同じく前後方向に配置され、これらの前部側
が連結板4で連結され、また、後部側が連結板5
で連結されることで、フレーム6が形成されてい
る。
図面に基き説明すれば、農用自走作業車1には、
幅方向中央部に左右一対の内側筒体2が前後方向
に配置されると共に、その左右に一対の外側筒体
3が同じく前後方向に配置され、これらの前部側
が連結板4で連結され、また、後部側が連結板5
で連結されることで、フレーム6が形成されてい
る。
内側筒体2の前部は上方に突出した円弧状に形
成され、駆動車輪7の外周に沿つて配置されてい
る。駆動車輪7は1輪で、その車軸8はフレーム
6の前後方向中間位置に配置されて、左右一対の
支持部材9を介して左右の外側筒体3に支持され
ている。
成され、駆動車輪7の外周に沿つて配置されてい
る。駆動車輪7は1輪で、その車軸8はフレーム
6の前後方向中間位置に配置されて、左右一対の
支持部材9を介して左右の外側筒体3に支持され
ている。
10はフレーム6の前部に配備されるエンジン
で、外側筒体3の前端に固設されている。エンジ
ン10の右側部にはミツシヨンケース11が配設
され、該ケース11には2本の動力取出軸12,
13が設けられている。前記動力取出軸12は一
対のベベルギヤ14,15を介して右側の外側筒
体3内の伝動軸16に連動連結され、また、他方
の動力取出軸12は巻掛伝動機構17を介して車
軸8に連動連結されている。
で、外側筒体3の前端に固設されている。エンジ
ン10の右側部にはミツシヨンケース11が配設
され、該ケース11には2本の動力取出軸12,
13が設けられている。前記動力取出軸12は一
対のベベルギヤ14,15を介して右側の外側筒
体3内の伝動軸16に連動連結され、また、他方
の動力取出軸12は巻掛伝動機構17を介して車
軸8に連動連結されている。
18は巻掛伝動機構17を保護する伝動ケース
で、軸19を中心としてミツシヨンケース11に
対して上下揺動可能である。前記支持部材9には
軸19を中心とする円弧状の案内溝20が形成さ
れて、該案内溝20に外側筒体3に固設されたボ
ルト21が挿通されると共に、同ボルト21にナ
ツト22が螺結され、これにより、支持部材9は
外側筒体3に固定されている。なお、ナツト22
を弛めることにより、車輪7、車軸8、支持部材
9、巻掛伝動機構17等を、ボルト21と案内溝
20との案内作用を受けさせながら軸19を中心
として相対的に上下揺動でき、これによりフレー
ム6の地上高を調整できる。
で、軸19を中心としてミツシヨンケース11に
対して上下揺動可能である。前記支持部材9には
軸19を中心とする円弧状の案内溝20が形成さ
れて、該案内溝20に外側筒体3に固設されたボ
ルト21が挿通されると共に、同ボルト21にナ
ツト22が螺結され、これにより、支持部材9は
外側筒体3に固定されている。なお、ナツト22
を弛めることにより、車輪7、車軸8、支持部材
9、巻掛伝動機構17等を、ボルト21と案内溝
20との案内作用を受けさせながら軸19を中心
として相対的に上下揺動でき、これによりフレー
ム6の地上高を調整できる。
23は燃料タンクで、エンジン10上部にエン
ジン10を覆うように配設されている。
ジン10を覆うように配設されている。
24はフレーム6の前後方向中間部に配置され
る作業機用タンクで、連結板4に固設された載置
台25等を介してフレーム6側に備えられてお
り、その前部側の幅方向中央部は内側筒体2に沿
つて上方に突出した彎曲凹状に形成されている。
なお、タンク23には実施例では除草剤等の薬液
が貯留されている。
る作業機用タンクで、連結板4に固設された載置
台25等を介してフレーム6側に備えられてお
り、その前部側の幅方向中央部は内側筒体2に沿
つて上方に突出した彎曲凹状に形成されている。
なお、タンク23には実施例では除草剤等の薬液
が貯留されている。
26は側面視門型状の取付台で、内側筒体2の
後部側と連結板5とに固設されており、該取付台
26の幅方向中央部側に作業機一例としての動力
噴霧機27が装備されている。動力噴霧機27は
右側の外側筒体3内の伝動軸16から動力を受け
るものであつて、前記外側筒体3の後端にはギヤ
ケース28が固設されている。ギヤケース28に
はクラツチ機構を備える水平軸29が装備され、
該水平軸29の一端側が一対のベベルギヤ30,
31を介して伝動軸16に連動連結されている。
