JPS6245435Y2 - - Google Patents

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JPS6245435Y2
JPS6245435Y2 JP351383U JP351383U JPS6245435Y2 JP S6245435 Y2 JPS6245435 Y2 JP S6245435Y2 JP 351383 U JP351383 U JP 351383U JP 351383 U JP351383 U JP 351383U JP S6245435 Y2 JPS6245435 Y2 JP S6245435Y2
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JP
Japan
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waveguide
microstrip line
antenna
hole
dielectric substrate
Prior art date
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JP351383U
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JPS59109096U (ja
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  • Fixing For Electrophotography (AREA)
  • Constitution Of High-Frequency Heating (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は少なくとも一方の導体にマイクロ波の
伝播方向に沿つて複数個のスリツトが開設され、
ラダーパターンが形成されたマイクロストリツプ
線路を応用したマイクロ波加熱装置に関するもの
である。
従来技術 ラダーパターンが形成されたマイクロストリツ
プ線路を応用したマイクロ波加熱装置は、既に
種々のものが提案されている(例えば特願昭57−
21381号)。いましばらく、この従来装置について
第1図に従がい説明する。
この図において、1はマイクロストリツプ線路
で、誘電体基板2と、その上面に貼着された接地
導体3、および下面に貼着された中心導体4とに
より構成される。この接地導体3には、マイクロ
波の伝播方向に沿つて、複数個の相互に平行なス
リツト5…が開設され、ラダーパターン6が形成
される。前記導体3,4はいずれも厚さが50μm
程度の銅箔で形成される。また、誘電体基板2
は、複数のガラスクロス層よりなり、積層された
各ガラスクロス層間は弗素樹脂系の接着剤にて接
着結合される。7はマイクロ波発振器としてのマ
グネトロン8の、アンテナ9を覆う導波管であ
る。7aはこの導波管7の開口であり、前記マイ
クロストリツプ線路1の一端は、この開口7aを
挿通し、導波管7の内壁に接続される。本装置で
は、接地導体3と導波管7の内壁が接続されてい
るが、中心導体4にラダーパターン6が形成さ
れ、これと導波管7の内壁が接続されるものも存
在する。9は前記マイクロストリツプ線路1の他
端に接続されたダミーロードで、ラダーパターン
6にて消費し切れなかつたマイクロ波を、反射す
ることなく吸収消費するものである。10,10
はマイクロストリツプ線路1と平行に備えられた
一対のローラで、未定着トナーが付着した複写紙
等の薄い被加熱物11をラダーパターン6上に走
査させるため、実線矢印方向に回転する。
而して被加熱物11をラダーパターン6上に走
査させつつ、マグネトロン8を発動させると、ア
ンテナ9よりマイクロ波が発振し、このマイクロ
波は導波管7を通つてマイクロストリツプ線路1
に入力される。そして、マイクロストリツプ線路
1の一端に入力されたマイクロ波は、ラダーパタ
ーン6の各スリツト5…から漏洩し、被加熱物1
1を加熱させる。
このような装置において問題となることは、導
波管7とマイクロストリツプ線路1との結合の仕
方である。マイクロストリツプ線路1の一端を導
波管7の内部へ挿入するだけでは、接地導体3と
導波管7の内壁が堅固に接続され難く、振動等に
よりそれら3,7が接離を繰り返すと、スパーク
が生じる。また、マグネトロン8のアンテナ9
と、マイクロストリツプ線路1の位置関係が変化
し、性能を充分に発揮できなくなる場合も生じ得
る。
考案の目的 本考案は上記従来技術が有する難点を除去する
ものであつて、マイクロストリツプ線路と導波管
およびマイクロ波発振器とを堅固に結合させると
共に、アンテナとマイクロストリツプ線路の位置
関係が容易に変化することを防止せんとするもの
である。
考案の構成 本考案は、少なくとも一方の導体に、マイクロ
波の伝播方向に沿つて複数個のスリツトが開設さ
れラダーパターンが形成されたマイクロストリツ
プ線路と、このマイクロストリツプ線路のマイク
ロ波供給側端部が挿入された導波管と、この導波
管の内部に少なくともアンテナの先端が挿入され
たマイクロ波発振器とよりなり、 前記マイクロストリツプ線路の導波管内に挿入
された部分の誘電体基板には、貫通孔が開設され
