JPH0139237B2 - - Google Patents

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Publication number
JPH0139237B2
JPH0139237B2 JP5621882A JP5621882A JPH0139237B2 JP H0139237 B2 JPH0139237 B2 JP H0139237B2 JP 5621882 A JP5621882 A JP 5621882A JP 5621882 A JP5621882 A JP 5621882A JP H0139237 B2 JPH0139237 B2 JP H0139237B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
decorative panel
printing
symbols
color
front surface
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP5621882A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS58173892A (ja
Inventor
Takeshi Kaneko
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kasai Kogyo Co Ltd
Original Assignee
Kasai Kogyo Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kasai Kogyo Co Ltd filed Critical Kasai Kogyo Co Ltd
Priority to JP5621882A priority Critical patent/JPS58173892A/ja
Publication of JPS58173892A publication Critical patent/JPS58173892A/ja
Publication of JPH0139237B2 publication Critical patent/JPH0139237B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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  • Structure Of Receivers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 この発明はオーデイオキヤビネツトにおける装
飾パネルの製造方法、特にその正面部に形成され
る必要記号を予め成形しておくことによりシルク
スクリーン印刷工程を廃止できるようにした製造
方法の改良に関するものである。
例えばオーデイオパワーアンプ、カセツトデツ
キ、チユナー等のオーデイオ製品におけるキヤビ
ネツトの前面には、その操作ツマミあるいはメー
タの近傍に予めシルクスクリーン印刷により必要
な文字、数字その他表示記号等を印刷するように
している。
このようなシルクスクリーン印刷により表示記
号を印刷する場合には、その前面に印刷したので
は操作ツマミの操作特によつて表面がこすられ表
示文字が消えてしまう惧れがあるため、このよう
な装飾パネルに対するシルクスクリーン印刷手段
としては、その他面の背面に反転させた状態で印
刷を行ない、また装飾パネル自体としてはアクリ
ル樹脂等の透明樹脂を用い、その樹脂層を通して
印刷された文字を外方から見えるようにしてい
る。
従つて、このような印刷により必要文字を形成
するためには、透明樹脂板の裏面に上述の信号印
刷を施した後に、その印刷部分の背面より更にベ
タ印刷を行なつて、その透明部分を所定の色をも
つて覆うようにしている。
しかしながら、ここで問題となることは、先
ず、装飾パネルが平板状である場合にはそのシル
クスクリーン印刷は何等問題は生じないものの、
装飾パネルは一般に天板部、地板部および正面部
を一体化して断面略コ字形に成形された透明樹脂
により構成されているために、シルク印刷を行な
う際にはその周縁の立ち上がり部分、つまり天板
部および地板部がシルク印刷をするに際し障害と
なるため、その印刷を施す際には特殊枠を設け、
この特殊枠を通じてシルク印刷を行なうようにし
なければならず、従つて、その印刷位置が中央部
分のみに固定されてしまい、周縁には印刷が極め
て行ない難いものとなる。
また、このように文字シルク印刷を印刷した後
には、これとは反対色のベタシルク印刷を施して
そのアクリル透明面をそのベタシルクによつてカ
バーするようにしているが、上記と同様な理由に
よつてベタシルクの面の周囲もぼやけてしまうた
め、特にその垂直部分については全く印刷がなさ
れないために、その印刷面の周縁およびパネルの
操作ツマミやメータの取付用開口部分についてこ
れをマスキングした後に、上記ベタシルクの色と
同一の塗色の塗装を行なわなければならず、極め
てその作業が面倒であるとともに、塗装色とベタ
印刷との色が異なつてしまう惧れも生じる。
従つて、このような装飾パネルを製造する上に
おいてはその印刷および塗装工程におけるマスキ
ング等の操作によつて極めてコストが高いものと
なる等の欠点が指摘されていた。
何故ならば、上記ベタシルクに対し、塗装用の
塗料はこれと溶解してしまうような性質をもつて
いるためにこのようなマスキング対策を施さなけ
ればならないからである。
本発明方法は以上のような従来技術における欠
点を解決するためになされたものであつて、装飾
パネル本体の前面に予め必要記号を凹状または凸
状に一体成形するとともに、この表面に着色を施
し、次いでこの装飾パネル本体の前面にインサー
ト成形により透明樹脂層を一体に設けることによ
つて上述のようなシルク印刷工程およびこれに伴
うマスキング工程および塗装工程等の廃止ができ
るようにしたオーデイオキヤビネツトにおける装
飾パネルの製造方法を提供するものである。
以下、本発明の一実施例を図面を用いて詳細に
説明する。
第1図、第2図はこの発明を適用する装飾パネ
ル本体1を示すもので、このものは天板部2、地