また、水平軸29の他端にはプーリー32が固設
され、該プーリー32と、動力噴霧機27の入力
軸33に固設されたプーリー34との間にベルト
35が巻掛けられることで、巻掛伝動機構36が
構成されている。
後部側と連結板5とに固設されており、該取付台
26の幅方向中央部側に作業機一例としての動力
噴霧機27が装備されている。動力噴霧機27は
右側の外側筒体3内の伝動軸16から動力を受け
るものであつて、前記外側筒体3の後端にはギヤ
ケース28が固設されている。ギヤケース28に
はクラツチ機構を備える水平軸29が装備され、
該水平軸29の一端側が一対のベベルギヤ30,
31を介して伝動軸16に連動連結されている。
また、水平軸29の他端にはプーリー32が固設
され、該プーリー32と、動力噴霧機27の入力
軸33に固設されたプーリー34との間にベルト
35が巻掛けられることで、巻掛伝動機構36が
構成されている。
動力噴霧機27は該噴霧機27を制御するため
の制御部37を有し、該制御部37には、空気チ
ヤンバ38と、調整ハンドル39付きリリーフ弁
40と、噴霧量調整弁41と、噴霧圧力調整弁4
2と、その圧力計43等が備えられている。ま
た、制御部37はタンク24に対して吸入ホース
44と戻しホース45とを介して接続されると共
に、該制御部37は左右一対の噴霧管46と一対
の供給ホース47を介して接続されている。従つ
て、作業時には、動力噴霧機27によりタンク2
4から吸入ホース44を介して薬液が吸入される
と共に、動力噴霧機27からは所望量の薬液が所
望圧力で供給ホース47を介して噴霧管46に送
られ、また、余剰の薬液は戻しホース45を介し
てタンク24に戻される。
の制御部37を有し、該制御部37には、空気チ
ヤンバ38と、調整ハンドル39付きリリーフ弁
40と、噴霧量調整弁41と、噴霧圧力調整弁4
2と、その圧力計43等が備えられている。ま
た、制御部37はタンク24に対して吸入ホース
44と戻しホース45とを介して接続されると共
に、該制御部37は左右一対の噴霧管46と一対
の供給ホース47を介して接続されている。従つ
て、作業時には、動力噴霧機27によりタンク2
4から吸入ホース44を介して薬液が吸入される
と共に、動力噴霧機27からは所望量の薬液が所
望圧力で供給ホース47を介して噴霧管46に送
られ、また、余剰の薬液は戻しホース45を介し
てタンク24に戻される。
噴霧管46はエンジン10後方において左右外
側方に張出状とされるもので、外側筒体3の前部
側にブラケツト48等を介して角度及び高さ調整
自在で且つ着脱自在に備えられており、多数の噴
霧ノズル47を有する。各供給ホース47は左右
の各内側筒体2を挿通されている。
側方に張出状とされるもので、外側筒体3の前部
側にブラケツト48等を介して角度及び高さ調整
自在で且つ着脱自在に備えられており、多数の噴
霧ノズル47を有する。各供給ホース47は左右
の各内側筒体2を挿通されている。
50は左右一対のハンドル取付ブラケツトで、
左右の各外側筒体3の前後方向中間部に固設され
ている。51は左右一対の操作ハンドルで、前端
部が各ブラケツト50に一対宛のボルト52等を
介して固定されて後方に延出されている。なお、
各ブラケツト50の上側又は下側の一方のボルト
孔53は前後方向に長孔状とされ、ハンドル51
は上下方向に位置調整可能とされている。ハンド
ル51の後端部は作業者が把持する把持部54と
され、動力噴霧機27の後方斜め上方側に配置さ
れている。把持部54には、走行系操作部55
と、動力噴霧機操作部56とが備えられている。
走行系操作部55はエンジン10スタートやその
回転数の増減調整、エンジン10から駆動車輪7
への動力の断接及び変速操作等を行うためのもの
であつて、エンジン10及びミツシヨンケース1
1等とボーデンワイヤ57等を介して連動連結さ
れている。動力噴霧機操作部56は動力噴霧機2
7の入切操作等を行うためのものであつて、水平
軸29に備えられたクラツチ機構にボーデンワイ
ヤ58等を介して連動連結されている。
左右の各外側筒体3の前後方向中間部に固設され
ている。51は左右一対の操作ハンドルで、前端
部が各ブラケツト50に一対宛のボルト52等を
介して固定されて後方に延出されている。なお、
各ブラケツト50の上側又は下側の一方のボルト
孔53は前後方向に長孔状とされ、ハンドル51
は上下方向に位置調整可能とされている。ハンド
