JPS6245770B2 - - Google Patents

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JPS6245770B2
JPS6245770B2 JP55014870A JP1487080A JPS6245770B2 JP S6245770 B2 JPS6245770 B2 JP S6245770B2 JP 55014870 A JP55014870 A JP 55014870A JP 1487080 A JP1487080 A JP 1487080A JP S6245770 B2 JPS6245770 B2 JP S6245770B2
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JP
Japan
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relay
accident
signal
section
output
Prior art date
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JP55014870A
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Yoshiaki Matsui
Mitsuru Nakamura
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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Publication of JPS56112818A publication Critical patent/JPS56112818A/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は保護リレー装置に係り、特にシーケン
ス部まで1台のデイジタル処理装置で処理するデ
ジタル式保護リレー装置に関する。
一般に保護リレーシステムにおいては、その構
成要素である各リレーの故障によつて電力の供給
に支障をきたす範囲が拡大することを防止するよ
うに考えられている。したがつて、保護リレーシ
ステムには、事故が発生したか否かを検出する事
故検出リレーと、事故がどの区間において発生し
たかを検出する事故区間選択リレーとを有してい
る。そして、これら各事故検出リレーと、各事故
区間選択リレーとは、各セクシヨンにおいて全く
別な異なるハードウエアによつて構成されてい
る。これは、アナログ式保護リレーにおいてはも
ちろんのことデジタル式保護リレーにおいても同
様である。しかし、各保護リレーのシーケンス部
を従来の専用ハードウエアによつて行なわれてい
たものから、シーケンス部までを上記した事故区
間選択リレー装置内あるいは事故検出リレー装置
内で処理させることが考えられている。これは、
ハードウエアの縮少化を図ることができ、また、
シーケンス部を1つで行なうため、シーケンス部
の標準化を期待することができ実用上大きな利点
を有するものである。このようなハードウエアの
縮少化にあたつては、例えば、事故検出リレー装
置でシーケンス部を処理するとした場合には、事
故区間選択リレー装置の出力を事故検出リレー装
置内に入力してシーケンス処理を実行することに
なる。すなわち、従来のデジタル式保護リレー装
置は第1図に示す如き構成を有している。図にお
いて、電圧値、電流値で供給される系統情報は事
故検出のために検知する電圧の大小を比較した
り、電流値の大小を比較する等の要素を持つ事故
検出要素1と、事故がどの区間において発生して
いるかを検出する事故区間選択要素2に入力され
る。この事故検出要素1からの出力はANDゲー
ト3に入力されるように構成され、このANDゲ
ート3の他の入力端子には事故区間選択要素2か
ら出力信号が入力されるように構成されている。
また、事故検出要素1からの出力と事故区間選択
要素2からの出力がANDゲート4を介してトリ
ツプ指令信号Bとして出力される。また、前記
ANDゲート3の出力端には、タイマ要素5が接
続されており、このタイマ要素5からの出力がト
リツプ指令信号Aとして出力される。このタイマ
要素5は、ANDゲート3からの出力を所定時間
計数するものであり、このタイマ要素5によつ
て、一時的な電圧落ち込み、あるいは一時的な過
電流であつて事故でない場合の誤動作を防止しよ
うというものである。すなわち、事故検出要素1
からの事故検出信号と、事故区間選択要素2から
の事故区間選択信号とが出力されても、一定時間
継続しない限り事故と検出しないようにしてい
る。このANDゲート3とタイマ要素5とによつ
てシーケンス部10が、また、事故検出要素1と
シーケンス部10とによつて処理装置20が構成
されている。一方、ANDゲート4によつてシー
ケンス部30が、また、事故区間選択要素2とに
よつて処理装置40が構成されている。この保護
リレーシステムが動作するのはシーケンス部10
とシーケンス部30からの出力が共にあつたとき
のみである。すなわち、トリツプ指令信号A,B
の出力があつた場合のみである。
しかしながら、このような従来の保護リレー装
置にあつては、処理装置20を点検する場合、処
理装置40は事故に対処するため、正規(正常)
の処理を実行させており、シーケンス部10以後
の完全チエツクができない。すなわち、各リレー