この貫通孔を通して前記発振器のアンテナが導波
管の内部に挿入されることを特徴とするものであ
る。
即ち、マイクロ波発振器をマイクロストリツプ
線路に直付けしたものである。
実施例 第2図および第3図は本考案の一実施例を示す
正面図および縦断面図で、第4図は斜視図であ
る。また第5図はマイクロストリツプ線路の裏面
図である。これらの図において、従来装置と同一
部分には同一の図番を付し、詳細な説明は略す。
マイクロストリツプ線路1の導波管7内に挿入
された部分の誘電体基板2は幅広に形成され、導
波管7の上面内壁にねじ止め12…される。導波
管7の上面壁にはマグネトロン8のアンテナ8a
を挿通するための貫通孔7bが開設される。な
お、この貫通孔7bの上面縁部にはマグネトロン
8を固定しやすくするための円筒状の垂直壁が形
成される。2aは誘電体基板2の幅広部に開設さ
れた貫通孔で、前記貫通孔7bより若干径大に形
成される。導波管7の上部にはマグネトロン8が
載置固定され、そのアンテナ8aは、前記導波管
7の貫通孔7bおよび誘電体基板2の貫通孔2a
を挿通し、先端が導波管7の内部に達するように
設けられる。13は導波管7の内部に固定された
台形のリツジである。このリツジ13の下底は導
波管7の内底壁に固定され、上底はマイクロスト
リツプ線路1の中心導体4に固着される。また、
マイクロストリツプ線路1の接地導体3は、導波
管7の上面内壁に接触するよう形成される。な
お、第3図および第4図では、中心導体4と接地
導体3が現実のものよりも厚く表現されているた
め、導波管7の上面内壁とマイクロストリツプ線
路1の誘電体基板2が一部離間しているかに見え
る。しかしながら前記導体3,4は、いずれもそ
の厚さが50μmの極薄い銅箔であり、また誘電体
基板2は若干可撓性を有しているので、実際には
ピタツと密着する。
なお、本実施例ではマグネトロン8と誘電体基
板2とが、導波管7の上面壁を介して固着される
形となつているが、マグネトロン8と誘電体基板
2を直接固着させてもよい。
考案の効果 本考案では、マイクロストリツプ線路の導波管
内に挿入された部分の誘電体基板に貫通孔が開設
され、この貫通孔を挿通してマイクロ波発振器の
アンテナが導波管の内部に挿入される。従つて、
アンテナとマイクロストリツプ線路の位置関係が
容易に変化することはない。また、マイクロ波発
振器と導波管およびマイクロストリツプ線路を堅
固に固着することができるので、マイクロストリ
ツプ線路の導体と、導波管の内壁が、振動接離せ
ずスパークも生じない。従つて、導体等が損傷を
受けることもなくなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来装置を示す斜視図である。第2図
ないし第5図は本考案の一実施例を示し、第2図
は平面図、第3図は縦断面図、第4図は要部斜視
図、第5図はマイクロストリツプ線路の裏面図で
ある。 1……マイクロストリツプ線路、2……誘電体
基板、2a……貫通孔、3……接地導体、4……
中心導体、5……スリツト、6……ラダーパター
ン、7……導波管、7b……貫通孔、8……マグ
ネトロン、8a……アンテナ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 少なくとも一方の導体に、マイクロ波の伝播方
    向に沿つて複数個のスリツトが開設されラダーパ
    ターンが形成されたマイクロストリツプ線路と、
    このマイクロストリツプ線路のマイクロ波供給側
    端部が挿入された導波管と、この導波管の内部に
    少なくともアンテナの先端が挿入されたマイクロ
    波発振器とよりなり、 前記マイクロストリツプ線路の導波管内に挿入
    された部分の誘電体基板には、貫通孔が開設さ
    れ、この貫通孔を通して前記発振器のアンテナが
    導波管の内部に挿入されることを特徴とするマイ
    クロ波加熱装置。
JP351383U 1983-01-13 1983-01-13 マイクロ波加熱装置 Granted JPS59109096U (ja)

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JP351383U JPS59109096U (ja) 1983-01-13 1983-01-13 マイクロ波加熱装置

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JP351383U JPS59109096U (ja) 1983-01-13 1983-01-13 マイクロ波加熱装置

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Publication Number Publication Date
JPS59109096U JPS59109096U (ja) 1984-07-23
JPS6245435Y2 true JPS6245435Y2 (ja) 1987-12-04

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ID=30135127

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