ル51の後端部は作業者が把持する把持部54と
され、動力噴霧機27の後方斜め上方側に配置さ
れている。把持部54には、走行系操作部55
と、動力噴霧機操作部56とが備えられている。
走行系操作部55はエンジン10スタートやその
回転数の増減調整、エンジン10から駆動車輪7
への動力の断接及び変速操作等を行うためのもの
であつて、エンジン10及びミツシヨンケース1
1等とボーデンワイヤ57等を介して連動連結さ
れている。動力噴霧機操作部56は動力噴霧機2
7の入切操作等を行うためのものであつて、水平
軸29に備えられたクラツチ機構にボーデンワイ
ヤ58等を介して連動連結されている。
ところで、作業車1の全体重心は車軸8より後
方位置にあるようにされており、このため、作業
等を容易に行えるように補助車輪59とスタンド
部材60とが次のようにして備えられている。
方位置にあるようにされており、このため、作業
等を容易に行えるように補助車輪59とスタンド
部材60とが次のようにして備えられている。
即ち、取付台26下方の左右の内側筒体2後端
部には背面視U型状のブラケツト61が固設さ
れ、該ブラケツト61から左右一対の支持板62
が下設されている。支持板62間には補助車輪5
9の支柱63が横方向の支軸64により上下方向
に揺動自在に枢支されている。補助車輪59はボ
ルト65の回動により支柱63に対して縦軸廻り
に回動不能乃至回動可能な各状態にされる。支柱
63には両外側に張出す係止軸66が固設され、
係止軸66の左端と左側の内側筒体2との間には
弾機68が弾引状に介装され、該弾機68によ
り、補助車輪59が第3図及び第4図の実線で示
すような支持板62から下設状とされた使用位置
と、第4図の仮想線で示すような後方側に持上げ
られてフレーム側に収納状とされた収納位置とに
不安定切換される。補助車輪59は収納位置では
その支柱63が取付台26後端に接当することで
位置決めされ、また、使用位置では係止輪66の
右端が揺動アーム69の後部上面側に形成された
半円状の係止受部70に係脱自在に係止されるこ
とで位置決めされる。揺動アーム69は弓形状
で、その前端上部側は筒体71内端部に固設さ
れ、該筒体71が支持板62に外側方に突出状に
固設された枢支軸72に回動自在に套嵌されるこ
とで、揺動アーム69は上下揺動自在とされてい
る。筒体71外端部には解除ペダル73の前端部
が固設され、該ペダル73は取付台26より後方
に延出されている。解除ペダル73と右側の内側
筒体2との間には復帰用弾機74が弾引状に介装
され、該弾機74と支持板62に固設されたスト
ツパ75とにより揺動アーム69と解除ペダル7
3が位置決めされている。
部には背面視U型状のブラケツト61が固設さ
れ、該ブラケツト61から左右一対の支持板62
が下設されている。支持板62間には補助車輪5
9の支柱63が横方向の支軸64により上下方向
に揺動自在に枢支されている。補助車輪59はボ
ルト65の回動により支柱63に対して縦軸廻り
に回動不能乃至回動可能な各状態にされる。支柱
63には両外側に張出す係止軸66が固設され、
係止軸66の左端と左側の内側筒体2との間には
弾機68が弾引状に介装され、該弾機68によ
り、補助車輪59が第3図及び第4図の実線で示
すような支持板62から下設状とされた使用位置
と、第4図の仮想線で示すような後方側に持上げ
られてフレーム側に収納状とされた収納位置とに
不安定切換される。補助車輪59は収納位置では
その支柱63が取付台26後端に接当することで
位置決めされ、また、使用位置では係止輪66の
右端が揺動アーム69の後部上面側に形成された
半円状の係止受部70に係脱自在に係止されるこ
とで位置決めされる。揺動アーム69は弓形状
で、その前端上部側は筒体71内端部に固設さ
れ、該筒体71が支持板62に外側方に突出状に
固設された枢支軸72に回動自在に套嵌されるこ
とで、揺動アーム69は上下揺動自在とされてい
る。筒体71外端部には解除ペダル73の前端部
が固設され、該ペダル73は取付台26より後方
に延出されている。解除ペダル73と右側の内側
筒体2との間には復帰用弾機74が弾引状に介装
され、該弾機74と支持板62に固設されたスト
ツパ75とにより揺動アーム69と解除ペダル7
3が位置決めされている。
また、連結板5の下面からは左右一対の支持板
76が下設され、該支持板76にはスタンド部材
60がその上端の横方向の支持軸77を介して上