装置を事故対応を考慮してそれぞれ独立に点検し
ようとすると、 (1) 点検しない方の保護リレーは事故対応用とし
て平常時と全く同様、保護リレーの処理を実行
しているので、点検する方の保護リレー(シー
ケンス処理内蔵)は点検しない方のシーケンス
部からの出力信号を入力するように構成されて
いるためシーケンス部が完全に動作するような
情報を得ることができない。したがつてシーケ
ンス部まで一還したチエツクが実行できない。
(2) シーケンス部を内蔵した保護リレーは点検時
に、強制的にシーケンス部を動作させるような
方法も考えられるが、シーケンス部が複雑にな
ると共に点検時にのみ動作する部分が生じ、シ
ーケンス部を平常時と全く同様の形で完全にチ
エツクすることができない。また、シーケンス
部が複雑になることより平常時のシーケンス処
理時間が大きくなる。これは、他の保護リレー
との接続を無視する形となるのでこの部分のチ
エツクができない。
といつた欠点を有していた。
本発明の目的は、入力部からシーケンス部まで
を一還して平常時と同一の状態で点検することの
できるデジタル式保護リレー装置を提供すること
にある。
本発明は、他の保護リレーが点検中かどうかを
識別する機能を設け、一方の保護リレーが点検中
には、該保護リレーに内蔵されているシーケンス
部が何の変更もなくして完全にチエツクできるよ
うな出力(事故時と同一の出力)をもう一方の保
護リレーから発することにより1台の処理装置で
シーケンス部まで処理する保護リレーの点検を容
易、かつ、平常時と同一の状態で入力部からシー
ケンス部まで一還してチエツクできるようにしよ
うというものである。
以下、本発明の実施例について説明する。
第2図には、本発明に係るデジタル式保護リレ
ー装置の一実施例が示されている。
図において、系統情報は、入力切替スイツチ1
01,102に入力するように構成されている。
この入力切替スイツチ101は、端子a,b,c
を有しており、端子a,cと、端子b,cとの接
続によつて切替えられるように構成されている。
また、入力切替スイツチ102も同様に、端子
d,e,fを有し、端子d,fと端子e,fとの
接続切替えによつて切替えられるように構成され
ている。この入力切替スイツチ101の端子aに
は系統情報が入力され、端子bには自動監視装置
105が、また、端子cには事故検出リレー(以
下FDリレーと称する)103がそれぞれ接続さ
れている。また、入力切替スイツチ102の端子
dには系統情報が入力され、端子eには自動監視
装置105が、また、端子fには事故区間選択リ
レー(以下、Mリレーと称する)104がそれぞ
れ接続されている。
FDリレー103は、事故が発生したことを検
出するものであり、このFDリレー103からの
出力信号が、トリツプ指令信号T1としてスイツ
チ106に出力される。このトリツプ指令信号
T1はMリレー104と自動監視装置105に入
力される。また、Mリレー104は、事故がどの
区間において発生したものであるかを検出するも
のであり、このMリレー104の出力信号がトリ
ツプ指令信号T2としてスイツチ107に出力さ
れる。このトリツプ指令信号T2はFDリレー10
3と自動監視装置105に出力される。
また、自動監視装置105からは、FDリレー
103、Mリレー104が点検かどうかの判定を
行なう信号を各リレー103,104に送出する
機能を有しており、また、入力切替スイツチ10
1,102の切替指令を出力するものである。
このように構成されるものであるから、シーケ
ンス部の内蔵されているFDリレー3を点検する
場合、自動監視装置105で従来と同様トリツプ
指令をロツクし、ロツクした後に、常時a側に接
続されている入力切替スイツチ101をb側に接
続する。入力切替スイツチ101の接続関係が端
子bと端子cとの接続になると、自動監視装置1
05より点検データがFDリレー103に入力さ
れ、常時と全く同様の事故検出用の処理を実行す
る。
一方、Mリレー104は、FDリレー103が
点検時に、入力切替スイツチ102の接続関係を
端子dと端子fとで接続させ、系統情報を入力し
て、平常時と全く同様の処理を行なう。
このMリレー104の常時の処理をフローチヤ
ートで示すと第3図に示す如くなる。すなわち、
ステツプ200においてスタートすると、まず、ス
テツプ201において、系統情報をもとに、事故検
出アリゴリズムに従つた演算を施し、ステツプ
202において予め設定した整定値と該演算結果を
比較して、事故か否かを判定する。ここで、保護
対象の系統に事故がないと判定された場合にはス
テツプ203において、第2図FDリレー(相手リレ
ー)103が点検中かどうかを判定を行なう。こ
の判定は第2図の自動監視装置105から発せら
れるFDリレー点検指令を信号線を介してFDリレ
ー103に入力し自動監視装置105が実行す
る。このステツプ203における判定結果、FDリレ
ーが点検でない場合には、ステツプ201に戻り、
以下繰返しフローを実行する。ステツプ203にお
いてFDリレー点検と判定された場合には、ステ
ツプ204において、第2図に示される信号線を介
して、FDリレー103に内蔵されているシーケ
ンス部が何の変更もなしに完全にチエツクできる
値、すなわち、系統事故が発生したとき、Mリレ
ー104が出力する動作出力を発する(第1図で
は、AND回路3に事故区間選択要素2より入力
している信号線を強制的に“1”レベルにするこ
