JPS6245832B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6245832B2 JPS6245832B2 JP55053579A JP5357980A JPS6245832B2 JP S6245832 B2 JPS6245832 B2 JP S6245832B2 JP 55053579 A JP55053579 A JP 55053579A JP 5357980 A JP5357980 A JP 5357980A JP S6245832 B2 JPS6245832 B2 JP S6245832B2
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- dye
- ink
- resin
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- Expired
Links
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Landscapes
- Printing Methods (AREA)
- Coloring (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、キーボード、電卓等に用いるキート
ツプの製造方法に関する。
ツプの製造方法に関する。
従来キートツプは、キートツプ素材を合成樹脂
材料によつて成形し、この素材頂頭部に所定の文
字を印刷して構成していた。この頂頭部はキート
ツプの操作部としても構成されるため、永年の使
用によつては印刷された文字が剥げてしまい、表
示を行うことができなくなりあるいは装置外観を
損ねることになる。このため、従来では素地部分
と文字部分とを異なる色調の合成樹脂材料によつ
て成形するいわゆる２色成形法や、文字相当部を
凹陥部として構成し、この凹陥部に適当色の塗料
を充填する方法等が採用されていた。しかしなが
ら、かかる従来方法はいずれも加工工数がかかる
ものであり、製造原価が大となつていた。
材料によつて成形し、この素材頂頭部に所定の文
字を印刷して構成していた。この頂頭部はキート
ツプの操作部としても構成されるため、永年の使
用によつては印刷された文字が剥げてしまい、表
示を行うことができなくなりあるいは装置外観を
損ねることになる。このため、従来では素地部分
と文字部分とを異なる色調の合成樹脂材料によつ
て成形するいわゆる２色成形法や、文字相当部を
凹陥部として構成し、この凹陥部に適当色の塗料
を充填する方法等が採用されていた。しかしなが
ら、かかる従来方法はいずれも加工工数がかかる
ものであり、製造原価が大となつていた。
本発明はかかる事情から、永年の使用によつて
も表示機能を損ねることなく、しかもまた従来の
印刷法とほぼ同等のコストで製造を行い得るよう
にしたところのキートツプの製造方法を提供する
もので、有色合成樹脂材料によつてキートツプ素
材を成形し、この素材に材料樹脂と同色のインク
によつて所定の文字印刷を行い、しかる後この素
材を適当色調の染料槽中に浸漬して製造したこと
を特徴とするものである。
も表示機能を損ねることなく、しかもまた従来の
印刷法とほぼ同等のコストで製造を行い得るよう
にしたところのキートツプの製造方法を提供する
もので、有色合成樹脂材料によつてキートツプ素
材を成形し、この素材に材料樹脂と同色のインク
によつて所定の文字印刷を行い、しかる後この素
材を適当色調の染料槽中に浸漬して製造したこと
を特徴とするものである。
本発明について、以下表示文字（数字）が白色
でかつ素地部分が黒色のキートツプの製造方法に
ついて説明する。
でかつ素地部分が黒色のキートツプの製造方法に
ついて説明する。
本発明によれば、第１の工程によつて白色
ABS樹脂材料によつて第１図に示す第１工程キ
ートツプ素材１を成形する。このキートツプ素材
１は、有底角筒形をなし、その底部表面、すなわ
ち頂頭部２を操作部兼表示部となし、開口部周縁
には装置に組立てられた時抜止めストツパー機能
を奏するフランジ部３が突設されている。この第
１工程によつて得たキートツプ素材１に対し、第
２工程によつて、前記頂頭部２に文字印刷を施こ
す。この文字印刷は、樹脂材料と同一の白色イン
ク、例えば白色紫外線硬化型インク（UVRイン
ク）を用いてスクリーン印刷を施こすことによつ
て行う。勿論、第２図破線で示す如く、頂頭部２
に印刷された文字４は、その素地とインクが同色
であるため読取ることはできない。この第２工程
キートツプ素材５を黒色の酸性染料７を満たした
染料槽６中に浸漬する。ここで酸性染料はABS
樹脂成形体内部に滲透する作用があり、また油性
インク層を犯すことはない。しかして染料槽６よ
り素材５を取出せば、この素材５は文字４を除き
他の部分は全て黒色に染色され、第４図に示す如
く、黒地に白文字のキートツプ１０が完成される
のである。
ABS樹脂材料によつて第１図に示す第１工程キ
ートツプ素材１を成形する。このキートツプ素材
１は、有底角筒形をなし、その底部表面、すなわ
ち頂頭部２を操作部兼表示部となし、開口部周縁
には装置に組立てられた時抜止めストツパー機能
を奏するフランジ部３が突設されている。この第
１工程によつて得たキートツプ素材１に対し、第
２工程によつて、前記頂頭部２に文字印刷を施こ
す。この文字印刷は、樹脂材料と同一の白色イン
ク、例えば白色紫外線硬化型インク（UVRイン
ク）を用いてスクリーン印刷を施こすことによつ
て行う。勿論、第２図破線で示す如く、頂頭部２
に印刷された文字４は、その素地とインクが同色
であるため読取ることはできない。この第２工程
キートツプ素材５を黒色の酸性染料７を満たした
染料槽６中に浸漬する。ここで酸性染料はABS
樹脂成形体内部に滲透する作用があり、また油性
インク層を犯すことはない。しかして染料槽６よ
り素材５を取出せば、この素材５は文字４を除き
他の部分は全て黒色に染色され、第４図に示す如
く、黒地に白文字のキートツプ１０が完成される
のである。
なお、上記実施例ではUVRインクを用いた
が、他の油性溶剤タイプのインクでも良いことは
勿論である。
が、他の油性溶剤タイプのインクでも良いことは
勿論である。
また、ABS樹脂を用いたため染料に酸性染料
を用いたが、例えばポリエステル系、アセテート
系、ポリアセタール系、ポリブチルテレフタール