下揺動自在に枢支されている。スタンド部材60
は、支持軸77と、支持軸77に連結板78を介
して連結された横設軸79と、横設軸79の両側
端に固設された左右一対のL型状接地部80と、
該接地部80に横架された操作軸81と、補強板
82等から成る。横設軸79と左側支持板76と
の間には弾機83が弾引状に介装され、該弾機8
3により、スタンド部材60は第3図及び第4図
の実線で示すような支持板76から下設状とされ
て接地するスタンド位置と、第4図の仮想線で示
すような前方側に持上げられてフレーム6下面側
に収納状とされた収納位置とに不安定切換され
る。スタンド部材60はスタンド位置では横設軸
79が左側支持板76に固設されたストツパ84
と接当することで位置決めされ、また、収納位置
では各接地部80が左右の各外側筒体3と接当す
ることで位置決めされる。なお、スタンド部材6
0は収納位置ではその左右の接地部80により駆
動車輪7の後部側の一部を内有状とする。なお、
スタンド部材60をスタンド位置とした際には、
補助車輪59が使用位置にあつても、補助車輪5
9が地面から浮くようにされている。
76が下設され、該支持板76にはスタンド部材
60がその上端の横方向の支持軸77を介して上
下揺動自在に枢支されている。スタンド部材60
は、支持軸77と、支持軸77に連結板78を介
して連結された横設軸79と、横設軸79の両側
端に固設された左右一対のL型状接地部80と、
該接地部80に横架された操作軸81と、補強板
82等から成る。横設軸79と左側支持板76と
の間には弾機83が弾引状に介装され、該弾機8
3により、スタンド部材60は第3図及び第4図
の実線で示すような支持板76から下設状とされ
て接地するスタンド位置と、第4図の仮想線で示
すような前方側に持上げられてフレーム6下面側
に収納状とされた収納位置とに不安定切換され
る。スタンド部材60はスタンド位置では横設軸
79が左側支持板76に固設されたストツパ84
と接当することで位置決めされ、また、収納位置
では各接地部80が左右の各外側筒体3と接当す
ることで位置決めされる。なお、スタンド部材6
0は収納位置ではその左右の接地部80により駆
動車輪7の後部側の一部を内有状とする。なお、
スタンド部材60をスタンド位置とした際には、
補助車輪59が使用位置にあつても、補助車輪5
9が地面から浮くようにされている。
上記のように構成した実施例によれば、作業車
1の不使用時には、スタンド部材60を第4図の
実線で示すスタンド位置にしておけば、作業車1
は駆動車輪7とスタンド部材60とにより確実に
支承される。この場合、補助車輪59は、第3図
及び第4図の実線で示す使用位置あるいは第4図
の仮想線で示す収納位置のどちらの位置であつて
も問題はない。作業車1により防除作業を行う場
合には、補助車輪59を使用位置とし、また、ス
タンド部材60を操作軸81を介して第4図の仮
想線で示す収納位置として作業を行うのである
が、この場合、補助車輪59を収納位置から使用
位置とする際には次のような操作を行う。即ち、
収納位置にある補助車輪59を足で押下げていけ
ば、その途中で係止軸66が揺動アーム69後端
部上面に接当して、揺動アーム69を解除ペダル
73と共に前方側に回動させるのであり、補助車
輪59を使用位置とした際に、揺動アーム69の
係止受部70が係止軸66を係止して、この係止
状態が弾機68,74とストツパ75とにより維
持され、補助車輪59は使用位置でその支柱63
が確実に固定される。而して、上記の状態とした
後に、作業者が操作ハンドル51の把持部54を
握り、駆動車輪7及び補助車輪59を畝間に位置
させて、駆動車輪7及び動力噴霧機27を各操作
部55,56の操作により駆動すれば、作業車1
が走行すると共に、噴霧管46のノズル49から
は薬剤が噴霧されて、防除作業が行われる。この
場合、スタンド部材60はフレーム側に収納され
た収納位置にあるので、該部材60が畝等に当た
る惧れはないと共に、作業車1は駆動車輪7と補
助車輪59によりその重量が支承されるので、作
業者は作業車1の走行時には左右のバランスをと
るだけでよく、各操作部55,56の操作を容易
に行える。また、動力噴霧機27が作業車1の後
部側にあつて、動力噴霧機27の制御部37にお
ける調整頻度が大である各種調整弁等も作業しな
がら調整することができて、作業状況に即応して