とに相当する)。このようにすると、FDリレー1
03はこの出力を入力してシーケンス処理を実行
するようになるので、シーケンス部まで何の変更
もなく完全にチエツクすることができる。
また、ステツプ202において、Mリレー104
が事故であると判定した場合には、ステツプ20
5において、Mリレー104からトリツプ指令信
号T2をスイツチ107に出力する。次にステツ
プ206において、ステツプ203と同様FDリレー
(相手リレー)103が点検中か否かの判定を行
い、ステツプ206においてFDリレー103が点検中
でないと判定するとステツプ201に戻り、以下第
3図フローを繰返し実行する。ステツプ206にお
いて、FDリレー103が点検中と判定された場
合には、系統に事故が発生していることが予想さ
れるのでステツプ207において、Mリレー10
4より自動監視装置105に点検中止指令を発す
る。このステツプ207において、自動監視装置1
05に点検中止指令が発せられると、自動監視装
置105は、ただちに入力切替スイツチ101を
a端子側に接続する指令を信号線を介して与える
と同時に、図示はしてないがロツクしていたトリ
ツプ指令信号を解除して、システムを平常時の状
態に戻すようにする。
したがつて、本実施例によれば、入力部からシ
ーケンス部まで平常時と全く同様の形式で一還し
てチエツクができるので、非常に確度の高い点検
(チエツク)ができる。
また、本実施例によれば、点検を保護リレー要
素とシーケンス部を分離する必要がないので、自
動点検が容易になる。
さらにまた、本実施例によれば、点検のために
常時の処理時間がふえることはない。
以上、これまでの説明では、シーケンス部を
FDリレー103に内蔵させ、このリレー103
を点検する場合の自動監視装置105の処理、お
よびMリレー104の処理内容について述べた
が、Mリレー104にシーケンス部を内蔵し、こ
のリレー104を点検する場合も上記FDリレー
の点検の場合と同様である。
また、前記実施例においては、シーケンス部を
どちらか一方の保護リレーに全て内蔵させること
を前提としているが、第1図、第2図の構成より
明確なように双方に分担しても良い。
なお、上記FDリレー103、Mリレー104
は、それぞれ単体リレーではなく複数のリレー要
素から構成されるものである。
なお、本実施例はシーケンス部までを1台の処
理装置で処理するデイジタル式保護リレーの点検
方式について述べたが、シーケンス部が保護リレ
ー要素とハード的に分離するようなシステム構成
の場合にもそのまま適用可能なものである。
以上説明したように、本発明によれば、入力部
からシーケンス部までを一環して平常時と同一の
状態で点検することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のデジタル式保護リレー装置を示
す回路図、第2図は本発明の実施例を示す回路
図、第3図は第2図図示実施例の処理フローであ
る。 101,102……入力切換スイツチ、103
……事故検出リレー、104……事故区間選択リ
レー、105……自動監視装置、106,107
……スイツチ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 電力系統からの信号を入力とする第1のリレ
    ー装置を少なくとも内蔵する第1の処理装置と、
    電力系統からの信号を入力とする第2のリレー装
    置とシーケンス部とを有する第2の処理装置と、
    第1と第2の処理装置からの出力によつてしや断
    器の引外し信号を与えるトリツプ回路とから成
    り、第2の処理装置のシーケンス部は第1と第2
    のリレー装置からの出力を用いて第2の処理装置
    の出力を決定するようにされたデジタル式保護リ
    レー装置において、 第2の処理装置の点検の際に、電力系統からの
    信号の代りに点検用信号を第2のリレー装置に入
    力し、第1のリレー装置に電力系統からの信号を
    入力し、第1の処理装置から第2の処理装置のシ
    ーケンス部へ送る信号を第1のリレー装置の動作
    を意味する信号とし、第1のリレー装置が電力系
    統の事故を検出したときに第2の処理装置の点検
    を復帰させることを特徴とするデジタル式保護リ
    レー装置。
JP1487080A 1980-02-12 1980-02-12 Digital protection relay unit Granted JPS56112818A (en)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0770249B2 (ja) * 1989-11-16 1995-07-31 矢崎総業株式会社 雑音防止用高圧抵抗電線
JP5431392B2 (ja) * 2011-03-01 2014-03-05 中国電力株式会社 保護継電器診断装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5027194A (ja) * 1973-05-23 1975-03-20

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JPS5027194A (ja) * 1973-05-23 1975-03-20

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