系、塩化ビニール系樹脂を用いた場合には分散染
料を、アクリル系樹脂の場合にはカチオン染料
を、ナイロン系、ABS系樹脂の場合には酸性染
料を、ナイロンを除くポリアミド系樹脂では含金
染料を、さらに綿、レーヨン、アセテート系樹脂
では反応性染料をそれぞれ選択すれば良い。
を用いたが、例えばポリエステル系、アセテート
系、ポリアセタール系、ポリブチルテレフタール
系、塩化ビニール系樹脂を用いた場合には分散染
料を、アクリル系樹脂の場合にはカチオン染料
を、ナイロン系、ABS系樹脂の場合には酸性染
料を、ナイロンを除くポリアミド系樹脂では含金
染料を、さらに綿、レーヨン、アセテート系樹脂
では反応性染料をそれぞれ選択すれば良い。
以上詳細に説明した如く、本発明によれば、印
刷工程の後に浸漬工程を必要とするものではある
がその作業は極めて簡単で熟練を要するものでは
なく、従来の素材に印刷を施こして製造していた
方法に比べても、実施的に同等のコストでキート
ツプを得ることができる。そしてインク層によつ
て覆われた部分は染料が滲透されていないため、
永年の使用によつて前記インク層が剥離すること
があつても、樹脂層の文字が残り、これによつて
２色成形法あるいは充填法によつて得たキートツ
プと同様に、いつまでも表示機能を失うことな
く、またその装飾的機能を保持して装置外観を損
ねることはないといつた効果を有する。
刷工程の後に浸漬工程を必要とするものではある
がその作業は極めて簡単で熟練を要するものでは
なく、従来の素材に印刷を施こして製造していた
方法に比べても、実施的に同等のコストでキート
ツプを得ることができる。そしてインク層によつ
て覆われた部分は染料が滲透されていないため、
永年の使用によつて前記インク層が剥離すること
があつても、樹脂層の文字が残り、これによつて
２色成形法あるいは充填法によつて得たキートツ
プと同様に、いつまでも表示機能を失うことな
く、またその装飾的機能を保持して装置外観を損
ねることはないといつた効果を有する。
第１図は、第１の成形工程によつて得たキート
ツプ素材の斜視図、第２図は第２の印刷工程を施
こしたキートツプ素材の斜視図、第３図は第２工
程によつて得た素材を染料槽に浸漬する第３の工
程説明図、第４図は本発明によるキートツプの斜
視図である。 １……第１工程キートツプ素材、２……頂頭
部、３……フランジ部、４……文字、５……第２
工程キートツプ素材、６……染料槽、７……染
料、１０……キートツプ。
ツプ素材の斜視図、第２図は第２の印刷工程を施
こしたキートツプ素材の斜視図、第３図は第２工
程によつて得た素材を染料槽に浸漬する第３の工
程説明図、第４図は本発明によるキートツプの斜
視図である。 １……第１工程キートツプ素材、２……頂頭
部、３……フランジ部、４……文字、５……第２
工程キートツプ素材、６……染料槽、７……染
料、１０……キートツプ。
Claims (1)
- １ 有色合成樹脂材料によつて成形されたキート
ツプ素材の頂頭部に、材料樹脂と同色のインクに
より所定の文字を印刷し、しかる後この素材を適
当色調の染料槽に浸漬することを特徴としたキー
トツプの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5357980A JPS56154585A (en) | 1980-04-24 | 1980-04-24 | Production of key top |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5357980A JPS56154585A (en) | 1980-04-24 | 1980-04-24 | Production of key top |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS56154585A JPS56154585A (en) | 1981-11-30 |
| JPS6245832B2 true JPS6245832B2 (ja) | 1987-09-29 |
Family
ID=12946738
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5357980A Granted JPS56154585A (en) | 1980-04-24 | 1980-04-24 | Production of key top |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS56154585A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0194634A (ja) * | 1987-10-06 | 1989-04-13 | Mitsubishi Electric Corp | ロボットハンド |
| JPH0511992Y2 (ja) * | 1987-10-16 | 1993-03-25 |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5933172A (ja) * | 1982-08-20 | 1984-02-22 | Hirose Chierii Precision:Kk | キ−トツプ及びその製造方法 |
| JPS61255888A (ja) * | 1985-05-10 | 1986-11-13 | Fuji Rubber Kk | キ−トツプ耐摩耗印刷法 |
-
1980
- 1980-04-24 JP JP5357980A patent/JPS56154585A/ja active Granted
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0194634A (ja) * | 1987-10-06 | 1989-04-13 | Mitsubishi Electric Corp | ロボットハンド |
| JPH0511992Y2 (ja) * | 1987-10-16 | 1993-03-25 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS56154585A (en) | 1981-11-30 |
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