薬剤の噴霧状態を的確且つ容易に調整することが
でき、作業性を極めて向上できる。なお、補助車
輪56を使用位置において地面から浮かすか、あ
るいは収納位置として、補助車輪59を地面から
浮かすようにすれば、作業車1の小廻り走行が可
能となり、作業車1を容易に急旋回できると共
に、走行路が曲がりくねつている場合でも、作業
車1を容易に走行させることができる。なお、補
助車輪59を収納位置とする際には、解除ペダル
73を踏んで、揺動アーム69の係止受部70と
係止軸66との係止状態を解除すると共に、操作
ハンドル51を押下げて、補助車輪59を相対的
に後方側に揺動させて、弾機68により補助車輪
59が収納位置に不安定切換されるようにすれば
よい。
1の不使用時には、スタンド部材60を第4図の
実線で示すスタンド位置にしておけば、作業車1
は駆動車輪7とスタンド部材60とにより確実に
支承される。この場合、補助車輪59は、第3図
及び第4図の実線で示す使用位置あるいは第4図
の仮想線で示す収納位置のどちらの位置であつて
も問題はない。作業車1により防除作業を行う場
合には、補助車輪59を使用位置とし、また、ス
タンド部材60を操作軸81を介して第4図の仮
想線で示す収納位置として作業を行うのである
が、この場合、補助車輪59を収納位置から使用
位置とする際には次のような操作を行う。即ち、
収納位置にある補助車輪59を足で押下げていけ
ば、その途中で係止軸66が揺動アーム69後端
部上面に接当して、揺動アーム69を解除ペダル
73と共に前方側に回動させるのであり、補助車
輪59を使用位置とした際に、揺動アーム69の
係止受部70が係止軸66を係止して、この係止
状態が弾機68,74とストツパ75とにより維
持され、補助車輪59は使用位置でその支柱63
が確実に固定される。而して、上記の状態とした
後に、作業者が操作ハンドル51の把持部54を
握り、駆動車輪7及び補助車輪59を畝間に位置
させて、駆動車輪7及び動力噴霧機27を各操作
部55,56の操作により駆動すれば、作業車1
が走行すると共に、噴霧管46のノズル49から
は薬剤が噴霧されて、防除作業が行われる。この
場合、スタンド部材60はフレーム側に収納され
た収納位置にあるので、該部材60が畝等に当た
る惧れはないと共に、作業車1は駆動車輪7と補
助車輪59によりその重量が支承されるので、作
業者は作業車1の走行時には左右のバランスをと
るだけでよく、各操作部55,56の操作を容易
に行える。また、動力噴霧機27が作業車1の後
部側にあつて、動力噴霧機27の制御部37にお
ける調整頻度が大である各種調整弁等も作業しな
がら調整することができて、作業状況に即応して
薬剤の噴霧状態を的確且つ容易に調整することが
でき、作業性を極めて向上できる。なお、補助車
輪56を使用位置において地面から浮かすか、あ
るいは収納位置として、補助車輪59を地面から
浮かすようにすれば、作業車1の小廻り走行が可
能となり、作業車1を容易に急旋回できると共
に、走行路が曲がりくねつている場合でも、作業
車1を容易に走行させることができる。なお、補
助車輪59を収納位置とする際には、解除ペダル
73を踏んで、揺動アーム69の係止受部70と
係止軸66との係止状態を解除すると共に、操作
ハンドル51を押下げて、補助車輪59を相対的
に後方側に揺動させて、弾機68により補助車輪
59が収納位置に不安定切換されるようにすれば
よい。
第5図は本考案の他の実施例を示すもので、エ
ンジン10と動力噴霧機27の配置が上記とは逆
にされ、エンジン10がフレーム6後部側に、ま
た、動力噴霧機27がフレーム6前部側に配備さ
れており、取付台26前端には保護枠85を介し
て噴霧管46が備えられている。そして、エンジ
ン10の後面にブラケツト86を介して補助車輪
59が、また、エンジン10底面にスタンド部材
60が夫々上記同様にして備えられている。87
は補助車輪59のストツパである。なお、スタン
ド部材60は収納位置では伝動ケース18に接当
する。また、両ハンドル51の後部間は連結板8
8で連結されて、該連結板88の幅方向中央部に
噴霧量調整弁41が備えられ、該調整弁41が2
本の供給ホース47の一端側を接続している。そ
して、一方の供給ホース47の他端側が動力噴霧
機27の制御部37に接続され、他方の供給ホー
ス47の他端側が噴霧管46に接続されている。