板部3および正面部4を一体化して断面略コ字形
に形成されたもので、このもののは樹脂成形体に
よつて形成することができるもので、その色は例
えば装飾パネルの選びたい色に応じて例えば、黒
色面その他適宜の着色が施されている。
そして、上記正面部4には操作ツマミ、メータ
等の取付用開口4a,4a…が開口形成されてい
るとともに、天板部2および地板部3の内側部に
はこれをキヤビネツト本体側(図示せず)に弾性
嵌合によつて固定するための係止爪5等が一体に
突設されており、更には上記取付用開口4a近傍
には表示記号を構成する凸状部4a,4b……が
一体に形成されている。
そして、このように構成される装飾パネル本体
1は先ずホツトスタンプ印刷工程に供される。
このホツトスタンプ印刷方法は通常行われてい
るもので、第3図に示すようにホトスタンプ装置
6の下面に上記本体1の正面部4を上面にして設
置するとともに、両者間に転写フイルム7を介在
させた状態で加熱されたスタンプ6aを下降せし
めることにより、上記転写フイルム7上に塗膜フ
イルム7aがその凸状部4bの上面のみに融着
し、この部分に表示記号として定着する。
なお、この塗膜フイルム7aの色は装飾パネル
本体1とは反対色、例えば本体1が黒色である場
合には白、黄、金、明瞭な縁色、または赤色等の
対比が明らかな配色となるように選択される。
次にこのように、印刷が施された装飾パネル本
体1は第4図の如く射出形成金型のコア型10上
にセツトされ、次いでキヤビ型11をコア型10
に係合するとともに、図示しないランナーおよび
ゲートから透明溶融樹脂を両者間に形成されたキ
ヤビテイ内に射出し、冷却後両型から成形品を脱
型すれば、第5図に示すように装飾パネル本体1
の前面に透明樹脂層20が一体化された装飾パネ
ルを得ることになる。
従つて、このように構成される装飾パネルにお
いてはその文字、数字あるいはその他記号等が完
全にモールドされた状態に形成されるために、外
部操作によるこれの消耗等がなく、何時までもそ
の表示が明瞭な状態となつて外方より見えること
になる。
なお、上記実施例においては必要文字、数字等
の記号を本体1の前面に凸状に形成してなるもの
であるが、凹状に形成しても良いことは勿論であ
り、この場合には上記ホツトスタンプ印刷に替え
て色入れ作業により着色を行なうことができる。
以上実施例により詳細に説明したようにこの発
明によるオーデイオキヤビネツトにおける装飾パ
ネルの製造方法においては、装飾パネル本体の正
面部前面に予め凹状または凸状の必要文字、数
字、その他記号を適宜の配置をもつて形成し、こ
れに着色を施した後、これをインサート成形によ
つてその前面に透明樹脂層を一体化して印刷され
た部分をモールドしてしまうために、従来のよう
に裏面側からシルクスクリーン印刷を行ない、か
つその被印刷部分について塗装を実施する方法に
比してシルク印刷工程の廃止ができ、またこれに
伴い塗装でなく装飾パネル本体の色をもつてその
装飾パネルの基色としているために塗装廃止やマ
スキング工数がないので、工数的にも外観的にも
極めて良好なものとなる。
またこの発明にあつては上記表示記号が凹、ま
たは凸状となつて上記透明樹脂層を通じて外方か
ら観察できるため、立体的表示となり、更にその
表示記号を明瞭に認識できるとともに、意匠性も
向上する等の各種利点を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明に用いられる装飾パネル本体
の斜視図、第2図は同装飾パネル本体の断面図、
第3図は装飾パネル本体に対する印刷工程を説明
するための断面図、第4図は射出成形用の型内に
セツトした状態を示す説明用断面図、第5図は装
飾パネルの完成斜視図である。 1……装飾パネル本体、2……天板、3……地
板、4……正面部、4a……開口、7a……塗膜
フイルム、20……透明樹脂層。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 天板部、地板部および正面部を一体化して断
    面略コ字形に成形され、かつその正面部に操作ツ
    マミ、メータ等の取付用開口を適宜の配置により
    形成した装飾パネル本体の正面部前面に、凹状ま
    たは凸状の必要文字、数字その他の記号等を適宜
    の配置で一体に成形し、その記号成形位置に着色
    を施すとともに、次いでこの装飾パネル本体を射
    出成形型内にセツトし、少なくともその正面部前
    面に透明樹脂層を一体に成形するようになしたこ
    とを特徴とするオーデイオキヤビネツトにおける
    装飾パネルの製造方法。
JP5621882A 1982-04-05 1982-04-05 オ−デイオキヤビネツトにおける装飾パネルの製造方法 Granted JPS58173892A (ja)

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JP5621882A JPS58173892A (ja) 1982-04-05 1982-04-05 オ−デイオキヤビネツトにおける装飾パネルの製造方法

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JP5621882A JPS58173892A (ja) 1982-04-05 1982-04-05 オ−デイオキヤビネツトにおける装飾パネルの製造方法

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JPS58173892A JPS58173892A (ja) 1983-10-12
JPH0139237B2 true JPH0139237B2 (ja) 1989-08-18

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JP3128387U (ja) 2006-10-25 2007-01-11 船井電機株式会社 電気機器の電源回路部構造

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JPS58173892A (ja) 1983-10-12

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