なお、第5図において、第1図と同一符号は同一
機能を有する部材、部分を示す。
ンジン10と動力噴霧機27の配置が上記とは逆
にされ、エンジン10がフレーム6後部側に、ま
た、動力噴霧機27がフレーム6前部側に配備さ
れており、取付台26前端には保護枠85を介し
て噴霧管46が備えられている。そして、エンジ
ン10の後面にブラケツト86を介して補助車輪
59が、また、エンジン10底面にスタンド部材
60が夫々上記同様にして備えられている。87
は補助車輪59のストツパである。なお、スタン
ド部材60は収納位置では伝動ケース18に接当
する。また、両ハンドル51の後部間は連結板8
8で連結されて、該連結板88の幅方向中央部に
噴霧量調整弁41が備えられ、該調整弁41が2
本の供給ホース47の一端側を接続している。そ
して、一方の供給ホース47の他端側が動力噴霧
機27の制御部37に接続され、他方の供給ホー
ス47の他端側が噴霧管46に接続されている。
なお、第5図において、第1図と同一符号は同一
機能を有する部材、部分を示す。
なお、実施例においては、作業機として動力噴
霧機を装備したが、作業機は散水機等であつても
よく、その場合には、タンク内に水等を貯留する
ようにすればよい。
霧機を装備したが、作業機は散水機等であつても
よく、その場合には、タンク内に水等を貯留する
ようにすればよい。
以上詳述したように、本考案によれば、作業車
による作業時には、作業車は駆動車輪と補助車輪
とによりその重量が支承されるので、作業者は走
行系や作業機の操作を容易に行えて、作業を容易
に行えると共に、作業者の労力も著しく軽減さ
れ、しかも補助車輪を浮かすようにすれば、走行
車の小廻り走行も可能であり、作業性は極めて向
上される。また、作業車の不使用時には、スタン
ド部材をスタンド位置とすることにより、作業車
を駆動車輪とスタンド部材とにより確実に支承で
きると共に、作業時にはスタンド部材を収納位置
にすることにより、スタンド部材が畝等に当たる
こともなく、作業を良好に行える。作業機用タン
クを駆動車輪の上方側に位置させているので、作
業機用タンクを駆動車輪の両側に配置するものと
比較して、車幅をコンパクトにできる。又、エン
ジンの動力を駆動車輪と作業機に夫々伝達する駆
動車輪用動力伝達手段と作業機用動力伝達手段を
作業機用タンクの側部下方側に位置させたので、
駆動車輪、作業機用タンク、各動力伝達手段を左
右方向に並設したものと比較して、車幅をより一
層コンパクトにできる。更に、作業機用動力伝達
手段の伝動軸をフレームの一側の筒体内に配設し
たので、伝動軸のカバー部材を別途備えることな
く、伝動軸に接触したりする危険をなくすことが
でき、安全性を高いものとできる。又、フレーム
の後部側に、該後部側を支承する補助車輪を、地
面上を転動可能な使用位置と、フレームの後部側
に収納状とされる収納位置とに位置変更自在に備
えたので、補助車輪の使用、不使用も適宜選択で
きる。本考案は上記各種の利点を有し、実益大で
ある。
による作業時には、作業車は駆動車輪と補助車輪
とによりその重量が支承されるので、作業者は走
行系や作業機の操作を容易に行えて、作業を容易
に行えると共に、作業者の労力も著しく軽減さ
れ、しかも補助車輪を浮かすようにすれば、走行
車の小廻り走行も可能であり、作業性は極めて向
上される。また、作業車の不使用時には、スタン
ド部材をスタンド位置とすることにより、作業車
を駆動車輪とスタンド部材とにより確実に支承で
きると共に、作業時にはスタンド部材を収納位置
にすることにより、スタンド部材が畝等に当たる
こともなく、作業を良好に行える。作業機用タン
クを駆動車輪の上方側に位置させているので、作
業機用タンクを駆動車輪の両側に配置するものと
比較して、車幅をコンパクトにできる。又、エン
ジンの動力を駆動車輪と作業機に夫々伝達する駆
動車輪用動力伝達手段と作業機用動力伝達手段を
作業機用タンクの側部下方側に位置させたので、
駆動車輪、作業機用タンク、各動力伝達手段を左
右方向に並設したものと比較して、車幅をより一
層コンパクトにできる。更に、作業機用動力伝達
手段の伝動軸をフレームの一側の筒体内に配設し
たので、伝動軸のカバー部材を別途備えることな
く、伝動軸に接触したりする危険をなくすことが
でき、安全性を高いものとできる。又、フレーム
の後部側に、該後部側を支承する補助車輪を、地
面上を転動可能な使用位置と、フレームの後部側
に収納状とされる収納位置とに位置変更自在に備
えたので、補助車輪の使用、不使用も適宜選択で
きる。本考案は上記各種の利点を有し、実益大で
ある。
第1図乃至第4図は本考案の一実施例を示し、
第1図は全体側面図、第2図は同平面図、第3図
は要部の背面図、第4図は第3図のA−A線矢視
断面図、第5図は本考案の他の実施例を示す全体
側面図である。 1……農用自走作業車、6……フレーム、7…
…駆動車輪、8……車軸、10……エンジン、2
4……作業機用タンク、27……動力噴霧機(作
業機)、51……操作ハンドル、54……把持
部、59……補助車輪、60……スタンド部材。
第1図は全体側面図、第2図は同平面図、第3図
は要部の背面図、第4図は第3図のA−A線矢視
断面図、第5図は本考案の他の実施例を示す全体
側面図である。 1……農用自走作業車、6……フレーム、7…
…駆動車輪、8……車軸、10……エンジン、2
4……作業機用タンク、27……動力噴霧機(作
業機)、51……操作ハンドル、54……把持
部、59……補助車輪、60……スタンド部材。
Claims (1)
- フレームが、前後方向に配設される左右一対の
筒体を有し、フレームの前後方向中間部を単一の
駆動車輪により支承し、フレームの前部と後部の
一方に、エンジン、他方に、作業機を夫々配設す
ると共に、フレームの前後方向中間部に、駆動車
輪の上方側に位置する作業機用タンクを配設し
て、全体の重心を駆動車輪の車軸より後方側に位
置させ、エンジンの動力を駆動車輪と作業機に
夫々伝達する駆動車輪用動力伝達手段と作業機用
動力伝達手段とを作業機用タンクの側部下方側に
配設し、作業機用動力伝達手段は、フレームの一
側の筒体内に配設される伝動軸を有し、フレーム
の後部側に、該後部側を支承する補助車輪を、地
面上を転動可能な使用位置と、フレームの後部側
に収納状とされる収納位置とに位置変更自在に備
えると共に、フレームの後部側に、該後部側を支
承するスタンド部材を、接地するスタンド位置
と、フレームの後部側に収納状とされる収納位置
とに位置変更自在に備え、フレームの後部側に、
操作ハンドルの把持部を配設したことを特徴とす
る農用自走作業車。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1981056383U JPS6222145Y2 (ja) | 1981-04-17 | 1981-04-17 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1981056383U JPS6222145Y2 (ja) | 1981-04-17 | 1981-04-17 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57168471U JPS57168471U (ja) | 1982-10-23 |
JPS6222145Y2 true JPS6222145Y2 (ja) | 1987-06-05 |
Family
ID=29852891
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1981056383U Expired JPS6222145Y2 (ja) | 1981-04-17 | 1981-04-17 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6222145Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN105752046A (zh) * | 2016-04-08 | 2016-07-13 | 尹怀鹏 | 田园管理机的机活动支撑 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5348792Y2 (ja) * | 1972-03-25 | 1978-11-22 |
-
1981
- 1981-04-17 JP JP1981056383U patent/JPS6222145Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS57168471U (ja) | 1982-10-23 |
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